今まで哲学書を読んできたけれどもどれも、希望を剥奪するようなものばかりでした。希望を持てる哲学書ってないですかね?
ニーチェ入門
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著者:竹田 青嗣
販売:筑摩書房
価格:\756
媒体:新書
通常24時間以内に発送
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哲学好きには物足りないだろうが、そういう哲学好きが、つまり、
ドゥルーズのような思想に落ちる。まぁ、それはそれでいいだろう。そして、
ドゥルーズの死もまたそういうものでもあるのだろう。そういうことは抜きにして、実際の「生」というものに
ニーチェがどう考えたのか、つまり、矮小な私たちがどのようにこの人生の不可解さに向き合い、
ルサンチマンを克服するか、という問題を、自らの問いにした人にとってあきらかに明確な意味のある本だ。