読売社説 北ミサイル報告 「敵基地攻撃」は冷静に議論せよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 こういう議論が出てくるようになりましたか。

 巡航ミサイルは、攻撃目標の正確な位置を発射前に入力することが必要なため、ノドンのような移動式発射装置の攻撃は難しい。

 逆に言えば、テポドンは実際の脅威ではないのですよ。

読売社説 「西松」調査報告 今度こそ事件の教訓を生かせ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 二階経済産業相については、代表を務める政党支部への献金などをめぐって市民団体も告発している。検察が徹底した捜査をするのは当然だが、いたずらに長引かせることなく、立件の可否を見極めることが大切だろう。

 検察もこの読みが甘かった。

朝日社説 ミャンマー情勢―政府はもっと危機感を : asahi.com(朝日新聞社)

 朝日新聞が微妙に変わっていく。

 これからは対話と圧力を絡めて軍事政権を動かす戦略が問われる。政権の姿勢を見ながら、政府の途上国援助(ODA)を見直す。この国に大きな影響力を持つ中国やインドへの働きかけを強める。困難だが、そうした持続的な努力を重ねるしかあるまい。

 ミャンマーについてはまさに中印との関わりなので、ここをもうちょっときちんと提言できるとよいのだけど。
 ミャンマー問題は、いわゆる米路線的な主導でよいのか難しいところがある。それをいうならアフリカ問題もという意見もあるかもしれないが、アフリカはそうしたためらいがすでに逆の方向性になっていて、もうなりふりかまっていられる状態ではない。政治性であることの限界がよくわからない知識人はすでに古い。

朝日社説 企業決算―苦しみを飛躍につなげ : asahi.com(朝日新聞社)

 話は少し大げさというか道徳めきすぎ。

 一方の任天堂は、ゲームの概念を変えたと言われる「Wii(ウィー)」などが世界的に大ヒット。自ら作り出した市場に支えられ、業績は「景気の影響より、斬新な商品を出せるかにかかる」と岩田聡社長はいう。
 任天堂には、本拠地の京都で育まれた経営理念が息づく。狭い盆地に業者がひしめくので、他人と同じことをやると隣近所の仕事を奪うことになる。企業も勢い独創性をテコにした成長を志向するようになる。斬新なゲームづくりは、京都企業の本領発揮なのだ。

 「京都企業の本領発揮」のオチが頭でっかち。実際に執筆子がWiiをやった感覚が出てない。やってみるといいのだ。そこを突き抜けないというのが朝日新聞自身が批判している企業と似たようなものになってしまう。

ログイン・曇り

 くったりとしてまたまた低空飛行に。夢は見たが忘れた。つばさが面白かった。ありがちといえばそうだが、なかなか脚本、演出の妙というのはあるな。コンカツリカツも先週あたりから面白くなった。微妙な部分がある。意外とありきたりではないオチがあったらびっくり。いくつか本を読む。最近思うのだがわかりやすい本というのは格闘・検証のプロセスがないので頭に残らん。

へぇ、というか、サイトメガロウイルス

 ⇒High Blood Pressure Could Be Caused By A Common Virus, Study Suggests

A new study suggests for the first time that cytomegalovirus (CMV), a common viral infection affecting between 60 and 99 percent of adults worldwide, is a cause of high blood pressure, a leading risk factor for heart disease, stroke and kidney disease.

 常識的にはこう⇒メルクマニュアル家庭版, サイトメガロウイルス感染症 198 章 ウイルスによる感染症

買い物していて電気屋に鳩ポが映っていたので

 そうですか、と。
 民主党員の選挙ではなかったわけだしね。
 ⇒鳩山かぁ
 禅譲のシナリオはあると思うけど、しかし、こういう党内政治をするとなぁ。

簡便に日本語の文法とは何であるかを知りたいなら「日本語文法入門(吉川武時)」がもっとも優れていると思いますよ

 すでに絶版ですが、古書は入手しやすい。

日本語文法入門
日本語文法入門 (NAFL選書): 吉川 武時
 著者の吉川さんがこの継続を書かれていないのが不思議に思えるくらい。
 というか、この本より優れた、包括的な日本語文法論を私は知らないです。
 というか、外国人に日本語を説明するときに便利。
 
 ぐぐってみると吉川先生はご健在のよう⇒AURINKOのホームページ
 これもすごいな⇒総合目次

二十歳の原点が、新装版で売っていた、しかも横書き

 捲ったけど、読んだら泣きそうなんでやめた。

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二十歳の原点 [新装版]: 高野悦子
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二十歳の原点ノート [新装版] 十四歳から十七歳の日記: 高野 悦子
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二十歳の原点序章 [新装版]: 高野悦子
 高野悦子さんは存命なら60歳。はてな世代といってわからないけど、今の30代の人のお母さんの世代にあたる。
 そこには泣きたくなるような青春があったんだよ。