朝日社説 ロシア大統領―「二重権力」への不安 : asahi.com:朝日新聞社説

 選挙はお世辞にも民主的なものとはいいがたいものだった。反政権派の強力な候補は、立候補を認められなかった。テレビはメドベージェフ氏らの動静を報じることに集中した。行政や経済界、文化人らがこぞって政権の周りに集まり、翼賛選挙の趣さえあった。

 でもEUや監視機関はコメントしてないのでは?

 権力基盤にしても、現政権の下で均衡していた治安機関出身者ら諸勢力のバランスが、そのまま保たれる保証はない。
 最終権力者はどちらなのか。そこが明らかにならない限り、国民の期待に反してロシアは不安定にならざるを得ない。

 権力の均衡がプーチンによって維持されてきた現状が維持されてよしでよいのでは。最終的な権力は機構上は大統領、実質はプーチン。なにか疑問でも? というか、ロシア国民がプーチンを使って権力の安定を目指していることに配慮してもよさげ。