日経社説 ルース新大使を歓迎する : NIKKEI NET(日経ネット)

 オバマ米大統領は駐日大使にジョン・ルース氏を指名した。
 ハーバード大学ジョセフ・ナイ教授が有力とされたが、日本では無名の弁護士に落ち着いた。大統領との親密な関係を生かし、政権中枢の肉声を日本に伝え、日本の声を米側に直接伝える役割に期待したい。
 ルース氏はオバマ陣営の献金とりまとめに活躍したとされる。論功行賞人事である。そう聞かされれば必ずしも愉快ではないが、それが米国の政治文化の一部であるのを考えれば、人選をありのままに受け入れるほかはない。

 ナイが有力とした勢力はどのあたりだったのだろうか。ナイは優れた人だが過去の評価は微妙な部分がある(すでに少し書いた)。