日本の近未来

 ⇒NHKニュース “衆院選後 日本政治は混迷”

アメリカ議会調査局は「日本政治の混迷」と題し、日本政治の現状と今後を分析する報告書をまとめました。それによりますと、福田総理大臣の辞任表明を受け、22日行われる自民党総裁選挙では麻生幹事長が選ばれる見通しだとして、麻生幹事長については「保守的な外交政策と積極的な財政出動を主張していることで知られる」と紹介しています。そのうえで、新しい総理大臣は今月下旬か来月初めに衆議院を解散し、11月初めまでに次の衆議院選挙が行われる可能性が高いとしています。そして、衆議院選挙のあと、日本政治は混迷期に入り、どの党が政権を担うことになっても内政を重視せざるをえなくなるため、安全保障問題への関心が低下し、結果としてアメリカにも影響が及ぶだろうとみています。特にアメリカ政府が期待しているインド洋での海上自衛隊による給油活動は、少なくとも中断は避けられないと分析しており、日米の同盟関係が停滞することを懸念しています。

 すでに普天間の問題で停滞しているのだけど。