2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

中国/中国人、日本/日本人、フランス/フランス人 ...

ある時点の世論と国(政府)の対外的態度決定・表明とは異なる。イラク戦争の開戦にあたって、英国人、イタリア人、スペイン人の(大)多数が参戦に反対したが、英国、イタリア、スペインの政府はアメリカ政府の決定を支持し国として参戦した。だから「英伊…

米国法を沖縄で by 米海兵隊

これが、クリッピングせずに... 海兵隊「米法に違反」/沖国大アドバルーン 施設局・県警に書簡 沖縄タイムス 2005年8月11日(木) 宜野湾市の米軍普天間飛行場に隣接する沖縄国際大学(渡久地朝明学長)が構内で揚げている「飛行禁止区域」のアドバルー…

Citations tirées d'une source douteuse et perdue

歴史トラベルにコーヒーブレーク。昔屋根裏で発見した出所不明のノート(現在行方不明−捜索中)をメモパッドに写してあったものから、フレーズのいくつかをクリッピング代りに転載。一昨日のカミュの社説と正反対に、訳すほどの価値はないので、訳は割愛。

アルベール・カミュ、1945年8月8日付け『コンバ』紙社説

1945年8月6日の広島への原爆投下のニュースを受けて、アルベール・カミュは、8月8日付けの『コンバ(Combat)』紙に、それを取り上げる社説を書いた。『コンバ』はもともとレジスタンスの地下新聞だったものが、終戦により日刊紙になったもので、カミュは1943…

核兵器反対のサムライ by アルジャジラ

フランスのあるブログから見つけた、アルジャジラのミニアニメ (↓ start on photo click)。原爆を投下されたあと、核兵器反対を、刀をふりかざしながら叫ぶ日本人の姿を戯画化している。アニメの批判のポイントは日本人にではなく、この後出てくる、核保有国…

ロビン・クック元英外相死去

今朝チェックしたニュースで一番に目に飛び込んできたのがこれ。 フランスではル・モンド-AFPの L'ancien chef de la diplomatie britannique, Robin Cook, est mort LEMONDE.FR | 07.08.05 | 08h09。 日曜のためか各紙のサイトの反応は鈍い。2003年3月17日…

Today we are all ...

広島・長崎の原爆投下のメモリアル、今年は60周年のためフランスでも、去年よりも新聞、ラジオ、TVともに力の入った特集が多い。これらにある程度つきあっているだけでもインプットが多すぎ何か書くのがしんどいくらい。ル・モンドの特集 http://www.lemonde…

露潜水艇の救助に向かう日本の軍艦

米・英・日、遭難の露潜水艇の救助に向かう Américains, Britaniques et Japonais à la rescousse d'un sous-marin russe en difficulté LEMONDE.FR | 05.08.05 | 16h08 • Mis à jour le 05.08.05 | 18h07

Jeux Olympiques Tokyo 2016

東京都知事、オリンピック開催地立候補に前向き Nikkei Net 2005年8月5日手続きとかプロトコル関係で「国際語として失格しているのも、むべなるかな」の言語はどうするんでしょう。オリンピック憲章24条3の例外規定適用もばんばん要求するとか。

Firefoxのヨーロッパでのシェア

アクセス解析サービスの大手 Xiti が 同社のサイト XitiMonitor で Firefox のヨーロッパでの利用率についての最新の調査Firefoxに関するヨーロッパ29か国の最新調査 −− フランスでは増加が続き、フィンランドでは30%を超す Nouvelle étude Firefox sur 29 p…

Wikipedia 客観性注意マーク

IRA(IRA暫定派)の武力闘争の歴史や背景についてざっと知りたいと思ってWikipediaをみると、関連項目のあれこれ(例えば Provisional Irish Republican Army、 Bloody Sunday (1972))に、「中立的な観点の面から議論中」を示すマーク The neutrality of th…

自殺テロの歴史的ルーツ

ところで、現在の中東の自爆テロの直接の起源は1972年のテルアビブ空港事件とよく指摘され、それがためかフランスやイタリアでは、普通にニュースなどでも kamikaze の名で呼ばれる。どのくらいはっきりといえることなのだろうか。ざっと検索したが日本では…

IRAの武装解除

IRAの武装解除発表により、過去30年のIRAの武装闘争を振りかえる報道が、週末テレビでも多かった。知り合いのイギリス人からもテロと隣りあわせに生活していたころの話や、偶然で九死に一生を得た話などを聞かされ、あらためてその大きさを知る。