日経 春秋(4/2) : NIKKEI NET:社説・春秋 ニュース

下から上へ、一方通行型のホウレンソウが求められる職場は危ういらしい。えてして叱責(しっせき)と無視ばかりの上司が多く若手がやる気をなくす。自分の意見を持たず応用力の乏しい社員が育つのも怖い。高収益で知られる岐阜県の電気設備大手、未来工業のように「現場が考えることが1番」とホウレンソウ不要を掲げた会社もあるほどだ。

 部分引用ではわかりづらいが、これも、まいったな、と。
 ホウレンソウとかいう前に、組織というのは目的があり、その原則がある。そのなかでホウレンソウがどういう機能を持つのかというのが執筆子まるでわかってない。
 基本的に目的―成果のプロセスにおいて、ホウレンソウはフィードバックだ。
 ポジティブ・フィードバックの場合は、原則との齟齬に対する経営決断がある。それがうまくいかないとかいうのは、経営の決断決定プロセスがホウレンソウに偽装されて曖昧になっているからだよ。報告・連絡・相談の次に決断があるのだ。