続・男には女のことはわからない
承前⇒finalventの日記 - 男には女のことはわからない
きっかけ⇒watapocoの日記 - 男の人が怖くなってきた…
女って、男にとってそんなにも分からない生き物だったのか。
私の会ったあの人達は、そんなにも深い断絶を感じつつ、私と接してくれていたのか。
男にとって、女が一番わからないのは、というか、わかるわからないの関係性が成立した時、その愛だの恋だの理由が実はわからない。もちろん、男はとりあえず馬鹿でないと生きていけない(ちんこを立たせるなんてのはその最たるもの)。だから、この女はオレに惚れているなと思う。言う馬鹿もいる。女もそれでいいじゃんと思っている。でも、男は内心、これはけっこう多くの男が、本当はそんなこと微塵も信じていない。愛や恋の理由を不可解、そして、それがこの世に魂をつなぎ止める策略かのような(誇張ですてば)そんなふうに不可解に感じている。
男の心のなかには死にたいような自分を殺したいような絶望というか救済への希求があってそれが女という原型に反映される。死にたくない死にたくないとつぶやく少年の思いがいつまでも男には抜けない。
ってなことを書くと、そりゃおまえさんだけだろとか言われる。言いたければ言え。
女の心にだって死にたいような自分を殺したいような絶望があるのだというふうに思う女もいるだろう。救済への希求もあるだろう。でも、その場合の絶望は本質的に※と関係しているのだ。というのが、旧約聖書神話的な象徴でもある。アダムの原罪とは、イブの殺意を受け入れたこと。イブの殺意は愛であったこと。