タミフルについてNHK飯野奈津子解説委員は、まとも
あまりにまともな意見がきちんと出ていて反ってびつくりなくらい。
⇒「インフルエンザ早くも流行の兆し」解説委員室ブログ:
Q5 最終的な評価が出ていない今の段階で、私たちは、どう薬を使えばいいのでしょうか。
A5 10代の患者については今もタミフルは使えないので、ほかの治療薬も使うか、まったく使わないか。そのほかの年代の患者は、タミフルも使えるので、かかりつけの医師と相談して、自分にあった治療法を選択するということだと思います。ただし、薬を使うにしろ使わないにしろ、インフルエンザにかかった20歳未満の患者については、とりわけ注意が必要だということは認識しておかなければなりません。
図⇒http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/gazou/p071121_03.jpg
これは、タミフルを服用した後、建物から飛び降りたり暴れだしたりする異常な行動が見られた患者の状況をまとめたものです。タミフルの販売が始まってから今年5月末までの6年あまりの間に、211人報告されました。年齢別にみますと10代の患者が半数以上を占めていますが、タミフルの使用が認められている10歳未満の患者でも、59人、全体の30%近く異常な行動が起きていることがわかりました。
しかも、タミフル以外の別の二つのインフルエンザの治療薬を服用した患者や、薬をまったく服用していない患者にも、異常な行動が起きていることが明らかになっています。
「リレンザ」という薬では、10人、「アマンタジン」という薬では7人、薬をまったく服用していない場合でも、27人報告があります。こうした異常な行動を起こした患者の多くが二十歳未満の未成年です。
異常な行動と薬との関係について専門家が調べている最中ですが、このデータからいえることは、異常な行動は、インフルエンザそのものでも起きる恐れがあるので、とりわけ未成年の患者の場合、薬を服用したかどうかにかかわらず、患者を一人にせずに十分注意する必要があるということだと思います。
ということ。
で、もうちょっと踏み出していえば
- 10代の子にタミフルが使えなくなったための被害の可能性があるので要注意
- 大人はよく判断して適切に使うほうがよさげ(兆候をよく見て)
あと、これね。
⇒For Children 1 Year And Older Tamiflu Found To Be Effective For Treatment And Prevention Of Influenza
まだあるのであとで追加するかも。