朝日社説 パンデミック―地球規模での長い闘い : asahi.com(朝日新聞社)

 むろん、国内の警戒も怠れない。インフルエンザが流行する秋には大流行して不思議はないし、患者が増えれば重症者も出るだろう。ウイルスがどんな変化を遂げているかもわからない。
 WHOは、感染が拡大した国では、人手のかかる患者の調査や検査から、治療に重点を移し、被害の軽減に力を注ぐべきだとしている。
 果たして、そのための準備はできているだろうか。

 暢気な作文。今回の豚インフルエンザはおそらく季節性に変化するだろうが、人類がやがて直面する危険性のあるほうはこの状況に独立。その準備ができてないことが今回のどたばたであきらかになった。
 どうもいいけど、豚インフルエンザの「豚」の部分の解説はマスコミには出てこないものだなと思うし、公衆衛生側の識者は何も言わないものだ。
 
追記
 ⇒Sasayama’s Weblog » 「今回の新型インフルエンザの祖先ウイルスは、約十年前からつい最近まで、沈黙の循環を続けていた」とする昨日のネイチャーの論文

ユーラシアから北米への豚の生体輸入が絡んでいるのではないのか、という仮説も立てられうるとしている。

 ちょっと出てきましたね。