2007-03-28
■ああ、島尾ミホさんが死んだ
⇒「死の棘」モデル・島尾ミホさん、死去 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
⇒finalventの日記 - はてなQ 人生の迷いを吹っ切れた、と感じた本を教えてください。西部邁とかがすきです。
![]() 死の棘: 島尾 敏雄 |
私はもっているけどすげプレミアム⇒「 海辺の生と死: 本: 島尾 ミホ」
復刻してはどうだろうか。
![]() ヤポネシアの海辺から―対談: 島尾 ミホ,石牟礼 道子 |
そして、「死の棘」の裏に。
![]() 月の家族: 島尾 伸三 |
![]() 魚は泳ぐ―愛は悪: 島尾 伸三 |
![]() 星の棲む島: 島尾 伸三 |
ああ、文学とはなんなのだろう。
■桜を見ながら人類滅亡の日を想像した……
といってもたいしたことじゃなくて。
その日は静かに自然にやってくるんじゃないかなと思った。
私はそれまで人類滅亡の日は巨大隕石とかいずれにせよ、カタストロフィックなものをなんとなく思っていたのだが、ぼんやり桜を見ながら、いやじわじわと人が気が付かず、滅亡するのだろうなという感じがしてきた。
人類の人口は急激に縮退するだろうが、それも百年スパンくらいではないだろうか。そして人類の生活様式はいわば古代のようになるのだろう。なんだかナウシカみたいなだが。
あるいは、もっと何万年もかけて滅びに適合する形で退化していくのかもしれない。
おそらく人類が滅亡しても、地球生命はまだ続くだろうし、別種の知的進化を遂げる生物が出現するのだろう。ベルクソン最後の思想みたいだが。
■都知事選傍観者がなんとなく思うのだが
ネットでは外山というのかその方面では有名な人だったのか私は知らないのだが盛り上がっていたが、ま、端的に言えば私同様、都知事選に関心ないという延長だろう。
ネットではまた反面石原バッシャーが2オクターブくらい高い声を上げていて芳しい。っていうか、その声が普通の人にドンビキなのに。
で、気になるのは、石原がどのくらい票を取るのか。
基本的に棄権は多いだろうと思う。つまんない選挙だし。そうなると、組織票が浮かび上がってくるはずだが、それがどのくらいなんだろうか。
まあ、ちょっと言うと、ネットだと公明党批判が多いが、現実の都民の生活では公明党というか創価学会は多い多い。そして末端はどうもべたに末端っぽく、そのあたりは、実際に社会的弱者に連結しているので、考えてこんでしまう。こういう層こそきちんと民主党でも社民党でも拾えないものだろうか。
これとか大した本でもないと思っていたのだが。
![]() 創価学会: 島田 裕巳 |
どうやら少なからずが、創価学会の会員たちは、自分たちの組織のバーズアイ・ビューを得るために読んでいるらしい。末端はどうも自分たちの勢力がなんなのかわかってないし、また、彼らの立場の側を想定するとなんとなくわかるが、創価学会バッシャーの声もオクターブ高すぎで、きょとんとしているふうでもある。
まちょっと外れるけど。
これは団塊世代の暇の影響なのかもしれないけど。
政治性の言説のオクターブが高すぎというかレトロすぎて、実際の大衆にまるで届かない。あまり触れたくはないが盛り返そうとしている従軍慰安婦問題も、実際の庶民レベルではなんらリアリティがない。こういうとなんだが、私が子供のころは、娼婦上がりの女性というのはそう見えないものでもなかったし、大衆は差別もしたがかばいもした。なんというか、娼婦上がりであろうが人情のわかる人間には信頼を寄せるという暗黙のルールがあったし、彼女らの苦難の経験の意味を共有しあえるものがあった。
で、そういう人々が死んでしまって、あの暗黙のルールの感覚が消えてしまっている。かろうじて歴史感覚として持っているもっとも若い世代が私で、50歳だよ。もうだめだめ。だめというのは、あの世界をどうやっても伝えることなんかできないのだというのはひとつの割り切りでしかたない。
話はさらに逸れるけど、増田とか、ま、ゴミ多しなんだが、それでもけっこう痛い。とか言うと、お前の日記のほうが痛杉とか脊髄反射されそうだけど。でも、ま、増田の痛さというのはなんだろと思う。あの痛みというのは、悪くないというか、普通の人間が歴史や政治や不運あるいは社会というものにぶつかったときの普通の痛みだと思う。その痛みのなかでなにが連帯的に解決できるのか。それと世界の大枠はどう繋がるのか、そういう思想が現状では見事なまでに欠落していると私は思う。
どうなっていくのかよくわからない。ただ、はてなの中にいると、若い世代でも普通に賢い人間は普通に分布しているように思う。そのあたりがどういうふうに生活思想を編み上げていくのだろうか。私はその側にいたいと思うし、甲高い声、きっつい。
■ちなみに最近のダルフール危機の状況
このあたりが注目⇒BBC NEWS | Middle East | UN warns of Darfur aid collapse
The UN's new humanitarian chief, John Holmes, has spoken of the fragile morale among relief workers in Sudan's troubled region of Darfur.
Mr Holmes warned it could take just one major security incident to prompt a "humanitarian collapse", endangering tens of thousands of refugees.
支援者が非常に困難な状況となり、人道上の崩壊といった危機に瀕している。
チャドのほうも深刻化している。
ひどい言い方をすると、このまま日本のメディアのように問題を隠蔽して疲弊度を進めれば、危機対応が後手にまわることで緊急の問題性はなくなる。すべて手遅れでした、みたいな。
まだ大きな流れになはっていないが
■うーむ、デザインかなぁ
見ていて思ったのだけど、ネタの充実度やコメントはええ塩梅になってきているし、ネタフルとそれほど読者層も変わらないというか変わるかもしれないけど、読者層は広がりそうなネタの振り方なんで、ええと思うんだけど。
なんかネタフルのようなメジャー感がないのは、デザインかな。あと、楽天でやってるメリットってないような気がするのだけど。
デザインをがらっと変えたら、一気にメジャー化すると思うけど。
あと、女性的な視点というか、女性的な配慮が、もうちょっとあるとよいのでは。というのも女性受けしそうな感じがするので。
■朝日社説 下村発言―首相のおわびが台無しだ
こう言ってはなんだががんばれ朝日。どこまでも。
問われているのは、過去の日本が女性たちの尊厳と人権を深く傷つけたという歴史の事実に、日本を代表する立場の首相がいま、どれだけ真剣に向き合えるか、という問題にほかならない。「いま」の話なのだ。
この点はまったくそう思う。ただ、日本人女性の戦後をきちんと顧みることがおろそかにされている感じがするが。というのは慰安婦の大半は日本人であった。彼女たちの多くはあまり語ることもなく死んでいった。
■朝日社説 あるある問題―これで再生できるか
どうでもいいんだけど。
菅総務相は、NHKのラジオ国際放送に対し、拉致問題を放送するよう命令した。さらに受信料の2割値下げを求め、そうしないと受信料の支払い義務化を放送法改正案に盛り込まない、とNHKに迫った。強権ぶりが目に余る。
国家権力が放送内容や制作過程に立ち入れば、表現や報道の自由を侵す。それは社会にとって大きな損失になる。
なんかこの執筆者と実際あったら、いい天気っすね、以外何も言えない。
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よく朝日はぬけぬけと言えるものだ。
ジェンダーを、「社会的文化的性差」と翻訳したり、「差別」と同義的使われ方をするのは明らかな間違い、誤訳だそうですね。マイノリティも、ジェンダーと同じく差別とリンクさせる使われ方があるかもしれませんね。慰安婦問題の件も、ジェンダーやマイノリティにリンクさせて問題として扱うケースが日米で散見されますが、私はこういうジェンダーやマイノリティを意図的に誤謬的な使い方をする言説には、非常に疑問を感じます。
ただゲド戦記でいいといえるのは1〜3巻までですね。1〜3巻はジェンダーやマイノリティの「ありよう」について、非常に丁寧に描写されているのではないでしょうか。
4巻以降は中途半端にフェミニズムが出てきて、ジェンダーやマイノリティの扱いが観念的になっていると思います。実際、従来のファンでも4巻以降に関しては批判的な人が多いです。小説としての魅力、面白さが後退している。朝日のこの問題に関する扱いも、何かと批判される4巻以降のゲド戦記のへんてこさ加減に共通するものがあるかも。まあ、朝日の底の浅さル=グウィンと比べること自体失礼ですけど。
そういえばジブリが、ゲド戦記4巻以降の悪い意味で観念的な部分を無理やり映画に詰め込んでしまってましたが、なんであんなことをしてしまったのか。ル=グウィンの薦めるように、第1巻を映画化してればまだあそこまで出来の悪い映画にならなかったかもしれないのに。
最近ゲド戦記の「外伝」を読みました。読んで、初めて4巻、5巻に共感できました。私は「カワウソ」の話にとても心惹かれました。世の中男と女でできているというあたりまえのことに気付かされました。
また、「圓生古典落語」を読みました。花魁の話から、長屋の話から、おめかけさんの話から、とてもとても興味深かったです。「居残り佐平次」とか、タイトル忘れましたが大みそかの借金とりを芸でかわす話とか最高でした。江戸から大正あたりの人の生活感みたいのはこんな感じだったのだろうな、と。
いえ別に。意見の相違=嫌うことになるではないですからね。
竜頭蛇尾という四字熟語がありますが、私は4巻以降はこの蛇尾に相当すると思っていたので、真価は4巻にある、という見方は非常に興味深いです。
原作のテハヌーは、その異形さが魅力ですね。小説としてはつまんないけど。
finalventさんはどう思われますか?
津軽海峡に港湾作るってのもやっぱだめですか・・・日米露共栄権構想というか。
あの極東ブログのエントリーをアップされてすぐ読んで、その手があったかと思ったものですが。
Re : 桜を見ながら人類滅亡の日を想像した
え”、人類は宇宙に進出して銀河帝国を創るんぢゃないんですか?w
まあ、いつかは滅亡するんでしょうけどネ☆
tom-kuri@今日で44歳「次のハレー彗星は月で観てるはず」でした〜
島尾さん(息子)の本はうちの島の小さな本屋に並んでいた記憶が。図書館には母ちゃんの本もあるかもです・・そちらも読んでみようかと思います。合掌。