小学校笑いぐさ日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード


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2016-09-20

たぶん見ないし原作も読まない。

 噂の「聲の形」、見に行こうかどうしようか迷っています。

 

 いや、正直なところ、いじめ描写がキツい学園ものとか余暇に見に行きたい気はゼロなんですけど……。

 

 ただ、うちのクラスに聴覚障害の子がいるので。

 それで、担任としては勉強の意味で見に行った方がいいのかな、とか……。

 

 しかしWikipediaであらすじを見る限り、授業を止めていじめの対象になるとか合唱コンクールとか補聴器隠されるとか、本校における当該児童の現状とはなんか全く関係ないんじゃないか感も……。

 

「お前本気で勉強する気あんのかよ」とか言われそうなので言い訳しておくと、私も、聾学校とかの研修は一応自発的に受けてますし、本も買ってはいるんです、一応。

図解 やさしくわかる言語聴覚障害

 これとか、

 

ふしぎだね!?聴覚障害のおともだち (発達と障害を考える本)

 これとか。

 

 ちなみに後の方の本は、子どもに見せることを意図して書かれた本なんですが、一年生にはちょっと難しすぎるし、その子の実態に合ってない感があるので見せてません。

(宿題は連絡帳に書くし、保護者も熱心だから忘れないし、発音は確かに独特だけど、笑ったりする子はうちのクラスにはいない……っていうか、発音がもっと怪しい子は他に何人かいるので。買った本が「言語聴覚障害」なのはそれで。……正直に言うと授業を止める子も他にいるし)

 

 ただまあ、研修にせよ本にせよ、わりと「障害」それ自体にフォーカスしていて、それが原因で起きうる周囲とのトラブルにはあんまり触れてないのですよね。

 そういう意味で、件の映画は気になるのですけど……。 

 

 なんか、あらすじを見ると、うっかり劇場でなど見たら自分のメンタルがまた鬱方向にシフトしそうな予感がして……。

 

 でも、保護者は見に行ったりしてんのかなー、熱心なお母さんだしなー、などと。

 

「聲の形」見て、「ウチの子も音楽の時間にいじめられたりするのかしら……」とか心配してんじゃないかなあ……。

 

*余談

 聾学校で他の聴覚障害児の担任の先生と話してわかったんですけど、聴覚障害の上にネグレクト、とかいうおうちもあるんだそうで。

 

 学校から電話しても親は出ない。

 子どもは聴覚障害なのに保護者は補聴器を買ってやらない。

(仕方がないから聾学校が貸してる、って言ってました)

 

 普通の子どもだって親のサポートがなきゃ人生ハードモードなのに、障害を抱えて親がサポートしてやらなかったらどうなるんだよ……と。

 

 児童相談所に行け、って話なのかも知れませんけど。

 

 まあその……同級生が補聴器隠すたびに買ってくれる親ばかりとは限らない、というか。

 聴覚障害って、障害自体は知的障害児の多様さに比べるとわりと単調ですけど、家庭や学級など、それを取り巻く環境はやっぱり千差万別なんだな、と。

 

2016-09-18

職員健康診断の結果。

いいニュース:毎年「要精検」だった肝臓、2年くらい前から「要精検」だった腎臓とも、本年度は正常値でした。

 

悪いニュース:胃がん検診(レントゲン)で初の「要精検」。

 

……腎臓の精密検査は尿検査だから苦痛はないし、肝臓も血液検査だから注射だけど……胃は……。

 

「胃粘膜不整」という結果でした。

 来月頭に胃カメラで検査の予定ですが、卒論ちゃん(最愛の妻)には知らせていません。

 なんか、以前、腎臓と肝臓で私に異常値が出たのを知った時、けっこう取り乱してですね。私は自分の結果より奧さんの様子にびっくりしたという。

(なお、私が教えたわけでもないのに検診結果を知っていた。コワイ!)

 

 たぶんなんでもないと思います。

 どうも検診結果の所見の種類って検査機関によって異なるみたいなのですが、茨城県の例では、胃部レントゲンで「要精検」になる人が全体のおよそ1%ちょっと。

 その中でがんと診断される人は2%弱というところです。(897人中17人)

http://www.ibasouken.org/results/cancer/index.html#a02

 だからたぶんなんでもないのでしょう。

 

 精密検査を依頼に行った病院の先生も、

「粘膜不整、というのは、それだけではなんとも言えない所見なんですよね。

 ご存じのように、胃部レントゲン検査は直接胃を見るわけではなくて、胃の中のバリウムX線で写した像を見るわけで、それがきれいに見えなかった、という話ですから。

 胃に潰瘍があるのかも知れないし、単にバリウムがうまく写る状態でなかったのかもしれないし、ひょっとするとガンの可能性もある。

 はっきりさせるためには、胃カメラで直接見る必要があります。

 胃カメラ飲んだことあります? ない?

 自覚症状は何かあります? ない?

 ふむ、じゃあ採血しますので隣の部屋へ」

 

 えーーーーーーっと、大丈夫大丈夫いいながらなんであれこれググったりこんな記事書いたりしてるかというとですね、やっぱり不安だからです。

 実は祖母も胃がんになったことがありまして。やはり遺伝的な要素はあるらしいですから。

 

 しかしその、仮にがんだとしても、祖母は胃がんでは死ななかった(私が生まれる前に手術が終わってぴんぴんしてた)わけで、しかも今は当時より医学は40年以上進歩していますからね。胃がんは早期に発見すれば開腹しなくても内視鏡で手術できるというしですね。ええ。(←また不安でググっている)

 

 まあ……たぶんなんでもないのでしょうが、自分の死について真面目に考えるよい機会だと思うことにします。

 

 シンギュラリティが来る前に死にたくねえなあ……。

 

 ちなみに腎臓で初めて「要精検」もらった時も結構不安だったのですが、あれはたぶんダイエットコーラとかを調子に乗ってがぶ飲みした(一日1Lくらい飲んでた)のが原因かなあ……。

 

 こういう民間療法みたいなのを書くのもどうかとは思いますが、水をたくさん飲んだ方が腎臓の濾過作業の負担は減るらしいので、何か飲みたい時は極量ただの水道水を飲むようにしたら数値が良くなりました。(N=1)

(腎臓が弱ってるのに何Lも水を飲むと今度は排出が追いつかず、それはそれで負担になるらしいですが。http://medipress.jp/doctor_columns/35

 

2016-08-16

シン・ゴジラを奧さんと見てきました。*ネタバレ

 ネタバレしますよー。超しますよー。

 

 お互い、ほとんど事前情報を仕入れずに見ました。

 見終えた後、昼食を食べながらの会話。

 

(以下、「卒」は最愛の妻であるところの卒論ちゃん)

 

庵野監督に、ありがとう。

 

卒「ゴジラって初めて見たけど、面白かったにゃー」

私「初ゴジラがこれだったのか……」

 

 例えば、旧作では普通に原発襲って核燃料食ってたのとか知らなかった模様。

 

卒「庵野監督が作った、って聞いてたから心配してたけど、見て感動しちゃったにゃ」

私「……自分は、むしろ庵野監督らしかったと思うけど」

卒「だって、エヴァの監督だっていうから、『おめでとう』みたいなわけのわかんないラストになったり、うじうじした男子中学生が主人公だったりするのかと思ってたけど、全然そんなことはなかったにゃー」

私「イメージ悪すぎだと思うけど否定もできない……」

 

 シン・ゴジラとっても良かったのでエヴァもなんとかしてください監督(切望)。

 

演出はエヴァっぽいがストーリーはそうでもない。

 

卒「(スマホでレビューを見つつ)エヴァっぽいエヴァっぽいって言ってる人が多いけど、そんなエヴァっぽかった?」

私「演出はエヴァっぽかったよね。例の明朝体でテロップが出る演出とか」

 

 こんなの。

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卒「でも、お話自体はそんなにエヴァっぽくなかった気がする。主人公の男の人もシンジ君っぽくはなかったし……」

私「どっちかというとミサトさんに近いよね。そもそも、エヴァが出てこないんだからエヴァじゃない」

 

「こんなのゴジラじゃない! エヴァじゃないか!」と言って批判する人もいますけど、じゃあメーサー車が殺獣光線を放ちメカゴジラがゴジラと殴り合いつつ「活動限界まであと60秒!」とかいう映画なら良かったんでしょうか。むしろそっちの方がエヴァいだろ。

 

私「2時間掛けてヤシマ作戦をやる映画、という感想も聞いてたんだけど、どっちかというと、現代日本でヤシマ作戦をやろうとしてスムーズにいかなくて四苦八苦する話、だったね。

 エヴァ放送当時、『日本中の電力を集めるなんて作戦があんなにスムーズに進行するはずがない』って批判してる人がいたけど、ある意味それに対するアンサーなのかも……」

卒「……ヤシマ作戦ってなんだっけ?」

私「エヴァ見たでしょ卒論ちゃん!?」

 

 あと、当時、

「停電地区がネルフ本部付近から同心円状に広がっていくシーンは印象的だが現実的でない。トラブル対応を考えるなら、むしろ本部から遠い地域から順次停電にしていくのが正しいはずだ。また、停電は電力会社の送電区域ごとに送電をカットしていくはずなので、同心円状ではなく、一定のエリアごとに停電していくはず」

 という指摘があり、これは後の劇場版で……(略)

 

左・TV版 右・劇場版(どっちもコントラスト等変えてます)

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自治体の視点。

 

卒「後半は『早く終わってー!』と思いながら見てた」

私「え……それは、つまらなかったということ……?」

卒「そうじゃなくて、早く事態が収束してくれえ、という。避難所とか災害対策本部とかほんとに、もう……」

 

 卒論ちゃんは市役所の人です。

 

私「ほとんど描かれなかったけど、あれ自治体も大変だよね。……被災地に限らず、首都圏から360万人の避難民となると、ウチの地元市でも何万人とかの避難民が来ることになるだろうし……」

卒「住民より避難民の方が多いとか想像しただけで……東日本大震災の時も、××ニュータウンで(中略)あの比じゃないトラブルとか……」

私「あれは……どうせ短期滞在だったんだし、張り切って仮設住宅とか建てないで、地元の旅館とか借り上げて滞在してもらった方が安上がりだったのでは。観光シーズンでもなかったし」

卒「市民から『不公平だ』とか言われちゃうからそれも難しいんだよねえ……」

 

 劇中の「避難民」というのは、数日前までは普通の(文明的な)生活をしていた東京都民です。

 よく、被災者難民が「豚汁ばかりで飽きた」「仮設住宅の風呂に追い炊きが欲しい」「スマホが使いたい」とかいうのを「贅沢だ」ってバカにする人がいますが、難民というのは難民に生まれついたわけではありません。普通の生活をしていた人をいきなり仮設住宅や体育館に放り込んだらそりゃあ不満も出るのは当然なわけで。

 

 ……ウチの地元とか、普通に暮らしてても東京より不便だからなあ……。

 

卒「災害時は、市役所とかほんとにみんな泊まり込みだし。自分の家の片付けとか放り出して、被災者の面倒みなきゃならないし」

私「巨災対が不眠不休なのは、災害対策として特別な状況ではないと」

卒「民間の人からは、公務員のそういう部分ってあまり見えないかも知れないけど……」

私「(スマホ)……あ、でも、『細かすぎて伝わらないシン・ゴジラの好きなところ選手権』で、こんなツイートが」

卒「ブラック企業ヤバい」

 

#細かすぎて伝わらないシン・ゴジラの好きなところ選手権 #シン・ゴジラ【ネタバレ注意】

 

 まあ、作中、「不眠不休で働いてくれています」というのを手放しで美談扱いするのはどうなのかなー、と思わぬでもなかったのですが。

 適度に睡眠を取った方が全体的な効率は上がりますよ、という。

 しかしまあ、そこも含めて非常にリアルと言えばリアルでした。

 

卒「とても良い公務員映画でした。あ、ある意味『踊る大捜査線』っぽかった」

私「ああー。会議のシーンも、ネルフの作戦会議よりむしろそっちに似てるかもね」

卒「スーツがいっぱい見られたので満足でした」

私「そこか」

 

 なんというか、申し訳程度に若い女性がいるだけで、ほんとジジイとオヤジばかりの映画でした。

 ほんと……日本の「えらい人」って、ジジイばかりなんだなあ……と。

 

私「あの最初の総理もさー、決して無能ってわけではないよね?」

卒「うん。すごく有能ってわけでもないけど、充分頑張ってる感じ」

私「ただ、組織が大きすぎて、効率的に動けない、って描写だったよね」

 

 で、えらい人が大量死した後に俄然組織が効率的に回るようになる、って描写もどうなのかなー、とは思いましたが。

 

女性ウケとか子どもウケとか、それと時代性について。

 

卒「長谷川博己って全然イケメンじゃないと思ったけど、役としてはイケメンで安心して見られたかにゃー。あと、最後、石原さとみと結ばれるんじゃないよねー? そんな展開いらないぞー、って思いながら見てたけど結ばれなかったので安心したにゃ」

私「ロマンス要素は全くなかったね」

卒「そういう要素いらないから。ロマンスもドラマチックな展開もいらないから早く収束してください」

私「役所としてはそれが一番ですよねえ」

 

私「ゴジラとの戦い、ヤシオリ作戦も、最終的にはすっごい地味な絵面なんだよね。ブラックホール砲もなければスーパーXもない、使うのは民間から借りてきた生コンポンプ車、という。

『えっ……ほんとにこれで勝てるの? 作劇的にどう考えても勝てなさそうなんだけど、タイムリミットもあるし……?』

 と思っちゃった。

 ただ、他所から借りてきた装備、今あるものを使って勝負する、というのは、エヴァのヤシマ作戦にも似てるけど、すごい泥臭くてリアルでいいと思った」

 

 過去の東宝自衛隊で言うと、

「ちゃんと専用車両設計しましたよー? カッコいいでしょ? 洗練されてるでしょ?」

 ……っていう雰囲気の92式メーサータンクより、

「とにかくアリモノの車台にメーサー発振器載せて牽引すりゃあゴジラを殺れるんじゃあー!(殺れません)」

 ……って感じの66式の方がリアルでカッコいい……という感覚。

 

左・92式。 右・66式。

コトブキヤ ゴジラvsビオランテ 92式メーサービーム戦車 1/144スケール プラモデル ちび丸ゴジラシリーズNo.2 66式 メーサー殺獣光線車 プラモデル

 

 そして、生コンポンプ車、まさに福島第一の注水作業でも借用されて活躍してたわけで。

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国内最大の生コンポンプ車で原発冷やす

 

 さんざん言われてることではありますが、かつての初代「ゴジラ」は、戦争体験被爆体験が強烈に残っている時代に作られた映画でした。

「お父ちゃんのところに行くのよ」「また疎開かあ」「いよいよ、最後、さようなら、皆さんさようなら……!」「人類が今後も核実験を続ける限り、第二、第三のゴジラが……」

 時代性がありました。

 

 その意味で、本作、「シン・ゴジラ」は、とても現代的な映画だと思います。

 

 ゴジラがまき散らした放射能による汚染は、モニタリングポスト等を活用して線量が刻々と。

「万一ゴジラが原子力施設を攻撃するような事態になった場合、甚大な被害が」

 と懸念する政府筋。

 

 ゴジラが井浜原発を破壊して炉心を取り出したのに「環境への影響はありません」だった'84年「ゴジラ」や、都心でメルトダウン起こしたのに「さすがジュニアだ! 東京はなんともなかったぜ!」で済む「ゴジラvsデストロイア」とは時代が違います。

(最後の「除染に希望が持てます」は……リアルではないけど……仕方ないんでしょうか)

 

 ゴジラは「冷温停止」したものの、依然として放射能は流出しており、最終的な処分の目処も立たず、それまでの間に何か重大な不測の事態が起きる可能性もある。

 しかし、私たちは、知恵と労力を集めてそれと共存し、対峙していかなければならない、この国にはきっとそれができるはずだ……というラストは、本当に「今」の映画だと思いました。

 

2016-07-10

時代は「足し算」順序問題。

 こういうの、ほんと勘弁して欲しい……。

 ちょっと見てください。

 

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 一番下の問題だけ拡大。

 

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「2+0になるのはどっちか」って……。

 

 どっちでもいいだろ!

 

 いやまあ、これは教科書じゃなくて市販のドリルですけど。*1

 

 こんなの教えたくないぞ……。

 

*1:でも「東京書籍の教科書に準じている」と謳っているし、新学社は「一般社団法人 日本図書教材協会会員」なんだそうです。よくわからんけど。

2016-06-24

ジェネレーションにギャップがない。

 小学1年国語、「おむすびころりん」。

 

K村「お話の最初に、“むかしむかしの はなしだよ”……って書いてありますね。

 みんなは、“むかし”ってどういう意味だかわかりますか?」

「わかるー!」

「しってる! ずっとまえ、ってこと!」

「そう! しょうわとか!」

 

 同年代の話だったのか。