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■[2/16,3/23ほか]シネマ・キャンプ第2期映画批評・ライター講座に出講します。

■[2/11,13]トーキョーノーザンライツフェスティバル2015 『ドグマ・ミーティング』上映後の小松弘氏のトークに聞き手として登壇します。

■[12/15発売]編集委員を務めるドキュメンタリーマガジン「neoneo」04、全国書店にて発売中です。

■「キネマ旬報」REVIEW星取り評連載中です。

■編著『ソーシャル・ドキュメンタリー 現代日本を記録する映像たち』(フィルムアート社)、全国書店にて販売中です。

■そのほかの仕事一覧は画面左手のプロフィール欄より。

2013-03-25

『観ずに死ねるか! 傑作ドキュメンタリー88』(鉄人社)

観ずに死ねるか ! 傑作ドキュメンタリー88

観ずに死ねるか ! 傑作ドキュメンタリー88

そうそうたる執筆陣の末席を汚しています。『ヴァンダの部屋』(00/ペドロ・コスタ監督)について書きました。「極私的に書いてくれ」というご依頼で、自分の文体をこわすいい機会だと思ったのですが、文体よりも先にからだがこわれてしまって(苦笑)。いつも通りの硬い文章でなんとか書き上げました。

書店では4/6にならぶとのこと。お目にとまれば幸いです。

4/13からの特集上映(ポレポレ東中野)もすごいことになっていますのでぜひ!http://mizushinedocu.com/ 

2013-03-18

ドキュメンタリーカルチャーマガジン「neoneo」02 3/31発売!

f:id:filmemo:20130318212452j:image:w360

カバーイラスト|河野達典


今号の特集は「原発ドキュメンタリー」。福島第一原子力発電所の事故から2年。原発は「見えないもの」や「見えなかった」もの、あらゆる「現実」を突きつけている。ドキュメンタリーは、「原発」をこれまでどのように描き、いまどのように描きつつのあるのか。報道記者、映画監督、舞台演出家、現代美術家、そして観客。それぞれの現場の前線からお届けします。

小特集「21年目の不在 小川紳介トライアングル」では、世界映画史に輝く小川紳介監督を特集。没後21年、いまなお多くの人を魅了してやまない彼の映画とその精神は、どこにどのような形で受け継がれているのか。三里塚山形、そして中国トライアングルからその仕事をいま検証する。関係者のインタビューや撮影地のレポートを交え、多様なかたちで「小川紳介のいま」を見つめます。


★2013年3月31日(日)発売

A4変型版 本文80P(巻頭カラー16P)1000円(定価953円+税)

ISBN 978-4-906960-01-9

お求めは、全国の主要大型書店、ミュージアムショップ、ミニシアターほか、neoneo webからの通信販売もご利用いただけます。http://webneo.org/info

contents

特集 原発ドキュメンタリー

[Photogravure & Interview] 

武田慎平『痕─写真感光材による放射能汚染の記録』 インタビュー/土の記憶を記録する

福島、現場から

Roundtable座談会・舩橋淳×藤原敏史×松林要樹×瀬々敬久原発事故と福島を撮る

[Essay] 地元報道の日々/村上雅信

[Essay] 「イメージ福島」の七三〇日/三浦哲哉

[Monograph] 野性のアクティビズム/金子遊

[Column] 3・11と漫画の世界/九龍ジョー

●ニッポン国原子力ムラ

[Reportage] 女川原発と山道/岩淵弘樹

[Essay] 「海外」の放送局原発事故をどう伝えたか/想田和弘

[Esaay] テレビドキュメンタリー原発の「今」を撮れるか/開沼博

[Monograph] 「聖戦」と「反戦」─原発をめぐる映像史─/清水浩之

[Reportage] 『原発切抜帖』を訪ねて/中村のり子

[Poetry] テンペルホーフ主義宣言/大崎清夏

放射能と生きる

[Interview] インタビュー・高山明/時代の〈空気〉を記録するために

[Review]  「フクシマ」を真正面から見つめること─イェリネク「光のない」をめぐって/夏目深雪

[Report]  『内部被ばくを生き抜く』上映会レポート・ミツバチの問いかけ/碓井千鶴

[Essay]   チェルノブイリ原発事故とソ連映画/井上徹

[Column] 『未来派宣言』から三輪眞弘中部電力芸術宣言』を読む/藤井光

[Document] ニッポン原発MAP 2013

原発ドキュメンタリー映画ミニガイドつき


小特集 21 年目の不在 小川紳介トライアングル

Roundtable鼎談内藤正敏×飯塚俊男×伏屋博雄

        寂しがりやで、「ホラ吹き」で─小川プロ関係者が語る小川紳介

[Illustration] 小川紳介を歩く・三里塚マップ/若木康輔

[Essay] 村が消えた─「辺田部落」再訪/伏屋博雄

[Triangle Essay] 三里塚篇 眼の限定/松本潤一郎

[Triangle Essay] 山形篇 百年後もリアルな映像を求めて/畑あゆみ

[Triangle Essay] 中国高山を仰ぎ、なお止むことなし/呉文光(ウー・ウェンガン)

[Essay]    映画で“恋文”を書く小川紳介/馮艶(フォン・イェン)

[Essay]    存在し得ない義人たちの連帯─山形での小川紳介阿部マーク・ノーネス

[Document] 小川プロ 映画のつくり方/小川紳介・小川プロ関係の書籍と資料

[Interview] 金子遊のドキュメンタリストの眼 第6 回 大津幸四郎


連載

[Column]  ドキュメンタリー激烈辛口採点表 第1 回 春田実

[Column]  アニメーションドキュメンタリーが交わるとき 第1 回 土居伸彰

編集後記

neoneo編集室では賛助会員を募集しています。

neoneo編集室では、2年目を迎えるにあたり、引き続き活動をサポートして下さる賛助会員を募集しております。賛助会員の皆様には、雑誌『neoneo』最新号を差し上げるほか、イベントのご招待、オリジナル資料の送付など、様々な特典が付きます。 ドキュメンタリーを盛り上げる“場”づくりにご協力いただける方は、この機会に是非ともご入会頂き、ご支援の輪を広げていただけますようよろしくお願い申し上げます。詳しくは、こちら。http://webneo.org/support

2012-11-22

『阿賀に生きる』16ミリニュープリント版 小林茂氏インタビュー、映評、トーク出演

11/24(土)、いよいよ『阿賀に生きる』(佐藤真監督)が、20年のときをへだてて16ミリニュープリントでよみがえります。会場は渋谷ユーロスペース。他順次全国公開。

*公式サイト=http://kasamafilm.com/aga/

キネマ旬報 2012年 12/1号

キネマ旬報 2012年 12/1号

キネマ旬報」12月上旬号に「よみがえる『阿賀に生きる』」として、撮影・ニュープリント版製作発起人の小林茂さんのインタビュー記事を寄せています(取材・構成)。

またこのたび新調された劇場公開用パンフレットにも、「いまひとたび、わたしたちは阿賀に生きる」と題した批評を書きました。さらにさらに、12/5(水)上映後のアフタートーク「新しい世代から見た『阿賀に生きる座談会」に、小谷忠典さん、岡本和樹さん、川上拓也さんと登壇いたします。

じつは2年前の川口メディアセブンの「佐藤真特集」でも、小谷さん、岡本さん、そして大澤未来さんとトークをしたことがあります。そこでは90分くらい、幼くもいろんなことを話した気がします。佐藤真監督について、何が語れるのか。没後5年、だれもがいまだ生乾きの傷口のように、語ることを避けてきたような気がします。佐藤真には、いつかちゃんと向き合わなければならない、わたくしもそう感じながら、やはり怠惰に日々を過ごしてきたように思います。こうしたまたとない機会をいただけたことに深く感謝しながら、それでもなお、いまだ明確なことばにはなりません。このたびの座談会では、わたくしは唯一実作者ではない批評の立場から、かれの仕事をとらえ返したい。こと卓越した批評家でもあった佐藤真について、わたくしはことばを紡ぎたい。これからの大きな課題です。

映画美学校佐藤真監督に直接の薫陶を受けた岡本和樹さん同じく美学校出身の川上拓也さんには、neoneo webにも寄稿いただく予定です。なお川上さんはいま小林茂さんのスタッフに就かれているとのこと。そして小谷忠典さんの、12/8公開の新作『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』は、まさに佐藤映画を継承する重要な一本です。こちらのパンフレットにも寄稿しています。

いずれもみなさまのお目にとまれば幸いです。

2012-11-07

「東京国際映画祭で見つける!ドキュメンタリー」(後編)

第25回東京国際映画祭も閉幕。今年は10本強ほど拝見。「neoneo web」に掲載中のこの連続レポート。前編、中編は、編集委員中村のり子が、失われしカンボジア映画史をたどった『ゴールデン・スランバーズ』(ダヴィ・チュウ監督)と「natural TIFF」部門について、それぞれするどい評を寄せています。わたくしは後編として、『フラッシュバックメモリーズ3D』(松江哲明監督)と『タリウム少女の毒殺日記/GFP BUNNY』(土屋豊監督)について書きました。『あんにょんキムチ』(松江)、『新しい神様』(土屋)をともに1999年に完成させた両作家は、いわばほぼデジタル撮影に移行しつつあった2000年代の日本のドキュメンタリー映画史を強く方向づけたのであり、その両者が2012年のいま、それぞれにまったく「新しい」作品において、なお現代を鮮烈に記録している、その事実に感嘆を禁じえません。お目にとまれば幸いです。

●前編 http://webneo.org/archives/5017

●中編 http://webneo.org/archives/5298

●後編 http://webneo.org/archives/5453