大根餅

お米で出来た中華系の軽食が結構好きです。特に蒸すんだもの。

「年(米羔)」は所謂お餅です。大体旧暦のお正月の時に食べるもの。甘いのは「年(米羔)」(お餅)のまま言いますが、しょっぱいのは入れ物の大根によって「蘿蔔(米羔)」(大根餅)といいます。個人的にはしょっぱい味が好きですが、母は甘いものだけ作れるから、なんか憧れの一つです。

日本人は大根餅に対する印象はたぶん広東の「飲茶」にも有名なものだと思います。台湾の大根餅は広東のものとはほとんど一緒ですが、入れる具だけはちょっと違います。

私は作ったのは広東ベースにしています。つまり大根を大量を使って具もいっぱい入っていて、やわらかい大根餅です。でも、広東のソーセージ(臘腸)は硬くて好きではない味なので、ソーセージだけは台湾ソーセージを使っています。そしてもち米から磨くのが無理だから、もち米の粉を使用しています。型はケーキの型で代用していますが、結構合います。

まずは大根(1.5-2kg)を千切りにしておきます。そして具(干し海老、干し椎茸、ソーセージ、油葱酥)をみじん切りにしてから炒めます。次は大根と調味料(塩、砂糖、白胡椒)を具の鍋に入れます。最後はもち米粉に水に入れてよくかき混ぜてから入れて、どろどろの状態になったらすぐに火を止めます。これは型に入れて中火で2時間蒸すんでから完成。必ず冷やしてから、型から出します。そのままスライスして食べてもいいですが、少し油で焼いて表面に焦げが付いたら食べた方がより一層美味しいです。食べる時、醤油を付けて食べたのが一般的です。辛党だったら、辛いソースを付けて食べても美味しいです。

中華系のスーパーでは大根餅も売っていますが、具があまりなく、硬いものです。このような大量な大根と具を入れたのは高級的な広東飲茶レストランでしか食べれません。でも高いです。スライス三枚だけで$3-$5かもしれません。我が家は大根餅を一種の主食として食べるので、自分で作るしかありませんね。