TIGでRTする方法

TIG(TwitterIrcGateway)とは、IRCのサーバとして振る舞うツールで、これを使えば好きなIRCクライアントでTwitterをすることができます。
しかし、初期状態ではかなり機能が制限されており、replyすらできません。
replyやfavorite追加ならば、TIGの標準機能であるTypableMapを有効にすれば使えます、が、RT(ReTweet)に関しては今のところ標準サポートではありません(私の知る限りでは)。
そこでTIGがAdd-onとしてサポートするIronRubyを使ってRTを実現します。
実はDLRScriptSamples以下にあるtypablemap.rbがRT拡張そのものなのでそれを\Bin\Configs\ユーザ名\scripts以下に放り込んでやればそれで良いのですが、書式がvia形式でマイナーであり、コメントを添えてのRTもできないので少し手を入れてやると良い感じになります。
typablemap.rbの41行目を

updated_status = Session.update_status("#{args} RT @#{status.user.screen_name}: #{status.text}")

に置き換えれば書式は主流のものになり、コメントをつけてのRTも可能となります。
後はLimechat2なんかのIRCクライアントで

/join # console
exit
DLR
reload

をしてやればOK
typeするときはTypableMapのreなどと同じように

rt hemo hogehoge

で、hemoの発言をhogehogeのコメントをつけてRTすることが可能です。
かなり説明が雑なので、Limechat2やTIGの導入方法やTypableMapついてはググって下さい。
ただ、TIGでは複数replyが今のところできませんし、当然アイコンも出ないので初心者向きのクライアントではないです。

昨日のWBSなんかを見て始めた初心者の方は、まずP3やTwitで良いと思います。
Tweenは利用者が多いですが、個人的にあれはtwitter-higine向けクライアントだととらえてます、標準でscraping取得だし。
800人以上followしてますが、45秒に一度の取得で何とかTLは追えるし、45秒ならAPI取得で行けます、TwitとTIGを使っていますがそれで十分です。
scrapingをすればAPI制限を無視できますが、それはそれでTwitterの負荷を高める事になりますし。