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2011-08-14

橋本治と内田樹/橋本治、内田樹

橋本治と内田樹
橋本治と内田樹
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橋本 治 内田
筑摩書房
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 図書館から借りた。本書は既に文庫化されている。以前、10%オフの日に本書を買おうとしたら、残念ながら品切れで買えず、読んでなかった。橋本治さんは、内田本の中でたびたび言及される作家である(もう一人は、高橋源一郎さん)。僕は、彼の作品を読んだことがない。今度読んでみようかなと思った。「桃尻娘」と「ちゃんと話すための敬語の本」あたりに興味がある。

 いまどきの少年少女に何をまず言いたいですか? と訊かれたら、やっぱり第一には「幸福に生きてほしい」ということが来るし、その次には「そのためにも、『学ぶ』という構えを身につけてほしい」ということが来る。 (p.3)

内田 僕は大学の教師なんで、学生たちを就職させるのも仕事のうちなんです。学生たちは、ナントカ検定を取るとか、TOEICの点数を上げるとか、そういった定量的な技能を加算していくと、社会的な評価を達成できると思っている。だから、僕はそれは違うよって言うんです。「自分の方からキャリアの扉をこじあけようとしても無理だよ」って。世の中というのは、向こうから「おいで、おいで」って言ってこなきゃ入れないものなんだから。誰かがどこかで「おいでおいで」してるから、それを探しなよって言うんです。どこかで君を呼んでるんだけれども、どうもそれが見えないようなんですよね。自分はこっちへ行こうと思っている。目の前で扉が閉められるので、無理やりこじ開けようとする。どうして呼んでるところがあるのに、それに気がつかないんだろうと思うんですよ。「承認」ていうことの意味がまずわかんないんです。 (p.89)

内田 学生としゃべってて一番びっくりするのが、「義務教育」って言葉をほとんど全員が誤解しているんですよね。ほとんどの大学生は、「教育を受ける義務がある」と思ってる。憲法で規定してるのは「親が子どもに教育を受けさせる義務がある」ということなのに。何で義務かって言うと、子どもは勉強したがるのに、親が学校に行かせず、働かせようとするから、子どもたちの学習権を守るために法律が親に学校に通わせる義務を課しているのであって、君らには勉強する「権利」があるんで、「義務」なんかないんだよと言うと、きょとんとしてますね。子どもたちには学校に行く権利があるんだという話がうまく理解できないみたいです。 (p.106)

 他にもいろいろとあったけど、長くて打ち写すのめんどくさくなったの省略。

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