finalventの日記

2008-02-29

ブログサバト

 もう金曜日。

 2月も終わり。

 速いなあ。

増田手塚論

 ⇒

手塚のいくつかの作品はあれってところも多いし、「海のトリトン」なんてもう人間の悪意丸出しで、うわぁきもちわるい、というくらい暗いんだけど、そういう暗さが手塚の本質の一部である気がしてるし、その反面もあるし、だから描き続けられたんじゃないかと思う。ブラックジャックは、今は認められない描写があちこちにあるけど、思春期に読んだときは感動したし。

まあうまくは言えないのだけどそういうもんだよなと。

 まあうまくは言えないのだけどそういうもんだよなと。

 トリトン以外も暗いよ。ジャングル大帝とかオリジナルなんかすげーもん。

 ⇒ジャングル大帝 3

 バンパイヤもそうかな。

今日の大手紙社説

 特になし。というか政局に関心ない。この政局では日本の重要な問題への解決の糸口がないように思える。というか、むしろ現状では中川秀直元幹事長を支援したい。

 中国毒入り餃子については、産経だけが言及した。たぶん、朝日、毎日はなにも言わないだろうし、読売もそうだろう。日経もそうかもしれない。明日社説で言及しなければ、日本のジャーナリズムなんてその程度のものなのだ。

  リベラルニューヨークタイムズにはきんたまがあり⇒極東ブログ: ニューヨーク・タイムズが報道した中国薬剤問題について

日経春秋 春秋(2/29)

 「浦じまい」という言葉があるのを初めて知った。海難事故で行方の知れぬ家族や漁師仲間の捜索に区切りをつけ、海の安全を祈る儀式だという。海上自衛隊のイージス艦と衝突した漁船の母港でも、人々はこの悲しい習わしに耐えた。

 しょこたんバッシングは浦じまい違反だったか。

 私は芸能的なニュースには関心ないが、このバッシングで思ったことは、彼女が幼くして父を失ったことの心の傷のようなものだった。

 ⇒中川翔子 - Wikipedia

中川 翔子(なかがわ しょうこ、1985年5月5日 - )は日本の女性アイドルマルチタレントブロガー、歌手、タレント、グラビアアイドル、声優漫画家イラストレーター、女優)である。

 ⇒中川勝彦 - Wikipedia

中川 勝彦(なかがわ かつひこ、1962年7月20日 - 1994年9月17日)

 しょこたんの父は32歳で9歳の娘を残して死んだ。

 今回のバッシング元発言のオリジナルは以下だろうか。

「絶対に避けられるべき事故ですよね…。死ななくてすんだはずなのに、こんなことになるなんて…まだ23歳でね…これからの希望の光だったはずなのに…」

 彼女は「…まだ23歳でね…これからの希望の光だったはずなのに…」で父を想起したのだろうと私は思った。

 ま、そうでないにしても。

 私の父は私が31歳で死んだ。私は幼稚な人だったので、そのことでショックを受けた。だが世の中で若くして親を亡くす人はたくさんいる。そしてそういう人たちが受けた運命の傷のようなものに、世間はそれとなく配慮しているものだった。

産経社説 【主張】毒物ギョーザ事件 曖昧な決着は許されない

 結論からいうと政治が介入するから曖昧な決着になるというか、ようするに政治の問題でしょう。

 日本の警察庁はすでに、(1)検出されたメタミドホスは不純物が多く含まれ、日本で流通している高純度のものとは違う(2)工場内で密封された包装の内側からも検出された−などの事実から「中国国内で入った可能性が高い」との見方を示している。

 これこそ、疑似科学とか似非科学とかの問題ではないかな。あるいは中国のこの表明も科学的とか言うのだろうか。

 疑似科学・似非科学批判とかする人はこういう場合、どういう科学的立場に立つかというと、たぶん、中国からみになると黙ってしまうのではないか。BSEやタミフルのバカ騒ぎでも黙っていた。

 科学はイデオロギーに中立であるべきなのだが、そこは偽装されやすい傾向にある。

 参考⇒ギョーザ事件 中国「実験」一点張り (1/2ページ) - MSN産経ニュース

 中国側の説明によると実験はマイナス18度の条件下(ギョーザの倉庫保存、輸送、販売時の冷蔵温度)で行われ、1%、10%、30%、60%と濃度の異なるメタミドホスに袋を浸したところ、いずれも10時間以内に袋の内側に浸透したという。

 しかし、実験結果の具体的な数値は明らかにされずじまい。袋の内側に浸透したとしても、日本で検出されたほどの高濃度の成分がギョーザの具にまで染み込むものなのか、その点も明らかにはされなかった。

晴れ

 今日は春の季節になるらしい。富士山は一層霞む。夢はごちゃとちゃとした青春がらみのようだったが忘れた。

 2月29日というのはいつも変な感じがするな。四年前はどうだったかと思ったか。あれ、三つもエントリ書いたら。

 ⇒極東ブログ: 育児休業法もだがサービス産業主体の行政が必要

 ⇒極東ブログ: 造悪論ノート

 ⇒極東ブログ: aとtheの話

 この4年の間に自分は成長したか? 老いた感じはする。老いない部分もあるのだろうけど。ネットの向き合い方、ブログの書き方は変わった気はする。

 あらかた言い尽くした感はある。

 あと、これだけは書いておこうという話はなかなか書きづらい。

tennteketennteke 2008/02/29 09:09 >>増田的手塚論
BSマンガ夜話では黒手塚白手塚と命名してましたが、
finalventさんは「変ドラページ「なんだこりゃ?」はご覧になったことありますか?
ttp://www.hendora.com/
マンガって恐怖と大爆笑を同時に表現できるんだなぁと考察しています。

antonianantonian 2008/02/29 16:53 黒手塚 笑)
「ばるぼら」とか「奇子」とか暗いですね。
まぁ、そういう時代だったからかな。70年代の映画ってのがこれまたなんとなくどこか暗いですよね。

kagamikagami 2008/02/29 17:25 代表作と目される「火の鳥」もとても暗いところがありますね…。戦争体験が影を落としているのではないか、ということは手塚治虫論においてはよく云われております…。ひどくニヒリスティックな冷たく暗い部分と、人間を信頼しようとする明るい暖かい部分の激しい葛藤があって、そこがまた手塚作品の魅力であると思います。「アドルフに告ぐ」とかも、私は好きな作品ですが、全く救いがないまま終わりますね…。

nomurayamansukenomurayamansuke 2008/02/29 17:36 自分はどっちかと言うと「鳥山世代」ということになるんだろうと思うんですが、手塚の「時計仕掛けのりんご」というオムニバスものを持ってます。1話から実在のドイツの連続殺人犯の話で、まさに黒手塚の聖典みたいな感じなんですが、その中に影武者にされた男の凄惨な話があるんですが、話それ自体よりこの男と妻の名前が「うんこ」と「しょんべ」だったことに、背筋を凍らせるものがありましたね。

kinginsunagokinginsunago 2008/02/29 20:05 学校の図書館で読める漫画が、はだしのゲンと手塚作品というのが三十代以降のお約束?
我が母校では「ブラックジャック」はまあ判るとしても「七色いんこ」ってそれってどうよ?…と思っていた中学時代(苦笑
今は、手塚の全集をそろえているのが普通?のようですが…

finalventfinalvent 2008/03/01 09:21 tenntekeさん、ども。変ドラ面白かったですね。ちょっと誤解されるかもしれないけど、見せ物小屋があった時代の感覚というか。

finalventfinalvent 2008/03/01 09:22 antonianさん、ども。70年代はまだ街中にSM映画のポスターが溢れている時代でしたよね。今思うとありえないけど。

finalventfinalvent 2008/03/01 09:23 kagamiさん、ども。それわかる感じがします。731的な世界というか。

finalventfinalvent 2008/03/01 09:25 nomurayamansukeさん、ども。どこかで手塚を見る目が歴史の薄皮を通して評価が先行するようになった印象もあります。そこを抜けると、なんだこりゃ、かもですよ。

finalventfinalvent 2008/03/01 09:26 kinginsunagoさん、ども。手塚全集をもっている人、私も少し知ってます。やりけない感じです。終わったものは終わった世界なのに。

junmykjunmyk 2008/03/02 17:29 中川翔子さんは、生と死の想いにちかいタレントさんだとおもいました。
ところで、墓場鬼太郎 第5話の寝子さんですがこの視点でなかなかに面白いです。
子供のころの日本という娑婆の不条理観も、あー、こーだったなと思います。
不条理だったが、今のようには閉塞してなかった。
もっともこの言が正しいかは子供に聞かねばなりませんが、経験を共有していないので何とも…

finalventfinalvent 2008/03/02 18:04 junmykさん、ども。墓場鬼太郎、見てないんですよ。鉄人28号なんかのリメークノリは同じかなと思うけど、なんかうまく受け入れられない。ま、そんな感じです。しょこたんは、父親からゲゲゲの鬼太郎を読めと言われて育ったようですよ。

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