今日のムネオ

 私は必ずしもムネオ主義ではないのだけど、こういう考えをもつ政治家は尊重したい。
 ⇒宗男日記から - 鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

 与党、野党それぞれ主張はすれど、まとめようとする気持ちがあるのだろうか。民主主義は折り合いをつける手法である。議論に議論を重ね、そこで得た結論はお互い尊重する、これが大前提である。俺が俺がの「我(が)」の世界ではなく、お蔭お蔭の「げ」の世界も必要だ。
 年度末になり、与野党とも政局よりも生活感あふれる政治をして欲しいと国民は思っていることを忘れてはいけない。原油が高騰したのは暫定税率があるからではない。日本にとって死活問題のエネルギー政策について、アメリカ一辺倒でいいのか、中東にだけ大きな依存をしていていいのか等々、将来の日本のあるべき姿、世界戦略について骨太の国会質疑があっただろうか。
 私はロシアを一生懸命やってきたが、それは北方領土問題解決はもちろんだが、サハリンからの天然ガス、油を北海道に持ってきたいと考えていたからだった。アフリカについても、「日本がいずれアメリカ、ヨーロッパのアングロサクソンから叩かれる時が来るかもしれない。その時、誰が日本を守ってくれるか。アフリカ53カ国が『我々が苦しかった時、一番助けてくれたのは、協力してくれたのは日本だ。その日本を叩くのなら、我々アフリカ諸国は日本の側に立って闘う』と言ってくれる環境をつくっておくのが、今を生きる政治家の責任だ」と考えてやってきたのである。