尊大な人 ナルシストは自己評価が低いのです



(「いばる男の人って、要するにまだ一流でないってことなのよ」 オードリー・ヘップバーンの言葉)


威張る人は自己評価が低い
 いますよね〜、なんかやたら上から目線の人とか威張る人。一見すると自己評価がすごく高そうに思えるのですが、さにあらず。実はむやみに偉そうにしている人って自己評価や自己肯定感が低いんですよ。


 威張っている人ってどうして威張っているのでしょう? なぜ威張らないと気がすまないのでしょう? 


 それは本人が弱いため威張ることによって、自分を強く見せたい、そして自分は強いと思い込みたいからです。


 やたらと自慢話ばかりする人がいますよね。(ちなみに女性に嫌われるタイプのトップクラスです。もちろん男性も自慢ばかりする女性にはウンザリします)それは自慢をすることで、人に「凄い人」と思われたいからであり、また自分でもそう思いたいからです。


 なぜそう思いたいかというと、そうじゃないから。


 つまり自己評価が低いから、偉そうにしたり威張ったり、自慢話ばかりするわけです。



●ナルシストや異様に自信があるようにふるまう人も・・・
 ナルシストはどうでしょう? ナルシストがたんに「自分に酔っている人」程度であれば、それほど問題はありません。しかし「自分を特別扱いしてくれないと許せない人」や「うぬぼれが強すぎて、自分のありのままの姿が見えない人」「何でも自分が一番ででないと気が済まず、自分を賛美してくれないと怒り出す人」だと問題ですね。


 ナルシシズムは、心理学や精神医学的には自己防衛機能であると言われています。何から防衛しているのか?


 それは強烈なコンプレックス。そして自分は愛されないのではないかという不安から自分の身を守ろうとしているのです。


 だからナルシストや自分に異様な自信があるようにふるまう人は、「もっと私に注目してくれ!」「私はもっと凄いんだ!」と主張し、思い通りにならないと激怒したり、不機嫌になったりします。


 またとても嫉妬深くなり、また自分は嫉妬されていると思い込んだりします。


 なぜ嫉妬するのでしょうか? それは自信がないからです。自分が信じられないから、自分が見捨てられるかも知れないという不安からそのような心理になるわけです。


 これがひどくなると『自己愛性パーソナリティ障害』という障害になります。


 このように、尊大にふるまう人 ナルシストは自己評価、自己肯定感が低いゆえに起るといってもいいでしょう。








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巨椋修(おぐらおさむ)

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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。

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