豪村中「メガバカ」

PLTマンガ雑誌週刊少年マガジン増刊 マガジンドラゴン1月11日増刊号」に掲載された作品に、大ヒット作品「デスノート」(大場つぐみさん原作、小畑健さん作画)などからの盗用が多数あったとして、発行元の講談社が謝罪していたことが22日、分かった。

問題となっているのは同誌に掲載された豪村中さんの「メガバカ」。

講談社によると、掲載誌発売直後から登場人物のポーズや構図が「デスノート」や
多重人格探偵サイコ」(大塚英志さん原作、田島昭宇さん作画)、「エア・ギア
大暮維人さん作)などの人気作品に酷似しているとの指摘が噴出。
盗用とみられる部分は作品36ページの大半を占め、編集部が調べたところ盗用の
事実が確認され、さらに作者の豪村さんも認めたことで、公式ウェブサイト上で謝罪した。

メガバカ」は新人マンガ家10人が週刊少年マガジンへの掲載権を競うマンガ賞
「ドラゴンカップ」の参加作品。編集部では「メガバカ」を選考から除外、
「新人漫画家への指導を厳にする」としたうえで、
「読者や関係者の方々にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」と謝罪した。