化学物質過敏症、などというものの存在は信じていない私ですが。*1
アレルギーというのは特定のアレルゲンに反応するものですからね。
しかし、たまに外食とかに行くと、「キッズメニュー」と称して、アレルゲンを除去したメニューがありますね。
やはり幼児アレルギーが増えているのでしょうねえ。
先日、高学年の子たちが手製のアンケート用紙を持ってきました。
アレルギーアンケート
_年 名前______
今、5年生では、総合的な学習の時間に、アレルギーについて調べています。
次の質問に答えて下さい。
1:あなたは、食べ物にアレルギーがありますか。
( )
2:1のしつもんに「ある」と答えた人に聞きます。それはなんですか。
( )
また、食べるとどんなしょうじょうがでますか。
( )
ええとですね。
一年生にも配るのであれば、全部の漢字にルビをお願いします。
「名前」ですら読めないので。*2
まあ、大した項目数でもないし、一つ一つ説明しながら書かせるより、担任が聞き取りした方がよほど早いわけで。
私「みんな、食べ物にアレルギーのある人はいるかな?」
A「あるー」
B「あれるぎーってなに?」
私「アレルギーというのはね、Aさんのように、卵を食べると具合が悪くなる、というようなものだよ。……Aさんは、卵を食べるとどんな風になるのかな?」
A「うでとかにぼつぼつができてかゆくなる」
私「そうか。そういう人はほかにいるかな?」
B「ぼくもたまごたべられない」
私「そう……? おうちのひとに、食べちゃダメだって言われたことある?」
B「ある!」
私「そう……(初耳だな……)」
疑わしいけど仕方ない。
C「ぼく、このまえ、おかあさんにぎゅうにゅうのむなっていわれた」
私「それはあのとき下痢だったからで、アレルギーではないなあ……」
D「わたし、じゃむをたべるときもちわるくなる」
私「それはただの好き嫌いだ」
E「わたし、ういんなーたべるとぐあいがわるくなる」
私「……どんな風になるの?」
E「うでとかにぼつぼつができちゃうの」
私「……ウインナーだけ?」
E「そう」
私「他の、普通のお肉は大丈夫なの?」
E「だいじょうぶ」
特定のアレルゲン。
……それは嘘だろう。
たぶん。
幼児アレルギー激増。
*1:参考:http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20070128
よそ様のブログ記事に勝手にリンク。
*2:高学年なら、たとえ「NAME」とか書いてあっても「用紙の最初の記入欄だから、名前欄かな?」とか想像がつくでしょうが、一年生はそういう見当をつけることすらできない。