アラファト氏白血病の疑い パレスチナ情勢、流動化も

白血病が事実とすれば、治療の長期化は避けられず議長の政治的影響力の低下は必至。停滞する新和平案(ロードマップ)や、イスラエルが国会承認したガザ地区撤退など、パレスチナ情勢が流動化する可能性がある。

 「流動化する可能性」って表現はありか。「進展する」でいいと思うが。

NY原油3週間ぶり安値 中国利上げで急落50ドル台

28日のニューヨーク・マーカンタイル取引所原油先物相場は、利上げによる中国の景気減速懸念から大幅に続落、指標となる米国産標準油種(WTI)12月渡しは前日終値比1・54ドル安の1バレル=50・92ドルで取引を終え、指標銘柄の終値としては今月4日以来、約3週間ぶりの安値をつけた。

 40ドル半ばまで落ちても良さそうなのだが、問題は、むしろ、中国利上げによる景気の減速感だろうな。日本が直撃を受けるだろうし。

産経社説 入植地撤退 ロードマップにつなげよ

 各国はいま、この計画が、イスラエルの占領地における入植地からの撤退の「始まり」を意味するものであることを願っているが、「シャロン首相の狙いは、重要性の低いガザ地区を捨て、ヨルダン川西岸の大規模入植地の固定化を進めることにある」との指摘もある。そうだとすれば、この計画は撤退の「終わり」を意味するに過ぎない。パレスチナ側はすでにそう見て冷ややかな反応を示している。

 ガザは入植地を象徴しない。ただ、コストパフォーマンスの問題。だから、この産経の間接的な見方があっている。

読売社説 [PSI訓練]「自衛隊を生かす法整備が課題だ」

 それはそうなんだけど、それをいうなら、自衛隊憲法自体がうやむや。というか、日本における正しい歴史・政治のありかたは、現状をうやむやにして既成事実にすること(悲観的な言い方だが)。今回も結局そうなるだから、それを見据えて考えたほうがましだと思う。

朝日社説 仮設住宅――お年寄りを見守って

 言及すべき内容でもないのだが…。

 朝起きて、見知った顔が声を掛け合う。ささやかだが、そんな日々がお互いを癒やし、励ますだろう。

 被災地のあちこちで、厳しい冬を前に仮住まいが始まる。もとのままの生活が無理なら、せめて心の通った暮らしができるようにしたい。

 執筆者、こういう状況にいたことないのかね。あのだね、すべてがそうだとは言わないが、人がいやになってくるんですよ、そして、自分に2時間くらいは籠もりたい。で、本が読みたいものです。支援物資に文庫本とか送るといいと思うだが…。