日経社説 自助努力促す息の長いアフリカ支援を

 アフリカと言えば紛争という時代があった。最近では1994年にルワンダ虐殺が起きているし、アンゴラの内戦は75年から27年間も続いた。
 
紛争収拾で経済に活気
 
 しかし、実は近年紛争は目立って減っている。今もスーダンダルフール紛争エチオピアエリトリアの紛争などの例はあるが、アフリカ全体としては政治情勢は安定へ向かっている。
 
 紛争が減り、さらにアフリカの主要輸出品である金属、石油、紅茶、コーヒーなどの国際価格が急上昇していることもあってこのところ経済成長を続ける国が増えた。

 そう言えないこともないのだが、ダルフール危機では30万人の死者、しかも未だに紛争中というかジェノサイド進行中。ソマリアアノミー状態。ケニヤですら先日の暴動。シエラレオネの問題や、少年兵の問題など。
 ⇒マラリア:予防も治療もできる病気が、なおもシエラレオネでは死につながる (国境なき医師団 日本)

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世界で一番いのちの短い国―シエラレオネの国境なき医師団: 山本 敏晴
 ⇒極東ブログ: リベリアの武装解除と暴れる学生たち
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戦場から生きのびて ぼくは少年兵士だった: イシメール・ベア, 忠平美幸