finalventの日記

2009-08-31

今日の大手紙社説

 そういう視点もあったかと啓発されるような視点はなし。その意味では、特になし。

 小泉チルドレンを小泉は突き放したが、小沢チルドレンを小沢は先兵として使い回すだろう。政治家を育てるという点ではよいことだともいえるが、紅衛兵化していくのではないかな。GHQ紅衛兵が疎外された形で反米の紅衛兵化するというのは、ナショナリズムというのがどれほど根深い問題かを示している。というか、ナショナリズムが問題なのは、表層の記号の問題ではないのだが。

読売社説 民主党政権実現 変化への期待と重責に応えよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 構造改革路線の行き過ぎ、指導者の責任放棄と力量不足、支持団体の離反、長期政権への失望と飽きが、自民党の歴史的敗北につながったと言えよう。

 民主党は、こうした自民党の行き詰まりを批判し、子ども手当や高速道路無料化など家計支援策、多様な候補者を立てる選挙戦術で有権者の不満を吸い上げた。

 逆だと思う。安倍内閣から小泉改革が失速して事実上の自民内反革命が中途半端に進行し、代わりに経世会路線が民主党に引き継がれた。つまり、現状は最悪のバックラッシュ

朝日社説 民主圧勝 政権交代―民意の雪崩を受け止めよ

 おや、意外と冷静な。

 では、それが民主党政権への信頼となっているかと言えば、答えはノーだろう。朝日新聞世論調査で、民主党の政策への評価は驚くほど低い。期待半分、不安半分というのが正直なところではあるまいか。

 社説としては意図してないのだろうが愉快な話が続く。

 やるべきことは三つある。

 第一は、政治と行政を透明化することである。与党になれば、官僚が握る政府の情報が容易に入手できるようになる。それを洗いざらい総点検し、国民に情報を公開してもらいたい。

 第二に、政策を具体化するにあたって、間違った点や足りない点が見つかったら豹変(ひょうへん)の勇気をもつことだ。

 第三に、国家戦略局、行政刷新会議をはじめとする政権の新しい意思決定システムを、人事態勢を含め着実に機能させることだ。

 全部はずれ。やるべき3つのことは、

  1. デフレ対策
  2. 日米同盟の明確化
  3. 雇用のための財政出動

 台風は大したことはないかと思いつつ、万一を思い、朝の内に買い物。昨晩は、零時前に引き揚げて軽くヨガをして寝た。それまでぼそぼそとNHK開票速報を見ていた。ネットほうはほとんど見なかった、というか、途中そういえばと二度ほど検索的に見た。が、NHKの速報のほうがわかりやすく、しかも冒頭の出口調査からの予想で、全体象がだいたいわかった。NHKはさすがだな。森元総理が微妙に負けそうだった。どうかなと思った。小池も微妙なラインだった。比例で拾われるぎりぎりか。今朝になってみるとぎりぎりで入った。なるほどね。というか中川はそのあたりまで読んでいたかな。自民党の戦犯は多いがまさに戦犯というなら中川だし、なぜ渡辺と一緒に自民を割らなかったのかと多少疑問でもあったが。その後の速報で公明の大物がばたばたと倒れる様は小気味よいがこれで突き上げで民主党にすり寄るとどうしようもない光景になるかもしれない、がそこはわからん。いろいろご事情があるだろう。総じて予想通りの民主300議席だった。小沢の執念の日を見ることがあろうとは、そしてそれを見る日がこんなにアイロニカルなものになろうとは。

2009-08-30

食物繊維の健康効果は、ちょっと、むずかしい

 以前からいろいろ言われていて、というか、健康食品とかで喧伝されているような効果はないと見られてきたが、今回のBMJのニュースは焦点の当て方が難しい。基本的に、一般の人は、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の差がよくわかっていない。

 ⇒小麦のふすまは便秘に効き目なし、研究報告 国際ニュース : AFPBB News

【8月29日 AFP】ブラン(小麦ふすま)に含まれる水に溶けにくい不溶性食物繊維は便秘の解消の役に立たず、それどころか一層悪化させるおそれさえあるとの研究報告が、28日の英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical Journal、BMJ)」に掲載された。

 一方で、インドオオバコ(Plantago ovata)の種子の皮殻から精製したサイリウムなどの水溶性食物繊維はストレスが引き起こす便秘の解消に効果があることが、この研究で明らかになった。

 ⇒It's soluble fiber, not wheat bran, for irritable bowel, study says | Booster Shots | Los Angeles Times

 ⇒BBC NEWS | Health | Soluble fibre 'effective for IBS'

 BMJ⇒Soluble or insoluble fibre in irritable bowel syndrome in primary care? Randomised placebo controlled trial

ぶくまが盛り上がっていた。

 ⇒はてなブックマーク - セックスで愛を育む - nuba

 元を読むと特にどうってことない話かなと思うが、こういうタイプの人がいるというか、即物的だなというか。

 元⇒セックスで愛を育む - nuba

 ぶこめに戻って、というか、いつものはてなーのぶこめがなにげに面白かった。

A-xtu 生活 リア厨が見たら(;´Д`)ハァハァモンなんだろうなw それはさておき、個人的には「要は射精できればいい」なんつーメンタリティはオナで充足しとけやヴォケ!と思ってる。個人的意見だから、ツッコむと逃げるよw

 この領域はごく個人的なもの。

synonymous 西洋人のエロスに近い。 2009/08/30

 私もそう思ったけど、彼らはこんな稚拙ではないよ。

mojin えと、これは何ホイホイでしょうか。 2009/08/30

 なんだろ、でもホイホイ釣れているよね。

y_arim sex, communication, 気持悪い 吐き気がした。 2009/08/30

 亜里夢さんらしくていいな。その汚辱感覚に一部西洋人とかそそられるらしい。

yamuyam マジレスすると終わった後の数分間が重要 2009/08/30

 そりゃマジレスだわ。

na_tu これ自分のパートナーが書いてたらやだなー、とだけ思った 2009/08/30

 パートナー関係を意識しているとこういう即物的な部分は書かないと思いますよ。

jagging エロ, コミュニケーション, ネタ, 男女, 読み物, life, sex, 性, 恋愛 そんな相手が居るだけでうらやましす(´;ω;`) 射精だけというのは良くないのか・・勉強して、よく訓練された童貞になる! 2009/08/30

 よく勉強してね。参考⇒http://bit.ly/44aqRz

t298ra sex, あとで使わない, あとで使わない, あとで使わない, あとで使わない, あとで使わない, あとで使わない, あとで使わない, あとで使わない, あとで使わない 愛撫先 2009/08/29

 人によって違うもんよ。

memoclip column, life, 男女, 恋愛, X-RATE 性愛。相手と伝わる一つとして。 2009/08/29

 そうかなぁ。

gyaam 性, 創作 いつかエロ小説書くとき参考にするので創作タグ。私にとってセックスはフィクション 2009/08/29

 この手の即物的な表現はメリケンポルノによくあるけど。

n_pikarin7 性, 恋愛, 男女 逆に、いつもフルコースだと飽きるから、たまには牛丼がいい的なことも。ただしやはりデザートは重要らしい。複雑である。 2009/08/29

 ほぉ。牛丼おセックス。

takuya5455 コミュ やさしく、時にはサディスティックに女性を罵る。要は非現実を女性に意識させるのが狙いなのかしら、と思う。いつもと同じ調子であるよりは、いつも使わないトーンで問いかけ、一方的に言葉を浴びせる。たとえば、僕 2009/08/29

 マジレスすると向かない人は止めとくが吉。アリーmyラブに似たようなネタがあったな。

faketurn sex, やりたい, 生活 同意せざるを得ない。良いセックス観をお持ちだ。相手の喜ぶ姿が目に浮かぶ。これぞまさしく愛のあるセックス! 2009/08/29

 「これぞまさしく」って何年ぶりかに聞くような表現(自分でも使っているかな。)

gomabura エロ においのとこの文章だけでご飯3杯いける! 2009/08/29

 メタボ注意。

kurikurimaron life, gender, communication いちゃいちゃするのが好きな自分は、割合女性的なのか。挿入自体、凄く気持ちいいことのようにはあまり思えないんだよね。匂いに関しては女の子の頭髪のシャンプーの香りが好き。必ずかがせてもらう。 2009/08/29

 サボンはくるね。

attoku 性, 男女, 生活 いつか試す。。。 2009/08/29

 「いつか試す」⇒http://bit.ly/aJIGx

keiseiryoku 性, 体験談 nubaさん白書/極めながら投げる、極めながら絞めるといった複合技は古流ではむしろ当然であり性愛においても(略)/犬になるんや、パブロフの犬に! 2009/08/29

 古典的条件づけの世界ではないと思うけど。

naok1991 エロ, コミュニケーション 童貞の俺が考えた、そーぞーしたセックスに近くて、笑った。 2009/08/29

 だとすると前途多難。

HDPE あとで試せない なんかセックスしたくなった 2009/08/29

 これいいなぁ。いかがでしたか。

white_rose 性, 恋愛 何を今更、というか、このひとでさえ「最近」気がついた、ということに軽くショック。/こっちも努力しなきゃと思うがなかなかうまくいかない。意識の差かぁ・・・ 2009/08/29

 精進あるべし。参考⇒http://bit.ly/13fHaX

yudai214 よくわかんない(他人ごときと同じなわけがない) 2009/08/29

 特に他人な領域。

seiunsky コミュニケーション すげぇwww「ワキの臭いちょうだい、くさいの欲しい!」 2009/08/29

 まあ、そういう人がいる。

mogepanman 妄想だけでここまでの境地に達することが出来たのはスゴイ 2009/08/29

 その境地に達したのは、喪ゲさん?

georgew うーむ、どうやろ, 一応参考資料 愛撫の重要性。当たり前ですがな。 2009/08/29

 あれ、当たり前?

ssuguru Communication ただ年齢の影響によるものなのか、コミュニケーション観の変化に伴う影響なのか。 2009/08/29

 両方。

wartanenemon SEX 愛撫を丁寧にすれば、それだけ女性に悦んでもらえると知ったのはつい最近のこと←これは気付くの遅すぎ 2009/08/29

 微妙。

imatubu ネタ 腋臭好きにさせるのは愛をはぐくむのと関係無いだろ・・勘弁 2009/08/29

 ワロタ

imi-x ネタ, 笑った 「加藤鷹に他ならない」で笑った/まだまだ「セックスこうあるべし」と意識しすぎですね 2009/08/29

 以前ようつべで加藤鷹という人の説教を聞いたことがある。説教だったな。

pQrs 射精したいだけならオナニーすりゃ良いじゃん、と思うけどそういうもんでもないのか。 2009/08/29

 年食うとわかるよ、たぶん。

atmait gender, 恋愛, SEX なかなかこのようにできる男は少ないと思う。自分も努力しているが、どうしても疲れてしまって、途中で射精したくなる。 2009/08/29

 昭和の時代は畳の目を数えるという表現があったな。

kohgethu これは良い性愛講座。でも、なかなかこの域に達してくれる男性の人はいないんだよね………。あと、匂いからくる興奮は性フェロモンにも通じる所もあるんでないかと。ちょうど部位も腋ですし。 2009/08/29

 女性のかたですか。

ier135 こういうのがあたりまえだと思ってた。恋人はうまかったのか。/友達との会話がかみ合わないはずだわ……。射精のためだけのセックスって経験したことないんだ、私は。 2009/08/28

 当たり前ではないと思うが。

WinterMute 性 へー。僕にとって「セックスしたい」ってのは射精したいじゃなくて、愛撫をしたい、あるいは足指とか舐めたい、って意味なので意外な感じ。遅漏だからかもしれん/腋臭の話は弐十手物語の最初を思い出した 2009/08/28

 様式かも。

sawala ぬばさん, Love なんて素敵夫婦なの、ぬばさんちったら…! 2009/08/28

 元ネタ、愛妻ものでしたか。ほぉ。

notio ふむふむ 愛撫をする楽しみというのは、案外周知されていない事柄だと思う。優しく扱うために、ではなく、楽しむために、というのはもっとフィクションでも重く取り上げてもいいと思うんだけどなぁ。 2009/08/28

 コメに窮するな。

nuba 朝書いたのをアップしたんですけど、終わりがどうしようもなくグダグダですね… 2009/08/28

 ご苦労様でした。

 

追記

showgotch え、終わった後反省会とかしないの!? 2009/08/29

 終わったあとの反省会かあ。今日は司会がよかったねとか。

今日の大手紙社説

 あなたの1票か日本を決める風のつまらない社説がいくつかあり。他は産経イラク権益をメモ。他は特になし。

 そういえばオバマ失墜を扱った社説って日本の選挙騒ぎに隠れてなかった。

 そういえば先日蕎麦食っていたら店の民放で酒井法子の話をまだやっていた。週刊文春を見たら、警察の初動ミスの話が載っていた。だいたい予想したような展開だったな。

 ⇒酒井法子覚醒剤取締法違反容疑、司法取引ならぬマスコミ制裁取引か: 極東ブログ

産経社説 【主張】イラク油田権益 日本の国際貢献が効いた - MSN産経ニュース

 日本企業イラク南部の「ナシリヤ油田」の開発権益を獲得する見通しになった。新日石国際石油開発帝石、日揮の3社連合が開発提案していた鉱区で最終的にイタリア企業に競り勝って、イラク政府との基本合意に達した。

 イラクは世界3位の石油埋蔵量を誇る。原油調達先の多様化だけでなく、エネルギー安全保障の観点からも重要な成果といえる。久々の大型自主開発油田として期待したい。

 日本政府はイラク復興に無償・有償合わせて50億ドルの資金供与を決め、国際協力機構(JICA)が製油所や港湾などのインフラ支援にあたっている。自衛隊も昨年末まで5年間にわたり陸自空自による人道復興支援で着実な実績を残した。シャハリスタニ・イラク石油相もこれらの活動に感謝を表明した。今回の権益獲得の背景には、こうした日本の国際貢献があることを忘れてはなるまい。

 ナシリヤ油田は、日本の1日の国内消費量の約12%に相当する日量60万バレルの原油生産が可能とされ、日本企業が中心となって開発する油田の中では過去最大規模となる。日本政府は、2030年をめどに自主開発油田産の比率を現在の約19%から40%まで引き上げる目標を掲げている。

 メモ。

 新興国途上国の資源ナショナリズムの高まりで、市場は不安定化している。エネルギー有事の場合も考えれば、日本にとって安定的な原油供給を可能にする自主開発油田のメリットは大きい。

 そこは間違いなんだけどね。

朝日社説 失業率最悪―デフレとの連鎖を止めよ

 雇用と産業の創出は短期間にはできない。だからこそ、きょうの審判で生まれる政権は、そのための本格的な戦略を、早急に練る責任がある。

 その短期にできない間にデフレは進行する。

 失業に陥る人々を救う当面の措置と同時に、なんとしても、雇用増につながる新しい産業を育て、需要を作り出さねばならない。

 たとえば、高齢社会の柱となりつつある医療・福祉の分野では人手不足が目立つ。とくに介護事業では、給料が安いために職員が定着しにくい。職員の給料を引き上げるために、新たな税金の投入や介護保険料の引き上げといった思い切った政策を打ち出す政治の決断が欠かせない。

 それで「デフレとの連鎖を止めよ」だと思っているのだろうか。

cover
雇用大崩壊―失業率10%時代の到来 (生活人新書): 田中 秀臣

 韓リフ先生の本を読めばそれがダメなのが普通にわかると思うが。

曇り

 晴れるだろうか。朝の喧噪で夢は忘れた。昨晩は映画を見たあと、寝付かれず、ピアノ曲を聴きつつヨガ。それでも眠れないかとも思ったが寝てしまった。八月も残り二日。麦茶が底をつき、注文した。残暑の季節になる。

2009-08-29

今日の大手紙社説

 選挙の話。特になしと言っていいかと思う。はてなで、私は選挙行かねーよというにいさんの話が話題になっていたが、いつの時代でもそういう人はいる。私はそういう人が一定数いるのが健全な社会だと思う。戦時下、戦争なんてどうでもいいよ、という人がもっといたらよかったのにと思う。よい社会や正義を掲げる人が熱弁する社会なんてろくでもない。

 そういえばオバマ政権支持率が落ちている。なぜ落ちているのかというと、医療保険改革なのだがこの問題の要所をうまく捉えた論評が見当たらない。古森御大のコラムもピンぼけしていた。オバマ支持者はペイリンを気違い扱いにしているが、フェースブックの原文を読んでみるとペイリンの話はそうむちゃくちゃものでもない。だとすると、と思ったが、このあたりで口をつぐんでおく。

 世界は君たちのものだ、私のものではない。

日経春秋 春秋(8/29) : NIKKEI NET(日経ネット)

 このコラム、無印側から抗議はないんだろうか。認識違うと思うが。

日経社説 投票率7割へ若者も参加を : NIKKEI NET(日経ネット)

 年金などの制度改革の遅れは受給水準の世代間格差を大きくする。財政状況の一段の悪化は将来世代へのツケ回しを意味する。国と地方の長期債務残高は09年度末で約816兆円に達し、国内総生産(GDP)の1.7倍にもなる見通しだ。

 率直にいうと民主党の年金案は机上の空論で、その空論に付き合って老後の安心に納得する若者なんているわけもないに、若者は自民党はダメだからみたいなギャンブルで民主党に入れちゃうんでしょ。だったら、自業自得だと思うけどね。

 老人氏ねとか団塊世代氏ねとか言いつつ、麻生総理の「金がねぇで結婚はしねぇ方がいい」をカネのないやつは結婚するなとかぷんぷんしちゃう正義の若者に見合った未来がやってくるよ。

 積極的に支持したい政党や候補者を見つけるのは難しいかもしれない。だが、少しでも期待できる政党、候補者に一票を投じることが、より良い政治を実現する一歩になる。

 リバタリアンにとって今回の選挙は無意味。

 リフレ派にとって今回の選挙は無意味。

 国家の存亡を重視する人にとって今回の選挙はほぼ無意味。

日経社説 空前の失業率とデフレが新政権を試す : NIKKEI NET(日経ネット)

 日銀は景気悪化と物価下落が同時に進む連鎖的なデフレのリスクはないと説明するが、現状は「0〜2%の上昇」と日銀が定義した「物価安定」の範囲をはるかに外れている。新政権と日銀は連携を密にして警戒を強め、経済を冷やすデフレ阻止に有効な措置を準備する必要がある。

 執筆子もわかっているだろうけど、ついインタゲは腰が引けるところだね。

毎日社説 社説:視点 衆院選 地方分権 人材なくして改革なし=論説委員・松田喬和 - 毎日jp(毎日新聞)

 率直に娑婆の感覚でいうと、地域活動に力を入れると、左派とS学会に遭遇しますよ。そして彼らの手慣れた連係プレーにはかなわない、個人個人はいい人なんだけど、なんか究極の上から目線がある。

毎日社説 社説:最悪失業率 再挑戦が可能な社会に - 毎日jp(毎日新聞)

 公務員から流動性を高めるというのはどうかな。

読売社説 雇用と物価 デフレに至る悪循環を防げ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 読売は気まぐれに正論を出す。でも、これが正論であるとは思う。

 当面は、景気・雇用対策で内需を支える必要がある。民主党は、景気対策のための補正予算を組み直すという。無駄の見直しは大切だが、公共事業の大幅カットなど緊縮策は避けねばならない。

 日銀の金融政策も重要だ。政策金利はゼロ%に近い低さだが、物価下落率の分だけ、実質金利は上昇する。低金利政策の効果はかなり減殺されていよう。

 デフレ傾向が強まるようなら、長期国債の買い入れ増額や、日銀当座預金残高を目標とした量的金融緩和策の導入など、追加策を検討すべきだ。

 それが通じる民主党ならよいのだけど。

朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年8月29日(土)総選挙あす投票―未来を選ぶ夏の結びに

 私が一番きらいなタイプの社説。正義の啓蒙を装った嘘のかたまり。しかし、以前ならむかっ腹を立てたものだがさしてどうとも思わない。

 ちょっと書いてボツにした話をでもここに転載するかな。

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 民主党の地滑り的勝利が予想される今回の衆院選とやらで、浮かない面でもしているんじゃないかと来てみたんだけどね。

 いやそれほどでもないよ。僕はポスト団塊世代だから、団塊世代みたいなGHQ紅衛兵にはうんざりだけど、それでも鉄腕アトムと一緒に育った科学的民主主義者だから、市民が選ぶ結果には従うよ、そんだけのことだよ。

 民主党政権で世の中よくなるとは思ってないわけだよね。

 そこはわからないな。僕は今回の件で、いろいろ思ったのだけど、自分はどっちかというと吉本派リバタリアンだから、こういう大きな政府志向はやだよ、というのはあるけどね。

 吉本隆明かぶれだものね。吉本翁の「よせやぃ。」(参照)を読み直したら君にぐっときそうなことが書いてあったよ。小泉郵政民営化選挙のくだりでさ。

 ほかにも社会福祉事務所とか、国家が社会に張り出してきているものはいろいろありますけど、たとえば郵便局はその中では誰が言っても愛想よく切手を売ってくれるし、金は取るけど郵便を出してくれるし、ときどき記念切手なんか出したりして、ある種の儲けもやっていて、郵政問題の中で郵便局はよくやっているじゃないかという評価も、もちろん成り立つわけです。

 そこで評価するなら、「なんで民営化するんだ。いまのままでいいじゃないか」というのが正論だいうことになる。だけど、政府を小さくするというのは、あらゆることににいいんですね。つまり誰が政権を取ろうと、どこの政党が政権を取ろうと、政府は小さくしておかなければいけないし、だんだん小さくなるのが本来的なもので、共産党だって小さくなるに反対する理由はないんです。原理原則として、理念としては、誰が考えてもいちばん妥当性があって、未来性がある問題なんですよ。だから理念から言えば「何も反対することはないんじゃないか」ということになる。つまり小泉は、そこのところだけで今度の選挙で勝負しようとしているわけです。

 「社会福祉事務所とか、国家が社会に張り出してきているもの」だよね。いや自民党の怪文書みたいに自治労憎しとか思わないんだよ。国民が大きな政府でいいやというなら、余程独裁者でも出てくるわけでもなければ、しかたないと思う。ただ、軍へのシビリアンコントロールじゃなけど、官僚へのコントロールが可視な制度であるとよいと思うけど、そうはならないだろうな。

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ログイン・晴れ

 朝食事前に少し用があり、渦中夢も忘れた。天気図を見ると前線が南下して夜には雨になりそうだ。はてぶで徳保さんの「子どもの悪事が明らかになったときの対処」が話題になっていた。ネタ元は「娘のことで起こったこと、思ったこと。(追記アリ)」のようだ。徳保さんの記事のはてぶは「はてなブックマーク - 子どもの悪事が明らかになったときの対処」と活発なようす。大愛さんの「子どもの悪事が明らかになっていない“容疑”段階での子どもへの対応もしっかり考えたいものだ」が彼女の世界観を表現していて苦笑する。有村さんの「昭和です。たとえば祖父母みたいなフォロー役が少ない、核家族化した社会でその手のやり方は子供に「追い込みをかける」ようなものになりかねず、心理面での予後が悪いという話がある」は前半はそうだが、「心理面での予後が悪いという話がある」という正しい一般論への距離の置き方が「優等生」らしい。当の徳保さんも別の意味で「優等生」ではある。それを言うなら「大愛さん」も「優等生」だし、かく言う私も「優等生」の人生を送ってきたと思う。優等生には親子の機微はわからない。

2009-08-28

ブログサバト

 早かった。けど、そんなことや世間のことを言っている状態でもないな、うひゃ。

今日の大手紙社説

 特になし。選挙が腫れ物みたいになってきたな。

日経春秋 春秋(8/28)

やがては世界の人口の3割が感染するという新型である。季節性のインフルを大きく上回る流行は避けられないらしい。ならばその流行の山をなだらかに抑え、混乱を防ぐのが道だろう。重症患者が続出しているのに病院が手いっぱい、では困る。パニックは禁物。しかし数カ月前の「初心」を思い出してもいい。

 良社説と言っていいんじゃないかな。

 私はけっこう頑昧に豚インフルエンザと呼び続けているが(ちなみに欧米では依然大半そう)、確かに新型でわからない部分もあるけど、基本は豚インフルエンザなんで、その免疫で人類が対応していくしかないように思うが。まあ、言うだけ無駄かな。

日経社説 核軍縮の足音か幻聴か

 冷戦核は使えないし、そんな失費もできない。でも、ミャンマーですら核化したいし、イランの核化はもうオンスケジュールだろう。次はエジプト、トルコと続くという展開のようだが、その前にイスラエルもだがサウジが発狂する。実は、イラク戦争の前もそういうフレームだったのだが、少しスケジュールが遅れた。解決策は失敗した。こうした中、中国様は冷戦核にこだわる旧体制の軍幹部と、もう少しまともな人々がたぶん対立しているだろうが、基本的に中国は内戦的な権力が重視されるから対外的には混乱を極めるだろうし、インドが核化している手前、中国でまともな軍のセンスを持っている人にはしょっぱい時代が続く。しかしそうしている内にも中国が資源外交で撒いたカネが、途上国の核に化けて、こんな世界でええんかなと中国様も悩む。このストーリーに日本はない。

日経社説 09衆院選 政策を問う 教育の中身をめぐる論議が置き去りだ

 民主党は教員免許制度の抜本的見直しや教員養成課程の6年制への延長をうたう。公立小中学校は保護者や住民でつくる「学校理事会」が運営すると明記。さらに教育委員会制度を改め、教育行政を監視する「教育監査委員会」を設けるとした。

 改革への意欲はにじんでいるが、いずれもどんな効果が引き出せるかはあやふやである。教員養成課程の延長は文科省による硬直的な教員養成システムをさらに強化する可能性もあろう。「教育監査委員会」の具体的な役割もはっきりしない。

 これ神保さんも言っていたが、地域参加・責任型なので、藤原和博さんみたいな考えがないとやっていけない、といいつつ、藤原さんみたいな人を排除するシステムでもあるので、両義的か。

 教育に国家がクチを出すんじゃねーよと思うが、この領域は右派左派とも国家主義者が多すぎ。教育で国がとたらたらやっているうちに青年期は終わるのだから、日本の教育に見切りが付けられるならさっさとそうしたほうがよいよ。

産経社説 【主張】医師増員公約 「偏在」是正こそ解決策だ - MSN産経ニュース

 しかし問題の背景には、病院勤務医が労働条件の厳しい特定の診療科を敬遠し、生活もしやすい都市部に集中することによる「診療科の偏在」や「地域的偏在」がある。だとすれば、単純に医師全体の数を増やすだけでは問題は解決しない。

 それを否定したい人がいるんだから、また10年後ぐらい後悔したらいいんじゃないかな。というかそのころは以下略。

毎日社説 社説:視点 衆院選 脱「劇場型」 有権者は変わったのに=論説委員・与良正男 - 毎日jp(毎日新聞)

 一方、新聞報道では民主党のマニフェストに対し、財源のあいまいさなど厳しい論調が目立った。それを熟知しながら、民主党の方がまだましだという人もいるだろう。自分は負担増になりそうだと分かっても、ともかく一度、政治の仕組みを変えなくてはと考える人もいるはずだ。そうした多様な民意の積み重ねが民主党優位の状況を作っていると見るべきである。

 そうかなぁ。まあ、どうでもいいが。

読売社説 最高裁国民審査 これも1票の重要な機会だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 この話はいろいろ言っても×をつけるほど問題のある裁判官はいないということだけと思うが。

読売社説 新型インフル ワクチンだけには頼れない : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 変な話になっていくなと思う。街中でもまたマスクの人が増えてきた。

朝日社説 南北対話―「核」の進展あってこそ

 北朝鮮との和解と共存を目指した金大中元大統領の思いが通じたのだろうか。その死去を機に、韓国と北朝鮮の対話が復活した。

 こういうことをしゃらっと言う人に私は恐怖を覚える。先日のタメの米国ジャーナリスト解放もそうだけど、威嚇行動が功を奏ことなく手詰まりだったのでプランBになっただけで、あの国は何にも変わってない。交渉が上手なだけだ。それなりに相手も見て交渉しているけど、一回だけ日本で失敗したから、どう手を打つか一貫性が持てなくなっている、とも、言えるということだけど、じゃあとなると難しい。結論を言えば、一番苦しんでいるのは北朝鮮の大衆なんで、そこを見据えて大局を考えるしかない。その点から言えば、朝日さんはその人々の苦しみが見えているとは言い難いようにも思うが、と指摘して正義面する立場に私はない。

朝日社説 09総選挙・人づくり―明日へ大胆な投資を

 経済力の基盤は「人」だ。戦後日本の成長を支えたのも、勤勉で質の高い人材だった。

 学校を卒業し就職する。職場で仕事を一から教わり、一つの会社で正社員として定年まで働くのが当然だった。

 それ、単純に事実じゃないと思うのだけど、反証が手元にない。が、普通に娑婆を見渡しても、定年まで働けたのは公務員と一部の大企業組合員くらいなものだと思う。庶民はなんとか生きて来ただけで、そういうなんとかでもいきるんだよという、貧に徹するというか、別に清貧でもなくて、なんというか、お天道様があればどっかに拾ってくれる人間はあらあなぁと世間を信じて生きてきたものだった。まあ、そういうと昭和の賛美みたいだけど、ひどい時代でもあった云々。

晴れ

 夏バテというほどバテてもいながまあバテ。時間があれば、いくつか本を読み、映画など見る。いろいろ思うことがあるがまとまらない。夢は見た。同窓生にあって、メール知らせてくれるっていったじゃないのとか責められるというシーンがあった。懐かしい人が幾人か出てきた。恋愛とかの関係はすっかりない。昔栗本慎一郎が若いときの恋愛のことはすっかり忘れたと言っていたが、まあ、すっかりに含蓄があるにせよ、忘れるものは忘れるというか、別のなにかに置き換わる。私はあまり多くの女性と知り合う人生ではなかった。宮台真司さんなどたくさんの人とおセックスしただったか、なにかすごい噂を聞いたことがあるが、そのあたりでわからんなと思う。ちょっと人間を見る遠近感が違うようだが、そういうなんか他人ってさっぱりわからんなと思う感じはある。以前、お前処女厨だろみたいなこと言われたが、それはない。ただ、相手が多数の男性経験者で自分に関わるというとき、ああ、自分もこの人にとっては過ぎていくエピソードなんだろな、そのエピソードはカットでいいよとは思う。

2009-08-27

今日の大手紙社説

 二紙が僧正に言及。たいした話ではない。他、特に目立つネタはなし。民主党地滑り勝利を前に絶望感が広がっている感じがしないでもない。まあ、未来はもうちょっと先にあるよ。ファイト!

日経社説 09衆院選 政策を問う 目指す税制の姿をもっと明確にせよ NIKKEI NET(日経ネット)

 中小企業への法人税の軽減税率を7%低い11%にするのも悪くはない。だが国際競争の激化を考えれば、日本が突出する大企業も含めた法人実効税率の引き下げこそ急務だ。そこには触れていない。

 消費税率を4年間引き上げないのが大前提のため、民主公約は所得税、法人税、消費税といった基幹税をどう改革するかの説明が乏しい。

 メモかな。むずかしい。

 これ↓はろくでもない結果になるよ。

 だが、民主が言うように1兆円超の増収を確保できるかどうかは疑問だ。ナフサへの免税を除いた見直し対象の減税は3兆数千億円となる。企業の研究開発促進税制や住宅ローン減税といった大項目に手をつけないと3分の1相当のカットは容易ではない。その覚悟はあるのか。

 ⇒民主党の租税特別措置見直しはビミョー: 極東ブログ

毎日社説 社説:FRB議長再任 歴史に名誉残す4年に - 毎日jp(毎日新聞)

 おざなり感があるのは僧正の仕事を理解してないからか。あるいは、毎日さんとしてはちと都合が悪いかな。

読売社説 放送・通信融合 新たなルール整備が必要だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 この問題私にはよくわからないのでスルーだが、思うのは、コンテンツの質の問題はあるかな。クリエーターを支える体制というか。

朝日社説 児童虐待増加―問題の芽を摘む態勢を

 問題を抱えた若い親を地域のネットワークで見守り、傷つく子を一人でも減らしたい。

 じゃあ、率直に言うけど、執筆子も娑婆で暮らしていて、地域住民と普通の接触があれば、虐待児童や問題のある家庭の噂は聞くものだよ。子どもの声に耳をすましていても、それがわかることがある。いやそんなものはわからないというなら、浮世離れした暮らしぶりだろうと思うという点で、このテーマの執筆に失格だろう。

 もうちょっというと虐待児童は問題だが、実際の問題は親の問題だし、夫婦関係や、金銭・アルコール不倫といった問題がある。なかなか介入しづらい問題がありつつ、地域はできるだけ注視しているものだよ(というのはその子が学校という地域に実際には組み込まれているから)。

朝日社説 09総選挙・消費税―増税論議をすみやかに

 消費税が導入されるころの左派論調を思うと雲泥の差があるなとふと思う。

 もちろん、実際に増税するのは世界経済危機の克服後でなければならない。だが、どのくらいの規模の増税が必要か。消費税は複数税率にするのか、といった議論も早い段階から積み重ねておく必要がある。

 書いていて矛盾に気がつかないのか(経済危機が続く間にデフレ期待を作ってどうよ)、経済学的な感性がないのか。あるいは、つまり、財務省チャネルのボリュームが大きすぎるのか。

晴れ

 睡眠サイクルが少し狂っているというか多少夏バテ。それでも涼しくなっていて寝汗もかかない。朝方、ふとなんの香りだろうと思ったら自分の体からで、サンダルウッド・ソープ使っているかと思い出したら、昨日から入浴剤をジャスミンにしたのだった。年を取ると誰でも加齢臭というのがあると言われる。エレベーターなので年寄りなどと乗り合わすとそれかなと思うが、自分では自覚がない。そうものは自覚がないというだけかもしれないが。夢は、古本屋の棚に自分の読んだ本があって、こういう本読む人いるのかと見ると書き込みがあり、私の書き込みだった。してみるとこれは私の蔵書ではないか。なぜ古本屋にと不思議に思う。古本屋の主人に話してみたが通じない。狂人の類に見られてもしかないしとひきさがる。家に帰る途中、記憶が薄れて帰宅してみると、上着がない。どこかで脱ぎすてのだろうかと、いつになく自転車に乗って古本屋からの帰宅地の途中の雑木林に上着がある。まるで私がそこで昼寝でもしたような後だ。どうなっているのだろうかと不思議に思うがわからない。

2009-08-26

Frankly, only a fool wouldn't have reappointed Bernanke.

 ⇒Robert J. Samuelson - Ben Bernanke: The Man Who Saved the World - washingtonpost.com

 僧正に失敗もあったけど、僧正のおかげで世界は救われたと思う。知性というのはすごいものだなと思った。ポールソン砲を作り出したのも僧正だった。

たしか吉本隆明選挙に行ったことないと言ってたような、村上春樹もだったかな

 はてぶ話題⇒はてなブックマーク - 選挙には行かない - TAKUYAONLINE

 元⇒選挙には行かない - TAKUYAONLINE

 個人的には、そういう人がいても私はいいんじゃないかな、どうでもいいというか。ギリシアみたいに無投票に罰則がある国でもないし。

 ただ、読んでみると、ちょっと別の点からいだけないかなとは思った。

教養もなく良心もなく品もない、アリンコほどの思想も持たない利己的な人たちの票が集まったところで、今のこんな状況から何がどんだけよくなるのか。

 その当たりで、国というものへのなにか幻想があるように思うんだよね。そして幻想に幻滅したから投票に行かないという理屈というか。

 私は、そんなふうに国のことを考えなくていいんじゃないのと思うんだよね。

 ちょっと比喩がまずいけど、立ち小便はまずいから公衆便所だよね、くらいの1票でよいんじゃないか。国との関わりなんてそのくらいじゃないか。

おれらが民主主義を選んでやっていく以上、この国でそれ以外の未来図は描けない気がする。

 「この国」ってあまり考えなくてもいいし、民主主義にそれほど価値を見ない人がいてもいいんじゃないの。っていう自由が認められないとまずいなとは思うけど。

それに、もしあなたがバカじゃないとしてもさ、例えばでかい客船に乗ってて、船は沈みかけてて、しかも自分以外の多くの乗客は破滅を望んでるっていう状況の中で、多数派に抵抗して船をどうにか救おうとしたって、そんなのたいてい無理じゃんか。そんならせめて自分にとっての残された時間をどれだけ有意義に過ごせるかを考えたほうがいいんじゃねーの、というのが今のおれの正直な気持ちです。

 それは同意。

自分に子供がいたりしたらまた違うのかもしんないけどね。おれは死んだら終わりでいいです。さよなら。

 で、数年後に子どもがいたりすることもあって、そして、意見をころっと変えていることもある。

 っていうか、死んだら終わりでいいやって言えるのは、ある意味若い特権だと思う。年とると、実際に他の選択ないし、生きていることと死んでることとさして差はなくなってくるし、あと、意外と後悔みたいなねじれた形で、人生に関わってしまうことがある。

 まあ、死に際っていうほどでもないけど、自分の死の形っていうのは、いずれ向き合うし、そのあたりから、もしかすると共同生というものへの向き合いが変わるかもしれない。死ねば灰になると豪語する人も、自分の屍体は誰かに片付けてもらうんだし、そのことを恐れていろいろ工作したりするほど自我に自惚れもっちゃったりするし。

今日の大手紙社説

 特になし。紅旗征戎吾が事に非ず的な感じがするな。

日経春秋 春秋(8/26)

 春秋子、オリジナル発言を聞いてないんじゃないかな。

先行きが不安なら結婚をためらうのも無理はない。就職氷河期は晩婚化や少子化を加速した。

 と学生に言われて、「俺もそう思う」って麻生さんは答えたんだよ。春秋子と麻生さんは同じだよ。

経済はわれわれが立て直すから安心して結婚準備をとなぜ言えないのだろうか。

 国家というのは民間の税を吸い上げてできたもので、経済の根幹は民間にある。若者を前にして、きみたちにがんばってほしいと政治家が言っていけないのだろうか。

 麻生さんはぼんぼんだけど、昭和の貧しい世界を見てきた。あの時代、手鍋一つで結婚を始める人がいた。惚れたからでしょ。惚れるっていうのは尊敬できるってことだし、貧しさのなかで生きるっていうことは一生懸命稼ぐことだった。一生懸命稼ごうとすれば貧しくたって結婚はできるよというのは麻生さんのみならず、昭和の貧しい光景を見た人には自明のことだった。

 ⇒YouTube - Akihiro Miwa - Yoitomake no Uta

 それ以前に「経済はわれわれが立て直すから安心して結婚準備を」って、普通に嘘ですよね。嘘とわかっても政治家はそういうべきだというのも、嘘ですよね。嘘ばっかし。

日経社説 ワクチン情報を国民に伝えよ

 接種を任意とすることだけは、厚労省は明確だ。接種の判断は個人の自己決定に委ねるという。それならば、国民はワクチンの効果や副作用について十分に知り、リスクをわきまえて判断しなければならない。

 過去の予防接種被害の歴史から、ワクチンに不安を持つ人は多い。厚労相が言うように、緊急措置として、国内治験を省略して外国製品を輸入するなら、なおさらだ。接種開始後に慎重に経過をみる必要もある。

 これ簡単な問題ではないよ。

 ⇒1976年のギラン・バレー症候群: 極東ブログ

日経社説 09衆院選 政策を問う 郵政改革の後退がもたらす損失に目を

 民主党中心の政権になり金融株の売却を凍結、17年9月末までに終える計画だった市中売却を遅らせれば政府の関与がそれだけ長く残る。「資金の流れを官から民へ変える」という郵政改革の根幹を揺るがす。

 自民党も4分社維持を明記しながら「郵便、貯金、保険の一体的なサービスを確保する」と路線の修正をにじませる。佐藤勉総務相が4分社化の見直しに触れるなど郵政票の離反を意識した動きもある。自民の民営化の筋書きも極めて不鮮明だ。

 着実な郵政の民営化は経済の持続的な成長に不可欠である。政府の信用を後ろ盾に巨額の資金を集め、非効率な事業や公共投資などにつぎ込んだ官製金融の限界は明らかだ。地方の利用者への目配りは必要だが、郵政事業を効率化しなければ国民全体が負担するコストは減らない。

 巨額の郵貯簡保資金の大半が国債に回る現状も徐々に変えなければ日本経済の構造は改まらない。自民民主とも郵政改革の後退が将来の日本にとって大きな損失になるということを忘れないでほしい。

 忘れるでしょ。失ってから後悔するしかないんじゃないのか。

産経社説 【主張】郵政民営化公約 改革の原点は揺るがすな - MSN産経ニュース

 まあ、やらせてみたらいいんじゃないか。考えてみると日本は冷戦ではいいポジションにいた。東欧の人たちは長く社会主義に苦しめられた。あの経験をすると40年後ぐらにいい経験だったということになるんじゃないかな。

毎日社説 社説:視点 衆院選 医療崩壊 現役世代こそ大変だ=論説委員・野沢和弘 - 毎日jp(毎日新聞)

 民主党が解決してくれるんじゃないかな。問題は民主党がいつまで存在するか知らないが。

読売社説 アジア外交 膨張する中国とどう向き合う : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 長期に見ると中国インドに負けることになる。中国もうすうすそれがわかっている。インド洋覇権は各所死活問題というか、アメリカモンロー主義のように引っ込めばすべては悪い方向に終わる。日本は海の自由貿易によって立国している。わからない人が増えてきているみたいだが。というか、中国も同じになるから必死なのだろうが。

朝日社説 最高裁国民審査―開かれた選任こそ課題だ

 今に始まった話でもない。そして全部に×という人も昔からいる。不毛の連続。

朝日社説 09総選挙 年金再建―対立超え安心の制度を

 この社説、民主党の「新たに歳入庁をつくって」案は、安倍政権下で決まった社保庁解体民営化阻止ということがわかってもない人が書いたとも思えないので、そのあたりに、政治的なものを感じる。

 ⇒民主党政権で社会保険庁は存続だが日本年金機構は廃止の件: 極東ブログ

 自治労ばかりを責めるものではないが、社保庁職員の、戦後の暫定的な身分で地方公務員のように見えたことから自治労系列になったのはわからないでもないし、実際上職員は地域の機微を知らないとこの手の業務はできない。ただ、エントリにも書いたが三重にもモラルハザードが起きる構造があり民主党政権下で温存される。自治労の関与は民主党とは関係ないだろという意見もあるし、それはそうで、今回民営化を阻止して数万の公務員を維持するのが国民の意思というならしかたのないことだが、歳入庁として財務省下の国家公務員になるなら、自治的に組織しなおし、国公労下に納まるべきではないのか。いずれモラルハザードの構造は財務省側に引き取ることになる。

 一方、税財源による最低保障年金を主張してきた野党側も、民主党が基本はあくまでも全国民が入る所得比例年金であり、社会保険方式であることを明確にした。最低保障年金は、年金額の少ない人のための補完的な役割で、新たに歳入庁をつくって保険料の徴収を徹底する、との考えだ。

 このあたりがよくわからない。社会保険方式というのは要するに公務員の年金は別扱いということだろうか。一元化し歳入庁とすれば実質税化するのが原則だろう。

 おそらく問題は国民年金にあり、税化すればその負担が重税になるのを表面上隠しておきたいのではないか。国民年金は実質破綻しているのを正規化するには徹底して徴収ししかも今の二倍は必要になる。これは今ですら払ってないのだから、ダメだろう。

 リバタリアン的にいえば、年金は民営化して、国家は生活保護を厚くすればよい。それだけのことだだが、それ以外の関係者の利益が絡みすぎる。金のあるところに蠅は集る。

 

追記

 ⇒東京新聞:年金・医療各党は 自民 3年以内に無給付対策 民主 一元化、最低保障を創設:政治(TOKYO Web)

 しかし、税を払っている自営業者の平均年収は約四百万円。保険料は月五万円となり、現在の月一万四千六百六十円から大幅アップとなる。

 倍じゃなくて3倍か。

曇り

 昔は夏が好きだったものだし、暑さも大丈夫と沖縄暮らしもしたものだったが、病気もあったりして暑さが苦手になった。苦手と言ってしまうとさらに苦手になった。嫌いとまではいえないか。そういうあたりに毎度ながら、年かなと反射的に思うが、率直に内面を見ると、年とも違うなにかだ。八月が終わる。さっさと終わってしまえばいいと思いながらし残したことがあり、戸惑う。昨晩は睡眠サイクルが狂って遅くまで起きていた。苦痛でもないがバテててきている。夢は見たが覚えていない。ええ、こんな夢見るのみたいな感じだけ残っている。

2009-08-25

cos2θ + sin2θ = 1 はいろいろ考え方はあるど

 斜辺を一定にしたらあとはθによってすべての直角三角形が定義できるということと、だから、斜辺を一定にしたらθによる円周の軌跡で正弦余弦関数が描けるというイメージなんで、このイメージがつかめると三角関数というのは、普通に関数というか。周期関数なんだが。

 で、どうしてこんなものが出来たかというと、歴史的には土木の必要性だったわけですよ。ほかにもいろいろ応用が効くけど。(フーリエ変換のイメージもあると自然観が楽になるかな。)

 っていうか、私が電気磁気の関係から三角関数を父親から学んだ小学生のころは、三角関数の実計算は一覧表を使っていたものだった。今、あんな付録がついた教科書ってないんだろうな。対数表とかも。

今日の大手紙社説

 特になし。

日経社説 医薬販売が流通再編の軸に

 執筆子はスイッチOTCあたりがわかってなさそう。

産経社説 【主張】年金改革公約 超党派協議で政策合意を - MSN産経ニュース

自民党は受給資格を得るための最低加入期間を現行の25年から10年に短縮する案などを示した。だが、これでは無年金者は減っても低年金者が増える。低年金者への上乗せも明確でない。税金で救済するとなれば、保険料を払ってきた人との不公平が生じる。

 正直者がバカを見る社会へGO!

 まあ、冗談はさておき、超党派協議はできないよ。年金と生活保護の切り分けがなくなってしまうのだから。

読売社説 アフガン選挙 まず必要な正当性の確保 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 懸念されるのは、米英を中心とする国際社会の間に、支援疲れが見られることだ。タリバンの復活で、駐留外国軍兵士の犠牲者が急増していることが、各国民の厭戦(えんせん)気分を強めている。

 これはNATOの危機なんですよ。NATOとすると日本には関係ないようだけど、実際のポジションは日本はNATOに近い。この問題がれいの給油法に関連している。一番きついのは英国。オバマはその意味でよく耐えていると思う。日本では報道されていないように思うが、オバマのパキスタン政策はある意味では予想以上に成功している。ただ、国民から支えられないように思う。問題はブッシュ時代と色を反転しただけで構造的には変わっていない。

読売社説 雇用対策 若者の就労支援が緊急課題だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 ごく最近の資料を見ていないが、リーマン危機以降、日本の新規採用はかつてのような問題は抱えてないというのを見た。むしろ、団塊世代退職で会社のアイデンティティー危機がありそうだった。

 非正規雇用というなら、これはそれはそういうものとしての保護が必要だろうと思う。

 少子高齢化が進む中で、将来を担う若者の間で失業者非正規労働者が増えている。働く意欲のある若者を社会全体でどう育て、支えていくか。政権の行方にかかわらず、緊急の課題である。

 問題の立て方がちと違うようには思う。つまり、失業は問題だが、非正規が悪いというだけのことではないだろう。基本的には年長者の保護を刈り込むしかないだろう。

朝日社説 科学五輪―理科好き生徒増やしたいい

 科学五輪については知らないのでなんともだが、数学はかなり天才教育になるなと関連書籍を見て思った。よい先生に恵まれれば、才能のある子どもは限りなく伸びるだろうなとも。

 個人的には「科学」というふうに知識化されない以前の自然に子どもは触れるようにしたほうがよいと思う。雑草を見て、その生態から町を嗅ぎ取るような。

朝日社説 09総選挙 地方分権―絵を描くのは簡単だが

 地方分権というのは、ごく簡単に言えば、貧乏人を集めてできるだけ少ない税収で補助するか、金持ちを集めて高い税で自治性を確保するかということになる。つまり格差そのものになる。そこに国家を持ち出して再配分とすれば地方は消える。あるいは国家幻想に従った地方ができる。

曇り

 天気図を見ると秋らしい配置になってきた。散歩すると夏の草は枯れ、秋に移行しつつある。以前は深まりゆく秋という趣が好きだったが、このところ晩夏から秋を感じる気配も好きだ。若い日には夏の恋というか思い出みたいなものがありがち、というか、実際渦中にいた経験だと青春時代というか何かしら自分の若さにある物語を求めがちになる。そして大学時代が終わり、社会と向き合い、恋なども変わっていくのだろうが、おそらく大半の人間はそういう恋などとは無縁で、僅かなエピソードで物語を紡いでいくしかない。私は自身の人生が些細でつまらないものだし、なんだかセコハンのゴミのように思っていた。しかし、人というのは大半はそういうふうに生きるものだ。そこに意味を認めるというより、小ささや惨めさみたいなものを通して、むしろ物語を薄めたり再構築したりするのだろう。夢は見たと思うが覚えていない。

2009-08-24

麻生失言について推論している内にオリジナルが公開されてしまったのだけど、まあ、私の推論はこうでした。

 オリジナル⇒首相「金ないのに結婚するな」 : 動画 - 47NEWS (よんななニュース)

 オリジナルが出るなら推論するまでもなかったけど、まあ、私の推論はこうなっていた。

 その前に原則

  • 全体のコンテクスト(文脈)を理解する。(1)問いに答えている、(2)若者に人生経験者が結婚を説いている。
  • 「(2)若者に人生経験者が結婚を説いている」の話題は何か? 尊敬ということ。
  • 話者のポジションを理解する。(麻生さんはカトリック信者だ)
  • 具体的なディテールは原典に近い
  • 矛盾する言明にはそれを解くロジックが隠れている。ここでは、「金がねえなら結婚しない方がいい」と「人それぞれだからうかつには言えない」は矛盾している。

 テキストはこう

朝日(参照

 ---「若者に結婚するだけのお金がないから結婚が進まず少子化になるのではないか」

「金がねえなら結婚しない方がいい、おれもそう思う。うかつにそんなことしないほうがいい。おれは金はない方じゃなかった。だけど結婚は遅かった。稼ぎが全然なくて尊敬の対象になるかというと、なかなか難しい」

 

zakzak参照

 ---「結婚資金が確保できない若者が多く、結婚の遅れが少子化につながっているのではないか」

「金がないなら結婚しない方がいい。稼ぎが全然なくて(結婚相手として)尊敬の対象になるかというと、なかなか難しい感じがする」

「自分は金がないわけではなかったが、結婚は遅かった。あるからする、ないからしないというものでもない。人それぞれだと思うから、うかつには言えないところだと思う」

 

日経参照

 ---「金がないから結婚が進まず少子化になるのでは」

「金がないのに結婚はしない方がいい。人それぞれだからうかつには言えないが。稼ぎが全然なくて尊敬の対象になるかというと、なかなか難しいのではないか」

 

日経(参照

 ---「金がないから結婚が進まず少子化になるのでは」

「金がないのに結婚はしない方がいい。人それぞれだからうかつには言えないが。稼ぎがなくて尊敬の対象になるかというと難しいのではないか」

 

スポニチ(参照

 ---「結婚資金が確保できない若者が多く、結婚の遅れが少子化につながっているのではないか」

「金がないのに結婚はしない方がいい。オレは金がない方ではなかったが、43(歳)で結婚した。稼ぎが全然なくて(結婚相手として)尊敬の対象になるかというと、なかなか難しい感じがする」

「(結婚は)金があるからする、ないからしないというものでもない。人それぞれだと思うから、うかつには言えないところだと思う」

 

時事(参照

 ---「お金が掛かるから結婚できず、少子化が進んでいるといわれているが」

「金がないなら結婚はしないものだ。うかつにしない方がいい」

「女性から見て、しっかり働いているのは尊敬の対象になる。稼ぎが全然なくて、尊敬の対象になるかというと、よほど何かがないと難しい」

 

毎日(参照

 ---学生から、若者に結婚資金がなく、結婚の遅れが少子化につながっているのではないか、と質問されたのに答えたものだが

「そりゃ金がねえなら結婚しない方がいい。うかつにそんなことはしない方がいい。金がおれはない方じゃなかったけど、結婚遅かったから」

「(金が)あるからする、ないからしない、というもんでもない。これは人それぞれだと思う」

「ある程度生活していけるものがないと、やっぱり自信がない。稼ぎが全然なくて尊敬の対象になるかというと、よほどの何かがないとなかなか難しいんじゃないか」

 聖書学的に断片をグループ化する。

a---「若者に結婚するだけのお金がないから結婚が進まず少子化になるのではないか」

b---「結婚資金が確保できない若者が多く、結婚の遅れが少子化につながっているのではないか」

c---「金がないから結婚が進まず少子化になるのでは」

d---「結婚資金が確保できない若者が多く、結婚の遅れが少子化につながっているのではないか」

e---「お金が掛かるから結婚できず、少子化が進んでいるといわれているが」

f---学生から、若者に結婚資金がなく、結婚の遅れが少子化につながっているのではないか、と質問されたのに答えたものだが

 

A

金がねえなら結婚しない方がいい、

金がないなら結婚しない方がいい。

金がないのに結婚はしない方がいい。

金がないのに結婚はしない方がいい。

金がないなら結婚はしないものだ。

金がないのに結婚はしない方がいい。

そりゃ金がねえなら結婚しない方がいい。

 

B

おれもそう思う。

 

C

うかつにそんなことしないほうがいい。

うかつにしない方がいい

うかつにそんなことはしない方がいい。

 

D

おれは金はない方じゃなかった。だけど結婚は遅かった。

自分は金がないわけではなかったが、結婚は遅かった。

オレは金がない方ではなかったが、43(歳)で結婚した。

金がおれはない方じゃなかったけど、結婚遅かったから」

 

E

女性から見て、しっかり働いているのは尊敬の対象になる。

 

F

稼ぎが全然なくて尊敬の対象になるかというと、なかなか難しい」

稼ぎが全然なくて(結婚相手として)尊敬の対象になるかというと、なかなか難しい感じがする

稼ぎが全然なくて尊敬の対象になるかというと、なかなか難しいのではないか

稼ぎがなくて尊敬の対象になるかというと難しいのではないか

稼ぎが全然なくて(結婚相手として)尊敬の対象になるかというと、なかなか難しい感じがする

稼ぎが全然なくて、尊敬の対象になるかというと、よほど何かがないと難しい

稼ぎが全然なくて尊敬の対象になるかというと、よほどの何かがないとなかなか難しいんじゃないか

 

G

ある程度生活していけるものがないと、やっぱり自信がない。

 

H

あるからする、ないからしないというものでもない。

(結婚は)金があるからする、ないからしないというものでもない。

(金が)あるからする、ないからしない、というもんでもない。これは人それぞれだと思う

 

I

人それぞれだと思うから、うかつには言えないところだと思う

人それぞれだからうかつには言えないが。

人それぞれだからうかつには言えないが。

人それぞれだと思うから、うかつには言えないところだと思う

 細かい推論の形式はもう省略するけど、私の再構成はこうだった。いちおう解説的補足は括弧【】で、ナレーション的なのは《》で。

 ---「結婚資金が確保できない若者が多く、結婚の遅れが少子化につながっているのではないか」

《結婚資金を稼ぎ出せないから結婚が遅れているという認識をするか?》

【結婚が遅れる理由は】金がないなら結婚はしないものだ【からだ】。おれもそう思う。うかつにしない方がいい。

《しかし、若いかたよ、結婚というのはそういうもんじゃないよ。》

【しかし】(結婚は)金があるからする、ないからしないというものでもない。人それぞれだと思うから、うかつには言えないところだと思う。

【人それぞれという例なら】オレは金がない方ではなかったが、43(歳)で結婚した。

《結婚は相手を尊敬する心が必要なんだ。尊敬されるためには働くことが大切なんだ。つまり、これはカトリック信者の信仰。》

【それでも結婚生活を続けていくには、金以外に相手を尊敬する心が必要だ】ある程度生活していけるものがないと、やっぱり自信がない。女性から見て、しっかり働いているのは尊敬の対象になる。稼ぎが全然なくて尊敬の対象になるかというと、よほどの何かがないとなかなか難しいんじゃないか。

 オリジナルと大筋で合っていたんじゃないかな。よって、再構成過程で、2chのソースは捏造でしょうと思った。

 要は、結婚資金について問われたからその答えから入ったが、あとは若者向けに結婚というものは相手の尊敬だし、それには稼げよという説教だった。報道されているような、「貧乏人は結婚するな」ではない。

 きちんと聖書学を応用したわけではないけど、聖書学ってこんなふうに使うものです。

 

追記

 雑種さんがオリジナル書き起こし⇒首相「金ないのに結婚するな」テープ起こし - 雑種路線でいこう

 

「結婚は相手を尊敬する心が必要なんだ。」がキリスト教的な結婚であることを傍証するのは、以下。

あなたがたは、それぞれ、自分の妻を自分自身のように愛しなさい。妻もまた夫を敬いなさい。(エペソ5:33)

「金ないのに結婚するな」発言だけど問題はそこじゃなくて……

 はてぶ⇒はてなブックマーク - 首相「金ないのに結婚するな」 学生イベントで - 47NEWS(よんななニュース)

 ⇒首相「金ないのに結婚するな」 学生イベントで - 47NEWS(よんななニュース)

 オリジナル発言を読んでないので、編集されたニュースに踊るのもなんだけど。

 この話、「金ないのに結婚するな」発言だけど問題はそこじゃなくて……

 麻生太郎首相は23日夜、都内で行われた学生主催のイベントで、若年層の結婚について「金がないのに結婚はしない方がいい。稼ぎが全然なくて(結婚相手として)尊敬の対象になるかというと、なかなか難しい感じがする」と述べた。

 暗黙に、「(結婚相手として)尊敬の対象」が旦那が想定されているのが問題かなと。

 もちろん、これは暗黙であって、言ってないこと読み取るマンをやる気はないんだけどね。

 とはいえ、米国の上流社会みたいに、資産付きの娘をゲットするのが成功の道、みたいに日本はなってないから、嫁さんの資産で尊敬しちゃうって話でもないような。

 余談だけど、日本は権力階層は閨閥だから嫁の家の稼ぎというのはないともいえないかだけど。まあ、学生イベントでの話題だからそこはなし、と。

 夫婦揃って1.5倍の収入みたいな社会にならざるを得ないんだけど、みたいな構想力が麻生さんにはないのだろうなという話なのではないかな。

 他は、ようするにこの年代の人が、普通に親身に話すとそういうことだろうし、実際親身であれば、職を世話するとかいう話になるのだろうけど。

 まして、日本社会の貧困化が、若者の家族形成を困難にしているという、貧困の一般論というのじゃないと思うけどね。くどいけど、結婚するなら共働きしたらぁ、みたいに考えることだろうと思うけど。

 

 他ソース

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):首相「金がねえなら結婚しない方が」 官房長官は釈明 - 政治

 ⇒麻生「金なきゃ結婚するな」…決戦前ラストサンデー 社会:ZAKZAK

 ⇒首相「金ないのに結婚しない方がいい」 都内のイベントで : NIKKEI NET(日経ネット):政治ニュース−政策、国会など政治関連から行政ニュースまで

 ⇒首相「金ないなら結婚勧めず」発言 官房長官が釈明 NIKKEI NET(日経ネット):政治ニュース−政策、国会など政治関連から行政ニュースまで

 ⇒麻生首相「金がないなら結婚するな」発言(社会) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース

 ⇒時事ドットコム:「金ないなら結婚しない方がいい」=麻生首相が発言、河村官房長官は釈明

 ⇒麻生首相:学生集会で「金がねえなら結婚しない方がいい」 - 毎日jp(毎日新聞)

 

 背景

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):露出アップ、失言機会にも 「首相ぶらさがり」両刃の剣 - 政治

 

追記

 コメント欄にて教えてもらった。

 ⇒昨日の麻生氏発言の要旨 (Twitterから転載) - 雑種路線でいこう

「そういう意味で若者だけでなく男女の稼ぎを統合して考えるべきだと思う。女性の社会進出も大きくなってきたのでその中で育児をするという家族の形態を考慮すると、どちらかが稼ぎのない状態で結婚をすると、男女の平等という観点からパートナーから尊敬を得られない可能性がある」

 これが本当だとすると、まさに私が指摘した部分が逆転している、というか、麻生さんは問題の要所を的確に捉えていたことになる。

 はてぶ⇒はてなブックマーク - 昨日の麻生氏発言の要旨 (Twitterから転載) - 雑種路線でいこう

 この話、しかし、Twitterがソースではなく、2chソースっぽい。

 ⇒【政治】 麻生首相「金が無いのに結婚はしない方がいい」★7

949 :名無しさん@十周年:2009/08/24(月) 03:04:52 ID:zYw7A0Ym0

会場の様子こんな感じだった

自民、民主ともに子育て支援は考えているが

 それ以前に結婚資金を確保できない若者が多く、

結婚の遅れが少子化につながっているのではないか」

「たしかにそういう面もある。

 ただ、男女の働き方が変わりつつあるなかで、

 経済的な問題とは別に、いわゆる結婚適齢期、とくに女性のね、

 が上がりつつある、という流れも忘れてはならない。

そういう意味で、その 若者 といわれたけど

  男女の稼ぎを総合して考えるべきだと思うね。

 そういう女性の社会進出、夫と妻が働き、そして育児をするという新しい家族の形態を考慮したうえで、

 どちらかが稼ぎのない状態での結婚というのはすべきではないんじゃないの?これからは。

 男女の平等という観点からも、パートナーから尊敬を得られないかもしれんよ」

 

追記

 ⇒はてなブックマーク - 「金ないのに結婚するな」発言だけど問題はそこじゃなくて…… - finalventの日記

h_narazaki もし俺が2chに「会場で直接聞いたけど、金ないのに結婚するなむしろ日本の将来の為に死ね、って言ってた」って書き込んでそれtweetしたら巡り巡って最終爺までソースロンダリングされたりするのかなぁ

 しないよ。その解答を明日のブログに書くから期待してね。

 ついでに、2chのソースは偽情報だろうと思う。

 

追記

 おっとオリジナルが出てきましたね⇒首相「金ないのに結婚するな」 : 動画 - 47NEWS (よんななニュース)

 というわけで、エントリにまとめるのは中止。

いちおう全部解けたけど

 ⇒ 科学リテラシークイズ | 科学と生活のイーハトーヴ

13.核融合核分裂の違いは

a.核分裂は商用電力を生み出すために使われているが、核融合はそうではない

b.核融合は商用電力を生み出すために使われているが、核分裂はそうではない

c.核分裂は星のエネルギーの源であるが、核融合はそうではない

d.a〜cのいずれでもない

 bcはナンセンスというかただの間違い。aは現状はそうだし商用のメドもたっていないのでマルとしたのだけど、これって科学の範疇の問題じゃないよ。

15.太陽の年齢はだいたいどれくらいでしょうか?

a.数千年

b.数百万年

c.数十億年

d.数兆年

16.太陽系銀河系・そして宇宙の年齢について、もっともよく説明しているのは次のうちどれでしょうか?

a.太陽は宇宙よりかなり若い

b.太陽と宇宙はだいたい同じ年である

c.太陽は銀河系とだいたい同じ年である

d.太陽は銀河系よりも若い

 同質の問題なのでくどい。

20.酸性雨の主な原因は

a.大気中の天然の酸

b.エアコンの冷媒から放出される物質

c.工場の煙突や自動車から放出される物質

d.オゾン層の崩壊

 火山の局所ではaということがあるのだけど、問題意図から答えは出しやすい、というところで、これらの問題はかなり政治的・啓蒙的な印象が強い。

 もう少し科学の基本で、学習的インサイトを与えるタイプの設問が多いとよいと思うが。

 というか、米国サイエンスって、政治・啓蒙のフレームが多いと思う。まあ、しかたないのかも。

 

追記

 ⇒Scientific Literacy Quiz

22. The interior of cells in the human body

a. Contains many complex subunits

b. Is mainly composed of a fluid known as protoplasm

c. Does not operate by the same rules of chemistry as other parts of the world

d. None of the above

 このbの"Is mainly composed of a fluid known as protoplasm"にけっこう味わい深いものがあるというか、なぜこんな選択肢が含まれているかというか。

今日の大手紙社説

 特になし。選挙関係の話題が多いし、各党に聞いて賢い投票をと言われても、民主党さん財源問題には触れないし、たしかに単発ネタの政権なら棚卸しもできるかもしれないし。現実感がない。その後はどうするのかというと国民が責任を取るしかないのだから、こうなったら多数の国民の思うとおりやって学習するしかないんじゃないかな。

 美濃部都政に懲りておきながら青島都政とかやってしまうのが市民か。

朝日社説 紛争と国際法―人道外交の旗を掲げよ

 6年前にできた国際刑事裁判所にも日本は参加し、資金を出している。

 米国中国は自らの軍事行動が制約されるのを嫌がって、これらの条約や国際刑事裁判所に加わっていない。

 ともすれば米国との距離だけに気を配りがちな日本外交が、人道法の分野でこれだけ実績を積み重ねてきた。このことは大いに評価したい。

 問題は、こうした政策を進めながらも、政府がそれを独自の外交理念に深めようとせず、アジア外交にも十分生かしていないことだ。官僚まかせの弊害がここにもはっきり見える。

 アジア地域でクラスター弾禁止条約を批准したのは日本とラオスぐらいだ。国際刑事裁判所への参加もこの地域で十数カ国にすぎない。欧州などに比べて、アジア諸国の参加は少なすぎる。政府は今こそ人道外交の旗を掲げ、域内各国に両条約や国際刑事裁判所への参加を求めていくべきだ。

 とか言って、この話をネグっている朝日新聞はダメすぎだと思うが。

 この話⇒解説委員室ブログ:NHKブログ | 視点・論点 | 視点・論点「国際刑事裁判所 スーダン バシル大統領に逮捕状」

晴れ

 八月も最終週かと思うと、来週もあるにはあるのか。学生の夏休みも終わるのだろうな。いろいろ思うこともあるのだがうまく言葉にならない。夢もいろいろ見たのだが思い出せない。気のせいか音楽が以前より美しく聞こえる、というか異質に聞こえる。自分の感性になにか変化があったか。そういえば選挙は次週だったか。こんなんで日本はいいのだろうか。まあ、国民がよければよいか。どうしちゃったんだ日本国民と思わないでもないが、だんだん笑える状況になってきた。イタリアの政治とかなんか国民総出で楽しいことやってんなと思ったが、日本もそうなってきたのか。いや批判ではなくて、これ、笑えるよね、という素朴な感じだ。麻生さんが首相になったとき、なぜあのとき総選挙しなかったのだという話があったが、あの時やっていたら現状の日本経済はぼろぼろだっただろうな。まあしかし、特に気負わずに一市民としてさっさと投票済ませて、この夏は終わりにしたいなと思う。

2009-08-23

え゛っ、鳩ポさん・・・。

 ⇒国債増やさぬ、抑制に努めると鳩山代表強調 : 総選挙2009 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 民主党の鳩山代表は23日のテレビ朝日の番組で、衆院選で政権を獲得した場合、2010年度予算編成での国債発行額について「増やさない。増やしたら国家が持たない」と述べ、抑制に努める考えを強調した。

 各国が協調して財政政策をやっているときに、な、な、何故。

鳩山氏は、長期債務残高について「これほど増やしておきながら、この程度、国内総生産(GDP)が戻ったと喜べる話ではない」と政府・与党の財政運営を批判した。そのうえで、「(予算の)使い方をもっと正しい方向に変えていく。暮らしをよくすることで景気を導く」と述べた。

 この程度の増加だからこの程度のことなんで、需給ギャップはもっとあるのだが。

 というか、高速道路の無料化を名目に道路公団民営化を潰すのにも国債を当てにするのではなかったの?

 というか、もしかして、リフレ政策に舵を切る?

 それとも、日本のGDP全体を下げてみんなビンボで格差是正

 

 ⇒鳩山代表:国債の新規発行抑制を示唆 10年度予算で - 毎日jp(毎日新聞)

 ⇒時事ドットコム:新規国債「増やさない」=民主・鳩山代表

 

追記

 前から言っていたわけね⇒総合/【衆院選 経済財政を問う】民主公約「具体論欠く」 見えぬ財源 金利上昇なお懸念 - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE

 ⇒民主政権で「円高」加速!?ドル離れの疑念強まる (1/2ページ) - MSN産経ニュース

 ちと話題がずれるが、↑のニュースで。

 大塚氏は、現在は米国債を購入して運用している日本の外貨準備について、ドルを基軸にするとしながらも、「国益の観点からより有利で安全な運用に努める姿勢は重要」と、多様化させる意向を表明した。

 ⇒本石町日記 : 民主党政権が外貨準備を振り回すと世界経済の超巨大黒鳥になるのではないか、と思った件

メモ 水野日銀審議委員記者会見

 ⇒水野日銀審議委員記者会見の一問一答(2009年 08月 20日)

 ──民主党の大塚耕平議員が、日銀に財政ファイナンスに協力してもらうことも少しはあると推測していると述べているが、これをどう考えるか。また物価に関して、物価の低下についてデフレ対策が必要と大塚議員は言っているが、デフレ対策として金融政策に期待する声が高まることが考えられる。足元の物価状況を金融政策でどうすべきか。

 「両方とも答えは決まっていて、日銀法の精神にのっとって行動しますということしかない。ただ2つ目については付言すると、物価が下がった理由を考えると、景気が弱いということ。先ほど財とサービスに分けて説明した。財については明らかに需給ギャップがマイナスだということが大きい。最近の動きで個人的に気になっているのが、雇用者所得の動き。中央銀行が物価の安定をと言った場合、それは中長期的にみた話。今起きている物価の下落は、世界経済の景気の低迷に起因する財のところと、それにも関係するが、企業が、世界・日本経済の先行きに対して期待成長率が若干下がってくるのではないか、あるいはもう下がってしまったのではないかという一部の企業が、キャッシュインフローの減少をコストカットで乗り切ろうとしている。それが家計部門にしわ寄せが行っているという状況が起きている。その中で、金融政策だけでできることは、0.1%という政策金利の中で、実際にできることは非常に限られている」

 「われわれがしなくてはならないのは、金融面からの景気の底割れを回避していく、金融システムの安定を維持する、この2つでサポートしていくしかなくて、0.1%の低金利の中では、需要創出効果は極めて限られているという認識なので、金融政策だけでどうこうなるというものではない。中長期的な物価の安定を目指すのが中央銀行の仕事であるということと、2つ目として、低金利の中で短期的に物価を押し上げるような、景気を刺激するような政策を持っているかというと、もっていないという状況。ある程度、長期戦で臨まなければいけないと、今回の世界の金融危機後の情勢の中では、仕方がないと考えている」

 ちと微妙。

 でもこれはそう↓

──金融政策でできることは限られているというが、それでは財政面か制度面で改革が必要ということか。企業のリスクテイク能力を高めるのはどういう策か。

 

 「ニューケインジアン的なマクロ政策運営を前提に考えると、規制緩和になる。財政というのは、一時的に景気を押し上げても、その後、増税を期待する賢明な国民からすると、その効果は持続性がないというのが基本的な学会の考え方だ。そういう点で、需給ギャップが非常の大きくなって、景気が底割れしそうだった昨年の第4・四半期、今年の第1・四半期に政府が補正予算を打った。ワイズスペンディングかどうかという議論はあるが、それは必要だと思う。ただ、景気が最悪期を脱して底割れを回避できたら、持続的景気回復を民間主導でどうやって引き出していくかを考えていかなくてはいけないので、当然、規制緩和ということになると思うし、あとは民間の力を引き出すためには、税制改正、例えば法人税がどうあるべきかという税のあり方の問題とか、研究開発を応援するような何らかの仕組み、あるいは政策面でのサポートが必要になってくる。政府の役割は少しずつ小さくなっていかないといけないと思う。なぜかというと、持続性がなくなってくるため。市場の失敗を政府の介入で止めることは必要だったが、それにいつまでも頼ると今度は、民間活力の低下につながり、結局、潜在成長力の回復にはつながってこない。個人的に期待しているのは、やはり規制緩和、それから民間主導の回復を促すような政策を考えていくべきと考えている

ブログと一言さんお断り

 洒落の元は「一見さんお断り」。

 「一言さんお断り」はコメントお断りという意味ではなくて。

 ブログのPVとかだが、

 ⇒Felix Salmon » Blog Archive » Notes on blogging for journalists | Blogs |

 ⇒フェリックス・サーモンのジャーナリスト向けブログ講座 - himaginaryの日記

いつものことながら、量と質の間にはトレードオフがある。質を落としてたくさん書くべきか、質を高く維持して少なめに書くべきか? 幸運なことに、この質問に対し、実証に基づく単純な回答を用意できるほどブロゴスフィアの歴史は十分に長い:もし選択を迫られたら、質より量を選ぶべし。個人的には嫌かもしれないが――実際私もそうだ――あまり頻繁にブログを更新しないとても優れたブロガーがいたら教えて欲しいものだ*4。

 「あまり頻繁にブログを更新しないとても優れたブロガー」というと風呂無駄さんとかふと連想するが、批判という意味ではないが、ぶくま数が高いのと、ブログの世界での影響力は違うのではないかな。

 というあたりで、「ブログの世界での影響力」って何よ、だが。これは、おそらくある程度の信頼を得たブロガー間のネットワークの派生のように見える。別の角度からいうと、ブログの世界だと、時折祭りのようなテーマが起きるのだけど、それをどのくらい「信頼を得たブロガー間のネットワーク」が影響されるかは必ずしも線形に対応しない。というか、ある程度のPVのあるブロガーで長期に継続している人は、話題に対するある種の責務のようなものを持っていて、祭りをフィルターする。

 このあたりは。

ブロガーというのは、多くの場合、自分の仕事については最悪の判断者である。個人的にも、とても良く書けたと思ったのにまるで注目されなかったエントリ、やっつけでさくっと書いたのに非常な反響を呼んであちこちに出回ったエントリの例を何百と挙げることができる。個人のブログエントリのレベルでは、ブロギングというのは、大抵の場合、宝くじみたいなものだ。もし籤を引き当てたいならば、買えるだけの数の籤を買うのが一番良い。

 これにある程度適応している。つまり、個別エントリのPVのバブル性と、孤独だが自分のブログの信頼性への責務との相剋みたいなところでバランスを取っている、というか、そのバランスがないと消えてしまう。(もう少しいうと、祭り化したときは、文化戦争のように意見はスキーム化されているので、個人の立場で意見を持つブロガーにはあまり発言の地歩がないものだ。)

 このあたりは。

 ⇒11D: The Blogosphere 2.0

 ⇒ブログの凋落? - himaginaryの日記

 

4.ブロガーの燃え尽き症候群

多くのトップクラスのブロガーが他の職業に専念するか燃え尽きるかした。アルファブロガーのみならず、多くのブロガーが、金銭的な見返りが無いにも関わらず、1日3〜5時間をブログに費やしている。それは自ブログのポストを書いたりコメントに応えたりするだけでなく、他のブログを読んだり、他のブロガーと交流する時間も含まれる。これを長期間続けるのは難しい。配偶者も嫌がるだろう。

 

5.読者の燃え尽き症候群

理由は分からないが、人々は以前ほどリンクをクリックしなくなった。経験から言っても、かつては大物ブロガーにリンクされると午後には10,000の新しい読者のアクセスがあったが、今やその数字は数百に減ってしまった。読者も新しいものを読むのに飽きたか、これまであまりにもくだらないところに飛ばされすぎたのだろう。

 この傾向がある。

 逆にいうと、この傾向のバランスが取れるとブログは続く。続けてどうよは今は問わないとして。

 あと、先のリンクに戻って。

そして、ジャーナリストにとって非常に困難な課題がある。それは、間違えろ、ということだ。私のもう一つのスローガンは、もし間違うことがなければ、面白くもならない、というものだ*5。ジャーナリストからブロガーに転じた人たちは、過ちに用心しすぎるきらいがある。そうすると、無味乾燥な、断り書きの多い文章になる。もしミスを犯せば、コメントや他のブロガーがすぐに教えてくれるので、取り消し線や追記によって、堂々とそのミスを修正できる。あなたが自分の言ったことを隠さず、自分の言うべきだったことを明らかにすれば、その点について尊敬を得るだろう。ジャーナリズムでは、書いたことがそのまま公の記録の一部になるし、いったん刊行されれば取り消して変更するのは非常に難しい。ブログでは、それが可能だし、また実際にすべきことなのだ(ただし隠微なやり方はNGだが)。

 ブロガーというのは間違ってもいいし、むしろ間違えるのを恐れないほうがよいと思う。

 例えば⇒はてなブックマーク - 週刊新潮の襲撃実行犯の話 - finalventの日記

kanose マスコミ, 新聞 掲載一週目だからかもしれないが、今読むと何ともいえない記事だこと…。でも、新潮の盟友である週刊文春でもツッコまれていたのに 2009/08/23

 kanoseさんお得意の、後出しじゃんけん上から目線だが、こういうふうに考えていくのがブログでは一番よくないと私は考えている。ちなみに該当エントリだが、kanoseさんの後出しじゃんけん上から目線は当たっているとは思わない。

 これに関連して。

ここでまた別のスローガンを披露しておこう。「あるブログの質は個々のブログエントリにあるのではなく、ブログそのものにある」 メディアの業界団体がオンライン世界にも手を伸ばそうとして、ブロガーを対象にした賞を設定するということがしょっちゅうある。その際、決まって応募用紙に書かれているのは、自分のブログのベストエントリをいくつか挙げろ、というものだ。そしてそこに書かれたブログエントリが審査員によって読まれ、最優秀ブログが決められる。

 

これはもちろん馬鹿げたことだ。他の人たちにリンクをするだけの偉大なブロガーもいる*6。個々のブログエントリにはあまり価値はないが、全体としてみた場合、およびその編集の役割を考えた場合、価値は計り知れない。

 これはかなり重要な指摘で、「あるブログの質は個々のブログエントリにあるのではなく、ブログそのものにある」、オリジナルは、“the object of quality in a blog is not the individual blog entry, it’s the blog itself”、つまり、「あるブログの質は特定のエントリによるのではなく、そのブログ自体にある」、つまり、たまに受けるエントリがあるとか、エントリ単位で受けを狙うというより、ブログとして発信し続ける定常性に質が問われる。

 これに対して、一言さんは、基本的にエントリーベースだし、基本的な受動的な批評家であって、ブログのように、罵倒や「後出しじゃんけん上から目線」を受けつつも発信していくことは違う。

 というか、そこに価値があるのだということを理解するのが、ブログというのはとても難しいメディアなんだろうと思う。

増幅実験。

 ⇒愛・蔵太のもう少し調べて書きたい日記

 ⇒この人はあまり賢くないようにぼくには思える、という婉曲表現(ブログネタ) - 愛・蔵太のもう少し調べて書きたい日記

 予測

  • finalvent日記はそれほど読者はないよん
  • 読者があっても詳細情報としてのリンクを辿る人は少ないよん

 とま、たぶん、残念な結果になるのでは。

 ところで。

この人はあまり賢くないようにぼくには思える、という婉曲表現ブログネタ)

 直接表現すると、バカじゃないのか、こいつ?

 は、よく言われる。それに対して

  • finalventはバカですが何か?
  • バカのご指摘部分はその数点のようなのですが、他に?

 かな。

 ちなみに、私は「この人はあまり賢くない」というのは、あまり関心がない。まあ、そういう人もいるかなくらい。それで生存できたら、それが賢いということなので、私がどうこう言うこっちゃない。

 ただ、はてぶ怒号ワンストップみたいに「この人たちはあまり賢くない」の場合、まあ、それはそれもいいけど、ちょっと簡単な事実や別の視点を提起できそうなときは、ナッジを送ることがある。

 その類型だと、アルファブロガーさんとか著名人さんが、おや?というときもナッジを送る。まあ、自分はナッジだと思っているけどくらいなので、私の愚かさの表明かもしれないけど。

 あと。

 「この人はあまり賢くない」というより、「この人はオーソドックスな教育を受けてない」「教養の厚みがない」というのは感じる。このあたりは、ふっと感じて、ふっと書いてしまうこともあるのだけど、上から目線のように嫌われる。お前何様、みたいにね。

 このあたりの感性なんだけど、まあ、そういうむかつきはわからないでもないけど、できるだけオーソドックスな教育の補助みたいのは大人になってもするべきだし、教養もかな。

 先日ジェニファー・ロペスの話を聞いてたら、おや、この人は教養人だし、オーソドックスな教育を受けてるなと感じた。感じただけだけど。

今日の大手紙社説

 民主党の日米関係論をどうするかが話題と言えば話題か。しかし結論は簡単だ。民主党は小沢さんを抜いてしまえばただの野合なので外交・軍事政策は存在しない。よくそんな政党を選ぶものだなと思うが、国民がそう選ぶならしかたない。日本の開戦も軍部の独走とか言われるし、実際各種陰謀はあったのだが、それでも実際は国民が戦争を選択した。国会は予算停止をもって戦争を止めることができた。

 松尾さんの⇒09年8月3日 初めてのデフレ問題講演 : 初めてのデフレ問題講演

だいたい、一番景気刺激効果がありそうなのが現政府・自民党の政策だし。いやそのとき言ったのですが、「構造改革」を「戦争」になぞらえれば、麻生さんの大型財政政策って、かつての戦争指導者が戦後急に平和の使徒面して親米民主主義者になったことに似ています。何の反省もなく「自分は本当は戦争に反対だったんだ」とか言って(実際、「本当は郵政民営化反対だった」って発言もありましたけど)。それで、それがけしからんから懲らしめてやろうと思って、野党に入れようとしたら、野党がみんな「皇国史観」を唱えていたっていうような、そんなたとえが通りそうな状態です。

 そうならないとよいのだけど。

 そういえば小泉さん東京新聞:<政権選択>小泉氏なお『改革』 チルドレン応援に奔走:今日の読み物(スコープなど)(TOKYO Web)

 四面楚歌(しめんそか)の小泉氏は二十日夜、横浜市内での演説を「私が言っていることは全然聞いてもらえないが、選挙が終われば分かる」と締めくくり、いらだちをにじませた。

 「いらだち」であったかな。

日経春秋 春秋(8/23)

 「蝶々(ちょうちょう)」「蛍の光」「むすんでひらいて」の旋律は誰でも口ずさめる。日本人に歌いやすい西洋の民謡を選んで、明治14年に「小学唱歌集」が編さんされたからだ。お雇い外国人だった米国の音楽教師ルーサー・メーソンの労作である。▼洋楽のドレミファは日本の伝統的な音階とは違う。子供たちはファとシの音程が、なかなか取れなかったという。耳を鍛えるために、メーソンは米国から最新のピアノを輸入した。伴奏に合わせて歌えば、楽しく西洋の音感が身につくと考えたのだろう。現在も愛され続ける唱歌集の曲を支えた楽器の力は大きい。

 あまり指摘されているのを見たことはないが日本の国歌君が代」だが

 ⇒国旗及び国歌に関する法律

 見るとわかるように、ピアノ譜として記載されている。

 君が代というのは一見和楽のように聞こえるしそう意図もされているのだが、国歌としてはピアノを前提にしたもので、天皇が公式には洋服しか着ないのと類似の明治時代の近代化をきちんと引き継いでいる。

 こういうのは右派左派が馬鹿騒ぎする「ナショナリズム」というのはちょっと違った何かだろうと思うが。

日経社説 ネットを使えない選挙は変だ : NIKKEI NET(日経ネット)

 個人的な感覚からするとネットが使えなくてもよいのではないかとなんとなく思う。

日経社説 レアメタル確保へ備蓄・開発の強化急げNIKKEI NET(日経ネット)

 この問題、ごく簡単なスキーム地政学的な話題に転換しやすいが、私みたいな科学少年のなれの果てからすると、いろいろ工夫もありそうなものだと思う。

毎日社説 社説:社会保障改革 超党派で協議の場を - 毎日jp(毎日新聞)

 社保庁の解体が延期され、その職員が民間移行ではなく国家公務員の歳入庁になるのを是とするのが国民の総意ならそれはそれでしかたがないと思うが、これは同時に現自治労から国公労連傘下への改編が当然なされるのだろうが、と思うが、まあ、そうではないのだろう。私は誤解されてもなんだが自治労憎しとか思わないが、そのあたり(自治労から国公労へ)のけじめはあってしかるべきかとは思うが

毎日社説 社説:視点 衆院選 日米と民主党 「対等」の中身を語れ=論説委員・岸本正人 - 毎日jp(毎日新聞)

 悪い社説とはいえないが、

 そして第三は、自衛隊の活用を含めた国連活動への積極的参加など平和構築の取り組みと、日本の防衛に関する日米協力である。「核の傘」を軸とする「拡大抑止」の是非や集団的自衛権行使が重要な論点となる。

 軍事面だけで「対等」の中身を語ることはできないが、第三の要素を抜きにして日米関係を説明できないのも事実だ

 やはり⇒産経社説 【主張】アフガン大統領選 次期政権にも支援続けよ - MSN産経ニュース - finalventの日記

朝日社説 つくる会教科書―横浜市の採択への懸念

 採択手順に問題でもあるなら懸念はたしかにそうだが。

 市教委の今田忠彦委員長は、4年前の採択時、市教委でただ一人、扶桑社版を採用すべきだと主張した委員だった。今回の採択には、市教委トップとなった今田氏の意向が強く反映されたのだろう。

 教科書の採択権限は教育委員会にあるが、実際に使うのは教師と生徒だ。現場の声を反映した審議会の答申が、どこかで自由社か否かの二者択一のようになってしまった。

 今田氏は自由社版を「愛国心」条項などが盛り込まれた改正教育基本法の趣旨に合っている、と評価する。しかしこの法律は同時に、他国を尊重する態度を養うことも求めている。こちらは満たしているだろうか。

 そこがわからない。

 そうではないなら、朝日新聞は地域の民主主義の否定にまわっていることになる。採択手順が正しく違法性がないなら、地域の教育の問題は地域に任せるべきだ。

曇り

 残暑という感じだ。寝汗をかいて目覚め、窓を開けると夏の終わりの朝の風が吹き込む。夢はいろいろ見たが思い出せない。昨日ぼんやりと散歩しながら、この世界に存在することを旅のようにふと思う。私の直接の知り合いではないが、関係ある同年ほどの人が亡くなったと聞いた。まだお若いのにと思った。お子さんは高校生くらいらしい。事故ではなく癌だったそうだ。まわりの人もみな覚悟があっただろうし、本人にもあっただろう。書架にある頼藤和寛の「わたし、ガンです ある精神科医の耐病記 (文春新書)」のあとがきを見ると、

ま、とにかく、五十三歳の誕生日も二十一世紀も迎えられたし、本書を仕上げることもできた。この調子でいけば銀婚式も済ませることができるだろう。健康だったころは当たり前のように過ごしていた一日一にをありがたいものに感じる。

 とあり、静かな嗚咽感というか、胃をぐっと持ち上げるような感覚がある。

 最近はてなダイアリーは「ブログ」ということになった。そうかブログか。このブログとあのブログにはいろいろ書いてきた。が、私の実人生というか普通に見える部分についてはその捨象した内側からしか書いていない。私はさして内実のある人間でもないし、若いころ思ったほど聡明な人間でもなかった。不運だなと嘆くこともあるが、世を公平に見るなら神の恵みは十分すぎる。さて、すぎる部分の責務を果たしてきただろうか。人は自身を超越するものを愛することで義たらんとする。国を愛する、世界を愛する、平和を愛する、自然を愛する。しかしシニックにならなくても、自然に生きるならそこに欺瞞を覚えるだろう、というか、そこに欺瞞を覚えて小さな自分をかかえるのが自然な生き方だろうと思う。その抱えた部分を書いてきたような書いてないような奇妙な困惑を感じる。

 アルファブロガー切隊さんがブログのシーンで童貞宣言から結婚そして出産をさらさらと描き、ブログもトゥルーマン・ショーのようにも思えるし、それはメディアの種類や速度の変化であって、昭和の私小説も同じようなものかもしれないし、SNSというのもトゥルーマン・ショーのようなものだろうか。

 1981年に私は学部を終え、なんとなくその後も大学に残った。学問が好きだったかといえばそうかもしれないが、私を捉えていたなにかは学の形をしていなかったし、私もまたそれに見合う才能も習性もなかった。世を恐れていたかもしれないし、そういえば、あのころ、ある年上の女性に大学なんて腐ったところにいるんじゃないのと言われた。まあ、そうかもしれないし、そうでもないのかもしれないが、その気持ちはわかった。北海道出身のさばっとした美人で外国人の恋人ができたばかりだった。彼女は30歳を越えたくらいだったろうか。ふと思い出す。1981年に私もある人生を選べば、その年の子を持っていたかもしれない(いや中絶したということは幸いにしてないというか、私も童貞を守るの類の人生に近い)。先日、スイエンサーというNHKの番組を見て、女子高生が出てくるのだが、化粧というかメイクのせいか、顔に個性が感じられない。俺も年だなと思ったが、その後、若い子に聞いたら、そうですよわからないですよ何か?と言われ、困惑した。定期的な歯のクリーニングで歯科医に行き、待合室で雑誌を見、そこに出てくる女性の年を見ると、1981年生まれはもう28歳か。沖縄でたまにバスで乗り合わせた高校生の女の子に一昨年沖縄であったが30歳になっていた。

 時を思うと眼前に嵐が吹くように思えることがある。そして火があっても、そこに神はいないのだろう。

2009-08-22

シェル携帯かあ

 ⇒イスラエル:携帯電話は通話機能のみ…ユダヤ教超正統派 - 毎日jp(毎日新聞)

 エルサレムにある超正統派の教徒の街メア・シェアリーム。携帯電話店には、ヘブライ語で「認定」と太鼓判を押された商品がずらりと並ぶ。「ここでは『コシェル携帯』しか買えないよ」と店長のマークさん(32)。「コシェル」とはユダヤ教の規律に照らして「適正」なものを指す。認定印は、専門機関が公式に規律に合致していることを認める証明だ。

 厳格なユダヤ教の生活規範に反しない最新技術の活用法を研究しているラビ(導師)、ハルペリン師(75)は「問題は電話自体ではなく、付随機能。インターネットやメールは不道徳に使われかねない」と説く。例えば、超正統派はテレビを見てはいけないとされる。女性の裸など宗教倫理に反する映像を不意に目にする危険があるためだ。インターネットはポルノ系サイトにアクセスする恐れがあるし、メールでは、面と向かって言えないことでも文字にしてしまうかもしれない、という。

 March 3, 2005⇒ Kosher phone taps into new market for mobiles - Times Online

 説明はちと疑問。彼らは混紡とか着ることができない、と同じように律法の根拠があるはず。

 通常は食べ物の規定と見られることが多い。

 ⇒カシュルート - Wikipedia

 ⇒Kashrut - Wikipedia, the free encyclopedia

 普通の英語では、kosherが多いと思うが。

 ⇒kosher - Wiktionary

それって逆効果じゃね

 ぶくまでめっけ⇒シゴタノ! ―    iPodを、リラックスのためでなく「養成ギブス」のために使ってみる

 そんな時私は、仕事や勉強のスタート時にiPodでわざと「日本語で語りかける方式」のオーディオブックを聴くことにしています。たとえば、私のお気に入り、ジェームズ・アレンの「原因と結果の法則」や、「通勤立ち読みブックラリー」といった、ポッドキャストのインタビューなどです。

「え? なんでわざと、作業を邪魔するようなことをするんだ? 集中できる音楽を聴いたほうがいいんじゃ?」

 とお思いかもしれませんね。

 確かに、最初は自分の思考を邪魔するように思えるこのやり方。でも、しばらく我慢しているうちに、iPodの話が全然耳に入らないくらいまで集中している瞬間がきます。

 それって逆効果じゃね

 人の話を遮断するほど自分の思考に集中しちゃうっていうのは危なくね。

今日の大手紙社説

 アフガン選が話題といえば話題。現状ではなんとも言い難い。

日経春秋 春秋(8/22)

日本に最も近い米国であるハワイを再発見したい。例えば真珠湾攻撃で沈んだ戦艦の上に浮かぶアリゾナ記念館は、鎮魂の空間だ。一度訪れ、日米の歴史を考えるもよし。

 ⇒極東ブログ: 対馬丸メモリアルデー

産経社説 【主張】アフガン大統領選 次期政権にも支援続けよ - MSN産経ニュース

 01年以降、約2千億円のアフガン支援を行った日本は、インド洋で海上自衛隊による補給支援活動を実施中だ。民主党の鳩山由紀夫代表は、来年1月以降の延長はしないと明言しているが、代わりに何をすべきかを示していない。民主党政権が誕生した場合、再考すべき緊急課題の一つである。

 すでに示しているとも言えるのだけど。

 ⇒国連平和活動への積極参加 : 民主党政策マグナカルタ

国連の平和活動は、国際社会における積極的な役割を求める憲法の理念に合致し、また主権国家自衛権行使とは性格を異にしていることから、国連憲章第41条及び42条に拠るものも含めて、国連の要請に基づいて、わが国の主体的判断と民主的統制の下に、積極的に参加する。

 国連の平和活動に積極的に参加する、とのこと。つまり、主権国家の自衛権行使とは性格を異にした軍事活動。

毎日社説 社説:視点 衆院選 金融危機後 「反市場主義」が答えか=論説委員・福本容子 - 毎日jp(毎日新聞)

 「小泉改革」を「市場原理主義」の構造改革とみなして反対しているのだとすれば大きな勘違いだ。本気の構造改革など始まってもいないのだから、「改める」とはおかしすぎる。

 そう思うね。というか、小泉さんも農政にはタッチしなかった。

読売社説 社説:アフガニスタン 大統領選の透明性保て - 毎日jp(毎日新聞)

 治安悪化に歯止めがかからない現状を浮き彫りにする出来事だ。アフガンでは近年、タリバンが攻勢を強め、北大西洋条約機構(NATO)加盟国主体の国際治安支援部隊(ISAF)は苦戦を続けている。

 民主党はこのISAFに参加するつもりなのだが。

 選挙後、優勢が伝えられたカルザイ大統領と、有力対抗馬のアブドラ元外相の陣営がともに「勝利」を宣言し、情勢は混とんとしてきた。投票率は前回(約70%)を大幅に下回る40〜50%とみられ、選挙の正当性が疑問視される可能性もある。

 このあたりはヲチ

読売社説 憲法改正 「国づくり」の基本を論じよう : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 ここまで来ると一種の感服感はあるな。政治理念にこだわれる人は私にはよくわからないな。

朝日社説 ボルトの世界新―人類の可能性に驚嘆する : asahi.com(朝日新聞社):社説

 短距離走には人間の能力とその限界が映し出される。ボルト選手の電撃的な走りは、人類が秘める無限ともいえる可能性を改めて教えてくれる。

 私は逆な印象を持つ。もうやめとけ、みたいな。

 NHK7で見た印象だが特別な訓練はないということだった。スポーツ科学の高度化が否定されているなら小気味よく思わないでもない。

朝日社説 09総選挙・終盤へ―民主党へと風は吹くが : asahi.com(朝日新聞社):社説

 民主党が深刻に受け止めるべきは、看板政策に対する有権者の冷ややかな目だ。子ども手当は55%、高速道路の無料化は67%が「評価しない」と答えた。これらの公約の財源を民主党が本当に賄えるのか。「不安を感じる」という人は83%にも達した。

 政策への低い評価は自民党も同じだ。10年で家庭の手取りを100万円増やすという公約を「評価しない」人は66%。自民党の政策の財源に不安を感じる人は民主党の場合と同じ83%。

 単純に政治は無関係・不審というのもあるだろうが、この政策については普通に子供だましの類と見られているのだろう。別の面ではこの不満を吸収する政党が存在しないということなのだろう。

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 薄曇り。蒸し暑い。エアコンディションをしないので、寝汗で目覚める。が、それも夏の風情かと思う。夢はかなりごちゃごちゃと見たという感覚はあるが、覚えていない。昨日散髪屋に行くと混んでいた。先日は空いていたのでなんだろうかと思った。家電品などを見て回ると、微妙にIT部分は安くなっている印象がある。

2009-08-21

ブログサバト

 金曜日か。嘘みたいに速いな。

今日の大手紙社説

 特になし。

日経社説 温暖化を争点にして国のあり方競え : NIKKEI NET(日経ネット)

 しかし、ガソリンなど道路関係諸税の上乗せ税率(暫定税率)の廃止や高速道路の無料化は、自動車から鉄道や船舶へ、人や貨物の輸送を切り替える「モーダルシフト」に逆行する。地球温暖化税と暫定税率廃止との関係が明確でなく、全体として低炭素社会の実現という政策目標と整合性がとれているのか疑問だ。

 「モーダルシフト」は重要だと思う。というか、鉄道を上手に使わなくては。

産経社説 【主張】外交・安保公約 日米同盟堅持の構想示せ - MSN産経ニュース

 これに対し、民主党は補給支援を「来年1月終了、撤退」と明言しながら、これに代わる活動や具体的な貢献の説明はない。沖縄米軍基地についても、「海外移転が望ましく、最低でも県外移設を期待」(鳩山由紀夫代表)という。これだけでも、日米両国が3年がかりの苦労の末にまとめた再編計画(2006年5月)を白紙に戻す事態となりかねない。

 さらに心配なのは、民主党と連立を予定する社民党は、「グアム移転協定廃棄」や「辺野古基地建設反対」を掲げ、在日米軍駐留経費負担特別協定廃止などを公約している。横須賀への原子力空母配備にも反対だ。「反米・反同盟」ともみえる社民党公約と、「緊密で対等な日米同盟関係をつくる」と訴える民主党の公約には、それぞれ矛盾が多い。

 インド洋での補給支援、日米地位協定、米軍再編の3点セットはオバマ政権の対日政策担当者らも重視してきた問題で、同盟の根幹にもかかわる。民主党は国民にきちんと説明するよう求めたい。外交安保に関しては、党派を超えた共通の基盤が必要なのだ。

 無理でしょう。米国もどう対応するか困惑しているだろうが、してみるに盧武鉉氏は日本に多くの教訓を残したか。

読売社説 少子化対策 「手当」「無償化」で済むのか : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 子育て家庭には、経済支援とともに、保育所の増設など行政サービスの充実も重要だ。

 それが無理なのでバラマキなんだろうが。まあ、少子化対策というフレームでは無理だろう。

 子どもを育てることが生きることという意味が喪失したのだろうと思う。

 リバタリアンは家族の価値を重視し、その価値性を個人(親)に帰着させるが、そうした家族の価値というのは伝統・文化から生まれるものなのだし、家族それ自体がパターナリスティックなものだ。

朝日社説 09総選挙・脱温暖化―「痛み」をどう説得する

 高速道路の無料化やガソリン税などの暫定税率の廃止のように、低炭素化と逆行しかねない政策もマニフェストには並ぶ。どう整合性をとるのか。これもきちんと説明してもらいたい。

 この件は民主党はなんも考えてないっぽい。管の持ちネタへの配慮っぽい。

 忘れてならないのは、低炭素化の変革には「痛み」が伴うことだ。自然エネルギーの買い取り制度では、電気料金の値上げが避けられまい。排出量取引のせいで企業の経営が圧迫される恐れもある。

 だが、この痛みは気候変動で人類が被る損失を回避するために必要なコストであり、新たな成長の糧をつかむチャンスでもある。産業界や国民を説得する力が政治に問われている。

 まいど原子力はスルーなのはしかたないとして、「この痛みは気候変動で人類が被る損失を回避するために必要なコスト」は苦笑する。損失回避はできない。科学がまるでわかってないのだろうなと思うが、そう言っても空しいか。コストというならきちんと経済学的に別の対処が可能だ。

曇り

 天気図を見ると前線が通過する。が、関東は雨の予想はない。各地では降るだろう。セブンイレブンおでんが出ていた。以前はなぜかと思ったが、理由は知ったのでほぉと思っている(参照)。夢は覚えていない。いろいろ見たようだが。あと、じんわり夏バテだ。レッドクリフを見て、そうだな横光のあれ大人買いするかなとちょっと思案中。

2009-08-20

日本版ポートマッチ、もう一つやってみた

毎日ボートマッチ(えらぼーと) - 毎日jp(毎日新聞)

私の結果↓

f:id:finalvent:20090820213451p:image

増田の風景

 ⇒結論:恋愛は※でないと不可能

 ⇒http://anond.hatelabo.jp/20090820185214

 ブサ面の男というのは、うまく年を取ると独自の味わいと色気が出ると思うのですがね。まあ、そのうまく年を取るというのが難しい。

 逆にイケ面の男は年を取ると空っぽになることが多い。そうでなケースも多いけど。

 美女もふけると独自の味わいがある。というか、女の顔というのは、すこし老けが入るころに人間的な美しさがあるというか、そのあたり、欧米の映画なんかうまく捉えていると思うが。

 まあ、いろいろ言っても美醜の問題は難問だ。

先日NHK7で麻生さんの話を聞いて

 増田さん⇒麻生太郎 VS 鳩山由紀夫

麻生

漢字読めないのはいいんだけど、同じミスを何度も繰り返すのは正直能力がないと思われても仕方ない。

また党内の足並みも揃えられず、統率力にも疑問。

 と言われているが。

 先日NHK7で麻生さんの話を聞いて、この人、頭いいなと思いましたよ。たいした政治家だなとも。いや、まともに話を聞いたのが始めてだったかもしれないと反省した。

 街頭演説の部分なんかを聞いても、なかなか、落語のような味わいがある。

それはないんじゃかな

 ⇒どうやらギターはオンラインでも学べるらしい。 : ライフハッカー[日本版]

ちょっとは弾いたことあるけど楽譜を見てもコードの押さえ方とかがよく分からなくて...という方向けには……

 それはないんじゃいかな。

 コードが難しいとすると、いわゆる型どおりじゃなくて、別の抑え方とか、流れで変えるところかなんで、そういう情報はネットのリソースにはないと思うけど。

そういえば満点パパ 減点パパでした

 もう昔ということになるが、お笑いオンステージで三波伸介が満点パパというのをやっていた。

 ウィキペディアを見ると、1972年4月8日から1982年4月4日まで放送とある。10年やっていたのかと思う。というか、私の思春期から青春期をカバーしていた。

 先日、ドライブしていて、ふと、あのパパたちは今の私どころの年齢ではないぞ、若いぞと思った。子どもたちは10歳ほどではないか。当時は25歳くらいには結婚しているから、パパたちは30代半ばではないか。

 そういえば三波は早世だったな、いくつかと調べて、52歳であると気がついた。「びっくりしたなあ、もう!」 泣けるな。死因は解離性大動脈瘤破裂だったともある。無茶な芸がたたったことはたしかだ。早野凡平も50歳で癌なくなったが、やはり芸がたたったという印象がある。

 今思うと、命を削るような芸だったし、あのなかに大衆というものがあった。大衆がその意識を芸人に顕すとき、芸人は命を削るものだ。伊東四朗はどこかで微妙なバランスをとったかなとは思う。

 そういえば、お笑いオンステージは戸塚睦夫の早世を背負っていたように思うな。

 お笑いオンステージの全盛期はいつだろうか。仮に、78年あたりとすると、三波は48歳。お子さんはいらしただろうか。いたとしてそのときにはかなりの年なので、ゲストのパパたちには先輩的な視線はあっただろう。

 一番印象深いのはケーシー高峰で、子どもが出たら号泣して、番組にならなかった。あのとき、ケーシーは何歳だろうか。40代半ばか。お子さんは晩婚か再婚の子か。

 私はあまり昭和の時代が好きではない。懐古するのも好きではない(そうは見えないかもしれないが)。しかし、壮烈な時代だったなと思う。芸能史から見ると、昭和の文学史など糞かもしれないな。

今日の大手紙社説

 特になし。

産経社説 【主張】金大中氏死去 未完に終わった対北融和 - MSN産経ニュース

 未完というより、あの時代の空気でいえば、北朝鮮の暴発を抑えるという意味合いがあった。太陽政策は実際には一種の隔離政策でもあった。

毎日社説 社説:視点 衆院選 障害者施策 民主は本気なのか=論説委員・野沢和弘 - 毎日jp(毎日新聞)

 若干タメの議論の印象はある。財政には限界があるからだ。基本的なところで私は民主党の構想する日本社会が理解できないので、この問題もわからない。

毎日社説 社説:プラス成長復帰 経済の土台固める時だ - 毎日jp(毎日新聞)

 マイルドインタゲを避けるならこういう論調かなと思う。ただ、実際には民主党の政策は消費活性ではなく重税への恐怖になるだろうと思うが。

読売社説 農業政策 バラマキより体質強化が先だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 体質強化?というのは一面でしかなく、実際には農家と称する老人家庭への補助バラマキは避けがたい。問題は日米FTAというよりWTOにある。直接補償でWTOを推進しないと日本はやっていけない。しかし、もうそういう思考ができる人材が日本には絶えたのだ。

朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年8月20日(木)09総選挙に問う―「戦後外交」の呪縛を解け

 何が言いたいのか意味不明な社説だった。おそらく、日米同盟を否定しなくなったので過去の朝日の左派的な論調と整合が付かなくなっているのではないか。

 アフガン戦で英兵が200人死んだというのが、先日テレグラフやガーディアンで話題になっていた。なぜこの戦争をするのかという問い掛けが英国では重たい。米国との同盟、そして、アフガンに関わる英国の歴史というものがあるが、反面では英米は世界の自由交易を支えようと苦戦している。それをNATOに協力してもらいたいと英米は思っているが、NATO諸国は経済やロシアの脅威にままならなかった。米英からすれば日本にもっと貢献してもらいたか、貢献の素振りを見せてもらいたい。豪州はそこを理解していた。実を言えば給油なんて大したことではなく、象徴でしかない。豪州は同じアジア域で日本と対中国の問題も抱えていた。このあたりの英米同盟と同調は、表面化はしないものの、中近東やアジア諸国でも意識されていた。日本への期待と期待できなさ加減と中国のプレザンスが難しくからみあう。

 ⇒Leading us through the long haul - Telegraph

Mr Miliband is also right to highlight the fact that we are part of a 42-nation Nato mission in Afghanistan; too often we are left with the impression that this is a US/UK operation. That the western allies are in this together should be stressed at every opportunity (though we should at the same time be pressing hard for our less committed allies to pull their weight).

 このあたりの感覚が日本ではわからなくなっているのだろう。印象としては、日本は戦後直後より、さらに戦前より、世界のパワーゲームの感覚に疎くなっている。いわゆる軍事の問題のフレームの感性が欠落している。歴史が教えるものはその愚かさが悲劇を生むことでもあるのに。

晴れ

 朝の風が冷やりとしてきた。夢はさきほどまで覚えていたがあらかた忘れた。またまた青春の蹉跌物語だった。つばさとかの影響もあるかもしれない。指導教官に言われた報告書を忘れてしまった云々という話だった。青春の蹉跌物語の夢は多いが、もしかすると実経験の苦しみを無意識で消化しているというより、ある種の感情の物語表現なのかもしれない。そういえば、この夏運動量が少なく太ったかなと思ったが、それほどでもなかった。沖縄で暮らし始めたら10kg近く太って驚いた。37歳くらいだったか。その後、半分は戻した。170cmあるが60kgを割るくらいがいいかと思うが、筋肉が付くとそれなりに体重は落ちない。まあ、ある種の均衡があるのだろう。ぼんやりグッチの料理番組があって、うちの夫婦は直ったインフルエンザ、熱は冷めたけどセキは抜けないというネタがあって、どっと疲れた。グッチのギャグがいちいち疲労感。いやはや自分もこの手の年寄りを演じているのかもしれない。そういえば、先週ぼうっと無精髭が伸び始めていたので剃ったら、え、剃ったのとか言われた。いや、伸ばす気はないんだが。

2009-08-19

あー、こういう変更やって欲しくないのだけど、「ブログトップ」ってやつ

 ⇒はてなダイアリーの操作画面の表記を変更しました - はてなダイアリー日記

本日、はてなダイアリーの操作画面の表記変更を行い、「日記」と表示していた部分を「ブログ」に置き換えました。

 

これに伴い、ブログ画面上部のメニュー「最新の日記」は「ブログトップ」になりました。管理画面の表記も変更を行っています。

 

はてなダイアリーは「はてなのブログサービス」としてご利用を開始される方が日々多数いらっしゃり、こうした方々が戸惑わずよりスムーズに利用開始できるよう、「ブログ」という表記を基本的に用いていきたいと考えております。

 なんか、とてもイヤ。

 これはブログでしょとか言われると、はあ、そうですかというのが合理的かもしれないけど、なんか、イヤだなぁ。

 ぶこめ⇒はてなブックマーク - はてなダイアリーの操作画面の表記を変更しました - はてなダイアリー日記

 遙か昔⇒「日本人にはBlogより日記」、はてなの人気に迫る:インタビュー - page2 - CNET Japan

 昔だなぁ⇒2004-04-01 - はてなダイアリー日記

はてなブログは不評のため、「はてなダイアリー」に名称を戻しました。

日本人にはブログより日記かもしれません。

 また戻してよ。

どうかな

 ⇒露出の高さも計算のうち、セクシーすぎる台湾のビンロウ売りの女性たち:ザイーガ

 ⇒はてなブックマーク - 露出の高さも計算のうち、セクシーすぎる台湾のビンロウ売りの女性たち:ザイーガ

oirano 世界 アジア, エロス 台北近辺は大したことない。南の方は凄いらしい。 2009/08/19

 台南に行ったのはもう10年くらい前だけど、台南市の夜とかでも、檳榔売りは地味なものだった。というか、若い人は檳榔やらない。

 とネットを見ると⇒台湾大人の時間:台湾ダークサイドその壱「檳樃」(びんろう):kazz-19blog<東亜州好好玩玩/>:So-net blog

空港の敷地を出て、高速に乗るまでにしばらく寂れた国道を走るのだが、ココこそ「檳樃小姐」達のVIEWポイント。ここはかろうじて台北市内ではなく「台北県」なのである。国道の両サイドに原色系の派手なネオンで彩られたガラス製のBOXが何軒も並ぶ。もっともココら辺りは規模が小さく、本場は「台中辺り」との事である

 へぇ。

 近年の変化かな。

 まあ、昔の台湾は……。

4枚目の絵だが

 ⇒ここ最近、政治関連スレで出回っている“ネトウヨの実態”の画像:【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)

 「児童ポルノ法反対!」な人は麻生自民党を支持ではなく、民主党支持なのではないかな。

 麻生さんはいわゆるネトウヨからは支持されてないので、このイメージは自虐ネタかもしれないけど、感覚が古いように思う。

 というか。

 ネットの小泉バッシングでは、ネットウヨ靖国参拝)とかB層のとかで批判されていたけど、実際の小泉支持は都市民の潜在的なリバタリアンの性質だった。簡単にいうと、公務員や農村に搾取されるのはヤダなという都市民の感覚。

 これが今回の選挙ではオモテに出て来ないように見えるのは、みんなそろって、農村や公務員のように国家希求の性質になってきたからなのか。

 個人的にはそんなことはないと思うが。

このネタ知らない人がいるのか

 思った⇒はてなブックマーク - 食料自給率100%の世界 - Chikirinの日記

 ⇒食料自給率100%の世界 - Chikirinの日記

 このネタ、この分野の人には、終戦時の日本の食料自給率100%だった話として、よく知られている。(海外から食糧が入らなければ、自給率は100%になりますよ。)

 それより、食料自給率ってEU諸国では公的に計算していないのに、日本の農水省が代わって概算して出しているだけなのな。そのほうが笑える話だと思うが、まあ、ネタに仕立てないと面白くはないか。

 

追記

 どうでもいいといえばいいんだけど、この手のぶこめは典型的な誤解ですよと思うと思うので、というか典型例として。

 ⇒はてなブックマーク - このネタ知らない人がいるのか - finalventの日記

sauvage finalvent, 政治, コメント欄, 保守主義 米欄怪しい発言。第二の敗戦の原因=プラザ合意論は不況が長期化してから文春周辺で流行した物。バブル崩壊に先行する好景気には語られていない。また国民国家ではなく民族国家と。

 「第二の敗戦の原因=プラザ合意論は不況が長期化してから文春周辺で流行した物」はsauvageさんの御意見。私は別の考えを持っている。というか、文春周辺については知らない。「バブル崩壊に先行する好景気には語られていない」もそう。「また国民国家ではなく民族国家と」は、nation stateの訳語の問題。

 ⇒国民国家 - Wikipedia

国民に纏め上げる際には民族としてのアイデンティティーが重要な要素となった。

 ということ。

 ただ、私としては、「国民国家」はnation stateの訳語として的確ではないと思っている。というのは、中国でもそうだけど、ウイグル族は「中国国民」なわけね。トルコクルド人も「トルコ国民」。そういう国民というのは、民族国家としてのnation stateから帝国的な逸脱で出てくるもの。このあたりの両義性は、ナショナリズムの両義性にも関係している。

 ついでに。

Midas 米欄。最近「日本はフランスイギリスの様な国を目指すべき」意見をよく聞く。言及先のブ米にも書いたが昔の日本は中国にとっての今のキューバみたいなもの。あの敗戦もプラザ以降のそれも全く順当な位置取りの結果 2009/08/21

 「昔の日本は中国にとっての今のキューバみたいなもの」は台湾。対ソ、冷戦の構造でもあった。まあ、それは別の話。ここで持ち出す話とは違うと思うが。

ある大学でこんな授業があったという。

inspired by ある大学でこんな授業があったという。  : ひろゆき@オープンSNS

 

ある大学でこんな授業があったという。

「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇に置いた。

その壺に、彼は一つ一つ岩を詰めた。壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。

「この壺は満杯か?」教室中の学生が「はい」と答えた。

「本当に?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利をとり出した。

そしてじゃりを壺の中に流し込み、壺を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていく。

そしてもう一度聞いた。

「この壺は満杯か?」学生は答えられない。

一人の生徒が「多分違うだろう」と答えた。

 

教授は「そうだ」と笑い、今度は教壇の陰から砂の入ったバケツを取り出した。

それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。

「この壺はこれでいっぱいになったか?」

 学生は声を揃えて、「いや」と答えた。

教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと注いだ。彼は学生に最後の質問を投げかける。

「僕が何を言いたいのかわかるだろうか」

 

一人の学生が手を挙げた。

 学生はにやりと笑って「いや」と答えた。

教授は内ポケットからスキットルを取り出して、中のシングルモルトを垂らした。数滴したところ水がこぼれた。彼は学生に最後の質問を投げかける。

「僕が何を言いたいのかわかるだろうか」

 

「水の分子の隙間にアルコールが入り込むと思ったら

 うまくいかずに教訓も失敗したということです」

「それは違う」と教授は言った。

 

「重要なポイントはそこにはないんだよ。この例が私達に示してくれる真実は、

 どんなに人生が詰め込まれていても、失敗を祝ってシングルモルトは最後に入れたいという事なんだ」

今日の大手紙社説

 特になし。毎日新聞社説の金大中追悼がよかった。

産経社説 【主張】地球環境公約 25%削減は国が転倒する - MSN産経ニュース

 民主党が掲げる「高速道路の無料化」は、低炭素社会づくりに逆行する施策であろう。国民生活や企業活動のコストが引き下げられ、地域活性化も期待されるとしているが、車の交通量増大による二酸化炭素の増加は明らかだ。

 これね、単に管さんの持ちネタメンツだけのような。

毎日社説 社説:視点 衆院選 非正規雇用 「対立より合意」目指せ=論説委員・稲葉康生 - 毎日jp(毎日新聞)

 不安定な非正規雇用労働者の処遇改善を最優先に考え、「対立より合意」を目ざす努力を政治に望みたい。

 自分で何を言っているのか執筆子わかっているのかな。

 ⇒[書評]新しい労働社会―雇用システムの再構築へ(濱口桂一郎): 極東ブログ

毎日社説 社説:金大中元大統領 激動の韓国を体現した - 毎日jp(毎日新聞)

 良社説。

 36年前、東京のホテルからソウルに拉致された事件によって金氏は日本で最も名高い韓国人となった。この事件が韓国情報機関の組織的犯行であり、日本への主権侵害にあたることは明白だったが、政治決着によってうやむやにされた。日韓双方の政府が不誠実であった。

 しかし金氏は、自らの大統領在任中はこの問題に手を付けなかった。07年の真相調査委員会報告書の発表を受けてようやく韓国政府は日本に対する主権侵害に「遺憾の意」を表明し、外交的には決着した。だが日本の捜査当局による容疑者調べは実現していない。事件の大団円を迎えぬまま金氏がこの世を去った事実は、歴史に刻まれるべきである。

 毎日新聞は要点を書いている。

 しかし、この融和路線は北朝鮮の高濃縮ウラン開発疑惑の浮上を機に矛盾が露呈する。次の盧武鉉(ノムヒョン政権は対北支援を大幅に増やしたが、北朝鮮のミサイル発射や核実験の強行で韓国世論が冷え込み、「太陽政策」は正しくないという声も高まった。金氏はこれを憂慮し、入院前は北朝鮮に妥協しない李明博(イミョンバク)政権の姿勢を強く批判していた。

 「歴史的な南北首脳会談」を主な理由として金氏が受賞したノーベル平和賞は色あせてしまった。韓国で逮捕され日本人拉致を自供した人物を北朝鮮に送還したことも、日本における金氏の声望を少なからず傷つけたのである。

 この点もきっちり書いている。

朝日社説 金大中氏死去―日韓の新時代を開いて

 なんだかよくわからない社説。

 金氏は戦前の日本名では豊田大中さん。李登輝が岩里政男さんだったのと同型の位置にあると思う。青年になるまで日本人として生きて来た人だったが、ある日、お前たちは日本人ではないよと言われた。言われて見ればそうかという以外はない。琉球人もまたそう言われたが、自分たちは日本人だろうと思っていた(そう思わなかった人もいた。池宮城秀意や新垣弓太郎など)。朝鮮台湾・琉球その差は滑らかな差でしかない。そして、内地もまた一丸ではなく、差異は滑らかに浸潤していた。

 金氏には日本人の恩師がいた。恩師が日本人であることは、どういう政治の仕組みであれば、人とのつながりという面がある。まあ、そうでもない面もあると言い出すことが不可能でもないが。

朝日社説 09総選挙・追悼施設―今度こそ実現させよ

 どんな人でも自然な気持ちで戦争で亡くなった人々を追悼できる。そんな施設が日本にないのは残念なことである。民主党などが問題を打開しようと声をあげたことを歓迎したい。

 追悼というのは個人の面ではしてもしなくてもいい信条の領域だし、さらにそれに施設が必要なものでもない。国家の手前公的な追悼という面もあるが、施設が必要というものでもないだろう。白いユリの花を追悼の象徴とするとして、施設に固定せずという手もあるだろう。

外国からの賓客の多くが靖国を訪問できないのもそのためだろう。

 これは単なるミスではないかと思うが。

曇り

 睡眠が夜型にシフトしている。そういえば今年は、朝方のエアコンディションはしていない。夢は。中年の私は「初恋」の人と結婚したというのだが、その人の妹さんから、なぜあなたは姉を避けているのと詰問される。どうやらセックスレス夫婦というらしい。私といえば、「初恋」の人というのもよくわからないし、結婚したという記憶もないので、この状態はどうしたことかと困惑している。他にもいろいろあったようだが、よく覚えていない。エロめいた展開がないあたりがしょぼい。

2009-08-18

金大中、死去

 ⇒韓国の金大中元大統領が死去、85歳 :

 かじまやーあらん。とぅしびー。

そもそもサリエリによる毒殺説はねーよと思うけど

 ⇒Mozart Death Clues Point to Strep Rather Than Rival’s Treachery - Bloomberg.com

Aug. 17 (Bloomberg) -- Wolfgang Amadeus Mozart was killed by complications of a strep infection at age 35, not poisoned by his rival Antonio Salieri, a study says.

今日の大手紙社説

 特になし。

日経春秋 春秋(8/18)

「結果からみて、当時の東アジア情勢を蘇我氏はよく読んでいた。国際性という観点から物部氏らは内政をみることができなかった」。歴史家の千田稔氏は近著「平城京遷都」で解説する。

外来のものと既にあるものを昔から巧みに編集してきたのが日本だと、編集工学に詳しい松岡正剛氏は著書「日本という方法」で説く。

 まあ、それらの書籍が悪いとも思わないが。

 トンデモ本の部類にされるかもしれないし、古い本になったが、私はこの本が読まれるべきだと思っている。

 この本⇒「 白村江―古代日本の敗戦と薬師寺の謎: 鈴木 治: 本」

663年の白村江の戦い薬師寺の関係は何か? 平城京から各地を彷徨った遷都の謎、壬申の乱の本当の姿、東大寺大仏建立に秘められた事実とは? 古代日本を東アジアの国際情勢から解く。95年刊の新装版。

 古本⇒「 白村江―古代日本の敗戦と薬師寺の謎: 鈴木 治: 本」

古代日本の歴史を推進したものは果して何であったのか。その底にひそむ原動力を日本国内だけに求めて歴史を理解できるだろうか。白村江の戦、壬申の乱、薬師寺の建立、遺唐使の再開、藤原広嗣の乱、大仏建立、橘奈良麻呂の乱、平安遷都など…。二百数十年に及ぶ古代日本の政治・文化の歴史を中国朝鮮を中心とした当時の東アジアの情勢から鋭く再検討を加え古代史への挑戦を試みた。本書は従来の歴史書にみられた盲点を解明し、数々の謎に満ちた日本古代に広い視野と新しい展望を与えるものであり、なおかつ“歴史とは何か”をも考えさせる書である。

 異論は多いが、大筋でこれで正しいのではないかと思う。

産経社説 【主張】衆院選公示 「国どうする」が不十分 政権交代論の危うさ直視を - MSN産経ニュース

 各党が訴えるべきは、日本が抱える内政外交の懸案をどう解決するかの処方箋(せん)だ。たとえば、ばらまき的な政策を続けることはできない。財源の確保とともに財政健全化の目標をどうするかだ。

 また、北朝鮮核実験弾道ミサイル発射を踏まえて、日米同盟が弱体化されても、日本の平和と安全が確保されるのかどうか。

 バラマキが所得の再配分と重税国家志向なら継続が不可能でもない。公務員と民間の格差が広がり、市民の自由が減り、重税国家になるだけのことだ。

 財政健全化の目標はマクロ政財にかかっているが、自民も民主も無能なんで救いようがない。2%インタゲは特別不思議な政策でもないが出て来ない。

 日本の平和と安全は、ブラック・スワンに会うしかないのではないかな。会わないほうがよいが。まだ大したことはないとはいえ、軍拡していく中国を日本はどう付き合うのか。中国の核の下の平和というならそれが何を意味するかは、現下で苦しむ他民族や人権弾圧を見ればわかりそうなものだが。

 許志永逮捕の報道も日本ではほとんどない⇒時事ドットコム:人権活動家を警察が連行=建国60周年で締め付けか−中国

 ⇒China's Legal Lapses - washingtonpost.com

In February, Secretary of State Hillary Rodham Clinton said that human rights issues should not "interfere" in the discussion with China. But engaging with China does not mean abdicating the responsibility to strenuously object to its human rights violations -- especially in such an egregious case as the detention of Mr. Xu.

毎日社説 社説:衆院選、きょう公示 日本の未来を語れ 対米関係も重要な争点 - 毎日jp(毎日新聞)

 米紙ロサンゼルス・タイムズ東京支局長を務めたサム・ジェームソンさん(73)は60年秋から半世紀近く日本に住んでいるが、今の日本人は60年代の「ハングリー精神」を失ったように見えるという。経済的な目標も低めに設定されているようで、日本はもっとやれるのに、というはがゆさを覚えるらしい。

 外交も同様だ。「相手が米国でも国連でも、反対されそうだと日本は提案しない傾向がある。たとえ反対されても継続してやることです。黙っていたら、日本の気持ちは同盟国の米国だって分かりませんよ」

 前回総選挙で自民が大勝した05年は、日本が国連安保理の常任理事国入りを切望しながら、よりによって米国の実質的な「ノー」で望みを絶たれた年でもあった。

 ジェームソンさんはそんな米国の態度を「同盟国の裏切り行為」と批判する一方で、最近の日本の防衛論議を憂慮する。「米国へ向かうミサイルを迎撃する能力があるのに日本がそうしないなら、日本は米国人の信頼を失い、日米同盟は実質的に終わるでしょう」

 執筆子も「日米同盟は実質的に終わるでしょう」の欧米的な感覚はわかってないのではないのか。東欧のNATOの苦悩を見ていると軍事同盟の希求とつらさが感じられるが、日本ではほとんど報道もされないように思う。

 とはいえ嘆いてもしかたない。

読売社説 GDPプラス 本格回復へ詰めを誤るな : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 民主党政権下でもバラマキ内需と微妙な経済運営ができれば可能かなと思うが、稼ぎ頭を変えての産業セクター設備投資への変化はそう簡単ではないので、まあ、無理でしょう。

朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年8月18日(火)総選挙公示―「09年体制」の幕開けを

 とくにどってことない社説なのでスルーでよいのだが、ネットでもそうだが、右派左派どっちも結局ナショナリズムパターナリズムで、リバタリアニズムというのはないなと思う。正義と国家に魅了されてしまう人たちというのは、どうなんだろか。

 そういえば民主党が日章旗を継ぎ合わせたというショーもない話で、「国旗を切り貼りして何が悪い」みたいな意見をネットで見たが、私の感覚としてはもちろんまったく悪くないと思うが、それを掲げる集会というのは、国家のシンボルに敬意を持たないという思想を表明した集会だということで、「国旗を切り貼りして何が悪い」ではなく、そういう集会も日本国では許されるということにすぎない。そして民主党の支持者にそう考えている人がいるのだろうなと思うだけのことだ。日本は自由である。国旗が象徴している日本国家がその自由を許している。そうではない国家も多い。他国でこのように国旗の切り貼りを掲げる集会がどのような意味を持つか、外に向けた想像力は持っていたほうがよいと思う。

晴れ

 晩夏という雰囲気。週末は崩れるか。と、今日は火曜日だが。昨日は、「 レッドクリフ Part II」を見た。こんな話かな。考えてみるとそれほど動きの話でもないし、見場をつくるとしたらこんなものか。面白いかといえば面白かった。また見たいというタイプでもない。この手の話は今後も増えるだろう。し、それなりに深みのある作品も市場に合わせて出てくるだろうとは思うが、中国市場はでかすぎてどうか。小喬リン・チーリンが日本人にしか見えない。それいうなら、トニー・レオンもチャン・フォンイーもそうだし、ヴィッキー・チャオもそうだ。自分の感性がどうかしているのかと思ったが、韓流より日本人顔に見えるのはなぜだろうか。チャン・ツィイーとかだとああ中国人と思うし、あれ、海苔Pもどっちかというとそう見えないでもない。まあ、このあたりは個人的な感性もあるだろうが、小喬の絵は、あれは中国にはないだろうとは思った。夢は覚えていない。筋トレとストレッチを少しずつ開始。

2009-08-17

50歳までに読んでおいてよかった本?

inspired by 404 Blog Not Found:40歳までに読んでおいてよかった40作

 なんだろ。

 私は、毎度言っているけど社会的には人生失敗したなぁというクチなので、あれ読んでおいておくと、人生成功してよいよというな本は、原理的にない。なんとか苦しいなか生きるよすがになった本というのはある。これらはすでにブログとかにも書いている。まあ、その手の話題にするとリスティクルにはならない。

 小林秀雄が言っていたことで、正確な言葉ではないけど、全集を隅から隅まで読みなさいというのがあった。たしかにそういうのはある。それに類することでいえば、私は、小林秀雄、山本七平吉本隆明、をかなり読んだ。吉本は社会に出てからだが、小林や山本は10代からずっと読んでいる。この三人については早世ではないので、自分が年を取るごとに、読みの深みが出てきて、学恩というのでもないが、書籍を通して知る師への感謝の気持ちのようなものはある。が、その徹底して読むというのと、ずっと読み続けて、この三人から、私は恋愛や性の微妙な部分を間接的に学んだというのはある。小林と吉本については派手な、世間迷惑な恋愛をした。山本はその逆のようだが読み続けると微妙な部分は感得されてくる。人生のある微妙な部分は、親や親族、地域など具体的な人を通して学ぶところと、それでも学びきれない部分はある。ああ、森有正もそうか。

 書籍という話に戻ると、50歳まで限らす40歳でもそうだが、日本人なら徒然草を読むとよいかなというのはある。法師がこれを書いたのは、というか、このなかで描いている自分は40歳くらいまでとしているようだが、微妙に50歳の視線がある。昔の人なので現代人の40、50歳とは違うだろうが、そのあたりで、なんというのか、子が大人になる、死が見える、女があわれに愛おしくなるような微妙な感性の境界があり、そこを越えた視線がある。法師が徒然草を何歳まで手を入れたかわからないが、50代では放していたかもしれない。

 現代人が徒然草をどう読むべきか。そこはわからない。私は僥倖というか、古文が日常語と連結してかなり読めるようになった。というか、鎌倉時代までは現代日本語の延長として感じられるようになった。

 ⇒極東ブログ: 「徒然草」を読む

 それを多くの人に求めるというものでなければ、現代語訳となるのだろうが、よくわからない。徒然草はTips的に読める部分もあるし、そう読んで終わりになる面もあるだろうが、40歳を越えないとわからないものに出合うというのはあるだろうと、現代語訳であれ、とは思う。

 聖書をよく読んだ。それでも読み足りないとはとは思う。だが、これは、率直に言えば、私の運命がこれを読ませるような仕掛けだったのだろうという感じがして、人に勧めるというものではない。

 おっと、野暮用。

 唐突だけど。

cover
シッダールタ (新潮文庫): ヘッセ, 高橋 健二

 または

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シッダールタ: ヘルマン ヘッセ, Hermann Hesse, 岡田 朝雄

 をなんとなくお勧めしたいか。

 哲学的なところじゃなくて、女、子どもという文脈の含蓄から。

 

追記

 ヘッセがこれ書いたのは何歳頃だろうかと見るとに、45歳くらいか。なんかすごく納得するものがあるな。文学としては、ただの駄作だが。

 そういえば、ヘンリー・ミラーがこの本を薦めていたな。

 

追記

 ⇒はてなブックマーク - 50歳までに読んでおいてよかった本? - finalventの日記

mangakoji 何が伝えたいのかまとめてから書けばいいのに。 2009/08/17

 で、何が伝えたかったわかった? わからなかったら弾さんのリスティクルを読んでおくだけでよいと思うよ。

 ⇒10さいまでによんでおいてよかった10さく - riverrun past...

 その風味だとこれかな。

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がいこつさん: 五味 太郎

新聞休刊日

 目立ったニュースもないようだがどうだろう。

晴れ

 天気図を見るとオホーツク高気圧が目立つ。ひんやりとしてくる地域があるだろう。雲の色ももう秋めいている。昨日は、「レッドクリフ Part I」を見て、それから気になっていた、米国版の「 Shall We Dance ?」を見た。レッドクリフはまあ、米国製はこんなものかと思っていたが存外にこれは中国人向け市場なのだろう。そのあたり、どう中国人のツボなのかというところが意外に説得力があった。日本人の感性だとこの手の三国志演義は受けないかもしれないが、あの神話性みたいのはよく表現されていたかもしれない。アクションは昔のハリウッドのローマものとSFXハイブリッドというか、そのあたりが斬新といえばそうなのだろう。Part IIも見るだろうというか、そっちが赤壁の戦いではあるが。「 Shall We Dance ?」は見始めは奇妙な感じがした。日本映画がそのまま米国映画に翻案されるのか。シーンや心情までと思ったが、ジェニファー・ロペスがよく生きていた。途中から米国的なコンテキストが強くなった。全体として日本版の本質と米国版とは変わらないとも言えるのだが、米人というか欧米人の性の強い感情が表現されていた。私はというと、米国版のほうが好きかなと思った。夢は覚えていない。ぐったりしている。

2009-08-16

Googleが革命的なのはおそらく"The Impartial Spectator"に新しい次元の可能性を開いたことなんだろうと思う

 "The Impartial Spectator"というのも実際には、ミラーニューロンじゃないけど、各人の憶測のトランザクションの総和みたいのがあるのだけど、このトランザクションの幻影として"The Impartial Spectator"というものが逆に止揚されてくる。

 このトランザクションの情報的な側面、特に参加的情報がIS(Impartial Spectator)を形成するかもしれないという止揚の地平をGoogleが見せたことで、一度それを見た人類というのはもう二度と元には戻らない。

 その新しいかたちのISは、おそらくCICollective Intelligence)とは違ったもので、むしろCIのほうはタレブがバカにしまくっているおばかなんじゃないか。というとあたりで、それはなんだろということなんだけど、一つには、Google的知性への信頼というものがあるのではないかな。というか、それが一つのモラールとなるということの例証としてGoogleが広告屋さんとして、現状の資本主義の経済に現れているということなんだろうと、思う。

 まあ、この問題はちょっと自分でもうまくまとまっていないけど、実際にネットのなかで知性として存在するということは、GoogleにPlugされているということが事実上含意されてしまっている。

 もともと知識というのは書籍とかの形で外部記憶的なインテリジェンスを必要としていたのだけど、ここでもその一種の内的なトランザクションでGoogleがある本質変化をもたらしてしまった。

 ちょっと話がそれるけど、Google的な知性にある信頼が起きることそれ自体がこの新しいISの本質に関わっているのだろうと思う。これは、たぶん、数学と数学集団のような演繹的な知性への信頼に近いものではないかな。

 基本的に既存知識とそのトランザクションからある評価やバイアスというのは形成され、そこまででCIは形成できるし、モデル化されるのだけど、Google的ISというのはそれを越えていて、それが「公」的なある信頼性を幻影化させる。

 ごく簡単なことでいうと、政府というのは官僚機構だし、官僚機構とは紙の束だし、つまり情報手順なわけで、そこは事実上Googleに置き換わりえる(地方行政はGoogleにかなりアウトソーシング可能)。

読みのプロセスは日本語と英語は違うと思うが

 大変な人気だが⇒はてなブックマーク - 速読術の基本中の基本、頭の中の「音読」を抑える方法 | Lifehacking.jp

 というのは、普通、英語が少し得意なくらいの日本人は、英語を速く音読でないのですよ。つまり、そのレベル以上の速度にすると、ザッピングが起きる。

 英語は表音文字なので(ハングルもそうだけど)、音価の結合が強い。日本語は、「ら致」みたいな交ぜ書きをすると、いらっとするように漢字やカタカナを意味処理の高速度化に使っている。これは脳処理も違うらしい(昨今はやりのfMRIではなく損傷でわかる)。

 でも、実際に英米人の速読術の人は、単語を音価にせず、日本人が漢字を処理するように形状で読むように慣れていく。これはハングルもそうらしく、あの音価の結合は実際には漢字のフレームをもっている。ただ、戦後世代は漢字の知識がなくなったらしい。

今日の大手紙社説

 特になし。

産経社説 【主張】野党共通公約 「外交安保」外しは無責任 - MSN産経ニュース

 民主、社民、国民新の野党3党の衆院選共通公約は、外交安全保障政策を除外する形で発表された。

 そうなのか。メモ。

晴れ

 夕涼みの風が秋めいていた。昨晩は寝付かれず、坐禅をしても心落ち着かず。そういえばと見ようと思っていた「 Shall We ダンス?」を見た。沖縄出奔ころの映画で、当時池袋圏にいたこともあり、江古田当たりの場末感が懐かしかった。ある意味で草刈民代へのラブレターのような作品でもあるかと思った。主人公は28歳で結婚の設定。役所広司は1956年生まれで私より一つ上。中二くらいの娘があるので42歳くらいの設定か(してみると厄年か)。役所もそのあたりの相貌を活かしていた。まあ、いろいろ思った。普通のテレビドラマ風の映画のように思えたし(大衆性は意図されていた)、台詞が浮いているようにも思えたが、ラストの草刈の美しさは息を呑むものがあった。

2009-08-15

まあそういうことなんだけど

 風呂無駄さんとかがレトリックで書くと、このネタは洒落で済まない、ある意味危険な話になるかもなんだけど。

 なんで増田に書くんだよだけど考えてみると増田に書いておくのが無難かも。

 増田⇒http://anond.hatelabo.jp/20090815022933

 で、結局、これは全体では所得の再配分メカニズムになるわけね。

 銀行のマイナス金利でもいいじゃん、という話もあるけど。

 で、と。

 いずれでも、インフレに持ち込むあるいは、ブラックスワンがやってくるか、なんだけど、なんで日本はこんなデフレ命なのか考えてみるに、もしかして、あれかな、団塊世代の大半が死んだころその資産を国家に吸収できるからさぁみたいな推定がどっかにあるんじゃないかな。

 いや、陰謀論とかじゃないですよ、ただの夢想。

 日本の場合、昭和30年代に東京にやってきて、兎小屋立てた家族も、それはそれなりに資産になってしまって、国土をならす邪魔になっているから、さっさと国民を適度なビンボにして、死んだら国家に吸収させるということかな。(ついでにいうと農地改革で兎農地というのもあるけど。)

 帳尻は合うかもだけど、そのとき国家意志なんてものがあるのか、あってもろくなもんじゃのか。

 このあたりが薄気味悪い話に感じられるのだけどね

 よーわからんが。ついでにいうと、北朝鮮のブラック・スワンはけっこうどうでもいいけど。

 このあたり⇒内閣官房・参事官が分析する「北朝鮮発の最悪シナリオ」:日経ビジネスオンライン

 ―― しかし、内需に頼れば、企業の成長は見込めないのでは。

 藤 いや、成長率はむしろ上がると思います。経済政策を変えれば。1つは、所得再配分です。富裕高齢層、貯蓄性向の高い方たちへの課税を強化し、それを本当に足らないところにお金を回せば、私は絶対に国内経済は成長すると思います。

 例えば、金融資産の相続に100%の税金をかけるとしましょう。そうすれば、税収は増えますし、課税されるのがいやだったら使ってしまえということで消費も増えると思います。例えば、の案ですが。

 もう1つは、貿易政策です。今みたいに世界がデフレになった時は、自由貿易をやって比較優位で生産性を上げれば上げるほど、需給ギャップがひどくなるんですよ。しかも労働力をより安い国に移転させて、生産量が変わらなければ、世界全体の労働者の所得が下がっちゃう。余計に、需給ギャップが広がります。

 

 おまけ⇒http://anond.hatelabo.jp/20090815150317

そうか、もう公定歩合って存在しないのか。基準割引率および基準貸付利率なんだな。

勉強になった。

 そのあたりは私もこの数年勉強しなおした。

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日本経済にいま何が起きているのか: 岩田 規久男

いまでも高等学校の「現代社会」の教科書では、公定歩合が金融政策の主たる手段だという説明がありますが、それはまったくの誤りですので注意しましょう。

 強調部分本文ママ。

なんだろこれ

 東京新聞しか書いてないのだが。

 ⇒東京新聞:年金機構 移行を凍結 民主検討 記録散逸を懸念:政治(TOKYO Web)

 民主党は十四日、衆院選で政権についた場合、二〇一〇年一月に予定される社会保険庁から日本年金機構への年金業務移行を凍結する方向で検討に入った。衆院選マニフェスト年金問題への取り組みを「五つの約束」の一つに掲げているが、年金業務を移行して社保庁を廃止すれば、年金記録の関係資料が散逸したり、組織改編で責任の所在が不明確になり、問題解決が遠のく可能性が高いと判断した。

 「組織改編で責任の所在が不明確になり」というのは、逆に言えば、現存組織を温存するという意味ではないのか。(大半の職員は移行が決まっているので、にも関わらずとなると、実質解雇にあたる人のフォーカスしての配慮ということになるのでは。)

 ただ、移行を全面的に中止するには法改正が必要となる。このため、当面は法改正せず、政令の見直しによって、年金機構の発足を現行法で定めたぎりぎりの一〇年四月まで先送りすることも検討している。

 この手の政令連発がどうも民主主義には見えないのだが。

 ⇒東京新聞:<政権選択>年金機構『凍結』 記録回復 解決は手探り:今日の読み物(スコープなど)(TOKYO Web)

 加えて、来年一月発足予定の年金機構は、七月下旬に民間から採用する千七十八人を内定しており、追加募集も始めている。このため、移行凍結は雇用問題に発展する可能性もあり、民主党は採用内定者を非公務員の身分で年金記録問題への対応に充てることも検討している。

 つまり。

 これキャンセル⇒年金機構、民間から1078人の採用内定 : NIKKEI NET(日経ネット)

 社会保険庁は28日、後継組織として来年1月に発足する「日本年金機構」に関して、民間から正規職員として1078人の採用を内定したと発表した。近く50人程度、追加募集するため、1100人超の採用となる。民間の募集定員は1000人程度を予定していたが、社保庁からの移行職員の補強のため、従来より1割強多く採用する方針。

 正規社員を事実上のバイトにするということかな。

 で⇒日本年金機構 - Wikipedia

日本年金機構(にっぽんねんきんきこう)とは設立が予定されている、政府が管掌する公的年金(厚生年金、国民年金)事業の運営業務を担う職員が非公務員型の公法人である。

 公法人として国家から切り離して日本年金機構ができることを許さないということではないのか?

 っていうか、この移行凍結って、社保庁の持つ二重性が温存されるということで、こんなんでいいのかな。

 二重性⇒Q 労組は? : 基礎からわかる「社会保険庁」 : 企画・連載 : 医療と介護 : YOMIURI ON-LINE (読売新聞)

 社保庁職員の労組は現在、主に民主党を支援する自治労傘下の「全国社会保険職員労働組合」(旧・自治労国費評議会、約1万1000人)と、共産党の影響力が強い全労連系の「全厚生職員労働組合」(社保庁職員は約2000人)がある。

 旧評議会の設立は1972年8月。国家公務員だが、知事の指揮下に入る「地方事務官」という職員の身分の特殊性から、地方公務員中心の自治労に加盟した。名称は「実質的に地方公務員だが、国のお金(国費)を扱う」ことに由来するという。

 この二重性から実際コントロールが効かない。というか、原義のモラルハザードが諸悪の根源のように見えるのだが。

 っていうか、年金問題の杜撰さはこのモラルハザードを機構的に直さないといけないということではなかったのか。

 移行凍結は共産党も喜んでいる⇒年金機構/設置の凍結を要請/野党に国公労連・全厚生

日本共産党への要請で全厚生の飯塚勇委員長は、日本年金機構は人員を大幅削減することになっており、その削減された体制で年金記録問題の解決にあたろうとしていると指摘。さらに民間委託を大幅に拡大し、業務に習熟した千人もの職員を排除しようとしていることなどをあげて、年金行政の混乱をさらに大きくしかねず、国民の信頼を回復することは困難になるとのべ、日本年金機構の設置は凍結し、当面、記録問題の解決に全力をあげるべきだと強調しました。

 どっかに詳しい議論というか解説している人はいないのだろうか。

 共同もあった⇒民主、社保庁を当面存続 年金機構移行を凍結、秋に法案 - 47NEWS(よんななニュース)

 年金機構は社保庁の一連の不祥事を受け2007年6月に成立した社保庁改革関連法で設立が決まった。社保庁への懲罰的な意味が強く、不祥事で処分された社保庁職員は機構への移行を認めないことになっている。このため社保庁を存続させることには自民、公明両党から「民主党を支持する労働組合の擁護だ」と強い反発が出そうだ。

 マニフェストとの整合はどうだったかな⇒「年金通帳」で消えない年金。 民主党 web-site

今日の大手紙社説

 終戦記念日の話。朝日新聞が社説冒頭「64回目の終戦記念日を迎えた。」と、すらりと「終戦記念日」と書いているが、実は「終戦記念日」というのは公の呼称ではない。朝日新聞の執筆子はもしかすると知らないのかもしれないが、どうなんだろう。社説文中では「終戦の日」となっているので、校閲が入ったようでもある。NHKのハンドブックには、間違えないようにこの旨、記載されている。

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NHKことばのハンドブック: NHK放送文化研究所, 日本放送協会放送文化研究所=

5つ星のうち 5.0 いま絶対に必要な1册だと思う。, 2005/12/8

キッズレビュー

辞書、辞典?どれにも当てはまらない。物凄くためになるマスコミの現代用語、用法が載っている!いま絶対に必要な1册だと思う。友だちにも薦めている。また表紙が綺麗でカワイイ! ウンチクマンです。

 まあ、そうかな。

日経春秋 春秋(8/15)

1934年ナチス党大会を宣伝用に記録した映画「意志の勝利」を見終わっての気持ちである。▼映画はいま東京で公開されている。総統になったばかりのヒトラーや側近の絶叫がこれでもかと出てくる。陸上競技場の観客席とフィールドを埋めつくす若者に向かって「まず平和を愛せ。そして従順、勇敢であれ」とあおり立てる独裁者。画面からはその真意、グロテスクな素顔が透け出ている、ように思える。▼が、後知恵だと言われれば反論はできない。

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怒りは正しく晴らすと疲れるけれど: 日垣 隆

 なんで日本だけ義務教育で鉄棒、逆上がり、懸垂、をやるのかといえば、軍事教練の名残だと日垣さんは書いていた。自分でウラは取ってないが、そうだろうなと思った。後知恵がなければいろいろと戦争の残存はわからないものだ。

 この本なかなかしんみりさせて笑えるところもあり、面白い本でした。

日経社説 悲劇を繰り返さぬ決意を新たにしよう :

 64年目の「終戦の日」を迎えた。勝算がないまま戦線を拡大し、国土が灰じんに帰すまで戦争をやめることができなかった。

 秋田県疎開していた山本夏彦は玉音放送を聴いたその日、別に変わったことはなかったと言っていた。ただ、その夜、突然拡声器で東京音頭が流れたそうだ。「僕のだいきらいな東京音頭、やーっとな、それよいよい」と。

 内地空襲の惨禍はあったが、「国土が灰じんに帰す」ことはなかった。沖縄で暮らしながら、戦地になるということはこういうことか、なるほど内地の人とは歴史経験が分かれるのだと思った。

産経社説 【主張】終戦記念日 国家の心棒、立て直す時 鎮魂の日に思う難局の打開 - MSN産経ニュース

 気付くべきは、同じ日本丸に乗り、運命を共にしているということだ。国家と国民の一体感を取り戻すことが、この国を救う。

 日本人の歴史文化を尊重しつつ日本を離れていく人たちもいるし、そうした個人の歴史文化伝統の自覚が「この国を救う」ことはあるよ。というか、終戦の実務に携わった人たちはそういう傾向の人だった。一体感ではなく、多様性が重要なんだよ。米国日系人の人は米国の旗の下に戦ったが日本を愛していた人が多かった。

 神が散らされたのだから神が呼び戻すまでイスラエルには戻れないとして世界に散っているユダヤ人もいる。どこにいようがイスラエルを愛している。今のイスラエルの愚かさに嘆くこともその愛であることもある。ただ、それでもイスラエルという国が存立していることは否定しないだろう。国が失われる悲しみを持つ民族は多い。

毎日社説 社説:終戦記念日に際して 「打たれ強い日本」に 低エネルギー化急げ - 毎日jp(毎日新聞)

 終戦記念日の主張として、日本を低エネルギー消費の国にしようというのは、やや奇異に映るかもしれない。しかし、日本の平和と安全にとってぜひ必要なことだ。

 奇異そのものだが。

 あと半月で衆院選の投票日だ。鎮魂の月、8月の衆院選は初めてである。すでに事実上の選挙戦が始まっており、各党が政策論争を戦わせている。間遠に思えるかもしれないが、日本の安全保障の基礎を準備する問題として、低エネルギー社会をめざす是非や方策を論じてほしい。

 ピグー税のことも理解できず、高速道路を無料化してCO2を増加させる政策には、NOをということでよろしいか。

読売社説 終戦の日 追悼めぐる論議を深めよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 読売新聞ってこういう論調だったっけ?

 昭和天皇は、戦死者の魂を鎮めるという靖国神社の性格が「A級戦犯」の合祀で変わってしまうのではないかと懸念されていた。

 靖国神社は、いったん合祀した「A級戦犯」の分祀は、神道の教学上できないとしている。

 だが、神社側が分祀に応じない限り、選挙の結果がどうであれ、国立追悼施設建立に向けての議論は、勢いを増していくだろう。

 国のために尊い命を犠牲にした人々の追悼のあり方について、改めて国民的な議論を深め、結論を導き出す時期に来ているのではないだろうか。

 ちなみに南京戦に深く関わった松井石根はB級戦犯。

朝日社説 あの戦争の記憶―世代を超え、橋を架ける

 驚かされる数字がある。被爆地にある長崎総合科学大学の平和文化研究所が、同大の学生を対象に行った昨年の調査で、「終戦の日」がいつかを正しく答えられたのは33.2%。15年ほど前は5〜6割台だった。

 9月7日。朝日新聞の執筆子も答えられたかな。

 「お国のために何でもやる。そんな教育に従って生きてしまった気がする」と、振り返った元兵長がいた。

 「強盗、強姦(ごうかん)、殺人、放火……。軍命とはいえ、罪の気持ちはある。でも謝るすべを知りません」。工兵隊にいた人は声を絞りだした。

 話の最後に「無我夢中でゲリラを突き刺した」と、打ち明けた人もいた。

 予備校の先生は、中国捕虜の任に充てられ、捕虜を放置していけと軍命が下ったが無視して必死に解放に尽力してひどい目にあった。さらに軍命に反したということで死地に飛ばされもした。よく生きていたもんだねと学生ながら思ったのだが、その他のエピソードを聞くに、中国語も達者でよく中国人の社会になじんでいたようだった。反骨の人だった。思い出す度に胸が熱くなる。先生!

晴れ・ログイン

 じりじりと夏バテか。いろいろあれもこれも勉強しときゃよかったなみたいなことを思うが、さて。夢は覚えていない。眠りが悪いわけでもない、よいかわからない。つばさがクライマックス。まあ、中年男としては泣ける展開。物語のような過去を背負った男というのは、そう多いものでもないが(少なくもないだろうが)、いずれ男は何かを捨てて生きている。まあ、そうでない男もいるし、女だってというのもあるだろうが、それはさておき。幸せというのはふっとくずれる。これは中年男にとってはかなり愕然とした問題だ。ああ、今年も免れたか、今日も免れたか、ふ、と思う。

2009-08-14

ブログサバト

 今週もあっという間だった。

あーやっぱし

 ⇒東名崩落、盛り土に強度不足?検討委設置へ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 東名高速開通は1969年。強い地震にも耐えられるよう設計されていたが、中日本高速道路によると、震度6弱で崩落するのは「想定外」だった。大雨への対策については、同社は表土が流出しないよう草木を植えて雨がじかに当たらないようにしていたが、内部の補強は行っていなかった。「雨水が染み込んでも、土中にとどまらずに地下に流れると判断していた」(担当者)ためという。今回の崩落は強度不足に加え、土中に大量の水が一時滞留したことが原因との見方もあり、根本から対策を迫られる可能性もある。同社は検討委員会を近く設置して詳細に調査するとしている。

 最初の印象⇒日経春秋 春秋(8/12) - finalventの日記

今日の大手紙社説

 特になし。

 そういえば、党首討論を聞いた。特段どうって感じはなかった。しいていうと鳩ポの話に具体性はなかったというか、理系の先生だなあ感。

日経春秋 春秋(8/14)

便利さや近未来イメージで普及が進んだ自販機にも、最近は逆風が吹き始めている。若者の間では節約とエコを兼ねて水筒を持ち歩くのがカッコいいという。昨年の清涼飲料の販売額は前年に比べ1割以上減った。設置場所である工場などの統廃合で台数も減り続け、治安にも黄信号。自販機王国の転機だろうか。

 たんにサービスと価格の問題じゃないかな。

日経社説 回復力はなお弱い米経済 : NIKKEI NET(日経ネット)

 よくわからないのだが皆保険改革が足を引っ張ってんじゃないかな。

産経社説 【主張】政治とカネ 知らん顔で押し通すのか - MSN産経ニュース

 いいんじゃないの、最初からそういう前提でやっていたのに、衆院選前になってルール変更!、フルーバスケット!みたいなアホーなことすんじゃないよ。

産経社説 【主張】先祖供養 「家」の継承考える機会に - MSN産経ニュース

 祖霊を供養するのは、わが身が先祖からの「命のつながり」によって生かされている事実を知ることでもある。自分の命の意味がわかれば、他者をいたわる心も自然とわいてくる。

 読むとよいよエントリじゃなくて本だが⇒極東ブログ: [書評]江戸時代(大石慎三郎)

 天皇家だとか藤原家といったごく特殊な例を除いて、今日の日本社会を構成している一般市民の家は、九九パーセント以上の確率で歴史的に自分の祖先をたどってさかのぼりうるのは江戸時代初頭まで、もう少し無理をしても戦国時代末までなのである。

毎日社説 社説:’09衆院選 政治改革 己に甘すぎないか - 毎日jp(毎日新聞)

 早々に着手しなくてはならないのは、1票の格差是正だ。衆院は2・3倍に、参院にいたっては4・9倍にも達している。衆院は10年に1度の国勢調査の結果を踏まえ2倍以内に是正されるが、参院は是正策を設けていない。国民の基本的権利に、これほどの格差は許されない。

 最高裁もあかんと言っていたわりにたいして進んでないのでは。農村票はオッズが高いよな。

毎日社説 社説:視点 衆院選 郵政民営化 熱狂の後始末は大変だ=論説委員・今松英悦 - 毎日jp(毎日新聞)

 では、民営化は順調に進んでいるのか。経営的には黒字になっているが、野党のみならず、民営化を推進した自民党内からも見直し論が出てきている。「かんぽの宿」売却などを巡っては、鳩山邦夫前総務相が西川善文日本郵政社長に引責辞任を迫った。ただごとならぬ状況だ。

 議論がめちゃくちゃだが、毎日新聞

 郵政民営化を進めてきた政党として、これまでの総括もなければ、今後の具体的な施策もない。逃げているのか。

 小泉時代以降ずっとそうだが。

 熱狂の後始末をどうするのか。有権者にも責任がある。

 中川さんは渡辺さんと一緒に党を割るべきだったとも言えるが、まあ、この事態に理想ばかり求めてもどうにもならないし、国民が愚かさの酸っぱい果実を囓るまで待つしかないだろうが、ぎりぎりになるのかな。

読売社説 米金融政策 「出口戦略」を模索するFRB : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 特段間違いもないけど、で?みたいな社説。

 僧正は継続の空気はありそう。

読売社説 年金改革 党派の対立超え接点を探れ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 衆院選後に政権の枠組みがどうなろうとも、年金改革は超党派で取り組まねばならない。

 大連立の布石、ちょぼちょぼ、と。

朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年8月14日(金)09総選挙に問う―成熟日本に新産業革命を

 放言が浮かぶがさてと抑える。愚か者が滅びていくことはよいことかと思う。日本は投資で食っているし食っていくのが基本になるのがわかってないのだろう。というか、日本全体がカネを溜め込んでいるケチケチ爺さんになってしまった。

 で。

 それには、直面する三つの課題に取り組む必要がある。中国など新興国との競争と共生。超高齢社会の克服。そして低炭素社会への改革だ。いずれも大きな関門だが、悲観する必要はない。見方を変えれば、どれも日本にプラスに転じられるものだ。

 救いようがねーな。あの中国とどう競争と共生していくかはそれこそ狡猾な存亡の知恵が問われるのだが。そして低炭素社会への改革はフレームの維持が必要になり、それには先を走っているEUに燃料投下しないといけないが、ほとんどやってねーじゃん。そして、これらのもっとも重要なキーワードである原発技術に朝日新聞は触れてない。救いようがねーな。

 一方、日米間での自由貿易協定(FTA)の推進も、避けて通れないテーマである。農産物の輸入自由化の試練を乗り越えるために、減反廃止や戸別所得補償の導入など抜本的な農政改革が求められるだろう。

 だから、民主党じゃだめなんだよ、か、あるいは小沢ビジョンと民主党の折り合いをどうするねん、ということだけど、そこは触れないお約束。

曇り

 天気図を見ながら夏ってこうか?と思っている。まあでも昨晩は蒸し暑い。夕涼みに出ると、この時期は人もまばらだ。ぶらっとモスバーガーで照り焼きを食ったらまずかった。いや文句を言っているのはなく昔からこんな味なんだろう。自分が変わったなと思った。コーラもまずかった。デフォで合成甘味料じゃないか、この変な味は。しかし、これも自分の側の好みの問題だろう。価格が微妙にというか上がっている印象はあった。夢は覚えていない。山城新伍が死んだと聞いた。気になっていたのだが、ああ、死んだか。白馬童子も70歳か。メディアというのは人の老いの感覚を変えさせられる。彼はモテた人だった。よ、色男、といった人生でもあった。多数の女と関係して老いていく男というのは、私にはよくわからないなと思う。まあ、私のようにわからんなと思うモテない男が大半だろうし、考えても無意味なことだが、気にはなるな。というのは、女というのは、他の女がいる男を現実には受け入れていく。むしろ群がっていく。ただしイケ面に限るというやつだ。もちろん、そうでない女もいるが、と、ブコメみたいなアホーなツッコミを自分でしてもどうかと思うが、そういう話ではない。じゃあどういう話なのかというと、自分という男の側に開示された女の本質みたいなことだ。ややこしいのでぶっちゃけて言えば誤解される。はてぶによしもとばななの話が上がっていた。そうくだらねということでもないが、くだらねということでもある。くだらない話題に盛り上がるのはよいことかいえば、どっちかといえばよいことだろうが、私の地歩はない。

2009-08-13

だそうです

 研究⇒BioMed Central | Full text | The consumption of Internet child pornography and violent and sex offending

Conclusion

Consuming child pornography alone is not a risk factor for committing hands-on sex offenses – at least not for those subjects who had never committed a hands-on sex offense. The majority of the investigated consumers had no previous convictions for hands-on sex offenses. For those offenders, the prognosis for hands-on sex offenses, as well as for recidivism with child pornography, is favorable.

 報道Most child-porn users don't commit sex crimes | Lifescript.com

A new study suggests that most men who view child pornography do not go on to commit sex offenses -- at least those men who have no history of such crimes.

ついでに

 研究⇒Effects of female genital mutilation on birth outcomes in Switzerland - - BJOG: An International Journal of Obstetrics & Gynaecology

 報道Female genital cutting raises childbirth risks - Yahoo! News

Pregnant women who underwent female genital cutting as girls are at increased risk of needing an emergency Cesarean section or suffering serious tears during childbirth, a new study finds.

これね (High-frequency trading)

 ⇒ついにきた、HFT - 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

有料配信7月20日号にて、ゴールドマンの決算を特集したときにゴールドマンが採用したと思われるHigh Frequency Tranding System が広く関与したためにトレーディングの高収益が出たと思う、と書きました。

 Tranding→Trading

 ⇒金子勝教授、HFTを語る: 切込隊長BLOG(ブログ) Lead‐off man's Blog

金子先生がHFTを解説する時代が来てしまうとは…。

 これね、NYTのこの記事ぱくっただけのことみたいだけど。

 これ⇒Traders Profit With Computers Set at High Speed - NYTimes.com

 金子先生、NYTから使えそうなネタよく拾うんですよ。

共感するところそうでないところ

 猫猫先生浜田寿美男について - 猫を償うに猫をもってせよ

 私は『めぞん一刻』は好きなのだが『うる星やつら』は全然面白くなくて、『めぞん一刻』が終わってから高橋留美子はほとんど関心の外になった。『らんま1/2』というのを連載しているのは知っていたが、そういえばまだやっているのかなあと思って調べたらとっくに終わって『犬夜叉』というのに変わってさらにそれも終わっていると知り、自分がそっち方面に疎いことに愕然とした。

 押井守というのがなんで人気があるのかもよく分からない。

 私は「うる星やつら」のファンで、今でもけっこう好きだし、平野文萌えでもあるが、他は猫猫先生と同じ。

 「うる星やつら」が面白いのは、私の上の世代、つまり団塊世代の批判・解毒になっていることかな。本格的にふざた野郎(すまん女性だが)が出てきたと思って、笑った。なにが面白いかというと、改めて思うと、どいつもこいつも今でいうところのメンヘラーなところだろう。たるとラムだけがこの狂った世界でまともであるということの象徴だった。O島もよかったなあ。意味なんてなにもない、ナンセンスが溢れていた。私から下の世代は、ここから開かれた世界にあって、それ自体が普通に見えるのだろう。

今日の大手紙社説

 党首討論が話題。私は見なかった。社説を読むにどうせたいしたことではあるまいと思うけど、そう先入観を持たず、どっかにリソースがあるだろうか、機会があれば見てみたい。

日経春秋 春秋(8/13)

 納豆があるかと思えば赤飯もある。モチ米を炒(い)って固めた雷おこしも売っているし琵琶湖名産の鮒(ふな)ずしの類(たぐい)も……。どこかの物産展の話ではない。写真家森枝卓士さんが「東南アジア食紀行」でつづるミャンマーの山村の市場風景だ。▼「とにかく、次から次と日本を思い出させるものが登場する」と森枝さんは驚いている。どうやらかの国には日本文化のルーツのひとつが潜んでいるのだろう。人々の風貌(ふうぼう)もまた私たちと似通っていて親近感を覚えるのだが、ならばこそ、20年も続く軍事政権の暴挙愚挙の繰り返しには怒りと悲しみが募ってくる。

 なんかイヤミを言うようだけど、「私たちと似通っていて親近感を覚えるのだが、ならばこそ」って書く心理が私にはわからない。というか、そういう心理があるとき、理性で警戒すべき、こうするっと書くなよと思う。

 私たちに似ても似つかず親近感も覚えないとしても、そこに人間の悲惨があるなら、人間として似ているがゆえに怒りと悲しみを感じる……そういう心は誰もあるはずなので、その心まで降りてみることが大切だと思う。

産経社説 【主張】スー・チー判決 日本も制裁強化の決断を - MSN産経ニュース

 ミャンマー軍政に対し、米国や欧州連合(EU)は制裁措置を続けている。今回もオバマ大統領のほか、ブラウン英首相やサルコジ仏大統領が非難声明を出し、国連安保理が議長声明採択に向けて動き出した。

 こうした国際的な圧力に対する壁となっているのが中国である。中国はミャンマー沖の天然ガス原油鉱区の権益を獲得し来月にはパイプラインの建設が始まる予定だ。ミャンマー軍政が強気の姿勢を崩さない背景に中国との緊密な関係がある。

 これをきちんと社説に書けるのが産経新聞しかないってどうよと思うが。

毎日社説 社説:スーチー氏判決 軍政の「北朝鮮化」防げ - 毎日jp(毎日新聞)

 ミャンマー中国への依存を深めている点でも北朝鮮に似ている。インドからの支援も大きい。従って一本調子の圧力では効果が薄い。日本政府は米国と政策調整を図りつつ、中国、インドを巻き込む形でミャンマーの「北朝鮮化」を食い止める工夫をしてほしい。

 どこの国の新聞、これ。

毎日社説 社説:’09衆院選 党首討論 もどかしさだけが残る - 毎日jp(毎日新聞)

ところが、自民、民主以外の各党への配慮などからテレビの地上波では中継されなかった。これも残念なことで今後に重い課題を残した。

 捨民党とか、国民震党とか、降伏失言党とか、はいのの党とか。

 なにそれ⇒選挙:衆院選 幸福実現党、全面撤退へ−−あす会見 - 毎日jp(毎日新聞)

読売社説 党首討論 財源と安保の議論を深めよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 鳩山代表は、来年1月の新テロ対策特別措置法の期限切れ後は活動を延長しない考えを改めて表明し、代替策としてアフガニスタンへの民生支援の充実を挙げた。

 だが民生支援は、警察改革、多数の学校建設など幅広い分野で既に実施している。単に給油活動から撤収するだけにならないか。

 ただ、鳩山代表は「外交安全保障は、政権を取ったらすべてを変えるという発想は持たない。継続性が重要だ」とも述べた。そうであってほしい。

 でも来年の1月には止めるでしょう。党内の理由だけで。

 「アフガニスタンへの民生支援」もよいけどと言いそうになるけど、他国が「平和」のために血を流している現状、そうせよとは言わないまでも、それらの国へ日本がどう発言するかが問われているのだけど、全然そういう、対外的な発想が見えないのだが。

朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年8月13日(木)09総選挙・党首対決―もっと大きな論点で

 朝日新聞、民主党と距離を置くシリーズだが、それにしてもこの消費税上げろはなんだろ。

 歳出のムダを排除するだけでとても賄い切れないことは明白だ。鳩山氏は将来の消費税上げはありうると語ったが、もっと率直に負担増を語る勇気を見せるべきだ。

 財務省側のメディアへの圧迫が見えてきて面白いには面白いが。

 安全保障でも、たとえばインド洋での給油やソマリア沖の海賊対策をめぐって、国際貢献自衛隊派遣についてどう考えているのか、鮮明な主張を聞きたかった。

 鮮明な主張は以前から小沢元代表が言ってますけどね。

晴れ

 雨にもならず。天気図を見ていると、もう秋の配置か。雑草の配置も秋めいてきた。夢は。よく覚えていないが、往年の刑事物の男優が70歳過ぎて30代の女性と結婚したという話題。私はこの人名前なんて言ったかかなと疑問に思っている。女性のほうは知らない。

2009-08-12

今日の大手紙社説

 台風地震災害の話、それとミャンマー情勢。前者はテンプレ社説が多いなか、日経がかなり踏み込んだ。地震予知の研究は大切だがそこから国を介して安全というパスが強化されるのは違うはずだ。後者については、朝日・読売北朝鮮核施設に言及していた。以前ならシリアの疑惑のときのように、朝日なんかが率先してネグったものだが、時代が変わった。中国内部の対立を反映して書いているのかもしれないが。日経がこの問題を事実上ネグった。この問題、日本にとっても重要なのだが、どうもかなりタブー化している。

日経春秋 春秋(8/12)

路肩をざっくりと削り取られた東名高速道路の惨状が、一段の備えを促していることだけはたしかだ。

 これなんだが。私の常識というか私の感覚からすると、この程度の地震でこんなことになるわけないと思った。でも、あった。あったことは否定できないので、気になっていたら、この部分は盛り土だったらしい。工事に問題があったように思うのだが。

日経社説 「東海」を想起させた静岡地震の衝撃 : NIKKEI NET(日経ネット)

 おや、これは随分と踏み込んだ良社説。

 今回の地震は岩板の境界面ではなく、岩板の中で発生し、断層のタイプも跳ね上がりの逆断層とは違う。規模もM6.5とM8に比べると100分の1以下である。発生場所、メカニズム、規模の3点で、想定される東海地震とは大きく異なり、直接的な関連性は薄いと見るのが合理的かもしれない。

 まあ、それはそう。

 私たちは「予知幻想」が、日本の地震研究と地震防災に影を落としている、と指摘してきた。31年前に東海地震対策としてつくられた大規模地震対策特別措置法=大震法は、時間と場所と規模を特定して、発生の2、3日前に地震を予知する直前予知を、防災の大前提にしている。

 研究が進んで、予知が極めて困難なことが判明しても、行政と学界はそれを率直に認めず、予知にこだわり続けている。今回の地震の評価で、気象庁や判定会の談話に盛んに登場する「プレスリップ」という言葉はその象徴でもある。

 大規模地震では本震の前に断層が緩やかに滑り始めることがあるという。このプレスリップ現象を観測できれば、予知が可能になる。しかし、東海地震は必ずプレスリップを伴うのか、プレスリップは必ず捕捉できるのか、何の保証もない。

 地震学の研究と議論は大いに歓迎する。しかし、防災に直結する分野で、科学的検証があいまいなまま、行政や学界の都合で決めた想定や前提が一人歩きする愚は避けたい。

 お見事。ただ、世論にはならないだろうし、あまり踏み込みたくないところでもあるな。

毎日社説 社説:西日本豪雨被害 「町で何が?」徹底検証を - 毎日jp(毎日新聞)

人口約2万人の中山間地域の町に、なぜこれほどの被害が集中したのか。疑問がぬぐいきれない。

 と問い掛けているがたいして答えは出ていない。

 今年は伊勢湾台風から50年を迎える。5000人以上の犠牲者をだした反省から治水対策が進み、その後死者1000人を超す台風被害は起きていない。しかし、数十人規模の被害が姿を消さないのはどうしたことか。人的被害をなくすため、あらゆる技術と知恵を動員すべきだ。

 逆ではないか。1000人を越える被害を出す自然災害が50人以下に縮小されたということではないか。

 昨日の地震でも、なにかの不運で50人くらい被害が出ても不思議ではなかった。

朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年8月12日(水)ミャンマー―軍政がアジアを脅かす

 この問題、気にはしているみたいだ。この問題は民主党にまかせましょう……なんてね。

 軍事政権の独善的な行動は、アジア全体に深刻な影を落としつつある。とくに心配なのは、北朝鮮との軍事協力が進んでいる疑いが出てきたことだ。

 6月、国連制裁で禁止されている武器などを積んでいる恐れがあるとして、米軍が追跡した北朝鮮船舶は、ミャンマーに向かっていたとされる。首都ネピドー付近で核関連施設と疑われる地下トンネル網が北朝鮮の協力で建設されている、という報道もある。

 クリントン米国務長官は先月、訪問先のタイで北朝鮮からミャンマーへの核技術移転の可能性に懸念を示した。

 もしミャンマーが核開発に手を染めているとすれば、アジアの安全保障の構図はがらりと変わる。

 日本政府は、軍事政権をあまり追い詰めると、もともとミャンマーと関係の深い中国の影響力がますます強まってしまうとして、激しい政権批判を控え、対話を維持してきた。しかし、ミャンマーに核関連疑惑があるとなれば、悠長なことは言っていられない。中国に対して影響力を行使するよう働きかける必要があるし、中国自体も事態を深刻に受け止めるべきだ。

 北朝鮮に対する国連制裁を実効あるものとするためにも、政府はミャンマー問題で国際的な連携を強めなければならない。

 ⇒北朝鮮支援によるミャンマー核施設疑惑メモ: 極東ブログ

朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年8月12日(水)震度6弱―「東海」の備えは大丈夫か

 防災の日テンプレ以上の内容はない。しかたないとはいえるが、新聞社なのだから、今回の地震でこういう点が不安だくらいの事例があってもよかった。

曇り

 蒸し暑い。天気は安定してなく明日はまた雨になるのではないか。そういえば明日の未明はペルセウス座流星群だ。見れないだろうと思う。この二日ほど地震が続く。関連はないのだろう。また駿河湾の地震も東海地震とは関係ないとされる。専門家がそういうならそうかとは思うし、関連あるとの議論ができるわけではないが、影響くらいはありそうだなとは思う。夢は忘れた。なんとなく覚えていて体に残っているのだが思い出せない。枕を変えてから首コリが変化しているようだ。人生の1/3は寝ている。寝ている自分というものは、覚醒時の自分ではなく、にもかかわらず自分というものがあればそれを統合したものだろう。古代の人というか、人間種は基本的にそう考えてきたし、現代人でもあらかたはそうだ。若い頃、まわりにクリスチャンが多く、なぜ信じられたのかと聞いたことがある。すべてではないが信仰にはだいたい3つくらいあって、1つは家の宗教、2つめは神秘体験、3つめは生活の調和、そんな感じだった。神秘体験とは彼ら自身が名づけているわけではないがそういう経験と受容のコアを持っている人は多い。おそらく、宗教なんてという人でもそういう体験に遭遇すればころっと信じるのではないか。いわゆる懐疑的な人でもそれが無意識に偏っているなら無意識のトリックで神秘体験くらいは起きる。3つめの生活の調和というのは、ライフスタイルとしてのクリスチャンといったものだ。

2009-08-11

「ブラック・スワン」、読んだ。

 とんでもない本だった。

 いや、トンデモ本ではない。すごい本というのとも違う。村上春樹の小説なんかに近い文体とテーマでもある。

 総じて呆れた。こういうやつがいるんだなぁというか。

 自分はタレブほどではないが、世界を変なふうに考えるのだけど、タレブのほうは筋金入りの変だった。

 というか、これは、シリアの正教徒的というのか、とにかく私たちが現代社会普通に目にするタイプの知性ではなくて、古典の知性だ。ギリシア哲学とかに近い。

 数学的にはというか、哲学的には、人口に膾炙された「ブラック・スワン」の問題というより、ベルカーブではないランダム性の持つ必然というあたりだろう。ということで、マンデルブロ的な安定分布の変異なのだろうが、つまり、それすらもわからないこともあるというのが世界認識の前提なわけか。

 私はブラック-ショールズ方程式とか理解できないのだが、その前提がベルカーブだとしたら、それは必然的にブラック・スワンを出現させることになるのだろう。へぇと思った。

 あと、これがごく単純な話だけど、現実世界というか自然がランダム性を見せるのは、根底的な物質の不確定性原理とかではなく、多元性というか、人間の認識の問題なんだろうな。観察者問題とは別の意味で、理解者問題とでもいうべきものなのだろう。

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ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質: ナシーム・ニコラス・タレブ, 望月 衛

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ブラック・スワン[下]―不確実性とリスクの本質: ナシーム・ニコラス・タレブ, 望月 衛

 もう少し考えてから、自分の考えをブログのほうに書くかもしれない。

 どっちかというと文系的な文体で書かれているけど、統計学経済学とか哲学の基本とかないと、ちょっとしたディテールがわかりづらいかもしれないとは思ったというか、自分がわかっているというわけでもないが。

 タレブはポパーが気に入っているようだし、たぶん、後期のポパーのもの、実在論とか、読んでいるだろうと思うが、そういう部分は出て来ない。そういうところはタレブには関心がなく、その分実務的な印象を受ける。人間原理の理解なども、分析哲学的な深みはなくあっさり切っていた。ヴィトゲンシュタインを曖昧な修辞とするのは、前期ポパーの文脈からわからないでもないけど。

 タレブは文学が好きなのだろうな。エーコを気に入っているのがよくわかる。独自のエロスの感性もあるように思うのだけど、抑制的に書かれているように思えた。

 今回の危機についてはブラック・スワンというより、リスク管理だったのではないかな。

 こんな感じ⇒「ブラックスワン」の助言、プラス50%超の運用成績生む−大暴落でも - Bloomberg.com

 これも⇒翻訳者が語る『ブラック・スワン』 原書発売から訳書発売までに見たこと | 注目の新刊ちょっと読み | ダイヤモンド・オンライン

あ、そう考えていたところでした

 後出しじゃんけんみたいだけど。

 池信先生⇒アゴラ : 「みんなの党」の経済政策を評価する - 池田信夫

 実際の政権党にはならないだろうけど、「公務員制度改革」を評価していた国民もいましたという意味にはなるかも。

今日の大手紙社説

 特になし。だんだん政権交代が近くなるにつれ、民主党と距離を置いたほうがよさそう空気が感じられる。

日経社説 成長力の創造めざす化学再編 : NIKKEI NET(日経ネット)

総合化学首位の三菱ケミカルホールディングスが合成繊維大手の三菱レイヨンを買収する方向になった。三菱レイヨンは世界シェアが1位や2位の事業を持つ。三菱ケミカルは資金力でそれらをより強くできる可能性がある。産業再編は素材業界でも規模拡大に加え、成長力のある事業の創造が主眼になりつつある。

 メモ。

朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年8月11日(火)経済指標改善―景気はなお正念場にある

 あまりに典型的な無内容の社説なんで読んでいて心地よい。

 政府の役割は重要だが、民間の奮闘にこそ期待したい。新たな成長に向けた自己変革の知恵と努力だ。

 電機産業がアジアの中間層を狙った割安な商品開発に挑んだり、飲料メーカーが海外戦略を積極的に進めたりしているように、世界の成長市場に溶け込もうとすれば、多くの可能性が見えてくるはずだ。

 その市場こそ他国が狙うところ。民主党の日米FTAのどたばたを見ていると、政権交代後はもっとひどくなるとしか思えない。

朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年8月11日(火)09総選挙・子育て支援―未来への投資を競え

 民主党の場合ゼロサムなのだから子育て支援分の再配分のしわ寄せがどうなるかが知りたいところ。いまいちわからない。

曇り

 地震で目覚める。震度4あるかなくらいに思っていた。納まってからぼうっとして外界の蝉の声に気がつく。雨ではないのか。夢は覚えていない。地震は駿河湾震源らしい。東海地震ではないようだ。雨は地域によってはひどかったようだ。沖縄で暮らしているとき、これだけ台風がひどいのにと思いつつ、内地に電話すると何事もない日常が向こうにあるものだった。

2009-08-10

ほうらね

 ⇒酒井容疑者起訴できない可能性も 所持微量、物証乏しく - 47NEWS(よんななニュース)

 女優酒井法子容疑者(38)が覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された事件は、酒井容疑者の自宅から見つかった覚せい剤がごく微量だったため、専門家からは「起訴できない可能性もある」との指摘が出ている。警視庁は使用容疑での立件も検討しているが、尿鑑定では覚せい剤反応が出ないなど物証が乏しく、捜査は困難を抱える。

 薬物事件を多く手掛ける小森栄弁護士は「通常なら起訴猶予になるケース」と指摘する。覚せい剤は1回の平均使用量が約0・03グラムとされ、起訴される事件の多くはそれ以上の分量を所持したケースという。

 検察幹部も「所持での起訴はハードルが高い。今回の覚せい剤は微量なので、鑑定するとほとんど残らず、公判で鑑定の適法性などを立証するのが困難になる」と慎重な姿勢を崩さない。

 一方、使用についても酒井容疑者は「夫と一緒に吸引した」と認める供述をしているが、尿検査の結果、覚せい剤反応は検出されなかった。

 厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部は「使用を立証するには尿検査が一番の決め手」と話す。警視庁によると、吸引に使っていたみられるパイプやストローの付着物のDNA型が酒井容疑者の型と一致した。しかし、DNA鑑定や毛髪鑑定では使用の時期が特定できず、公判維持は難しい。

 ⇒酒井法子覚醒剤取締法違反容疑、司法取引ならぬマスコミ制裁取引か: 極東ブログ

そういえば「足跡」の読みだけど

 「あしあと」と読んでもよいし、「そくせき」と読んでもよい。

 なぜ両方か。

 あれかな、千字文の文選読みかな。

 というか、文選読みの影響か。

 「家跡」は読みで意味が変わる。

 「傷痕」は両方読みがあるな。意味は同じ。

 というあたりで思うのだが、戦前には「傷跡」はなかったのではないか、というか、これって戦後の「傷痕」の当用漢字制限による宛字なんじゃないか。

 あ、字引を見ると言い換えになっていて、なんかそれっぽいな。

 ある年代では「傷痕」の代わりには「傷跡」を使わないのではないか。

今日の大手紙社説

 話題はいろいろ。特に関心を引くものはなかった。

読売社説 芸能界薬物汚染 今度は人気女優が逮捕された : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 酒井容疑者の夫が今月3日、東京都内の路上で覚せい剤所持の疑いで現行犯逮捕されたことが発端だった。酒井容疑者は「あとで警察署に行く。子供がいるから」と言って任意の事情聴取を拒否したまま姿をくらましていた。

 なぜ、いつから覚せい剤に手を染めたのか、どこから入手したのか、不明な点ばかりだ。事件の全容解明が必要である。

 のりピーの聖水が純潔だったことで、大半はピーの勝利。ただ、完全勝利して警察のメンツを潰すわけにもいかないし、今後のお仕事もあるから、懺悔の母路線へ復帰、と。

 酒井容疑者の夫が逮捕された同じ日に、俳優の押尾学容疑者が合成麻薬を使用した疑いで逮捕されている。「違法なものとは知らなかった」などと供述しているというが、真相はどうなのか。

 知らなかったんじゃないかな。2CBやVitKなんかも近年。この手の派生はいろいろあってどうなんだろというか、製造元のご都合か。シャブみたいなだと隣国から流れるし。

朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年8月10日(月)広島 長崎 沖縄―平和のジレンマ解く道を

 コバルト色東シナ海を望む沖縄県恩納村の海岸近くに、複数のトンネルを横に並べたような巨大建造物が立っている。冷戦期の1960年代に配備されていた中距離核弾頭ミサイル「メースB」発射基地の跡である。

 全長13メートルの核ミサイルは、広島原爆並みの威力を持っていたとされる。今は宗教法人の施設となっているコンクリートの塊は、東西両陣営がお互いののど元に核ミサイルを突きつけ合っていた生々しい現実を、21世紀の今も見せつけている。復帰前の沖縄とはいえ、この列島に核ミサイル基地が存在していたという事実は、戦後日本の核をめぐる宿命を象徴している。

 S学会ですよ。それはさておき、「復帰前の沖縄とはいえ、この列島に核ミサイル基地が存在していた」のは、非核三原則が沖縄排除で成立していたという内地の欺瞞の象徴ですよ。

 沖縄への言及もあるが。

 それを象徴したのが、北朝鮮核実験を強行した3年前に、沖縄の人々が見せた反応だった。ミサイル防衛のための兵器、パトリオット3を米軍が沖縄へ持ち込もうとした際、住民団体が港で座り込みをして反対をしたのだ。

 「むしろ沖縄の人は喜んでもらいたい」という当時の久間防衛庁長官の言葉がさらに反発を招き、地元首長たちも反対を表明した。「ミサイルは基地を守るだけだ。軍備が住民を守らないことを沖縄は知っている」。当時、運動にかかわった人はこう話した。

 運動にかかわらなかった人の話もきちんと聞いたほうがいいよ。

 そしてこの社説、核を抱えた「中国」が一言も出て来ない。

 雨だ。熱低台風になっていた。明日の朝には関東を直撃するかもしれないが、そう大きくはならないのではないか。そういえば昨日地震があった。震度4あるかなくらいだった。過去に経験した地震の体感を思い出した。昨日書いたエントリが一部で誤解されているようなので、無駄だろうなと思いつつも補足を追記した。その過程で気がついたこともあるが(酒井容疑者のシャブ経路は旦那とは違うだろう。旦那のパンツ輸送は個人利用ではないだろう)、まあ、こう言っても誤解を深めるようだが、私はこの手の事件にはあまり関心ない。世間が騒ぐし、世間を騒がせているように見えるから、その両者のスケルトンを見ているだけ。私は、こういうとなんだけど、地球人って面白いなと、普通に自然観察している。上から目線みたいなつもりはないし妖怪人間ベム的でもないだろうが、矛盾するけど、私には愛の衝動のようなものがあってこの地上に結びつけれているのがわかる。でも、私は自分のいる世界があまりなんか間違って来た宇宙のような感じが子どもの頃からしている。そういう感性の人は少なくもなく、いかれて宇宙人幻想とか持ちがちなのだろうと思うが、そういう幻想はさておくとしても、この奇妙な感覚はやっかいなものだ。母子関係による部分もあるのだろうが、それより根深い内的なものもありそうだ。結局この手の問題はなんにもわからず、私自身の消滅で終わる。

2009-08-09

蝉の声

 若い頃身近に米人がよくいて、蝉の声が聞こえる季節になると、あれって英語でなんていうのと聞いてみた。cicada、locustと、おきまりな答えなのだが、どうもイメージが違う。いや、それを指し示すという点では同じ実体を指すのだろうが、どうもなんか違うな、違う世界を見ているなという感じがする。なんというのか、あれ、おじゃる丸に出てくる電ボ三十郎みたいなイメージで、ああいう透明の大きな羽根をもってばたばたという存在を、cicada、locustと呼んでいるのだろうなと思った。

 自分はセミというとなんだろ、とにかく米人たちのイメージのそれではない。なんというのか、もうちょっと奇っ怪なというかしょこたんが頭に飾っていたあれみたいな。

 それと蝉の声がどう聞こえるかと聞いてみるのだが、要領を得ない。雑音が波音のように聞いているのかもしれない。米人の脳、みたいなアホーな議論をしたいわけではないが、蝉の声を、なんというのか、日本の夏の自然の声のようには聞いてないようには思えた。なんなのだろう。なんというのか、彼らはそれは音として世界に注入されているのか、取り外せるような何かなのではないか。顧みて自分はというと、夏の世界から蝉の声は抜けない。うるさいなと思って窓を閉めてエアコンをかけることはあっても、その世界は蝉の声と一体化している。

 蝉の声を聞いていると、ああ、夏だ。そして子どもの頃も、50歳を過ぎた自分も、ああ、蝉の声を聞いていると、ああ、夏だと思う。生きていることはこうして蝉の声を聞いていることなんだろうなと思う。

今日の大手紙社説

 なぜか全紙そろって農政問題。

毎日社説 社説:アイヌ懇報告書 共生の空間を作ろう - 毎日jp(毎日新聞)

 この問題はわからないと先日来書いているので特に言及することはないが、現実問題としてこのフレームワークでのアイヌ民族は日本国籍なので、その市民の、プライバシーとしての隠蔽性というかは普通に健全に機能すればよいかと思う。つまり、アイヌ民族であるアイデンティティーの公的な表示は個々人にはプライバシーの問題でよいかと思う。誤解されてもなんだが、公的な部分からのアイデンティティー、つまり、公における自己民族同定性みたいなものは、普遍的な個人のアイデンティティーの下位にないと、個人のアイデンティティーが抑圧されることになりがちだ。一人のマジョリティの市民がマイノリティの市民に接するとき、その接面は普通に市民としての友愛(この言葉も変な色合いになってしまったが)によるもので、そうではない介在性は友愛を損なうというか、国家や民族より大切なものによって個人が存在する自由の問題に関わってくる。

 まあ、これは思想の難所というべきもので、とても難しい。現実的には市民が多様な友愛の動的な関わりのなかで構築されるべきものだが、それはセクト、つまり、マジョリティの中のマイノリティ的ルサンチマンの隠れ蓑的欺瞞に作用しがちでその病理の類例は所々に見られるものだ。または、この社説のように、市民原理の友愛の外部に、一種マイノミ的保護の議論傾向を持つ。

 思想に詳しい、あるいは詳しく語るということと、思想を生きるということの大きな差異が現れやすいところでもあるが、この問題は米国ではかなり議論されてきた。

 ⇒「 黒い憂鬱―90年代アメリカの新しい人種関係: シェルビー スティール, 李 隆, Shelby Steele: 本」

毎日社説 社説:’09衆院選 農業政策 抜本改革の視点示せ - 毎日jp(毎日新聞)

 民主党の所得補償政策は、幅広い農畜産物について、販売価格が生産コストを下回った場合、その差額を農家に補てんするものだ。「バラマキ」との批判が強いが、米欧の農業政策は90年代以降、価格支持(下支え)型から所得補償型にシフトしている。ウルグアイ・ラウンド(先の多角的貿易交渉)などで貿易の自由化が進み、コストの低い途上国との競争が激化して価格支持政策が効かなくなってきたからだ。

 これに対し、日本の農政はまだ価格支持型が基本だ。その典型はコメで、国内での生産調整(減反)と輸入米への高関税(778%)が米価を下支えしている。来年中の合意を目指すドーハ・ラウンドで日本は大幅な関税引き下げを迫られており、その意味では所得補償の導入は理にかなっている。

 これは基本でもあるのだが、民主党はここでぶれて崩れてしまったのが問題。

 ただ、日本農業は構造的な問題を抱えている。日本の農業就業人口は約290万人だが、ほぼ半数が70歳以上だ。新規就農者は年間7万人程度しかおらず、農家数の減少が今後、加速していくことは必至だ。引退する高齢者の農地を意欲ある若手農家に集め、規模拡大によるコスト削減を進めることが急務になっている。経営規模や担い手としての将来性の差を無視し、一律に所得を補償する民主党の政策は不効率な農業構造を温存しかねず、結局はバラマキ批判を免れない。

 この指摘は概ね正しい。ただ、もうちょっというと、「日本の農業就業人口は約290万人だが、ほぼ半数が70歳以上だ」の国民保護の問題と、今後の農業を切り分ける必要はある。ただ、手順的には前者が先。このあたりは、自民党もわかってないわけでもない。

 同じ批判は自民党にも当てはまる。「国内農林業の所得増大」をうたう同党のマニフェストには「農地をフル活用」「国民の求める農産物を安定供給」といった総花的なスローガンが並ぶが、具体策はほとんど示されていない。

 これはちょっとタメな批判。与党なので実績・実態を見るしかない。

 民主党は国内農業に厳しい試練をもたらす日米自由貿易協定(FTA)締結をマニフェストにうたい、自民党や農業団体の批判を受けて修正に追い込まれた。お粗末なエピソードだが、そんな揚げ足の取り合いより、日本農業の将来を見据えた抜本改革を打ち出すことこそ政権を担おうとする政党の責任であるはずだ。

 「そんな揚げ足の取り合いより」がいかにも政治志向。そこが個別の政策で重要なところ。それと「抜本改革を打ち出す」幻想が問題の基本、つまり、国民保護を理解していないことになる。

読売社説 消費税引き上げ 必要性を率直に国民に説け : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 またこれか、でスルーでもいいのだけど。

 この国家経済の成長のビジョン抜きで重税だけを志向するおばかはなんとかならんのか。ならないのだろうな。

 スウェーデンの25%を筆頭に、イギリスドイツフランスなど欧州の付加価値税の税率は、15〜20%が当たり前だ。中国は17%、韓国でも10%だ。日本の5%は、むしろ例外的といえる。

 これ、たしか、日本の場合、流通の保護を入れると結果的に同じくらいになる。まあ、嗜好品とかは欧州よりはやすいか。どうでもいいけど、米国から本を買うとしみじみ米国の本は高いね。というか日本もまともな本は高いので、日本の出版文化というのは特殊なマスメディアなんだろう。

インボイス(伝票)方式の検討も避けて通れまい。

 執筆子、この問題も知っているようだ。でも、これ、どうにもならんのではないかな。

朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年8月9日(日)09総選挙・農業再建―減反見直しからの出発

 世界市場での穀物高騰は経済危機で鎮まったが、新興国経済成長や人口増を考えれば、再燃する可能性もある。その時に頼りになるのは国内農業だ。しかし、今のままでは立て直しの機会すら失いかねない。

 なんか基本的な勘違いがありそう。問題はプライスだけだと思うが。

 生産調整で米価を維持し、農家の収入を確保する目的だ。貿易交渉でコメ関税の大幅引き下げを受け入れず、海外諸国から批判にさらされているのも減反による米価維持策が原因である。

 こうした政策は、高いコメを買わされる消費者の負担の上に成り立ち、農林族議員と農協、農林水産省の利権維持に役立った。だが、コメの需要はますます減り、国内農業を守るはずの減反・米価維持策が、目的とは反対の役割を演じてしまっている。

 縮小均衡のコメ政策では未来を描けない。農業の将来を考えるなら一刻も早く減反をやめ、農業を成長産業に変える道に踏み出すべきである。

 この問題の解答テンプレなのだが、「農業を成長産業に変える道」に矛盾があって、解答にならないのだよ。

 生産と輸入の自由化を進めれば、米価は下がる。その場合、欧米のように農家経営を戸別所得補償で支えればいい。納税者負担は増えるが、消費者には喜ばれ、農家の生産意欲は高まる。

 これは「農家の生産意欲は高まる」ではなく、事実上国政の被害者への補償というくらい。

 この問題を巡る自民党と民主党の違いは鮮明だ。自民は「生産調整を堅持する」(谷津義男・党総合農政調査会長)とし、民主は「減反廃止をめざす」(筒井信隆ネクスト農水相)。

 民主党はコメを販売する農家への戸別所得補償制度の創設案も打ち出した。2年前の参院選で、農業票目当ての「バラマキ」との批判も浴びた政策だ。だが今回は、将来の減反廃止をにらんだ工夫の跡がある。生産調整に参加しない農家には所得補償をしない代わり、自由にコメを作る権利を認めるという「減反選択制」だ。

 これ朝日はわかって書いているのかもしれないけど、民主党それが七転八倒にぶれたわけですよ。「違いが鮮明だ」じゃなくて、民主党のほうが無策になってしまった。純粋なバラマキをやることになる。

 これね⇒日米FTAについて民主党の七転八倒: 極東ブログ

 話戻して。

 改革志向が明確であるにもかかわらず民主党案の問題点は、所得補償の対象を競争力の乏しい零細農家にまで広げてしまったことだ。このため毎年度の必要予算額は1兆円に膨らんだ。

 そこが逆で、そもそも「所得補償の対象を競争力の乏しい零細農家」にある、いや、実際上はということ。

 農政の利権を見ていると、これに近い郵政を叩いた小泉さんはものすごかったなと思う。ただ、違う問題といえば違う問題で、小泉さんも農政はタッチしなかった。

 まあ、この問題、民主党はダメだよという結論は出てしまったかだが、小沢さんはこういうころ譲らないなあ。ある程度票を読んでやっているのだろうから、党を割る気はないというか、布石の意味もあるだろうが。結果的にいつも悪役を買う。

曇り

 天気図を見ると、面白い形をしている。いや、単純に見た目の形だが。今日は曇りだろうが午後は雨か。明日は熱低で雨になるだろう。夢はほとんどわすれたが、なにか自分が熱唱していた。私は歌は嫌いでも好きでもない。聞くのも歌うのも。小学生のころ音楽家崩れというのだろうかヒステリックはお婆さん先生でやだやと思っていたが、おかげで中学では音楽は楽ちんで好成績だった。高校はちょっとだけ音楽系に行きたいかなとも思ったことがあるが、それほどでもない。人が音楽が好きだったりうっとりとしているがいやだ。どうもこのあたりの、他者集団への嫌悪というのは我ながら困ったものだと思う。私は微妙に音痴だ。ああ、音痴だ俺と思う。ただ、普通の人の音痴度は私からすると激しい。あと喉のコンディションが弱いので自分の本来の声がうまく出せない。まあ、人生はこんなふうに多面的でありながら過ぎて終わっていく。枕の話。同タイプの新品に変えた。調子よいようだ。首が楽。

2009-08-08

はのいの党

 なんてどうかな。

ぁぁ小沢さん

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):小沢氏、日米FTAで持論強調「農協、ためにする議論」 - 政治

 民主党の小沢一郎代表代行は8日、農業の戸別所得補償制度の導入を前提に、農産物も含む日米自由貿易協定(FTA)締結を目指すべきだとの考えを改めて強調した。鹿児島県肝付町で、かつてともに自民党田中派に属した故二階堂進・元自民党副総裁の墓参後に記者団に語った。

 民主党は前日、農業関係者の反発を受けてマニフェストにあった「締結」の表現を弱めたばかりだが、

小沢氏は構わず持論を展開

UFO seen on BBC

 ⇒YouTube - UFO seen on BBC Look North webcam!

 Rememberのあとがよく聞こえない。

 コメントが楽しい。

LizzyAston (42 分前) 0 返信

its not a UFO, that bs only exists in the USA

UK isnt retarded, so why did some american put this on YT?

昨日だったかNHKホットモーニング中村紘子さん

 旦那さんどうしているかな、その話はでないのかなと思ったら。出た。馴れ初め話も初めてきいた。へぇ。

 イメージとしては紘子さんのほうがお嬢様という感じだったが、実際の夫婦生活では、庄司さんのほうがボンボンというか知識人階級(そういう言葉でなかったが)だったそうだ。考えてみたらそうだよな。「赤頭巾ちゃん気をつけて」はそういう物語でもあったな。というか、ある終わりの始まりでもあり、そして終わるものは終わった。

 結婚は紘子さん30歳は、え?そうだったのと思った。が、それ以上に、庄司さんは37歳だったのか。ほぉ、今まで考えたことなかった。そして現在、72歳かあ。

民主党のマクロ経済運営?!

 ⇒マクロ経済運営で中銀と財政当局間でアコード設定も=大塚・民主党政調副会長

 一方で、「国破れて中央銀行ありというのはあり得ない」とし、「日銀法4条の趣旨に則り、政府と中央銀行の政策の整合性維持に努めたい」と指摘。日銀の国債買い入れ状況は「過去のピークから相当ピークアウトしている状況である。若干の余力があるかもしれない。

 ま、そんな感じ。

<デフレ対策は必要>

 追加金融緩和の是非など具体的な金融政策については「コメントする立場にない」としたが、「デフレ対策は必要」と指摘。「GDPギャップが原因で生じているデフレについては、予算などで対策を講じる」と語った。

 財政出動かな。でも。

 そのうえで国債発行計画に関して来年度予算では「国債依存度および発行額を今年度より下げていくとの意欲をもっている」との方針を表明。財政健全化に取り組む姿勢を強調した。

 率直にいって、日本経済という点では、この程度の認識の政権交代はあまり意味がないと思うが。

 ⇒09年8月3日 初めてのデフレ問題講演 : 初めてのデフレ問題講演

 だいたい、一番景気刺激効果がありそうなのが現政府・自民党の政策だし。いやそのとき言ったのですが、「構造改革」を「戦争」になぞらえれば、麻生さんの大型財政政策って、かつての戦争指導者が戦後急に平和の使徒面して親米民主主義者になったことに似ています。何の反省もなく「自分は本当は戦争に反対だったんだ」とか言って(実際、「本当は郵政民営化反対だった」って発言もありましたけど)。それで、それがけしからんから懲らしめてやろうと思って、野党に入れようとしたら、野党がみんな「皇国史観」を唱えていたっていうような、そんなたとえが通りそうな状態です。

面白いか面白くないかという点だけでいうなら

 面白い⇒民主が官僚人事見直しへ…成果と評価を直結 : 総選挙2009 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 個々の政策を立案・遂行した官僚を記録する「政策背番号制」を導入し、政策の成否を昇進や降格に結びつける案を軸に検討する。

 「政策背番号制」は、各省が実施する政策に、どの担当者が関与したかを記録する制度だ。

 当面、課長以上を対象とする方向で、予算編成時に、政策ごとに関与した幹部に署名させるなどの方法で、個別の責任を明確にする。その後、政策が成果を上げたり、予算の節約につながったりすれば昇進させ、逆に失敗すれば降格させる考えだ。

 結果予想について語るのは、よそう(之介風味)。

今日の大手紙社説

 特になし。これ、扱わないのかな。

 これ⇒時事ドットコム:違法組合活動1466人=国交、農水、厚労3省で−ヤミ専従は210人・総務省調査

 総務省は7日、全省庁の職員団体幹部を対象に勤務時間中の違法組合活動の実態を調査したところ、国土交通、農水、厚生労働の3省で1466人が確認されたと発表した。このうち、違法活動が年間30日を超えるなど悪質で常習的な「ヤミ専従」は、農水省198人、国交省12人の計210人だった。

 1466人の内訳は、国交省944人、農水省514人、厚労省8人。3省以外で違法活動は確認されなかった。違法行為が発覚した3省のうち、農水省は既に独自調査の結果に基づき、上司を含む1237人を処分。また、国交省は第三者調査委員会を設け、実態解明に乗り出す構え。厚労省は違反職員8人を厳重注意処分とした。

日経春秋 春秋(8/8) 秋

フランスの経済評論家ジャック・アタリ氏が10年前の著作でこう予言している。「通貨は有力企業によって発行されるようになるだろう。企業通貨の相互交換も可能になり、早晩ほとんどの国家の通貨より強くなる」。あながち夢物語でもなさそうだ。日本国内のポイントの発行総額は今年1兆円を超えるという。

 ハイエクも似たようなこと(企業ではないが)言っていたか。

政府の「エコポイント」の効果で、省エネ家電の売れ行きが好調らしい。押し上げた消費の行方が少し気になる。

 これ、普通の人が申請書書けるのかと思った。

日経社説 与野党協議を見据え年金の持続性競え : NIKKEI NET(日経ネット)

 国民側の制度面もだが、運営の側の機構の問題もある。

産経社説 【主張】「拉致」公約 北を動かす具体策を競え - MSN産経ニュース

 また、麻生太郎首相は地方遊説に先立ち、めぐみさんが拉致された新潟市の現場を現職首相として初めて視察し、「こういう非情なことには断固たる対応をしていかねばならぬ」と述べた。自民党の拉致問題にかける姿勢の表れと受け止めたいが、これまで拉致現場を訪れた首相がいなかったというのも、今さらながら驚きだ。

 人気取りに見られるのだろうが、案外麻生さんには普通の感覚なのかもしれない。

毎日社説 社説:視点 クリントン訪朝 総書記、高笑いの次は=論説委員・中島哲夫 - 毎日jp(毎日新聞)

 この話、依然拉致されたままの韓国民・日本国民からすると、一種の愚弄感があるのだが、あまりそういう指摘は聞かれないように思う。国民というのは主権であり、人道は優先するとしながら、彼我の差は圧倒される。それと、なんだかんだ言っても、対話をやり遂げたという点から見れば小泉元総理はすごかったなと思う。というか、だから政治的成果を葬らねばならないとする人がいるのだろうな。

曇り・ログイン

 天気図を見ると梅雨のそれではないが微妙に夏の天気図とも違うような。太平洋側高気圧が弱いのはエルニーニョ偏西風が南下したせいらしい。嘘とも思わないし、温暖化で冷夏があるのも不思議ではないが、話としては今一つ説得力はない。エルニーニョがつねにそうなるということでもないだろうし。とはいえ、暑い=温暖化、みたいなアホーな話を中和するにはよいかもしれない。夢は見たが忘れた。昨晩遅くなってからNHK7のニュースを見たが、酒井法子容疑者の話に10分以上割いていたようだった。そういう事件だったのかと思った、というのは、こちらはMDMAではなくシャブだったのか。平成のこの時代にシャブかよとも思うが、ピンとこない。私はどうもこの手の世間の話にそれほどは関心がない。芸能界にもあまり関心がない。スポーツ観戦にもそう。人がこぞって関心を持つ対象というだけで萎える。

 家族の物語だったのかな⇒弟は先月逮捕 福岡東署覚せい剤使用容疑 / 西日本新聞

 覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで警視庁が逮捕状を取った女優の酒井法子容疑者(38)=本名・高相法子=の弟が、同法違反(使用)の疑いで福岡東署に逮捕されていたことが7日、捜査関係者への取材で分かった。容疑を認めているという。

 逮捕されたのは福岡市早良区室見1丁目、暴力団組員酒井健(たけし)容疑者(30)。7月17日に逮捕され28日に同法違反の罪で福岡地裁に起訴された。

 

追記

 勉強になりました。ありがとう⇒今度は意識して - 「温暖化の気持ち」を書く気持ち

気象学でメジャーなある解析手法を用いると、エルニーニョが起きると"常に"日本を冷夏にする方向に働き、それが他の現象と足しあわされて、より冷たい夏になったり、大して冷夏にならなかったり、となります。日本の冷夏は、エルニーニョの構成要素の一部。太平洋高気圧が弱いとか、その辺も全部「エルニーニョ」なのです。

2009-08-07

ブログサバト

 やけに速かった。いろいろ難儀もあり、速くこの時期が過ぎ去ればいいと思う面もある。あと、世人に堪え性がないとも言えないな、些細なことでで立腹する自分がいる。

はてなの使い勝手が悪い

 機能を拡張しすぎて基本機能が劣化している印象がある。こういうの、問題なんだがなあ。

大原麗子、死去

 出先で見かけたニュースで驚いた。病死だというのだがなんだろうとそのときは知らないでいた。

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):大原麗子さん、自宅で死去 「2週間前から連絡とれず」 - おくやみ・訃報

 ギラン・バレー症候群であったらしい。それが死因かは書かれていない。死後2週間放置されたというのがいたましい。孤独というのだろうか、ちょっと考えるとパニックを誘発しそうな印象がある。

 62歳は若いなと思うし、私の父もその年齢なのでそのくらいで人は死ぬとも思う。私自身はそこまで生きられるかなとときおり思うくらい。

 大原麗子さんには時代の寵児でもあったのでいろいろ、メディア的な思い出はある。美人ではあるが、好きでも嫌いでもなかった。

 どちらかというと、「73年に俳優の渡瀬恒彦さんと、80年には歌手の森進一さんと結婚したが、いずれも数年で離婚した」というので、私はこういう離婚結婚を繰り返す人が好きではない、というか、自分とは異種な生物のように感じる。

今日の大手紙社説

 裁判員制度の初回と原爆症訴訟終結がほぼ全紙の話題。後者は私にはよくわからない。前者については社説としての読み応えはなかった。なんだかんだいって執筆子たちは自身が市民として裁判員になる心情のようなものが文章には滲んでいないように見えた。

朝日社説 裁判員判決―全員が語った体験の重さ

 NHK7で実際の裁判員の肉声を聞いた感じではよい裁判であったように思うし、負担の重さのようなものも想定より少ないという声も聞かれた。裁判員の社会的な位置がいろいろであったのも好ましいように思えた。これが市民社会なのだと私は、率直にいうと少し感激した。

晴れ

 夕方からは雨になりそうだ。夢はほとんど覚えていないが、ある若い男がなぜ女はパンツをはかないのかとつぶやいていて、私はなんだろこいつ、変態?とか思っている。このところ枕の話ばかりだが枕の調子はよいようだ。「つばさ」を見ているのだがなかなか私世代の中年男にぐさぐさくる展開になってきている。あれを中年女というか、女たちがわかるのだろうか? いやそう思うところに私が女というものを理解していない何かがあるのかもしれない。ドラマとしては不自然な展開が多いのだが、どうにもぐさぐさくる。娘や息子という存在、それら青春にいたるにつれて親の青春の過ちというか生き方が裁かれているような部分がある。

2009-08-06

思考の束縛を解く50の質問

 ぶくま⇒はてなブックマーク - 心に自由を与える50の質問 - Free Your Mind! - モノ人

 元ネタ⇒心に自由を与える50の質問 - Free Your Mind! | 口コミ発信!モノ人

 さらに元ネタ⇒ 50 Questions That Will Free Your Mind | Marc and Angel Hack Life

  1. How old would you be if you didn’t know how old you are?(自分の年齢を知らないなら何歳になりたい?)
  2. Which is worse, failing or never trying?(失敗するのと挑戦もしないのと、どっちが悪いか。)
  3. If life is so short, why do we do so many things we don’t like and like so many things we don’t do?(人生がそれほど短いなら、なぜやりたくないことをたくさんして、やらないことをたくさんを好むのだろうか。)
  4. When it’s all said and done, will you have said more than you’ve done?(語り終えやり遂げたとき、遂げたこと以上に語ったりするものだろうか。)
  5. What is the one thing you’d most like to change about the world?(世界について一番入れ替えたいことは何か。)
  6. If happiness was the national currency, what kind of work would make you rich?([意訳]給料が「幸せ」で支払われるなら、「幸せ」をいっぱいにする仕事は何だろうか。)
  7. Are you doing what you believe in, or are you settling for what you are doing?(良いと確信することをしているか、それともしていることに甘んじているか。)
  8. If the average human life span was 40 years, how would you live your life differently?(人間の平均寿命が40歳なら、別の生き方をするか。)
  9. To what degree have you actually controlled the course your life has taken?(自分が歩んだ人生は、実際どの程度自分で決めたものだったか。)
  10. Are you more worried about doing things right, or doing the right things?(気に留めているのは、物事をきちんとすることと、それとも正しいことをすること?)
  11. You’re having lunch with three people you respect and admire. They all start criticizing a close friend of yours, not knowing she is your friend. The criticism is distasteful and unjustified. What do you do?(昼食中敬意を持つ3人の人が3人とも、あなたが大切にする友だちを、そうとも知らずに批判しはじめたとする。しかも、不愉快だし公平な批評ではない。あなたはどうするか。)
  12. If you could offer a newborn child only one piece of advice, what would it be?(新しく生まれる自分の子どもに忠告できるのが一つだけなら、それは何か。)
  13. Would you break the law to save a loved one?(愛する人を救助するためなら法を犯すだろうか。)
  14. Have you ever seen insanity where you later saw creativity?(後になれば創造性に見えても、正気の沙汰ではないものを見たことがあるか。)
  15. What’s something you know you do differently than most people?(知っていることで他の多くの人とは別のやりかたですることはなにか。)
  16. How come the things that make you happy don’t make everyone happy?(自分がごきげんになることが、なぜみんなをごきげんにしないのか。)
  17. What one thing have you not done that you really want to do? What’s holding you back?(本当はやりたいのにやってないことはなにか。自分を引き留めていることは何か。)
  18. Are you holding onto something you need to let go of?(手放す必要があるものを抱えていますか。)
  19. If you had to move to a state or country besides the one you currently live in, where would you move and why?(今自分がいる州や国以外に引っ越ししなければならないとしたら、引っ越し先はどこで、その理由何か。)
  20. Do you push the elevator button more than once? Do you really believe it makes the elevator faster?(エレベーターのボタンを1回以上押すか。それでエレベーターが速くなるなんて信じるか。)
  21. Would you rather be a worried genius or a joyful simpleton?(心労多き天才か、それとも喜び溢れたアホーか、どちらになりたいか。)
  22. Why are you, you?(なぜあなたはあなたなのか。)
  23. Have you been the kind of friend you want as a friend?([意訳]誰かにとって、自分が望むような友だちでいたことがあるか。)
  24. Which is worse, when a good friend moves away, or losing touch with a good friend who lives right near you?(よい友だちが、遠くに行くことと、近くにいて疎遠になるのと、どちらが悪いか。)
  25. What are you most grateful for?(あなたがいちばん恩に思っているのは何か。)
  26. Would you rather lose all of your old memories, or never be able to make new ones?(過去の記憶をすべて失うのと、今後新しい記憶が持てないのとどちらがよいか。)
  27. Is it possible to know the truth without challenging it first?(最初に挑戦もしないで真実かどうかを知るのは不可能。)
  28. Has your greatest fear ever come true?(最も恐れていたことが本当になったことはあったか。)
  29. Do you remember that time 5 years ago when you were extremely upset? Does it really matter now?(気が動転していた5年前のことを覚えているか。 それは現在でも重要なことか。)
  30. What is your happiest childhood memory? What makes it so special?(一番幸せだった子供時代の思い出は何か。それが特別なのはなぜか。)
  31. At what time in your recent past have you felt most passionate and alive?(最近、とても情熱と活力を感じたのはいつか。)
  32. If not now, then when?(今ではないならいつか。)
  33. If you haven’t achieved it yet, what do you have to lose?(まだ達成していないなら、何を失うことになるのか。)
  34. Have you ever been with someone, said nothing, and walked away feeling like you just had the best conversation ever?(何も言わず立ち別れたけど、それでもいちばんよく話せたように思えた人に会ったことはないか。)
  35. Why do religions that support love cause so many wars?(愛を支える宗教が多くの戦争原因になるのはなぜか。)
  36. Is it possible to know, without a doubt, what is good and what is evil?(疑うことなく善悪を知ることは可能か。)
  37. If you just won a million dollars, would you quit your job?(100億円手に入れたら、仕事を辞めるだろうか。)
  38. Would you rather have less work to do, or more work you actually enjoy doing?(仕事量を減らすのと、増えても楽しんでやれる仕事と、どっちがよいか。)
  39. Do you feel like you’ve lived this day a hundred times before?(今日もまた、以前と同じ日の何百回もの繰り返しに感じないか?)
  40. When was the last time you marched into the dark with only the soft glow of an idea you strongly believed in?(自分では確信しているものの弱い灯りの着想だけで暗闇に突き進んでいった前回はいつか。)
  41. If you knew that everyone you know was going to die tomorrow, who would you visit today?(明日知人がみな死んでしまうなら、今日誰を訪問したいか?)
  42. Would you be willing to reduce your life expectancy by 10 years to become extremely attractive or famous?(とても魅力的か有名になれるなら、10年寿命を縮めてもかまわないか。)
  43. What is the difference between being alive and truly living?(生き生きとしていることとただ生きていることに違いはなにか?)
  44. When is it time to stop calculating risk and rewards, and just go ahead and do what you know is right?(リスクと報酬の計算を止めて、先に進み、自分が正しいと思うことをするのは、いつか。)
  45. If we learn from our mistakes, why are we always so afraid to make a mistake?(失敗から学ぶというなら、なぜいつも失敗を恐れるのだろうか。)
  46. What would you do differently if you knew nobody would judge you?(誰も評価しないと知っていたら、別のやりかたをするだろうか。)
  47. When was the last time you noticed the sound of your own breathing?(自分が呼吸している音に注意したのは最近ではいつだったか。)
  48. What do you love? Have any of your recent actions openly expressed this love?(好きなことはなにか。最近好きという気持ちを形で示したことがあったか。)
  49. In 5 years from now, will you remember what you did yesterday? What about the day before that? Or the day before that?(今から5年後、昨日したことを覚えているだろうか。 その一昨日ははどうだろうか。一昨日の前の日はどうか?)
  50. Decisions are being made right now. The question is: Are you making them for yourself, or are you letting others make them for you?([意訳]決断したときに、問題になるのは、自分だけでしたのか、それとも、誰かに背中を押してもらったかだ。)

そういう人もいるしそれでうまく人もいるけど

 ⇒生まれ変わる

 たとえ、うまくいかくても、地味に自分を再定義していってもよいかもしれないよ。

 再定義というのは、自分が心ならずも付いてきた嘘(自分の夢とか嘘だったりする)を認めて受け入れて、ちっぽけな自分を自分として認めるというか。

 ネガティブシンキングみたいだが、自分はこれしか生き方はなかったなという地点での、可能な生き方をみつけてみるというか。

 あと、孤独というのは、結局、どうしようもないものというか、どうしようもない部分を自分で抱えていくのが結局自分が生きることなんで。

 まあ、リセットでうまくいかないことを先に考えろというわけでもないので、これにて。

中国ペスト

 ⇒中国の肺ペスト感染、死者3人に さらに増加の懸念 国際ニュース : AFPBB News

【8月5日 AFP】中国の国営英字新聞・環球時報(Global Times)は4日、青海(Qinghai)省の海南チベット族自治区(Hainan Tibetan Autonomous Prefecture)Ziketanで発生した肺ペストで、感染者の64歳の男性が死亡し、合計死者数が3人になったと報じた。地元当局は、地元住民1万人の隔離措置を現在も続けている。

 ABCBlast From the Past: Plague Strikes China - ABC News

 ⇒CDC | Facts About Plague

 90年代にインドで100人以上死者が出ていたはず。今回の中国の件もそれほどの驚異を感じるほどのことはないだろうと思うが、

 米国とかでも起きる⇒Plague Occurs in U.S., But Is Treatable - ABC News

 ので日本で起きる可能性もゼロではないかもしれない。

今日の大手紙社説

 クリントン訪朝と非核化が話題。現実問題、北朝鮮の核化をどうするのかという戦略がまるで検討されているふうもなかった。現在世界では冷戦核は使えないというかあまり意味がない、というかあれはソ連を疲弊させるものに過ぎなかった。それと米中でやるほど中国が愚かかというとそうでもないだろう。

 大手紙だけがそうなのかもしれないが、この問題になると宗教教団広報紙を読んでいるようなぐったりした感じになる。

読売社説 原爆忌 オバマ非核演説をどう生かす : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 オバマ非核演説というのは単に効率の悪い事実上使えない冷戦核を止めるというだけでの話なのだが。

朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年8月6日(木)被爆64年―「非核の傘」を広げるとき

 一案は、北東アジアにも非核地帯条約をつくることだ。日韓だけでも先に締結して発効させ、米中ロなどが日韓に核攻撃しない議定書を批准して、「非核の傘」を築く。

 北朝鮮については、非核化してNPTに戻った段階で条約に加わり、「非核の傘」で守られるようにする。そうすれば北朝鮮が核放棄する利益は高まるし、地域の安定にも役立つだろう。

 軍事費を拡大させる中国への対応も欠かせない。オバマ大統領は7月の米中戦略対話で、東アジアでの核軍拡競争は両国の利益にそぐわないと明言し、北朝鮮の非核化などで協力していくことの重要性を強調した。「恐怖の均衡は続けられない」とも語った。

 米中は急速に経済の相互依存を強めている。たとえ相手の産業を破壊しても影響が少なかった冷戦期の米ソとはまったく異なる関係だ。

 そろそろ目を覚ましたらどうかな朝日新聞さん。

 現実⇒北朝鮮支援によるミャンマー核施設疑惑メモ: 極東ブログ

 アン・アプルボーム⇒Anne Applebaum - The North Korean Threat That China Fosters - washingtonpost.com

曇り

 沖縄台風の影響で関東あたりにまで午後雨があるか。蒸し暑い。昨晩は寝付かれず坐禅。それでも眠気なし。ほぉと思って横になったら寝ていた。夢も覚えていない。どうも枕を変えてから夢の残存がない。よいことなのかもしれない。いろいろ装置の故障や紛失などの対処の野暮用が増えて難儀。また、よきにはからえ的な承諾関係とかめんどい。

2009-08-05

NHK シャル・ウィ・“ラスト” ダンス? 、見たよ。

 ⇒7月18日 シャル・ウィ・“ラスト” ダンス? - 見どころ|NHK ワンダー×ワンダー 総合テレビ 毎週土曜日 午後10時?10時49分

 感動した。エロかった。

 周防監督、私より1歳上というか、ほぼ同年代だったのか。

 そういえば森下洋子の昔の

 ⇒NHKアーカイブス 保存番組検索: にんげんドキュメント ずっと輝いていたい 〜バレリーナ 森下洋子〜

 これも感動した。なんかすごいもの見てしまった。

NHK 解説委員室 | 大人ドリル これでいいのかニッポンの教育、みたよ

 ⇒NHK 解説委員室 | 大人ドリル

 加藤青延解説委員のキャラがよかった。

「そんなの当然だろ」とつぶやいてあたりを見回す

 よかった誰も聞いてないや。

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):4万年前、人類は魚を食べていた 中国など研究チーム - サイエンス

北京で見つかった約4万年前(中期旧石器時代)の人骨の成分分析から、当時の人類が淡水魚を常食していたことが裏付けられた。釣り針などの道具が登場する前の時代に当たり、人類が魚を食べていた直接の証拠として最も古い。中国科学院や独マックスプランク研究所などの研究チームが米科学アカデミー紀要で発表した。

そこがね

 元記事⇒米有権者の61%「原爆投下は正しかった」 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 ぶくま⇒はてなブックマーク - 米有権者の61%「原爆投下は正しかった」 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

fromdusktildawn ということは、「場合によっては、民間人の大量虐殺は正しい」という考えが多数派というわけか。そういう国と軍事同盟を結ぶことでしか、自国を守ることができない国なんだよね、日本は。 2009/08/05 ★(youichirou)★(okoppe8)★(watapoco)★(KoshianX)★(dekaino)

 来暮さんらしくないぶこめという印象。

cover
戦争論理学 あの原爆投下を考える62問: 三浦俊彦

究極のテーマで学ぶ、クリティカル・シンキング。歴史的事実を検証しながら最も合理的な結論に達する。新しい論理思考演習のテキスト、パラドクス・シリーズ応用論理編。

 ⇒『戦争論理学』の狙いは今ざっと数えて約5つあります。 : Re: 戦争論理学 | 三浦俊彦のページ電子掲示板

今日の大手紙社説

 クリントン・ア・ラ・エロジー訪朝と防衛大綱が話題。前者はすでに終わった。日本パッシングどころではない時代の幕開け。後者は日経社説に尽くされていると思う。

 なんか、ぬるま湯に浸ったええ塩梅の絶望感と申しましょうか。

日経社説 党派超え防衛大綱に生かせ

 良社説。

 報告書は、集団的自衛権をめぐる憲法解釈の変更、武器輸出三原則の緩和などを求める。日本の安全保障にとって不可欠な日米同盟の深化とともに、国際協力の質と量の充実のためとされる。私たちが指摘してきた問題意識とも共通する。

 集団的自衛権の解釈変更は(1)米国に向かうミサイルの迎撃(2)共同活動中の米軍艦船の防護(3)国連平和維持活動(PKO)での他国の要員の警護(4)PKOに参加する他国への補給などの後方支援――などを可能とするためとされる。

 日本のPKO参加数は主要国のなかで最低とされる。このため報告書は「他のG8諸国等と並ぶ応分の努力」を求める。

 安全保障政策のあり方は、政治的ではあるが、それが前提とする国際情勢は、日本の政権の枠組みの変化に影響される部分は、そう多くはない。日本周辺およびグローバルな情勢を現実的に分析すれば、懇談会の報告とおおむね似た内容になる。

 1993年に発足した非自民細川政権は、防衛計画の大綱をまとめる材料づくりのために同様の有識者懇談会を設置した。懇談会は羽田政権を経て、自民、社会、さきがけ3党連立による村山政権に報告書を提出し、村山政権の手で新たな防衛計画の大綱ができた。

 安全保障のために何を考え、何をすべきかは本来は党派的な作業ではない。右の例はその証明になる。30日の衆院選挙の結果、どのような政権ができても、この報告書を材料に党派を超えた議論がなされ、新たな大綱ができるのが望ましい。

 そゆこと。でも、たぶん、頓挫するだろう。

毎日社説 社説:集団的自衛権 疑問残る「容認」の提言 - 毎日jp(毎日新聞)

 自民党は衆院選マニフェストで報告書の2類型を許容する方針を打ち出したが、民主党は触れていない。姿勢を明確にしてもらいたい。

 と一箇所「民主党」が出るのだが曖昧。

 実は、この前段の。

 日米同盟は日本の安保政策の大きな柱であり、北朝鮮ミサイルなど脅威が多様化し、国際社会の共同対処が重視されるなど安保環境は変化している。報告書が指摘する2類型が、日米同盟の効果的な維持に必要だとする政治的要請が強くなっているのは事実だろう。また、これらは集団的自衛権行使の限定されたケースにとどまっているとも言える。

 が、疑問も残る。日米同盟の信頼性維持や、米国への攻撃が日本の安全を脅かすというのが軍事的対応を認める理由とすれば、同様の論理で米同時多発テロのような米国への攻撃にも対応すべきだという議論に結びつく可能性がある。実際、北大西洋条約機構(NATO)加盟の英国などは集団的自衛権の行使としてアフガニスタン戦争に参加した。

 これを国連で迂回させた形で提言したのが小沢ビジョンだった。

 識者なら誰もが知っている小沢のISAF論が、こうまでタブー化されているのはそれ自体で一種異常事態になっているのだが。

毎日社説 社説:クリントン訪朝 まずは女性記者釈放を - 毎日jp(毎日新聞)

 2記者の釈放は歓迎する。これを機に、北朝鮮が危機を演出し脅迫で利益を得ようとする従来の路線を転換し、挑発的な行為をやめるなら実に有意義なことだ。そうした路線変更が確実であれば、形式上、核問題をめぐる6カ国協議より米朝交渉が先行しても許容範囲だろう。

 しかし信頼の基盤は既に失われている。私たちは改めて米国に、北朝鮮の術中にはまらないよう慎重な判断を求めたい。日米韓の結束を崩し核やミサイルを既成事実化させるのが北朝鮮の狙いなのだ。

 もう少しきちんと書ける能力が毎日にはあると思うのだが。

 この問題に日本と韓国が置かれている、なんつうか、埒外の状態が今後民主党政権下でさらに進むだろう。

朝日社説 安保懇報告―憲法原則踏まえて論戦を

 報告書を受け取った麻生首相は、防衛に対する自民党の責任感を強調した。一方の鳩山民主党代表は「政権をとったら我々の視点で見直す」と述べた。だが、政権選択の総選挙で、安全保障政策があいまいなままではならない。憲法原則を含め、民主党の考えをはっきり聞かせてもらいたい。

 これが民主党で皆目見えない。ために民主党を批判したいのではなく、こういう問題に現状の対応では困るのだが。というか、国民が困ってみるしかないだろう。案外、なんともありませんねだったらそれはそれでよいが。

朝日社説 クリントン訪朝―これを危機打開の糸口に

 訪朝の狙いはまず、北朝鮮に抑留されている米人記者2人を解放させることにあるのは間違いない。

 それはそうなんだが、どうも見えない部分が大きい。

 予兆はあった。北朝鮮は記者2人に12年の刑を科しながら、招待所での軟禁にとどめているという。弾道ミサイルと核の実験を相次いで強行した後は危機演出を抑えてもいる。

 これね⇒第二回北朝鮮核実験、雑感: 極東ブログ

私の推測では、中国は今回も大した動きは見せないだろう。米国はオバマ政権核廃絶スローガンに隠した冷戦軍備整理もあって、表面的には非難するだろうが、すでにワシントンポスト社説などの論調でも明らかだが、米国では近日に迫る、北朝鮮に捕らわれた米国人ジャーナリストの裁判が優先するだろう。存外にイランが同様の事件で見せたように、釈放というメッセージを米国に送るかもしれない。その芸当をやってのけたとしたら、外交力の点で北朝鮮は日本のかなう相手ではない。

 そしてもう結果は出た⇒【クリントン訪朝】米記者恩赦で、金正日総書記に陳謝 - MSN産経ニュース

 話戻して。

 ただし、米国に考慮してもらわねばならないこともある。

 核やミサイルとともに拉致問題を抱える日本では、政府内にも米国の先走りを警戒する声がある。韓国も、北朝鮮の開城工業団地韓国人が拘束されたままになっているなど、膠着(こうちゃく)した南北関係に苦しんでいる。

 事態を動かす糸口を米朝で探りつつ、米国は日韓とのすり合わせに努めてほしい。次の展開も意識し、中ロとの連携を強めることも大切だ。

 それを民主党がわかっているとは思えないあたり……。

曇り

 昨日西日本でも梅雨が明けたらしい。そして台風は明後日に沖縄。いろいろ思い出すこともあるが記憶のあり方にうまく馴染めない。夢は覚えていない。枕を変えて調子よいということか。昨日の水泳の疲れも残っていない。筋力をもう少し回復したいのだが、なんというか、無駄な筋力を付ける無駄を避けたほうがよいかもしれないというか、年取るとなかなか筋力の維持が難しい。

2009-08-04

戯画人さんたぶん元記事の意味をわかってないのではないかな

 いや単に煽ってみただけかもだけど。

 ⇒石油供給はこれから10年でピークに達し、石油が安い時代は終わる? - GIGAZINE

よく「石油はあと**年で枯渇してしまう」と言われてきましたが、いよいよそれが現実味を帯びてきたのでしょうか。

 いや、そうではなくて、標題のように「石油が安い時代は終わる」ということ。

 やっぱり高止まりしますよと。

 現状の油田にピークが来るということと、原油の枯渇は別の話。

 昨年の石油高騰でも、なんで新油田開発しないのかと、こりゃペイしないからだろうなと思っていたら、結局そうことだった。

 これって、原子力とか省エネとかいろいろな変数が関係する問題。

 それと元記事に

There are large reserves of non-conventional oil, such as the tar sands of Canada. But this oil is dirty and will produce vast amounts of carbon dioxide which will make a nonsense of any climate change agreement.

 石油生成時に二酸化炭素が多く排出されるから、だから、タールサンドはダメと言っているのだが、これは技術とコストの問題ではないかな。

 というか、原油はある程度高値止まりのほうが環境にもエネルギーの分散にもよい。

ぶくまのトップにあったのでつい読んでみた

 ぶくま⇒はてなブックマーク - ほんとに成功する法則。(ほぼ日刊イトイ新聞-ダーリンコラム)

 ネタ元⇒ほぼ日刊イトイ新聞-ダーリンコラム

 目標がはた迷惑なことがある云々がオチになっているけど。

 実際には、成功というのは、時の運、人の運、あるいは悪魔の遊び、で、その人に課せられたものになると思う。

 時の運というのは、宝くじに当たるようなもの。いわゆる運。それと、時流の乗っておけ、セカンドライフで騒いだあとはすっぱり忘れてトィッターで騒いでみると。時の運に当たる確率は高まるだろうから、この手の阿呆は後が絶えない。

 人の運というのは、成功とやらを多くの人が助けてくれること。だから、成功というのはどことなく「公」的ななにかを含んでいる。ああ、この人を援助してあげようという人々の支援で成功が成り立つ。なので、重要なのは、その「公」的な志というかそういう部分。ただ、これは人の個人の特に性の部分を浸蝕する。

 あと、成功というのは、悪魔の遊びでできることがある。これがわかると人生は深みというか絶望というか、陰影が濃くなると思うよ。

ほぉ、ゴリラも

 ⇒エイズウイルスに新種の亜型、ゴリラ起源の可能性 仏研究チーム 国際ニュース : AFPBB News

8月3日 AFPフランスルーアン大学病院センター(Rouen Hospital Centre)の研究チームが2日、エイズAIDSウイルスの新種の亜型を発見したと発表した。この亜型ウイルスはゴリラから人間に感染した可能性があるという。

 研究チームを率いたJean-Christophe Plantier氏によると、この亜型ウイルスは西アフリカのカメルーン出身の女性から発見された。エイズウイルス(HIV)感染の大半を占めるHIV-1の一種だという。これまで、HIV-1はすべて、チンパンジーとの関連性が指摘されている。

 ⇒カメルーン出身女性、ゴリラ起源のHIV亜種に感染=研究者 | 世界のこぼれ話 | Reuters

 研究を率いたルーアン大学のジャン・クリストフ・プランティア氏らは、「今回の研究で、チンパンジーだけでなく、ゴリラがHIV―1の感染源になりうることが分かった。新たなウイルスの発生を今後も注視していく必要があることが示された」と述べている。 

今日の大手紙社説

 裁判員制度と古畑さんの話が多い。困った社説もないが特に心に残る部分もない。裁判員制度については反対論者もいるが、その理由が私にはよくわからない。

曇り

 時の流れが速く感じられる。もう8月4日か。夏はいつもこんなふうに過ぎて、晩夏を迎える。いつもそうだと思いつつ、実はじりじりと自分は老いていくのだが、その分、風景になじんでいく面もある。夢は覚えていない。枕を変えたところ調子がよい。

2009-08-03

なんかなぁ、

 ⇒オバマ政権:正念場の夏  JBpress(日本ビジネスプレス)

 さらに、オバマ氏は共和党の中道派も取り込まなければならない。これは具体的な政策議論に足を踏み入れることを意味する。共和党には、はっきりした見返りがない限り、オバマ政権を助けることはほぼ期待できない。

 例えば、保険に加入していない人々を医療制度に参加させたければ(民主党の立派な優先課題である)、健康保険の真のコストを覆い隠している歪んだ税控除を廃止するという手もある。これは2008年にジョン・マケイン氏が掲げた政策である。

 真に「党派を超えた」大統領なら、富裕層を除く誰にも負担を強いることなく皆保険を実現したいなどと夢のような話はせず、こうした折衷案を押し通そうとするだろう。そして、政府の債務にどう取り組むかについて、もっと明確な話を大統領が語れば、多くの揺れる中道派を安心させられるはずである。

 いやはや。

 っていうか、なんのためのオバマ大統領だったんだろうか。

これね、石原さんが民主党のマニフェストを喜ぶあたりにね

 民主党支持のみなさんがじっと声も出してないげに見えるのがなんとも日本的光景。

 これ⇒【日本よ】石原慎太郎 国家の真の再生のために (1/4ページ) - MSN産経ニュース

それを意図するという民主党のマニフェストなるものはあちこち矛盾も見られ、思い切ったばらまきのための財源の根拠に欠けるところが多いが、私にとって最も興味ある主張の一つは日米安保条約の見直しである。その手がかりとして日本に米国が多く保有している基地についての洗い直しと、地位協定の見直し。これは従来、日本の政治家が口にするのをはばかるようなタブーだった。

 戦後の日本の国際機関は単に日米関係のみに限らず、他国との経済問題も含めてすべて日米安保下でのアメリカの庇護(ひご)を前提に行われてきた。日本にとって、いかなる国際問題を考える場合にも日米安保はつねにアプリオリ(大前提)として存在していた。複合して変化しつつあるこの現代においてなお、半世紀を越える期間にたった一つの前提がまかり通るというのは面妖、というよりももはや滑稽(こっけい)な現象でしかない。

 民主党の今回のマニフェスト、いわゆる右派左派でいうなら、右派の反米ナショナリズムに近いものなので、なので、この石原さんが元気になってしまう。

 しかも。

 いつ紙屑(かみくず)にもなりかねないアメリカの国債を膨大に買いこんで彼等の経済を支え、彼等の戦略展開のために不可欠な先端技術を提供しつづけているこの国を、相手が実は密かにいかに評価認識しているかは、アメリカももてあましている北朝鮮の姿勢を眺めて昨年日本の複数の主要閣僚が、「もうそろそろ、この国でも核の保有についての論議があってもしかるべきではないか」という発言をしただけで、それを慰撫(いぶ)するために新任の国務長官が慌てて飛んで来たのを眺めてもわかりそうだが。

 間近の小国が狂気に見えても実に巧みなブラフを張り、隣の大国は果てない軍拡をつづけ、彼等の市場としての魅力にろくな軍備も持たぬこの経済大国は引きずられ、たとえ彼等の覇権主義がこの国の領土にも及ぼうとしても、保護者であるはずのアメリカは決して本気で身を乗り出すことはありはしまい。

 さすがにもう引退されるのがよかろうと思う。

 この石原知事の妄言(といってもいいでしょうさすがに、産経のミスかもの留保はあるが)を民主党のマニフェストと同位置にきちんと批判できなくなったということが知識人が絶滅したことだと私は思う。そして、それは、つまり、理念的な左派が絶滅して、政治屋になりさがった左翼によって民主党は権力を得るということだ。力の構図でいうなら自民党も同じようなものだったが。

 日本の知識人は、反米というイデオロギーではなく、なぜ普通に世界のパワーポリティックスを見ることができないのだろうか。

今日の大手紙社説

 特になし。

 ナイジェリアが相当にやばいのだが。

 ⇒“ナイジェリアのタリバン”、警察署など襲撃し700人死亡 - MSN産経ニュース

 ⇒FT.com / Comment / Editorial - Nigeria’s long odds

An Islamist sect responsible for four days of violence this week, is but a symptom of far deeper malaise.

 テロというより、そういうこと。

 あと。

 これとかもニュースなんだが⇒Burma’s nuclear secrets

 ⇒Revealed: Burma’s nuclear bombshell

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):ミャンマーに「極秘核施設」証言 北朝鮮協力 豪紙報道 - 北朝鮮関連

 まだ詳細がわからんが。

日経春秋 春秋(8/3)

 「竹久みちさん死去」という小さな記事が先日夕刊に載った。三越の故岡田茂元社長の愛人で社員から「女帝」と恐れられた。三越に輸入商品を不正に仕入れさせて損害を与え、岡田社長の解任に発展するスキャンダルを引き起こした。▼事件が表面化したのは27年前である。

 もうそんなになるのか。

毎日社説 社説:犯罪情勢 頼れる警察の復権急げ - 毎日jp(毎日新聞)

 これも子どもの頃の思い出みたくなるが、あのころの「おまわりさん」みたいな人はいなくなったかなと思う。放言になってしまうのだろうが、民事関連の交通事故は警察がやらなくてもいいのではないかな。

読売社説 最低賃金 まだ残る生活保護との逆転 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 この問題もわからない。特に異論はない。ただ、昔は、なんというか、居候というのか、なんとなく人に寄生して生きているというのはそう不思議な風景でもなかったなと思い出す。貧困国では貧困でも人が寄り添って生きているので、そのあたりのバランスというかフレームとかはどう考えてよいものか。イリイチみたいのも極論か。

曇り

 午後は晴れるだろうか。なんとなく8月の暑さのせいか、日々がぼんやりとする。なかなか喧噪から逃れることができない。まだ本格的な暑さでもなかろうが、15日を選れば秋の気配がやってくる。いくつか自分の情報関連のツールの構成を変える。夢は覚えていない。バレエでちょっと思うことがあるがあとで書くかも。そういえば、先日マース・カニングハムが死んだ。老衰だったそうだ。そういえばの続きだが、6月3日に坂部恵が亡くなっていた。73歳。自分の人生は失敗だったと思うが、社会的な失敗というべきかそのあたりは自分の考え方にもよるし、運命のようなものはあるのでなんともだが、なにかまっとうな仕事はできなかったものだなというのと、死が見えてくるようになってから、可能なかぎりなにかしたいものだなという思いは交錯する。そこは難しいところだ。今さらに世に認められるとかカネや名声という年でもない。山本七平のことを思う。彼は物書きになる気もなく、仕事としては聖書関連の出版社のおやじでいたかった。若い頃はなぜだろう。あれだけの学識がありながらと思ったものだが、今では彼の気持ちはわかる。そして彼は編集者に請われては書いたが、実際の思いはそこではなかった。じっと現人神を作り出した日本を見つめていた。というか、それが彼の仕事だった。50代半ばで「仕事の合間に、この思想の系譜をたどることが、いつの間にか私の仕事の一つになってしまった」と「静かなる細き声」で書いている。この思想とは篤胤を含む日本の思想だ。そして、人のそういう仕事とは、「育って成果となるか否かは、人が如何ともしがたいことである」として、「しかし、植えられたものに水をそそぎつづけることは人間に可能なのであり、そのことが無意味だと言うことはではないと思う」としていた。彼が出版を志したのは、意志であると書いたところ大いに誤解されたようだ。意志というのは神のいわばプロヴィデンスの内のようなものという感覚が彼にはあったのだろう。そのあたりは、竹田青嗣のいう意志にも近いかもしれない。率直にいうと私にはわからない。最近、なにかと、ああ、それは私にはわからない。それが私なのだとけっこう素直に受け止めていることが多い。反面、自分が、ああ、わかったという部分は、なかなか表現しづらい。

2009-08-02

時は流れるというか

 山谷えり子って山谷親平の娘さんというイメージからまるで離れない、というか、関心ないからだろう。というか、政治の文脈で出てくる山谷えり子さんが、ほんとに親平の娘さんのなのかと不思議な感じがしているだけ。

例の政党について

 特になんも思わない。わからないというのが率直なところ。書店に行くと有名書店でもどっと積んであるのだが、信者さんが買うからだろうか。戦後のニューソート系のアレを連想しはするが。

 彼とはまるで面識はないが、一つ年上で、ある意味でべたに同世代人なので、その部分から暗黙にわかる部分はある。まあ、しらけ世代の反転なんじゃないかな。

 昔一冊だけ角川文庫になっている本を読んだことがある。恋愛のアドバイスとかで、身の程に夢をもつべきだみたいな説教があって、ほぉと思った。記憶違いかもしれない。

 今ではどうなのかさっぱり知らないが、高橋信次というちょっと変わったといっていいのかな、信州人なんだが、宗教家がいて、私の青春時代の知人がはまっていたので、いろいろ聞かされたので少し知っている。先のアレ系じゃないかとは思うが系譜は知らない。著書も読んだことはないが、仏陀の転生がイエスキリストとかいう面白系なので、まいった。たしか、早世で、とウィキペディアに載ってら、48歳で死んだのか。ほぉ、今の俺より若いのか。で、たしか跡目相続というかいろいろ分派があって、知人も東奔西走していたっけ。知人は娘さん派についたのだったか。マイケル様だったかな、たしか、娘さんも私と同い年だったか、一つ上、面識は当然ないが、つまり、「彼」とも同じ年代なわけだ。いや、なんだか、こっ恥ずかしい世代だよな、というか、なんたらかんたら言っても、私なんかもその部類に見られてもしかたないようなメンタリティとか言われても返す言葉もないが(というか返して無駄だなので、void)。

 彼とマイケルさんは面識でもあるのではないかな。知らんが。

 というか、なんだか、遠い昔の話だな。

 私は聖書学とか学んでいたので、宗教ミクスチャーの教義っていうのは受け入れないんですよ。その割に道元とイエスというかパウロが好きだけど、これは趣味みたいなもの。そもそも宗教というのが、嘘みたいに聞こえるかもしれないけど、その範疇としては受けつけない。まあ、これは私が理性的だからじゃなくて、もっとなんか別な精神構造しているからでしょ。

そういえば「300自治体」論だが

 私は小沢のこれをよいと思っていた。が、この点は考えを変えつつある。理由は、国民というか市民、というか高齢化する老人の市民が国家に求める依存が高まるなか、「300自治体」では、ざっくり現状の47都道府県を6分割するにするようなイメージでは(実際にはそうではないが)応えられないだろうということだ。医療をケースにするとわかりやすいだろう。

 一部の国民は北欧型を求めているのだから、それを実施する州規模がよいのではないか。

 あと、「300自治体」にすると、上の件も合わせて、共産党が伸びるだろう。それでいいじゃないかという議論もあるが、共産党は国家志向があり、その時点では共同党を国家のツール化する懸念がある。

 まあ、こうした議論、どう地方自治にするかは放置しておくと、たぶん、東京がぷくぷくと巨大化し、日本国のなかの国家になるだろう。実際すでにそうなってもいるが。

今日の大手紙社説

 宇宙飛行士若田光一さん話が話題といえば話題。私は関心ない。

日経春秋 春秋(8/2)

片や宮殿を追われたイメルダ夫人は意気軒高ながらもう80歳だ。革命劇から23年。人はそれぞれに歩んだが、フィリピンは極端な貧富の格差を残したままである。

 そう言い放すことは私なんかにはできないけどね。

日経社説 自民と民主は成長戦略の具体策で競え: NIKKEI NET(日経ネット)

 民主党の政権公約には、成長戦略の項目すらない。同党は「国民の生活が第一。」というキャッチフレーズを掲げ、子ども手当の創設など子育て支援高速道路無料化、農家への戸別所得補償など、家計への給付などが見えやすい政策を並べた。だが、政権をとったら、日本経済の成長の道筋を全体としてどう描くのかの問いに十分には答えていない。

 民主党にはまったく意識がないんだろうと言ってもいいのではないかな。誰もが再配分率を多くしてほしいと、国に陳情する団体が分散したみたいなものかな。

 今回の選挙だけど、リバタリアンの声はあまり聞かれないような気がするな。

産経社説 【主張】税財政公約 ばらまき競争にはするな - MSN産経ニュース

 バラマキはなんというか銀座の飲み屋のツケみたいに財務省を太らせることになるので、そのあたりは意図的なのかもしれない。

毎日社説 社説:’09衆院選 子育て支援 これが審判を左右する - 毎日jp(毎日新聞)

 財源があいまい、ばらまきとの批判はあるが、現在は児童手当の総給付費が対国内総生産(GDP)比で0・2%に過ぎず、欧州各国より1けた少ない。出産や保育費用などを含めた対GDP比は、イギリスフランススウェーデンが3%前後、日本は0・75%だ。民主党案はようやく各国と同じテーブルで議論ができるという水準なのだ。

 これはそう。問題は2点。これらのモデル国家が小規模国家だということと、なので日本の場合は道州制のようなものがないと奇妙なことになる。もう一点は、この推進に反対しているのは、実は日本社会。本音と建て前がある。実際に子育て支援をしたとき、そのあたりは不定形に荒れてくるだろうとは思う。

 ところで毎日は農政をこのシリーズで扱うだろうか。

読売社説 IMF債発行 ドルの代替にはほど遠い : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 この問題は難しい。とりあえずメモ。

 国際通貨基金(IMF)が初めて債券を発行し、資金調達する。加盟国の融資に頼ってきたIMFには新たな一歩だ。

 この債券は、IMFが40年前にドルや金に準ずる通貨を目指して創設したSDR(特別引き出し権)建てである。

 SDRはドル、円などの加重平均で算出される合成通貨だが、ほとんど普及せず、計算単位にとどまっている。SDR金利は約0・3%で、IMF債の利息もこれに基づく低利となる見込みだ。

 そうした事情にもかかわらず、中国が500億ドル、ロシアブラジルが各100億ドル購入する予定で、インドも検討中だ。

 BRICsがそろって大量購入するのは、SDRの基軸通貨化を期待してのことだろう。

 ここまではそう難しい話でもない。

 しかし、SDRがただちに、ドルに代わる基軸通貨になると考えるのは非現実的だ。ユーロもまだ力不足で、ドルに代わる基軸通貨は見当たらない。ドル体制は当面、揺るがないとみられる

 問題はここで、ユーロでも成功したとは言い難いのに、ということで、読売のこの考えもごく普通なものだ。

朝日社説 アイヌ政策―先住民族と認める法律を : asahi.com(朝日新聞社)

 アイヌの人びとは道外にも住んでいるが、日本全体で一体何人いるのかさえ分かっていない。政府が調査したこともないからだ。

 差別や無関心は、次の世代でも新たな貧困と格差を生む。そんな悪循環は断ち切らなければならない。教育の場でも、アイヌ民族の歴史や現状をきちんと教えてきただろうか、と報告は問いかけている。

 サハリン側とはどうなのだろうか。

 さらに「先住民族との共生は、国の成り立ちにかかわる問題だ」とも指摘した。国民一人ひとりが心に留めるべきことではないだろうか。

 この「国の成り立ち」が日本ではよくわかっていない。率直にいうと、日本書紀はある意味で実際の歴史ではなく、農村中央集権型律令制のイデオロギーにすぎず、実際の日本史はそういうものではなかった。そのなかで、「アイヌ」がどういう意味を持っていたのか、私はわからないというか、「わかる」方法論がわからない。この状態では転倒された、天皇制と同型になるようにも思うが、右派左派&国民の無関心、それぞれご納得ならそれはそれでいいだろう。

 先住民というとき一つの原型としてヤマノミみたいのがあるが、あれが民族保護とも言い難いようには思う。まあ、実際のところマイノリティに対するアファーマティブ・アクションということなのではないか。

 こういう問題で難しいのは、実際の少数民族というのは、近代化がその旧態依然たる桎梏を解き放つ側面もあり、そのあたりの政治意識はたいていの場合、「帝国化」というか「国民化」に吸収されてしまう面があるからだ。そのなかでもあえてがんばるという悲劇性を負った人もいるが(その転倒のほうも少なくない)、が、たいていはそこで、こっそりと少数民族性を捨てて近代化を選択する。こうした問題は、沖縄の隠された近代史のなかにいろいろあった。

 一時期異常気象といえば温暖化と言われていたが多少そうした短絡もなくなったようだが、先日のNHKではちょっとそういう話を加えていた。今年は北の高気圧が弱いのだが、温暖化でそうなるメカニズムがあるのだろうか。夢は覚えていない。無意識が荒れているというほどではないが、なにかうごめているというか疲労している。つばさの物語は、ああ、これは翼=天使、の物語なのかとは思った。意外とテーマは、中年の恋愛というか恋愛の帰結みたいなものなのだろう。視聴率は高くないらしいし、団塊世代をレンジにしてはいるのだろうが、この心情は団塊世代に伝わるだろうか。また私より下の世代だとそれはそれで伝わりづらい微妙なテーマだ。NHKよくやるなと思う(褒めますよ、がんばれ)。

2009-08-01

はてぶの非表示機能ボタン

 ⇒ コメント一覧非表示機能の改善について - はてなブックマーク日記 - 機能変更、お知らせなど

 いいんじゃないかな。naoyaさん、ごくろうさま。(ハックルさんご苦労様かもしれないに見える文脈でもあるが。)

 これをもう少し拡張して、他のサイトからもパスワード照合とかオープンIDみたいのので紐付きの仕組みができれば、はてぶの制度的な問題は解決する。あとはもうすこしナッジを改善すべきだろうが、よくわからない。

 ちなみに⇒はてブ非表示テスト - finalventの日記

 ここでも書いたけど、検索すればブコメは出てくる。まあ、ブコメを書くなという問題ではないので、それはそれで。

 つまり普通は非表示のように見える⇒はてなブックマーク - はてブ非表示テスト - finalventの日記

 でも実際は非表示ではないのはこうね⇒はてなブックマーク - 新着ブックマーク - d:id:finalvent

 と見たら、おや?

I11 id:finalventおじさん、たまにはいいこと言うネ! っていうようなポジティブなコメントもまるごと表示されなくなってしまうあたりが、コメント非表示機能の決定的にダメな部分だと思った。 2009/07/31

 大愛おばさん、今頃何泡食ってんだ? 

 っていうか、これ別段非表示機能じゃないし、というか、ハックルさんみたいなパンピー対策に過ぎないのだよ。

 それと、「ポジティブなコメントもまるごと表示されなく」っていうあたり、なんかなあ、ポジティブかネガティブかはぶこめーの判断じゃなくて、エントリオーナーの問題、というか「はてな」に責が問われるという問題(事実上掲示板の管理者)なのな。

 システムと運用の違いがわかってない人はけっこういる。その上で運用に倫理問題をごっちゃにする阿呆もいる(それは運用によるだけなのに)。それをさらに純然たるシステムみたいなに混ぜ返す越健さんみたいのがいる。ナッジは理解されていない。はてなは楽しい……はてなーに取ってはね。地獄だもの、ここは、ある意味。

今日の大手紙社説

 自民党のマニフェスト話がメイン。まだ読んでないのでなんとも。現政権ママなので特にどうという話もないのではないかと思うが、社説を読む限りそう。

 麻生政権に特段に失政はない。世界は困難な時期にある。国民に必要なのは堪え性だろうと思うが、ないのだろう。

日経社説 09衆院選 政策を問う 目標は掲げたが道筋見えぬ自民公約 : NIKKEI NET(日経ネット)

 全文をメモしておきたい、いいまとめになっている。

 ざっと見るに、しかし、どってことないなという感じはする。民主党のような愉快なネタに乏しい。

読売社説 アイヌ報告書 歴史と文化を踏まえた政策に : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 アイヌ問題はよくわからない。私が知っている限りでは、アイヌという単一民族ではなく複数であり、言語も違っていたはず。また、当然、ロシアにまたがる問題でもあるので、そのあたりが気になる。よくわからないのだが、沖縄問題アイヌ問題は先験的に日本内の民族問題のような枠の設定があるが、これらは本質的に日本の外郭を滑らかに崩す問題であると思うが。

朝日社説 歩道橋事故―「起訴」が市民の感覚だ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 これはよくわからない問題だな。制度設計のミスに黒鳥の感もある。ただ、統治側にまともな能力の人がなかったのはガチだろう。それが司法の問題かとは少し思う。この手の、統治側がアホだと危険なことになる制度は日本にはあちこちありそうには思う。

朝日社説 自民党の公約―気迫が伝わってこない : asahi.com(朝日新聞社):社説

 まだ読んでないのでなんとも。ただ、麻生政権ママなのではないか。つまり、与謝野政権。対外的には安定的だし、内省的には財務グリップ。しかし、この政権は維持されない。マニフェストは読んではみるつもりだが、あまり意味はないと思う。

ログイン・曇り

 涼しい。専門の人にはなんでもないのかもしれないが読みづらい天気図。雨の地域が多い。関東は通り雨がありそうでもある。夢は。これは悪夢というのだろう。私は、学生なのか、なにか研究員なのか、生活は電子マネーに依存しているのだが、そのマネーを二系に分けているのだが、その転送ミスでカードの規格不整合かな、8万円ほど消失してしまった。うぁとアップセットし、落ち込んでいる私。8万円すっちゃったよとと沈んで、恋人に情けなく話すと、あなた情報管理の専門家でしょ、センター側のログを申請すればいいんじゃないのと言われる。しかし、このミス操作は、ローカル側でしかも規格外だったんだよ。じゃあ、なにかログはないの云々。ログを書き出して、いろいろ仕組みを調べて、電話したりと、なんだかぐったり疲れている。あれだよな、誰がこんなバカなシステムを作ったんだ、これじゃ消費者保護なってないじゃないか、しかし、そのバカシステムにトラップしたのは俺だしな。朝覚醒してからも、バグ取りや設計ミスなんかを考え、8万円無くした気分でいるのだが、ああ、あれは夢かと思い直し、ほっとする。

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