読売社説 鳩山総務相更迭 日本郵政は体制を一新せよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 それほどナベツネ臭なく書けているかな。

 今回の問題の核心は、「かんぽの宿」の不明朗な売却手続きなど不祥事が続発しているのに、西川社長が経営者としての責任を果たさなかったことにある。
 ところが、鳩山氏の発言が「罷免されても再任に反対する」とエスカレートするにつれ、「社長を辞めさせれば郵政民営化が後退する」といった、別次元の議論にすり替わってしまった。

 そこがそもそも逆で、「経営者の責任」が空文化している。
 ちなみにネベツネ臭⇒鳩山総務相更迭:西川氏謝罪で続投案 最後の妥協策決裂 - 毎日jp(毎日新聞)

 鳩山氏が公の場で西川氏の進退に初めて言及したのは、5月8日の衆院予算委員会での答弁だった。
 その後、西川氏の後任探しにも動き、鳩山氏は5月27日には、鳩山氏と懇意な渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長兼主筆から西室泰三東京証券取引所会長でめどがついたとの連絡を受け、西川氏の交代に自信を示した。
 鳩山氏のボルテージは6月に入って急激に上がっていく。
 6月3日夕。鳩山氏は渡辺氏と東京都内で極秘に会談した。関係者によると渡辺氏は「鳩山さん、あなたは英雄だ。西川は悪者だ」と激励。さらに「あなたを切って西川を残す。これがどういうことか。簡単に分かる話なのに、麻生(首相)も与謝野(馨財務・金融・経済財政担当相)も分かっていない」と語った。渡辺氏の一言一言が鳩山氏を鼓舞したのは間違いない。

 つうわけで本件、読売報道、要注意。