いつものムネオだが

 ⇒2007年11月9日(金) : 鈴木宗男ランド ブログ by宗援会 宗男日記から

 検察は狙ったら自分たちに都合の良いシナリオ・ストーリーを作っていく。関係者は東京地検から参考人として呼ばれ、調書を取られる。民間の一般人は、東京地検と聞いただけですくんでしまう。人間誰もが神様・仏様ではない。叩けば叩けば某なにがしかのホコリが出てくると考えると、萎縮いしゅくしてしまい、検察の言いなりになってしまう。
 それを良いことに、検察は自分たちに都合の良い調書を作っていく。これが裁判で大きな影響を持つ。裁判は調書主義で、神聖なる法廷で話した証言よりも、調書の方が信頼性・信憑性しんぴょうせいが高いとなる。密室で、しかも精神的にも圧迫感のある中で、権力側の思い通りのシナリオが作られるのだ。
 私の裁判で、一つの例だが、女性事務員だった佐藤玲子さんは、子宮ガンの治療中でも逮捕、勾留された。その佐藤さんは公判で「検察に言わされました。鈴木から何も指示されたこともなく、共謀もありません」とはっきり証言してくれたが、一審の裁判長は、公判での証言よりも調書の方がより信頼性があるという結論だった。
 その佐藤さんは、可哀想に平成15年9月、私の保釈直後に亡くなってしまった。権力側は人の命までも奪うやり方をする。私は国民に対して、正直に事実を、真実を語り、伝えていきたい。

 その一例の真偽は私にはわからないが、本当だとすれば、ひどいものだ。というか、たぶん、本当なのだろう。