2009-07-29
■四コマ漫画的展開
新時代の日米同盟の確立
承⇒日本農業新聞 - 「日米FTA締結」〜民主農林議員「寝耳に水」と困惑
最大の疑問は、政権公約発表の4日前の23日に民主党がまとめた「2009年版政策集」との違いだ。政策集は政権公約の土台となるものだが、米国とのFTAを「推進」との表現にとどめていた。これが政権公約では、なぜか「締結」という踏み込んだ文言に置き換わった。4年前の衆院選の政権公約では、FTAについて米国の国名を挙げずに「締結を推進」とだけしていた。
民主党の小平忠正WTO検討小委員会座長は「世界貿易機関(WTO)農業交渉が正念場を迎えている極めて重要な時期に、なぜ日米FTA締結という言葉が政権公約に盛り込まれたのか」と怒りを露わにする。 篠原孝「次の内閣」元農相は「日米FTAなどありえない話だ。米国側も簡単に飲める話ではない。現場を大混乱させるもので、党としての正式な説明が必要だ」と危機感を募らせる。
転⇒日本農業新聞 - 民主・細野政調副会長が釈明、「自由化前提ではない」
民主党の細野豪志・政調筆頭副会長は28日、日本農業新聞の取材に対し、政権公約(マニフェスト)に日米FTAの締結を盛り込んだことについて「日米関係を安全保障だけでなく、経済などを含めた重層的な外交をしなければいけないという観点からも盛り込んだものであり、農産物貿易自由化が前提ではない」と釈明した。
同氏は、民主党が日米FTAと表裏一体で1兆円の戸別所得補償を実施するのではとの見方が出ていることについて「戸別所得補償は農業再生のための国内政策であり、自由化をするための手段ではない」と否定し、日米FTA交渉は「日本農業への影響を回避することが条件になる」と述べた。
結⇒日本農業新聞 - 農産物自由化を否定/民主党が声明、日米FTA公約を事実上修正
民主党は29日、衆院選マニフェスト(政権公約)に盛り込んだ米国との自由貿易協定(FTA)締結についての声明を発表した。米国とのFTA交渉で「日本の農林漁業・農山漁村を犠牲にする協定締結はありえないと断言する」とし、農産物貿易の自由化を前提にしたFTA締結を強く否定した。
声明は、日米FTA交渉で「米など重要な品目の関税を引き下げ・撤廃するとの考えをとるつもりはない」とも強調。23日にまとめた2009年版政策集では、日米FTAは「推進」の表現にとどめており、政策集の内容に事実上修正した形だ。
そして終章⇒時事ドットコム:国・地方協議、公約に追加=「27日発表分は正式ではない」−民主代表
鳩山氏は「この間(27日)出したのは政権政策集で、正式なマニフェストは公示日からしか配れない」と述べ、追加は可能と強調した。
変更もある、追加もある、サトシの旅は続く。
TO BE CONTINUED...
■ま、些細なことだけど
⇒副作用は「青い身体」:食用色素で脊髄損傷を治療 | WIRED VISION
『FD&C Blue No.1』(「ブリリアント・ブルーFCF」、通称「青色1号」)は、米国の食品医薬品化粧品法(FD&C法)に基づく食品添加物で、ごく普通に利用されている合成着色料だ。幸運な偶然から、この色素が、神経の炎症を引き起こす主要プロセスを遮断するために実験室で作り出された化合物に驚くほど類似していることが明らかになった。
⇒Blue Food Dye Treats Spine Injury in Rats | Wired Science | Wired.com
By lucky accident, researchers discovered that the commonly used food additive FD&C blue dye No. 1 is remarkably similar to a lab compound that blocks a key step in nerve inflammation.
たまたま幸運にも、研究者は広く利用されている「ブリリアント・ブルーFCF 青色1号」が、神経炎症を阻止する人口化合物によく似ていることを発見した。
実験に使ったのは、Brilliant Blue Gのほう。
■今日の大手紙社説
特になし。
社説に関係ないが。弾さんの⇒404 Blog Not Found:s/日本/社会/g - 書評 - 日本の難点
批判ではないのだがと毎度の弁解がうざいのはわかるけど、弾さんはよい人なんだと思うけど、思想には疎いなあと思う。宮台の同書については別途触れるかもしれないが。
私は、実は利他性というのは極めて合理的な判断の帰結だという思いを年々強くしている。
宮台のいう利他性は、たぶんと留保するけど、パターナリズムのこと。
弾さんのいう「利他性」は、いわゆるオープンソフトウエアみたいのの結果性のことで、ちょっと議論が違う。どう違うのかきちんと説明しないとそれだけ言ってもなんだが、まあ割愛。すまん。
で。
そもそも社会だの会社だのという仕組みが、相対的自由にあえて縛りをかけることで、絶対的自由を増すための仕組みであることを考えれば、家庭という最も基礎的な社会を利用しない手はないのです。
これね。「家庭という最も基礎的な社会」が、太宰治の定理じゃないけど、諸悪の根源なんですよ。
いや、弾さんの過去の人生語りも知っているからその切り分けはわかってないわけもないと、わらないではないし、むしろ弾さんのほうが家庭的な基礎から離れた人を現実に抱擁している活動にコミットされていて頭が下がる思いはあるけど。
私もちょっと変わったリバタリアンでもあるし、池信先生もそういうところがあるし、弾さんもどっちかというとリバタリアン。ただ、そういうリバタリアンの切り口で切ってみせればいいということでもないのだけど。
そうしてもリバタリアン的な言説は、表出されたとき、つまり同時に受容というか文脈というかフレーミングとか(ありはブコメ一覧とか)が自生して意味が変わってしまう。日本では自己愛がパターナリズム化する。(おまえを愛したわたしなのだから、おまえのおまえであるわたしをも愛せよ的。自虐的な心理なんかも実際にはパターナリズムとして出てくる。それってお前の問題だろなんでお前の尺度で俺を責めてんのよ的。)
話がずれるが。
私みたいにポスト団塊世代で、団塊世代の悪い面をしこたま見た(良い面も見たのだけどね)人間にしてみると、昨今の民主党馬鹿騒ぎは、ああ、またこれかと思う。そして団塊チルドレンまで格差社会はいかん、クニガキチントとか、反日が許容される社会がよいのだとか実質それって反転されたナショナリズムだろ、みたいな、こういう空気が漂うと、ひたすら白けますな。
■日経春秋 春秋(7/29)
「こうしたら読ませるコラムが書ける」の模範みたいなのだけど、このどうしようもないつまらなさみたいのが出てしまう。型から自分そして型というパターンはこうなりがち。文章は思いが少し突出して崩れたところに妙味が出る。
■日経社説 最低賃金上げへ不断の努力を : NIKKEI NET(日経ネット)
米国だとインフレ調整の意味があるのだけど⇒Editorial - Where the Jobs Are - NYTimes.com
With the latest increase, the minimum wage is still no higher now, after inflation, than it was in the early 1980s, and it is 17 percent lower than its peak in 1968. That means that no matter how hard they work, many low-wage workers keep falling behind. The latest increase will slow the decline in living standards, but it doesn’t reverse the overall downward pull.
■日経社説 民主党の外交・安保政策は曖昧すぎる : NIKKEI NET(日経ネット)秋
そう、これは日経の指摘どおり。
これにならえば、民主党がマニフェスト(政権公約)と政策集インデックス2009で示した外交・安全保障政策は「戦術的曖昧さ」に満ち満ちている。衆院選という当面の目標を突破するための戦術だろう。
曖昧さを捨てて従来の政策を書けば、政権担当能力を疑われ、新たな支持を獲得できない。政権を視野に新たな政策を打ち出せば、従来の支持者を失う。選挙に不利になる。だから曖昧にしておく。そうすれば党内対立の表面化も避けられる。
このためか、政権公約のページを何度も何度も繰ってたどりつく「雇用・経済」の見開きページの右側に小さく外交政策がある。「自立した外交で、世界に貢献」など、内容はすべて抽象論である。
まったくね、そうだった。
曖昧政策の典型は、政策集16ページの「自衛権の行使は専守防衛に限定」の項目だ。関係個所を引用する。
「自衛権は、これまでの個別的・集団的といった概念上の議論に拘泥せず、専守防衛の原則に基づき、わが国の平和と安全を直接的に脅かす急迫不正の侵害を受けた場合に限って、憲法第9条にのっとって行使することとし、それ以外では武力を行使しません」
「拘泥せず」までは、集団的自衛権の行使に柔軟かと思わせる。が、それ以下を読めば、個別的自衛権しか認めないのは明白となる。「個別的・集団的といった概念上の議論に拘泥せず」をかぶせたのは、意図的な曖昧戦術と読める。
インド洋での海上自衛隊の給油活動への反対論を書かなかった点が民主党の現実化とされた。小沢一郎代表(当時)は、給油は武力行使と一体化しているから憲法違反、と述べていた。右の引用を読めば、小沢見解は生きているようにみえる。
逆にいうと、小沢ビジョンが生きているということが、国家の独立意思でもあるのだけど、この問題は、右派にも左派にも通じない。この話は昨日書いた。
■産経社説 【主張】竜巻被害 荒れる気象から身守ろう - MSN産経ニュース
地域の情報の問題かな。産経がいうほど簡単な問題ではないよ。
■産経社説 【主張】財政健全化 民主党は公約に追加せよ - MSN産経ニュース
財政健全化より2%のインタゲにしたほうがよいと思うが。
民主党と財務省ががちんこやるとおも思えないので、どういう流れになるか、いずれ桑原。
■読売社説 小学校英語 質の高い外国人指導助手を : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
この問題はよくわからないが、地域のなかで、子どもをまぜた異言語コミュニティーがあるとよいのではないかな。別段、英語でなくてもよいと思うが。人間の多様性に言語がどう関わっているかという直感が大切で、それ以上の日常生活の英語は高校卒業くらいで普通に勉強すれば身に付くはず。
■朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年7月29日(水)教研集会拒否―ホテルが負う重い代償
こうしたことが続くと、今の日本は自由に集い、自由にものを言える社会なのか、疑問に思えてくる。
比較すると、かなり、まし。
■朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年7月29日(水)論点・安心と負担2―若者への投資を急がねば
民主党のマニフェストままの社説。国家が成長しないと国による保護はじり貧になるだけなんだけど。
![]() Keep Tryin’: 宇多田ヒカル: 音楽 |
将来、国家公務員だなんて言うな
夢がないなあ
■曇り
体調がもうちょっと戻るとよいのだがなんとなく心身疲労がたまる感じ。夢は見たが忘れた。いろいろ思うことがあるがうまくまとまらない。ためしてガッテンで水出し麦茶の話があって試してひどい目にあった。いつものように丁寧に作り直す。梶商店のにまさる麦茶はないなあと思う。
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