毎日社説 社説:築地市場移転 豊洲では食の安全守れない - 毎日jp(毎日新聞)

東京ガスの工場跡地である豊洲の計画地区は築地市場の移転先として不適切といわざるを得ない。ところが、都は現在も「豊洲移転ありき」の姿勢を変えていない。専門家会議もこの路線上で設けられた。

 この社説を読んだ限りでは不適切はあまり科学的な評価とは思えない。専門家会議でもそうだということを否定するだけの毎日の議論は別途展開されているのだろうか。単純な構図でいえば、科学は専門家に委ねなければならない部分が大きいので、むしろ一義にはそちらを尊重したい。
 あと以前から気になるのだが、築地の流通的な意味合いは低下しているはずなのだが。つまり、築地は美食には意味があるけど、庶民の食への貢献は減っているのではないか。とすれば別の構造的な対応が可能のようにも思うが。