ある日の夢の話。

 携帯のメモを見ていたら、昔みたの夢の話を見つけました。

今でも思い出すと不思議な気分になる。
私はどうしてこんな夢を見たのだろうか、こんなにもおかしな世界だったのだろう。













簡単に図解
①〜⑤の順で進んでいく。







私は母と二人、お店に来ていた。
そこはとても不思議な空間で、様々なものが置いてあった。

まず、私はアクセサリーをみていた。
四角い六つに仕切られた部屋のあるケースに、ネックレスなど細々としたものが並べられている。
母と「可愛いね」なんて話をしながら。

その後ろは窓ガラスで、光が差し込んでくる。
ここは二階なのだろうか、眼下には道を行き来するたくさんの人々。


少し進んで店の奥、古本コーナーへ。
ワゴンに古本が無造作に置かれている。
現代文の教科書、資料集、全て解き終わった生物の問題集
そして、学校名・氏名・学年・番号が書かれた小学校低学年〜中学年向けのワーク(はっきりと夢の中では見え、「覚えていよう」と思ったが夢から覚めると忘れてしまった)
   私はそのたくさんの古本を見て楽しく、胸躍る気分になった。

次はその隣、服のコーナー。
たくさんのアジアンなテイストの服がハンガーにつるされ、全身をうつす事の出来る鏡が一枚。

そこには友達のIちゃんとMちゃん(リア友)。
「偶然だね」「どうしているの?」なんてしばし雑談。
二人と別れ、はじめにいたアクセサリーコーナーを抜け、階段を降りる。

そこには中央に一つと壁一面の大きな水槽。
たくさんの魚(柄は見えないが、黒いものが泳いでいる 深海魚?)

種類別にわかれている。

   深く呑み込まれそうな感じ。

また階段を降り、次の部屋へ。
エジプト風で壁一面壁画やヒエログリフの何とも奇妙な部屋。
中央にはガラスケース
   高価なものか、貴重なものでも入っているのだろうか?

ガラスケースを中央に、反時計回りに回っていく。
三番目の角に差し掛かろうとした時、異様な気配を感じる。
恐る恐る顔を出すと、最後の角
そこには奇妙な動物が。

その生き物の居る場所だけ綺麗に四角く床の色が違っている。
二つの角にはまるで結界でも張るかのようにたいまつが怪しく揺らめいている。
頭はサイ、体はカンガルー体の色は灰色。
黒い鎖で壁に繋がれている。
本来前足があるであろうその場所には、それがなく包帯でぐるぐる巻きにされている。
黒く濡れた瞳でこちらを見てくる。
叫ぶでもなく、助けを請うでもなく…
   苦しい、可愛そう、そんな感じ。