ブログのメンテ

 なんか有益なコメントだけフィルタってできないものかな、と溜息をつく一日であった。
 もちろん、多様な意見があってもいい。しかし、その前段から取り付く島がないというのがある。
 例えば、れいの北朝鮮謎の爆破の報道だが、「キノコ雲がキーワード」というのは、各種の報道のテキスト論としていうのであって、実際にキノコ雲が真偽かは別のこと。その区別のわからんやつから、みそくその区別もなく批判されたり、ウンコ投げられても、なんか、ちょっと前提が違いすぎ。

Troops may be tried for using prostitutes

U.S. troops stationed overseas could face courts-martial for patronizing prostitutes under a new regulation drafted by the Pentagon.

In recent years, "women and girls are being forced into prostitution for a clientele consisting largely of military services members, government contractors and international peacekeepers" in places like South Korea and the Balkans, Rep. Christopher Smith, R-N.J., said Tuesday at a Capitol Hill forum on Pentagon anti-trafficking efforts.

 これは沖縄も例外ではない。
 これはさすがに書けないな。

Lebanon says top al-Qaida operative caught

Lebanon said Wednesday it had arrested the top al-Qaida operative in the country and another man linked to Osama bin Laden's terrorist group who were plotting to blow up foreign embassies in Beirut, assassinate Western diplomats and recruit insurgents to fight U.S.-led forces in Iraq.

 ちと聞き飽きた。

U.S. says Cat Stevens may have terror ties

 キャット・スティーブンスの検索が多いのはこれか。

The singer formerly known as Cat Stevens is forbidden from flying into the United States because of his alleged association with possible terrorists, U.S. officials said Wednesday in explaining why a London-to-Washington flight carrying the peace activist was diverted.

 これはひどいな。

He abandoned his music career in the late 1970s and changed his name after being persuaded by orthodox Muslim teachers that his lifestyle was forbidden by Islamic law.

 これもひどい言い方だ。彼は音楽を離れたわけではない。

Haiti: Storm Death Toll 'Could Hit 2,000'

Haiti’s official death toll from Tropical Storm Jeanne soared to more than 1,070 and could rise to 2,000, officials announced today.

 やばい。ハイチ、死者1000人を越えた。2000人にまで膨れあがる可能性がある。

散人先生 NHK:小泉国連演説……「短い言葉」はやっぱり英語にならない

しょせん「小泉節」は国内向けということなのだろうか。情けないことにいまの世界では国際語は英語だ。国際語で発信できるスピーチをする自信がなければ、日本語で話した方が、よほどよかったと思う。

 そのとおりなのだが、そして小泉も無自覚だと思うけど、あれは植民地の傀儡らしい雰囲気を出す演出なんですよ。とほほ。

北朝鮮がノドン発射準備か、防衛庁がイージス艦派遣

 ま、これのためにイージス艦を常駐させたのが本音だからな。

 日米両政府がノドン発射の兆候をつかんだのは21日午後。関係者によると、北朝鮮東部などの複数のノドン発射基地周辺に北朝鮮軍の車両や軍人、ミサイル技術者などが集結しているという。実際に発射するにしても、「数日後から2週間程度」との見方が強い。
 ノドン発射基地の近くには、ノドンよりも射程が長い弾道ミサイルテポドン2号」(射程3500―6000キロ超)の地下発射基地もあり、日米両政府はテポドン発射の可能性もあると見て警戒している。
 ノドンは、液体燃料を注入して発射する仕組みで、発射台付きの車両に搭載して移動が可能。沖縄など一部を除き、日本全土を射程に収める。ただ、大部分が地下基地に納められており、液体燃料注入などの兆候は確認されていない。発射台起動の動きもない模様だ。

 これに触れなければ神浦さん、ほんとに…いや、また、人工衛星ということで…。
 追記:言及がありました。無難な解釈でした。北朝鮮によるゆさぶり説。

高齢化の影響、日本が深刻 IMF、移民受け入れ提言

 これだよな。

 国際通貨基金IMF)は22日、高齢化に伴う労働力人口の比率低下の影響は、少子高齢化が急速に進む日本が長期的に最も厳しく、成長率の低下とともに将来は経常収支が赤字に転落するとの分析を盛り込んだ報告書を発表した。
 これは人口動態が世界経済に与える影響を分析した報告書で、日本には、海外からの移民受け入れが一つの対策になると提言。日本や欧州など先進国の高齢化は国の財政を悪化させ、とりわけ年金制度や医療保険制度の制約となると指摘し、高齢化が進むほど制度改革が困難になるとして、早急な政策対応を促した。

 マクロ経済はこういうのをどう取り込んでモデル化しているのか。もちろん、モデル化とはそういうのを取り込まないことだというのは重々わかる。で、問題は、そうした捨象モデルで中長期的な展望を述べるとしたら倒錯。慎重な学者ならモデルの条件を課す。で、それで、問題は、実際にはなんの意味があるのか?つまり学問的な興味以外で。
 そういうのを抜きにしてこのIMFの報告を支えるモデルはどう理論化されているのだろうか。

はてなQ 「循環器」や「免疫」といったキーワードもしくは「法医学」「外科1」などといった医局名を入れると検索できるようなページが知りたいのです。

 無料であるのか?
 ちょっと率直にいうとこういう質問には嫌な感じがする。

鉄人28号 第25話 黒部の危機

 完璧だ。これほどパーフェクトの物語を見たことがないな。
 大筋はわかっていたが、やられたな。
 クロロフォルムのトリックはもうそれほどではないが、そう、黒服の男は、ソ連だった。そう、私は分かっていたじゃないか、この物語は冷戦と核なのだ、と、と、自分につぶやいてそれが信じ切れなかったのだ。
 テクニカルには、黒部のニコポンスキーはソ連スパイだった。そして、それがベラネードの謀略にかかっていたというあたりの解説は、今回のこの程度の切り上げかたで美しい。このプロットあわかる人がわかればいいのだから。あざやかすぎるな。そして、今回、村雨がきちんと査問会のクロロフォルムを敷島だと言っていたわけだ。完璧。ストーリーの漏れはない。梅小路のエピソードもつないだ。しかも無理はない。ロビーの話は、その後のブラックオックスの暴走にきちんとつながっている。
 ブラックオックスの暴走は、連想としてはあの時代の大衆の暴動を連想させる。ま、それは連想というか芸術のイメージの問題だ。
 そして、そして、次回、鉄人が完全になるのだ。最強の鉄人を出すために、これまで弱々の鉄人だったわけだ。これは次回最終回は祭り!!!ロボットアニメの最高エクスタシーだね。
 そして、最後に鉄人を溶鉱炉で溶かすというのは、これは、今川のストーリーではなく作者横山横山光輝のストーリーというか意志だったのだ(ほんとだ、だから横山は鉄人28号の物語の完成を今川に賭けたのだから)。もっともそれを今川はじっと何十年も信じ、ここまで物語をくみ上げたのだろう。すげーよ。サイコーだよ。横山にこれを見せてあげられないというのは、なんて悲しいことなんだ。
 物語として、その対話性を重視するドラマツルギーもすごい。村雨というのはまさに戦前と戦後を繋ぐ意志だ。そしてそれを正太郎がどう受け止めるかというところに、戦後のすべてがかかっている。そして、それが今、明確に意志として物語りとして受け止められるということは、たぶん、それこそが、文学だろう。ただ、文学なんて言っちゃ、この物語を貶めるかのようだ。

毎日新聞 米再利上げ 日本も当たり前の政策を

 おやおや。
 なんか、必死だな、ですね。
 経済を政治と切り離して見るというのは経済側ではクールな見方なのかもしれない。が、現実はそうではない。そうした見解はただ、政治から経済を見る倒錯の緩和にしかならない。
 毎日の必死を見ていると結果的に必死に政治を無視している。財務省と日銀だけで経済がなんとかできると思いたいようだ。

読売社説 [米再々利上げ]「大統領選挙を控えた政策判断」

 昨日google newsでグリンスパンの顔が出ているのでそうかと思ったが、それほど気にはしてなかった。
 ところで読売社説は内容はない。
 利上げは別に不思議でもない、どころか、ここで変更するとそれだけで政治的メッセージになりかねない。そして利上げしおけば次期政権に顔が立ちやすい。
 さて、市場の受け止め方はどうか。