finalventの日記

2008-07-18

朝日社説 ダルフール―訴追の圧力で悲劇止めよ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 国連安保理は、PKO要員への襲撃を非難する議長声明を出した。そもそも紛争の責任者を裁くようICCに求めたのは安保理だ。国際正義の追求と同時に、現地の混乱を増さないよう手をうつべきだ。原油取引でスーダン政府と良好な関係をもつ中国には、常任理事国として役割を果たしてほしい。

 日本を含めて国際社会は、訴追への動きをテコにスーダン政府への働きかけを強めるべきだ。

 微妙に安保理を避難しているトーンが感じられる。

 中国への言及は好ましい。というか、目下期待できるのは実際には中国くらいだろう。ただ、本当に期待できるかと再考するとむずかしい。

 ダルフール危機問題については、自分としては、擦り切れた感はある。4年近い日々が空しく費やされてしまった。

 ダルフール危機をブログで取り上げることで暗に陰湿な攻撃も受けた。自分には自分の正義心のようなものがあったし、同じ時代にジェノサイドされていく人への責務が通じないことへの絶望感も感じた。国家の戦争犯罪に関心があるという人たちがまず関心を持つべきはダルフール危機ではなかったか。

 しかし、通じないものは通じない。そして、自分はといえば私をバッシングする人と同じように安閑とした位置にいる。

 今回の訴追については現実問題としては、昨日ちょろっとリファーしたが。

 ⇒Sometimes, the demands of justice have to take second place to practical and humanitarian considerations. - finalventの日記

 もはや人道が優先されるべきだ。

hnamihnami 2008/07/18 09:30  もし加藤芳郎さんがご存命で、私に向かって「finalvent」と言ったら、私は「ダルフール」と答えてしまうんじゃないかと思います。何十年か経って、この日記のことが話題になったら、「ああ二言目にはダルフールだったあのブログ」とかいう記憶のされ方をしているかも。
 それは決して無意味じゃないと思いますよ。ほとんどの人が、生きた証なんか残せずに世を去っていく中にあって。

finalventfinalvent 2008/07/18 09:34 hnamiさん、ども。ちょっとしんみり来ます。「ナチズムをどう克服するか」という問題、それと「弱者・被害者に同化する正義の欺瞞」や「ナショナリズムを隠した糾弾的正義」そうした、受け側のブレが、ダルフール危機でいろいろ考えさせられました。人類って、依然、絶望的な状況に直面して、そして生きているんだなというか。

abesinzouabesinzou 2008/07/19 13:16 こんにちわ、初めてコメントします、私は日本の戦争責任に関心があるものですが、今回ICCがスーダン大統領を訴追したのでダルフールに関心を持ちました。貴殿はこの問題に大変詳しいようですがブログには具体的に書いていないので質問したいのです。よろしくお願いします。

1あなたが捉えているダルフール問題とは何か(殺人?戦争?)
2事実・経緯について英語を読めない日本人はどこから最も詳しく知りうるか?
3あなたは国際社会は何をしようとしていると捉えているか?(国連、中国、米、ロシア、アフリカ諸国、スーダン隣国)
4あなたは日本人は今何をすべきと考えているか?
 上記を踏まえた上で、
5強制連行など日本の過去の戦争犯罪とダルフールの問題はどんな関係にあると考えるのか?
6ICCが取り上げた事をどう評価するか?解決に寄与するのか、であればどんな手順で解決に向かうのか?
7なたは今日本人に対し何を最も訴えたいのか?(正義の欺瞞、糾弾的正義て何?)

finalventfinalvent 2008/07/19 13:52 abesinzouさん、ども。簡単に。
1→ジェノサイド
2→それより英語努力して読むほうがよいと思います。
3→人道上の保護
4→救助活動への支援
5→同じく戦争犯罪
6→回答済み。この訴追は人道上支援にはあまり意味がない。解決は困難。
7→憲法前文の精神を取り戻そう。

abesinzouabesinzou 2008/07/23 14:16 素早い回答ありがとうございます、で少し追加して尋ねていいですか、こうした問題に多少関心のある者として、純粋に詳しい人の意見を聞きたいということです。
>2→それより英語努力して読むほうがよいと思います。
日本人の多くは英語を読めません(読みません)、貴殿は日本人がダルフール問題解決に熱心でない事を嘆いているようですが、関心のない方に訴える上で英語しか情報がないのは致命的で関心が広がらないのは当たり前に思います。それを改善補う方法はないのですか?

>3→人道上の保護
具体的にそれは何をする事ですか?抽象的なその言葉から、日本人は物資援助を考え、米国人は軍隊や遠隔兵器によるスーダン国自体の占領や平定を考えるのでは?つまり日本がダルフール問題に関わるなら憲法9条を改定するなどして軍隊を派遣すべきという事になる。この2つには天と地ほどの差がある。貴殿は具体的にどういう手順で何をすべきと考えているのですか?

とりあえず、外国記事のリンクだけではなく、見出しや内容抜粋を日本語でしていただければありがたいなと思いました。

finalventfinalvent 2008/07/23 15:45 abesinzouさん、ども。簡単に。
・英語情報を補う方法:わかりません。VOAなどは中学校レベルの英語で読めるのですから、読めばいいと思うのですが。
・人道上の保護とは:「国境無き医師団」のような活動。私はそれを「抽象的なその言葉」とは考えません。
・「日本がダルフール問題に関わるなら憲法9条を改定するなどして軍隊を派遣すべきという事になる」abesinzouさんがそうお考えであることはかりました。私はそう考えませんし、米国や世界の人々が日本にいだいている期待もそれはありません。スリランカの和平問題についてノルウェーが関わっているのはご存じですか。それは軍事的にではありません。

abesinzouabesinzou 2008/07/25 03:03 多少誤解がありそうなので少し書きます
>国家の戦争犯罪に関心があるという人たちがまず関心を持つべきはダルフール危機
これにはまったく賛成です。順番をつけることなく同時に関心と働きかけをすべきと思います。会合などに来る集団自決などに関心のある人はダルフールにも関心は高いのが現実だと思います。ただ、少なくともネットでは、実は集団自決とダルフールが同じような問題だと理解している人は少ないのではないでしょうか?自戒をこめて書きますが人はそうそう賢くありません。
>憲法前文の精神を取り戻そう
これもまったく同感です。日本は9条を守りつつ、できる範囲での行動をすべきだと思う。ただその行動とは、一般人にとっては金銭、日本国にとっては国際合意という難しいものになるだろうというのが私見ですね。
 ご存知でしょうが、集団自決など過去の日本の戦争犯罪を糾弾する運動と憲法9条を守る運動は強くリンクしています。そしてダルフールは憲法9条を守りつつ、目の前の事件に日本がどう動けるかという応用問題のようなものでは?PKOのために憲法9条を廃止しようなどという妄言をきっちり批判し、あるべき解決への道を示しつつ関心を高めていく事が必要だと思います。
長々失礼しました。

kyoupon3kyoupon3 2008/07/26 01:32 abesinzouさんオモシロ独演会と聞いてやってきました。

集団自決などに関心のある人はダルフールにも関心は高い{{要出典}}

(てゆうか「関心は高い」ことと、見識を深めなにがしかの働きかけに結実させることとは別問題。てゆうかねんごろ「特定党派諸方面との(利害)調整をしつつ重大な関心を寄せております」的な官僚答弁じゃんよそれって)

集団自決とダルフールが同じような問題 {{要出典}}

日本の戦争犯罪を糾弾する運動と憲法9条を守る運動は強くリンク <s>{{要出典}}</s>

あと会合って商工会かなんかですか?

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