finalventの日記

2009-09-28

面白い話題だけど

 ⇒404 Blog Not Found:公言は傲慢にするべき3つの理由

公言が特権であった時代であれば、そこにおいてへりくだる贅沢も許されよう。しかしこれだけ公言が溢れ、そして公言が求められている時代、それは不要どころか、受け手の時間を奪う表現メタボとでもいうべきものなのだ。

 間違いとも言えないけど、弾・ザ・アルファブロガーさんも一種の特権なんですよね。

 それと、問題というのは、簡素にしてはいけないことがある。

 例えば⇒過ぎ去った後期高齢者医療制度についての麻生失言を振り返る: 極東ブログ

 理想をいえば、公言が多元的であるために、権力的な傾きにある(弾・ザ・アルファブロガーさんとか)を弱めるナッジが必要かもしれない。

 というとき、重要なのは、「正しい知識」なのだけど。

 この「正しい知識」自体がメタ的に倫理の地平に還元されると、同じ騒ぎが起きる。

 まあ、現状まとめると。

  • 知識の欠落の公言には知識のナッジを送ること
  • 特権性がありそうならその自覚に自己抑制的なナッジを含めること

かな。

今日の大手紙社説

 ごちょごちょ書いたけど、特に話題はないもよう。

日経社説 離陸できるか次世代PHS : NIKKEI NET(日経ネット)

 単純にダメなんじゃね。

 ドロイドとフォーンがどうなるかだけど、今のcell方式でなくていいんじゃないのとか思うが。

 課題は「XGP」と名付けた次世代PHSを無事軌道に乗せられるかどうかだ。送受信ともに毎秒20メガ(メガは100万)ビットという高速通信が売りものだが、設備投資に5年間で約1400億円かかる。競合企業も異なる高速無線サービスを投入しており、財務の戦略性が問われる。

 まあ、どうなんでしょ。

日経社説 民の力を生かす「歳入庁」の設計を急げ:NIKKEI NET(日経ネット)

 テーマとして取り上げたのはよいのだけど。

 民主党は政権公約に「社保庁は国税庁と統合して『歳入庁』とし、税と保険料を一体徴収する」とうたった。職員は公務員のまま、公租公課の徴収一元化によって効率化を図るという。米国の内国歳入庁がモデルとみられる。厚労相は早速、目の前に迫った機構への移行を凍結するか否か、決断しなければならない。

 たるみきった社保庁の組織や職員の体質にメスを入れ、規律を取り戻すには民間の力を最大限、活用すべきだ。その観点から、私たちは年金機構への移行を支持してきた。歳入庁を創設し、国の役所という組織形態を維持する場合も、民の力をいかんなく発揮できる工夫が必要だ。

 半面で、職員が公務員の特権的地位に安住してサービスを怠ったり、記録問題を引き起こした公務員労組のでたらめな体質を引きずったりするのではないかという心配がある。民主党が支持母体の労組団体に配慮しているとすれば論外である。そうした疑念に応えるべく、長妻厚労相は組織の設計を急いでほしい。

 民主党の構想がめちゃくちゃなので批判もめちゃくになるという構図。

 実際のところ自治労地方公務員組織から国家公務員組織になり、実態は変わらないというか、それが国家機能になるのではないかな。国民がそれを是としたのだから、よいんじゃないの。

 歳入庁構想にも利点はある。支払先が1つなら企業や個人は納付コストや手間を軽くできる。また所得状況を正確に把握するための納税者番号(社会保障番号)の制度化に弾みがつく。国税庁が財務省から独立するのも、行政改革の観点から評価できる。制度面では「給付金つきの税額控除」の導入など、税制と社会保障の一体改革に対応しやすい。

 国税庁が財務省から独立するというのは、しかし、実態は財務省の焼け太りなんじゃないか。いずれにせよ、厚労省のポジションがわからない。たぶん、長妻大臣もわかってないんじゃないかな、ホントの抗争の意味が。

読売社説 暫定税率廃止 財政にも環境にもよくない : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 民主党内には暫定税率をいったん廃止した後、その一部を取り込む形で地球温暖化対策税を創設する構想もある。工場などの温室効果ガス排出を抑えるため、あわせて産業分野への新たな環境関連課税も検討されるとみられる。

 だが、新たな企業課税は経済界の活力をそぎかねない。拙速な導入は禁物だ。

 25%削減を考えると総計では今より重税になるのでしょうね。まあ、それが悪いわけでもないが。

朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年9月28日(月)水俣病検診―新政権は被害実態に迫れ

 環境省は今回の検診について「水俣病と同じ症状があったとしても、メチル水銀汚染だとは証明できない」と主張して調査の必要性を否定した。地元の医師らは「これほど健康被害が集中する原因はチッソの汚染以外に考えられない」と反論している。

 被害者の高齢化を考えれば、救済は急がねばならない。だがその前に鳩山政権は、水俣病の実相を究明しないまま問題を終わらせようとしてきた従来の姿勢と決別する必要がある。被害の全体像に真摯(しんし)に迫ってほしい。

 政府はまず腰をすえた健康調査に着手すべきだ。そのうえで、患者の年齢などによる機械的な線引きや、被害地域の指定についても、それが妥当なのか検証することが不可欠だ。

 お手並み拝見。

朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年9月28日(月)先端研究支援―視野を広げて見直しを

 総額2700億円という巨額の研究費の行方が注目されている。

 補正予算に盛り込まれた「最先端研究開発支援プログラム」だ。研究者30人に平均90億円ずつ配り、「3〜5年で世界のトップをめざす」という。かつてない大胆な研究支援である。

 鳩山政権の発足を前にした今月初め、麻生前政権がまさに駆け込みで、対象の研究者30人を決めた。

 ただ穴を掘って埋めるだけのことだったのですけどね。というか、そこが重要だったのがわからないほど経済音痴の朝日新聞でもなかろうに。

 独創的な研究は一朝一夕には生まれない。どう育てていくのか。今回の支援事業の進め方は、鳩山政権の科学技術政策の試金石にもなるはずだ。

 ⇒民主党の租税特別措置見直しはビミョー: 極東ブログ

企業の研究開発を後押しする試験研究費の特別控除(6510億円)

 これも民主党では廃止になるのな。まあ、実態を知らないわけでもないので、単純に愚策とも言えないが。

薄曇り

 新しいものへの抵抗感というのが強くなった。年を取ったということもあるが、どうも自分が経験のデータベースになっていてそこからそれなりの生存の世間知の最適化が自然に実施されてしまうのだろう。そういえば以前、秋葉でパーツやガジェット、ソフトを買うと電車のなかでうきうきしていたものだったが。▼青空文庫が存外に充実してきた。というか、死後50年の作家が増えてきているわけだが、ようするに私の産まれた時代に突入してきたわけで、安吾(1906-1955)とか青空で読めるわけだよな。そして安吾とか読むと文章が若いなと思う。48歳で死んでいるわけだからな。安吾の教祖の文学(1947)が面白い。これ書いていたころ安吾は40歳くらいだろう。安吾は壮年で死んでしまって老人の相貌がないが、小林秀雄の場合は80歳過ぎの顔も浮かぶし、あのしわびたお魚みたいな顔にその思想が収斂したふうでもあるし、まあ、最後はまさに御教祖様になったと言ってもいいくだいだが。小林の生まれは1902年。安吾とは4歳違い。30代くらいなら同年だし、その交流というのはいまのはてなダイアリーみたいなものだし、教祖の文学ですらまさにはてなを読んでいるような若さがある。と、眺めている俺は確実に50代ということなんだよな。がっちょん(ワザトのボケです為念)。漱石も若いなぁ。若いって、人生の前半ってこういうものなのかという眺望のような感覚がある。つまり、それが老いなのか、老いへの道なのか。自分の文学的な嗜好もまた、それを越えたあたりにもシフトしてきている。春樹の文学も、若そうに書いているし、実際に若々しいとはいってもいいのだが、実はこっそり老いの眺望が含まれているなとは感じる。▼夢は覚えていない。朝ドラの初回は見た。早くも挫折か。

最新コメント一覧