朝日社説 長い勾留 自白の無理強いでは

 最高裁の統計によると、検察官の勾留請求を裁判所が退ける「勾留却下率」は1969年には8・2%あった。しかしその後どんどん減って、近年は0・8%程度になっている。
 起訴された後に保釈になるかどうかも、自白と否認で大きな違いがある。昨年、自白している場合には初公判までに67%の人が保釈された。一方で、否認すると、36%しか保釈されなかった。

 困ったことだと思うし、こういう朝日の社説はよい。