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2017-03-26

甘い生活。

 さあさあ、たまにはのろけますよー。

 卒論ちゃん(最愛の妻)と、今年のバレンタインホワイトデーの話ですよー。

 

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卒「ダーリーン、バレンタインチョコだにゃ!」

私「ひゃっほう! ありがとうにゃー!」

卒「じゃあ、一緒に食べるからお茶入れてにゃー」

 

*我が家では、プレゼントのお菓子は一緒に食べる習慣です。

 

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卒「でもさー、バレンタインってずるいと思うんだよねー。

 おいしそうなチョコがいっぱい売ってるのに、もらうのは男の人で、男の人は

 『甘いもの好きじゃない』

 とか言ったりするじゃない?」

私「んー、私は甘いもの好きだし、そもそも一緒に食べてるし、逆に『おいしそうなチョコが売ってるのに自分で買うと変な目で見られる!』とか言ってる男の人もいる気がするけど……」

 

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私「そうだ! だったら、ホワイトデーには、私が卒論ちゃんにロイズチョコレートをあげますにゃ!」

卒「わーい! じゃあね、私、ロイズのポテトクランチが食べてみたい!」

 

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私「ポテチクランチチョコレート、一箱778円か……。

 送料は重量にかかわらず700円ってことは、これだけだともったいないな……」

卒「あのねあのね! じゃあ、このバートショコラもおいしそうかなーって!」

私「ふむ……。じゃあ私も、食べたい生チョコとか一緒に頼むか……」

 

そしてホワイトデー。

 

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私「卒論ちゃーん、ご所望のポテトクランチチョコ、届きましたにゃー」

卒「なんだこの状況……!」

 

 まあ……その……、ちまちま食べようと思います。2人で。

 

2017-03-15

メイ、リスがいーい!

 ある日、体育主任に呼び止められました。

 

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体育主任「あ、K村先生。あのさ、各学年のボール置いてある棚あるでしょ?」

K村「はい、サッカーボールとバレーボールが1個ずつ入ってるやつですよね」

 

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主「それがさー、この前、体育委員会の子どもらにチェックさせたら、1年の棚、ボール4個も入ってたんだけど」

K「ええー?」

主「体育の時とかに、体育倉庫から持ち出して、学年の棚に入れちゃったんじゃないの?」

K「そんなめんどくさいことした覚えは全くないんですが……」

主「とにかく、戻しておいてくんないかな」

K「どこへ戻したらいいんだ……」

 

と、そこへ、2年担任のY先生が。

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Y「あっ、K村先生。あのね、2年生が、2年生のボールがないって騒いでるんだけど、知らない?」

K「あっ! 謎は全て解けた!」

 

 たぶんこういうことです。

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K「……というわけでですね、1年生は、使ったボールをちゃんと棚におかたづけすることができるのですよ」

主「……拾ったもの持ち帰ってためこむとか、小動物みたいだな……」

 

 ……ボールにマジックで学年を書いとけ、という話ではあります。

2017-02-12

Kindle読み放題お勧めその2

 kindle unlimitedからマンガばっかり紹介。マンガじゃないのも読んではいるけど、あまりお勧めできるのがなかった……。

(むしろ私が勧めて欲しい)

 

「インコンニウスの城砦」。

 

 日常SF(なのか?)「ベントラーベントラー」を書いた人。あれも大好きです。

 

 本作は、建造中の大型兵器の工場に、スパイとして送り込まれた少年、カロの物語です。

 わりとのんびりした話だった「ベントラー」と違い、2つの陣営生存を賭けた(そして絶望的な)戦争を果てしなく続ける世界は、基本的に過酷です。

 

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(進行中の氷期って……勝っても負けても先が見えてやしませんか……?)

 

 しかしその中でも、信頼、同情、復讐心といった人間の感情が失われたわけではなく。

 任務の非情さと、その生活の中に挟まれる人間的な感情の描き方が印象的です。

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 また、舞台となる惑星は、いわゆる「ファンタジー世界」の年代が進んだような世界で。

 魔法が実在し、それを応用した兵器が登場する一方で、スチームパンクっぽい科学技術も。

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 「北球」と「南球」それぞれは、純粋に生存のために争う関係なのですが、魔術を重視する南側と、科学重視の北側でイデオロギー的な相違もあるっぽいことがほのめかされるなど、背景の深みがあるのもとても良いです。

 

たわら猫とまちがい人生 (1)

たわら猫とまちがい人生 (1)

「たわら猫とまちがい人生」

 

 コミカル日常系まんが。

 アパートで一人暮らしの「ことり」のところに、デブ猫「たわら」が住み着いてしまう。

 大食らいでトラブルばかり引き起こすたわらだが……といった感じの。

 

 最初の頃は、ほんとにたわらがことりの食事を食い荒らす話ばかりだったりするのですが、徐々に登場人物が増えて物語が転がり始めると、たわら猫もいいキャラになり、周囲の人々の人情話も絡めつつ、最終刊(7巻)では大団円になだれこみます。

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 食事を奪われる話は最初は激しかった(エピソードの中心だった)けど、後半はほとんどなかった感。

 

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 むしろイイ話になってるー!?

 

 登場人物も、てっきり一話こっきりのゲスト登場人物かと思ったら準レギュラー化したりして、一人一人が丁寧に扱われてる感じがして好印象です。

 CMOとか、まさかあんなイイキャラになるとは……。

 

 それにしても、全話カラーってすごい……。

 

ミカるんX 1巻

ミカるんX 1巻

「ミカるんX」

 

「X」の読みは「クロス」。

 

 言っちゃなんだけどすんげー頭わるいまんが。

 

 いや、作者の頭が悪いのではなく、読者の知的水準をすごく低く見積もってるという意味で。

 

 内容としては、お嬢様学校に通う、エキセントリック優等生の「ミカ」と、わりと常識人の「るんな」が、謎の原因で合体・巨大化し、地球に次々襲来する宇宙怪獣とバトルを繰り広げる、という話。

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 ここでしゃべってるのがミカ。それにしてもなんだこの使いづらそうな校舎は。

 

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 対怪獣の露払いになる「市営軍」。ミカとるんなを無理矢理入隊させて引っ張り出したり色々とですね。

 

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 「合大!」

 

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 そんでまあこんな感じですよ。

 

 アクション要素があってお色気(というかエロっぽい)要素があって思わせぶりな伏線があってエロスがあってアクションとエロスがある。

 

 基本展開は、

「怪獣を倒す→新しい怪獣が現れる→今までの攻撃が通用しない→ピンチ→今までの2人を超える超必殺技、新合体フォームで怪獣を倒す→最初に戻る」

 を延々とやる感じ。

 

 でも、ちゃんとギャグには勢いがあり燃える展開があり、張られた伏線は一応回収されて、広げるだけ広げた風呂敷をきちんと最後に畳んでるのがすごい! と思いました。

 だから作者は全然頭悪くないのですよ。

 「いやその設定絶対後付けだろ」

 って思う時も多いのですけど。

 

 ただ、コメディタッチではあるものの、巻き込まれた民間人は(直接的な描写はほとんどないものの)バタバタと死に、物語の序盤でオーストラリアが大陸ごと吹っ飛んだりするのでまあ、そのへんは念頭に。

 

東京爆発娘 2巻

東京爆発娘 2巻

東京爆発娘」

 

 1998年といいますから……20年近くまえのマンガということになりますか。

 

 しかし、表紙に比べると中の絵はそれほど古い感じはなかった。

 

 内容としては……もっと頭が悪いかも知れないけど。

 

 女子高生、アキラが、ふとしたことから世界中のゲリラ・テロリストに命を狙われるようになり、内閣調査室から派遣されたお姉さん(学級担任として着任するというお約束の展開)や、公安調査庁のおじさん達とともに町中でテロリストと戦うお話。

 アキラ自身も護身のイロハを父親からたたき込まれていて、銃器の扱いは手慣れたもの……という。

 

 で、まあ、その銃をぶっ放したり手榴弾をばらまいたりするのが、住宅地になったり夏祭りになったり南の島のビーチになったりするわけです、毎回。

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 だいたい毎回こんな感じ。

 

 敵になるのは中東のゲリラだったり、ソ連崩壊で職を失ったKGBだったり、元MI6だったりですね。

 最終巻(2巻)終盤になると、なんか不死身のサイボーグだったり下水ワニだったりと、急にリアリティが下がったりするのですけど。

 

 ただ、この作品で印象深かったのは、主人公がテロリストから命を狙われる理由です。 

 主人公の父親は、対テロ作戦のエキスパートで、いくつものテロ組織を敵に回しており、それで家族も狙われる……という。

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 …………在外邦人保護のため、対テロ特命コマンドを派遣するのがマスコミ野党にも国民にも極秘であり、それが露見すれば「海外派兵」として「内閣のひとつやふたつ吹っ飛ぶ」という……。

 

 平和主義国家・日本には、このような時代があったのです。

 

 最近の、

自衛隊が海外で戦闘をしたけど、憲法上戦闘行為はできないことになってるから“武力衝突”と呼ぶよ」

 なんて状況を見ていると、いつの間に我々はここまで来てしまった(連れてこられてしまった)のか……という感があります。

 そして、我々はどこまで行って(連れて行かれて)しまうのか。

 

BLOOD ALONE 1

BLOOD ALONE 1

BLOOD ALONE

 

 小説家(とはいうけど、なんか危ない仕事も引き受けていたり)の青年、クロエと、吸血鬼の少女ミサキの物語。

 

 今3巻を読んでるところですが、まあ、「ダークファンタジー」とかいうにはそこまで暗い話ではないかな、と。

 ミサキがクロエにバレンタインチョコを作ったり帰りが遅いのを心配したりのほのぼの日常生活に、他の吸血鬼が命を狙いに来たりあれこれ。

 

 ただどうも、商業連載が10巻で打ち切りになって、11巻以降は自費出版らしくてですね。

 今後が心配ではあるのですが、今のところ面白いので応援したいと思います。

 

余談:読み放題でないもの。

 

 ほんとはもう一つ……メインで紹介したいコミックがあって。

ケネディ騎士団」。

ケネディ騎士団 (1) (マンガショップシリーズ (37))

ケネディ騎士団 (1) (マンガショップシリーズ (37))

 

 他所の記事(http://wild7.jp/2875)で紹介されてるのを読んで、ずっと気になってたのが、読み放題対象になってるのを見て読んで、すっかり引き込まれた作品です。

 

 何しろ1966年連載開始とかなので、絵が古いのは見ての通りなのですが……。

 

 これが面白い。

 

 もちろん、昔の少年漫画ですから、設定としては無理があります。

 

 ケネディ大統領の遺志で作られた騎士団……秘密部隊子どもばかりだとかあり得ないわけですよ。

 

 登場する秘密兵器も、

「いやいやそれは科学的に無理だろ」

「そんなもん作るならもっとコスト対効果のいい方法があるだろ」

 的なものが多数。

 

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 どんな原理なんだ……。

 

 しかし、そういった「物語上の嘘」は多数ある上で、その道具立ての上で、登場人物達が時に勇敢に、時に知略の限りを尽くして戦う展開がとても燃えるのです。

 単に力押しでなんとかするのではなく、いかにして相手の裏をかくか、思いがけぬ危機を乗り切るか、という試行錯誤。

 そして、もはやどうにもならなくなった時の自己犠牲……。

 

 本作では、ゲストキャラとして登場した味方が死ぬ展開は珍しくありません。

 しかし、その多くは個性的に、印象的に描かれています。

 

 そしてまた、騎士団の任務が……。

 いわゆる「世界征服を企む悪の秘密結社」が敵であることもあるのですが。

 

 しかし、最初の任務は、ソ連(……らしき架空国家)が、隣国に大量の兵器を提供しようとしている! これが実施されれば地域のパワーバランスが崩れ、戦争が勃発してしまう! 兵器を輸送する列車を破壊せよ! ……という。

 いやいやいや、それって……それって政治じゃないですか!

 

 で、ゲストキャラクターとして現地の少年隊員が登場するのですが、

「この任務は祖国に対する裏切りだ」

 とか言って協力を拒否。

 

 彼の父親は、独ソ戦で命を落としており、彼は父親に屈折した思いを抱いていたのです……というあたり、終盤の展開がほんとにもう。

 

 いや、荒唐無稽なショッカーみたいな連中が敵の回もあるんですけど。

 

 あと、現代の視点から見ると、アフリカ人の描き方が差別的かも知れない。

 大体、「野蛮人」か「白人に搾取される無知・無学な大衆」として描かれているので。

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 でも……「アフリカの星」の回はすごくいいですよ……。

 

「待って待って、これって、反政府ゲリラの育成だよね? それも日本の少年が?」

 という話でもあるのですけど。 

 

 ………………………………と、この記事を書く時は、この作品と「ミカるんX」を対比させて紹介しようと思ったのですけど……。

 

 なんか、先日確認したら、本作のKindle版が存在しなくなっているのです……。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00VJZ6X6U/ref=kinw_myk_ro_title(404になってる)

 

 読み放題の対象でなくなったばかりか、データそのものがない。

 

 いや、私のライブラリにはいまだに存在しているし、さっき再ダウンロードを試みたらちゃんとできたので、データとしても存在しているようなのですが……。

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 そういえば、「ゆるゆり」が読み放題対象から外れてしまったりしましたし。

 

 こう……読み放題の対象って、Amazon様の気持ち一つでコロコロ変わってしまうらしいので。

 気になる作品があったら後回しにせず、どんどん読んでいかないといかんのかな、と思います。

 

2017-01-29

きくまこ氏を擁護する・その3「菊池氏は欅坂46擁護でもナチシンパでもない」編

 菊池誠氏へのおかしな批判に勝手に反論していくシリーズ、第3回。

 

 予定では「ナチス編」でしたが、若干変更して「欅坂46およびナチス」。

 一応最終回の予定です。

 

「ナチス支持と欅坂46(の衣装問題)では、全然問題のレイヤが違うだろ!」

 というご指摘は当然あろうと思うのですけど。

 

 しかしそもそも、菊池氏=ナチシンパ説の直接の「証拠」が、欅坂46の話しかないっぽいので……。

(直接でない「証拠」の例については記事後半で触れたいと思います)

 

 欅坂46の衣装については、ググると山ほど画像が出てきますのでご存じない方はそちらを。

 

Google画像検索:ナチス+欅坂46

 

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*画像はイメージです。

(肝心の菊池氏があんまり似なかったですね……)

 

批判の例。

 

 id:D_Amon氏のブログ「模型とかキャラ弁とか歴史とか」より、

疑似科学は人を殺す」を「全ての疑似科学は人を殺す」と読むのは頭が悪いよねhttp://d.hatena.ne.jp/D_Amon/20170112/p1

 

 氏は、菊池氏が

反原発運動は内部のニセ科学を排除すべき」

 と主張することを批判した上で、

こういう人が欅坂46のナチス風衣装の件ではナチスのニセ科学を批判するようにとの求めに応じるどころか、なぜか欅坂46のナチス風衣装の「擁護」に熱心だったわけだが、本人及び周囲の反応は「動員」の断り方において学ぶべきことが多かったと思う。

キクマコ先生が2016年11月3日夕刻時点から「ナチス肯定」擁護に荒ぶっておられたことは明らかである。

 等々と述べています。

 

“欅坂46のナチス風衣装の「擁護」に熱心”

 とかいうとすごいファンみたいですね。

 

 ……さて、ここで、

「欅坂46の衣装と“ナチスのニセ科学”って関係あんの?」

 と思った方がいるかも知れません。

 

 ……ええ、私もそう思います。

 

実際のとこどうなのか。

 

 菊池氏の、欅坂46のナチス「風」衣装に対する立場は以下のようにまとめられると思います。

 

・欅坂46の衣装は誰かが止めるべきだっただろう。(自分なら止めた)

・一方で、明らかなナチのシンボル(例:鉤十字)はなく、「似ている」だけなのには注意が必要。

・ナチスに「似ている」ものは許さない、というのは、基準を明確にしないと、「似ている」の範囲が無制限に拡大する可能性があって危険ではないか。

・批判し、謝罪を求めるにしても、きちんと反省させるには、国内の欅坂46ファンを中心に声が上がることが望ましい。

・安易に「外圧」を利用して謝罪させたのでは、「こわい人に怒られたからあやまる」以上のものにならず、何が問題なのか理解されないおそれがある。

 

 表現規制との兼ね合い、みたいな話なのかな、と思います。

(どうでもいいですが、私個人は、「あの衣装は確実にダメだろう」という感覚が菊池氏より強いです)

 

 加えて、ナチスについて。

 

・自分はナチス擁護に批判的である。

・「ナチスに寛容」と言われるなら侮辱として抗議する。

 

 

 で、関連ツイートについてですが、私が引用するまでもなくだいたいまとめてる人がいました。

「欅坂46のナチス似の衣装の件は、SWCにご注進した人が一番おろか」https://togetter.com/li/1048018

 批判的な立場でのまとめらしいのですが、まとめられたツイートを実際に読むと、上記のような主張に読み取れると思います。

 

 しかしまあ一応引用。

 

 

「ナチス擁護に行くのはめちゃくちゃ」って言ってますよね?

 

 

 で、たぶん一番有名なのがこのツイート。

 

 

 この記事を書いてる段階で、このツイートだけブクマが128もついている……。

 

 まあ、SWCの情報収集活動を思うと、日本側からの「ご注進」が仮にあったとしても、SWCはそれ以前から本件に気づいていただろうとは思います。

 抗議以前から海外で報道があったと聞きますし。

 

 しかし、それはさておき、この発言に左派……とりわけ反・歴史修正主義クラスタが激昂してしまうのも故なきことではありません。

 

 ご存じの方も多いことでしょうが、ネット右翼勢の中には、

南京大虐殺or従軍慰安婦or靖国神社問題)は、朝日新聞or日本共産党or日本社会党が告げ口したことによって外交問題化したのだ! 奴らは反日だ!」

 という都市伝説が存在します。

 

 これらは事実ではないし、そもそも「外交問題にならなきゃ何してもいいの? 自国のことを自発的にどうにかしようとは思わないの?」という話でもあり、そういう言説がいまだに根強いことについて、左派は(私を含め)強いいらだちと憤りを感じています。

 

 で、菊池氏の発言は、

「自国のことだから外圧に頼らずなんとかすべき」

 という趣旨だったわけですが……それが、ネット右翼の

「朝日がいなきゃバレなかった。バレなきゃ許された」

 系発言を強く連想させるものだったために、強い反発を招いたのだと思います。

 

 ……「見た感じが似てる」という以上のものではないんですけどね。

 

 ただまあ、こういう

「単体で切り出した時にダメな意味に見えるツイートをする」

 というのが菊池氏の迂闊なところであり、敵を増やす要因なんだろうなあ、とは思います。

 

 だからと言って、1ツイートだけ取り上げて

原発カルトだ! 靖国カルトだ! ナチシンパだ!」

 って言うのがまともな批判か、というと、全然そうではないのですけれど。

 

 あと、なんか件のツイートに「“ご注進”したのは共産党の誰やららしい」というリプライ(デマっぽい)がついて、それに菊池氏が「奴は党首の器ではないですね」とか返答したのも左派の怒りを招いたっぽい。

 

 迂闊だなあ、とは思いますが、「デマをもとに共産党批判とは許せん!」というのはナチとは離れるのでそれは措きます。

 

再稼働に賛成する奴はナチ。

 

「欅坂46を擁護しているから菊池誠はナチスシンパ」

 というのが直接的な「証拠」の例だったわけですが。

 

 では、直接的「でない」例にはどんなのがあるかというと。

 

 以前の記事でも引用しましたが、D_Amon氏はこう述べます。

「当然〜するよね」という皮肉http://d.hatena.ne.jp/D_Amon/20161119/p2

 似非科学(疑似科学)批判派の中にある特徴をもった人々がいる。

 

 専門知の範囲外では基本的に権力寄りの判断をする人々というか、ある種のポジショントークをしていることが露骨に感じられる人々のことで、確実ではないものの分かりやすい特徴を言えば、原発の再稼働を求める人々であることが挙げられると思う。

(略)

 仮にであるが、私がそういう人々に「ニセ科学が人を殺すとか言って他者を動かそうとしている以上、そういう貴方は人を殺した似非科学であるところのナチスの優生学を当然批判するよね」と言う場合、そういう人々がナチスの優生学を批判するとも思っていないし、そういう人々をナチス批判に動員しようとしているわけでもない。

 

 そういう人々がナチスの優生学を批判したがらないだろうことを前提として、似非科学批判や「〜が人を殺す」的に一貫性を欠くことを皮肉っているのである。

 と書いています。

 

「疑似科学批判&再稼働容認の人は、ナチに親和的な可能性が高い」と。

 

 ……なんでだかわかります?

 

 私はわかりません。

 私は、D_Amon氏のようには頭が良くないので。

 

 でも、SWCだって、疑似科学批判&原発再稼働論者であることを理由に「潜在的なナチシンパ」として容疑者リストに入れたりしないと思うんですけど。

 

 そもそも、D_Amon氏のこの発言自体が明白な差別だと思うのですが、まあそれは本題とそれるので後に回します。

(記事を分けました。http://d.hatena.ne.jp/filinion/20170128

 

 いずれにしても、

「疑似科学批判で再稼働容認だから」

 なんてのがまともな根拠となり得ないことは明らかでしょう。

 

歴史修正主義を「ニセ科学」扱いしないからナチ。

 

 さっきの話、そもそものツイートはこれです。

で、まあ、ここからの瀬川氏のツイートがまとめられているわけですが。

瀬川深さんによる「トンデモと歴史修正主義の合わせ技」としてのナチス擁護とニセ科学批判。https://togetter.com/li/1045411

 

 ナチス擁護は疑似科学で、欅坂46がナチっぽい衣装を着て問題になったので、疑似科学批判者は何か言えと。

 

 ……どうなんでしょう。

 

「なるほど、欅坂46の衣装と疑似科学批判は関係があるな」

 って思いました?

 

 ナチス擁護論者が疑似科学的な主張をする例としては、ホロコースト否定論者の

 

アウシュビッツでは死体焼却施設とガス室が併設されていたとされるが、ガス室で使われたとされる殺虫剤、ツィクロンBはシアン化水素……可燃性であり、そんな構造の施設では引火して爆発してしまう。

 作業にあたる兵士がタバコを吸っていた、という証言もあるが、捏造であることは明らかだ」

 

 ……といったものが有名だと思います。

(「引火する濃度と人が死ぬ濃度は違います」が回答なわけですが)

 

 ただ、それをもって

「ナチス擁護というのは疑似科学そのもの」

 っていうのは……違うんじゃないですかね?

 

 例えば、ホロコースト否定論者の主な主張である

収容所の目的は殺人ではなく強制労働だった」

 とか、

「民族の絶滅を指示する命令書は存在しない」

 といった話は、自然科学分野とはほとんど無関係のものです。

 まして、「ナチス擁護」にまで話を広げるとなると。

 

 歴史修正主義が、その一部に疑似科学的な主張を含むからと言って、EMだのホメオパシーだのといった疑似自然科学と同列にするのは無理があると思います。

 瀬川氏曰く、

 いやはや。

 

 どうして「ナチス擁護は疑似科学だ」って言って欲しいんでしょうね?

(……と思っていたのですが、D_Amon氏によれば、疑似科学だと言って欲しいわけでは「ない」のだ、と。http://d.hatena.ne.jp/filinion/20170128

 

 ……余談ながら、最後の瀬川氏の

「放射脳?ハァそれは周辺問題でござんすネ」

 という言い回しもなんとも。

 

 どうしてこう……こういう人って、反原発運動内の疑似科学を批判したがらないんでしょう?

 

 前回の記事で、私は

「自然科学は専門外であるにしても、菊池氏が疑似科学と戦っていることに敬意くらい表してもよいのでは」

 と述べました。

 

 これに対して、D_Amon氏のアンサーは

「デマと差別には理念的には危機感を持つが、それを排除できないことには運動論的には危機感を持たない。在特会を見ればこの社会はデマと差別にまみれた運動が潰れる社会ではないことがわかる」(前掲の「頭が悪いよね」より)

 

 放射能デマや福島差別を排除できなくても、反原発運動が潰れるおそれはないから運動論的には大丈夫、と。

 在特会と同様に(!)

 

 ……そりゃまあ、菊池氏と(というか、疑似科学批判クラスタ全体と)仲良くできないわけですわなあ……。

 

 ともあれ、

「疑似科学批判者は歴史修正主義も批判せよ!」

 という主張自体は別に最近のものではなく。

 これが2014年のツイートですから。

 

 そういう要求が、見た限り常に反・歴史修正主義の方から出るのは興味深いと思います。

 

 疑似科学批判クラスタ内で

「お前もがんもどき理論を批判しろ!」

「なぜナノ純銀を批判しないのだ! 貴様もビリーバーなのか!」

 といった「言及しない批判」があるという話は寡聞にして知らないのですが。

 

ソ連を批判する奴はナチ。

 

 何が何だか。

 注意しておきたいのですが、当初の発言は

 

瀬川氏「ナチス擁護をニセ科学として批判しているのか」

菊池氏「ナチス擁護はニセ科学そのものではない。その周辺問題である」

 

 だったのが、ここでは

「菊池氏はナチスのニセ科学を周辺問題扱いした」

 に話がすり替わっています。

 

 菊池氏を批判する人の特徴として、問題の切り分けが苦手、ということが挙げられるかなあ、と思います。

(原発再稼働とナチ、なんてその極致ですが)

 

 これまで書いてきた記事への反応でも、

「菊池氏は原発カルトではないよね? むしろ反原発だよね?」

 と言うと、

「いやでも、沖縄悪口を言ってるし……」

 

「菊池氏は靖国カルトでもないよね? むしろ批判してるよね?」

「いやでも、韓国の悪口を言ってるし……」

 

 切り分けましょうよ……。

 是々非々でいきましょうよ。

(それでまあ、沖縄とか韓国とか福島自主避難者のことを本当に悪く言っているか? というのも検証が必要ではあります。個別のツイートだけ切り出すとそう見えるのもあるんですが)

 

「100%の味方でなければ敵」

 という発想って、

捕鯨に反対したから反日」

旧日本軍を批判したから反日」

 で脳内“反日国家”を世界に増やしていったネトウヨさんと何が違うんですか?

 

 さて、ナチス擁護が疑似科学であるか、というと、前述の通り

「そういう部分もあるが全体としては歴史修正主義分野に属する」

 という話になるでしょう。

 

 そして唐突に出てきたルイセンコ主義ですが、これは誰が見たって間違いなく疑似科学でしょう。

 

 で、そのルイセンコを疑似科学扱いしたことが

「露骨な党派性だ!」

「お前はファシストでありナチスシンパだ!」

 と批判されるという……。

 

 ここだけソ連。

 

 ていうか、ルイセンコはスターリンに取り入って権力を握ったわけで。

 ソ連ですら、1956年にはフルシチョフがスターリン批判をしてるんですが。

 それを批判するのが気に入らないって、「ここだけスターリン時代」かも。*1

 

今回の忠誠審査委員会

 

 ……というわけで、菊池氏をナチス擁護扱いする言説がいかに無根拠な言いがかりかを見てきたわけですが、これについての批判派の評は、

瀬川深さんによる「トンデモと歴史修正主義の合わせ技」としてのナチス擁護とニセ科学批判。 - Togetterまとめ

「SWCが出張るのは余計なお世話」発言での足止め効果、小池晃に嫌疑をかけた告げ口外交批判の件、ナチスの優生学を似非科学から外す知的誠実さの放棄。これらの行為を見ればナチス擁護否定発言は免罪符でしかない

2016/11/21 10:01

 これまた「免罪符」扱い。

 

 ……“ナチス風衣装の「擁護」に熱心”“「ナチス肯定」擁護に荒ぶっておられた”ってのは、一体何を見て出てきた表現だったんでしょう?

 

 私自身は(もちろん)ナチなんか大嫌いですので、

「菊池誠がナチスを擁護している発言があるぞ!」

 という方は、ぜひコメント欄等でお知らせください。

 

*1: ただし、ルイセンコ自体はフルシチョフにも取り入り、ブレジネフ時代が到来する1960年代まで権勢を振るった。

2017-01-28

「ナチスの優生学を批判したがらないだろうことを前提として」「皮肉としての質問」について。

 

 前の記事(http://d.hatena.ne.jp/filinion/20170129)の続きなのですが、わりと私信なので記事を分けました。

 そういう人々がナチスの優生学を批判するとも思っていないし、そういう人々をナチス批判に動員しようとしているわけでもない。

 

 そういう人々がナチスの優生学を批判したがらないだろうことを前提として、似非科学批判や「〜が人を殺す」的に一貫性を欠くことを皮肉っているのである。

 私の感覚だと、これは

「私は、ある種の人々に対し、“こいつはナチシンパだろう”という予断と偏見を持って接しています」

 という明白な差別意識の表明だと思うのですが。

 

 この点について、後に氏は、例の疑似科学は人を殺す」を「全ての疑似科学は人を殺す」と読むのは頭が悪いよねの中で、

「似非科学(疑似科学)批判派の中にある特徴をもった人々がいる」で始まる疑似科学批判の中の一部の人々を扱っていることが明白な文を疑似科学批判全般に対する文と読むあたりfilinion氏は日本語力が不足している人と考えるしかない。

 と弁明……というか、こちらを「日本語力が不足している」「頭が悪い」扱いなさっています。

 

 ははあ。

 じゃあなんですか、

 

A「私はXX国人を見たら強姦魔だと疑うことにしている」

B「それは差別なんじゃないの?」

A「XX国人の一部の人々がそうだ、と言っただけだ。XX国人全般に対する文として読むのは頭が悪い。お前は日本語力が不足していると考えるしかない」

 

 ……という場合、A氏の弁明(というか罵倒)の方が正しい、という話になるんですか。

保守政治家とかがそういう言い訳をするのはよく聞きますが、左派がそれでいいんでしょうか?

 

 人権とは、反差別とは何だったのか。

 

 釈迦に説法だとは思いますけど、差別ってのは、障害者とか外国人とか性的マイノリティへの差別だけが差別なわけじゃないですよね?

 あんまり社会問題としては聞き慣れないもの……「ボイラー技士」とか「ネオ・ケインジアン」みたいな集団だって、誰かが差別すれば差別の対象になり得る。疑似科学批判クラスタ、再稼働容認派だって同じでしょう。

 

 それともあれか、

「疑似科学批判者、とりわけ再稼働を容認する奴らなんか体制側だから差別は問題にならない」

 という認識なんでしょうか。*1

 

 あと、件の発言に私が驚愕したのは、「こんなの明白な差別じゃん!」ということだけではなく。

「これは“ナチを批判しろ”という要求ではなく、“お前はナチスを批判したりできないだろう”という皮肉なのだ」

 という話についてです。

 

 その発想は私にはまったく思い浮かびませんでした。

 

 さきほど、瀬川氏について“どうして「ナチス擁護は疑似科学だ」って言って欲しいんでしょうね?”と書きました。

 

 しかし、D_Amon氏によれば、別に「言って欲しい」わけではなく、

「疑似科学か? 違うのか? 疑似科学だと言え! どうせ言えないんだろう! ほら見ろ、お前はやっぱりナチシンパだ!」

 と罵りたいがために発せられた質問であると。

 

 この種の

「皮肉としての質問」

 というと、ネット右翼の人が何の脈絡もなく発する

竹島は(or尖閣諸島は)どこの領土ですか?」

 というが連想されます。

 

 人権とか反差別とか、そういう「サヨク」的なことを主張していると、突然おかしな人が絡んできてそう問うわけです。

 

 その背景には、

「お前はサヨクだから中韓にべったりの反日なんだろう! 竹島・尖閣が日本の領土だなんて口が裂けても言えないだろう!」

 という発想があるのだと思います。

 

 いやだって、日本共産党ですらどっちも日本の領土だと言ってるのに……。

 ネット右翼の人の脳内政治風景が、現実と乖離した残念なことになっている一例だと思います。

(あと、こういう人たちって竹島・尖閣に熱心である一方、なぜか北方領土には滅多に言及しないので、たぶんネトウヨさんはコミンテルンの手先なんだと思います)

 

 ……で、D_Amon氏によれば、

「ナチス擁護も批判しているよね?」

 も、それと同様、謎の脳内政治風景に基づいた「皮肉」だ、というわけです。

 

 ……ネトウヨさんの脳内が残念なのは知ってたから、「ああ、皮肉のつもりなんだろうな」ってすぐわかりましたけど。

 まさかはてな左派の中からそんなのが出てくるなんて……予想外でした。

 

 加えて、D_Amon氏は、id:Apeman氏の

 といったツイートを引用しつつ、

>というやりとりはこういう文脈で読まれるべきものだと思う。

 と述べています。(“「当然〜するよね」という皮肉”より)

 

 知らんがなそんな「文脈」。

(ところでid:Apeman氏、件のツイートの「歴史修正主義や優生学は批判したくないニセ科学批判マン」というのは菊池氏を指したものだと私は推測しましたし、D_Amon氏も同様の仮定で記事を書いているのですが、実際のところどうなのでしょう? D_Amon氏が考えるように「皮肉としての質問」という“文脈”で発せられたツイートなのでしょうか?)

 

(Apeman氏も……反・歴史修正主義的な活動については日頃から敬意を抱いていますし、否定的な文脈でIDコールとか全然したくない方なんですけどね……)

 

 この「否定的な質問文脈」発言に感じた驚きって、同じく氏のブログの記事「〜で弱者が死ぬ」「〜が人を殺す」という動員要求http://d.hatena.ne.jp/D_Amon/20161119/p1)を読んだ時と同じような驚きでした。

 

 そっちはいきなり

「〜で弱者が死ぬ」「〜が人を殺す」は人権感覚への一貫性を利用した人権派に対する動員要求である。

 

 それぞれの人はそれぞれの関心事にそれぞれのリソースの範囲であたれば良い筈なのだが、「〜で弱者が死ぬ」「〜が人を殺す」という言葉で人権派は人を死から救うために動員要求に応じることを求められ、応じないことをもって「お前らの人権感覚は偽物だ」と嘲られるのである。

 ……という文で始まるんですよ?

 

 世の中、「〜によって死者が出ています」系の言説って山ほどあるじゃないですか。

 それが「人権派へ動員要求である」「それによって人権派は嘲られている」と。

 

 ……最初何言ってるのかわからなかったし、ある種のSFを読んでいるような知的驚きがありました。

「夜来たる」みたいな、地球と全く異なる社会を「自明の常識」として語っていくタイプの。

 

 しかしそれが、我々の住む日本社会について述べた文章なのです。

(……それにしても、菊池氏がナチス擁護を疑似科学扱いしないって散々罵った人が「それぞれの人はそれぞれの関心事にそれぞれのリソースの範囲であたれば良い」って……)

 

 氏の脳内文脈の中では、きくまこ氏は欅坂46とナチスシンパの擁護に荒ぶっておられ、再稼働容認派はナチスと仲良しで、「風力発電所で鳥が死ぬ」は“動員要求”であり人権派への攻撃です。

はてなブックマーク - 「〜で弱者が死ぬ」「〜が人を殺す」という動員要求 - 模型とかキャラ弁とか歴史とか

「兵器は人を殺す」も「悪政は人を殺す」も真理だが、それを「人権派に対する動員要求」とは思わない。「原発を動かさないと弱者が死ぬ」「風車が鳥を殺す」とそれらの差異がわからないなら頭悪いねとしか>id:filinion

2016/12/30 00:53

「頭が悪い」って言い回しがお好きですよね……。*2

 

 残念ながら、私には、氏と「文脈」を共有するのはとても難しいです。

 私は、D_Amon氏のようには頭が良くないので。

 

 以前にも述べましたが、

「薄汚い奴の言うことだから薄汚い内容なんだろう」

 という属人的なバイアスがかかりすぎているせいで、狭いクラスタ内でしか通用しない「文脈」に陥ってしまってるのでは? と思います。

 

 私がリンクを張った、例の

SWCにご注進した人が一番おろか」

 のまとめ、D_Amon氏も読んでるはずなのですよ……何しろ記事内でリンクしてるし。

 

 ツイート単体を読んで憤激している軽率な人が多いのはわかりますが、まとめを読んだ上で“「ナチス肯定」擁護に荒ぶっておられた”とか書いてしまうというのは、他人に文脈を読むよう要求し日本語力を云々する前に何か読むものがあるんではないか、と私は思います。

 

*1: マジョリティに対する「差別」は、マイノリティに対するそれより問題の程度が小さい、ということはあると思います。
 ヤノマミ族……アマゾン先住民
「文明人(ナプ)は愚かで非人間的だ」
 と言ってもそれほど問題にならないけど、我々が
「ヤノマミ族は愚かで非人間的だ」
 と言ったらそれは差別になる。
 ただ、それと「疑似科学批判で原発再稼働容認ならナチス擁護だ」が許されるかどうかは別問題。

*2:ところで、この時点では「動員要求かどうかは文脈による」なんてニュアンスはまったく読み取れないと思うのですが。