朝日社説 財政運営―道路財源で突破口を : asahi.com(朝日新聞社):社説

 なんとなく変な社説。

 しかし、その中身を見ると、一体どこに力点があるのかはっきりしない。歳出削減をさらに徹底させる意気込みがとぼしく、さりとて、増税路線へ転換する風でもないのだ。

 朝日としてはどっちがいいのですかね。

 このままでは予算の削減がうやむやになっていき、基礎的収支の11年度黒字化という財政再建の目標がやがて崩壊してしまうのではないか。そうなれば、政府の信用がガタ落ちして、国債の市場金利が急上昇する最悪の事態にもなりかねないだろう。

 このあたりもよくわからないな。

 そのためには、どこを削れるか、互いの役所について提案させ競わせたらどうか。役人は予算のプロだ。予算の裏も一番よく知っている。プロはプロ同士、ほかの役所の無駄のありかも分かるはずだ。

 これはジョークなんだろうな。朝日は埋蔵金にも触れないなあ。

 このように役所の無駄を徹底して省き、予算を合理的に配分できるようになっても、少子高齢化が進めば予算が足りなくなる恐れはある。増税を持ち出すのは、それからだ。

 ということで、結局増税路線か。