日経社説 金融危機阻止へ欧州は連携の実を示せ

 自分が十分に知っているわけではないけど、先日の米国金融安定化法案は経済におけるノルマンディー上陸の側面もあったのだが。

 一方でサルコジ氏が提案した、EUで総額3000億ユーロ(約44兆円)の基金を設ける考えは、米国のように公的資金を使って金融機関を救済することに反対するドイツが難色を示したため、実現しなかった。

 目下の金融危機で日本人はどうしてもというか自分ですらそうだが反米意識の基盤があり、ブッシュ叩きや普通の米人の知性をせせら笑うようなことをするけど、このドイツとかみると、彼らの根にあるプロ倫的なものかな。あとドイツとロシアの関係とか。そう簡単ではないよ。

毎日社説 社説:派遣法改正案 労働者保護には不十分だ - 毎日jp(毎日新聞)

 理屈ではわかるのだけど、実情との兼ね合いがわからない。
 フィクションかもだが増田のこれは面白かった⇒フルキャストで食って4年になる俺が思うことをつらつらと

政府は遠すぎるし、マスコミ報道はピント外れが多いし、フルキャストは最近少しはまともになってきたかと思ったらフルボッコだし。不毛だ。つーわけでもしこれ読んでるマスコミの人がいたら、頼むから現場の声を「幅広く」拾ってくれ。同じ人ばっか取材してない?日テレによく出てるネカフェ難民のおっさんとか。つーか4年フルキャストで働いててネカフェ難民ってひとりしか見たことないんだが。まあ言わないだけかもしれないけどさ。あの騒がれ方もピンとこないんだよな。

読売社説 留学生政策 30万人受け入れへ議論深めよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 日本と諸外国との懸け橋となる優秀な人材を育てることは、国際社会で日本が発言力を増す上でも重要なことだ。

 こう書いてしまうのは多分執筆子は経験ないんじゃないかなと思うけど、若い頃異文化の若者と出会うことは人生観を大きく変える。つまり、このことは日本の精神性を豊かにする。

 昨晩は遅くまでためてあったTV番組を見つつ、なんとなく寝た。若干風邪っぽい。
 夢は。私が主人公というわけではないが、主人公が女子高生の青春ドラマみたいのを見ていた。内容は忘れた。私の意識と夢のなかの主人公の意識の乖離感はなんだろうと思った。

そうでないのもあるよ

 ⇒弱い男子が増えればタケルンバがモテる - タケルンバ卿日記

結局恋愛なんつーのはパイの取り合いなわけで、パイを食べようとするヤツが減れば減るほど、ひとりあたりの取り分は多くなる。ありつけるチャンスが増える。恋愛に乗り出さないヤツが増えれば、乗り出すヤツの希少性が高まるので、恋愛参加者がトクをする。

 そういうふうに生きて、恋愛するっていうのもあるのかもしれないけど。
 そうでないのもあるよ。
 文脈ハズしていうのもなんだけど。
 まあ、この小説の世界みたいな。

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彼の生きかた (新潮文庫): 遠藤 周作
 こっちの世界も壮絶だけどね、そういうのもある。
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たまもの: 神蔵 美子