攝津正

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2011-11-03 眠れぬ夜に

[]眠れぬ夜に 03:12

精神科で処方された睡眠薬飲んでいるのにまるで眠れず諦めて起きてきて、ヨーヨー・マドヴォルザーク作曲チェロ協奏曲を聴いている。

が、寝ようとすれば眠くなく、起きていようと決意したら眠くなる、このどうしようもない悪循環どうにかならないものか。

Twitterメモしたことと重なるが、思い出したことをつらつら書いていこうと思う。

私は小学生の頃から、算数と理科が大嫌いな子供だった。ちなみに、体育はもっと嫌いだった。

テストが0点では落第なので、最低限の勉強はしたが、それも忘れた。

中学、高校に上がってもそれはまるで変わらなかった。数学物理力学化学生物などの学科にはなんの興味関心もなかった。そしてそれで特に困ることもなかった。

私は国語の授業で様々な文章を読むのが好きだった。ただそれだけ。それと、高校の社会科先生哲学史の話とかしてくれたのが凄く面白くて、哲学科に進むきっかけになった。

大学受験は私立文系三科目で受験したので理数系の知識ゼロでも全く困らなかった。

大学大学院でも理数系は一切、勉強しなかった。それほど徹底した文系人間であり、1+1=2に始まる世界を全面的且つ絶対的に拒否していたといえる。

ただ、今のように福島第一原子力発電所事故放射能漏れが起こってみると、理数系の知識が完璧ゼロというのは人としてまずいのかな、とふと思ったりもする。が、怠け者なので、原子力の仕組みを一から勉強してみようかなどという気持ちには一切ならない。なんで自分がそんな面倒臭いことをしないといけないのか。反原発脱原発)の本も一冊も読んでない。

話は変わるが、私の「消滅=解脱への意志」という投稿不快だったらしく、生存=苦役にさせられている第三世界労働者人民のために音楽で闘ったらどうか?と嫌味を言われた。勿論私の返事はノーである。そもそもプロテストソングとか作れないし作る気一切ないし、自分自分が感じている主観的な苦痛に耐えるだけで精一杯なので、他者「のために」闘う余裕など微塵もない。私は他人や社会に固く心を閉ざしている。自分は非社会的、非政治的なのである反社会的人格障害なのである。ま、そういうことでヨロシク。

[][]The Goldberg Variations 09:14

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(55年モノラル盤)

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(55年モノラル盤)

バッハ:ゴールドベルク変奏曲

バッハ:ゴールドベルク変奏曲

自分は新旧いずれの録音も持っていて、愛聴している。

Glenn Gouldpianoは本当にいい。

心洗われる感じだ。

[][]金槐和歌集斎藤茂吉校訂、岩波文庫09:57

金槐和歌集 (岩波文庫)

金槐和歌集 (岩波文庫)

[]ウエルシア図書館ジャズ 12:54

両親の依頼でウエルシア(welcia)船橋咲が丘店へ行き、蒟蒻、トップバリューのウスターソース煙草二箱(マイルドセブンの1ミリのロングを父に、ケントの3ミリのロングを母に)をAeonクレジットカードリボ払いで購入してきた。蚊取り線香も買ってくるように言われていたのだが、店の人に訊いてみると、売り切れとのことだった。

帰宅してメールチェックすると、船橋市図書館リクエストしていた倉数茂さんの新著『私自身であろうとする衝動』が届いたという連絡があったので、図書館に行ってきた。

ついでに、与謝野晶子(與謝野晶子)、斎藤茂吉齋藤茂吉)、正岡子規全集から一冊ずつ(但し子規からは二冊)借りてきた。これで十冊の上限である

どうして自分が(下手糞な歌よみなのに)短歌に嵌っているのかは自分でもよく分からないが、ただなんとなしに好きなのである。理由はまるでわからない。そのうち俳句も読んでいこうと思っている。近現代の詩や小説も。

Ray Bryant Trio(Prestige 7096)を聴いていた。これは幾重もの意味で奇蹟的な作品であるjazz史においても、Ray Bryant自身の個人史においても。というのは、Ray Bryantというpianistの本領はfunkyな表現にあるのに、このRay Bryant Trioという作品においては抑制された実に見事な叙情として結実しているのだ。それが奇蹟的だと思える。だから長年愛聴している。

図書館から帰宅すると、Amazonから中島さち子Trio, Rejoiceが届いていた。長い間、聴きたかったpianistであるのでこちらも楽しみ。

REJOICE

REJOICE

[][]『相棒ten』第三話「晩夏」の感想 13:03

短歌好き=下手の横好きである自分としては、短歌歌人テーマであることにとても興味をそそられた。

三田佳子ゲスト出演とのことだが、『相棒』のこのシリーズは、脚本や演出にとても金を使っているな、と感じさせられる。作中引用される短歌がどれほどのものか、自分には判断できないのだが、短歌の会のなかでの短歌恋愛を巡る確執があり、二転三転する展開、そしてあっと驚くラストシーンに心打たれる。

四十二年前の殺人事件の真相、そして隠された密かな愛、誤解と死…。

ちょっと思ったのだが『相棒ten』シリーズでは自殺が多いのではないだろうか。第一話も冤罪で服役していた男の抗議自殺から始まったわけだし、第三話も余命半年歌人服毒自殺で幕を閉じる。

まあそういうのは些細なことだ。ともあれ、今週も良いものを見せていただいた。テレビ朝日感謝である

[]『私自身であろうとする衝動』の第一印象、または直感 13:30

倉数さんは有島武郎などを丁寧に読み解いていく。

彼の語る「美的アナキズム」の特質である、「私自身であろうとする衝動」という言葉も、有島の『惜みなく愛は奪う』から引用だそうである。私は、同書を読んでも、「なんじゃこりゃ?」としか思わなかった鈍物であるから、彼我の文学感受性の差異は歴然としている。

ただ生きているだけ、なんの支えもない、というのは、どんな「現代思想」チックな言葉で飾ろうと、現代人の根本的な不幸だろう。私もまた、その不幸を生きている無数のjunkのなかの一人である

惜みなく愛は奪う―有島武郎評論集 (新潮文庫)

惜みなく愛は奪う―有島武郎評論集 (新潮文庫)

[][]子規歌集(土屋文明編、岩波文庫16:33

子規歌集 (岩波文庫)

子規歌集 (岩波文庫)

↓も読みたい。

子規の短歌 (子規選集)

子規の短歌 (子規選集)

竹乃里歌―正岡子規全歌集

竹乃里歌―正岡子規全歌集

[][]一番有名な歌 16:33

あら磯に浪のよるを見てよめる

おほ海の磯もとゞろによする波われてくだけてさけて散るかも

源実朝の遺した歌で一番人口に膾炙しているのはこの歌であろう。詩人究極Q太郎さんもこの歌をいたく好んでおられたことは懐かしく思い出す。確かに良い歌だ。叙景になにか不穏なものを象徴させるという行き方は記紀歌謡の頃からあった。(小堀桂一郎和歌に見る日本の心』p13-14)

和歌に見る日本の心

和歌に見る日本の心

[]坪内稔典正岡子規 言葉と生きる』(岩波新書18:44

正岡子規 言葉と生きる (岩波新書)

正岡子規 言葉と生きる (岩波新書)

再読。いろいろ教えられる。

[]中村葉子『泣くと本当に涙がでる』(ポプラ社18:44

泣くと本当に涙がでる

泣くと本当に涙がでる

[]正岡子規『子規全集 第六巻』(アルス18:44

はまぞうに該当なし。短歌新体詩漢詩を収める。

[]正岡子規『子規全集 第七巻』(アルス18:44

はまぞうに該当なし。長篇随筆を収める。

[]improvisation 19:03

D

[]土屋文明萬葉集入門』(ちくま文庫19:22

万葉集入門 (ちくま文庫)

万葉集入門 (ちくま文庫)

以前読んだことがある。再読。何度でも読み古代に接近していく。

[]斎藤茂吉全集第一巻(岩波書店20:35

はまぞうに該当なし。

[]與謝野晶子(与謝野晶子全集第一巻(講談社20:35

はまぞうに該当なし。

[]与謝野晶子歌集(与謝野晶子自選、岩波文庫20:39

与謝野晶子歌集 (岩波文庫)

与謝野晶子歌集 (岩波文庫)

前も書いたが、平凡な趣味だが次の一首が大好きだ。

やは肌のあつき血潮に触れも見でさびしからずや道を説く君

[]柳田國男遠野物語』(『柳田國男全集 4』ちくま文庫21:08

遠野物語 (集英社文庫)

遠野物語 (集英社文庫)

遠野物語―付・遠野物語拾遺 (角川ソフィア文庫)

遠野物語―付・遠野物語拾遺 (角川ソフィア文庫)

柳田国男全集〈4〉 (ちくま文庫)

柳田国男全集〈4〉 (ちくま文庫)

以前から気にはなっていたので手にしてみる。前も読んだことがあると思う。再読。

民俗学としては面白いけれど、吉本隆明の『共同幻想論』みたいに、これを手引きに国家論をやろうというのは無理筋じゃないかな、という気がした。っつーか遠野って国家じゃないっしょ。

共同幻想論 (角川文庫ソフィア)

共同幻想論 (角川文庫ソフィア)

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