finalventの日記

2009-05-31

今日の大手紙社説

 特になし。北朝鮮の現状の動向には触れてない。

日経春秋 春秋(5/31)

蔦(つた)のからまるチャペルで……。これだけでもう、ある年齢以上の方々は、ハミングが始まってしまったのではないか。ペギー葉山さんのヒット曲「学生時代」だ。この春、東京渋谷青山学院大学の構内に歌詞を刻んだ碑ができた。

 厚木キャンパスというのもあったな。

日経社説 雇用安定へ短期と長期の政策総動員を(5/31) : NIKKEI NET(日経ネット)

 また、介護など長期にわたり人材の確保が必要な分野は報酬制度などの抜本的な改革が避けられない。介護報酬は今年度当初予算で3%引き上げ、補正予算でさらに処遇を改善するための時限的な基金創設を決めたが、ともに主な財源は国債だ。長続きさせるには保険料の大幅な見直しなどの改革が欠かせない。

 そのあたりが消費税導入にもなるというわけなのだろう。

産経社説 【主張】卑弥呼の墓 歴史と科学のよき関係を - MSN産経ニュース

 NHK7でも見たが、ばかばかしい話だ。いや、考古学がばかばかしいというのではなく、卑弥呼の墓という議論が。卑弥呼に特定するには墓碑がでなくてはならない。出るわけもないだろう。であれば、卑弥呼の墓であるとするに妥当な条件が問われなければならないが、東夷条における没年の類似性だけだ。まあ、王権として当時最大であり、没年が近ければそうだと思いたくはなるだろうが。

 邪馬台国の所在地論争に決着がつくなら、専門家ならずとも大きな話題だが、ここは「少し冷静に」と呼びかけたい。科学的なデータは百パーセント正しいとは限らないからだ。サンプルの取り方や、測定方法によって誤差が生じることもある。さらなる蓄積を待ち、専門家がじっくりと議論して結論を出しても遅くはない。

 というのも、考古学の世界では9年前、前期・中期旧石器の遺跡と遺物が捏造(ねつぞう)された苦い経験がある。教科書は書き直され、国の史跡は解除された。人為的な事件だったが、互いに検証することを怠り、捏造を見抜けなかった関係者の責任は小さくない。

 考古学に自然科学の「目」を持ち込むことは有意義だ。だが、先端科学と考古学はもともとなじみにくい部分を持った学問である。科学的データに対し、考古学者は口をさしはさみにくい雰囲気もある。互いに議論を尽くし、2つの学問の「よき関係」を作り上げる努力をすべきである。

 このあたりの話は、考古学プロパーは泣いちゃうところだろうな。

毎日社説 社説:安保理の対応 中国巻き込み実効性を - 毎日jp(毎日新聞)

 核施設再稼働や大陸間弾道弾(ICBM)発射の動きをみせる北朝鮮に対しては強い内容の決議が必要だ。中国を巻き込まなければ実効ある制裁はできない。中国はまだ見解を明らかにしていないようだが、もし貨物検査や金融制裁に反対するなら、それに代わる効果的な措置を示すべきである。

 中国が動くなら問題のスジは変わる。たぶん、動かない。「それに代わる効果的な措置」は修辞でしかないのだが、イザヤ・ベンサンのいうように空名なれど名あれば応ありという日本教的な展開にならなければよいが。

読売社説 改正薬事法施行 ネット販売の秩序ある拡大を : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 問題のディテールには踏み込んでいないが、ありがちな間違いもなく、ごく妥当なところ。実際には、2類にアセチルサリチル酸が含まれているあたりの微妙な問題がある。

朝日社説 雇用危機―住まいの安全網にも力を : asahi.com(朝日新聞社)

 公営住宅の建設は抑えられたままでいいか。政府と自治体が家賃差額を補助して、民間賃貸住宅を低家賃で供給してもらう制度を拡充してはどうか。生活保護にいたる前の支援策として、公的な住宅手当の仕組みが必要ではないか。こうした議論も深めるべきだ。

 執筆子は東京郊外、また中都市圏郊外の、S40年代に作成された公共住宅の状況を知らないのではないか。住居率は20%を割っているようにしか見えない。

曇り

 天気図を見ると低気圧が6つくらいある。午後は雨だろうか。夢は覚えていない。未明あたりにしばし覚醒して、そして自分が誰でそこがどこだか失念していた。若い頃はよくそういうことがあった。意識だけが覚醒して記憶は眠っているようだった。脳のなかで記憶を探ろう、私が誰であるかを思い出そうとする反面、いやこれでよい、もう私は私を想起しなくてよいという意識が起きた。そしてまた眠ったようだった。

 目がさめてからしばらく、アーレントの思想を考えていた。夢の連続ではないのだろうが、自分のアーレント理解が間違っていることに気がついていた。2点。世界観政党よりも現実の利害の政争でよいのだということと、プライベートの両義性、あるいはプライベートは非政治的であること。このあたりの整理は、自分では吉本・マルクスヘーゲルの線の枠組みで考え過ぎていたなと思う。

 アーレントの思想は巧妙にアダム・スミスなども継承しているようで、そのあたりの政治学を整理したい気持ちはある。ただ、彼女のルソー理解は比較的単純なレベルで間違っているようでもある。民法的な問題意識はないのかもしれない。また、sovereigntyの意識もないようには見える。が、このあたりはれいの革命の問題でもあり、革命権の問題でもある。

2009-05-30

武酔先生が脊髄反射でまともな侮米を書いている件

 ダンコーガイ404 Blog Not Found:人文科学者がダメな理由がわかる - 書評 - 日本を変える「知」

 ぶくま⇒はてなブックマーク - 404 Blog Not Found:人文科学者がダメな理由がわかる - 書評 - 日本を変える「知」

buyobuyo 小飼弾, あたまがわるい, これはひどい, 意味がわからない, 千の風になれ 0点。じゃあ何で人間は無限の対象を考え操作できるのだ?宇宙が無限じゃなきゃ無限を扱う数学できねえのかよ?カントルに謝れ!!!!! 2009/05/30

 タグはご愛敬だし、ぶこめはレトリックきついけど。

 釣りかもしれないけど、カーディナルとか知っておくとよいかも。

 これね⇒濃度 (数学) - Wikipedia

そんな特殊なもんではないですよ

 ⇒CPUを手作りするにはどのくらいのスキルが必要なの?:アルファルファモザイク

36 オダマキ(東京都) :2009/05/29(金) 12:29:41.63 ID:A4IuI9gQ

工業高校なら実習で作る

 そう。

 現場ではスクラッチから作ることはなくて、AMDのALUとか使う。

 あった⇒AMD Am2900 - Wikipedia

Am2900 はアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が1975年に開発した集積回路(ICチップ)のファミリである。バイポーラトランジスタを使用したビットスライス方式のチップファミリであり、複数のチップを組み合わせることでCPUを構成することができる。

 昔のASCIIだと64ビットCPUの話題が冗談になっていたものだった。

増田的性欲問題

 入り口⇒男の性欲関連を何とかして欲しいという女は多いけど

 ある水準以上の性欲が持てるというのも才能のうちかもしれない。

 欧米だと、性欲がオーラみたいに出ていることもリーダーの才能のうち。小浜夫妻なんかそういう面で見られているようだけど、あまり日本では話題にならないっぽい。

打算と結婚とか

 増田http://anond.hatelabo.jp/20090529084944

打算なしで結婚して不幸になった人がたくさん居ると言うことが、打算で結婚して幸せになった人がいないということを否定しているわけではないと思う。

 昔、渡部昇一の人生論だったかで結婚の話で、正確に覚えていないけど、普通の人格で人としての礼儀があるようなら、男女とも誰と結婚しても、それなりにうまくやっていけるものだ、というのがあった。彼もたしか見合い結婚だったと思うが、団塊世代より上の世代で、それなりに家柄のある家庭は、基本的に見合い結婚だった。もちろん、それなりに、周りが、好きあっていそうかこいつら、やっていけそうか、とかの配慮があった。なので見合いといってもそれなりの恋情というのはあったようだった。

 なので、加味するに、恋情がほのかにあって、あとは、夫婦をやっていけそうな人格があれば、結婚というのは、けっこうやっていけるものなんじゃないかと思った。

 逆に世間を見ていると、どうもそうでもないレベルでうだうだやっているようにも思えたものだった。

 50歳を超えてた自分にしてみると、ちょっと考え方は変わった。いろんな結婚というのはあるのだろうと思うし、恋愛に向く人向かない人、それ以前に恋情というのがわからないという人というのもいるのだろうとは思うが、にも関わらず、渡部昇一のような考えは違うんじゃないかなと思う。

かつての菜食主義者から

 ⇒菜食主義者に聞きたい7つの質問

(1) : 何歳から何年間、菜食主義を続けていますか?

 30代前半。インテンシブなのは初めてから一年後くらいからの一年。

(2) : 菜食主義を始めたきっかけは何ですか?

 動物を殺して食うことに子供の頃から違和感があったから。

(3) : 敬遠(禁止)している食べ物は何ですか?(例えば、肉はもちろん、根菜も避けるようにしている、とか)

 今はない(犬とか食わないけど)。当時はマクロバイオティックスだったのでそれに準拠。

(4) : 菜食主義に対する姿勢を答えてください?(例えば、肉はなるべく避けてるけど誘われたら食べる、とか)

 日本では菜食主義というと、食のほうから健康に関心があるけれど、菜食主義というのは、健康の問題ではなく生き方の問題。

(5) : 肉を食べることに対する抵抗はありますか?

 ある。今でもある。

(6) : 菜食習慣をする前と後とで、周りの人の反応は変わりましたか?(例えば、顔色が良くなったと言われた、とか)

 変わった。死んじゃうからやめてと言われた。

(7) : 菜食主義者でない人たちのことをどう思っていますか?(例えば、もっと野菜を食べたほうがいいんじゃないか、とか)

 生き方の問題だし、それは他人の生き方の問題なので、私はなんとも思わない。

今日の大手紙社説

 雇用悪化、厚労省分割、力士暴行死事件判決が話題。特に読むべき内容はないように思えた。

 昨日もリンクしたが⇒FT.com / Comment / Editorial - The malady of manufacturing

Manufacturers need cheap capital to build ever larger factories and fill them with robots. Yet Japan is no longer a young, developing country with surplus savings; it is an old, rich country, which needs more than the pitiful returns on investment that its companies produce.

製造業は、ロボット装備した巨大工場を造成する安価な資本が必要である。だが、日本にはもはや貯蓄余剰のある途上国ではない。つまり、成熟し、金満となった国家であり、製造業投資による僅かな利益以上のものが必要である。

 そのなかでどう雇用を見ていくのかと考えないでどうするんだろう。

毎日社説 社説:厚労省分割迷走 軽過ぎる首相の言動 - 毎日jp(毎日新聞)

 厚生労働省の分割・再編をめぐる麻生太郎首相の発言には驚いた。首相が作った「安心社会実現会議」で渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長兼主筆が提唱した分割論を受けて、「社会保障省」と「国民生活省」に分割する自らの案を示して、検討を指示したばかり。ところが、党や閣内からの反対が強まると、「最初からこだわっていない」と釈明した。今週から協議を始めていた関係閣僚ははしごをはずされた格好だ。

 仔細を知らないせいか、別段首相の言動が軽率だとも思えないが。というか、対読売の手前という社説だろうか。

朝日社説 失業率5%―雇用創出に官民の知恵を : asahi.com(朝日新聞社)

 予想されていたことで、その意味ではどうという話題でもないのだが、社説としては書かざるをえないところだろう。

 雇用情勢が急速に悪化している。4月の労働力調査では、完全失業率(季節調整値)が5.0%で、5年5カ月ぶりに5%台になった。このままだと過去最悪の5.5%を超え、6%台にまで悪化するとの見方も専門家の間にある。失業の増加に歯止めをかけるためには、政府が全力で雇用創出や就職支援に取り組む必要がある。

 というわけで、失業を食い止めるには、政府が雇用を生み出せということで、どんだけ社会主義という感じもするが、これが冗談ではなく社説に載る。もちろん、政府は対策しなければならない。でも、それが雇用創出・就職支援というのは、率直に言えば、短期と中期のビジョンを失っている。しかし、好意的に短期の問題として見るというのがわからないわけでもないが。

 失業率の悪化にブレーキをかけようと、雇用対策などを柱とする総額15兆円余りの経済危機対策を盛り込んだ09年度補正予算がきのう成立した。一連の対策によって3年間で計390万人の雇用が守られるという。

 15兆円に朝日批判的ではなかったか。しかも、この金額はただの需給ギャップ調整でしかない。つまり、需給ギャップが失業の根幹にあるのだが、そこはすでに論じられない。この需給ギャップは政府が認めざるを得ないという最低線であって実際にはさらに深刻になる。

 また、「緊急人材育成再就職支援事業」では、失職していても雇用保険の対象にならない人たちが職業訓練を受けながら生活できるよう、生活費を保障することにした。さらに、「雇用創出対策」として自治体が森林整備や介護補助などの雇用機会を中高年に提供するための財源を盛り込んだ。

 前半はしかたない。後半はそこまで「中高年」かというのはあるかもしれない。

 予算の執行には時間がかかりがちだが、対策が速やかに実施されるよう、政府と企業、自治体がこれまで以上に力を合わせる必要がある。

 公務員をワークシェアするとよいと思う。これは冗談のように聞こえるかもしれないが。

 同時に、人手不足が続いている医療や介護などの福祉分野については、就職相談の機会を増やすなど、取り組みを強めることによって、雇用をさらに生み出すことができるはずだ。

 問題はそれで雇用が充足されるかということだ。

 これまで製造業にいた人たちが急にこれらの分野の仕事に就くのは、易しいことではない。研修や職業訓練の機会を幅広く設けたり、働きながら介護職の資格がとれるようにしたりすべきである。待遇の改善も重要な課題だ。

 ここで朝日は、なぜその人々が製造業にいたのかを見ていない。需給のフレームワークがまったく頭にないからだろう。

 国家は税金で成り立つ。税金は、天から振ってくるものではなく、民間の産業が興隆して出てくる。そんなあたりまえのことの壮大な崩壊を見るために20世紀の後半はあったというのに。

ログイン・雨

 雨かと思う。梅雨はまだなのだがと空を見上げる。いろいろ思うことはあるが、うまく言葉にまとまってこない。70年代から80年代の本をつらつらと読みながら、この時代の理想はどういう未来、つまり今に結びついたのだろうかと思う。どこかに断層があるとも言えるし、そんな断層はなかったのだとも言える。

 朝ドラのつばさが面白かった。最後のシーンで死者が踊り出すシーンが良かった。ばかばかしさに徹するドラマが見たいものだという私の個人的な期待には添わないが、このコメディーの感覚はいい。これがふつうにお茶の間に受け入れられる時代に日本はなったのかなと思う。ユーモアとコメディがわかる感覚。微妙に「お笑い」というのもでないが。

2009-05-29

ブログサバト

 いろいろあったかな、今週は。

今日の大手紙社説

 原爆症訴訟が話題だが、私はこれはわからない。司法への不信はないので、司法と行政の妥当な線を出せばよいのではないか。

 今日の社説では取り上げてなかったが、れいの白山会問題は政治との関連がありそうで、そのあたり、マスメディアは臭いやつらが衆知なのではないだろうか。そのわりに噂を聞かないのは、私が知らないだけか。

日経社説 ルース新大使を歓迎する : NIKKEI NET(日経ネット)

 オバマ米大統領は駐日大使にジョン・ルース氏を指名した。

 ハーバード大学ジョセフ・ナイ教授が有力とされたが、日本では無名の弁護士に落ち着いた。大統領との親密な関係を生かし、政権中枢の肉声を日本に伝え、日本の声を米側に直接伝える役割に期待したい。

 ルース氏はオバマ陣営の献金とりまとめに活躍したとされる。論功行賞人事である。そう聞かされれば必ずしも愉快ではないが、それが米国の政治文化の一部であるのを考えれば、人選をありのままに受け入れるほかはない。

 ナイが有力とした勢力はどのあたりだったのだろうか。ナイは優れた人だが過去の評価は微妙な部分がある(すでに少し書いた)。

読売社説 教育再生懇 所得格差を埋める教育投資を : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 報告が、塾に通わなくても確かな学力を身につけられるよう、保護者から信頼される公教育の確立を掲げているのは当然だろう。

 塾で確かな学力がつくなら教育の民間化でもあり好ましいことではないかと思うが、実態はそうではないのではないか。教育費=塾、ととらえているだけではないかな。一般的にいえば、所得の高い家庭のほうが知的環境がある、という傾向にすぎないのではないか。私立についてはカネがかかってよいと思う。というか、金持ち階級がカネを使うために存在しているのだから。

朝日社説 厚労省分割―またしても政権の迷走 : asahi.com(朝日新聞社)

 これらを再編し、行政がスムーズに無駄なく動くような体制を整えてもらいたいとは思う。だが、数カ月以内に確実に総選挙があるというこの時期に泥縄式の議論を進めて、まともな結論が生まれるのだろうか。疑問である。

 国民が望むのは、役所の姿はどうあれ、しっかり仕事をしてもらうことだ。そこを見誤らないでほしい。

 制度という道具ができてないとしっかりした仕事はできない。舛添さんを見ていると誠心誠意やっているのだろうが、ほとんど無理にしか見えない。というか、見るというのは、ようするにマスメディアを通してということだ。つまり、それは広報的なものにすぎない(それも大切だが)。広報的なものと、実際の指揮系が現状は混乱しているのではないか(というか、国民の受け狙いと行政が混乱しているような)。

 外が白い。くったりとした疲労感。夢はよく覚えていないが、手紙をもらったというものだった。夢の中の私はブログを書いているようでもあった。

2009-05-28

NHK クローズアップ現代 そして、ローンだけが残った 〜相次ぐ住宅メーカーの破たん〜、見たよ、

 ⇒そして、ローンだけが残った〜相次ぐ住宅メーカーの破たん〜 : クローズアップ現代 放送記録

 他も見ているけど。

 この回は面白かった。二回見た。

富士ハウス静岡)、アーバンエステート埼玉)など、全国で住宅メーカーの経営破綻が相次ぎ、マイホーム建築中の人々に被害が拡大している。注文住宅の建築では多くの場合、建築主が多額の建築費を前払いしているが、建売住宅やマンションなどのように前払い金を救済する法律が整っていない。このため、払った金は戻らず、残されるのはローンと家の土台や骨組み、まだ更地というケースも続出しているのだ。幸せの象徴であり、人生最大の買い物であるマイホーム。その安心を守る手だてを考える。

(NO.2740)

 耐震偽装のときの大騒ぎに比べると、こちらはあまり報道されてなかったような気がする。規模の問題だろうか。

 そうでもないか⇒asahi.com(朝日新聞社):2千万円払ったその日に… 注文住宅業者倒産の被害例 - 住まいニュース - 住まい

 前払いにしなければよいとのもあるのかもしれないが、通常だと2、3か月で建つということだったのだろうか。

 昔実家を立て直したときのことなどを思い出したが、大工さんたちと行事のようなものがあった。なんというのか、大工さんたちと建築主と一体になって酒を酌み交わしていた。

はてなユーザーブコメに心が汚れた 石垣終風 ブロガーの視点

 このはてなユーザーがどういう本心でブコメしてきたのかは、私は彼ではないので本当のところはわからない。しかしアルファーブロガー(笑)で、いまも罵倒・嘲笑の防戦に明け暮れている私としては、このブクマーが何を考えていたのかはある程度は推測できる。それはつまり、こういうことを書きたいということなのだ。

「たとえば二つの異なるグループにそれぞれ同じエントリに批判ができるような場を仕組んだ場合、二つのグループ間に相互作用はないとしても、あたかも相互作用があるかのような馬鹿騒ぎや衆愚が結果として生まれる。この全体としてはおバカにしか見えない相互調和、そしてそれによって反映される共通のひとつ乱闘場が、可能世界のうちでそれでも「最善」の世界である。この調和状態、サイバー空間が可能なうち「最善」の世界であるとされるのは、単に最もくだらないものを反映するようにすべてのはてなユーザーに強要させることは論理的に不可能であるかもしれないからだ。そこで、はてなは、すべてのユーザーが共通して鬱憤を晴らすすべての世界のうちで、最善のものを選んだ。したがってこの「最善」はありうるうちでいちばんマシという意味だから、この世界は完全ハッピーな世界ということではなくて、世界はこの程度の混乱状態がいちばんマシなのだ、という意味である。」

 予定調和の世界である。

 

inspired by 週刊誌記者の取材に心が汚れた:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan

「アウン・サン・スー・チー」

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):スー・チーさん「私は無実です」 罪状認否で発言 - 国際

 英語でAung San Suu Kyiと書くのでこう中点を入れるのがある。

 実際には一語で中点はない。私もそうだが日本人は勘違いで外国人の中点区切りを間違いやすい。校正の、きちんとした仕事の部類(決め事)。

今日の大手紙社説

 党首討論が話題だが、私はまるで関心が持てなかった。経済ビジョンがまるでわからない。

日経社説 モンゴルの「変革」は進むか : NIKKEI NET(日経ネット)

 いつもながら日経の国際面への目配せはさすが。

 モンゴルの大統領選挙で、第2党・民主党のエルベグドルジ候補(46)が第1党・人民革命党のエンフバヤル大統領を破って初当選した。エルベグドルジ氏はオバマ米大統領にならって「変革」のスローガンを掲げ、支持を集めた。

 2008年6月の総選挙では、敗北した野党の支持者らが開票に不正があったとして首都ウランバートルで暴動を起こした。今回の大統領選は、エンフバヤル氏が潔く敗北を認めたこともあり平穏だった。平和的な政権交代をまず歓迎したい。

毎日社説 社説:年金の危機 制度改革を遅らせるな - 毎日jp(毎日新聞)

試算は04年改革の行き詰まりを浮き彫りにした。来年70歳になる人の厚生年金額は生涯にかけた保険料の6.5倍だが、30歳未満だと2.3倍止まり。これでは若い人の年金離れを一方的に批判するのは酷だ。

 そこはそう。

 しかし年金の問題はただ制度の改革だけではなく、国がどう発展していくかに関わっている。未来の世界の中で日本がどう伍するか。

 ⇒FT.com / Comment / Editorial - The malady of manufacturing

Manufacturers need cheap capital to build ever larger factories and fill them with robots. Yet Japan is no longer a young, developing country with surplus savings; it is an old, rich country, which needs more than the pitiful returns on investment that its companies produce.

朝日社説 自殺者3万人―安全網を張り直さねば : asahi.com(朝日新聞社)

 自殺者は統計の取り方、特に自殺というのは意志の問題なのでその確認手法によって各国異なるので一概に比較はできない。

 それと、ちょっとつっかかりのようだけど。

 4月には、認知症の母を介護していた女優の清水由貴子さんが死を選んだ。仕事をやめ献身的に家族を支えていて、追いつめられたのだとしたら、あまりに切ない。もっと社会的な支援はできなかったのだろうか。命をささえる安全網の弱さを改めて痛感させる出来事だった。

 清水さんの死の真相はわかっていない。現在公開された情報の中、それでもわかるということは筆者が彼女の人生に深く関わるということだ。それなくして、他の一般論の話のツマとして引くというのは、不謹慎なことだと思う。というか、人一人一人の生死に向き合う姿を軽んじていると思う。

 冷やりとする。なんか疲労感。夢は先ほどまで覚えていたが忘れた。

2009-05-27

それって忍耐強いって言うのか

 ⇒若者は意外と忍耐強い? “行列に並べる時間”20代の平均は約70分 ニュース−ネット証券・自動車保険のオリコンランキング

 レジャースポットやレストランなどの順番待ちや渋滞などが増える行楽シーズンを前に、『渋滞予測カレンダー』を展開しているNEXCO東日本は15日(水)、20代から50代までを対象とした『待ち時間 忍耐力調査』を発表した。「欲しい商品を購入する際、どの程度の時間なら行列に並べるか?」という設問では、50代の平均待ち時間が29分なのに対し、20代の平均は69分ともっとも長く、同社は「20代の若者は目的のためには忍耐強くなれるのでは」と分析している。【1時間以上待てる】という回答も、ほかの世代に比べて20代が最も多かった(32.8%)。

 ⇒欲しいモノのために70分待てる20代も渋滞はムリ? - NEXCO東日本調査 | ライフ | マイコミジャーナル

今日の大手紙社説

 北朝鮮への制裁、厚労省分割が話題。前者は食い込みが足りないというかリアリズムが足りない。後者は現時点では変な幻想だなというくらい。最初のステップとしては問題意識のクローズアップでよいのかもしれないが。

日経春秋 春秋(5/27) : NIKKEI NET(日経ネット)

ほどほどに飲む人たちを、家族や友人との結びつきが強いかどうかで分けて危険度を比べた。すると、両者に明らかな差が出たという報告だ。要は、気の置けない相手と楽しくやればストレス発散になる。その証明なのだろう。

 コラムってこう書きたくなるのですのけどね。

日経社説 改革徹底こそ西川氏に迫れ : NIKKEI NET(日経ネット)

 この問題、何を言ってもいろいろなポジションからご批判があるので避けたいところだが、ごく普通に経営者として西川を見るなら実績もあげ評価もできるのではないか、というか、そういう文脈が議論から抜けて見えるのだが。

日経社説 新型インフル封じ込めへ途上国支援を : NIKKEI NET(日経ネット)

 これが識者の意見を反映しているか微妙。WHOの意向に反しているわけでもないが。

 が、というのは、H1N1亜種の場合、死者は関連した細菌感染によることが多い。また、そのベースには基本の医療と栄養の体制がある。

 というか、議論は来るべき強毒性のパンデミックと少し切り分けてもよいと思うが。

 こういう問題もお忘れ無く⇒BBC NEWS | World | Africa | Zimbabwe cholera 'to top 100,000'

 これも⇒afrol News - Agencies call for funds to replenish yellow fever vaccine supplies

産経社説 【主張】国会抗議決議 脅威直視した論議が必要 - MSN産経ニュース

問題は、日本の防衛体制が北の核・ミサイルの脅威に対抗できるのかどうかである。

 ミサイル防衛(MD)があっても、中距離ミサイルが多数飛来すれば防ぎきれず、国の守りの限界を突き付けられている。

 報復能力や核・ミサイル施設の先制破壊などの議論を避けているばかりでは済まない現実が、目の前にある。

 集団的自衛権行使に向けた憲法解釈の見直しや、核抑止力をどう担保するかといったテーマこそ、国会は封じるのではなく、論じなくてはならない。

 どうしてこうも書生論につっぱしるのか。

 MDが無効なのは当たり前だとして、先制攻撃論など大ぴっらにやるものではない。実際のところ日本はよほどのヒステリー状態にならなければ憲法改正なんかできない。つまり、国家ヒステリーが先に来る。国を憂うなら冷静に手順を見ないといけない。

 具体論でいえば核弾頭はプルトニウムによる。北朝鮮の虎の子のプルトニウムを議論したほうがよい。あと、北朝鮮と中国パイプの構造を、まさにその構造に手を入れる方策を考えたほうがよいだろうに。

毎日社説 社説:社会的事業 大きなうねりに変われ - 毎日jp(毎日新聞)

 そのためには国民の意識の向上が求められる。そしてそれには伝統文化、なかでも漢字の能力向上が求められる……、とか。

毎日社説 社説:厚労省分割 功罪見極め拙速避けよ - 毎日jp(毎日新聞)

 舛添要一厚労相は26日の記者会見で「拙速にやるべきではない」と否定的な考えを表明した。その通りだ。初めから分割後の姿が検討されているが、議論の手順がおかしい。まずは8年前に実行された省庁再編の総括を行い、功罪を明らかにしたうえで分割の是非を論じるべきだ。

 私は基本的にこの件では舛添に賛成。だが、毎日新聞のように過去の断罪からの着手などどうでもよいと思う。時代が変わったのだ。時代にあった前向きな議論を優先すべきだ。

読売社説 国連安保理 制裁の実効性をどう高めるか : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 ただ、新決議を採択しても、北朝鮮は公然と無視し、核開発とミサイル発射実験をエスカレートさせる可能性が高い。

 金融制裁の手段を持つ米国と、エネルギー支援を含め最大の援助国である中国が、本気で阻止しようとしない限り、北朝鮮に核開発を断念させるのは至難だろう。

 そこまでわかっていて、では、北朝鮮と中国がどういうパイプでつながっているかを想像もしないかに見える日本のメディアというか識者の常識がわからんな、というあたりで、私の常識とやらが相当にトンデモなのかもしれないが。

朝日社説 安保理決議―強固な結束あってこそ : asahi.com(朝日新聞社)

 3年前の決議は、二つの点で画期的だった。北朝鮮に対する初の決議であり、大量破壊兵器の開発につながる資金や物資の移動を止めるなどの制裁措置を加えたことだ。

 だが残念ながら、制裁の履行は加盟国の判断に委ねられ、現実にはほとんど機能しなかった。

 こうした違いは、先月の弾道ミサイルの発射実験をめぐって、安保理決議とするか、議長声明にとどめるか、という形でも表面化した。

 だが今回、北朝鮮は核とミサイル国際社会への脅しを強め、「核保有国」への野心を一段とあらわにした。いまこそ各国は違いを乗り越え、核放棄を厳しく迫らなければならない。

 その点で、中国の重要性を改めて指摘したい。北朝鮮の核問題で地域の緊張がこれ以上高まるのは中国にとっても好ましくないだろうし、核不拡散や平和に対して大国としての責任があることも自覚すべきである。

決議が万能薬でないことは、中東和平やイラン問題を見れば明らかだ。だが、今ここでいかに実効性ある内容を決議に盛り込めるか、安保理としての正念場を迎えている。

 自己完結というところかな。

 中国は、多少は色は見せるけど、日本の幻想的な期待には答えないだろう。

 指摘されたのを見たことはないが、朝鮮ナショナリズム幻想には、大セルビア主義のようなものがある。白頭山檀君神話、それと渤海の歴史評価、さらに中国側の東北工作を少し見渡せばわかることだ。白頭山が北朝鮮、つまり朝鮮とロシアとの国境を形成しているかに見えるのは、北朝鮮がロシアによって創作された傀儡国家であり、そしてその北朝鮮というフィクションを保持することで「大朝鮮主義」は封印される(さらに Divide et impera.)。それは中露によってメリットでもある。その意味を、日本人の大半はわかっていない。朝鮮を「半島」と呼ぶことの誤認もまたわかってはいないだろう。わかっていないと言えば、今の北朝鮮の体制を擁護することが、北朝鮮で弾圧された人々、されている人々の思いに反していることもわかってはいない。しかし、もう歴史のコマは進み、基本的に他国の問題となりつつある。

cover
空白の北朝鮮現代史―白頭山を売った金日成 (新潮新書): 金 基燦

晴れ

 冷んやりとした朝の空気。夢は。昔お世話になり、そして事の行き違いで立腹させることになった老人と、ふとしたボランティアで再会。私が紹介され、私はその人を知っているが、その人は私を知らないかと思ったが、そのあとの言葉で、私の思い出を語ってくれた。私を許しているふうであった。

2009-05-26

「今こそアーレントを読み直す」を読んだよ

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今こそアーレントを読み直す (講談社現代新書): 仲正 昌樹

 前半はまいどの仲正節で快速な感じ、中盤はごく予想通りなのだが、後半がきつい。

 アーレントを批評のレベルでどうこういうのはそれほど難しくないということもあるのだろうが、晩年はどうしてもカントに関わってくる。このあたり、仲正によるアーレントの読解が間違っているとも思わないのだが、いろいろひっかかる。のは、アーレントとカントの関係、さらに、どうもドイツ語と英語の語感の問題もありそうだ。つまり、自由意志論の問題。思考方法はさすがにハイデガー臭いところがあるのだが、ハイデガーはそう考えないなとかもひっかかる。

 さらに、これ、どうにも、やっぱりデカルトにひっかかってくる部分もあり、難問。

 アーレントを思索の対象とするとより、アーレントがなぜ後期にこう考えたのか、という部分、そこの見取り図が自分にまだ確たるものなく、見えないのがつらい。

何が売りなのかよくわからん、ぶくま+

 ⇒はてなブックマークプラス

 特定ユーザーのブコメは非表示にできるとかの機能があったら、いいのに。

 と、見ると、あれか、プラスがついてないぶこめをdegradeする働きがあるのか。ふーむ。

今日の大手紙社説

 北朝鮮核実験が話題だが、社説として特に見るべき点はない。

 今回の事態、私は率直に言って不意を突かれた感じがした。北野金さん、言ったことはちゃんと守る人なんだなと思ったというか。

 ⇒北朝鮮、米中に核実験を事前通報か : NIKKEI NET(日経ネット)

 前回は直前に中国のみの通告だったが、今回は米側にも通告しており、記事には韓国は知らなかったとあるが日本も含めそうでもないだろう。

 いや、金さんが中枢にいると見るより、すでに独自の権力闘争が始まっているのだろう。

 ⇒クローズアップ2009:北朝鮮、2度目の核実験(その1) 米揺さぶる北朝鮮 - 毎日jp(毎日新聞)

 数日前から正雲説がフカされている。正男はすでに路線にないとしているのだが、そんなわけはないでしょというか、わけとは中国問題だ。

読売社説 北朝鮮核実験 度重なる暴挙に厳格対処せよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 内容は特になし。

 ルビフリは、蹂躙(じゅうりん)、詭弁(きべん)、痛痒(つうよう)、毅然(きぜん)。どれも砕いて書けないものでもない。

朝日社説 北朝鮮の核実験―米中の連携で暴走止めよ : asahi.com(朝日新聞社

 全体として悪い社説と言い難いのだが、泡でも吹いているような支離滅裂感はある。

 この時期に再び核実験に踏み切った北朝鮮の狙いは何なのだろうか。

 一つは、本格的な核武装国家としての存在感を高めるために核技術を向上させ、誇示したいということだろう。朝鮮戦争を最終的に終わらせ、米国との関係正常化を目指すためにも、「核」をめぐる交渉に米国を引き出すことが北朝鮮の年来の狙いだ。

 率直に言って、文章が未整理なせいなのだろうが「朝鮮戦争を最終的に終わらせ、米国との関係正常化を目指す」のが北朝鮮のように見える。が、それは特殊な修辞という以外はない。

 ここにきて矢継ぎ早に危機カードを繰り出す動きには、北朝鮮の政権内の事情が絡んでいるとも見られる。

 金正日総書記は健康不安を抱え、「金王朝」の将来は楽観できない。権力継承に備えて強硬路線で国内の体制を引き締め、同時に米国との取引を急ぐ。そんな思惑があるとの分析だ。

 そこはたしかにそうなのだが、この考察はこの段落で途切れていている。つまり内情をどう朝日が見ているのかわからない。

 中国には中国の外交判断もある。北朝鮮に対して強い姿勢に出れば、北朝鮮がより孤立し、中国の国益にも世界の安全にもむしろ良くないということだ。とはいえ、安保理では北朝鮮に向けて強いメッセージを出す方向で、制裁の徹底実施や追加措置などの協議に主導的な役割を担ってもらいたい。

 その中国国益とは何か? ここがけっこう本質なのだがまたしても考察はここで途切れる。

 中国の役割もはっきりしている。米国とともに東アジアの長い目で見た安全保障がどうあるべきかを考えてもらいたい。世界同時不況の中で米中の戦略的な連携が重みを増している。朝鮮半島の安定はそれを生かすべき最たる領域ではないか。

 これが簡単な問題ではない。ちょっとダーティな言い方をすると米中は日本を北朝鮮でピン留めしておきたい。韓国はまたナショナリズムを抱えている。

 日本は、被爆国として「核のない世界」への取り組みに参画しようとしている。同時に、北朝鮮の核実験や拉致問題を深刻な脅威として受け止めざるをえない立場だ。現実には日朝の直接協議で事態を動かせる可能性は、いまは残念ながら乏しい。

 米中の連携を促し、韓国とともに地域の安全確保へ積極的に後押ししていきたい。

 この段落の標題が「日本も積極的に動け」なのだが、ようするに米中連携、つまり、牛後となれなので、積極性にほど遠い。

 朝日をあげつらうものではないが、ある意味で、この問題の混乱のマップになっているなと思った。

晴れ

 熱くなりそうだ。昨晩は本を読んでいるうちに時が過ぎ、寝そびれるかと思ったがそうでもない。夢は見たが覚えていない。

2009-05-25

すでにやってましたか、北朝鮮核実験

 ⇒北朝鮮核実験の威力…前回の数倍以上、技術高度化との見方 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 北朝鮮の核実験については、日本の気象庁や米地質調査所などが、地震の規模を表すマグニチュード(M)で5・3から4・5の震動を観測している。

 Mの値は0・2違うとエネルギーの大きさは2倍になるため、現在わかっている数値から推定される爆発の威力には、かなりばらつきがある。

 九州大地震火山観測研究センター(長崎県島原市)の松島准教授地球物理学)は、九州を中心に設置された171か所の地震計のデータを解析し、「2006年10月の核実験に比べて、エネルギーの規模は10〜15倍に達している可能性がある」とみる。

 また、八木勇治・筑波大准教授(地震学)は、「米地質調査所の観測では、前回の核実験時のM4・2から、今回は4・7に大きくなっている。爆発の規模は約5倍になった。インドパキスタンの核実験とほぼ同規模で、技術的にも前回と比べ、高度になった」とみている。

 国内の専門家の多くは、今回、TNT火薬に換算して数キロ・トンの威力を持った爆発があった可能性があるとみる。

 一方で、阿部勝征東大名誉教授(地震学)は、「地震の規模は実験場所の岩盤が固い方が大きい値が観測される。今回の方が威力が大きいとは限らない」と慎重な見方を示している。

 核兵器原子爆弾)には、濃縮ウランを使用するものと、プルトニウムを使用するものがあるが、これまでの経緯から見て、北朝鮮は寧辺原子炉で使用した核燃料棒から抽出したプルトニウムで爆弾を製造した可能性が高いと見られている。

 ⇒NHKニュース 専門家“深い坑道で実験か”

北朝鮮の核開発問題に詳しい国の原子力委員会の元の委員長代理の遠藤哲也さんは「北朝鮮は、山岳部に深い坑道を掘って地下核実験を行ったとみられる。問題がなければ、放射性物質の大部分は地下に閉じ込められるが、断層の割れ目などから漏れ出してくる可能性もある。核実験の規模や風向きなどの条件によるが、日本に到達するまでには1日から2日ほどかかる。ただ、前回、3年前の核実験の際は、日本では放射性物質は検出されず、影響はなかった」と話しています。

 評価はこんな感じかな⇒CNN.co.jp:北朝鮮の核実験、米専門家は「政治色強い」と

 予想はこんな感じ⇒北朝鮮が核実験実施、今後想定されるシナリオ | ワールド | Reuters

 年表⇒Timeline: N. Korea nuclear dispute - CNN.com

 4月30日時点⇒北朝鮮:「核実験辞さず」報道官声明 日中「織り込み済み」 - 毎日jp(毎日新聞)

 北朝鮮が29日、「核実験なども辞さない」との報道官声明を発表したことを受けた麻生太郎首相と中国の温家宝首相との会談は、4月5日のミサイル発射以降、緊張を高め続ける北朝鮮に対し、冷静に対応することを確認する場となった。両国は北朝鮮の一連の動きを「織り込み済み」(日本外務省幹部)として、核問題を巡る6カ国協議を早期に再開し、北朝鮮を交渉の場に引き戻したい考えだ。

今日の大手紙社説

 特になし。

日経春秋 春秋(5/25)

厚さ1ミリに満たない薄い布が、人をウイルスから守ることもある。人の心を隔てることもある。

 妥当な評価というならそんなことはないよ。

産経社説 【主張】盧前大統領自殺 旧弊を打破できなかった - MSN産経ニュース

 「旧弊を打破」とか責めるのは韓国のことを知らすぎ。というか、黒田さんとか聞いたらよいのに。

 盧武鉉氏は任期末期の2007年10月、平壌を訪れ、金正日総書記と会談するなど金大中政権に続き「親北政策」を進めた。しかし結果は周知のように、核・ミサイル問題をはじめ北朝鮮に何らの変化ももたらさなかった。

 これは残念ながらそうだった。そうすることでまた韓国内の問題もこじらせてしまったようにも見える。世論のバランスがIT情報で崩れたせいではないかなと思う。

毎日社説 社説:言語力育成 「正解は一つ」ではない - 毎日jp(毎日新聞)

 これはきちんとディベートをやらせるとよいのですよ。もっともその前にディベートに対する偏見というか、ああ言えば上祐的な部分を変えるというか。

cover
頭を鍛えるディベート入門―発想と表現の技法 (ブルーバックス): 松本 茂

 これが一番いい本かな。

朝日社説 本のデジタル化―知の集積体を日本にも : asahi.com(朝日新聞社

 重要なのは、こうした「知」を集積する作業を米国の一企業に任せておいてはいけないということだ。経営方針が変わるかもしれない。検索で何を上位に表示するかなど、運用もグーグル裁量だ。便利ではあるが、一方で不安定さと偏りが生じる可能性がある。

 だからこそ、グーグルとは違う、多様な知の集積と検索のシステムを作ることが必要だ。

 朝日はそうIT技術に疎いとも思えないけど、こういう社説書ちゃう。

朝日社説 日本の宇宙開発―技術は軍より民で磨け : asahi.com(朝日新聞社)

 たしかに偵察衛星地球観測衛星も基本技術は同じだ。それなら企業間の競争がある民生部門でこそ技術を磨くべきだ。米国の商業衛星は数十センチのものを見分けることができ、日本の情報収集衛星の能力を上回っている。

 防衛関連の技術は割高になり、その秘密主義は技術の発達を妨げる。

 安全保障の名の下に採算を度外視した計画が増えれば、民生部門にしわ寄せが及ぶ恐れもある。計画が遅れて費用が大幅に増え、その意義が薄らいでいるGXロケットも、安全保障目的で開発が正当化されようとしている。

 どう突っ込んでいいのか。お隣の国の動向も参考にするといいのかも。

曇り

 冷んやりとした空気。夢は先ほどまで覚えていたが忘れた。離婚を悩む男の映像だったような気がする。

2009-05-24

投資という観点から結婚を考えてみようと

 ⇒早婚の勧め:勝間和代のクロストーク - 毎日jp(毎日新聞)

 最初に伝えるべきだったのが、今回の早婚のすすめについても、クロストークでは「経済」を中心に考えるという前提があるということでした。このクロストークのサブタイトルは「みんなの経済会議」ということで、主に今回の早婚提案について経済的な観点から提案させていただいていたのですが、その点のコミュニケーションが不十分でした。

 さまざまな方がご指摘のとおり、各人の価値観をすべて、経済から推し量ることは、それぞれの人の効用が違うため、難しいと思います。それをあえて投資、という点からチャレンジしてみました。だからこそ、経済面を離れた多くのご意見を聞くことができて、たいへん刺激的でした。

 さて。

それは違う

 増田宝くじ

よく、宝くじの売り場に「この売り場から高額当選がでました」みたいな掲示がしてあるね。

でも、冷静に考えたら、宝くじで当たるのって確率の問題だかろうから、一度高額当選が出た売り場でもう一度高額当選が出る確率って、かなり低いような気がするのだが、どうなんだろう。

 それは違う。

体系的な知識・技術を身につけるための学習法について

Inspired by 体系的な知識・技術を身につけるための学習法について - antipop

 文系理系の差なく。

 まず、ギリシア語ラテン語のほんの基礎でいいから勉強するとよいですよ。

 (っていうか自分もそんなに知らないので偉そうに言えないけど、英語単語とか見て、普通にああそうかとわかる部分が増えるし、日本語の翻訳語はそういうのの根を持っているので、日本語理解にもなる。)

魚肉ソーセージのうまい食べ方

 ⇒魚肉ソーセージの最もうまい食べ方を考える。 働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww

 私の場合。

 食べやすいサイズ(適当)にカットして、オリーブ油でコートして粗挽き黒胡椒をまぶして、レンジで少し温めて食べる(温めすぎると縮んじゃう)。

ようやく

 ⇒時事ドットコム:「新型」判明後の致死率0.2%=背景に社会・経済的要因−メキシコ・ジェトロ

 新型インフルエンザによる死者の大半が集中し、致死率が約2%と非常に高いメキシコでも、新型ウイルスによる感染症と判明した後の致死率は0.2%にとどまることが23日、分かった。日本貿易振興機構(ジェトロ)メキシコセンターがまとめた。死者の7割は最終学歴が中卒、もしくは初等教育しか受けておらず、死亡の背景に社会・経済的な要因があると指摘している。

今日の大手紙社説

 盧武鉉の自殺が話題。カトリック教徒に自殺かなという思いもあるが、そう表層的な宗教的な文脈で見るものでもないだろう。

 遺言と言われている文章に火葬にしてくれというくだりがあり、気になった。

 ⇒asahi.com: 土葬から火葬へ 変わりゆく韓国の葬儀 - トラベル

 埋葬という葬礼文化は、風水地理思想と、死体を毀損することができないという儒教的な思考と、「孝」の思想とが結合して定着したものです。韓国では、明堂(風水的に“吉”となる場所)を探して墓をつくって「孝」を行うことにより、子孫代代が栄えるのだと言われてきました。仕事がうまくいかなかったり、家によくないことが起こったりすると、「先祖の墓の場がよくないせいではないのか」と、韓国人がよく言うのは、このことに由来しています。このような価値観は、長い間、韓国人の生活に根付いてきました。火葬をすることは親不孝だとみなし、避けて来たことは事実です。

 けれども最近では、このような認識にも変化が見え始め、土葬が主流であった葬礼文化が変わりつつあります。そのきっかけとなったことのひとつに、このままの状態で墓地が増え続けると、いずれ韓国全土が死者のために埋め尽くされてしまいかねないという問題が浮上してきたことがあげられます。

 このことにより、これまでの葬礼文化を変える必要があるという意識を急速に高めることになりました。火葬を奨励する市民運動なども数年前から起こり、最近では火葬をする人が徐々に増加しています。また、それに伴って納骨堂や土饅頭を模した納骨堂、家族納骨堂などの新しい葬礼施設も定着しています。

 盧元大統領の火葬希望はこの最終段に近いのかもしれないが、韓国の風土のなかでは最初の段のように読まれるのではないか。

 周恩来も小平も火葬を願った。死して辱められるのを恐れたためだろう。

産経社説 【主張】少子化対策 首相の指導力を求めたい - MSN産経ニュース

 ダメな社説はスルーが基本なんだけど、少し。冗談かなと思った。首相の指導力で少子化が改善することはないよ。

 その上で不足する分については、政府・与党が検討している消費税率引き上げの中に、少子化対策として位置付けるべきだ。

読売社説 盧武鉉前大統領 疑惑の中での尋常ならざる死 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 検察当局は前大統領の死を受けて捜査の打ち切りを決め、盧武鉉氏にかけられた疑惑の全容は解明されずに終わることになった。

 だが、どうにも説明のつかない不明朗な巨額のカネを家族が受け取った事実は残る。

 人権派の弁護士で能弁家で知られた盧武鉉氏も、家族の罪状までは弁解のしようがなかったろう。面目なさと後ろめたさにさいなまれ、精神的に相当追い込まれていたのかもしれない。

 親族の問題はつきまとうものだ。むしろそことの決別ができなかったのだろう。とはいうもののそういう視点も死者に鞭打つようで後味が悪い。

 盧武鉉氏の悲劇は、韓国の“政治文化”の所産とも言える。

 大統領に強大な権力が集中するシステムのもと、私利私欲を求める勢力が地縁血縁を利用して大統領周辺に近づき、家族、側近たちもカネまみれになる醜態が、歴代政権で繰り返されてきた。

 清廉潔白を標榜(ひょうぼう)した左派政権も例外ではなかった。

 こうした文化をどこまで是正できるかが、保守派の李明博政権には問われている。

 「文化」というより、政治システムというか一種の現前する制度の問題で、これはきれい事で断じてもどうなるものでもない。というか、きれい事がこのシステムの内部に機能している。きれい事の機能が盧元大統領を生んだのだからそのシステムの内部の問題だろうとも思う。

朝日社説 盧前大統領の死―隣国の政治の悲劇を思う : asahi.com(朝日新聞社)

 そういう盧氏も旧弊は断ち切れなかったということか。「歴史の清算」を目指したのにできず、司法の裁きに耐えかねたのだろうか。

 本人は無罪だったのではないかな。潔癖と言えば潔癖だが素人臭い政治家だった。政治家というものは二枚舌も使うし、かなりの覚悟も必要なものだ。

 韓国では早速、捜査が強引だったとの批判が噴き出している。政界対立の火種にもなりかねない。だが、今回の悲劇をそうさせるべきではない。

 上から目線という感じかな。他国民がとやかくいうことではないだろう。

朝日社説 温室ガス削減―日本の決意を中期目標に : asahi.com(朝日新聞社)

 日本の人口は減少するので、温暖化戦略は上手に使うとメリットがある。まあ、上手に大義名分を使いつつ、冷徹な科学的な知見の集積も必要という当たり前のことか。

 ひんやりとする。夢は。リスのいっぱいいる寄宿舎での暮らしだった。私は写真家だったようだ。仔細を忘れた。

2009-05-23

NHKスペシャル|マネー資本主義 第2回 “超金余り”はなぜ起きたのか? 〜カリスマ指導者たちの誤算〜、見たよ

 ⇒NHKスペシャル|マネー資本主義 第2回 “超金余り”はなぜ起きたのか? 〜カリスマ指導者たちの誤算〜

空前の規模で世界を襲った今回の金融危機。その原因は膨大なマネーが世界に溢れ、無謀な投資を可能にしたことだとされる。この「超・金余り」をもたらしたと今、厳しく批判されているのがアメリカの政策だ。グリーンスパン前FRB議長(連邦準備制度理事会 中央銀行総裁に相当)や、ルービン元財務長官らカリスマ的指導者を擁し、世界の金融界をリードし続けたアメリカの金融当局。彼らの政策の何が問題だったのか?(中略)このたびの金融危機と日本人との意外な関わりを明らかにしていく。

 一回目は見てない。というか、二回目もパスるつもりだったけど、なんとなく見た。意外と良かった。

 バブル崩壊を見る一番の枠組みは、米国に流入するマネーだし、グリーンスパンの難問(conundrum)に焦点に置いたのは適切だった。番組では日本のキャリートレードを槍玉にしていたが、これはちょっと国際経済が分かる人なら、中国ほうの問題がわかるはず。このあたりのことは、渦中から極東ブログでフォローして一応一巡した。とはいえ、わかっていながら、自分もこの件では損を出したので、苦笑だが。

 この問題では、自分の観点はバーナンキなんかに一番近いと思っていたが、バーナンキへの理解もいろいろあり、あまり類似の国内議論はないかなとも思っていた。

お弁当の作り方、または最終弁当

  • ご飯は小玉にして冷凍しておいたのを解凍して使う
  • 卵焼きの作り方は覚える(できる人に一度習うとよい)
  • 塩鮭やタラコとか焼けるようにする(2、3回すれば誰でもできる)
  • 冷凍肉でミートボールや生姜焼きの作り方を覚える(実は簡単)
  • 後から水の出ない野菜の炒め物を覚える(アスパラガスとか、パプリカとか。味は塩胡椒)
  • 梅干し、柴漬け、沢庵とか塩ものやしょっぱものを適量冷蔵庫に備蓄しておく
  • 煮豆とか甘いものを適量冷蔵庫備蓄しておく
  • お弁当用に残り物が出るように夕食のおかずを用意しておく(揚げ物とか、切り身とか)
  • 冷凍物を活用する⇒http://www.7premium.jp/products/list.php?category_id=18
  • 和総菜を活用する⇒http://www.7premium.jp/products/list.php?category_id=17
お弁当の構成法
  1. メインを決める(残り物とか、鮭とか、ミートボールとか)
  2. 和総菜を2種詰める
  3. 卵焼きを入れるか入れないか決める、入れるなら作る
  4. 野菜の炒め物をいれるか入れないか決める、入れるなら作る
  5. しょっぱものか甘いもの、あるいは両方を少量入れる

終わり

デザートにちょっとお菓子があるとグー。

フルーツとかあるともっとグー。

お茶とかインスタントみそ汁は適当に。

たぶんそうなんでしょう

 ⇒NewsDaily: Genes of new flu virus show it's not so new

WASHINGTON, May 22, 2009 (Reuters) — The most complete analysis yet of the new H1N1 swine flu virus shows it must have been circulating undetected for years, most likely in pigs, researchers said on Friday.

今日の大手紙社説

 共通的な話題もない。インフルエンザも次にトピカルな被害者が出るまでネタ枯れというところか。

 社説にブログみたいな粗雑な議論が多くなった。もともとそんなものだとも言えるのだが、社説を書く立場ともなれば、それなりに社会のディテールを見る目もありそうなものだが、なかなかそうでもない。執筆子は私より若い年代かなとも思うし、いや私より年長でもそんなものかとも思う。多少方向は間違っても記者魂みたいのを感じさせる社説を書いてほしいものだなと思う。

日経春秋 春秋(5/23)

 通信販売は日本では明治時代に始まった。J・フロントリテイリング傘下の松坂屋は早くからこの新商法を実践した企業の一つだ。呉服販売業だったときに、人気の和服や最新のデザインを紹介する「衣(きもの)道楽」という宣伝誌を創刊した。▼注文の受け付けには制度が生まれたばかりの郵便振替を使った。振替口座を開けば、送金者は最寄りの郵便局で代金を支払える。

 このあたりの話は実はかなり面白い。

 余談だが先日愛用しているグッズの小さいパーツが壊れた。設計上、これは消耗部分ではないかと思い、メーカーに問い合わせると、100円で売るというのだ。ほぉと思ったら、100円切手を入れて送付してくださいとのこと。封筒に80円で180円か。そのくらいはこっそりサービスでもよいようにも思ったが、言われたとおり送付。そういえば、小学生のころこうした切手代用というのをよくやったものだなと思い出し、懐かしかった。

産経社説 【主張】北方領土 四島返還にブレ許されぬ - MSN産経ニュース

 日本側は、ソ連軍が1945年8月9日、当時有効だった日ソ中立条約を破って対日参戦し、終戦後に四島を不法占拠した歴史的な事実までをも覆そうという動きを注視していく必要がある。

 絶句鉄壁感がある。

 この問題で産経を叩く左派もなければ、右派もない。わかりやすい問題だけがいつも馬鹿騒ぎになる。

毎日社説 社説:薬のネット販売 混乱の原因は厚労省だ - 毎日jp(毎日新聞)

 一応識者のレクチャーを受けたような印象はあるけどブログとかで見られる粗雑な議論にすぎないなとは思った。

 同省は専門家会議を設置して議論し、昨年9月に薬のネット販売を規制する省令案を公表した。これによりネット販売はビタミン剤など低リスクの薬だけに限定し、副作用リスクが高いH2ブロッカーやかぜ薬頭痛薬などは買えないことにした。

 H2ブロッカーはスイッチOTCで、これは薬剤師対応。もともとスイッチOTCは、薬価のドル箱だった、が、かぜ薬、頭痛薬は2と△播佻身稜篌圈帖脹勝后テクニカルな部分がメディアでもきちんと解説されず、粗雑な議論だけが空回りする。

 陰謀論はいかがなものかとは思うけど、ミッキースキャンダルが出るか。出たらびっくり、「何も言えない」ですよ。まあ、するっと引っ込む足取りをヲチということろか。

朝日社説 中国と台湾―ミサイル減でも歩み寄れ : asahi.com(朝日新聞社)

 米国防総省によれば、台湾に向けられた中国ミサイルは1050〜1150基と減っていない。台湾住民の不安の種だ。中国がミサイルを減らし、経済だけでなく軍事でも柔軟さを示すという、もう一段の緊張緩和に踏み出すことを期待したい

 ちょっと読むと、朝日も変わったように読めるところがこ憎いところか。台湾問題を少し知っている人間ならこんなお話には騙されない。敢えて言えば、あんなミサイル台湾にとってなんの驚異でもない。台湾海峡では台湾の軍事優位が確立している。国民党ロビーと米国のつながりはまだある。ただ、そこが弱くなりつつあるし、案外オバマ政権が大トチリをやりかねない危険性はある。というか、中国に期待するという意味を取り違えるとろくなことはない。北京政府と解放軍は一枚板ではない。それどこかということでもある。

朝日社説 エコポイント―名に恥じぬ制度づくりを : asahi.com(朝日新聞社)

 ブログでもありそうな大人げない書生議論ということかな。こんなのエコにはならないというなら、連休のEC馬鹿騒ぎもエコの観点から批判できてないと。

晴れ・ログイン

 昨日の天気予報では29度まで上がるとのこと。たしかにそんな感じはする。夢は覚えていない。昨晩は寝付きが悪く、起き出してすこしヨガをした。寝る前にコンカツリカツを見た。どういうオチにするのか。NY行きの彼氏はダメとなるだろうが過去縁に収まるか若い彼氏かと、なるほどねそうもっていきましたかという脚本演出の職人芸感はあった。離婚話もああいうものか。このドラマ、婚活ネタに企画し、それなりの説明番組として作られていたわりに、脚本はきちんと愛というのを描いてみたかったのだろう。婚活なんたらといっても、人はそう愚かとも限らない。自分がこれは本当の愛だと思うものに、なんだか不運に引き裂かれていくものだ。主人公のその最後のクライマックスシーンに夏祭りを置いたのはなにかのオマージュだろうか。男は、女にお前に幸せになってほしいというのだが、後から思ったが、あれは男の醜悪の極みというものだろう。男女はきれいに別れればいいというものではなく。どうしても罪と醜悪を回収して、人に憎まれ恨まれる限界はある。

2009-05-22

ブログサバト

 かくして本当に金曜日。

 昨日は、ゴーストフレンドを見ておきながら、夜、あれれ、コンカツリカツはないのとか思った。ボケ。

必読

 PDF日本感染症学会緊急提言「一般医療機関における新型インフルエンザへの対応について」(2009.5.21) : 日本感染症学会

今回のS-OIVが出現・流行する以前のわが国では、来るべき新型インフルエンザでは高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)がいずれヒト-ヒト感染性を獲得して主役をなすという想定が支配的であったことや、数年前のSARSで被害が甚大であったことの影響から、どのようなものが出現しても新型インフルエンザは死亡率の高い感染症であり、可能な限り罹患を避けるべき疾患であると大多数の国民から思われてきました。しかし、過去のどの新型インフルエンザでも、出現して1〜2年以内に25〜50%、数年以内にはほぼ全ての国民が感染し、以後は通常の季節性インフルエンザになっていきます。現在流行している香港かぜもこのようにして季節性インフルエンザとなった歴史を持っており、今回のS-OIVもやがては新たなH1N1亜型のA型インフルエンザとして、10年から数十年間は流行を繰り返すと見込まれます。すなわち、今回の新型インフルエンザ(S-OIV)の罹患を避けることは難しいのです。

この漢字ね

 ⇒アゴラ : 80年代イギリスのテレビ・コメディー番組で日本の政官界の未来を卜する - 矢澤豊

 内容は関心なくて、標題の、「未来を卜する」。

 「ぼくする」と読むのだけどね。

今日の大手紙社説

 特に共通の話題はない。それほど悪い社説もないが、読んでいていて関心が乗らない。自分の側の問題もあるかもしれない。

 厚労省分割については裏があるように思うが、わからないなという感じだ。わかりそうな識者は屠られているような印象もある。

晴れ

 低気圧のようすを見ていると鬱になりやそうな感じだ。さて、どうか。夢は。夜の列車で埼玉山梨の小都市の古いさびれたフランス料理にたどり着く。やつれた感じの女性が一人食事をし、私の後ろに中年の男女が食事を終えて、ちょっとだらしなく酔って口説いている。私の前には、中年の女性がいるのだが、私は胸もとを見ていて顔がわからない。シェフがそれとなく、あなたたちも結婚記念日でしょうといういうことを伝えるのだが、そうだろうか。後ろの客の間違いだろうと思っている。この話はどう続くのだろうかと困惑している最中に目がさめて、あれはどういう話になるのだろうと疑問に思った。

2009-05-21

【間違った、今日は木曜日】ブログサバト

 早かった。体調がすぐれない。単に老化ということかな。

 

追記

 すっかり金曜日だと思っていた。明日が金曜日でした。

今日の大手紙社説

 GDP下降と朝日・産経で郵便不正が話題か。前者は取り分けどうということはない。基本的には需要の問題だしデフレの問題。後者はよくわからないというのが率直なところ。

 よくわからないが世間ではマスク不足パニックが起きているのだろうか。風邪気の人はこのご時世できるだけ出歩かないように、またN-95でなければ防御の意味はない。暢気な日本だなとは思うが暢気自体は悪いことでもない。

日経社説 スー・チー氏への醜行止めよ : NIKKEI NET(日経ネット)

 他紙社説が取り上げなくなったこうした問題を取り上げる日経は立派だと思う。

 残念なことに国際社会の反応は割れている。米欧諸国は制裁の継続や強化に動いた。東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国のタイや日本は「深い懸念」を表明したが、新たな制裁には慎重だ。ミャンマーに隣接するアジアの二大国、中国インドは事実上沈黙している。

 余り言及するのも大人げないが、日本の左派勢力も「事実上沈黙」している。

 かつて中国共産党の支援を受けたビルマ共産党と戦った経験から、軍事政権中枢には対中警戒感がある。だが米欧などの制裁に押される形で中国に接近してきた。今年3月には中国内陸部とインド洋をつなぐ石油パイプラインの建設が決まった。

 制裁は中国を利する結果となっており、ここに日本や米欧諸国の外交が直面するジレンマがある。

 政治性がここでも人道問題を凌駕してしまっている。

 中印を巻き込んで軍事政権に働きかける――。一見遠回りで地道な努力こそ日米欧は求められている。

 そのとおり、難しいけどね。

毎日社説 社説:漢検逮捕 文科省の監督甘かった - 毎日jp(毎日新聞)

公益法人を隠れみのにした私的な利益追求を、長年にわたり放置してきた文部科学省の責任も重大だ。不明朗な運営の実態解明が求められる。

 私はそうではないのではないかと思う。文科省の責任がよくわからないからだ。

 漢字検定の「非営利団体」はいくつあってもよいし、いくつもあったほうがよい。そしてそれらはできるだけ低い基準で認可され、そして基準に満たなければつぶすとよい。

 今回の事態は、この団体が突出し集金力を増したことにあるが、その一端は文科省の、その活動へのお墨付きにあったのではないか。つまり、国家の関与が増長させたのではないか。

 教育・文化活動に対する文科省の関与を強化しようとする方向性は間違っていると思う。

朝日社説 日本郵便事件―無責任体質にあきれる : asahi.com(朝日新聞社)

 不正を見過ごしたのは逮捕された2人だけではない。特捜部の事情聴取に対し、両支店で審査にかかわった社員らの大半が違法性を認識していたと話している。支店長らが不当な利益を得ていたわけではないとみられ、漫然と不正を見逃す体質が染みついていたとしか思えない。

 単純にそういう問題なのか、この「事件」は私にはよくわからない。ただ、逮捕された二人という問題でもないだろうから、概ね朝日の指摘通りなのではないか。

 制度の悪用は郵政民営化の前からだった。日本郵便の調査では07年4月から1年7カ月間で、制度を利用した1億8800万通のうち8割が違法なDM広告だった。正規料金との差額はこれだけでも160億円になる計算だ。

 昨秋の不正発覚後、日本郵便は被害者の立場を強調していた。しかし、違法なDM広告の発送窓口となったのは全国で20支店を超えることもわかっている。組織全体の規律にゆるみがあったといわれても仕方ないだろう。

 福祉を目的に割引された料金は、一般の郵便利用料から補填(ほ・てん)されていることになる。国民に広く負担を強いているという認識が、日本郵便には決定的に欠けている。

 年金のずさんな管理や改ざんで、解体に追い込まれた社会保険庁にも比すべきいい加減さだ。

 公社時代からの法令順守に甘い体質は、きっぱり断ち切らねばならない。民間企業で経験を積んだ経営陣は、思い切った手立てをとるべきだろう。第三者を入れた委員会で事件の背景事情を調べるなど、徹底してウミを出さねばならない。

 単純な印象では民営化は必要だったことの確認というところだろうか。この事例でそう言い切るものではないが。

晴れ

 今日も夏日か。夢は見たが覚えていない。いろいろ自分の限界を感じることが多い。その限界は以前からずっとあったものだろうとも思う。

2009-05-20

悲観的な気分に陥りそうになったら…

inspired by 【東京ブック】 悲観的な思想に陥りそうになったら… - IDEA*IDEA 〜 百式管理人のライフハックブログ 〜

  1. 他人に起きることは、自分にも起こりうる。他人の不幸や不運に無関心であってはいけないなと考え直そう。
  2. 自分に起きることは、いかなることでも自分で解決できるわけでもない。これまでよくやってこれたもんだなと運命とか神様に感謝して、今後も不運がないといいなと願おう。
  3. 自分に起きた問題に解決策がないということがあるが、意外と「ない」というのが解決策なのかもしれない。人生にはいろんな生き方があるよ。
企画
  1. 財布のなかにふらっとうまいものが食えるだけのカネを入れておく。
  2. そして今後一ヶ月間と限らずおセックスの際にはチンコにゴムをはめておく。 ノンラバーでも可。
  3. 普段の生活で悲観的な思考に陥ったらチンコをはじいて、財布のカネを見返し、旨い物食って、その日は寝てしまおう。

cover
オプティミストはなぜ成功するか (講談社文庫): マーティン・E.P. セリグマン, Martin E.P. Seligman, 山村 宜子

 意外と名著。

今日の大手紙社説

 裁判員制度と大手銀行の不況が話題。だが、特に見るべき主張はないように思えた。

 こういうのは扱わないのか⇒外為17時 円、3日続伸 米財政不安で一時95円台、午後は伸び悩む : NIKKEI NET(日経ネット)

 円は10時過ぎに95円78銭近辺まで上昇し、約2週間ぶりの高値を付けた。13日付の英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙は「米国のトリプルA格付けが危機にひんしている」との意見記事を掲載。また、英BBC(電子版)が英国時間12日に「民主党の中川正春氏が、『民主党が政権を取れば、ドル建ての米国債購入を断る』と話した」と報じたことも蒸し返され、ドルの信認低下の思惑が広がった。中川氏は日経QUICKニュース社(NQN)の取材に対し、「米国債の購入を停止する考えはない」などと話した。

 これは明日以降か⇒スリランカ:内戦終結 LTTE、カリスマ議長死亡で壊滅確実 - 毎日jp(毎日新聞)

毎日社説 社説:日本郵便幹部逮捕 不正許した責任は重い - 毎日jp(毎日新聞)

 よくわからない事件だと思ったが、こう展開してもよくわからない事件という印象が深い。

晴れ

 夏日のようだ。昨晩は軽くヨガをした。ひさしぶりに少しプラナヤマ。そのあと、少し坐禅。特にどうということもなくくったり眠った。夢は見たがもう忘れた。

2009-05-19

頼近美津子さん死去

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):司会者・元NHKアナウンサー 頼近美津子さん死去 - おくやみ・訃報

 特に思い入れはないのだけど、同時代の人だったので、早世にはびっくりした。

視力のこと

 ⇒はてなブックマーク - LethalDoseのブックマーク

LethalDose 体はものすごく意識してコントロールされているみたいだけど、視力はあまり良くないとのエントリを見た気がする。鍛える必要を感じなかったのか、目は鍛えにくいのか。 2009/05/18

 私は視力に問題があります。それはさておき、一般論として、「視力」を「鍛える」だけど。

 メカニズムは⇒近視 - Yahoo!百科事典

軸性近視か屈折性近視か区別するのはむずかしいことが多い。

 で、このサイトが正しいとも言い切れないけど⇒目の事典・視力について

Q.近視は治るでしょうか

現在の医学では何をしても治らないと多くの眼科医が考えています。その理由としては,さまざまな考えがありますが,

(1)視力は毎日測定するとしても動揺しやすく,極めて不安定で慣れの要素が大きい。近視治療をしているといっても視力検査の慣れを見て「よくなった,悪くなった」と一喜一憂しているだけで,実際の近視は治っていないという考え。

(2)近業強要が近視を起こすという説は,科学的根拠が極めて乏しいこと。

(3)欧米の眼科医は近視が治ると考えていない。

などです。もっとも,近視とは,あくまで屈折異常であって病気ではありません。メガネをかけていれば正常な視力を得ることとなり,なんら正常な人と変わりはないのです。

 あと⇒Exercise Your Eyes?

The only way to correct them is with glasses or contacts.

 余談。

 国際的にも評価の高いヨガの先生、ロドニー・イーに学んだことがあるのだけど、彼はド近眼でした。牛乳瓶底型眼鏡。あと、名前を忘れたけど、別の著名な先生は若禿。ヨガとかは関係ないかな。

 フェルデンクライスは首のコリと視力の関係に言及していた。

 ちょっと言い過ぎなんだけど、眼鏡の人の動作はちょっと変。

 まあ、眼筋の疲れを取るのはよいことではないかとは思うけど、エキササイズとかで視力矯正ができるかは疑問。

 クリシュナムルティはハクスレイに学んだパーミングを終生やっていて、90歳でもしっかり物を見ていたらしい。

今日の大手紙社説

 インドの総選挙を今日になって扱うところあり。豚インフルエンザの話題もあり。つまり、特になし。

日経社説 感染の急拡大を見据え臨機応変に動け : NIKKEI NET(日経ネット)

 感染性も通常のインフルエンザ並みの強さとされる。「街ですれ違った程度ではうつらない」と感染症専門家は指摘する。高校生の間で感染が広がったのは教室や通学バスなどの閉鎖的な空間にともにいたからだとみられている。

 で、その場合にマスクの効果もなし。

産経社説 【主張】新型インフル どこでも治療を受けたい - MSN産経ニュース

そもそも検疫や発熱外来による患者の仕分けといった対策は、流行の拡大を遅らせる「時間稼ぎ」策の色彩が強い。

 今更言うなあ。

晴れ

 寝坊。低空飛行続く。夢は覚えていない。ちょっと本とか読み過ぎか。「渚にて」を読んでいる間中、死のことを考えていた。朝ドラのつばさで、番組の買い方とか気になった。そういうえば沖縄にいたころよくラジオを聞いていたが、爆笑問題カーボーイでCMなしのがあった。スポンサー付かなかったのだろうか。

2009-05-18

読了、新訳「渚にて

cover
渚にて【新版】 人類最後の日 (創元SF文庫): ネヴィル・シュート, 佐藤 龍雄

第三次世界大戦が勃発、放射能に覆われた北半球の諸国は次々と死滅していった。かろうじて生き残った合衆国原潜“スコーピオン”は汚染帯を避けオーストラリアに退避してきた。ここはまだ無事だった。だが放射性物質は確実に南下している。そんななか合衆国から断片的なモールス信号が届く。生存者がいるのだろうか?―一縷の望みを胸に“スコーピオン”は出航する。迫真の名作。

 新訳だからどうというのはよくわからん。

 当初思っていたこととは違ったふうに感動しましたね。

 愛の物語でしたよ。

 シェークスピア悲劇とかの印象に近い。

 なんか書くかも。

 ⇒YouTube - Supergirls don't cry

 ⇒Actress Rachel Ward

意外と砂糖(蔗糖)は摂取してないものですよ

 ⇒食品に含まれる糖分を角砂糖で見せてくれる「Sugar Stacks」 : ライフハッカー[日本版]

 カロリーを蔗糖に換算しているだけで。

ちょっと違うかな

 ⇒新型インフルエンザ「A/H1N1」対策完全マニュアル[絵文録ことのは]2009/05/18

■今からすぐにとるべき行動

(中略)

◎人混みに行く必要があるときは、必ずマスクをする。

 感染してない人にマスクを勧めるように読めてしまうが。

■マスクは「不織布製の三層構造」を選ぶ

マスクとして購入するのは、不織布製の三層構造であれば充分。

× ガーゼ製は避ける(使い捨てできないから)

× N95マスクは買わなくてよい。

インフルエンザ対策として「N95マスク」が販売されていることも多いが、これは一般の人には必要ない。N95マスクは医療従事者向けのものであり、今回でいえば新型インフルエンザに感染している患者さんを診察したり治療したりする必要のある医師看護師等々が使うものであって、一般の人が街中で使うにはまったく不必要なレベルのものである。こんな高価なマスクを使う必要は全くない。

 それも微妙に違うかな。

 ⇒Is It Safe to Fly During the Swine Flu Outbreak? - Consults Blog - NYTimes.com

Consider a face mask. Face masks may help but only need to be used when outbreaks become widespread and are declared a pandemic.

マスクについて考慮すべきこと。マスクは役立つともいえるが、必要になるのはアウトブレイク状態、またはパンデミックの宣言が出てからのこと。

 

The most commonly used simple face masks only filter about 62 percent of very small particles, compared to about 98 percent for professional-grade face masks (these are typically designated N-95).

通常のマスクでは微細なものへのフィルターは62%だが、これ比して専用は98%で、これらはN-95として販されている。

 

Simple face masks are designed to prevent large droplets that are coughed or sneezed from contaminating the environment rather than protecting the wearer.

通常のマスクはそれを付けている人を保護するものというより、咳や鼻水など汚染された環境における大きめな飛沫への防御用にできている(ウイルス防御用ではない)。

 

Bring an extra mask along, and kindly offer it to anyone coughing or sneezing who looks sick. This will keep any droplets from landing on you.

マスクの余分があるようなら、具合が悪そうで咳や鼻水の人に提供してください。そうすることで、飛沫があなたに届かなくなります。

 それと参考

 WHO⇒市中でのマスクの使用

呼吸器ウイルスの感染拡大予防の評価をした研究によると[2]、医療機関においては、マスクの使用がインフルエンザの感染の伝播を減少させる可能性が示されている。医療機関におけるマスク使用の助言は、正しいマスクの使用のトレーニングや定期的な供給、及び適正な廃棄施設といったマスク使用の有効性に影響する可能性がある補足的な対策情報と一緒に提供されている。しかしながら、特に開かれた空間において、インフルエンザ様症状のある人と閉鎖空間で濃厚接触した場合と比較した、マスク着用の有効性は確立されていない。

 CDC 2009⇒CDC H1N1 Flu | Interim Recommendations for Facemask and Respirator Use in Certain Community Settings Where H1N1 Influenza Virus Transmission Has Been Detected

Based on currently available information, for non-healthcare settings where frequent exposures to persons with novel influenza A (H1N1) are unlikely, masks and respirators are not recommended.

 CDC 2008⇒CDC Features - What You Should Know about Using Facemasks and Respirators

 米政府 2007⇒Interim Public Health Guidance for the Use of Facemasks and Respirators in Non-Occupational Community Settings during an Influenza Pandemic

They are not designed to protect you against breathing in very small particles.

 CDC 2005⇒CDC - Influenza (Flu) | 2004-05 Interim Guidance for the Use of Masks to Control Influenza Transmission

No recommendation can be made at this time for mask use in the community by asymptomatic persons, including those at high risk for complications, to prevent exposure to influenza.

 BBC 2009⇒BBC NEWS | Health | Can masks help stop flu spread?

Dr Ronald Cutler, deputy director of biomedical science at the University of London, said: "If you sneeze with a mask the virus will be contained so from that point of view if everyone wore them it might stop the spread.

 

"Or you could get the people with flu wearing them, but by the time they are diagnosed it could be too late.

 

"And the problem is that when someone sneezes they tend to take a mask off. I think masks give people a false sense of security.

 

"They are not bio-chemical suits. Masks are obviously just covering one part of the body so your hands and clothes could all have the virus on and when you take them off you will infect yourself.

 

"However, because people are wearing a mask they will think they are protected and may go into crowded areas.

 

"The best advice is to wash your hands and cover your mouth when sneezing."

 LA 2009⇒Face masks aren't a sure bet against swine flu - Los Angeles Times

Once they get moist, they are no longer useful," Mascola said. "Your saliva is going to be pooling in that mask. That will make is not useful because germs will be able to permeate."

 

Taking a mask on and off contaminates it and makes it less useful, as well. It is effective "only for a 20-minute to a half-hour period," she said. "Even in those places during the SARS epidemic, they found hand-washing as effective as wearing masks."

 

 それとこれもかな。

■具合が悪くなったら

◎A:咳や鼻水などの「呼吸器の炎症にともなう症状」に加えて、

 B:突然の38℃以上の高熱があり、

 ⇒へぇ、高熱は際立った兆候ではないのか - finalventの日記

50歳とか

 ⇒さっき気づいてしまった、しょーもない知識。 | なマレンジどん

 正確には今年で52歳になりますよ。

 他人が自分をどうみるか、「翁」とか「爺」とか、まあ、ご自由に。実際、おでんくんのだいこん先生キャラっぽいかのぉ。

 内面では、中二病な人でここまで生きると思ってなかったので、その分、自分自身を少年の目で見ていることがあって、その分、爺だなオレと思ってますよ。

 漱石の年齢を超えたのが愕然とした⇒極東ブログ: [書評]明暗(夏目漱石)

 リアル自分がどんだけ爺かは、これはもうしかたないね。というか、50代に入ると、うぁぁぁぁというのはある。ない人もいるのかもしれないけど。

 余談的には、脳みそがガキなんでしゃべりは若いっぽいですよ。体形がそれほど中年化してないのと、30代にヨガ、フェルデンクライス、オイリュトミーとかやっていたおかげなのか、歩きとかは颯爽としていて、犯罪やったら30代には間違えられるかな(Wii Fitでは20代を叩き出すことあり)。まあ、このあたりは、自惚れと思われてもな領域。目の前に階段あったら、自然に駆け昇ちゃってますけどね。

 図にのっていうと、腰のローリングを30代で矯正というか訓練しとかないと、40代では動きが老けますよ。ちょっと言い過ぎなんだけど、スポーツやっていた人は、基本の身体の動かし方は訓練してなくて、スポーツ的にカバーしているから、だんだんと齟齬が出てきて、普通の動きが鈍くなっていきますよ。スポーツマン特有の老けが出てくる。

 腰のローリングというのは、歩くとき、仙骨を中心に∞のような滑らかなロールをすることです。そしてそのスイングを自然に背骨から肩に伝えること。全身がストライドに調和するので、短足でも足が長いような印象を与える。

 デューク更家はその筋のご専門なんだろうけど、あれは、一種の筋トレなんで、筋肉の力が入りすぎ、普通の人がやったらぎこちなくなると思う。あれ、いわゆるモデル歩きが全然自然な歩きじゃないみたいな。

 などなど。

今日の大手紙社説

 特になし。朝日の社説に読み応えがあった。毎日社説は色物感は強い。

日経春秋 春秋(5/18)

 速水に触れて

氏は「もっと大胆な緩和を」と欧米の経済学者からも批判を浴びたが、今や世界は様変わり。金融混乱の収拾に手間取る米国ではノーベル経済学賞受賞のクルーグマン教授から「日本に謝らなければ」の言葉も。自著の題名でもある「海図なき航海」を続けた速水氏の苦悶(くもん)を多くの国が実感しているのではないか。

 こりゃまた目の醒めるようなオチ。

日経社説 インド与党勝利、改革進むか : NIKKEI NET(日経ネット)

 5年ぶりに行われたインド総選挙の結果、国民会議派を軸とする与党連合が事前の予想を上回る勝利を確実にした。続投する見通しとなったシン首相(76)は、政権基盤の安定を生かして経済と外交面での改革を進めることが期待される。

 え?そうだったか。私はいろいろあるし政情は不安定だが、コングレスが勝つのが当たり前だと思っていたので、ちょっと驚いた。

 昨年、米国との原子力協定に反対して政権を揺さぶった左派勢力は今回の総選挙で後退した。対米関係の強化を軸に、柔軟な外交政策も進めやすくなるとみられる。

 それ以上に、毛沢東派がけっこう盛り返しているようでもあるので気にはなる。インドはある意味中国以上にガチな国家なんで懸念。

日経社説 独禁法の国際調和問うインテル制裁金(5/18) : NIKKEI NET(日経ネット)

 欧州連合(EU)の欧州委員会が米半導体大手のインテルに独占禁止法違反の疑いで10億6000万ユーロ(約1400億円)の制裁金を命じた。米マイクロソフトの8億9900万ユーロを上回り、単独企業では過去最高額となる。欧州委は国際的な価格カルテルなどに対し厳罰主義で臨む姿勢を表明しており、日本政府や日本企業の対応が改めて問われる。

 欧州委が問題にしたのはパソコンの心臓部に使われるMPU(超小型演算処理装置)の販売。インテルはパソコンメーカーに対し、ライバル企業の製品を使わぬようリベートを提供していたという。高額の制裁金はEU競争法に違反した期間が長いことなどを理由に決めた。

 事実認識とその影響評価でどうなのか。大げさだなという印象が強い。

毎日社説 社説:麻生VS鳩山 変化への期待は根強い - 毎日jp(毎日新聞)

 率直にいうと単純にダメな社説。

 冒頭。

「一度、政権を交代させてみたら」というチェンジ志向はやはり有権者の間に根強いとみるべきだろう。それを示した調査結果だ。

 ところが。

 注目すべきは、鳩山氏と麻生太郎首相のどちらが首相にふさわしいかとの問いに対し、鳩山氏が34%、麻生首相が21%となった点だ。4月の調査では麻生首相が21%、小沢氏は12%と逆転されていた。今回も「どちらもふさわしくない」が42%と最も多かったとはいえ、世論の動向が変化したのは確かだ。

 どちらもふさわしくないが四割変わらずというだけのこと。

 というか、政権交代議論先にありきで書くポジションが強すぎ。

読売社説 CO2中期目標 「京都」の二の舞いを避けよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 冒頭。

 二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量を2020年までにどれだけ削減するか。大詰めを迎えた中期目標の策定に当たっては、実現可能な数値にすることが何より重要である。

 途中。

 だが、過度な目標設定は、自らの首を絞めることになる。京都議定書がそれを物語っている。

 締め。

 削減率を競うより、脱化石燃料社会の基盤を築く。それが中期目標の期間になすべきことだ。

 いろいろと口ごもるところがあるせいだろうけど、典型的な下手な文章(構成が間違っている)になっている。

朝日社説 裁判員―体験を共有するために : asahi.com(朝日新聞社)

 一方、評議で自分が述べた意見は秘密に含まれるが、裁判が終わったあとに自らの意思で公表することまで禁じるのは行きすぎではないか。

 裁判官と検察官、弁護人だけが集まって事前に争点と証拠を整理する公判前整理手続きの公開だ。審理促進を目的に裁判員制度より一足早く実施されているが、現在は非公開だ。

 これでは、国民が参加する前に、いわゆる法曹三者が自分たちだけで仕切っていると見られかねない。審理の行方を左右する重要な手続きでもある。裁判公開の原則もある。早急に公開に向け検討を進めるべきだ。

 基本的には朝日のこの意見に賛成。

朝日社説 国内感染―広がり踏まえた対策を : asahi.com(朝日新聞社)

 よい部類の社説ではないかな。

 政府は、ウイルスの国内への侵入を防ぐ水際作戦に力を入れてきたが、感染しても症状が出ない、最長で1週間の潜伏期間があり、検疫をすり抜ける可能性が指摘されていた。それがはっきり現実のものとなった。

 WHOはそれをナンセンスだとは見ていたが、逸脱とまでは見ていないし、そこは国家に任される部分でもあった。日本のマスコミが阿呆だったかなとは言えるかとは思うが、そう言ってもな、というのはある。

 これまで報告がなかったのは、ものものしい検疫態勢が患者を特別視する雰囲気を生み、感染の疑いに気づいた人が発熱相談センターへの電話をためらったからかもしれない。

 政府が水際作戦の成果を強調してきたことが、国内にはウイルスが入っていないという誤った安心感を与えてしまった可能性もある。

 感染がわかったきっかけは12日、診療所を訪れた高校生の症状を見て、念のためにと検査を依頼した神戸市開業医の機転だった。渡航歴のない高校生の検査は後回しになり、新型と確認されたのは3日後の15日だった。

 神戸市では、大型連休明けにインフルエンザらしい症状を訴える患者が増え、この高校でも8日ころから目立ち始めていた。しかし、新型とは疑われなかったようだ。

 厚生労働省が早くから国内への侵入を前提に注意を呼びかけていれば、もっと早い段階で集団感染がわかった可能性もある。

 まあ、結果論からいえばそういうこと。失政の部類だろうと思う。

晴れ

 日差しが眩しい。空気が澄んでいるのかと富士山のほうを見ると霞んでいる。夢は覚えていない。くったりと寝坊した。ぼんやりと朝食をとり、教育関係の本など読みながら、昔の学校の先生というものを思っていた。技術的には優れていないし、人間的にもどうかなと思う人たちはいたが、普通の社会の延長に近い部分はあったような気がした。年配者は男女ともに戦争の経験者だった。軍人上がりもいた。進駐軍通訳上がりもいた。私が中学生ごろに現れ始めた戦後の先生とは、なにかが決定的に違っていた。表層的な近代性は古い先生のほうがあったのではないかと思った。表層というのは、たとえばグループ学習とか話会いとかその手のものではなく、子供の事故とか貧困とかリアルな生活に向き合う点のほうで彼らはきちんと、しかし日本社会に折り合いをつけた近代性を示したように思えた。あれはなんだったのだろうかと思った。話がずれるが、50年代から60年代米国ある種の理想主義みたいなものがある。言い方はわるいがその頃から盛り上がる黒人問題を捨象したような、今から見ると偏った人道主義みたいなもの、というか、中産階級のモデル的な理想主義みたいなものだが、あれはあれで、きちんとそれなりの成果というものもあるようには思える。話が飛ぶが、現代のある種の問題は、政治性の枠それ自体が桎梏となりうるような状況のなかで、ある種理想的な(モデル的なという意味の)ヒューマニズムというのはあってしかるべきだし、欧米にはそれなりに流れがある。日本人の場合、人情の延長というのはそれなりに人種を越えてあるし、仏教的な平等観もあるのだが、人間の尊厳を歴史の原動力に組み込むような意識はないのではないかな。これは私が誰かを批判するとかという意味では全然なく。

2009-05-17

普通のカレーの作り方

 バーモントカレー(中辛) を買って、箱に書いてあるとおりに作ること。

 

 ちなみに⇒我が家のカレーに欠かせないカレールウランキング - なんでもランキング | カフェグローブ

 豊富なバリエーションの中でも、最も多くの人が「わが家のカレーには欠かせない」と感じたのは、りんごとはちみつが入ったマイルドな味で子どもにも人気の《バーモントカレー》でした。1963年に発売された《バーモントカレー》は、「カレーは辛く、大人が食べるもの」という当時の固定観念を打ち破った画期的な商品でしたが、発売当初は「甘いカレーなんて売れるはずがない」と販売店に不評だったそうです。しかし、テレビコマーシャルや店頭でのPR活動を続けた結果大ヒットを記録。発売から40年以上が経過した今でも愛されるロングセラー商品となっています。

 

追記

 ⇒はてなブックマーク - 普通のカレーの作り方 - finalventの日記

snow113 食 箱に書かれているレシピだと「肉」の解釈で迷う罠/鶏肉イイヨ! 2009/05/19

 スーパーに行くと「カレー用肉」というのが売ってますよ。

kanimaster cooking 箱に書いてあるとおりに作ると、どうやっても「12皿分」にならない件。 2009/05/19

 ならないですかね。

matasaburo recipe スロークッカーは使わなくて良いのでしょうか? 2009/05/19

 スロークッカーを使うレシピは別。

喧嘩できない間柄

inspired by 喧嘩できない間柄 - Chikirinの日記

世の中には「喧嘩できる相手」と「喧嘩できない相手」がいる。

 

人は「喧嘩できない相手」と喧嘩になりそうになると、負けを打っても逃げる。

どういうことだって?

喧嘩できる相手とは

  1. 理性と良心がある人(理性があっても良心がないは困る。独特な良心も困る)
  2. 理性と良心には問題があるがユーモアセンスがある人

であり、喧嘩できない相手とは、

  1. 一方的に言いまくって、お仲間と高らかな勝利宣言を上げる人
  2. 「こいつダメだわ」と早々に逃げる人

うーむ、それ時系列のまとめになってないと思うのだよね

 べたな批判にとらんでほしいのだけど⇒日本国内で初めて新型インフルエンザが人・人感染、一体何が起きているのか時系列順まとめ - GIGAZINE

 報道されたものを時系列に並べるというのと、事態の時系列は違うのですよ。

 笹山先生のご指摘⇒Sasayama’s Weblog » 成田でのH1N1を国内感染第一号とみなしていれば、神戸の高校生の検査後回しはなかったのでは?

つまりは、「水際作戦には限界があり、不顕性感染者の入国の可能性は大いにある、との前提に立った、リスク・ミチゲーション戦略」とはなっていなかった、ということだ。

 それほどのディレイではなかったという見方もあると思うけど、総じていえば、これは厚労省の失政だと私も思いますよ。

 戯画人さんに戻って。

WHOによると新型インフルエンザの症状について「感染が広がれば若い世代に重症者が増える可能性があり、社会的なインパクトが大きい」「(症状は穏やかだという)当初の見方は変わりつつある」としています。

 これは二面あって、米国や日本のような衛生的な国と途上国との違いも考えましょうというのと、

 それと⇒CDC - Influenza (Flu) | What Everyone Should Know About Flu and the Flu Vaccine

Every year in the United States, on average:

 

・5% to 20% of the population gets the flu;

・more than 200,000 people are hospitalized from flu-related complications; and

・about 36,000 people die from flu-related causes.

 季節性のインフルエンザでもこれだけの被害が米国にあるものなんですよ。人口比で見てその半分くらい日本にあっても不思議ではないのですよ。

速水優、死去

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):元日銀総裁、ゼロ金利政策採用 速水優氏死去 84歳 - おくやみ・訃報

 死因はわからないが天寿と言ってよいお年。

 絵に描いたような閨閥でもあったが、クリスチャンでもあった。座右の書はプロ倫だった。

 悪い人ではなかったのだろうが俗解の役不足ではあったか。

今日の大手紙社説

 話題としては鳩ポ民主党と豚インフルエンザ国内感染。どちらも特に読むべきほどの話はなし。民主党員での選挙をしない点も特に批判されてなかった。

曇り

 天気図的には雨になりそうなものだが。昔の本を取り出したり、取り寄せたりして読む。いろいろ考えさせられる。そんな昔でもないのになと思うが。夢はいろいろ見た。年食ってから別分野の博士課程に入っているといったような話だった。

2009-05-16

二十歳の原点が、新装版で売っていた、しかも横書き

 捲ったけど、読んだら泣きそうなんでやめた。

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二十歳の原点 [新装版]: 高野悦子

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二十歳の原点ノート [新装版] 十四歳から十七歳の日記: 高野 悦子

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二十歳の原点序章 [新装版]: 高野悦子

 高野悦子さんは存命なら60歳。はてな世代といってわからないけど、今の30代の人のお母さんの世代にあたる。

 そこには泣きたくなるような青春があったんだよ。

簡便に日本語の文法とは何であるかを知りたいなら「日本語文法入門(吉川武時)」がもっとも優れていると思いますよ

 すでに絶版ですが、古書は入手しやすい。

日本語文法入門
日本語文法入門 (NAFL選書): 吉川 武時

 著者の吉川さんがこの継続を書かれていないのが不思議に思えるくらい。

 というか、この本より優れた、包括的な日本語文法論を私は知らないです。

 というか、外国人に日本語を説明するときに便利。

 

 ぐぐってみると吉川先生はご健在のよう⇒AURINKOのホームページ

 これもすごいな⇒総合目次

買い物していて電気屋に鳩ポが映っていたので

 そうですか、と。

 民主党員の選挙ではなかったわけだしね。

 ⇒鳩山かぁ

 禅譲のシナリオはあると思うけど、しかし、こういう党内政治をするとなぁ。

へぇ、というか、サイトメガロウイルス

 ⇒High Blood Pressure Could Be Caused By A Common Virus, Study Suggests

A new study suggests for the first time that cytomegalovirus (CMV), a common viral infection affecting between 60 and 99 percent of adults worldwide, is a cause of high blood pressure, a leading risk factor for heart disease, stroke and kidney disease.

 常識的にはこう⇒メルクマニュアル家庭版, サイトメガロウイルス感染症 198 章 ウイルスによる感染症

今日の大手紙社説

 特になし。

毎日社説 社説:3児死亡事故 量刑バランスの再考を - 毎日jp(毎日新聞)

 良い社説だと思う。

裁判員の判断の参考とするためにも、適用の基準や量刑の均衡問題などについて、最高裁の判断も仰ぎたい。

 そう思う。

毎日社説 社説:ケア開国 場当たりではダメだ - 毎日jp(毎日新聞)

 これは日本国民合意形成プロセスみたいなものなので、場当たりみたいに見えるのはしかたないのでは。

読売社説 北ミサイル報告 「敵基地攻撃」は冷静に議論せよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 こういう議論が出てくるようになりましたか。

 巡航ミサイルは、攻撃目標の正確な位置を発射前に入力することが必要なため、ノドンのような移動式発射装置の攻撃は難しい。

 逆に言えば、テポドンは実際の脅威ではないのですよ。

読売社説 「西松」調査報告 今度こそ事件の教訓を生かせ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 二階経済産業相については、代表を務める政党支部への献金などをめぐって市民団体も告発している。検察が徹底した捜査をするのは当然だが、いたずらに長引かせることなく、立件の可否を見極めることが大切だろう。

 検察もこの読みが甘かった。

朝日社説 ミャンマー情勢―政府はもっと危機感を : asahi.com(朝日新聞社)

 朝日新聞が微妙に変わっていく。

 これからは対話と圧力を絡めて軍事政権を動かす戦略が問われる。政権の姿勢を見ながら、政府の途上国援助(ODA)を見直す。この国に大きな影響力を持つ中国インドへの働きかけを強める。困難だが、そうした持続的な努力を重ねるしかあるまい。

 ミャンマーについてはまさに中印との関わりなので、ここをもうちょっときちんと提言できるとよいのだけど。

 ミャンマー問題は、いわゆる米路線的な主導でよいのか難しいところがある。それをいうならアフリカ問題もという意見もあるかもしれないが、アフリカはそうしたためらいがすでに逆の方向性になっていて、もうなりふりかまっていられる状態ではない。政治性であることの限界がよくわからない知識人はすでに古い。

朝日社説 企業決算―苦しみを飛躍につなげ : asahi.com(朝日新聞社)

 話は少し大げさというか道徳めきすぎ。

 一方の任天堂は、ゲームの概念を変えたと言われる「Wii(ウィー)」などが世界的に大ヒット。自ら作り出した市場に支えられ、業績は「景気の影響より、斬新な商品を出せるかにかかる」と岩田聡社長はいう。

 任天堂には、本拠地の京都で育まれた経営理念が息づく。狭い盆地に業者がひしめくので、他人と同じことをやると隣近所の仕事を奪うことになる。企業も勢い独創性をテコにした成長を志向するようになる。斬新なゲームづくりは、京都企業の本領発揮なのだ。

 「京都企業の本領発揮」のオチが頭でっかち。実際に執筆子がWiiをやった感覚が出てない。やってみるといいのだ。そこを突き抜けないというのが朝日新聞自身が批判している企業と似たようなものになってしまう。

ログイン・曇り

 くったりとしてまたまた低空飛行に。夢は見たが忘れた。つばさが面白かった。ありがちといえばそうだが、なかなか脚本、演出の妙というのはあるな。コンカツリカツも先週あたりから面白くなった。微妙な部分がある。意外とありきたりではないオチがあったらびっくり。いくつか本を読む。最近思うのだがわかりやすい本というのは格闘・検証のプロセスがないので頭に残らん。

2009-05-15

ブログサバト

 いろいろ低空飛行な一週間だった。

 ネットと自分の距離がしだいに開いてくる感じはする。自然なフェードアウトのプロセスだろうか。

 余談だが。

cover
アンティキテラ古代ギリシアのコンピュータ: ジョー・マーチャント, 木村 博江

 発売、と。

 ⇒アンティキテラ機構 - finalventの日記

20代の終わりだったか「お練り」を見に行った

 感動して彷彿とした。

 これはちょっとやだな⇒asahi.com(朝日新聞社):せんとくんとデートかなった 「中将姫」、手つなぎ散歩 - 社会

cover
死者の書・身毒丸 (中公文庫): 折口 信夫

 お練りのなかで、中将姫は、日輪か浄土死霊か、いずれその精子を宿して戻ってくる。お練りの仕組みがそのまま「死者の書」に反映している。ある意味で、これは処女懐妊的な光景でもあるが、そのままの神人は生まれない。では、ということが、「死者の書」に問われなくてはならないのだが、そのあたりの解説を読んだことはないと思った。池田彌三郎の注釈にもなかったかと思った。

 中将姫は折口でもあった。そのあたりの問題も議論されてないようには思えた。

 まあ、そういう直感的な見解を議論にまとめ上げるのは難しいだろうが、折口がある程度わかれば自然にわかることでもある。が、吉本隆明などはよくわかってないようではあった。

今日の大手紙社説

 話題としては民主党党首選挙、在沖海兵隊移転。どちらも特に読むべきほどの議論はなし。

日経春秋 春秋(5/15)

日本人が母語を操ってさえ、芸術としての文章表現はかくも悩み深い。だとすればこの2人の外国人女性はどれほどの苦心を重ねたのかと思う。

 これは間違い、「芸術としての文章表現はかくも悩み深い」がね。

 「どれほどの苦心を重ねたのか」が表現に、そして特定の言語の伝統に触れればそこから自然に文学表現というものはできている。それが人間経験と言語文化を信じるということでもある。

 増田小夜は文盲でもあった⇒極東ブログ: [書評]芸者(増田小夜・平凡社ライブラリー)

日経社説 民主に重いグアム協定否決 : NIKKEI NET(日経ネット)

 重い交渉となる。米側が簡単に応じる見通しがなければ、海兵隊の移転だけでなく、普天間基地の移設をはじめとする在日米軍基地の再編成全体が遅れる。沖縄の基地負担が軽減される日は遠のく。日米同盟の運営をめぐる労力の大半をこれらに使わざるを得なくなる。

 北朝鮮の核問題など現実の安全保障上の脅威への対処がおろそかになる危険がある。日米同盟は、求心力よりも遠心力が働く状況になりかねない。国会対策上は衆院で反対した案件に参院でも同じ態度をとるのは当然だが、民主党は外交的影響までは考えなかったのだろう。

 日米同盟というなら内地に移転すればいいだけのことですよ。

 米海兵隊の今回のシフト関連で「北朝鮮の核問題など現実の安全保障上の脅威への対処がおろそかになる危険」というのはただの誤認識。

 民主党はわからないけど、小沢にはビジョンはあった。

毎日社説 社説:「普天間」移設 地元納得の案に修正を - 毎日jp(毎日新聞)

 また、国会審議ではグアム移転による在沖縄海兵隊の削減数をめぐる問題が新たに明らかになった。政府は「海兵隊員約8000人とその家族約9000人のグアム移転」と説明してきた。協定にも明記されている。ところが、削減は定数の1万8000人を1万人にするとの意味で削減実数ではないという。沖縄海兵隊の実数は現在約1万3000人だから、実際の削減数は約3000人ということになる。「8000人削減」は沖縄の負担軽減の象徴的な数字だった。これでは、負担の軽減がこれまでの説明ほどではないということになってしまう。事実上の軌道修正と言われても仕方ない。

 そう。というわけで大した話でもない。米側への献上金のコミットが重要かもしれない。

 あと、内地人はこの問題の本質がわかってない(内地の問題としてとらえてない)。

読売社説 ミツバチ不足 農業への影響を軽視できない : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 最大の原因は、蜂の群れの核となる「女王蜂」の入手難だ。主として安価豪州産が使われてきたが、一昨年秋、豪州からの輸入が事実上、止まった。豪州でミツバチの伝染病が広がり、輸入時の検疫に手間取るようになったことが響いている。

 そう言えちゃうのかな。

 ⇒中日新聞:ミツバチ需給調整、甘くない!? ウイルス感染拡大の可能性:社会(CHUNICHI Web)

 全サンプルで、女王バチの幼虫とさなぎが黒変して死ぬ「黒色(こくしょく)女王蜂児(じょおうほうじ)ウイルス(BQCV)」と、ハチの形態異常を引き起こす「翅(はね)形態不全ウイルス(DWV)」が見つかった。BQCVの感染は、成虫の消化管疾患などを引き起こすハチの伝染病「ノゼマ病」との相関が外国で示唆されている。

 わかって書いているのかちょっとごちゃごちゃしている。ウイルスについては定説はどうなのか。

 ノゼマ・アピスは原生生物、ということで真菌ではないが、そっちに近い。

 ⇒極東ブログ: [書評]ハチはなぜ大量死したのか(ローワン・ジェイコブセン)

朝日社説 補正、参院へ―何でもありの愚を問え : asahi.com(朝日新聞社)

 未曽有の世界不況の下で日本経済の現状はたしかに厳しい。輸出が激減し消費もしぼんでいる。数十兆円といわれる需要不足をある程度は補うためにも財政出動は必要だ。

 これね。要するに一種の負け惜しみみたいなテンプレかな。この需給ギャップは控え目と見てよいので、この場ではこう手を打つ以外にはない。とにかくグロスが問題になる局面。

 だとしても、この補正予算案は不要不急の事業への大盤振る舞いが過ぎる。

 そこで負け惜しみ的にこう出てくるのだけど、これ実際にはそれを問う調整の間などない。

 ぶっちゃけていえば、エコカーは自動車産業の補助だし、エコポイントは家電産業の補助。どさくさまぎれの公金を使った大企業支援だし、そこれそ自民党への献金が生きていましたねという以上はない。しかし、政治というのはそんなものだし、これがそう悪いわけでもない。

 たぶん、需給ギャップはさらに大きい。それをどうするかという議論があってよいはずだが。

朝日社説 民主代表選―総選挙を見すえた選択を : asahi.com(朝日新聞社)

 この社説については特にない。民主党の議員では鳩ポを推す声が強いと聞いてちょっと呆れていた。そんなぶれはないだろうと思っていたのだが、これは読みを外した。

晴れ

 昨日は砂塵が舞っていたが今朝は空気が澄んで富士山が見える。緑の美しい季節だ。昨日在沖縄米海兵隊グアム移転協定が決まった。いろいろ思うことはある。夢は、どうやら戦後10年くらいの米軍基地近い街のようだがそこで私は戸惑い、男を装った女に追われている。ビルに逃げ込み、そこで仮に売春婦だろうかを抱いて隠れている。いろいろサスペンスな展開があったが忘れた。

2009-05-14

友愛=fraternite

 ⇒民主代表選:鳩山氏が正式に出馬表明「友愛社会建設」訴え - 毎日jp(毎日新聞)

 鳩ポさんがわかっているかどうかそれはさておき。

 あまり記述はなくちと変⇒Fraternity - Wikipedia, the free encyclopedia

The development of Freemasonry in the early 1700s became a watershed moment in fraternal organization, and there have been hundreds of varieties of Freemasonry, and thousands of closely parallel organizations since then. Virtually all fraternal organizations today bear some debt to the models of organization first worked out in Masonic lodges.[3]

 日本語はやや偏っている⇒フラタニティ - Wikipedia

本項では中世近世イングランドにおけるフラタニティについて述べる。

 

追記

 コメント欄にてご指摘あり。たしかに、鳩ポの頭はそちらの文脈。

 そちら⇒友愛会 - Wikipedia

コアリズムってなんだと思ったら、なーんだベリーダンスじゃないか

 ⇒YouTube - コアリズム (Core Rhythms) 日本語版 基本編を体験

 ⇒YouTube - Turkish Belly Dance - Asena

 イスタンブルで見たときは、小さいカスタネットを手にしていたな。

へぇ、FGF2で

 ⇒Lifestyle Changes Alter Brain Chemical to Reduce Anxiety, Depression Symptoms Treatment

The study, conducted on animals, shows that fibroblast growth factor 2 (FGF2), is an important chemical in brain development. Low levels are associated with a predisposition for anxiety. The study suggests that changing behavior, by enriching one’s environment, can alter FGF2 and reduce anxiety.

 原因と結果という関係かはわからないけどとちと思ったが。

The study findings suggest that lifestyle changes, or treatment with FGF2 may both be effective treatments for anxiety and depression.

 具体的にはどうやるんでしょうかね。実験系では注射か。

ごく個人的には

 増田少年老い易く学為りがたし

20までに積み上げがあれば、20〜30でその成果を収穫できて充実したものになるんでしょ。

 20までというのは、ごくベース。そのベースが大切というのはあるにしても(でも運命みたいなもの)。

 で、30までは、人は性的に成熟しない。というか、自己との多少なりとも調和ができるのは、男女差や個人差はあるけど、30以降。

 で、そのころ、自分が何を知るべきかが見えてくるので、30代がその後の基礎。

 けっこう誰もうまくいって、40代前半で、ぼきっと折れて、次にそういうものとの調和で自分を作り替えていくかな。

 世に出る運命のある人はだいたい40までに出ているから、外れた人は、それ以降は、まあ、どっちかというと、騒ぐ世間の傍観者というか、自分の人生は自分の人生、勝間勝代は車窓の風景。

 ま、そんな感じかな。

 で、一寸の光陰軽んずべからずと、朱子であるが。

 孔子という人は礼を説いた人だけど、その根幹に、仁を据えた。そこを彼はあえて説かなかった。道学先生は説きたがるが、孔子先生はときおりゆったりと音楽と詩を楽しんでいた。たぶん、音楽と詩のなかに仁を調和させて礼で整えるというところに生き方を見たのではないかと思う。

年を取ると過去の幻想に生きているからな

 増田何故人生は80年くらいあるのに20から30の10年間はとてつもなく大きな意味を持つのか

 増田⇒26歳になったら自殺しようと思っていた。

自分のために生きられないなら、他人のために時間を使えばいい。終わった人生ならもったいなくないでしょ。

 とにかく生きるなら、他人のために生きる、ですよ。

 もうちょっと生き延びることができると、微妙な風景が見えると思いますよ。そのあたりは、なんとなく書いてないけど。

米国の核の傘の下で憲法九条が大切と言う私たちには

 笑えない話ですだ⇒「反対…でも守って」 海自がピースボートを護衛 ソマリア沖 - MSN産経ニュース

今日の大手紙社説

 民主党代表問題と鴻池内閣官房副長官辞任が話題で、それなりに目を通したがアホ臭い話だった。民主党代表は岡田だろ、そのレベルでぐだぐだしている勢力はそれほど小沢が怖いのは恨みなのか醜いな。鴻池については知らない。関心もない。なんか騒ぐほどの意味があるのだろうか。

日経春秋 春秋(5/14)

 面白すぎるきらいはあるがこのネタは面白い。

 シニア世代も恋愛願望というものはなかなか捨てがたいようだ。のんびり名所旧跡を巡ったり陶芸蕎麦(そば)打ちを楽しんだり。そんな老後もいいが、ちょっと冒険をしてみたくなるのは人の情けだろう。「老いらくの恋」なる言葉もある。

▼あるコンサルティング会社の調査では、恋愛感情を抱く相手として「妻以外」を挙げた60代男性は14%いる。折あらば、と夢想している人はもっと多いに違いない。ならば当年68歳の参院議員、鴻池祥肇氏が妻以外の女性と2泊3日の熱海旅行に出かけた、などという週刊誌報道も驚くほどの話ではない。

 うまいな、文章が。

 ひんやり見ると14%は低い。すでに幻想が織り込まれているから、いわゆる夢想は大したことはない。が、それでも多いともいえる。恋愛幻想は団塊世代の特徴なんだろうが、そこは執筆子が気がついているかはわからない。

どうせならシニア世代の恋愛問題について一席弁じてほしいものだが、かねて道徳教育の大切さなどを説いてきたとあって決まりが悪いのだろう。ちなみに氏が先年出した本のタイトルは「お天道(てんとう)さんは見てござる」だ。

 鴻池をネタにであるが、まあ話としてはうまい展開だ。が、マジですると奇っ怪至極になる。

日経社説 黒字半減が問う日本の針路 : NIKKEI NET(日経ネット)

 経常黒字の減少幅は比較可能な1985年度以後で最も大きい。通関ベースの貿易収支は28年ぶりに赤字に転じた。日本の代名詞だった「黒字大国」の座が揺らいでいる。

 世界景気が好転すれば、輸出も持ち直し、海外拠点からの収入や金融資産金利・配当収入もまた増えるだろう。だが、景気循環や金融市場の変調といった一時的な要因に加えて、経済の構造的な変化も進みつつあり、かつてのような巨額の黒字に戻る可能性は低いとみるべきだ。

 これは過去の赤字驀進中ですら予想されてはいたことだった。実際そういう光景を見るとしみじみした味わいはある。

 さらに日本では、少子高齢化が進み、国民が高度成長期から積み上げてきた貯蓄を取り崩す局面にさしかかっている。最近は「団塊の世代」が退職年齢を迎え、貯蓄率は低下傾向にある。貯蓄が頭打ちになると、経常黒字を抑える作用が働く。

 一気に日本が経常赤字国に転じるとみるのは早計とはいえ、黒字急減を日本経済の体質改善を促すサインと真剣にとらえるべきだ。

 これは長期的な予想と、今は世界のために崩すべきだというのと二面あってバランスが難しい。麻生政権はがちゃがちゃ言われているがそうスジを外してもいないように思える。

 問題は、「日本経済の体質改善」とやらだ。

 まず「外で稼ぐモデル」を再構築する必要がある。米国市場に過度に依存した輸出構造を見直し、成長力の高いアジアなどに照準を合わせたビジネスの展開をさらに進めるべきだ。アジア域内の貿易や投資を自由化する取り組みも求められる。

 ご冗談でしょと言いたくなるが、しかし、冗談でもないだろう。

 このあたりが微妙だ。日本の停滞を長期の生産性の低下と見ることは可能ではある。また、逆にいわゆるリフレ派的な需要減少を金融政策的に見ることもできる。このあたりはいろいろ議論があるところだ。

 ただ、かつての「外で稼ぐモデル」が需要を支えていたなら、そこを金融政策的に補うことは無理だし、と、考えていくと、自分はどっちかというと構造改革の人になる。

 まあ、ちょっと難しい。自分なんぞが思案しても意味はないようには思う。

 このところGoogle革命やWeb2.0へのネット的な逆風は目に付くが、私は基本の路線は変化していないと思っている。古くさいどんびき系のキーワードだが知価革命はありうるだろうし、Web2.0だろうなと思っている。

 国内では福祉分野など成長の余地の大きい産業を伸ばす一方、海外からの投資をもっと日本に呼び込む必要がある。日本国債を安定的に海外投資家に買ってもらうためにも、日本の金融市場の国際競争力を高める大胆な規制緩和が欠かせない。

 ここも微妙な問題が多い。

 中長期的なビジョンをどう見ていくか。そういう大風呂敷でいうなら、日本国とどう存立していくのかというビジョンが求められるのだが、どうもしっくりしたものが見当たらない。基本的に未来を見るときは過去を見るとよいのだとは思う。

晴れ

 空気の感触は秋のようだが、若葉の色が美しい。まあ、若いってやつらはそれだけで美しい。昨晩はヨガをして寝る。ちょっとずつ体調をビルドしていかないと。夢は覚えていない。このところ、無意識が薄いというか鈍くなっている。

2009-05-13

読まれる記事を書くために、文章技術よりもはるかに有効なこと

 読んでくれる人がいると信じていること。

 inspired by 読まれる記事を書くために、文章技術よりもはるかに有効なこと - 分裂勘違い君劇場

NHK 来への提言 日本文学研究者 ドナルド・キーン 〜もう一つの母国 日本へのメッセージ〜 、見たよ

 ⇒未来への提言  日本文学研究者 ドナルド・キーン  〜もう一つの母国 日本へのメッセージ〜   : BSオンライン

世界のキーパーソンに徹底インタビューする「未来への提言」。今回は、日本文学研究の第一人者で、長年、日本文化を海外に紹介してきたコロンビア大学名誉教授ドナルド・キーンさん(86)。ニューヨーク生まれのキーンさんと日本との出会いは、1940年、18歳のときに、たまたま手にした『源氏物語』の英訳本だった。千年も前に書かれた『美しい』作品に魅了されたキーンさんは、日本文学研究の道を志す。太平洋戦争では堪能な日本語力で海軍の情報将校を務め、終戦後の1953年、京都大学大学院に留学。万葉集や源氏物語などの古典文学から、夏目漱石三島由紀夫などの近現代文学まで、幅広く日本文学の研究を続けてきた。同時に、当時はほとんど海外に知られていなかった日本文学の翻訳に努め、コロンビア大学に「ドナルド・キーン日本文化センター」を設立するなど日本と世界の架け橋となた。2008年、外国人として初めて文化勲章を受章している。日本人以上に日本の古典に精通し、客観的かつ愛情をもって日本を見つめてきたキーンさん。その目に、いまの日本人の心のありようや世界とのかかわり方はどのように映っているのか。キーンさんからもう一つの母国日本へのメッセージ。

■インタビュアー:作家 梁石日ヤン・ソギル

1936年、大阪市猪飼野生まれの在日コリアン二世。放浪の末にタクシードライバーとなり、その体験を描いた『タクシー狂躁曲』で作家デビュー。映画「月はどっちに出ている」の原作となった。『血と骨』で山本周五郎賞を受賞。『闇の子供たち』など作品多数。

 キーン先生はいつもどおり。だいぶお年。そして、ますます柔和になられた。本当の日本の知識人の一つの典型のような。日本語はいつもどおり、少し変。発音とかではなく、語彙の意味合いがずれていた。「生活」をlifeの意味で使っていて、あれれと思った。

 梁がどういう役回りなのかが気になっていた。梁が一応役回りどおりテンプレの「在日」を出したあたりで、キーン先生が、でも、梁さんは日本人になれる、といって、え?とびっくり、さらにその先に、先生は自分が見た目も外人だからと言って、さらにえ?。これには梁も返す言葉がなかった。

 キーン先生は日本には欠点がありますよ、物事が両極端すぎると。しかし言葉を濁した。欠点も含めて愛しているといういつもの話でもあった。

 ドナルド・キーンは、ちょっと読んだくらいでは凡庸というか定番的な学者に見えるかもしれないけど、いえいえ、ものすごい学者ですよ。そして、20世紀の代表的「日本人」。

 というか、日本文学に通じるものを、大衆との対話のなかで見つけてしまうというあたりも、おそらく内面の深い傷がそうさせたのだけど、希有なことであり、日本の僥倖だった。というか、日本文化というはこういう人を作り出してしまう。民族とかではなくて。

これ、できているはず

 ⇒じゃぁ、薬屋はユニバーサル・サービスができるのか? - Tech Mom from Silicon Valley

じゃぁ、「第二類」までネット販売禁止して、そこまで薬屋が代わってユニバーサル・サービスをする、という決意や仕組みがあるのか?ないだろうが。と突っ込みたくなる。

 いえ、これ、できているはず。

 たしか日本薬剤師会の報告を厚労省側でも承知していて、概ね問題ない。(もちろん不便だけど、でもそれは昔からそう。)

 というか、ネット通販ができたのは概ねこの五年くらい。それまでの体制が激変しているわけではない。

 一端⇒第1回医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会議事録 :

○児玉委員 (略)

 私ども日本薬剤師会は薬剤師の集団でありますが、北は稚内から南は石垣島まで745の地域支部がございまして、ほとんど日本すべてを網羅しております。そこで、まさに山間へき地、離島まで十分に現在カバーしております。

 ついでで申し訳ない。

 ⇒徒労感 - 雑種路線でいこう

役所が既得権者と結託して、重大な影響を受ける利害関係者を抜きに詰めて閣法にこっそり罠を仕込み、国会を通して外堀を埋めた上で鬼の首を取ったように施行規則でトドメを刺すなんて手口が許されたら、国会はいい面の皮じゃないか。

 今回の問題は、国会と関係ない「省令」なんですよ。

役所も最初は叩いて既得権者の顔を立てつつ、成長産業に雇用の受け皿を広げられれば御の字ということで。

 実はOTC市場においてネットは大きくない。でも、過疎地域とかにネットが普及してくると、逆にそのOTC市場維持が難しくなる。なので、今のうちに通販をつぶしておくという厚労省側の「善政」だったりもする。

 

追記

 追記があった⇒徒労感 - 雑種路線でいこう

役所の建前では省令の根拠が対面販売の原則を強調した2006年の薬事法改正ですよね。そのときマツキヨテレビ電話しか議論していなかったのに、後から都合良く立法趣旨を拡大解釈してネット通販を禁じる省令案を出してきた手口を問題にしているのですが。

 ここのところはちょっと難しい。

 あのときは、マツキヨのテレビ電話を否定しきれてなかった。というか、あれだとテレビ電話はOKになりかねなかった。そこで今回、厚労省側は整理したいというのはあったかと思う。これは別の面からいうと、規制強化ではなく緩和でもあるのですよ。つまり、テレビ電話がなくても購入できる幅を広げましたと。

 あと、個別に「立法趣旨を拡大解釈してネット通販を禁じる省令案を出してきた手口」はちょっと私自身はわからないところはあるのだけど、今回の薬事法改正の主眼はけしてネット通販の問題ではなかったというのはあるのかも。

どうかな

 増田http://anond.hatelabo.jp/20090512213541

逆にイケメン以外は、30ぐらいからが勝負。

 30以降は、カネと権力。

 人柄とか、美学、おセックスみたいのも上げたいところだけど、まあ、それではもてない。それだけだと、酔狂な女もいるかもしれないなくらい。

 ⇒年をとってからモテるということ、がどういうことなのかをわかっていない。

30年なり積み重ね磨いてきた内面というもので得ることができる「女」が、生まれつきイケメンの男が得ることができる「女」に劣るということ。

 それはない。男の内面に酔狂にも惹かれるというのはその女の内面ということ。つまり、その「女」こそ最上というもの。

朝日新聞メモ

 ⇒朝日新聞の筆頭株主に持ち株会 社主が所有株を一部譲渡 - MSN産経ニュース

 朝日新聞社は12日、筆頭株主について、創業者の孫である村山美知子社主から「朝日新聞社従業員持株会」になった、と発表した

 遅い⇒村山美知子 - Wikipedia

村山美知子(むらやまみちこ、1920年8月16日 - )は、現朝日新聞社社主。元朝日新聞社社長村山長挙の長女。兵庫県出身。

[編集] 来歴・人物

朝日新聞社の発行済み株式総数のうち36.5%(116万6,641株)を保有する筆頭株主。

 ⇒朝日新聞社 - Wikipedia

大株主の状況 [編集]

2008年9月30日現在

村山美知子 14.58%

朝日新聞社従業員持株会 12.85%

上野尚一 12.82%

テレビ朝日 11.88%

財団法人香雪美術館 10.00%

いやそのお年ですごいな

 ⇒鴻池副長官が辞任へ、女性との旅行にJRパス…週刊誌報道 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 鴻池祥肇官房副長官(68)ですよ。先日のTBSの御大とかも70過ぎか。

 そんだけで偉いなと思いますよ。女の側が偉いのかもしれないけど。

そこはそう

 池信先生⇒運命の人 - 池田信夫 blog

しかし新たに情報公開訴訟が起こされ、民主党の岡田克也副代表は「政権をとったら沖縄返還に関する情報をすべて公開する」という方針を明らかにした。政権交代の効果は、このような前政権の隠していた情報を明らかにすることで、そういうルールが確立すれば、官僚の情報独占はかなり改善される。民主党になって何が変わるのかよくわからないが、この点だけでも政権交代の意味はあろう。

 そこはそう。

 ただ、現下の状況でやるかなというのと、これやったとき、波及はすごいだろうな。岡田のキンタマでできるとは思えないけど、やってから、うひゃとかいうスジでやっちゃたりして。

 こうした点、米国は比較的さらさらと歴史に移していく(そうでなさげなもあるけど)。

へぇ、高熱は際立った兆候ではないのか

 ⇒Many Swine Flu Cases Have No Fever - NYTimes.com

Many people suffering from swine influenza, even those who are severely ill, do not have fever, an odd feature of the new virus that could increase the difficulty of controlling the epidemic, said a leading American infectious-disease expert who examined cases in Mexico last week.

 ある意味でだけど「これは怖い」。

Also, about 12 percent of patients at the two Mexican hospitals had severe diarrhea in addition to respiratory symptoms like coughing and breathing difficulty, said Dr. Wenzel, who is also a former president of the International Society for Infectious Diseases. He said many such patients had six bowel movements a day for three days.

 下痢か。

Dr. Wenzel said he had urged his Mexican colleagues to test the stools for the presence of the swine virus, named A(H1N1). “If the A(H1N1) virus goes from person to person and there is virus in the stool, infection control will be much more difficult,” particularly if it spreads in poor countries, he said.

 やはりウンコ感染か。

 ⇒アルファブロガー(笑)の証明 - finalventの日記

 SARSのときもそれっぽかったような。

そうでした

 猫猫先生別種のトンデモ論文−駒場学派補遺 - 猫を償うに猫をもってせよ

この斎藤光というのは性科学者の人じゃなくて、英文学界の重鎮で孫に殺された斎藤勇の長男で東大教養学部教授だったが、著書も『エマソン』一冊しかないし、よほどのダメ学者、親の七光り学者だったようだ(まだ生きている?)

 私も勇(たけし)先生のお弟子筋からも英文学を学んだので、印象深く覚えている。

 実家にあるか⇒「英詩概論 改訂増補版: 斎藤 勇: 本」

 ⇒斎藤真 - Wikipedia

 真先生はお亡くなりでしたか。

がんは早期発見が大切とか、中川恵一先生そ知らぬ顔で書いていたけれど、肺がん検診を受けている人と受けていない人を抜き取り検査したら、受けている人のほうが死亡率高かったんだよ。だから肺がん検診やめたの。つまり、レントゲン放射能で発症するってこと。私は十年以上レントゲン放射は浴びてません。

 それが疫学というもので、なので……と言葉を継ぐのにためらうけど。

 日本のレントゲン検診は結核対応だった。その体制があまり強固だったので暫定的に癌検診に見せかけたのではないかな。最近ではさすがに整理されているようだ。

今日の大手紙社説

 プーチン首相来日を領土問題に絡める社説ばっかりで、率直にいうとアホ臭くて読めたもんじゃない。歴史を知らないのかわざとネグっているのか、この分野のポジションが頑固なのか、いったいどんな領土問題解決の像を思っているのか。といいつつ、もうこれは空気を読んでいうけど、つまり私はもう言わないよ。

日経春秋 春秋(5/13)

正体が分からず隠密ぶりが際立つのは、結果的に小沢氏を退散させた検察も同じかもしれない。捜査は密行が大原則とあって半端な取材では感触もつかめない。楽屋オチになるが、事件の行方を探ろうとして途方に暮れた先輩同輩は数知れず。気を抜いていたらある日突然、爆弾発表があったりするから恐ろしい。▼西松建設の巨額献金事件もまだ何かある、と勘繰りたくなるけれど、どうやら与党政治家サイドの捜査は難航しているらしい。そもそも、なぜあのタイミングであの容疑で小沢氏側だけの立件だったのか。検察の身内からさえ批判の絶えないありさまである。このままなら東京地検特捜部の看板も傷ついてしまう。

 こう書いてしまって、識者にどう伝わるかはわかってないように思える、とちょっと皮肉に書きたくなるけど、率直な心情を書かれてよかったと言っていいか。今回の検察は単に大失態だし、この心情からもわかるように、マスコミの検察信仰の呪縛がまだきちんと解けてない。

 ただ、検察は看板の傷だけの元はとる根性はあるし、それはそれなりの固いものがあるだろうなとは思う。それとそれなりの値切り交渉みたいのはあったでしょう、関係者で。ということで、自分としてはこの問題はもう終わっていて、特になんの爆弾もない。

読売社説 中国IT認証 製品情報の流出を阻止せよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 この話の事態、なんかただのバカみたいに見えるのだけどね、以前も書いたけど。

朝日社説 スリランカ内戦―人道危機と日本の責任 : asahi.com(朝日新聞社)

 この人道危機を国際社会も見過ごしてはならない。かつてルワンダスーダンの紛争で、状況判断を誤ったために大勢の犠牲者を出してしまった教訓を思い出すべきだろう。

 あのー、スーダンの紛争は、過去形じゃないんですけど。そして、それを教訓とすべきなら、ダルフールチャド問題にきちんと取り組むべきなんですけど、朝日さんも。

 そのLTTEは敗北を前に、まったく無謀な行動に出た。地元住民を部隊と一緒に行動させ「人間の盾」としているのだ。武装勢力の家族や支持者が一部いるとはいえ、大部分は強制されていると見て間違いあるまい。

 この社説とは直接関係ないが、弱者であり迫害された側もまた「人間の盾」は使う。そして、それは強制でなくても実施されることがある。そのように人が追い込まれるとき、「弱者であり迫害された側」というのがどういう意味をもつのかわからんやつがまだいることにあきれるな。

朝日社説 ロシアと日本―長期戦略がほしいのだが : asahi.com(朝日新聞社)

 ロシア側が誠意をもって新アプローチに基づく具体案を示すことを期待したいが、そうこうしているうちに、世界不況の影響で日ロ間の貿易が急激に冷え込んできた。経済危機が長引けば、せっかく積み上げてきた経済面での協力は再び低調な状態に戻ってしまいかねない。

 ここを踏みとどまるには、日本側の腰を据えた取り組みが不可欠だろう。長期的な視点で対ロシア外交の戦略を描いてこそ、領土という難しい問題を動かすことができるのではないか。総選挙を控えた今の麻生政権に、そんな余裕があるとは思えないのが残念だ。

 意外と本音は伝わるよい社説でした、皮肉じゃなくて。

 ムネオならもっとわかる⇒ムネオ日記 2009年5月13日(水) : 宗男日記から - 鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

晴れ

 昨晩は、ドナルド・キーンのインタビューをつい見てしまって、頭がさえてあやうく半徹。なんとなく寝た。夢は覚えていない。朝のスープの仕込み(スロークッカー)にちと失敗。辛みを入れすぎた。つばさに「クリムゾン・キングの宮殿」が出てきた。なんぞ。ちとジャケ色が違っていたように思えたが。

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クリムゾン・キングの宮殿: キング・クリムゾン: 音楽

 ⇒REDはサイコーだと思うけど - finalventの日記

 ⇒King Crimson 『レッド』(asin:B000E1KN7U ) - finalventの日記

 ⇒「ブログ侮熊炎」 ネタ誘発“新現代病” - finalventの日記

2009-05-12

まずは良かったですよ

 ⇒釈放されたイランの日系米国人記者サベリさん、自宅前で笑顔の会見 写真5枚 国際ニュース : AFPBB News

メディアアナリストらは、サベリさんの減刑と釈放について、国際的な批判の高まりと、投票日が近づく大統領選を巡るイラン国内の政治的な駆け引きの結果であると説明している。

 ということ。

I Doubt It!

 なわけねー⇒livedoor ニュース - 無理のないダイエットは栄養素がカギ【独女通信】

なぜカルシウムがドカ食い防止になるのだろうか。カルシウムは血液中に一定濃度で含まれており、その濃度が減少すると神経がうまく働かずに感情のコントロールが乱れてしまう。ダイエット中はカロリーの高いものや、お菓子などを控えるなど自由に食べられないストレスもプラスされると考えると、そのイライラ度合いは相当なもの。

 嫁⇒メルクマニュアル家庭版, カルシウム 155 章 ミネラルと電解質

ウォーレン・バフェットから学ぶ3つの教訓

 inspired by ウォーレン・バフェットから学ぶ3つの教訓 : ライフハッカー[日本版]

  1. ウォーレン・バフェットでも壮大に投資に失敗する
  2. ウォーレン・バフェットほどカネがあるなら失敗も苦にならない
  3. ウォーレン・バフェットほど運のいいやつはそうはいない

今日の大手紙社説

 今更小沢辞任に浮かれ上がる感覚が私には理解できない。ただの筋書きどおりだろ以上に何かあるのか。総理をやる気はなかったし、西松問題で早期に折れても大丈夫な人材もいない。あえて言うけどきれいごとさんたちは集金力も小沢に及ばない。政治は汚いものでカネがかかる。じゃあ、できるだけきれいでもカネを集めようとしないでどうするというのだ。なによりアホ臭いのは、小沢が問題じゃなくて、民主党という代替であるべき政党にまともな経済政策がないことじゃないの。

日経社説 スリランカの人道問題憂う : NIKKEI NET(日経ネット)

 この問題を取り上げた日経は立派。

 追いつめられたLTTEは防衛のため数万人の民間人を「人間の盾」にしているという。これに対し政府軍は、民間人がとじ込められた地域では重火器を使用しないと表明するなど配慮の構えを表向きは示してきたが、実際は激しい攻撃を繰り返しているようだ。

 こういう問題も取り上げるべき⇒asahi.com(朝日新聞社):チャド東部スーダン国境近くで激しい戦闘、247人死亡 - 国際

毎日社説 

利権をめぐりカネと票が動くことこそ、政官業癒着の本質であり、族政治そのものだ。ところが小沢氏は自民党政治を打破するといいながら、なぜ、ゼネコンから巨額の献金を受け続けてきたのか。素朴な疑問に小沢氏は結局答えられなかった。

 と言っておいて、

 オバマ米大統領に見るように、日本でもオープンな場で、強く分かりやすいメッセージを国民に向けて発信する力がリーダーには求められている。

 小沢はけっこうオープンに語ってましたよ。それと、オバマこそ、巨額の献金でできた大統領ですよ。

朝日社説 

 外交面でも、例えば「第7艦隊で米国の極東におけるプレゼンスは十分」などといった、小沢氏の迷走発言が続いた。

 小沢が大政治家であることを示す見識だと思いますよ。

曇り

 昨晩の半徹がたたったのか、なんかよく寝た感があり。夢も覚えていない。

2009-05-11

アフマディネジャド大統領もなかなかだね

 ⇒イラン:ロクサナ・サベリ被告に執行猶予判決 保釈へ - 毎日jp(毎日新聞)

イランでスパイ罪に問われた、日本人の母親を持つイラン系米国人、ロクサナ・サベリ被告(32)に対し、革命裁判所の控訴審は11日、1審の禁固8年の判決を破棄し、禁固2年、執行猶予5年の判決を言い渡した。被告弁護士が毎日新聞に明らかにした。被告は即日、釈放される。

イランのアフマディネジャド大統領も司法当局に「公正、迅速な再審議」を求めていた。

 アフマディネジャド大統領もなかなかだね。

 いろいろと、イラン内外に背景がありそうだが、とりあえずこんなところに火をつけるんじゃねーという点では収まって良かった。

音質といえば

 最近、以前にMP3の128で潰した曲を、AACの320で潰し直してますね。

 いや、昔はよくこんなの聞いていたなとか。

 あと、そうはいってもiPodはなぁとか。

 音は懲りたくないけど。

文章技術ねえ

 文章技術のことにとやかく言える立場にないけど、ちょっと。

inspired byあなたの文章を(ほんの少し)綺麗に見せる九つのテクニック。 - Something Orange

一、理想をもつ。

 これはわからないな。物を書くという内的外的な必要性というものに付随することではないかな。

二、リズムに留意する。

 これは2つ。1、読んでみて息づかいがあるか、2、用語(漢字)が適切に選ばれているか。

 日本語の場合、漢字をうまく配置するとリズムが生まれる。「と言っても過言ではない」「寡聞にして」みたいのはそれの壮烈な失敗例。なので、成語をきちんと文脈でうまく使えるように、それなりに堅い文章を日頃読む必要はあるかも。

 で、この成語の使い方なんだけど、よくある文章術は、わかりやすく書け、だけど、そうすると、リズムはばらけるのですよ。わかりやすさというのは、意外に難物。

三、ただひたすら削る。

 そういう言い方もあるけど、アウトラインが狂っていてそれで、文章ができてから削るのはドツボ。アウトライン時点で削るのと、文章レベルで削るのを分けないと。

四、句読点に気を配る。

 これも読んだ息づかいの問題。この関連で本多勝一「日本語の作文技術」を勧める人が多いけど、それと別にこの人の政治的なポジションがというのもどうでもいいけど、これ、読んでいるときはそう思えるけど、実際にはそううまくいかないのですよ。

 あと、句点の付け方とかは、いわゆる文学はまるで参考になりません。まるでとまでは言いすぎか。

五、改行を意識する。

 これはちょっとバッドテクの部類だろうと思う。というのは、段落が意識されるべきなんですよ。

六、仮名を使いこなす。

 これは常用漢字の勉強が必要。

七、記号を避ける。

 個人的にはダッシュと括弧が難しいかな。

八、詩を殺す。

 これはわからない。内的な表現欲求に従うとしか言えない。

九、コンビネーション・ブローをめざす。

 これは文章のフレームワークに依存。

十、お奨め文章読本

 一つだけあるのだけど、すまん、出し惜しみ。

 ブログとかなら。

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秘伝 〈プロ編集者による〉文章上達スクール (1): 村松 恒平

 これはそれなりにすごい本ですよ⇒極東ブログ: [書評]10倍売る人の文章術(ジョセフ・シュガーマン)  

 あと、「文章は単文がいい」というのがよくあるけど、あれもどうかな。単文の多い文章というのは実際には読みづらい。

 
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理科系の作文技術 (中公新書 (624)): 木下 是雄

 これ勧める人も多いけど、これも結果論的な、どっちかというと鑑賞の本。

 そういえば

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理科系のための英文作法―文章をなめらかにつなぐ四つの法則 (中公新書): 杉原 厚吉

 これもちょっと。

 この本には載ってないけど、文章の接続で意外と重要なのは、dangling というか、dangling modifierというのの使い方。旨い文章とか滑らかな文章を分析すると、けっこう出てくるのだけど、この視点から文体解析した本というのを、とある一冊以外読んだことがない。

 基本は、conjunctionをdanglingにしていくことなんだけど。それと、dangling は意識の持ち方をうまく誘導する技術でもある。

 ウィキペディアを見たら⇒懸垂修飾語 - Wikipedia

懸垂修飾語(けんすいしゅうしょくご、dangling modifier)は、潜在的に主格と目的格のどちらにも適用可能で、節を曖昧に修飾する語句を言う。ほとんどのスタイルガイドでは、懸垂修飾語を文体的に不適であるとしている。

 まあ、それはそうなんだけど。

懸垂修飾語の例を次に示す。(The Elements of Style 1918年版による)

 そういえば、The Elements of Styleは、米国だと大学生なら読んでいるというか読まされる必読書です。っていうか、この演習をうんざりさせられる。

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The Elements of Style (Elements of Style): William Strunk Jr., E. B. White: 洋書

 短いので日本人が読んでも違和感ない。

 よくある、受け身表現はいけない、とか、その手の禁忌の出典。

 で、だから。

 これを破るところに文章技術があるんですよ。

 というか、文章技術というのは、人に食わせる料理みたいなものかな。

画質といえば

 ⇒PS3の救世主

買って一ヶ月もしないうちに埃を被りそうになったPS3を救ったのは、龍が如くでもなく

FF最新作の体験版でもなく、エロBlu-rayだった。

DVDより遥かに鮮明な画質。女優の毛穴まで見えてしまいそうな解像度。したたる体液の生々しさ。

とにかく臨場感が半端じゃない。

 その話はPS3と青光なんだが。

 TVを買い換えてから⇒極東ブログ: 北京オリンピックが終わったので、プラズマテレビを買った

 TVを見る機会は増えた。録画して見るので、圧縮映像だけど、それなり高画質。

 で、確実に「女優の毛穴まで見え」る。

 時たま、再生を停止して、画面に近づいて見てしまう。

 それと、何気ない文字とかがきちんと読める。七瀬再びのとき週刊誌のページが出てきて、もしやと思って近づいたら、全文読めた。文章は繰り返しが多かったけど。

 画質が上がるというのはすごいなと今更に思った。

 あと、買ったプラズマのせいもあるけど、色がナチュラル。それとコントラストがナチュラル。

 天地人とか、もう果てしなくしょーもない番組だけど、映像はよくできてるなと関心するし、先日比較でアナログで見たらびっくりしてしまった。ちょっと言い方悪いけど、暗いシーンとか見えてない。それと、上下をちょっとカットしているふうだった。

今日の大手紙社説

 特になし。そういえば、足利事件再審については大手紙はきれいすっぱりと無視したね。お見事。

日経春秋 春秋(5/11)

ワトソン氏の信念は固かった。しかし主力の汎用コンピューター事業が全盛期を迎えると、IBMの企業風土保守化した。「野鴨」はどこへいったのやら、業績が大幅に低下して、大改革を経て今日に至っている。飼いならされた社員が増えるのは、経営者官僚的になるからだ。そんな会社はこれから危うい。

 日本IBMの人、だった人はどう読むかな。

毎日社説 社説:千円渋滞 拙速が混乱を招いた - 毎日jp(毎日新聞)

 このまとめはこれでいいんじゃないかな。そんなふうに私も思っていた。

毎日社説 社説:臓器移植法改正 にわか勉強では困る - 毎日jp(毎日新聞)

 どのような改正をするとしても、提供者を増やそうと思ったら、ドナーカードの普及に力を入れることが大前提だ。人々が普段から脳死移植について考え、家族で話し合っておくことも欠かせない。そうでなければ、たとえ「A案」を選んでも、脳死になった家族の意思を推し量ることさえできない。

 こうして「善意」によって国家が家庭に介入してくるわけですよ、しかも生死を国家に所属させる形で。

読売社説 雇用対策 安全網だけでは支えられない : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 意図が掴みづらい。

 しかし、現状は、世界的な不況に多くの産業が厳しい経営を余儀なくされている。いったん失職したら、再就職も難しい。当面は雇用維持を促す策を優先せざるを得ないだろう。

 結果論としての賃下げということかな。

 それと政府支出か。

朝日社説 社会起業家―新しい働き方を育てよう : asahi.com(朝日新聞社)

 エピソードをつないで書いてあるけど統計的にはどうなのかなと思っている、この分野。

 いきなり社会起業家になるのは難しい。夢や善意や忍耐だけでは務まらない。NPOは全国に3万6千以上あるが、採算がとれているものは少ない。

 でも、ふつうに働きながら、少しは世の中のお役に立つ。そんな生き方ができないものだろうか。

 「生き方」にまとめてしまうのではなく、社会機能としてね。

晴れ

 低空飛行また。そして半徹夜。いかんな。夢はまばらに見た。凡庸な悪夢多し。

2009-05-10

そういえば、脳関連で

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自我が揺らぐとき―脳はいかにして自己を創りだすのか: トッド・E. ファインバーグ, Todd E. Feinberg, 吉田 利子

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マインド・タイム 脳と意識の時間: ベンジャミン・リベット, 下條 信輔

 この二冊についてブログとかで言及したことはあまりなかったですね。それなりに面白いですよ。というだけではどう読んでいいか難しいかも。

 ついでに。

20090510210747
脳と心の正体 (教養選書 58): ワイルダー・ペンフィールド, 塚田 裕三, 山河 宏

 これは古典。この手の二元論はすでに過去の物になったふうではあるけど、意外とそうでもないのかもしれない。

20090510210742
自己はどのように脳をコントロールするか: ジョン・C. エックルス, John C. Eccles, 大野 忠雄, 斎藤 基一郎

 ファインバーグと似たような問題。ただ、エックルズはかなり奇っ怪。というか、ペンローズに似ている感じもするが。

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皇帝の新しい心―コンピュータ・心・物理法則: ロジャー ペンローズ, Roger Penrose, 林 一

 だんだん、オカルトですが。

 ただ、ネットなんかでも人気の高いポパーは(といっても俗流の反証可能性くらいしか言及されないけど)、エックルスと似たような考えの人だったりする。つまり、端的に言えば、ポパーは二元論者ですよ。で、その上に彼の科学論が成り立っている。

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自我と脳: カール・R. ポパー, ジョン・C. エクルズ, Karl R. Popper, John C. Eccles, 大村 裕, 沢田 允茂, 西脇 与作

 一冊勧めるなら、ペンフィールドが面白いですよ。結論を受けつけがたい人は多いだろうけど、古典は古典だし、知ったかぶりで批判するより、読んだ上で批判したほうがよいという意味でも。

 そういえば、ウィキペディアには沢田先生の記述が少ないな⇒沢田允茂 - Wikipedia

 大森荘蔵は一元論(立ち現れ論)として理解されるけど、案外、二元論として理解してもいいのではないかな。

この件にどうということではないけど、あちこち歌碑

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):啄木と父、高知で「対面」 父の終焉の地に歌碑の計画 - 社会

 明治時代歌人石川啄木(1886〜1912)と、啄木に影響を与えたとされる父・一禎(いってい)の歌碑を建てる計画が、故郷・岩手から遠く離れた高知市で進められている。高知は一禎が各地を巡った末に晩年を過ごした地。啄木没後100年を目指し、地元の短歌愛好者らが募金を全国に呼びかけている。

 この件にどうということではないけど、どうもあちこち歌碑が多すぎる気がしている。招魂碑の伝統の変形なのだろうか。

 規模にもよるけど、一つ建てると200万円くらいかな。

 あれってどういう地域経済になっているのか。

搭乗時に熱があったわけか

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):現地で発熱したが予定通り帰国 大阪府教委会見 - 社会

 生徒の1人が発熱したのは5日夜。6日朝、教員に付き添われて、現地の病院で診察を受けた。インフルエンザについての詳しい検査はなく、問診とのどを見て「風邪」と診断された。この診断を受け、教員が同日午後、「発熱した生徒が1人いるが、新型インフルエンザではないと診断を受けたので予定通り帰国する」と高校にメールを送った。

 教員が発熱したのは6日夜。パーティーに出ていたとき熱っぽいと感じて、途中でホストファミリー宅に戻ったという。それでも予定通り、帰国の途についた。

爆発音がした 純正finalventの日記の場合

 音は大きかったが、こもるような鈍い音だった。

 私の印象に過ぎないが、単純にテロなど、意図的な爆発を狙ったものではないのではないかと思った。

 あるいは、意図的に爆破させたものかもしれない。私の周囲の人はうろたえている。

 私がこうした爆音をリアルに聞くのは初めてなのだが、なぜか既視感のように過去に聞いたような思いがする。なぜだろうか。雷鳴からの連想だろうか。

 いずれにせよ、これだけ大きな音がするのだから、なんらかの騒ぎにはなっているだろうし、騒ぎ以上に被害が出ているかもしれない。

 とはいえ、とりあえず私には関係ないので、爆音とは逆の方向に、さもなにも無かったように過ぎていくことにしよう。

 多かれ少なかれ人生というのはそういうものだ。爆音を聞いてもの思いにふけっているというのは生きていることだし、生きているということはとりあえず生きていくことだ。

 そして爆音を聞いたなど言ってもせいぜいはてなダイアリーのネタになるくらいだし、なにかとネタを見つけては他者を貶めたい人の視線のなかで、また誤解されるんだろう。

 

inspired by 爆発音がした ・・・・ finalventの日記の場合

 人から知らされて知った。

 言葉の端だけ寄せ集めたんだろと思うし、それはそれでご苦労様。私がどう思考するかというのはよくわかってないっぽい、というか、文体というのは思考のクセなんで、それが表現されてない感じがした。ので、上がお手本ね。

 ⇒はてなブックマーク - 爆発音がした ・・・・ finalventの日記の場合

I11 大爆笑。書いた人うますぎる。枝葉末節な議論、粘着質で陰気な文体、何重にも張り巡らされた予防線、加齢臭に満ちた愚痴などid:finalventの特徴がうまく表現されている秀逸なパロディ。 2009/05/10

 読解力ないというより、慌ててネタに飛びつくいつものことかな、大愛おばさん。

 

追記

 ⇒はてなブックマーク - 爆発音がした 純正finalventの日記の場合 - finalventの日記

anigoka 「こ、こんなの俺じゃないからね!プンスカ」感ありありでワラタ 2009/05/10

 いや、そういうふうに理解されているんだなというのと、ネガコメが多いかな、オレ嫌われているなと思った。

 文体を読み込む能力が全体的に低下している感じもしたけど、まあ、そこまで自分の文章に対する自己愛的なものはないかな。

godfrey はてな, ネタ, ブログ モノマネ自体に悪意は感じなかったけど、モノマネを賞賛する声に悪意の混じってるものを感じてちょっとショック、とかそんな感じだろうか。 2009/05/10

 そんな感じかな。「悪意」というより、普通に嫌われているなあ、オレ、という感じ(そんなに考え過ぎんなよもあるだろうけど)。そして、そういう他者からの嫌悪に向き合うとき、「鏡の法則」じゃないけど(いやまったくそうじゃないけどね)、自分が世界に投げかけた悪意とか嫌悪感をバランスよく回収しているんじゃないかなとなんとなく理不尽だけど思う。というか、バランスが合っているほうがよい気がする。ちょっと迷信的だけど、自分が世界や宇宙に悪い物ばらまいてそれ相応の因果応報のバランスを受けてないと、どっかでバランスのツケがくるような感じがしている。

 ネガコメ吐きまくるかに見える人というのは、その人が受けたものに対する世界のバランスというのもあるのかもしれないなともちょっと思う。

sauvage finalvent, はてな 自分の声を録音して聞くとはじめはこれが自分の声かと驚くもの。だから歌手はヘッドカムつけてマイクで拾った声だけ聞いて練習する。発話された言葉も人格から切り離される。こういう事で疎外感感じてるとは意外。 2009/05/10

 録音した声というのは他人が聞いている声というのはわかるのです。しかし、の事例は私が書いたものが受け取られた、ある客観像というのとはかなり違うのではないかと思います。理由は2つ。1つは、これは「爆音がした」という、文章なら供えるトピックの統制または思考の流れに失敗しているというか、そもそもそういう企図で書かれていません。2つめは、文体模倣というよりごくべたな切り貼りでしかないということです。なので、それを「これが外化された自分なのだ」と意識するのは、疎外感以前のことではないかな、と。そして、ここで「お手本」を書いてみたけど、これ、私の「素」で書いているのではなく、finalventという人はこういうふうに考えて言葉を紡ぐという疎外の例として書いてみた、つまり、それなりの客観表現だったのですよ。

自分の凡庸さ

 私は自分を凡庸でくだらない人間だと思っている。もう少しマシになれないかな。もうちょっとよい境遇と運命だったらよかったのになとも思っている。

 ただ、これは考えようであって、とりあえず漱石先生より長生きしてしまったし、得ることができなかったものと失ったものは、結果的にはバランスしている。神様はいますか?投票があったら、いる、のほうに、気分がよければだけど、voteしてしまうかも。

 自分は自分を凡庸でくだらないとは思うのだけど、それに対立するわけでもないが、まあ、精神的には孤独な人かなとは思う。人間的には孤独でもないので、まあ、つまり、ものは考えようってことで、孤独とか深刻に考えてんじゃねーよではある。

 ただ、孤独とかいうのは、そういう、物は考えようというだけではどうにもならなくて、ふっと、うひゃーパーティは終わってんじゃん、オレなんでここに一人いるの?みたいのに取り残されてみじめな感じというのに近い。

 あと、なんか、自分と世界の間に防水服みたいな隔たりがあるようには感じる。いや、さすがに日常いつもきつく感じているほどではなくなったが。

 というか、まあ、なんか慣れた。

 子供の頃、星空を見ていると、尿意のようなきゅーんと、ああ、なんでこんな星に取り残されてしまったんだろ、それでこんなところで死んで無になるのかと、いたたまれなくなっていたことがなんどもあった。

 まさか、年を取ってもその感覚が変わらないとはね。まあ、まったく変わらないわけでもなくて、なんか、にぶく汚れてしまったわけだけど。

1984

 パソコン通信というのは、電気通信事業法の改正で出てきたものだが、1984年だったと記憶したが、ウィキペディアを見たら1985年とある。そうだったかな。

 1984年といえば、

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1984年 (ハヤカワ文庫 NV 8): ジョージ・オーウェル, 新庄 哲夫, George Orwell

 あの年、へぇ、オーウェルが想像した未来に来ちゃったんだと感慨深く思った。

 Macが出た年でもあった。だからあのCMができた⇒YouTube - 1984 Apple's Macintosh Commercial

 1984年は学部も終えてふらふらと未来を失った時機でもあり、歴史って不思議な感じがしたものだった。そういえば学部では動物農場がテキストだったことがあったな。

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Animal Farm: George Orwell: 洋書

 1984年を読んだのは大学に入る前だったか。

 予備校のとき、早稲田の教授だったか、英文学を上手に教える爺さん先生がいて、それが好きで、いろいろ読んだなかにオーウェルのエッセイもあった。「象を射つ」が面白かった。

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象を撃つ―オーウェル評論集〈1〉 (平凡社ライブラリー): ジョージ オーウェル, 川端 康雄, George Orwell, 井上 摩耶子, 小野寺 健, 小野 協一, 河合 秀和

 オーウェルの評論は面白い。

 あのころ、そういえば、ラッセルモーム、リンドとか、マンスフィールドとかハーディとかなんだかんだ、断片的だけど、英語で読んでいい勉強になった。今思うと、すごい先生だったな。

ちょっと思い出

 私がパソコン通信を始めたのは84年だったか。JADAの会員だった。アスキーはすぐに逼迫した。仲間を見つけてBBSを立ち上げた。Niftyは会員になっていたが使うようになったのはACSが潰れてからだったか。

 ネットの世界なければ会えなかった出会いというのはけっこうあり、つまり、それが20代後半から30代前半をなんとなく覆っていた。ピークは4年くらいだろうか。

 その頃は特に匿名とか実名とか意識されていなかったかと思う。匿名というよりはハンドル名なだけで、オフ会にいけば名刺交換とかしていた。「オフ会」という言葉もNiftyの文化だったと思う。それ以前はなんだったか。

 ニフのオフ会にいくと、へぇ、一般人もいる、女もいるとか驚いたことがある。

 当初は通信ソフトなんかも自作した。漢字コードが決まってなくて、特にPC-VANNEC漢字を使っていたので、コンバーターなんかも作った。アスキーの後半ころPC98で漢字の書き込みが出てきておおっと驚いたことがあったな。

 90年に入ったころからインターネットゲートウェイができていた。一般人のアカウントはとれなかったかな。私は国際回線でdelphiに入って使った。後にniftyのtelenetのゲートウェイができて世の中便利になったなと思った。Gopherをメールで叩いてニュースとか取り寄せていた。

 ネットが匿名というふうに話題になったのは2ちゃん以降だろうか。私はUNIXのかな? ハイパーノーツ的なBBSになじんでいたし、巡回もしづらい2ちゃんって技術の退歩とか思っていた。使いもしないし、それほど関心もなかった。

 ネットの世界は当時は実世界とはきちんとではないが分離していた。そのまま私は生きてしまったので、ネットの世界とリアルはうまく接合していない。

 私についていえば、これまで人生の節目でころっと方向が変わることがあり、その節目の前後で同一人物とは思われない歩みを辿る。まあ、人間が変わるわけでもない。

 この数年は変わらないなと思いつつ、いや、変わらされている部分がある。自分が爺になったというのも、え?という感じだ。

そんな感じ

 増田いつの間に?

 団塊の世代の両親が、キヨシローのファンがいつの間にかものすごい増えていたことに驚いている。

 彼らはキヨシロー好きなのだが、昔は異端な存在で人気はそこまでなかったという。

 そう。RCサクセションのころはそんな感じ。

 それをいうなら泉谷しげるもそうかな。

 私なんかからすると吉田拓郎が「結婚しようよ」を歌った以降は知らない。

 井上陽水歌謡曲かな。

 ま、そんな感じ。

今日の大手紙社説

 豚インフルエンザ騒ぎが多かったが、内容はくだらない。他、特になし。

日経春秋 春秋(5/10)

そのうえで、やや気になる報道があった。校長の会見によれば、カナダでの患者発生を受け旅先に50人分のマスクを送ったという。しかし地元の人はマスクをしておらず「自分たちだけすれば違和感がある」と着用しなかったそうだ。気持ちは分かるが、結果は裏目に出た。「マスクをしていれば感染を防げたかもしれず、残念」と校長。

 通常のマスクでは効果はあまり効果はない(効果があるのはN-95くらい)。それと校長の責任は搭乗時に熱がありそうな学生を乗せたことかな(搭乗時に熱があったかどうか?)

 ⇒Is It Safe to Fly During the Swine Flu Outbreak? - Consults Blog - NYTimes.com

Face masks may help but only need to be used when outbreaks become widespread and are declared a pandemic.

 ⇒[JMM]「オバマと新インフルエンザ」from 911/USAレポート/冷泉 彰彦

そのサージカル・マスクですが、一般的に「感染者がウィルスを飛散させないためにする」という用途に限定されています。医学専門家の間でも「予防目的で」健康な人がマスクをするのは推奨されていません。文化的には「周囲の人を信頼していない」姿勢の現れと取られる危険もあります。ですから、連休中にアメリカを旅行されている方が、街中などでマスクをつけている場合には、警官などから「あなたは感染者なのか?」と聞かれる可能性があり、その際に「日本では防御目的でつけるのが一般的で、自分は健康だ」と言うことをしっかり説明できるようにしておいた方が良いと思います。でないと、感染を疑われたり深刻なトラブルになる可能性があります。アメリカは平静ですが、警戒心のないたるんだ雰囲気ではないからです。

読売社説 マンガ産業 国際化時代の戦略が必要だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 マンガを日本文化の一つとして世界にアピールするため、様々な方策を考えていく必要がある。

 新聞を漫画にするとか。

朝日社説 米ロ核軍縮―まず冷戦思考に決別を : asahi.com(朝日新聞社)

 その効果もあって、来年の再検討会議では核軍縮を議題にすることが早々と合意された。米ロなどの核兵器保有国が、NPT6条にもとづいて軍縮交渉を誠実に進めることを約束しているからこそ、多くの非核国はNPTに加わっている。核保有数が突出して多い米ロによる新条約の締結は、NPTの信頼回復に不可欠だ。

 不拡散体制の立て直しのためにも、まず米ロが合意を急ぐべきである。

 これもね。おサヨクな人たちはよく核兵器が多いのは米国だとか言うけど、いつのまにか核廃絶が究極課題になってしまって、軍事コンテクストが消えている。核兵器の問題は001やユリゲラさんの超能力で一瞬に消えるわけではないのだから、コントローラブルであることが重要。逆にいうと、コントローラブルではない核はどうなのという問題。それとNPTがどう関わるのか?

朝日社説 

 症状が出る前の潜伏期だと検疫をすり抜けてしまう。その結果、感染した人やそのおそれのある人が国内に入ってしまう。そんな、水際作戦の限界もまた、明白になった

 今回は空港での発見だったので、政府の新型インフルエンザ対策上は国内での発生には当たらず、なお水際に重点が置かれることになる。しかし、検疫の抜け穴に対する懸念が目に見えてきたことを考えれば、国内での広がりを前提にした医療態勢の整備などに一層、力を入れるべきときだろう。

 いまさらね。日本の空港の検疫の馬鹿騒ぎを批判すべきだったのだけどね。というか、今回の問題はすでに発熱している学生を飛行機に乗せちゃう責任者ってという問題ではないのか。

 なお、いまさらというのは、4月28日AFP豚インフルエンザ「空港での検疫、効果なし」、WHOが指摘 写真5枚 国際ニュース : AFPBB News

【4月28日 AFP】豚インフルエンザ感染の拡大に伴い、各国が空港での検疫を強化する中、世界保健機関(World Health Organisation、WHO)は28日、感染した搭乗客を洗い出そうとしても、空港での検疫に効果はないと指摘した。

 WHOのグレゴリー・ハートル(Gregory Hartl)広報担当は「もしも感染していたり、感染源に接触したとしても、空港にいる時点で症状は現れていないだろう。空港での検査、検疫は役に立たない。搭乗客の体温監視も、潜伏期の患者を見つけ出すことはできない」と、報道陣を前に述べた。

晴れ

 昨晩もヨガスクリャービンを聞いていた。いいんじゃないか。趣味がいつの間にか変わったか。夢はいろいろ見たが忘れた。明け方の夢は不気味な印象だった。

2009-05-09

しょーもないなあ

 ⇒飯を炊く時、これを入れるとウマイ 働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww

 ⇒はてなブックマーク - 飯を炊く時、これを入れるとウマイ 働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww

 ついでに。

 ⇒「 お米にトレハ(トレハロース): 食品&飲料」

商品の説明

お米をふっくらツヤツヤごはんに炊き上げます。柔らかい食感を保ちます。またでんぷん臭も抑えますので、でんぷん米等にも利用できます。お米1kgに対して25gの割合で、水加減をやや多めにするとよいです。

アゴラねぇ

 ⇒アゴラ : リアルタイムWebのメタデータとしてのTwitter

 メモ的なブログでなければ、もうちょっと練ってから書いたほうがよいのではないかな。

BlogとBlog検索、あるいはフィード検索が担おうとしてきたこと。

それがリアルの情報をWebにできるだけ早く置くことと、そしてそれをすぐに共有することでした。

ところがブロゴスフィアがもたもたしている間に、TwitterとTwitterサーチがその役割を担いつつあります。いまやTwitterは世界最大のメタデータフォーマットでありメタデータ検索サービスに最も近い存在なのです。

 

これがGoogleFacebookなどが(もしかしたらAppleも?) Twitterを欲しがる理由であり、メディアVCが注目する理由であると考えています。

 「メタデータフォーマット」という言葉が一人歩きしている。

a frog in a well

 増田

空虚すぎて死にたい。

今の日本ってほんと何もないだろ。

 仏がいたりする。

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一日一生 (朝日新書): 天台宗大阿闍梨 酒井 雄哉

藤沢秀行、逝く

 ⇒訃報:名誉棋聖の藤沢秀行さん 83歳 - 毎日jp(毎日新聞)

 重厚な棋風で棋聖戦6連覇を果たし、破天荒な生き方で「無頼派」として知られた囲碁棋士の藤沢秀行(ふじさわ・ひでゆき、本名・保=たもつ)さんが8日午前7時16分、誤嚥(ごえん)性肺炎のため東京都内の病院で死去した。83歳。葬儀は近親者だけで行い、お別れ会を後日開く。喪主は妻モトさんと長男秀樹(ひでき)さん。

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野垂れ死に (新潮新書): 藤沢 秀行

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勝負師の妻―囲碁棋士・藤沢秀行との五十年 (角川oneテーマ21): 藤沢 モト

 これも良かったですよ⇒「 無頼の遺言 棋士・藤沢秀行と妻モト [DVD]: ドキュメンタリー: DVD」

 かわいい、という感じがした。

 人間なにが原因で長寿になるのか。脳だったりするかな。

ガセとも思わないけど

 この話⇒Firefoxもついに、Chromeのようなマルチプロセス化へ? : ライフハッカー[日本版]

 個人的にはFFは無理だと思うのだけどね。

 あと、チョロメにグリモンとか入ればという幻想もあるかもだけど、Googleはそこまではしないと思うな。

 クラウドもすべてブラウザからという時代は終わると思うけど、存外に遅い。

 大キンドルも話題だが、あれもクラウドじゃないかな。

 クラウドとかバズワードを嫌う人もいるけど、それなりに新しい地平線というのあるので、旧思考では見えないことは多い。

 など、と。

 

 と、ついでに。

 CDラックあさりをしてしみじみITMSに依存している自分がなさけないが、同様にkindleのベースで書架が整理できたらいいかなとは思う。電子辞書のおかげで辞書はだいぶ整理した。昔の辞書が捨てられないんだよな。

今日の大手紙社説

 米金融検査が話題、各紙基本的に同じように読めた。この問題はよくわからない。

 気になったのは各紙これには触れてないな⇒東京新聞:【関連】『良かった、涙が…』足利事件・菅家受刑者 再審『一日も早く』:社会(TOKYO Web)

 「一日も早く再審開始をしていただきたい」。逮捕から十七年半、有罪の決め手とされた捜査段階のDNA型鑑定が大きく揺らいだ。栃木県足利市保育園女児=当時(4つ)=殺害事件の再審請求審で八日、東京高裁に提出された二つの再鑑定書。いずれも無期懲役が確定した菅家利和受刑者(62)以外の別人による犯行の可能性を示唆している。再審の重い扉は開かれるのか。

 昨日の今日で間に合わなかったか。

朝日社説 新型インフル―国内の流行に備えよう : asahi.com(朝日新聞社)

 これはちょっと外しているな。「新型の豚インフルエンザは、衰えを見せない。」とも言えるのだが、そうでもないとも言える。概ね弱毒性のようだ。もちろん弱毒性でもというのはあるが、現状では季節型と似ているくらいか。途上国に広まると問題が大きいのでWHOの懸念はわかるし、パンデミックはパンデミックなのだが、と。

朝日社説 米金融検査―これで楽観できるのか : asahi.com(朝日新聞社)

 自分がわからないのでなんともなのだが、PPIFへの言及がないのはなぜかなとは思った。このあたりは気に留めて、米紙を読んでみるかな。

ログイン・晴れ

 ちょっともち返し。ヨガをし、CDラックをあさり、ラフマニノフを聞く。なんか30代の自分がそこにいるような感じがした。ゴーストフレンドはまあまあ。コンカツリカツは面白くなってきた。清水が路頭泣き尽くすところや国生のすっぴんがよかった。40女というものか。

2009-05-08

ブログサバト

 もわっとした一週間だったな。

NHK 箱舟の民 聖夜に祈る〜アルメニア・エチミアジン〜、見たよ

 ⇒NHKアーカイブス 保存番組検索: 探検ロマン世界遺産 箱舟の民 聖夜に祈る〜アルメニア・エチミアジン〜

 探検ロマン世界遺産の一環で、それなりにトルコ配慮もしてあるが、かなりアルメニアに食い込んで描いていて面白かった、というか、人がよく描かれていた。

 映像の端々にいろいろ思うこともあった。グルジェフのことも少し思ったか。

NHK 「秘められた聖地 アトス」、見たよ

 ⇒NHK+ID 番組詳細 ハイビジョンスペシャル「秘められた聖地 アトス」

 オリジナルは2003年かな。

 かなり精力的に作成したという感じは伝わってきた。BGMがイーノっぽいのにはちょっと辟易とした。

 総じてアトスの全体や、置かれている現況、歴史なども、うまく描いていたし、欧米でも見たいだろうすごい作品だった。

 個人的には、正教への思いもあるので、修道士の内面への描写がフラットというか、食い足りないというか、日本人らしい浅薄な感じだった。意図的に浅薄にという手法もあるが、これは違うだろなと思った。

 スタッフに正教へのインサイトを持っている人がゼロとは思えないのだが、正教の深みは今一つ足りなかった。

ブログ観みたいなもの

 ⇒[Blog]自分の愛すべき文章が消えた時、このネットの世界は荒野になる - kuroihikariの日記

 私もいつかブログの世界から消えるのだろうなと思う。どう消えるのかとしばし考えることは多い。突然の死によって途切れるか、私が終了の辞を書くか。黒光さんが思っているだろうように、ブログを終わりを言い渡した「私」とはなんだろうとは思う。

 私は、別段ブログを書かなくても生きているというか、私の生活者の一面はあまり書いていない。6年近く書きながら、いつのまにか「爺」ステータスな、役作りの気持ちもないではないし、「匿名」で書いてみたい気もしないではない。うまくいえないが、ブログで表現される「私」は私ではない。

 まあ、基本的にはなるようになるしかない。

ホノムラさんとか、yukiさんとか、noon75さんとか・・・ 面白い過去ログが消えてしまった個性派ブロガーさんたちは、自分の渾身の・愛すべき文章たちが消えたあとのネットの世界を見て、一体なにを感じたのだろう。

 わからないが、愚かさを思ったのではないかな、つまり、ブログの世界に残る愚かさというか。そして、私についていえば私は愚かだと思う。それと、ごく率直にいえば、これは優越感というのではないけど、私には私の強さというのがありそうだ。私語りになるが、私は弱い人に見られることが多い。いや実際にあれだこれだ、そうだろ、打たれ弱いだろ、とか。ただ、私は私という人間をそれなり半世紀冷やりと見ている(食えない、やなやつだなと見ている)。その中では、こいつには卑怯者にも似た強さがあるかもしれないなとは思っている。自分が強いと自分で思うという意味ではない。

以前テレビで宝塚星組トップスターが「同期は大切」と言っていた。それはブログの世界でもそうだと思う。自分がブログを始めて、そして出会い、トラックバックを飛ばしあい・何度となく言及しあったブロガーたちは、自分にとってのかけがえのない同期なんだと思う。自分が同期だと勝手に思ってるだけで、実は相手のブロガーさんはブログ歴がかなり長かったりもするんだけど、でも自分がブログでの活動に最も比重を置いていた時期にかかわりを持ったブロガーさんたちは皆、同期のように感じられる。

 それはそう思う。

 そして、私はそう思いつつ、振り返りもするけど、それでも前に進んでいく。

 私は傍からみたら前に進んでいるのではなく後退しているように見えるかもしれないし、錯誤の道にあるのかもしれない。

 でも、なんとく前に進んでいく感じはする。それなりにいろんなものをなぎ倒して。

 なぜかのかわからないけど。

 私は、うまく言えないけど、前に進んでいくとか、強いというのではなく、いろんな人、愛する人もに捨てられていることに慣れ、そしてどこかに恨みつつ許して忘れていこうとしているのではないかとも思う。

 私が忘れられないために書いているより、私を忘れた人がその道を行くとき、私は私で別のように見える道をただ進むしかないということかもしれない。

 ネットの世界にも長いせいか、賛意を示してくれた人が手のひらを返したように憎悪を向けてくることもなんどか経験した。自分にその原因の一端はあるだろうが、自分が自分でしかありえず、そして前に進むときに必然的にそうなるなら、その憎悪を受けるしかない。

20代の意見かな

 増田http://anond.hatelabo.jp/20090508013638

俺は、30代はもう人生諦めてもらって、20代に手厚くすべきだと思うがね。

 私の世代だと、30代はすでに人生諦める年代でしたね。

今日の大手紙社説

 特になし。

日経春秋 春秋(5/8)

それが近年は客足も遠のいていたから撤退はやむを得ないのだろう。加えて百貨店という存在自体がひところの魅力を失って久しい。各地で店じまいが相次ぎ、三越鹿児島店も閉じた。かつて銀座で育った池田弥三郎は三越が「夢のような幸福のくに」に思えたと随筆に書いている。そんな時代もあったのだが。

 池田彌三郎はタレント学者でもあったが、なかなか学識も感性もあった。微妙に折口と距離を取りつつよく学んだというのもあるのだろう。

 三越はこれもね⇒沖縄三越 - Wikipedia

産経社説 【主張】アフパク情勢 核流出阻止に治安安定を - MSN産経ニュース

 標題を見て、アフパクって知らないなと思って、冒頭読み出してorz

毎日社説 社説:水俣病救済法案 全容解明せず幕引くな - 毎日jp(毎日新聞)

 このうち、被害調査は行政が最重要課題として早急に取り組まなければならない事項である。日本の高度成長の典型的公害と言いながらも、実態の全体把握がいまだにできていないことは、不作為と言わざるを得ない。こうした調査を実施するのであれば、救済の年限を5年に限ることはもともと困難なはずだ。

 よくわからないのだが毎日新聞様の仰るような強権を発動すると全容解明できるのだろうか。つまり、科学的にこれは解明可能なんだろうか、とは思った。というか、それが難しいので政治的な決着をという話ではないのか。

 低空飛行。いろいろ思うことはあるがぼーっともしている。夢は覚えていない。

 昨日と、今日のつばさは良かったな。昨日の、主人公のダンスは美しかった。そういう素養のある女の子だったのか。

2009-05-07

やべ見つかっちゃったぜ

 ⇒CNN.co.jp:200近い新種のカエル発見、種類倍増に マダガスカル

アフリカ大陸東方沖のマダガスカルで、200近い新種のカエルを確認したと、欧州研究者グループが4日、米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表した。新種の数が確認されれば、マダガスカルにおけるカエルの種類が倍増することになる。

アンティキテラ機構

 注目している人がいた⇒はてなブックマーク - Amazon.co.jp: アンティキテラ古代ギリシアのコンピュータ: ジョー・マーチャント, 木村 博江: 本

 まだ出ていない。

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アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ: ジョー・マーチャント, 木村 博江

 オーパーツの一つ。というか、もしかすると、唯一の本物。

 ⇒オーパーツ - Wikipedia

 ⇒オーパーツ一覧 - Wikipedia

 ⇒アンティキティラ島の機械 - Wikipedia

 日本版のほうは説明があまりない。

 「アンティキティラ島の機械」が定訳語っぽい、あるいは、「アンティキティラの機械」、なのだけど、英語は、

 ⇒Antikythera mechanism - Wikipedia, the free encyclopedia

 つまり、アンティキティラ・メカニズム、つまり、アンティキティラ機構かな。

 というのも⇒チューリングマシン - Wikipedia

 ⇒Turing machine - Wikipedia, the free encyclopedia

 というわけで、「チューリングの機械」なんですよ。で、こちらも仮想の機械。というか、こちらは仮想の機械。で、Antikythera mechanismは実在する。でも、machineではなくて、mechanism。そのあたりの語感は、このAntikythera mechanismに関連する。

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Decoding the Heavens: A 2,000-Year-Old Computer-And the Century-Long Search to Discover Its Secrets: Jo Marchant: 洋書

 つまり、Decoding the Heavens、だから、mechanismなわけ。

 余談だけど、「天」は、Heavensで複数形。(この複数形の語感があることがたぶん教養。)

 話は⇒分析進む「最古のコンピューター」:「オリンピック・ディスク」などを写真で紹介 | WIRED VISION

 ⇒アンティキティラの機械

 話題はいろいろ偏りがある。

 ライトの視点⇒YouTube - Antikythera mechanism working model.mov

 アーサー・クラークの時代⇒YouTube - Arthur C Clarke On Crystal Skulls & Antikythera Mechanism 1

 「ネイチャー」的にはフリースの視点⇒YouTube - Antikythera Mechanism Part 1: by Nature Video

 というわけで、この話は、いずれブログに書く予定。

追記 

 と思ったらダンコーガイ404 Blog Not Found:事実は小説より稀にして貴なり - 書評 - アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ

the machine は現代人にとってごく当たり前にも感じられるこのプライスの法則の反証でもあるのだ。科学技術は過去から現代、そして現代から未来へ一方的に進歩するとは限らない。プライスの法則が成り立つようになったのは、早くてもルネサンスあたりからであり、法則として見れるようになるのには産業革命を待たねばならなかった。そして中世人にとってローマ水道橋が「悪魔の橋」であったのと同様、ローマ人にとって the machine はオーパーツであったのだ。

 おや? クラークはそう考えていたけど、ライトはそう考えていない、というのが今日的なアンティキテラ機構の意味合いなんだけど。

新聞休刊日

 目立ったニュースもなさそうだ。

曇り

 連休明け。夢はいくつか見たが、あらかた忘れた。一つに、漱石の「坊ちゃん」と「こころ」は同じテーマの作品であるという評論があった。言われてみればそうだなとか思っていた。

2009-05-06

今読みかけの本

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プーチンと柔道の心: V・プーチン, V・シェスタコフ, A・レヴィツキー, 山下 泰裕, 小林 和男

 一気に読んでしまってもいいし、まあ、オリジナルじゃなくてかなり編集本で、なんつか、それほどお勧めの本ではないけど、プーチンという人がわかって面白いといえば面白い。

 読み終わったらなんか書くかも。

f:id:finalvent:20090506173546p:image

 あ、これ併せて買ったのオレです。関係ない本、併せて買うことが多いんですよ。すまんな。

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文章は接続詞で決まる (光文社新書): 石黒圭

 特にどってことない感じでした。まあ、日本の談話分析研究はこんな感じかなとは思った。

 補足。面白い本とも言えるかも。

 次の「しかも」を含む二つの文章はどちらがわかりやすいでしょうか。

 

 ・今朝も朝から雨が降っている。しかも、風がかなり強い。

 ・今朝も朝からよく晴れている。しかも、風がかなり強い。

 

 おそらく、ほとんどの人が前者、「雨」と「風」のほうを選ぶと思います。

(中略)

 しかし、「晴れ」と「風」のほうも、それにふさわしい文脈を与えてやると、筋が通ります。たとえば、この文章の書き手が花粉症で悩んでいる場合です。

 コンテクスト接続詞を支配しているともいえる。つまり、ディスコース情報の問題になる。

 その他、こうした分野に関心ある人とか、文学論とかの方法論としてもそれなりに面白いかな。

義務教育で重要なのは子どもの愚問に大人が真剣に答えることではないかな

 愚問とか言わずに。

 そういえば昔、「なぜ雨が降るのか」ということで、気象学の人が、これ難しいんだよと話してくれたことがあった。水蒸気が水に変わる仕組みがよくわかってないんだということだった。結晶なんかもそうらしい。

 随分前のことなんで今だとわかっているのだろうか。

 子どもとかに聞かれたら、水蒸気の飽和とか説明しちゃうんだろうけど、それって、愚問というか意外と問題の本質への答えじゃなかったりして。

 これたぶん説明になってないと思う⇒雨が降るしくみ : バイオウェザー・お天気豆知識

 ウィキペディアを見たらあった⇒雲粒 - Wikipedia

 雲粒ができる、つまり水蒸気が水滴に凝結したり、水蒸気が雨粒に昇華(凝固)したりする際に、雲核(うんかく、英:Cloud nucleus)と呼ばれる微粒子があると、微粒子の表面で凝結・昇華(凝固)が始まる。雲核は雲粒の発生を促す働きがある。

 雲核になる微粒子は主に、陸上で舞い上がった砂埃(風塵)の粒子、火災の際に出る煙の粒子、火山の噴火で出る噴煙の粒子、細かい海水のしぶきが蒸発した際に残る塩分の粒子(海塩粒子)、人為的に出される排気ガスに含まれる粒子などで構成される。これら大気中に浮遊する微粒子はまとめてエアロゾル(エーロゾル)と呼ばれている。大気循環などによって攪拌されるため、地球上に広く分布しているが、場所により濃度の差がある。また、地上に近い大気ほど濃度が高い。

 海洋などに生息するプランクトンが出すジメチルスルフィドも雲粒になりうるとされており、赤潮などのプランクトンの異常発生時には雲ができやすいとの研究もある。

 また、宇宙線や太陽放射などに含まれる荷電粒子や電磁波が大気の気体分子をイオン化させ、イオン化した微粒子が雲核となるという説もある(スベンスマルク効果)。

 ああこれだったな⇒スベンスマルク効果 - Wikipedia

スベンスマルク効果(スベンスマルクこうか)とは、宇宙空間から飛来する銀河宇宙線(GCR)が地球の雲の形成を誘起しているとの説である[1][2]。原理的には霧箱の仕組みを地球大気に当てはめたものであり、大気に入射した高エネルギー宇宙線は空気シャワー現象によりミュー粒子などの多量の二次粒子を生じさせ、その二次粒子を核として雲の形成が促進される。

 で。

 どうもよくわかってないようだ。

 それはそれとして。

 好きだった犬がなぜ死んだか、とかいうのも、けっこう答えられない。

 答えられそうもない問いを提出する能力のほうが、つまらん科学知識より重要かなという感じはするな。

 

追記

 ⇒はてなブックマーク - 義務教育で重要なのは子どもの愚問に大人が真剣に答えることではないかな - finalventの日記

You-me 教育, 社会 いろいろ書こうと思ったことはあったけど利根川先生のありがたいお言葉で大半ふっとんだ/「つまらん科学知識ってなーに?」という質問にfinalventさんは如何に答えるのだろう。地球が丸いのもつまらない知識じゃないと 2009/05/07

 既存の知識を権威化して啓蒙的にしたもの。

 エントリの「雨が降るしくみ : バイオウェザー・お天気豆知識」みたいなやつ。

 ちなみに、地球は丸くないよ。

 ⇒地球のカタチ

ただ楕円球というのは実は少し昔の話。人工衛星の軌道から測量されたものによると、現在は北極が少し出っ張っていて、北半球に少し"くびれ"があり南半球は太っている、極端に言えば「洋ナシ型」とされている。地球内部で質量が移動したため、膨らんだところは重力が大きくなるためなどと言われているが、はっきりしたことはわかっていない。絶えず変形を続ける地球、これがカーナビに搭載されたGPSによる位置特定の誤差の1つの原因でもある。

 正確な形はよくわかっていない。

そういえば中国人と話していて

 なんで、日本語だと、一本、一個、一枚、なんでしょ? というのだけど。なんでしょうね。

 というか中国語でも、一匹馬、一頭牛、一只虫なので同じじゃないのかと思うが。

 英語の不定冠詞のaとか聞いたとき、ネイティブにはなんかそれで固まった物になるようなような語感があるらしい。aでもanでもいいから、そのに微妙な間があるとその間に固まるみたいなことも聞いたが、どうもあいつらの頭の中はわからん。

 が。

 一本、とか、一枚、というとき、いちっ……で、本とか枚とかになるとき、微妙に外形が見えているな。不定冠詞の感覚と似ているのではないかな。

 犬が三匹というとき、その一匹は、a dogで、the dogではないというか、theのときは、三匹みたいに数える対象ではないな。

先日中学生が

 go went goneとか唱えているのを聞いて。ああ、それね、wend went went だったのだけどね、send sent sentと同じ。というわけで、wendの話をちょっとしたものの。

 中学生を困らしてもなんだが、goedってどういう語感があるのか、わからんなと思った。子どもは言うらしい。そりゃね。

 字引をみるとgo'dはある。視覚方言というのだが。enuffとかか? thin'とか? しかし、これらは発音すればできるわけだから、してみると、go'dも使っているのか?

 He went thereと言ったあと、He go'd thereと言ってみると、行けよぁぁちゃったか、みたいな語感はあるな。

 日本語で、「ちゃんと名前書いた?」というのを「ちゃんと名前書きた?」というと、え?とか思うわけだが、脳のなかではどうやって文法エラーを排除しているのだろうか。っていうか、これは文法ではないか。

何故私は計算が小学校で一番遅かったのか?

 inspired by 何故私は計算が小学校で一番速かったのか? - やねうらお−よっちゃんイカを食べながら年収1億円稼げる(かも知れない)仕事術

 いろいろな手法で出た答えを照合していたから。

 ちなみに。

 九九でもそうだし、後の公式とかでもそうだけど、暗記するとどうしても、違和感が残る。どうも嘘なんじゃないか。ライブラリーコールの先にバグがあるんじゃないかとか。

 なので、公式を導く速度をできるだけ速くした。

 義務教育レベルの数学だと、公式とか暗記って不要だと思うけど。

 っていうか、二次方程式の解の公式とか不要だと思うが。

 あと、微積とかの公式は定義から導けるが……それやっていると、遅いか。

ユーモアセンスのないブロガーにどのように付き合うべきか?

 むずかしい。

 さらに。

 ユーモアセンスのないブコメーにどのように付き合うべきか?

 さらにむずかしい。

 さらに。

 自分にはユーモアセンスがあると思って(笑)を付けまくるやつにどう付き合うべきか?

 あー、いやその(笑)

 

追記

 ⇒はてなブックマーク - ユーモアセンスのないブロガーにどのように付き合うべきか? - finalventの日記

satohhide >ユーモアセンスのない< しばしば痛いところをつかれた時の逃げ口上に使われる。 2009/05/06

 痛い、と。

kurokuragawa blog, コミュニケーション, ユーモア そもそも付き合う必要があるのかな(無理やり付き合わされる場合はお気の毒) 2009/05/06

ekken communication 2009/05/06

 …。

話題にもなりませんでしたがね

 ⇒徳岡孝夫 - Wikipedia

保守派の評論家としても活動、雑誌コラムの名手でもある。『フォーサイト』(新潮社)などで執筆。『諸君!』(文藝春秋)の1980年1月号から2009年6月の最終号まで匿名巻頭コラム「紳士と淑女」を連載。最終号で筆者であることを明かした。

お子様向けの釣りかと思ったが

 増田久しぶりにセックスした

 おセックスの件はどうでもよいがお家の事情あたりが釣りっぽくない。とすると、おセックスの件もさもありなんなのか。

 うまく書くとほろ苦いユーモア文学になりそうなネタだが、案外、こういうの人生の深淵だったりしてね。

 そういえば、あたりまえといえばそうだが、世代ごとにおセックス観は違う。

 ⇒極東ブログ: 愛のお師匠様

今日の大手紙社説

 特になし。朝日のエコ話がええ塩梅にピントがずれとる、と思った。

日経春秋 春秋(5/6)

疫病は人の心の垣根を高くする。姿が見えない敵におびえるあまり、外国から来た隣人を避ける“副作用”がこわい。

 日本人にはなかなかそう言える資格というか土台はないかなと思う。

読売社説 不況と自殺 「98年ショック」の再来を防げ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 自分もティーンエージに自殺しかねない人だったのであまり他人事感はない、というのと、成人以降は死にたくても死ねないよと、うぁここでオレの人生はこんなふうに終わるのかに直面して、以来、自殺はそれほどは考えなくなった。というか以前も書いたが、死の恐怖とバランスしている。あと、結果的にいろいろなことに生きる勇気づけを得ている。感謝。

読売社説 臓器移植法改正 国内で完結すべき命のリレー : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 これは、他人事ではないというのと自分の生死観はどうかということだが、どうしてもヒステリックな倫理的な訴求になってしまうのではないか。

朝日社説 エコカー―低価格で普及に弾みを : asahi.com(朝日新聞社)

 これも?かな。エコカーは今後の日本の売り物になるのでそれはそれとして、その前にディーゼルLRTではないのか。

朝日社説 原発と温暖化―安全に、うまく使いたい : asahi.com(朝日新聞社)

 だが、そもそも原発の新たな立地が難しいことを考えると、原発にばかり依存していては日本の温暖化対策は進まない。

 社会や産業のグリーン化で温暖化に立ち向かうことを基本にしたい。長い目で見れば、自然エネルギーの拡大やエコカーの普及など、原発に頼らない低炭素化の充実が不可欠だ。

 ?と思った。私の知識では原発は小型化できるので地域住民のリテラシーが上がれば東京近郊に作れるし、それがこの温暖化問題の一番の要所になるのではないかな。

 「原発に頼らない低炭素化の充実が不可欠だ」あたりはそれも大切だが、ドイツ緑の党の変遷とか執筆子知らないか、というに私もそれほど知ってわけでもないが。

曇り

 ちょっとダウン。

2009-05-05

ロートルを自覚する秋

 ⇒もうやらなくていい昔のコーディングテクニックあれこれ - スラッシュドット・ジャパン

Esther Schindler氏は古株プログラマーらに「頭痛の種だった昔のプログラミングテクニック」について尋ね、自身の経験も交えた記事をComputerWorldに掲載している。パンチカードとか、ハンガリアン記法とか、覚えているだろうか?

 えっ? ハンガリアン記法は今でも使うでしょ? 普通に。

諸兄方が昔を振り返ってみて「これは大変だった」と記憶に残っているものや、「今だったらもっと楽なのに」と思われるような懐かしい(?)思い出にはどんなものがあるだろうか?

 ライブラリデバッグ

日本の場合企業というのは数では中小企業が多くて

 それが大企業や官僚システムに接合してやっているわけで。

 一種の巨大な幕藩体制みたいになっている。

 で、その大企業や官僚システムもそれなりに大きくて、ちょっとした社会主義みたいになっている。純公務員というと実際は多くはないとして。

 ほいで、似たような弱者システムがあって、その互助会に入ると、え、国家じゃないところでそんな互助のシステムがあるのか、びっくりといったサブシステムがあって、ざっと見た感じだと国民の10パーセントくらいをカバーしちゃっている。まあ、一種のセイフティネットというか。

 ちょっとうろ覚えだけど、日本の場合、保護されている労働者というのは実際に多くない。終身雇用(長期雇用)にあずかる人は全体からは少ないのではなかったか。たしか、10%行かないはず。ただ、そういうシステムに見えるようなシステムではある、日本社会。

 中小企業というのは、一面、合理的な脱税システムみたいになっていて、地域のちっこい有力者みたいのに巨額な金銭を形成できないようにするように、国家に集約させるため、こういう奇妙な脱税システムがある、と思う。

 つまり、金持ちというのは、中小企業の社長さんということ。持っているカネというのは、実際には会社の帳簿。

 で、大企業の社長さんや高級官僚もその中小企業の社長さんと同じ生活レベルしかできない。税制的に日本には富裕者はできないようになっている。その代わりに、中小企業の社長さんがカネを使えるように権力が使えるシステムにはなっているが(というかウォルフレンのいう信用権保持)、まあ、権力はそう恣意的には使えないので両義的。(日本には外国のような富裕層はないからそういう個別で巨大な消費もない。カネがそもそも使えない仕組みにもなっている。)

 日本をどうする、雇用をどうする、といった議論は、この巨大幕藩体制をどう維持するかということになりかねない。

 まあ、個別の答えがないわけでもないけど、そういう問い掛けの枠組みから答えにはならないかな。

 大局的には中小企業が対外的な藩主に仕えるような錯綜したシステムになるかと思う。

 あまり知られてないかもしれないけど、というか昨今のネットを見ていると、戦前台湾は日本が支配したとか暢気に思っている人が多いけど、あそこには日本経済を左右するくらいの財閥も及ばない巨大な華僑資本があった。

勝ち組を増やすには母集団負け組を増やすことなので

 ろくなことはないよ。

 リフレじゃないけど、みなさんの自分の貨幣価値みたいなものを全体として少しづつ下げる、と。

あー、私でよかったら答えてあげるよ

 増田http://anond.hatelabo.jp/20090430154116

学校にも友達いない。ゲームでも勝てないからつまらない。本を読んでも理解できないから勉強もできない。ネットをしても叩かれるばかり。家族からは馬鹿にされ、他人からは見下され、自分からは疎外されている。生きるって何でしょうね。

 生きるっていうのは

  • 学校に友達がいなくても生きる、ってか、学校の外に出ろや
  • ゲームがつまんなかったらやめる、カネの正しい使いかたはドブに捨てたカネに振り向かないこと
  • 本を読んでも理解できないなら理解できるものから読む、そしてそこに留まって気の利いたエントリ書かないこと(書いてもいいけど)
  • 勉強する、あー勉強は楽しいなと思うまでする、楽しみが見つかったら勉強ができる
  • ネットをしても叩かれるばかり……まあ、そうだな、叩くやつがいるからな
  • 家族からは馬鹿にされ……イエス様でもそうだった
  • 他人からは見下され……ネットにいると特にそうだ

 ま、つまり、まんま。生きるっていうのは、こうもべたにまんま。

 ただ、「自分からは疎外されている」というのは、ほんとうに生きるということの本質なんだろうと思う。そこがお利口さんの受け売りでなくて、ああ、本当に私の人生は自分からの疎外を見つめることなんだと腹の底からわかったら(それまで血迷って疎外されていない本当の自分とか探しちゃうこともあるだろうけど)、つまり、そこから先は、つらい涙と感謝の人生の一本道があるよ。

ナニ金は必読だと思うよ

 増田http://anond.hatelabo.jp/20090505070317

ナニワ金融道」を全巻読破することをお勧めする。

 文脈はずすけど。

 これも古い本になったな。私もこれは普通に中学生が教育の一環で読むべきかと思う。

 最終巻の大芝居の前に、鯉の生き血を飲むシーンがある。ああいう昭和のリアリティというにも触れておいたほうがいいかな。

 なぜ?とか問われそうだが。

NHK “脳の力”〜テイラー博士からのメッセージ〜、見たよ

 ⇒NHK+ID 番組詳細 復活した“脳の力”〜テイラー博士からのメッセージ〜

 これは面白かった。お母さんがただものではないなと思ったし、運命のようなものも感じないではなかった。この手の美談は特例になりがちだが、むしろ、看護の側の人を勇気づけている姿をきちんと捉えたのは出色だった

 アマゾンではどうも在庫がなさそうだ。

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奇跡の脳: ジル・ボルト テイラー, Jill Bolte Taylor, 竹内 薫

 いずれ読んでみたい。

今日の大手紙社説

 特になし。こどもの日なのでそうしたネタが多い。

 沖縄暮らしで思ったことの一つに、女の子が子供に優しいというのがある。女の子というのは、ティーンエージくらい。その子たちがふつうに赤ちゃんから幼稚園児くらいの子供にやさしい。やさしい、という言い方も拙いのだが、なんというか、ふつうに小さなお母さんというか、そういう感じがある。あの「ねーねー」(お姉さん)という子どもたちの少女を呼ぶ声を思い出す。そういえば、マルタの隣のゴゾ島でもそういう感じの少女がいた。ああいう雰囲気の風土というのがないと子供というのは生息しづらいのではないかと思った。

 あの「ねーねー」たちは普通にお母さんになっていくのだろうと思うし、私が沖縄にいたころのあの「ねーねー」たちも伝え聞くにお母さんになっていく。まあ、若いお母さんにもいろいろ問題があるのが沖縄でもあるのだが。

産経社説 【主張】こどもの日 “親業”もプロ目指したい - MSN産経ニュース

してよいこと悪いことの分別、寛容、謙譲、惻隠(そくいん)の情、規律を守る習慣など、自ら恒常的に学んで“親業”のプロを目指してほしい。

 ちょっと懸念して読むとそのままかと少し落胆。“親業”は自由に定義してもよいのだが、それなりの試みも目配せしてしかるべきかな。P.E.T.というのがある。

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親業―子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方: トマス ゴードン, Thomas Gordon, 近藤 千恵

 今更と思ったらこれが完訳なのか。

毎日社説 社説:視点=盧前大統領聴取 「時代精神」に背いた罪 - 毎日jp(毎日新聞)

 これは少し違うかな。盧武鉉の支持基盤のなかで最大限の潔癖さでここまでだったということではないかな。支持基盤にどうもかなり偏りがありそうだが。

毎日社説 社説:こどもの日に 真の宝とするためには - 毎日jp(毎日新聞)

 たぶん、この問題は、マドンナみたいな人が日本の市民社会に一定の勢力をもつというモデル性を持つのだろうと思う。つまり、他国の孤児を子として育てるという社会だろう。それが実現するのかというと、よくわからないが。

朝日社説 こどもの日に―世代間負担を見直そう : asahi.com(朝日新聞社)

 経済も人口も、右肩上がりの時代ではない。世代間負担の仕組みを根本から見直さなければ、子どもたちの未来は削り取られる一方だ。

 この国の将来を支える世代に、どう希望を残すのか。それを考えるのは、参政権をもつ私たち大人の責務だ。

 たぶん、そういうふうに倫理的に問うしかたが失敗したというか、そう政治参加に集約してしまうのがほぼ間違いなんだろうと思う。では? 基本的には貨幣価値を多少落とす方向に進めるしかない。それと、希望を私たちの地域の文脈に置き換えていくことだ。

 もうちょっというと、若い人が「勝ち組」を求めるのではなく自由を日々の幸福として是認するような社会、老いた人が自己の人生を自身のなかに解消できる社会か。やや抽象的だが。ある意味、「負け組」の人生というのが基本の市民社会なんだという定常感かな。

曇り

 静かな朝だ。連休ということだろうか。またコリがぶり返しているようでもある。夢は覚えていない。

2009-05-04

NHK シリーズ「日本と朝鮮半島2000年」第1回 古代 人々は海峡を越えた、見たよ

 ⇒ETV特集 シリーズ「日本と朝鮮半島2000年」第1回 古代 人々は海峡を越えた

 存外に面白かった。比較的近年の発掘などが興味深かった。

 笛木優子という女優?の微妙に心を閉ざしたような感じがよかった。

 ⇒笛木優子 - Wikipedia

笛木 優子(ふえき ゆうこ、1979年6月21日 - )は、東京都出身の女優。所属事務所はオスカープロモーション。初期の芸名は笛木 夕子(読み同じ)。韓国でも活動し、芸名のユミン(유민)として知られる。

 へぇ。

もうちょっと

 加藤典洋の「敗戦後論」が、まあ、一見重要な提起に見えて、結果的にはあっさり失敗してしまったかもしれないのは、「自国の戦死者を先に追悼する」という「先」もだが、追悼するのなかに、微妙に招魂思想的なナショナリズムの緩和な維持装置になってしまう点ではないか。

 緩和というなら、靖国はダメだがフランス風の国家追悼(宗教的)施設ならよいとかもある。ただ、それで現実的な解答かとも思うが、根の問題は、いずれ解決はしないだろう。

 加藤が提出した問題で、加藤も意識していただろうが、「自国の戦死者」というとき、自国は加害者でありそれで殺された人はどうか、というのは出てくる。もちろん、加藤もそれを考え抜いて先の命題になっているのだが、このあたりも議論としては、循環するし、ちょっとメタ的に考えるなら、他国の被害者を追悼する=自国の加害意識を永遠に国家に結びつけて保持せよ、というのも、実際には、追悼と同じような宗教的な意味合いを介してナショナリズムの維持装置になってしまう。というか、これは実際には、米国と日本の関係においては加害と被害は綾を成す。

 ちょっと思考実験的な言い方をすれば、原爆で殺された人は加害者か被害者か。そのどちらでもありうるし、その追悼によってなにが維持されているのか。

 これはちょっと微妙な言い方だが、「英霊」は、日本加害の構図でいえば、間違った思想の自己責任で死んだか、騙されて死んだ被害者かということだが、その死自体には、意味はない。すべての死に意味がないというまで拡大せずに、戦争の加害の死には意味がないという立場はありうる。が、では被害だけが意味があるかというと、先の思考回路に陥る。

 この先が非常に難しいのだが、戦争の死とは加害であろうが被害であろうがその循環であろうが、死そのもの本質とは別に、やはり意味がないのだというとき、国家は死滅しているように感じられる。

 現実問題として、個々の私たちにおいては、国民として抽象化された部分については国家の問題へ集約されるため、個人の死にはやはり国家的な意味は受容できない。これは現実的な感性でもあり、よって、具体的な生活の場においては問題はないとも言える。

 まあ、その個人というもの抽象性(疎外性)には、理念的には国家の死滅が内包されていると見てよいのではないかなと思う。

 し、ようするに、同胞というか国家に所属する人を自己の永世の投影と見るのではなく、友愛の投影として見るということではあるのだろう。

 まあ、この問題がうまく解けるわけではないが。

ちょっと構造機能的に考えてみると

 以前にも書いたが、民族意識というのは、子孫のなかに自己の永世を見るという、いわば輪廻思想の変形みたいなものだが、それが民族として国家に集約されれば、永世を見たいと願う死者たちは民族の国に招魂されてしまうというのは、そう考えてみると、ごく普通の論理ではあるな(ちなみに私自身はこうした宗教観は持っていない、というか、一種のモデルとしてそう述べているだけ)。

 こうしてみると、マックス・ウェーバーが方法論的に宗教社会学において来世意識のモデルを置いたというのは、やはり賢いモデルの立て方というのはある。ただ、ウェーバーにとって民族というのはそれほど相対化されていなかったようには見えるが。

 このモデルと一神教については、ユダヤ教のようにもっと直接的に子孫の繁栄と約束された土地(国家)という幻想における、時間的な証人のような意味が強いのだろう。その意味で、日本の「万世一系」とやらの天皇もその点からは似たようなものだろう。し、そういうふうに機能してしまったのが戦中の宗教的な情熱でもあったのだろう。

 以上のモデルにあとはどう言霊信仰が嵌るかだが、機能的には天皇=無私の人=言霊、というふうにはなるか。これに対して、一神教においては、言葉=誰の言葉=その人の呪術的創造力、ということかな。

 ついでに。

 「科学」とやらも、実際には「誰の言葉」が科学者集団ということで、一神教的な呪術的な集団力の一種の亜種ではあるのだろうな。

 骨信仰みたいのは、どういうふうに嵌るか? そういえば、一神教でも儒教でも骨ではなく、死体が重要で、死者の永世は死体と結びついている。日本の場合、早々にというか古代から骨の信仰はあるようなので、死体は死後の幻想にそのままには結びつかない。その分、骨信仰というのは異界・来世においては身体を否定しているのだろう。日本人が意外とあっさり身体を否定して死んでしまう傾向があるのもそういうベースからかな。

言霊思想と招魂思想

 いや大したこと書く気はないしし大したこと書ける知識もないが。

 言霊思想というのは、日本の場合、古代からありそうだし、これはけっこうどこの国でも未開においてはありそうだ。

 モデルとしては、やはり憑依者が私心を失うことで言葉が真(リアル)になるというのがあるだろう。まあ、もっとエネルギーモデルみたいにして、魔法の言葉が現実にというのがあるけど、その大魔術師はというと、知識と血統とそして私心を失う憑依の能力ではないかな。ハリポタなんかも考えてみると血統だな。

 西欧においても言霊思想というのはあるのだろうと思うが、つらつらとギリシア古典とか聖書とか思い出しても、ああ、あれかなというのはあまり思い浮かばない。ヘブライ・キリスト教的な世界では言葉というのは、まさにそれによって神が創造する、つまり、光あれと言ったという言葉、つまり、神の言葉に創造のすべてがかかっているから、言葉は神であり、最初に言葉ありきであり、だから言葉こそはキリストであるという思想が出てくる。

 新約などでは、誰の言葉か、が問題でもあるから、西欧においては、誰の言葉かということで、言葉に誰がパッケージ化した形で外化されるものかもしれない(なんとかの名においてなんたらとか)。中国とかだとそれが秘伝とかなるのだろうか。日本だと、さて、そういうのはあるかな。

 招魂思想だが、これは、古代にはないっぽい。ヤマトタケルとか白鳥伝説にないこともないかとは思うが、中世にはなさそう。逆に中国の場合はある、というか、これは儒教、つまり道教思想の一種なのだろう。宋学あたりを元に、明の亡命者が日本に撒いた思想なんだろうとは思うが、それなりに日本でも受容の素地はあったのだろう。

 靖国神社などは、まあ、厳密にはあれは位牌じゃないとか言う人もいるが、ぶっちゃけ位牌なわけだが、それでもさすがに骨を祭っているわけではない。最近ではさすがに戦地や沖縄の遺骨収集が衰退しているが、日本近代においては招魂思想は骨信仰に結びついている。仏教の舎利の思想も影響しているかもしれないが、実際に私も父親を焼いてみた感じでは、ああ、骨がその人だという情感のようなものあった。

 日本人でも死ねばゴミになると豪語する人もいるし、親鸞なども死んだら鴨川に投げて魚を餌とせよとしているが、どうも骨への情感のようなものはあり、それは私にもあるな。というか、人は死んだら骨になるというのは、微妙に唯物論的な心情でもなく、無神論とも言い難い。

 言霊思想や招魂思想というのは、基本的には未開の宗教心理ともいえるが、まあそうとも言い切れないし、どうやらこれらは、一神教思想とは相容れないものはありそうだ。まったくのアマルガムができないわけでもないだろうが。

 似たような奇っ怪なものは、あとは輪廻思想くらいなものか。これはどうも人間の基本的な生命観や自我意識に根ざしているようで、これもやっかいな問題だ。と、同時マックス・ウェーバーが方法論的に使った来世思想もあるだろう。

 このあたりの宗教的な心情の構造機能論みたいなものはありそうだし、誰かやっているのかもしれないが、どうなんだろうか。

リアリティとか、その2

 そういえば先日米国某大手企業のCEO講演会なんぞを聞に行ったのだけど、話のなかで、よく、in realityというフレーズが出てきた。

 我々はこのように考えがちだが、しかし、in reality……現実はそうではない、という文脈だった。

 ちょっとCobuildをひいてみると、

The reality of a situation is the truth about it, especially when it is unpleasant or difficult to deal with.

 が出てくるあたりさすがだと思うけど、unpleasant or difficult to deal with というのが、realityではあるわけだ。

 そして、CEOが言うように、それは予想しづらいし、現状では見えづらいという含みがあり、ここでも、似ている。

 (なのでたぶん、この向き合うrealityはマルクス的な意味での「自然」も隣接していると思うが。)

 しいていうと日本語だと「現実」というと、「理想」との対比のようだけど、英語のin realityは、やはりphenomenaに隠されているという含みはありそうだ。

 と、いうところでふと気がついたが。

 in reality and in name、というフレーズがある。「名実ともに」ということだが。ただ、in nameというだけは使わないように思う。

 これは、nominalで使う。nominal rate of interestとか。ここでは「名目」と訳すが、工学などでは「公称」。

 「名前では」こうだが、「リアリティでは」こうだ、みたいな発想が欧米にはある。

 なので、欧米の思想には、名前を正しくせい、というのが執拗にある。リアリティから乖離させるなというオブセッションかもしれない。ただ反面で、修辞がある。昨今の例では、れいのlegacyとか。

 日本の場合、名前というのは、もちろん、修辞でもあるのだけど、どうもリアリティの重石のようなものはなくて、それぞれがTPO的に適切な現れを指しているように思える。あれだ、言いたいことはわかるが、その言い方はねーだろ、的世界。

 西欧の場合、名前による言明が、その本人の名という署名によってリアリティの重石になる、つまり証言ということだけど、日本の場合は、名前による言明は、その場の空気にどんだけ合致しているかということで、署名というのは空気への従属なんだろう、しいて言えばだけど。

 (なので西欧の場合、署名は実際にはその身体を指し、偽証にその身体を質に取るようなところがある。)

 なので、日本とかだと「証言」を支えるリアリティというのはなくなってしまう。(偽証ではなく、あのときはああ言うしかなかった、すまん、みたいな。)

 というか、日本語論にしてはいけないのだけど、誰に向かって言ってんだおらおらぁみたいのから自由にリアリティの重石だけで言明するということがしづらいのだろう。

 まあ、言語か文化とかいうものがそう支配的というわけではないが、このあたり、とても簡単だがどうにも西欧と日本で、彼我の差とは言い難い深淵のようなものがあるなと思う。

 もうちょっと言うと。

 西欧の場合、リアリティはぶっちゃけ神に関係しているけど、日本の場合、それは言明との関係性だから、如何に自身が純真であり正義であるかというという自己無化的な私心無きことに結びついているのではないかな。つうか、「私心」という言葉もすごいものがあるが。

日本は資源のない国とか言われるけど

 資源はあるんですよ。human resourcesが。

 識字率が高く、そしてさらに均質で高度な教育を受けた国民を1億人抱えている国というのは、世界にはないし、たぶん、出てこないんじゃないかと思う。(コンビニで人募集するとほいっとできてしまう国というのはそうはない。)

 なので、それをどう使うかということ。

 で、どう使うかというのは、対外的にどう使うかということになる。

 というのは、いわゆるエネルギー資源とか食物とかは、日本にはない。これらは一定量は国家の安全保障に関係するけど、安全保障という点で見るなら、それ自体ではなく、自由貿易が世界に成立しているかどうかいうこと。

 なので、ごく簡単にいえば、日本が存立するには、

  • 自由貿易があること
  • 人的資源を対外的に活用できること

 となる。

 ただ、このモデルはなんとなく、戦後の日本復興的なイメージがあるけど、未来的には、日本の人的資源というのは、消費、しかも、高度な、知的な消費であり、その消費の反面として他国に生産を促すような仕組みにすることではないか、と思う。

 まあ、この話は以前にもなんどか書いた気がするけど。

 

追記

 ⇒はてなブックマーク - 日本は資源のない国とか言われるけど - finalventの日記

hit-and-run ここまで目新しくない主張をするブログも珍しい。要するにイノベーションってことでしょ。 2009/05/04

 「要するにイノベーションってことでしょ」とすると「ここまで目新しくない主張をするブログ」になるのはそうですね。

 まあ、特段目新しいことではないけど、私が言いたかった含みの部分を言うと、自由貿易を維持するのに日本は必死になるよ、というのと、内外をつなぐ人材が重要になるよということでした。

リアリティとか

 ⇒「リアリティ」はなんて訳す? 訳し方はひとつじゃないはずだ! - ピアノ・ファイア

 直接的な話題ではないけど。

 realityというのは、もちろん、日常的な文脈もあって、英英辞書などにもそう出てくるのだけど、原義というか、言葉の根の部分には、今目に見えるものから隠されている真実、という含みがあるのだろうと思う。

 ある意味、あったりまえで、ハイデガー的な批判系列から出尽くしの感はあるけど。というか、ハイデガーはrealityについて動的な見方をしているようだけど。

 で。

 基本的には、realというのは、phenomena(現象)に対応している。

 で、現象というのは、感覚(sense)に対応しているわけで、目で見て触って、おおこれが本物だというrealityというのは、phenomenaなんです、というあたりに、西欧的な思想の奇妙な根っこがある。

 realityというのはphenomenaとの関係にあっていちおう隠れている(そうじゃないんだという哲学もあり)。

 ついでにいうと、-ismというのは、日本では「主義」とかつい訳されるけど、これも、phenomenaの語感がある。

 で。

 virtualは、「仮想」と訳すし、英英辞書でもそれでよいのだけど、根としては、phenomenaがrealに想定されるsenseのありかたみたいなもので、仮想だから幻想というわけでもない。

 さらにやっかいなんだけど。

 「幻想」というのは、吉本隆明とかいう場合、夢は幻想、という意味じゃなくて、精神が思考や感覚から疎外・外化された実体に近い。

 戻して。

 phenomenaがsense(感覚)に依存しているのだけど、realityはsense(意味・理性)に依存している。このsenseの多義性みたいのも、また、西欧の考え方の奇妙なところ。

 ちなみに、じゃあ、東洋というか日本ではというと。

 realityというのは、おそらく「名前(言葉)」の共同性的なものへの心情的な追認ではないかと思う。簡単にいうと、みんながその名で呼んでいるなら、realとして振る舞うという、振る舞いの問題ではないかな。ヴィトゲンシュタイの言語ゲームというのは、日本人にとってはそれが自明な世界。

「公」というのは、許容を元にした、原則と対話から生まれるのではないかと思うのですよ

 ⇒はてなブックマーク - parallel-worldのブックマーク

parallel-world ニセ科学, 宗教, 社会 宗教は尊重します。カルトは批判します。なぜなら、正常な論理的思考とリテラシー能力を奪うので。「公」にとって不利益をもたらします。 2009/05/04

 直接的な批判ではないけど、「カルト」が「正常な論理的思考とリテラシー能力を奪う」だから、「「公」にとって不利益をもたら」す、というのは、違うのではないかと思うのですよ。

 そういう発言のスタンスは、「正常な論理的思考とリテラシー能力」にあるのだけど、そのスタンスの一種の無謬性のような無前提な自明前提を置いているけど、問題はそれをどう機構的に批判できるかなんですよ。

 簡単にいうと、「自分は正常な論理的思考とリテラシー能力がある」という人に「正常な論理的思考とリテラシー能力」があるとは限らない、という問題を前提に据えたとき、「公」とはどう見えるかということ。

 私としては、許容を元にした、原則と対話から生まれるのではないかと思うのですよ。

これ以前から知られていることだが

【衝撃事件の核心】仰天の埋蔵金! 長野の下水から「お宝」がザクザク出てきて… (1/5ページ) - MSN産経ニュース

周辺の6市町村から流れ込む下水に、大量の金が含まれていることが判明したのだ。

 記事中にも。

県では昨年10月から、1年分の溶融飛灰約5トンを愛媛県の精錬業者に売り始めた。

 ⇒諏訪湖流域下水道において汚泥焼却灰から『金』の回収 を始めました。

今日の大手紙社説

 特になし。

毎日社説 社説:視点 清水さんの自殺=論説委員 野沢和弘 - 毎日jp(毎日新聞)

 純然たる社説ということでもないのだろうが、こういう話はどうだろうかと思った。

 清水さんは幼いころ父を亡くし、母の手一つで育てられた。その母が衰えて認知症が出てきたとき、芸能界を引退して自分で介護することを決めた気持ちが胸に重く響く。面会に来る人もなく捨てられたように高齢者施設にいる人々のことを思うと、清水さんのような介護者を悲劇へ追い込む社会はあまりにやるせないではないか。

 私もそうは思うが、この話をそうとだけ見てよいのかはためらう。まして、それを新聞にしかも社説に準じるところに書いてしまうというのはどうなんだろうか。

読売社説 盧前大統領聴取 変わらなかった韓国政治文化 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

国家元首だった人物が収賄で取り調べられるというスキャンダルがまたも繰り返された。

 本人にどこまで及ぶか。そこまで行かないんじゃないかとも思うが。

朝日社説 行政のIT化―政府全体で考えねば : asahi.com(朝日新聞社)

現実は、複数の役所が同じような構想を好き勝手に検討している。全体像を欠いたままのIT化は、国民の理解も得られない。「住基ネット」の失敗がいい例だ。多少時間がかかるかも知れないが、役所間の垣根を越えて政府全体で検討する体制を作るべきだ。

 マスターキーがあればあとはみなリレーションなんで、「失敗」かどうか。

曇り

 連休は続くということころか。今朝は静かだ。夢は覚えていない。

2009-05-03

NHK 関口知宏が行く ヨーロッパ鉄道の旅 ギリシャトルコ、見たよ

 ⇒「 関口知宏が行くヨーロッパ鉄道の旅 ギリシャ・トルコ 陽気な人々と神秘の大自然に抱かれて [DVD]: 関口知宏: DVD」

 本もあるのか⇒「 関口知宏が行くギリシャ・トルコ鉄道の旅: 関口 知宏: 本」

 意外と良かった。というか、けっこう感動した。関口知宏、それほど好きでも嫌いでもなかったが、見直した。彼の子供の頃の夢にアテネの光景がなんどもというのは、それはそれで素直な思いが伝わってきた。影絵のあれは、別のNHKので見たことある。

 いろいろ懐かしい風景もあって胸キュンものだった。

 電車のなかで禿おっさんが、一目見て惚れた娘をその場で教会に連れ込んで結婚したんだ、そうでなくちゃ恋は、みたいのがよかった。駅にいる若者がダンスしているのもよかった。人生を楽しみましょうというのも。ギリシアにはああいうところがある。(そうでないところもあるけど。)

 映像で漫然と見ていると暢気な旅だなと思うけど、アテネとか一日しかいなかったわけだな。そういう意味では急ぎ旅だったかも。メテオラも修道院とか見てなげだし。

 北部での食い物が旨いというのはそうかも。ギリシアのタコ、食いたいなぁ。

まあ、きちんと研究してください

 以前からフカされていた話ではあるけど。

 ⇒消えた三別抄、実は琉球に逃れていた!?(上) | Chosun Online | 朝鮮日報

 ⇒消えた三別抄、実は琉球に逃れていた!?(中) | Chosun Online | 朝鮮日報

 ⇒消えた三別抄、実は琉球に逃れていた!?(下) | Chosun Online | 朝鮮日報

 しかし、後世の記録を見ると、朝鮮人琉球列島に漂流し送還された話がかなり登場する。『朝鮮王朝実録』だけを取り上げてみても、「太祖実録」太祖(1397)年条に、9人が琉球に漂着した話があるのをはじめ、明宗元(1546)年までに13件の事例が記録されている。これは、ほとんどが送還された場合の話であり、漂流した例はもっと多かったと考えられる。

 これはそう。

 このあたりの歴史は、民族史というより、地域を滑らかに見ていくとよいと思う。

 その意味ではこれとかも。

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中世倭人伝 (岩波新書): 村井 章介

 こういう視点ね。

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境界をまたぐ人びと (日本史リブレット): 村井 章介

前近代の「国境」とは、一本の線ではなく、それ自体がある広がりをもった人間活動の場であった。その空間に点在する小島たちは、交通が陸上中心になってしまった今となっては不思議なくらい、大きな顔をして地図上に登場していた。蝦夷・唐人・琉球人・倭寇・海賊・商人など、さまざまな名で呼ばれた「境界をまたぐ人びと」の姿と活動は、都を中心とする視線からはとらえきれない幅広さと多様さにみちている。前近代の国境観念のなかに、現代の領土紛争解決の道を探り、国境をまたぐ海の世界の復権を訴える。

 そしてこの、前近代のあとの近代に何が起きたか。もちろん、民族国家が成立し国家や民族が成立するのだけど、それだけでは近代たりえない、というか、それが近代のなかで支配・被支配に見える境界を作り出すかのように人々をその国家や民族に従属させようという運動が起きる。

 別の切り口でいうと近代の国家・民族の幻想は、陸のテリトリー、そしてそれが海域へも比喩されるわけだけど、海に面した民衆にとって海とは開かれた交通路であって、むしろ、海によってつながっている。

別段国のインフルエンザ対策推進の妨げにはならいんでないの

 これでも⇒最高水準のインフルエンザ対策 - マクロビオティック応用研究所

 妨害になるような指針が特定の宗教集団が出ていると「公」は困るけど、そうでなければあとは別にどうでもいいんじゃないか。

 ホメオパシーについては詳細は知らないが同じようなものではないか。

 むしろ、通常のマスクとかは感染を防ぐことにはならないはず。水際作戦とかも。つまり、迷信みたいなもの。

 いずれにせよ、きちんと国の対策に遵守している分には、それ以外は各人ご勝手に、別段それでいいんじゃないのか。

 ビタミンB群をきちんとマクロビオティックで取るのは難しいかな。

 

追記

 ⇒はてなブックマーク - 別段国のインフルエンザ対策推進の妨げにはならいんでないの - finalventの日記

 まあ、いろんな意見があってよいけど、私もマクロバイオティックスをやったことがあるので、その点で知っていることがあるけど、マクロバイオティックスといってもいろいろありますよ。たぶん、ホメオパシーにもいろいろあるでしょう。そのいろいろのなかで、他者を多様に見て、そしてどうやって妥協していくかです。

 で、こういうとき、大切なことは、そういう異質の文化、異質の考えの人々と、どのように「公」を打ち立てるかということです。

 そのためには、原則と寛容が必要ですよ。

 排除やそのための「正義」というのは、「公」の利益からできるだけ柔軟に考えるべきですよ。

繰り返すこと

 ⇒ゆとり世代の未来が明るいただ1つの理由

わたしたちは、平成の大不況による「ロストジェネレーション」の次の次くらいの世代です。失われた時代に幼少期を迎え、ファミコンがすごく古めかしいシロモノに見えて、物心ついたときはITバブルで、小中学生からカメラ付きケータイを持ち、ハチロク世代以上に情報機器と融和した生活をしてきて、受験勉強をしながらサブプライムの崩壊と世界同時不況を眺めてきた、という世代です。

 もしかするともっとすごい歴史の本性といったものをいつか見ることがあるかもしれないよ。

 さて、その、わたしたちゆとり世代の未来(「日本の未来」とも言えますが)は非常に明るいものであると思っています。

 理由はとても簡単です。

 わたしたちが社会に出る頃には、すでに団塊の方々が引退してくれているからです。

 現在50〜60代の彼らが、団塊ジュニア層に日本の「支配者ポスト」と「既得権益」を渡すその瞬間が、日本が変わり始める瞬間になるのです。わたしたちが生きる日本を地に落とし、ロスジェネを生み、現在の社会問題の大半を生み出したのは、団塊の世代です。

 まあ、似たようなことを団塊世代が戦中世代に言っていた。私は子供ながらにそれを見ていた。そしてそれがどのように終わるかを見ている。

 歴史はたぶん繰り返す。

 その愚かさを見えるころ私はこの世界はいないと思うけど。

忌野清志郎さん死す

 ⇒忌野清志郎さん死す…突然の他界に衝撃広がる(芸能) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース

 ロック歌手の忌野清志郎(いまわの・きよしろう、本名・栗原清志=くりはら・きよし)さんが2日午前0時51分、がん性リンパ管症のため都内の病院で死去した。58歳だった。06年7月に喉頭(こうとう)がんを公表。闘病生活に入ってから一時復帰したが、08年7月に腰に転移したことが分かり、再び活動を休止していた。最近は世界マラソンに挑戦中の間寛平(59)に応援歌を提供するなどしており、突然の他界に関係者は大きなショックを受けている。

 私の回りにはなにかと清志郎のファンが多かったように思う。私は嫌いでも好きでもない。上手だと思う。人のタイプが私と違い過ぎるのかあるいは無意識的に似ているのか、あまり関心がなかった。

 ちょっと泣ける⇒YouTube - HIS - 500mile [2005] - 2006

「騒ぎすぎ」が問題ではなくて

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追記

誤解されてもと思い一旦削除したのですが、追記して戻します。このエントリは玄倉川さんのエントリ「「騒ぎすぎ」の害 」(参照)を読んで、ああ、それは違うなと思って軽くメモ風に書いたものです(なので実際以下の8行のみ)。後に玄倉川さんから、なぜリンクをしないのかと問われて、リンクを追記しました。当初なぜリンクを付けなかったかといえば、それほど異論というほどでもないし、また、内容的に異論の文脈で読まれなくてもよいのではないかと思ったからでした。なお、玄倉川さんからはこのエントリは「パクリ」だとのご指摘もありましたが、内容的にパクリというものではないと思います。啓発されたネタ元なのに明記されないことが「これはひどい」ということかとは思いますし、玄倉川さんがそのような認識をもっていらっしゃるのは了解しました。その点は失礼なことをしたかなと思います。申し訳ありませんでした。

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 「騒ぎすぎ」という一般論が問題なのではなく、個々の問題がある。 

 個別の問題にどれだけ基本的・背景的な知識があるかという問題。

今日の大手紙社説

 特になし。

毎日社説 社説:憲法記念日に考える もっと魅力的な日本に - 毎日jp(毎日新聞)

 駐日米大使に、ハーバード大学ジョセフ・ナイ教授が任命されるという。ナイ氏はクリントン政権で国防次官補を務めた。冷戦後に日米安全保障条約の存在意義が問われ経済面では通商摩擦が激化した。そうした日米関係の危機を救ったのがナイ氏の「日米安保再定義」だ。

 日米関係の危機を救ったナイ氏⇒沖縄タイムス 特集 新・基地縮小論 兵力削減の行方

 米兵による暴行事件が発生した直後の1995年10月27日、米連邦議会で沖縄基地問題を取り上げた外交委員会が開かれた。アジア太平洋地域の駐留米軍10万人の維持を基軸とする「新・東アジア戦略構想(通称・ナイリポート)」を書いたジョセフ・ナイ前国防次官補代理が同委員会でこう証言した。

 「日本政府は『再軍備核兵器開発に必要な技術と能力を日本は保有しているが、それを自主規制できる日米安保体制を今後も維持したい』との意向を明確に伝えている。こうした日本の自主規制的な安保政策を可能にしているのが米軍の駐留であり、今後もこの体制維持を日本は希望している」

読売社説 デフレ兆候群 早期治療で深刻化を防げ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 デフレは経済を萎(い)縮(しゅく)させる難病だ。「失われた10年」のように初期の手当てを誤ると重症化し、完治に時間がかかる。早期治療が肝要である。

 まず、需要不足を補うため、追加経済対策の着実な実施が欠かせない。補正予算と関連法案の成立を急がねばならない。

 足りなそうだけどね。

 日銀がかつて、消費者物価が下落を脱するまで量的緩和策を続けると表明したように、金融緩和継続の基準を明示すれば、弱気の払拭(ふっしょく)に役立とう。

 ゼロ金利政策の復活や量的緩和策の拡大など、大胆な金融政策を検討すべき時ではないか。

 あ、ここで終わってら。

朝日社説 憲法記念日に―貧困、人権、平和を考える : asahi.com(朝日新聞社)

 貧しかった昔は、平和、人権、貧困の順ではなかったかな。

 昨年暮れから正月にかけて、東京日比谷公園にできた年越し派遣村自動車や家電企業から突然首を切られ、転がり込んできた労働者らが炊き出しの食事で命をつないだ。

 日比谷で認可されたのが珍しいけど、越冬闘争は年中行事だが。

 むろん、途上国の貧困と、世界第2の経済大国の豊かさの中で起きるさまざまな現象を同一には論じられない。

 そりゃね。

 かつての日本に、もっとひどい「貧困」の時代があった。

■安定社会への見取り図

 昭和初期。漁業の過酷な現場で働く若者の姿を描いた小林多喜二の小説「蟹工船」が発表されたのは1929年。金融恐慌が始まった年だった。日本でも経済が大打撃を受け、都市には失業者があふれ、農村は困窮して大陸への移住も盛んになった。

 そうした社会不安の中に政治テロ軍部の台頭、暴走が重なり、日本は戦争と破滅へ突き進んでいく。

 みんなビンボが悪いんだ、と。これは結果論だけどね。貧困というより恐慌の問題(一生懸命軍縮もしていた)。

 憲法の描く社会の見取り図は明確だ。自由な経済活動によって豊かな社会を実現し、貧困を追放する。同時に国民は平等であり、教育や労働といった権利が保障される。

 憲法の見取り図は、日本人は暴虐な政府のためにひどい目にあったが、(アメリカ様が解放してくれたので)、民主主義の国家を作り、平和の理想の範として世界から尊敬されたいよ、と。

 こんなしんどい時だからこそ、憲法の前文を思い起こしたい。「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」

 北朝鮮の国民を援助しないと。

曇り

 朝方騒がしい。なにか世間で行事でもあるのだろうか。昨晩は半徹。読んでいた本が面白くて止まらない。読了。軽くグリーワインを飲んでもなかなか寝れなかった。

2009-05-02

はてな依存・ネット中毒…。「廃人」の実態が明らかに

『はてな廃人』の著者、石垣終風氏に聞く

inspired by ゲーム依存・ネット中毒…。「廃人」の実態が明らかに

 

 ――まず、ぶこめとか増田にはまる人々を取材しようと思われたきっかけと、取材相手をどのように募集したかを教えてください。

 

終風 僕の知り合いで、30歳過ぎたいいおっさんが増田やブコメに熱中し、偉そうにブックリストをひけらかしたり、派遣村支援に行ったりという話を、何人かから聞いたためです。これはどうしたことだ、というのが取材を始めたきっかけでした。

 調べてみると、ぶこめや増田にはまったのは社会からきちんとドロップアウトできない人が増えたかららしい。彼らは「はてな廃人」と呼ばれるが、これは蔑称的な意味合いだけでなく、「ネットの世界ではこんなに知的だ」という尊敬や、自嘲、プライドのようなものも混じっているようだ。

 例えば、本の最初に登場する30代男性は、東大を中退した人でした。2番目の男性も、公務員で堅いマンネリ作業をしている30代。

 2人とも依然「はてな廃人」を脱却できない人たちで、自分の現状を冷静に振り返ることはできないんです。引きこもってうつうつとしている人かと思っていたら、そうではない。

 昼間は組織の中でもくもくと働いて、夜は家に帰ってはてぶの世界で暴言リーダーになる。暴言もゲーム化していて、数十人のグループの戦略をまとめないといけない。会社なら部長、中間管理職のようなものです。リアルな社会のしがらみを、夜はまたゲームで繰り返さなければいけないことが、ストレスになってしまう。

 

――依存症を治す方法はあるのでしょうか。

 

終風 パキスタンの奥地ですが、非現実世界への依存症を治すための「矯正塾」もあるそうです。「治療キャンプ」では、カウンセリングと同時に騎乗、後背など体を使ったプログラムに入っている。

 また、ネット時間を少しずつ減らし、別の喜びを与えるようにする。なかなか品質のいいブツが現地はあるそうですし。このやり方で、6割くらいはいい方向に向かっているようです。

まあ、概ねこんな感じかな

 ⇒Outbreak of Swine-Origin Influenza A (H1N1) Virus Infection --- Mexico, March--April 2009

The clinical spectrum of S-OIV illness is not yet well characterized in Mexico. However, evidence suggests that S-OIV transmission is widespread and that less severe (uncomplicated) illness is common.

ちょこっと

 もう憲法について自分が思うことは書いてしまった、卒業、的な感じがするのと、まだよくわかってないなという部分もあるにはあるけど。

 まあ、新味な話でもないが。

 日本国憲法っていうのは、あれ、constitutionつまり、国家の骨組みということで、どういう骨組みかというのを一言でいうと、立憲君主国、ということ。

 だから、君主国というのと、主権在民をどう骨組みすんの? というのが最初の課題になっている。だから、第一章が天皇になっているのだけどね。そのごく基本もわかってないおばかも多くなってきたというか、いや、これずっとわかってないの戦後史でもあるのだけど。

 橋爪大三郎が、天皇はくじ引きで決めたらいいんじゃないの、と以前朝日新聞提言していて、橋爪ともあろうがなんて頽落しちゃったんだと思ったけど、「皇位は、世襲のものであつて」とあるのにね。ただ、どう世襲するかは「皇室典範の定めるところにより」なので、お家のご事情を形式的に尊重しますよなので、江戸時代でもそうだったけど、天皇家というのは養子縁組おkなんで、別段皇位継承とか問題にもならんと思うが。まあ、このあたりも、ヘンテコな議論が多い。

 このところノーマンの関係の本とか読んでいると、米国は開戦時から日本の敗戦後の計画を組んでいて、ちょっと私も勘違いしていたけど、いわゆる逆コースというのは冷戦の要請というだけの文脈でもないのかもしれない。

 憲法というと9条が話題なるが、あれって、もともとも日本は戦後、G7に入るような経済成長をとげる国とは想定されず、ポリネシアの信託統治のでっかいのくらいに想定されていたのだろうと思う。たぶん、フィリピンインドネシアよりランク下かな。

 実際にGHQ時代に内部で権力闘争が起きるわけで、それをうまく吉田が使ったともいえるけど、うますぎたかもしれない。

 戦後という時代を結果論から見ると、日本はプラザ合意まではなんて幸運だったんだろうと思うし、日本人は賢かったんだなとも思う。

 あと、日本国憲法は普通に民主主義国の規定がしてあるというか、普通に政府の権力のタガというごく普通な代物ともいえるが。

ありがちなブックリスト

 ⇒はてなブックマーク - http://anond.hatelabo.jp/20090430150642

 元⇒http://anond.hatelabo.jp/20090430150642

 洋物ばっかりなので、実は翻訳の質がかなり問題でもあるのと。

 あと、私もこれけっこう読んでいたり、それなりに知っているのが大半なので、それほど新味はない。デイヴィドソン『真理と解釈』とかローティ哲学と自然の鏡』はちょっとへぇと思う。それなりに取り組んでいる日本人もいるのだろうとは思う。

 個別に見ていくと、チョムスキー『文法理論の諸相』とヴィゴツキー『思考と言語』が並んでいるあたりで、まあ、リスト作った人のレベルがわかる部分はある。

 クリシュナムルティ『生と覚醒のコメンタリー』は、ちょっとあれ?と思う部分はある。この作品はたしか第二次大戦中のもので、そういう文脈がわかっているだろうか。読みにくくはないが、散漫でわかりづらいのではないか。

 まあ、こういうリストができるのは日本だけかな。

 日本といえば、イリイチシャドウ・ワーク』とか現在でももっと読まれてもとよいと思うけど。

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シャドウ・ワーク―生活のあり方を問う (岩波現代文庫): I. イリイチ, Ivan Illich, 玉野井 芳郎, 栗原 彬

ちょっと行ってみたいと思っているけど

 ⇒ムーミン谷に行ってきた2 - concretism

 先日これ↓を見た。

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ムーミン谷の彗星 [DVD]: 斎藤博, 高山みなみ, かないみか, 佐久間レイ, 子安武人, 中尾隆聖, 谷育子, トーベ・ヤンソン, ラッセ・ヤンソン: DVD

 感動というのもでもないけど、いや、感動かな。けっこう完成度が高くて驚いた。

 天文台の人々が特に良かった。

 ジャコウグマもよかったな。北欧というか、西欧のあるとても大切な部分の人の感覚をうまく写し取っていた。

へぇ、すごいね

 ⇒【YouTube】米国の女子大生が日本語曲を発表、評判に 2009/04/30(木) 08:55:24 [サーチナ]

 ⇒YouTube - aozorafantasii さんのチャンネル

 ⇒aozorafantasii ブログ

 ⇒自己紹介|aozorafantasii ブログ

私は地球人です。

でもどちかかというと、アメリカ人かな。

 

最初はミシシッピ州アラバマ州という南の方の州に住んでいたんですが、学校とか周りにアジア人が全くいませんでした。でも学校で友達ができて、先生たちも親切で、楽しい日々でした。幼い頃の思い出といえば、アラバマは自然がすごく多かったので、よく外で遊んだりしましたね。そして、よく図書館に行って本をたくさん借りました(笑)中学校までず〜っと読んでいましたね。

今日の大手紙社説

 クライスラーC11が話題。あまり日本で騒ぎ立てるのもどうかなとは思うが。

毎日社説 社説:視点 草なぎさん事件=論説委員 三木賢治  - 毎日jp(毎日新聞)

自宅を家宅捜索したのも警察としては当然で、手抜かりがあれば警察が非難されてしまう。

 検査で陰性だったのですけどね。

朝日社説 危機とメーデー―労働組合をもっと使おう : asahi.com(朝日新聞社)

 使えるといいのだけどね。専従を増やすといいんじゃないかな。

朝日社説 クライスラー―オバマ流の「静かな破綻」 : asahi.com(朝日新聞社)

 必ずしもシナリオどおりということもないが、概ねそう。とはいえ、上手に持ち込んだ感はあり、その分オバマの手腕ということころだろう。存外に政治手腕のある人かもしれない。余談だが、麻生さんも結果だけアウトラインでみているとそういう印象もある。

晴れ・ログイン

 よい天気。夢は先ほどまで覚えていたが忘れた。

2009-05-01

ブログサバト

 速いと言えば速かった。いろいろもの思いに沈んだ一週間でもあった。

言及はなかったけど

 池信先生⇒映画ベスト100 - 池田信夫 blog

 2番の「Wの悲劇」はそう。あれはかなりよいと思うな。

 ⇒Wの悲劇 - finalventの日記

ざっと読んだが

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『こころ』は本当に名作か―正直者の名作案内 (新潮新書): 小谷野 敦

 まあ、近代文学についてはそういう見方もあるかなというと、英米文学というか洋物についてはごく普通の定見という感じはした。

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バカのための読書術 (ちくま新書): 小谷野 敦

 これを特化したような印象受けた。率直にいうと、これのほうがよいブックガイドかなとは思ったが。

 新潮新書のほうの標題は出版側で付けたのではないかと思うが、これで『こころ』は名作ではないという意見が広まるのかはよくわからないが、小谷野が同書で指摘しているように、亀井勝一郎から高校教科書というあたりの二次的な影響は大きいだろう。

 個人的には『こころ』については名作で、その解説の白眉、というほどまとまってはいないが、これ↓が、深い指摘になっているかとは思う。

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山本七平の日本の歴史〈上〉 (B選書): 山本 七平

 上巻の半分くらいだけ読むとよい。全体構図はとても難しい。山本七平イザヤ・ベンダサンというだけで読まれない人もいるだろうが、率直にいってその程度の反射行動を起こす人にはおよそ読める本ではないから別にどうということでもないだろう。

 ちょっと補足すると、イザヤ・ベンダサンは漱石がわかれば日本人はわかると縷説していたが、どうも山本七平は漱石をよく理解していない。ユーモアという点では理解しているが、どうも男女関係というか恋愛に対する感性の差のようなものが、ベンダサンと七平の間にあるようにも思えるというか、そのあたりで、同書もまた七平の議論とベンダサンの議論との奇妙にぎくしゃくとした感じはする。

 そこまで読まずとも、これ↓は全体構図についての、よい評論になっている。

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戦後日本の論点―山本七平の見た日本 (ちくま新書): 高澤 秀次

 すでに絶版かというのと、高澤がこの問題をこれ以上掘れそうにないのも読んでいてわかるのが残念ではある。

 話をもとの小谷野の新書に戻すと、おそらく「恋愛」と近代文学の関連に問うべきことが多いのだろうなとは察するが、いわゆる正統的なアカデミック文学研究の志向と、そのわりに「日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で(水村美苗)」あたりへの時流的な色目的な視線には少し矛盾があるようには思える。小谷野自身が恋愛の文学に進んでいるあたりにも、ある意味で矛盾のようなものはあるかもしれないが、ちょっと言及しづらい。

 そういえば来週NHKでキーンのインタビューがある。それほどという内容はないと思うが、少し気になるので録画したい。

今日の大手紙社説

 豚インフルエンザ話と、日中首脳会談。後者は「真榊」で騒動を起こしたかった派の滑り具合がおかしかった。というか、北京政府はバカではないなと思う。

日経社説 日中は危機を共有できたか : NIKKEI NET(日経ネット)

 中国は今回、世界保健機関(WHO)の5月の年次総会への台湾のオブザーバー参加を初めて容認した。来年以降も台湾の参加を認めなければ人道上、中国が逆に孤立する。

 今回のケースでWHOはけっこうべたなところがあるので早々に豚インフルエンザとしたし、Swine fluは米国では一般的な言葉というかそれなりの歴史もあるが。

 これね⇒極東ブログ: 1976年のギラン・バレー症候群

 豚から感染したんじゃない、とか、豚肉は安全だとか、まあ、しかたないとはいえ、次第に「新型」ということにしたかのようだが、この問題の本質はまさに「豚インフルエンザ」にあるのだけど、そのあたり、根路銘先生が書かれていたような話を識者があえて控えているようでもある。このあたり、根路銘先生の説と新説との違いがあるのかもしれないのだが、まあ、私もうかつにものは言えないなふうではあるな。

 ちなみにランセットSwine influenza: how much of a global threat? : The Lancet

 コピペもあった⇒TLAXCALA : Swine influenza: how much of a global threat?

毎日社説 社説:日中首脳会談 トップ交流は大切だが - 毎日jp(毎日新聞)

 一方、温首相は麻生首相が靖国神社に真榊(まさかき)を奉納したことに不快感を表明した。歴史問題に敏感な中国国民感情を意識したものだろう。

 これは誤報といってもいいがいわゆる確信犯的なものだろうな。

 ⇒日中首脳会談:「友好一色」ほど遠く 中国側、歴史認識でクギ - 毎日jp(毎日新聞)

 「歴史問題は非常に敏感であり、靖国問題は特に国民感情にかかわる。適切に処理してほしい」。温首相は29日の会談で、麻生首相が靖国神社に真榊(まさかき)を奉納したことを念頭に、最近では珍しく「靖国」に言及した。

 「真榊」が背景にあったと見るのは間違いではないが、ここの外交的なポイントはむしろ「真榊」というキーワードを控えた点にある。

 このあたり、反北京勢力と日本の一部の勢力がふつうに滑ったというか、現状、東京も北京も靖国なんてのんきな問題に関わっている場合じゃないよということで、温としても麻生さんにもうちょっと大人になってほしいという窘める感じだったのだろう。

読売社説 日中首脳会談 上滑りする戦略的互恵関係 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 温首相は、「靖国問題国民感情にかかわる敏感な問題だ」と語った。麻生首相が、靖国神社の春季例大祭に真榊(まさかき)料を奉納したことを念頭に置いているのなら、あまりに過敏な反応ではないか。

 直接「真榊料」ということでなければ温の中国国内向けの配慮という以上の意味はないだろう。

朝日社説 IT摩擦―中国市場力の輝きと脅威 : asahi.com(朝日新聞社)

 IT(情報技術)セキュリティー製品を中国で製造したり、販売したりする企業に、技術情報の開示を義務づけようという「中国強制認証制度」(CCC)の適用問題だ。ICカードリーダーなど13品目が対象だ。

 この認証を得るためには、製品を制御する「ソースコード」と呼ばれるソフトの設計図の開示が求められる可能性が大きい。マイクロソフトが基本ソフト「ウィンドウズ」のソースコードを機密情報にしているように、企業にとって非常に重要な知的財産だ。

 この問題が今一つわからない。ごく簡単に言えば、どんだけ阿呆ですかみたいには見えるのだが、そう簡単な問題でもないように思う。

 この問題には、欧米諸国の反発も強く、中国政府は来年5月まで1年間実施を延期し、対象も政府調達の製品に限るとした。

 欧州米国の問題も潜んでいる。

 こんな感じ⇒極東ブログ: 欧州裁判におけるマイクロソフト敗訴について

 そういえば⇒極東ブログ: マイクロソフト特許非係争(NAP)条項を巡って

朝日社説 新型インフル―長期戦の覚悟を持とう : asahi.com(朝日新聞社)

 ごくWHOをなぞった感じにちょい加えた社説かな。

今後の展開次第で長期に及ぶことも考えておかなければならない。

 これが微妙で、たぶん、豚インフルエンザは根絶できないというかすでに新しい段階に入っている。というか、識者の懸念はタミフルが効かないケースに移っているのではないかな。

 恐らく今回のインフルエンザは国内では根路銘先生の示唆のように五月に日本では小休止して、冬に暴発するだろう。ソ連型から考えると、たぶん全体が大きいのでメディア的に死者数が強調されるだろう。それを思うとちょっと鬱になりそうだが。

晴れ

 朝なんとなく喉が渇き、ふとシャワーを浴びたくなる。初夏のような感じ。夢はなにか教育関連だったかと思う。忘れた。

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