finalventの日記

2009-12-31

今日の大手紙社説

 特になし。民主党の成長戦略はどうでもいいでしょ、あんな悪い冗談。

毎日社説 社説:2009年を振り返る 変革の芽を育てたい まだコップに水はある - 毎日jp(毎日新聞)

 コップに半分の水がある。半分しかないのか、まだ半分もあるのか。変革の芽はある。芽しかないのか。政治をどう生かしどう自らを救うのか。その力は実は我々国民の側にあるのではないか。

 Glass Half-Full or Half-Empty?というやつで、最近の米誌の表紙にあった。どれだったか。

 で、これは変革の芽とかの比喩がいかん、というわけではないけど、現在の好転しつつある経済状況を見る比喩で使われることが多い。ちょっと毎日のこの文脈では言葉遣いが変な感じ。

朝日社説 チェンジの09年―明日に向け変革の持続を : asahi.com(朝日新聞社)

 そもそも、変化や変革とは一体何だろうか。

 中国文学者の白川静氏によると「変」は神への誓いの言葉を入れた器を打つことを表す文字で、改めるの意味になる。「革」は頭から手足までの全体の皮をひらいてなめした形で、生の皮とすっかり異なる姿を示す。従来の約束を破り、様変わりすることだ。

 「変」は「變」の略字。意味は上の部分が「レン」の音価。意味は「反」、つまり turn over。形象の意味は「糸がもつれること」。下の部分は「攴」の意味は「打つ」だが、音価のみが意味に反映した。つまり、「ひっくり返すこと」。

 「革」は、動物の白骨の形。音価は「カク」で「骼」の意味、つまり「風雨に曝さらされた骨」のこと。変革の「革」に使われるのは、「改」の借用。

 「変革」は「変改」で、「ひっくり返して改める」。

晴れ

 かくて大晦日。眠かったが起きてグッリシーニを作る。生ハムを巻き。ちと失敗。夢は。某有名人が出て来て、頭痛がするんですよというので、手当てすると、どうやらニキビみたいのが頭にあるらしい。それ頭痛じゃないですよとかいっているうちに、私はどうやら自分の双子(男女)の子供を見失ったらしい。大学のときのS先生から電話があって、伺うと子供がいる。迷子をひきとったらしい。私は老いたS先生にこんこんと叱られるのだが、S先生は私が教え子であることは失念しているようだった。

2009-12-30

変わったのは、むしろ民主党

 ⇒時事ドットコム:鳩山政権、現実路線へ一歩=前政権と方向性変わらず−成長戦略

鳩山政権経済成長戦略の基本方針が30日まとまった。新戦略が目指す方向性自体は、前の麻生政権と大きく変わらない。変わったのは、むしろ民主党と言えそうで、同党が一枚看板としてきた内需重視に加え、産業界の「外需も重要」との声に沿って外需も重視する現実路線へ踏み出した格好だ。

 新戦略は「環境・エネルギー」「健康」「アジア」「観光・地域活性化」「科学・技術」「雇用・人材」の六つを戦略の柱に据えた。しかし、麻生前政権が4月に策定した経済成長戦略「未来開拓戦略」も名称こそ違うものの「低炭素革命」「健康長寿」「魅力発揮」の推進などを掲げており、重なる項目が目立つ。基本方針に盛った「アジアの所得倍増」構想も前政権からの引き継ぎ事項だ。

 唯一、明確な違いと言えば、温室効果ガスの削減目標を前政権が1990年比8%としたのに対し、鳩山政権が25%と設定したことに伴う施策だけだ。


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 参考⇒麻生内閣総理大臣講演 「新たな成長に向けて」

国民の「幸福度」を表す新たな指標?

 ⇒時事ドットコム:100兆円超の需要創造=成長戦略、400万人を新規雇用−政府

国民の「幸福度」を表す新たな指標も開発する。

 怖すぎ。

 

私案

 

 幸福度指数 = ( BMI * (1週間のセックス回数 +1) )* 0.4

そのとおり

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):「政権取り、民主は暗くなった」 渡部前最高顧問語る - 政治

――今のままで来年夏の参院選に勝てますか。

 「勝つ。自民党が負けてくれる。心配なのは、自民党も民主党もダメならば、政治不信になる。民主主義の危機だ」

まあ、そうですね、デフレだと

 ⇒【社説】鳩山政権の2010年度予算案、改革とは呼べず WSJ.com

 この予算案では、本当に必要としている層に予算が割り当てられていないという面も大きい。例えば、月1万3000円の子供手当てには所得制限がない。しかもデフレに見舞われている日本で現金を配ることが経済活動につながるのかどうかは明らかでなく、資金は投資に回すよりも貯蓄した方が合理的だ。

The budget also does little to target spending to parties who might need it more than others. The \13,000 monthly allowance for parents, for instance, isn't income-tested. Nor is it clear that increasing cash handouts will generate economic activity when the country is in the grip of deflation, and it makes more sense to hoard capital than to invest it.

もしかして、瑞穂丹は下地島の位置を知らない?

 ⇒時事ドットコム:下地島移設案も検討対象=普天間問題で福島社民党首

 社民党の福島瑞穂党首(消費者・少子化担当相)は30日、首相官邸で記者団に対し、米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、与党内で下地島空港(同県宮古島市)を活用する案が浮上していることについて「それも含めて検討する。他党の提案は考慮する」と語った。

 ただ、福島氏は「社民党としては県外・国外移設の中で候補地を探したいと考えている。しっかり社民党の提案もして、沖縄基地問題検討委員会の中でしっかり主張していきたい」と強調した。 

 下地島は沖縄県内なんですけど。

ほぉ、下地島案か

 ⇒普天間移設:小沢幹事長「下地島」提起 - 毎日jp(毎日新聞)

 民主党の小沢一郎幹事長は29日夜、東京都内で開いた与党3党の幹事長・国対委員長の忘年会で、米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の移設問題について「(同県宮古島市の)下地島に使っていない空港がある」と述べ、現行計画に基づく米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市辺野古)に代わる移設先として、下地島を検討すべきだとの認識を示した。

 ほぉ。

 ⇒「伊江島か下地島に」普天間移設先で小沢氏が与党関係者に意向 - MSN産経ニュース

 民主党の小沢一郎幹事長が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の新たな移設先について、沖縄県内の離島を軸に検討する考えを与党関係者に伝えていたことが29日、分かった。小沢氏は同県内の米軍伊江島補助飛行場伊江村)、下地島空港(宮古島市)への代替施設建設に前向きだ。

 伊江島はちょっと無理かな。

 小沢さん一人で考えていた案かな。まあ、いちおうみんなわかっていても、言い出せるのは小沢さんしかない豪案というか。意外と亀井経由だったりして…(つまり)。いずれにせよこの案で社民は頓死するだろうな。

 これね⇒下地島空港に関する質問主意書

四 下地島空港については、琉球政府行政主席屋良朝苗(当時)と運輸大臣丹羽喬四郎(当時)との間でいわゆる「屋良確認書」が交わされ、下地島パイロット訓練飛行場は民間航空訓練及び民間航空以外の目的に使用しないことが合意されている。

 「屋良確認書」とは、次の二つの文書を指す。すなわち、一九七一年八月十三日(通海第七〇二号)、琉球政府行政主席屋良朝苗から運輸大臣丹羽喬四郎宛に「下地島パイロット訓練飛行場の建設促進について」と題する照会が発出されたこと、同文書では、次の二項目につき確認が求められた。

 1 下地島パイロット訓練飛行場は、琉球政府(復帰後は沖縄県)が所有し、及び管理するものである。従って、同訓練飛行場の使用方法は、管理者である琉球政府(復帰後は沖縄県)が決定するものである。

 2 運輸省としては、同訓練飛行場に民間航空訓練及び民間航空以外の目的に使用される目的はなく、また民間航空訓練及び民間航空以外の目的に使用させることを管理者である琉球政府(復帰後は沖縄県)に命令する法令上の根拠を有しない。

 右二項目について、昭和四十六年八月十七日、総理府総務長官山中貞則(当時)、運輸大臣丹羽喬四郎(当時)の連名で琉球政府行政主席屋良朝苗宛に「下地島訓練飛行場の管理及び運営に関する琉球政府からの照会に対する政府の見解について」と題する回答書が発出され、同回答書で「政府としては、琉球政府行政主席よりの申し入れの二項目について、異存のないことを確認します。」と回答している。

 政府は、いわゆる「屋良確認書」と呼ばれる二通の文書の存在、「屋良確認書」によれば下地島空港はパイロット訓練並びに民間航空以外の使用が許されないこと並びに「屋良確認書」が現在でも効力を有するとお考えか見解を明らかにされたい。

 尚、いわゆる「屋良確認書」には効力がなく下地島空港は軍事利用も可能とする見解であらば、その根拠を明らかにされたい。

五 政府は、いわゆる「屋良確認書」が交わされた当時、「下地島訓練飛行場の管理及び運営に関する琉球政府からの照会に対する政府の見解について」と題する回答書は、「二人の大臣の署名になっておりますが、これは政府全体の見解ということであります。」と、当時の琉球政府に伝えている。政府は、いわゆる「屋良確認書」の二項目は、政府が沖縄県(旧琉球政府)に対し、誠実に履行すべきものであるとの見解に変更はないか明らかにされたい。

 ⇒衆議院議員照屋寛徳君提出下地島空港に関する質問に対する答弁書

四及び五について

 下地島訓練飛行場について、千九百七十一年八月十三日付通海七〇二号により、当時の琉球政府から照会があり、政府が昭和四十六年八月十七日付沖・北対第二九五六号・空総第三九〇号により回答をしていることは、事実である。

 当該回答は、当時、下地島訓練飛行場が、琉球政府が設置し管理する飛行場となる予定であったことから、その使用方法は管理者である琉球政府が決定すべきものであるとの趣旨を示したものである。

 当時の下地島訓練飛行場は、現在、第三種空港である下地島空港となっているが、その利用についての調整の権限は、引き続き、管理者である沖縄県が有していると考えている。ただし、下地島空港は、公共の用に供する飛行場として適切に使用する必要があり、お尋ねのようにパイロット訓練及び民間航空以外の利用が当然に許されないということではないと考える。

 政府としては、このような考え方に沿って、誠実に対処してきているところである。

 あと。

 シュワブとカデナの連携で有事シナリオがどうなるかな。台湾に近いからというのもだけど、逆に近すぎ&カデナから遠いというのはあるだろうな。まあ、そのあたりは軍オタとかが書きそうなネタだが。

今日の大手紙社説

 特になし。個々にツッコミを入れてもなんかなぁみたいな感じなんでやめた。大過なき年末はそれでいいじゃないかという感じだが、本当にそうかなとも思う。

曇りかな、晴れか

 薄暗い感じだ。30日か。昨日、正月のハムを買い忘れ、それと豚汁でもと肉屋にいくとえらい混んでいた。ありゃありゃと思いつつ、これも年末風景かと並んでみる。世間はデフレというしまあデフレだし商店街は空き店舗は目立つし白看板といった風景もあるけど、混んでいるところは混んでるもんだ。みんなよく肉買っていくなとかぼんやり見ていく。正月ってもんか。それほど早朝でもないが起きて、昨晩仕込んだパンの整形にかかる。ドゥというのは不思議なものでなんか生きている。もちろん酵母が生きているというのもだが、一つのかたまりとして生きていて、なんというかそれなりのお相手をしないといけない。無茶な整形すんなよみたいな。それとやっていると誰に教わったのでもない変な技法が生まれてくる。料理全体にも言えるのかもしれない。

2009-12-29

自民党が「小さな政府」を捨てると

 ⇒NHKニュース 自民新綱領 民主との違いを

自民党は、政権構想会議が党がこれまで掲げてきた「小さな政府」を改め、「不必要なことをしない政府」を目指すなどとする勧告をまとめたことを受けて、党の憲法に当たる「綱領」を来月24日の党大会で改定するため、総理大臣経験者も参加する委員会を新たに設けて作業に着手しました。この中では「品性ある国民、品格ある日本」を目指すとしたうえで「『和ときずな』の暮らし」など「保守主義」を強調するとともに、「不必要なことをしない政府」で、財政規律を重視する姿勢を打ち出し、民主党との違いを明確にしたいとしています

 安倍ボクちゃん元総理路線ですね。あれは、あの大所帯ならしかたないということだったけど、小さな自民党になってやることじゃない。

 福田元総理みたいにたんたんとこなしていけばいいのに。というたんたんがぶち切れたが。

 麻生元総理は、表向きは安倍路線だったけど、実質はただ火事場整理だけだった。ご本人としては今回の路線なんだろう。

 私は、「小さな政府」を求めるので、それを捨てる自民党には関心ない。

 民主党は控除から手当へとか言っているので露骨に「大きな政府」志向になった。昔の小沢さんはそうではなかったなと懐古。

 私は誤解されているけど、小泉支持者ではない。郵政に関しては民営化で小さな政府にとってよいことだと思っただけ。

 残るは、みんなの党かぁ。個人的には気持ち悪い感があってまいった。自民党と民主党が割れないかな。

雑煮の作り方」の季節がやってまいりました。

 ⇒雑煮の作り方 - Google 検索

 すまんかったな。

線路は続くよ

 ⇒【話の肖像画】黄門さまのつぶやき(上)元衆院副議長・渡部恒三 (2/3ページ) - MSN産経ニュース

−−米軍普天間飛行場移設問題では、小沢幹事長の動きは少ないようですね

 渡部 おれも小沢くんが沖縄問題でなにか発言したというのを聞かないね。これは賢いのかなあと思っているんだよ。

 ⇒「普天間移設、小沢氏は現行案に反対」 News i - TBSの動画ニュースサイト

 民主党の小沢幹事長は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題について、「沖縄の青い海を埋め立てて汚してはいけない」として、名護市辺野古沿岸に基地を移設するとした現在の日米合意案に反対する考えを示しました。

今日の大手紙社説

 朝日と毎日がそろって在沖米軍の「抑止力」を語り出した光景は、なんというか、壮観というか、すごいもの見ちゃったなという感じ。

 他、1票格差はあたりまえと以上にないので是正したらというくらいかな。参院はもっとひどいのだけど。

日経社説 「失われた20年」に終止符を打てるか:NIKKEI NET(日経ネット)

麻生政権補正予算を約3兆円削り、10年度予算についても事業仕分けで切り込みを図った。しがらみのない新しい政権ならではの仕事であるが、景気は予想していたより厳しく、暫定税率の廃止の約束は引っ込めざるを得なかった。政権公約を守れなかった責任よりも、そもそも実現できないような公約を掲げたことにこそ、問題があった。

 まったくね。

 政権は景気や税収の動向といったマクロ経済運営の視点を欠いている。設備投資判断はその典型だ。政府は12月の月例経済報告で企業の設備投資判断を下方修正した。

 だが、その前の11月には、生産の増加などを理由に判断を上方修正していた。たった1カ月で設備投資に関する判断を上げ下げするなどというのは、異例であり失態だ。

 まったくね。

 日本の名目GDPはリーマン・ショックの前の水準を50兆円も下回ったまま。供給に対する大幅な需要不足は、継続的な物価下落と雇用の悪化を招いている。このぬかるみから脱却するためには、何よりも政府が企業の役割を軽視していないとのメッセージを打ち出す必要がある。

 それがすべてではないけど、可能な限り打てる手は打つ。麻生さんはそれをなりふりかまわず満身創痍でやっていたものだった。誰がやってもそれしかできない状況だったのだから。

毎日社説 社説:普天間協議開始 移設の原点を踏まえて - 毎日jp(毎日新聞)

平野官房長官は日米合意の「沖縄県名護市辺野古」以外の移設先を探す考えを表明したが、移設先の検討にあたって避けて通ることができないのが、抑止力に関する議論である。鳩山首相や閣僚もようやくこの点について言及し始めた。

 とか言う毎日新聞社説もこの問題を避けていたようだが。

日米安全保障条約によって日本が米軍への基地提供義務を負い、北朝鮮の脅威や、中国の台頭などがもたらす東アジアの安全保障環境の変化に対して、米軍のプレゼンスが抑止力として有効に機能しているとの認識は、少なくとも首相や民主党の閣僚は共有しているようだ。

 毎日新聞さんはどうお考えですかね。

 「中国の台頭などがもたらす東アジアの安全保障環境の変化」とか言うと、妄想だとか電波だとか言われちゃいますよ。

朝日社説 普天間移設―本気で「県外」探ってみよ : asahi.com(朝日新聞社)

 新政権発足後100日以上、迷走を重ねたうえの再出発だ。3年前に日米両政府が合意した名護市辺野古への移設も選択肢として否定はされていないが、まずは沖縄県外に移す可能性をとことん追求すべきである。

 当然。というか、それって⇒民主党 web-site|沖縄ビジョン

4) 普天間米軍基地返還アクション・プログラムの策定

普天間基地の辺野古沖移転は、事実上頓挫している。トランスフォーメーションを契機として、普天間基地の移転についても、海兵隊の機能分散などにより、ひとまず県外移転の道を模索すべきである。言うまでもなく、戦略環境の変化を踏まえて、国外移転を目指す。民主党は、既に2004年9月の「普天間米軍基地の返還問題と在日米軍基地問題に対する考え」において普天間基地の即時使用停止等を掲げた「普天間米軍基地返還アクション・プログラム」の策定を提唱している。なお、いわゆる「北部振興策」については基地移設問題とは切り離して取り扱われるものであり引き続き実施する。

 これってきちんと野党時代に民主党内で考えてなかったのかい?

 社説に戻って。

 ただ、大事なことがある。日本防衛や地域の安定のため、沖縄の海兵隊が担ってきた抑止力は何らかの形で補う必要がある。その認識がこれからの検討の基本的な土俵ではないか。

 朝日新聞が米軍の抑止力を言い出すとは隔世の感があるな。とはいえ、朝日新聞はそれがなんだかわかってないだろうと思うが。というのも、

 過去にも、沖縄で行われていた米軍の実弾演習が、北海道宮城県など本土の5カ所に分散移転されてきた。神奈川県山口県青森県なども米軍施設を受け入れている。

 普天間問題にとどまらず、県外移設という目標の持つ、日本全体にとっての重い意味合いを忘れてはならない。

 それとこれとは別の話。

晴れ

 正月物も購入・予約を終えて、あとはごちゃごちゃしたことをどうするかなくらい。今年は私事はきびしい年だった。来年もそうなりそうだ。どこまで俺は生きているんだろうとかしみじみ悲しくなってくる。コンビニからスーパーにいく歩道で路肩に腰掛けてタバコ吸っている老人がいて、旨そうに吸っていて、むしろ歩行で邪魔したくはないが現実は歩行の邪魔。まいったなと道路側をさりげなく小走りにして過ごす。年を取ると人生の敗残は明確になる。なんにもない人生だったなというのが残る。いや、あの老人がそうだとは言えないのだろうが。人生というのは案外、立志や社会から降りたときそれはそれで難しい問題があるな。昔、カーマスートラを読んだときだったか(読んだのだが)、人生には3つ学ぶことがある、だったかな、富と性と隠遁だったか。富はまあ俺には関係ない。性はかなり関係なくなってきた(EDではないが)。隠遁というのは存外に大変な問題かも。親鸞は死んだら鴨川に身を投げて魚の餌とせよと豪語したが、それも違うだろう。

2009-12-28

パン作りはこの本がお勧めですよ

cover
たった2つ!の生地で作れるパン―発酵は冷蔵庫におまかせ: 相原 一吉

 これだとベーカリーマシンは不要です。

 でもベーカリーマシンと併用しても可。私はそうしている。

 そのままのレシピでもいいし、アレンジしてもいいし。

ほぉ、1票格差

 ⇒衆院選「違憲」と判断、大阪高裁 1票格差2・3倍で - 47NEWS(よんななニュース)

 東京の弁護士らでつくるグループが中心となって選挙無効を求め7高裁と1高裁支部に提訴した一連の訴訟で初の判断。

 総務省の統計によると、8月の衆院選では、有権者数が最少の高知3区と最多の千葉4区の間に2・30倍、大阪9区との間には2・05倍の格差が生じた。

 判決理由成田裁判長は、過疎地域への配慮として人口比と関係なく各都道府県に定数1を配分する「1人別枠方式」について「過渡期の改善策としてはそれなりの合理性はあったが、現在は憲法に反する」と指摘。

 ほぉ。衆院でね。

 一方、選挙無効とすると公の利益に障害が生じるとして、選挙自体は有効とした。

 違憲ではあると。

 この選挙区の状況はどうだったんだろ&シミュレートしなおすとなんか違いが出るか?

密約関係でちと

 ⇒核密約文書 合意は今も効力持つのか / 西日本新聞

「佐藤・ニクソン秘密合意」が現在も法的な効力を持つものかどうかを、政府は米政府とあらためて協議・検証し、見解を表明すべきだろう。

 で、みなさん、核持ち込みだけに関心をもっているけど。

 これ、ちょっと気になることがあって。

 1972年の沖縄返還をめぐる日米交渉の過程で、当時の佐藤栄作首相とニクソン米大統領が69年11月の首脳会談で取り交わした合意議事録の現物である。佐藤氏の遺族が保管していた。

 議事録は、米国は沖縄返還時にすべての核兵器を撤去するものの、極東有事など「重大な緊急事態」の際には沖縄に再び持ち込む権利を有することを明記し、日本側がこれを認めることを確認したものだ。末尾には佐藤、ニクソン両首脳のフルネームの署名がある。

 これ、沖縄返還の合意の結果なんだけど、沖縄返還とは施政権の返還で、沖縄の領土の所属はたぶんいまだ定まっていないはず。

 で、この密約なんだけど、これ日米安保のもっとも重要な部分をなすもので、広義には、日米安保が維持されることで沖縄の施政権が連合国の米国から移譲された、ということで、このロジックだと、日米安保が解消されると、施政権移譲の合意も消えてしまう可能性はゼロではないんじゃないか。

 だれか議論しているかどうかしらないが。

 もともと沖縄の施政権は連合国にあって、米国にあったとは言い難いので、その継承国がどういう権利になっているのかもちょっとわからない。

 あと、形式的と見られているけど、日本は国連(つまり連合国)の敵国のままなので、米国が日米安保を解消します、沖縄の施政権は連合国に委ねますというとき、正式に中国が移管するという手続きは理論的には可能なんじゃないかな。

 この関連の議論は極東ブログにいくつかあるんだけど、あえてリンクは貼りませんよ、と。

 

追記

 反論というのじゃないけど、ちょっとメモ的に。

 ⇒はてなブックマーク - 密約関係でちと - finalventの日記

dekaino 現に日本政府が実効支配してるんで、武力介入がない限り沖縄がとられるということはないだろう。日米安保解消となるなら当然事前に中ロ(+韓国?)との軍事協定の締結が必要で、そこに日本領土の再確認を盛込むはず 2009/12/28

 日本の実効支配はそうだし沖縄サミットもやったので「武力介入がない限り」というのはまあ常識的にはそうなんだが、その「実効支配」の裏付けは実は安保なのね。それと武力介入の以前の介入が想定できないわけではない(傀儡政権化とか)。それと、「当然事前に中ロ(+韓国?)との軍事協定の締結」はたぶん無理。「日本領土の再確認」は連合国に持ちかえし。

pengin-stella blog, finalventの〜, politics, diplomacy, 主権, 安全保障, 条約, 沖縄, WW2 "問題提起"稿趣:附言:(【所在】明文の領土規定法規が無⇒「帰属」に"及ぶ"と釈/ポ宣8条→サ講条約3条→「沖縄返還協定」1条1項:(米国は)「日本国のために放棄」(日本国は)「完全な権能及び責任を引き受ける」/ 2009/12/28 ★(zu2)

 それは領有権と施政権がごっちゃかな。問題は領有権のほうなんだけど。竹島の問題でもそうだけど、軍事的に実効支配された場合、日本のように軍事力がない場合、軍事同盟的な依存がない限り画餅になる。★をつけたzu2さんもわかってないんじゃないかな。

tanakamak 政治 当時の連合国の中国は中華民国では? 2009/12/28

 それは国際的には香港の帰還のときに決着済み。

PledgeCrew 沖縄, 間違い SF講和条約で放棄した領土には沖縄を含む南西諸島は含まれてない。したがって同条約第三条での施政権の米国委託は領有権が日本にあることが前提。WWI後の旧独植民地の場合とは違う。安保はただの二国間条約、無関係 2009/12/28

 「前提」というのは日本側の解釈で、中国(人民共和国)側はこれらの日米合意を「二国間条約」として否定する可能性がある(すでにその見解は一部出している)。また米国側は明示的に領有権については言及しておらず、おそらく日本との軍事同盟がなくなった場合、領有権についてさらに沈黙する可能性がある。もともと領有権は基本的に日本国の問題。竹島的な状況をどう扱うかという問題にやはり帰着する。

zu2 どうだろこれは。論拠の検証が必要ですね。(検証する側に負担がかかるのも困るけど) 2009/12/29

 「論拠の検証」をすればPledgeCrewさんのような理屈になる。というか問題のスキームが違うのですよ。これは単純に、PledgeCrewさんの理屈を中国側に打診してみればいいのです。面白い結果になるから(たぶん、それに答える必要性はないとなるでしょう、その必要性が生じないかぎり)。それと、日本が国連の敵国条項に対象である論拠の検証なども検証してみるといいですよ、日本政府は。逆鱗に触れるから。

mnemo 電波。 2009/12/29

 そういうレッテルを張りたくなるでしょうね。

tano13 歴史, 中国 んー?それは理屈からいうと自衛隊は憲法違反だから明日にでも無くなる可能性はあるし、1票の格差が2倍は憲法違反だから年明けやり直し総選挙もありだよね。ってレベルの話では? 2009/12/30

 現実性としてはそんなくらいのレベル。ただし、相手が中国ということ。チベットの歴史などをお忘れ無く。それと、91年フィリピン、スービック米海軍基地が撤去された後の話などもお忘れ無く。

 

追記

 ⇒その話はいくらなんでも無理でしょう - 遠方からの手紙(別館)

 まあ、最初に言うと、この話を政治的な枠組みに持ち込もうとするモチーフが、フレームとしては間違いなんですよ。

現実性のない危機アジりの類にはあまり感心しません。「可能性」というなら、そりゃいろんな可能性があるでしょう。理屈なんてものも、つけようと思えばいくらでもつけられるでしょう。しかし、そういう無理筋の理屈を押したてた危機アジりというのは、むしろ昔は「左翼」の専売特許だったように思いますが。なにかといえば、「ファシズムがくるぞ!」とか、「軍国主義が復活するぞ!」とか。あるいは十年恐慌説や万年危機説とか。

 つまり、こうした話を「危機アジりの類」のフレームに移して、その文脈で批判したいという欲求から反論が形成されるのは間違いでしょ。軍事では有事シナリオを想定しますが(外交でも)、それをサポートする議論が理詰めでどれだけ妄想かというのは話が別です。実際、歴史を振り返ると妄想だからけなんですよ。

 まとめると、この議論を「無理筋の理屈を押したてた危機アジり」のフレームにもっていくことはやめてねというくらいです。それは有事シナリオを封じていくことで平和が達成されるといった理路はないです。

 なので⇒はてなブックマーク - その話はいくらなんでも無理でしょう - 遠方からの手紙(別館)

kenkido こういうこと、ちゃんと明らかにしてくれる人がいないと、妄想や煽りのような、こんなこともあるぞぅ、こうなっちまうぞぅ《批評》が幅を利かすから、とてもありがたい。 2009/12/28

 なにを明らかにしたかなんですよ。竹島が韓国領であることは韓国ではきちんと検証されていますよみたいな話です。それをもって煽りですか。日本政府は冷静に対応していますよ。

PledgeCrew セルクマ 結局、あの記事はアメリカにたてついて日米安保廃棄とか言い出すと危ないぞといってるとしか読めませんね。別に沖縄は日本の「固有の領土」だ、などというつもりはありませんが 2009/12/28

 「としか読めませんね」というのが先に述べたとおり。

 で、ここでPledgeCrewさんは気がついておられるけど、こうした「明らかな」議論が、「沖縄は日本の『固有の領土』だ」につながっている。わかっておられると思うけど、沖縄は日本の固有の領土かどうかは、妄想と言われるだろうけど、明らかとは言い難い。地域住民の合意がけ結果として日本帰属を意味しているというくらいでしょう。PledgeCrewさんはサンフランシスコ講和条約を実は日本のナショナリズムに援用しちゃうことになる。

 さて、このエントリに戻って。

上記のとおり、日本が領有権を失った地域は列挙されています。したがって、その他の地域については、その時点では日本の領有権が引き続き認められたとするのは文理的に言って当然であり、アメリカが施政権を得た南西諸島の一部やその他の地域についてもそのように解釈できます。

 「日本が領有権を失った地域は列挙されています」は単純に「施政権」の誤記ではないかな。それと、「文理」や「解釈」の問題なんですよ。

もし、この条約の規定どおり、アメリカが国連の信託統治領への移行を提案していたら、そこで話が変わっていた可能性はあります。

 その関連は⇒「 ヤマト嫌い―沖縄言論人・池宮城秀意の反骨: 森口 豁: 本」

 で、そもそも「条約の規定どおり、アメリカが国連の信託統治領」に移行が可能であるのはなぜかということなんですよ。で、この国連とは中国を含むわけです。

 話戻して。

しかし、国連への信託統治提案も行なわれぬまま、1972年に沖縄は返還*1されたのだから、アメリカは信託統治の提案権を放棄したのであり、領有権の問題はそこで最終的に解決されたとするのも国際的に見て当然に妥当な話でしょう。したがって、沖縄の領有権について、「アメリカが過去に明示的に言及していない」というのがかりに正しいとしても*2、そのことにはなんの意味もないと言うべきでしょう。

 それは施政権の問題なんです。またこれに現中国が合意されているかということ。

 で、*2だけど。

 *2:もし、そうだとすればそもそも72年の沖縄返還とはなんだったのか、そこでアメリカから日本に返還されたのは、沖縄に関するいかなる権利だったのかという話になるでしょう。もっともfinalventさんは、まさにそういう話がしたいのかもしれませんが。

 だから、最初からそういう話です。なんか私をネット右翼にしたいようなフレームで盛り上がってもらっても困る。いちおう理詰めと歴史経緯で考えてみるということにすぎません。

むろん、「おれたちはそんなものは認めない!」と言うのは、いつの時代でも自由ではあります。しかし、そもそもすでに韓国が実効支配していて、おまけに定住者もいない竹島の問題と沖縄の問題とを同列に並べて論じるというのが理解に苦しみます。そのためには、中国が沖縄に侵攻し、竹島に対する韓国と同様の実効支配を確立するというのが前提になるでしょう。

 だから、実効支配が問題なんです(つまり日米同盟が実効支配している)。それと、「定住者もいない竹島の問題」については⇒産経社説 【主張】竹島と高校解説書 固有の領土となぜ教えぬ - MSN産経ニュース - finalventの日記

 話戻して。

だいいち、日本に対してそのような主張を中国やアメリカがするのに、いったいどのような外交的利益があるのでしょうか。また、そのような無茶な主張に、いったいどこの国が賛同し、支持するのでしょうか。

 これは外交利益があるんですよ(賛同についてはCOP15での中国案とアフリカ諸国をご参考に)。実はサンフランシスコ講和条約が明確でない部分の尖閣諸島を巡る話や、海底ガス資源もだけど、中国はこのシーレーンを確保したいのです。しいていえば、中国としても物騒な話を持ち出さず、米軍をおそれずにこのシーレーンを確保したいわけです。だから、この問題は段階的に出て来ます。

 というか、中国が海底ガス資源で主張している経済水域の議論は、国際的にどうかという問題もあり、これらを一括して妄想と葬り去ることはできないでしょう。

たしかに、中国はサンフランシスコ講和条約に調印していません。当時の中華民国との間には、翌年に日華平和条約*4が締結され、その後、日中国交回復に伴って同条約は破棄されています。しかし、日中平和友好条約*5で、とりあえずは「両締約国は、主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の基礎の上に、両国間の恒久的な平和友好関係を発展させるものとする」と謳われており、また現在の日中関係を考えても、中国がたとえサンフランシスコ条約に署名していないからといって、いきなり歴史的経緯や現実の状況を無視した無茶を言い出すとは考えにくいでしょう。

 ええ、だからそこは表面的に落ち着いているし、中国は別段日本を帝国侵略したいわけではないです。そういう問題ではないのだけど。

 で、*5でPledgeCrewさんもわかっていらっしゃるけど、「*5:http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/nc_heiwa.html この条約については、たしかに具体性に欠けた抽象的条文が多いということは言えますが。」でその具体性にかけた部分などまだよくわからないのです。

 で、中国が「いきなり歴史的経緯や現実の状況を無視した無茶を言い出すとは考えにくいでしょう。」ですが、そう、いきなりは言わないのです。中国はこういうとき、けっこう長期に小出ししてきます。

 で、たとえば、2005年8月1日時事通信「沖縄の日本帰属に疑義=戦後の返還、根拠欠く−中国誌」とかがあるわけです。

 【北京1日時事】中国の国際問題専門誌・世界知識の最新号は、沖縄の日本帰属をめぐる

歴史的経緯を紹介した専門家論文を掲載。この中で、「戦後の日本による米国からの琉

球接収は国際法上の根拠を欠き、その地位は未確定のままだ」と主張した。

 中国のメディアに沖縄の日本帰属に疑問を呈する論文が登場するのは異例。中国は沖縄

県尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権などを日本と争っている。日本側主張の基礎となる

沖縄の帰属についても問題点を指摘し、日本側を揺さぶることが狙いとみられる。 

 もちろん、これが中国の本音といった、そういう本音を中国はもたないのです。中国というのはあらゆる想定があるとすべてそれらを白黒つけずグレーにします。そしてグレーがどのように事態の推移で変わるかというと聡く対応します。日本人もそのくらいグレーな意識をもつべきで、こうした問題に、妄想だ軍国主義だ白黒付けろ、という短絡な発想をすれば、日本はまた戦時のような沸騰暴走するだけです。

 この手の話はまたーりみて、出来るところから手を打つということです。まず、国連の敵国条項をきちんと廃止するだけでけっこういいものですよ。

nessko 「しかし、そういう無理筋の理屈を押したてた危機アジりというのは、むしろ昔は「左翼」の専売特許だったように思いますが。」 2009/12/29

 これも困った部分ですよ。危機アジリなんかしてませんよ。そもそも無理筋と理解する「筋」がなにを意味しているかは、すでに書いたように「沖縄を日本の固有の領土と主張している」ことですよ。つまり、「無理筋」と見えるのは、大日本帝国と同じ地平ですよ。

 

追記

 ⇒はてなブックマーク - はてなブックマーク - 密約関係でちと - finalventの日記

kanototori sbm, 沖縄 追記に次ぐ追記 2009/12/29

 ワンストップで全部読まれると無駄な誤解が減ってよいかと。

pengin-stella メタブ, 沖縄, 安全保障, 条約 id:zu2 さん、却ってご迷惑を掛けて済みません/で「論拠」の件ではPledgeCrew氏ご指摘の「2条」説が適切/ "主"様の問題意識は、その"形式的な論拠"なぞ、その気になれば簡単に吹っ飛ぶんですがどうします?、の点/ 2009/12/29

 議論的には施政権と領有権の違いがPledgeCrewさんもpengin-stellaさんも、zu2さんも配慮されていないと思いますよ。もともとサンフランシスコ講和条約第三条は施政権の問題です。しいて領有権を想定すれば、連合軍でしょというのが当初からの話なのですが、そこが考慮されないで、日本にあるはずだというナショナリズムの構図を出すのはいかがなものかな、という話です。

PledgeCrew 「固有の領土」論をわざわざ否定しておいたのは、ナショナルな論と区別するためですけどね。むろん沖縄は日本の固有の領土などではありません。「北方領土」ももちろん 2009/12/30

 いえ、「わざわざ否定」というほどの「わざわざ」は心情的なものでしかなかったでしょ。「むろん沖縄は日本の固有の領土などではありません。」が前提でそこから議論しなければならなかった。そして事実として、日米同盟で実効支配されている。また、中華人民共和国はこの問題に留保している。このことの理路には、奇妙なグレー部分がありますよというだけの話です。それを政治的な煽りに読むのは間違いです。というのも、このグレーな話は、多様な解釈を生み出しえるのです。

 それと、「「固有の領土」論をわざわざ否定」というところからもうかがえるのだけど、PledgeCrewさんは、「施政権」について誤記されているのではなく、どうも理解してないご様子に見受けられます。この話、全体像のなかで領有権は留保されているのです。だから、中国が「妄想」みたいなことを言い出すわけです。問題の基底を理解されているなら、「否定」もなにもないでしょ。

今日の大手紙社説

 診療報酬改訂が話題といえば話題。で?みたいな話。高校無償化については日経社説が良い。民主党もなんでこんな愚策をするかなという感じだが、高校のリストラ対処が本音なのでしょうかね。産経劉暁波氏問題は実は習近平氏との関連がありそうだが、なんか書いてへんてこな誹謗を受けるくらいかな。しかし、これ重要なんだよね。まあ、ぬるく書いておく必要はあるかな。たかがブロガーが必要なんていうのはおこがましいが。

日経春秋 春秋(12/28)

京都東山永観堂禅林寺)の本尊は「みかえり阿弥陀」の名で有名だ。高さ77センチの小ぶりな立像が、後ろを振り返るように顔を左横に向けている。正面だけを見ていても見えないものがある。仏さまを拝むたびそんな自省を促される。

 これは一度拝観しておくべき仏様ですよ。

日経社説 疑問残る一律の高校無償化:NIKKEI NET(日経ネット)

 しかし厳しい財政状況を踏まえれば、綿密な制度設計もなく公約実現を急ぐ必要があっただろうか。それに一律支援では、ゆとりのある家庭では浮いたお金を塾代など学校外の教育費にも回し、かえって教育格差を広げることにもなる。

 そもそも所得の低い家庭向けには、現在でも都道府県による授業料の減免制度がある。年収350万円以下の世帯などが対象で、支援を受けている生徒は全国の公立高で約1割いる。こうした世帯に限ってみれば給付元が置き換わるだけで新たな恩恵は少ない。

 そのとおり。

 先日その手の話を書いたらへんてこなぶこめをもらったようだったが忘れた。確認もめんどくさい。なんでもぶこめってあるし。そういえば、buyobuyoさんって最近見かけないようだが、ハンドルを変えたのかな。

産経社説 【主張】劉暁波氏への重刑 国際社会にも責任がある - MSN産経ニュース

 朝日も踏み込んだ報道をしていたが、社説で扱ったのは産経のみか。

 ⇒【産経抄】12月7日 - MSN産経ニュース

日本でも、「08憲章」の内容と、詩人でもある劉さんの存在を広く紹介したいと、大阪在住の作家、劉燕子(リュウイェンズ)さんらがこのほど編集したのが『天安門事件から「08憲章」へ−中国民主化のための闘いと希望』(劉暁波著、藤原書店)だ。

 ▼「編者解説」のなかで劉燕子さんは、アメリカヨーロッパに比べて日本の知識人が、中国の民主化や人権の問題に関心が薄いことを嘆き、「中国批判は反中国の右翼というレッテルを貼(は)られるというおかしな状況」に首をかしげている。

 私なんぞも右翼扱いされることあるし。しかし、単純に文革を知らないネットサヨクさんが多くなったというだけのことかもしれない。

産経社説 【主張】診療報酬 勤務医改善に重点配分を - MSN産経ニュース

 毎日のあとに読むと普通に良社説。

 診療報酬が来年度、10年ぶりに総額で0・19%引き上げられる。医師の技術料などにあたる「本体部分」は、医薬品などの「薬価部分」を減らすことで、1・55%の大幅増となった。

 過酷な労働条件に耐えかねて辞める勤務医医療スタッフは後を絶たない。地域の中核病院でさえ閉鎖に追い込まれる診療科がある。診療報酬全体は自公政権下で4回連続マイナスとなっており、医療現場からは「一連の引き下げが医療崩壊を招いた」との声が上がっていた。

 だが、診療報酬引き上げは患者の窓口負担と保険料の増加にもつながる。デフレで物価は下落傾向にある。給料が減った国民も少なくない。0・19%とはいえ、総額を引き上げたことには「なぜ医師だけ待遇改善なのか」との批判も出ている。引き上げよりも、医療の効率化や恵まれた開業医の報酬を下げて勤務医の待遇改善に回すことを優先させるべきではなかったのか。

毎日社説 社説:診療報酬 医療崩壊は止まるのか - 毎日jp(毎日新聞)

 難問に大上段で構えすぎてめちゃくちゃな展開になっている。単純な話、毎日新聞さんはどうしたらよいとお考えですかの類。

読売社説 診療報酬改定 医療費の配分を大胆に変えよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 医師の技術料など本体部分を1・55%上げる。薬価部分で1・36%下げるため、総枠では0・19%のアップとなる。

 これではほとんど名目的な政策という感じだが。ジェネリック推進ということか。実際には薬価で儲けを出す構造はあるだろうし。

 診療報酬の改定率を「医科」と「歯科」で分けて見ると、通例では同率で上下していたのに今回は歯科のアップ率を大きくした。

 長妻厚労相は否定しているが、日本歯科医師連盟がいち早く自民党支持を見直し、民主党へ接近した“効果”と見られている。こうした政治力が診療報酬に影響するなら、前政権と同様に、思い切った配分改革はおぼつかない。

 それはそうだろうけど、歯科医は必死だろうなというか、これで生き残れるというものではないだろうし。

朝日社説 首相インド訪問―南の巨人と手を携えて : asahi.com(朝日新聞社)て

 微妙な社説。まあ、上っ面を滑った感はあるが。

 とくに核保有国であるインドは、包括的核実験禁止条約(CTBT)の署名を拒み、エネルギー資源に乏しいことから原子力発電拡大のための国際協力を求めている。だが、日本は核不拡散条約(NPT)体制の弱体化を認めるわけにはいかない。鳩山首相はこの原則をきちんと伝える必要がある。

 自分もちょっと不勉強だがオバマはNPTを変更してインドを自由主義諸国に組み入れようとしている。そうしたとき日本はこれで、つまり、朝日さん的な正論でも持つかな。

 グローバルな舞台で戦略的連携を図るにも、日本にとってインドはまだまだ影が薄い。08年の日本とインドの貿易総額は、日中間の20分の1に過ぎない。物やサービスの自由化をめざす経済連携協定(EPA)の交渉を進めることなどを通じて、交流拡大の土台づくりを急ぎたい。

 そのあたりで暢気な考えになっているのでしょうね。中印問題はこれから深刻ですよ。

cover
アジア三国志: ビル エモット, 伏見 威蕃

 依然必読書と言っていいかと思う。中古も安くなったので読まれるとよいと思うが。

 アマゾンの読者評が概ね低く、ざっと見ると、あまり本書が読み込まれていない印象。

朝日社説 派遣法改正―労働者保護への方向転換 : asahi.com(朝日新聞社)

 登録型派遣や日雇い派遣を禁止すると、企業が使いづらくなり、かえって失業が増えるという主張がある。製造業派遣を規制すると、海外に生産拠点を移す企業が増え、雇用が失われるという議論もある。

 しかし、だからといって、景気変動の一番のしわ寄せが非正社員にいく構造を放置したままでいいだろうか。

 派遣法はこれまで改正のたびに雇用の流動化の面ばかりを拡大してきた。今回、それを労働者保護の方向にかじを切った意義は大きい。

 おやおやと思って読み進めると。

 正社員と非正社員との待遇格差がまだあまりに大きく、派遣を含む非正規雇用全体が多様な働き方としてきちんと位置づけられていないという点だ。

 同じ仕事をすれば雇用形態にかかわらず同じ賃金を支払う「同一労働同一賃金」が、欧州では当たり前だ。すぐには導入できないにしても、実現に向けて努力していくべきだろう。

 非正社員の契約更新の回数や期間にも上限を設け、雇用の「調整弁」頼みの経営が必ずしも得にならないようにしていく。非正社員の技能を引き上げ、生かす仕組みも考えたい。

 これはオランダモデルというやつで、まあ私なんかもそう考えていたのだけど、実際のオランダの状況を見ていると特殊な小国で可能な政策で日本には無理かな。

 失業率は相変わらず5%台だ。不況のたびに大量の失業者が生まれる構造を改めない限り、社会は安定しないし、産業の活力も生まれない。

 これは逆かな。

 そうじて、なんとなくだが執筆者一応hamachan本を読まれているなという印象。

 ⇒[書評]新しい労働社会―雇用システムの再構築へ(濱口桂一郎): 極東ブログ

曇りかな

 外はまだ暗い。年末年始という感じか。時計を見ると6時を過ぎており、そういえば昨晩祖込んだドゥがあったなと思い出し、パンを形成。二次発酵という手間にしゃらしゃらと日記を書く。まあ、音楽でも聴いていたほうが心にはよさげだが。

2009-12-27

いろいろ壊れてご相談な話

 先日とある家電品を買って、どうも初期不良かなと悩んでいた。その程度の性能なのだろうか。気になると評価が厳しくなりますます初期不良なんじゃないかと悩みが深まる。店頭品と比べるとどうもな、みたいな感じもする。店の人では埒が明きそうにないので、お客様相談とかに電話してみた。対応がよい。言われたとおり保証書と送付すると交換品が来る。それでよくなかったかというと、さほど。まあ、性能の限界だったかな。で、話はこの過程だが、俺ってクレーマー? いやもちろん、感情的にどうたらということはない。どうなんでしょこれー、みたいなたらたらしたご相談なのだが、今にして思うと、相手は、ぬるいクレーマーと思っていたかな。総じて大した話ではないのだが、こういうのって企業としてはどう対応するのだろう。いちいち対応していたら利潤は上がらないか。そういえば、長年使っていた別の家電品が壊れて、まあ、寿命かなというのはあるけど、買い換えるとなるとずうたいがでかいのでやっかい。めんどくせーと思いつつ、お客様相談とかに問い合わせてみると、対応がよい。ほぉ。翌日、修理員がやってきた。私も電気屋さんになりそこねの人なので、なんとなくこりゃ電源系だから直るかなと期待していたが、直った。費用はそれなりにかかる。まあ、そのくらいかけるとお商売にはなるか。そしてこちらもメーカーの安心分だしなとは思う。世間話みたいに、これもう10年くらいだけどどうみたいな話をすると、正確に話してくれるので、つまり判断としては曖昧になる。まあ、まだ使えそうだ。そういえば、別家電品だが、これも重宝しているのだが、先日部品が壊れた。これもお客様相談してみると、店舗からたらたらの型番で注文してくださいのことで、注文した。この過程で知ったのだが、どうも製造部品のまんまみたいだった。なので、自分で少し工事した。みなさん、こういうのどうされているのでしょうね。で、その製品がついにディスコンになった。困ったなぁ。そういえば、家電品ではないがちょっと値のはる調理器具が壊れた。壊れ形をみると、これって設計ミスじゃね、みたいな印象もある。お客様相談に聞いてみると、というか、以前も壊れてきいたことがあるのだけど、その部分のパーツが購入できるということだ。ほぉ。手作り品のせいか、簡単な工事でパーツ交換ができる。なんだか昭和だなという感じ。先日ゴミ整理をしていたら、電源ケーブルとかいろいろ出てくるのだけど、見ると私が十代に作ったものがある。昔はこの手のもの作ったよねと懐かしく思った。RS232Cのクロスとかもさ。

年末雑感

 先日たまたま昔よく読んでいたホームページが消えたことを聞いて、調べてみると消えていた。率直に言うと、HP主は死んだのではないかなという思いが去来した。そう思わせるところがある人だったせいもある。どこかで不思議な幸福を得て暮らしているとよいのだが。そういえば、以前この日記に書いたが、私より一つ年下の某氏は心筋梗塞で亡くなった。毎日でもないが、よく日記を読ませてもらったものだが、気がつくと亡くなっていた。ああ、と思う。

 そのことと直接関係はないのだが、なんというか、人は失恋というのにどう対処して生きているのだろうかと思うことがある。特に離婚とかした人。お子さんもあって離婚した人。現実にそういう人は知人もいるのだが、だいたいはさばっとしている。過去に悔やんでいるふうはない。一般的に離婚はけっこうハードルが高く、その過程で悔やみみたいな感情は摩滅してしまうか、ああ、ふっきれてよかったという感じが強そうだ。

 私がいつも変に思うのは、別れて、今はその人は好きではない、あるいは嫌い、というとき、過去の記憶でつぶやいたあるいは聞いた愛の言葉は、時間が経ったがゆえに嘘になるのだろうか。その時は本当の愛で、でも、それは今の想起では嘘なんだろうか。私は、この問題を考えると、実は、発狂しそうになる。

 過去の想起というのは、ベルクソンではないが今想起しているという点では、今なので、今その愛をヘンデルの曲を聴くように体験しているはずなのだが、どうもそうでもない。

 この難問を世人はごくなんら問題もなく生きているというのが、自分には奇怪至極でならない。

 が、それでも私もこの問題にへとへとになるくらい考えて、結論はわからないのだけど、どうも過去の愛は、自分じゃないや、という離人的な感覚に落ち着いていく。

 そして、この離人的な自分という同一性がまた発狂しそうなくらいの難問を起こす。そして、それも結局、今の自分は今だけなんじゃないか、過去も未来もないんだろうなとなんとなく思う。今ココみたいな感じだ。

 そしてその背後で、どうも自分というのは、他者を愛したことがない、とんでもないやつだぞという罪責感をうっすら感じている。これは、本当にひどい話なのだが、人が愛し合っているとか信頼しているとかいう光景や伝聞を、へぇー、北極にはまだそういう生物がいるんだ、くらいにしか理解していない。

 いやほんとにひどいな俺はと思うが、ここで弁解すると、そういう反照的な自意識とは別に、なんとなく生物として、中年おっさんとしての私というのはいて、それなりの生活人をしているし、その内面にはふつうのおっさんくらいの真実をかかえているというのはある。パンとか手作りしたりとか。

 矛盾だけど、まあ、そのあたりは所与なんで助かっている。それがない人も世の中には多いだろうし、生きることはそのまま地獄だろうな。俺はそこまでの地獄は免れちゃった、うへへみたいないんちきな野郎である。

 とはいえ。

 いやだからなのか、人のそうした内奥へのすけべ心みたいのはあって、文学だの、世に出てこない天才達の日記を読む。まあ、ありがち。

 で、先日、某有名女性、うるとらポジシン女性に離婚された旦那のブログサルベージして読んでいた。核心部分はどういうわけかサルベージできないのだが、それでも読める部分を読んでいて、奇妙な感じがした。

 つまらぬ日記なのである。く、くだらねー、ネタにもなってねーな話がたらたら書かれていて、なんというか日記なのである。これがそういう背景の人でないなら、読まないでしょ、みたいな、私が関心もてそうもない話がたらたら。

 で、じゃあ、つまんねーとしたかというと、所々にそうではない微妙な発言があり、なんというか、それが時というものの残酷さに残照されて、こちらが鬱になってくるような箇所がある。お子さんを遊園地につれていったといった話が、お子さんの親権を取られたそこからの未来の文脈で、ただ、泣けるような話になってしまう。

 これはなにを意味しているのだろう。普通ならたらたらとつまらぬ日記だな、RSSに入れるわけねーよみたいな日記に、人間の生の深淵がばっくり開いている。もちろん文学ですらない。というか文学というのはおよそ嘘だな、これに比してと思う。

 人は誰でもそうした暗い深淵をもっていると小林秀雄みたいに言えないこともないが、それもちと違う。なんだかわからない。

 十年以上、普通に夫婦生活をし、お子さんをなし、それがなんとなくどうということもなく破局していく。そして残され、言葉残される。なんなのだろうと思う。その一つの核心は、人はわからないものだという、なんというのだろ、孤独なんてもんじゃない救いのなさみたいなものがある。

 人なんて信じられないというのはたやすいし、それしか表現のないような関係こそが人間関係というのはあるかもしれないが、どうもその根底にぞっとする何かがある。

 昨晩、番組予約を入れようとTVを付けたらマリリン・モンローの話をやっていて、ミラーとの結婚生活あたりだが、そこで彼女が精神的に病んでいた話があった。見ようかななと思ったが、10分くらい見てやめた(筋トレ中)。

 まあ、なんにもわからんな。私はこの年こいて、中2の時に悩んだ大半の問題がいまだまるで解決できず、しかもいまだに悩み続けている。どんだけオバカなの俺と思う。救われない。

今日の大手紙社説

 竹島問題とか多少話題。日経JAL迷走問題もだけど、困った年末になりましたね。

 そういえば、昨日、NHKスペシャルで予算編成の番組を見た。民主党って本当に素人集団だったというのが泣けるような笑えるような。来年の予算が真っ暗な先進国って日本ぐらいか。でも、それでも状況は日本は他国にくらべて有利なのにな。チャンスを生かさないというのは最高の贅沢かも。

日経春秋 春秋(12/27)

これはこれで楽しいとしても、夢と熱気をなくした時代のどこか寂しい光景ではある。「国民的番組」の成功体験が忘れられず「紅白」になおこだわる放送局と、それを高ぶりもなく眺める私たち。競い合う裏番組にも力がない。「望みに胸を元気に張って……」と歌った「寒い朝」の景色はどこへ消えたのだろう。

 それより電通クリスマス特番がなくなったみたいなんだと思った。

日経社説 歴史に判断委ねた佐藤密約 : NIKKEI NET(日経ネット)

 沖縄への核再持ち込みの密約は佐藤首相の密使として交渉した若泉敬元京都産業大学教授が1994年に刊行した著書「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」で明らかにしていたが、外務省は一貫して否定していた。文書は佐藤家で発見されており、公的な外交文書の扱いはされていなかったと推察できる。

 したがって佐藤氏が後任首相に引き継ぎ、歴代政権を拘束する約束だったかは明確ではない。

 難しい問題ですよ。難しいの意味がわかってから泡を吹いても困るけど。

 外務省の官僚たちに信頼を置かぬ歴代首相は、しばしば密使を使う。外務省と距離をとる鳩山由紀夫首相にも、その傾向がないだろうか。

 笑った。わかっていて書いているのでしょう。上質な皮肉。そのうち、T氏のスキャンダルでも出たりして。まあ、それほどのタマではないでしょう。

日経社説 鳩山内閣は日航再建の針路を早く示せ:NIKKEI NET(日経ネット)

 日本航空の再建問題がまたも迷走している。11月の菅直人副総理・国家戦略担当相、藤井裕久財務相、前原誠司国土交通相ら関係5閣僚合意による日航向け融資への公的保証措置が、来年度予算案に盛り込まれなかったことで、資金繰りへの不安感が広がり、株価も下げている。

 これどうするんだろねとは思っていた。

産経社説 【主張】竹島と高校解説書 固有の領土となぜ教えぬ - MSN産経ニュース

 固有の領土というより、韓国が軍事支配をして領土を主張しているという事実を教えればよいだけですよ。軍隊を持たない国が軍隊で領域が囲まれた状況に向き合ったときどうするのかを一生懸命思案しなさいというのが日本国憲法の精神。住民がいたら虐殺が起こりかねないけど、竹島はただの岩礁だからそういう問題は除外できる。

読売社説 09回顧・日本 越年となる政権迷走と不況 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

問題は新政権である。再ブームとなっている司馬遼太郎の「坂の上の雲」ではないが、この国と国民に、坂の上の雲を目指すような活力を蘇(よみがえ)らせることこそ、来年の課題ではないか。

 日清日露戦争を再び。

 「蘇らせる」って書く意味はあるのかな。

朝日社説 診療報酬増額―医療再生へ大胆な配分を : asahi.com(朝日新聞社)

 この診療報酬の改定を医療再生につなげなければならない。

 この診療報酬の改定、つまり、総額0.19%を0.2%に引き揚げることかな。ただの民主党の迷走でしょ。

朝日社説 竹島問題―教えることの大切さ : asahi.com(朝日新聞社)

 領土問題について、日本の立場を正しく学ぶのは自然なことだ。そのうえで、ほかの国と争いがあるものは、相手の言い分にも耳を傾ける姿勢が必要だ。中学、高校の新しい解説書は、そのことを強調しているとも読める。

 竹島をめぐる韓国の主張を知ることは、背景にある過去の植民地支配への理解の深まりにもつながる。

 修学旅行先に韓国を選ぶ高校も増えている。負の歴史と、未解決の問題があることを学んだうえで、よき友人関係を築く。そうした若者たちの交流を太く、豊かにしてゆくことが、いま大切なのではないだろうか。

 「相手の言い分にも耳を傾ける姿勢が必要だ」を韓国で言えたらお見事。

 竹島は韓国によって軍事的に支配され、かつそれを日本が放置しているので実際上はすでに韓国の領土。これが漁協権以外は笑い事で済んでいるのは日韓が米国の軍事同盟の枠組みにあるから。

晴れ

 すっかり年末。乗り換えの駅のホームに立ち白看板が多くなったなと思う。残るものを見ると病院や学校が目立つ。たぶん、契約が長期になっているからだろう。

2009-12-26

“グアムへ全面移設 難しい”

 ⇒NHKニュース “グアムへ全面移設 難しい”

これに関連して、鳩山総理大臣は、26日に行われた民放のラジオ番組の収録の中で、「グアムは候補地の一つとしてはあったと思うし、その可能性を検討すべきときがあったのかもしれない。しかし、現実の中で考えれば、抑止力の観点から、必ずしもグアムに普天間基地のすべてを移設させるということは無理があるのではないか」と述べ、抑止力の観点から、普天間基地のグアムへの全面的な移設は難しいという認識を示しました。また、鳩山総理大臣は、この問題をめぐって閣内の足並みの乱れを指摘されたことについて、「関係閣僚とは、しっかり打ち合わせをして、話すべきでないところは話すべきではなかった。しかし、閣僚それぞれが自分の思いを正直に述べてきたきらいもあった」と述べ、閣内の調整に問題があったという考えを示しました。さらに、鳩山総理大臣は、憲法改正問題への対応について、「心の中には、今考えられるベストな国のあり方のための憲法を作りたいという気持ちはある。必ずしも9条ということではなく、地方と国との関係を大逆転させるなど、議論をすることが非常に大事だ。議会人としての責任ではないかと思っている」と述べました。

 メモ。

 ちょこっとだけ言うと、在沖海兵隊の基本的な存在理由は訓練で、しかも朝鮮戦争時に本土から移転したものだがベトナム戦争的なジャングル演習が想定されている。これにくわえて、沖縄は安い給与の若い海兵隊員にとってすごしやすいというのがある。ただ、これらの部分の役割は終えているとも言える。また、普天間飛行場はラムズフェルドが認識していたように市街地にあり使いづらい。問題は、鳩山さんがぽろっと言ってしまったけど「抑止力の観点」という問題で、これは有事シナリオが関連している。この部分は一部で言われているほど簡単な地政学的な問題ではない。95年時点では米海軍佐世保基地所属の強襲揚陸艦との連携だったが、その後、オスプレイを含めて、海兵隊の焼け太りが狙われていた。いずれにせよこのその後の有事シナリオを日本国がどう扱うかということだが、まあ…、民主党にはブレーンはいなかったのかいても失敗したか。あえて話題にされていないので言うのもなんだが普天間飛行場につい焦点を当てて話題になるが、重要なのはキャンプ・シュワブのありかた。

消えてしまった些細な名人芸

 ⇒「ブックカバーお願いします」、言ってますか? (Excite Bit コネタ) | エキサイトニュース

 私が若いころ、書店によっては、カバーをかける名人みたいな書店員がいた。不思議な手さばきだった。あれに匹敵するのは、中国の点心の名人くらいなものではないかな。

 駅の切符切りをなんかのイベントで復元実演したという話を先日見かけた。あれも名人芸だった人がいた。連続鳴らしは当然、不思議なリズムがあった。

 ほかになんかあるだろうか。

 香具師というのは概ねそうかな。最近はつまんないのが多い。

 先日チンドン屋を見かけた。若い人なので復刻的だった、というか、音楽がやや洋風。昔のチンドン屋はというと、なんか近寄ってはいけない大人の体臭みたいのがあった。

 そういえば最近豆腐屋を見かけた。これも復刻的だった。昔の豆腐屋はどうだったかというと、なんか、なんというのだろう、普通だった。

 そういえば私の父親も電話線で花のアートみたいのを器用にこしらえていた。造花みたいなもの。昔の電話線というのは、街路のものだが、200本くらいの導線が入っている。いつごろからか、色分けになってそれも色を使ってきれいにしあがるのだった。あれはなんというのだろう。どっかにあれはあるんだろうか。彼が若い頃電電で学んだんだろうと思う、というか、そういう工芸の伝統があったのだろう。

 そういえば昔の電気関係の技師たちは、なにかと器用にいろんなものをこさえていた。

 昭和の人たちは手が器用だったなと思った。今でも手が器用な日本人は多いのだろうけど、なんつうか、たいして価値のないものを器用に作り上げるというのがあった。

人の話の聴き方が上手い人には共通する特徴

1. 話し手の敵意を緩和する非言語的なシグナル

 

inspired by 人の話の聴き方が上手い人には共通する特徴があって

今日の大手紙社説

 予算が話題。埋蔵金とか本当に出せるのかいなとは思うが、出る前提で話が進んでいく。しかし、これでしっかり消費税が組み込めたのだからネオ大蔵省の手腕は見事なものでした。

読売社説 来年度予算 公約優先では財政がもたない : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 これらの取り扱いについて議論するうち、鳩山内閣は二つの“誤算”に見舞われた。

 一つは税収の大幅な落ち込みである。景気の低迷で、09年度は法人税を中心に、予想より9兆円以上減少することがわかった。10年度も税収の回復は期待できず、前年度並みの水準を見込まざるを得なくなった。

 二つめは、予算の無駄減らしによる財源の確保が、期待はずれに終わったことである。

 民主党は、一般会計と特別会計を見直せば、10兆円や20兆円の財源を確保するのは容易だと主張してきた。政権公約には、政権奪取から4年後に、年間17兆円近い財源を捻出すると明記した。

 ところが、鳴り物入りで始めた事業仕分けでは、無駄の洗い出しが進まなかった。当初は3兆円の削減を目指したが、実際には1兆円程度にとどまった。

 民主党が想定したほどには、無駄がなかったということである。それなのに、財源はあると言い続けた鳩山政権の責任は重いと言わざるを得ない。

 選挙前にわかっていて「誤算」って言うかな。

朝日社説 鳩山政権の予算案―仮設住宅を百年建築へ:asahi.com(朝日新聞社)

 予算だが看板を付け替えただけで自民党時代と大して違いがあるとは私は思わなかった。しかも、違いを目立たせる部分が付け焼き刃に思えた。

 鳩山政権は財政再建の戦略を早急につくるべきだ。中長期の目標と、そこに至る道筋、必要な増税規模を国民に示し、理解を求め、実行に移す。それが王道ではないか。

 そのために欠かせないのが、しっかりした成長戦略だ。

 しかし、それをすれば小泉政治とかメディアヒステリーが起こるのだろう。

 成長が期待されるのは、地球規模の課題となった環境、超高齢化社会を支える医療介護、膨張するアジア内需などの分野である。これらの有望市場を切り開き、日本の経済成長の糧にする。その戦略を描くことは鳩山政権に課せられた任務だ。

 分野が散漫になっているのも朝日新聞としても日本の未来は見えないということだろう。

 そういうば高校の無償化だけど、現状でも高校進学率は約98%。もちろん、貧困家庭で子供を高校にやるのが苦しいというケースも皆無ではないけど、この数値を見れば、実は自民党がかなり低所得家庭を保護していたことがわかる。で、今回の民主党の無償化なんだけど、実は富裕家庭は高校は私立だし、私立の場合は減額もあるけど、それ以外は概ね、低所得援助というより、中間階層への結果的なバラマキなんで、低所得家庭との格差を広げることになる。また、国家が高校を補助することで、実は高校の教員を保護している。それでいかんというわけではなく、中間階層へのバラマキは消費に流れるという読みもあるのだろう。ただ、高校の教育をどうするという観点見ると大した政策ではないですよ。

 ついでに子供手当だけど、これも地方行政折半になったし、その部分で児童手当からの割り増しはそれほど大した額ではない。例えば、5歳、2歳の二人だと現状、15000円。今回の子供手当で上乗せは11000円。本格実施されれば、ほぉという額になるかもしれないけど、次年度の埋蔵金はないから、そのあたりはただの夢想でしょ。消費税は値上げになるけど、高齢者福祉などに充填されるから、かなりがんがん消費税を上げてからこと。それでも中間層へのバラマキになるし、ある程度まとめて渡すので、参院選にはよいかなくらい。

 ついでに。あれだけ騒いでいたのに雇用対策はどうなんだろうとは思った。コンクリートから人へとかいうけど、地方の土建を二割も減らせば雇用がかなりきびしいことになるはずだが。

曇り・ログイン

 早朝に目が覚めぼんやりとしていたが、ブログでも書くことにした。なんのためにブログを書くのか自分ではよくわからなくなっているなとも思うが、書かないでいても思いは滞るようなので書いてくといった感じだろうか。夢はいろいろ見た。忘れた。

2009-12-25

ブログサバト

 師走は速いね。正月用意か。

今日の大手紙社説

 鳩山首相元秘書起訴と鳩山さんの会見が話題。呆れたことになったなと思ったが、そのあたり何に呆れたかはブログのほうに書こうかと思う。

毎日社説 社説:首相の元秘書起訴 捜査は尽くされたのか - 毎日jp(毎日新聞)

 一連の捜査を任意で終えることにも、捜査の均衡性の点から議論の余地が残りそうだ。特捜部は今年3月、当時民主党代表だった小沢一郎氏の公設第1秘書を同じ政治資金規正法違反容疑で逮捕し、資金管理団体を捜索した。起訴されたのは、献金3500万円の虚偽記載である。

 今回の虚偽記載額はその10倍以上だ。また、首相の政治資金収支報告書の記載の多くが虚偽だったことも判明した。ずさんな報告書だったわけである。

 なのに一方は逮捕され、他方は強制捜査なしの在宅起訴である。

 主たる判断の根拠は金の出所だろう。つまり、特定のゼネコンではなく、身内の金だということだ。世論をそんたくしたともいえる。

 実はこの「忖度」が最大な問題なんですけどね。

毎日社説 社説:首相の元秘書起訴 説得力欠いた鳩山会見 - 毎日jp(毎日新聞)

 巨額資金を何に使っていたかも疑問が残る。会見では政治活動だけでなく、プライベートな支出までもすべて秘書任せだったと認めたが、そこには相当な公私混同があったのではないか。

 昭和の言葉では、「浄財」というのですけどね。

また、首相は実母からの資金提供を贈与と認め、修正申告して贈与税を支払う考えも示したが、事件が発覚しなければ、結果的に税金逃れになっていた可能性がある。納税者意識の低さを指摘されても仕方がない。

 メモ。

読売社説 元秘書2人起訴 鳩山首相の政治責任は重大だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 だが、首相は野党時代、加藤紘一自民党元幹事長鈴木宗男衆院議員の秘書らが逮捕された際、何度もこう明言していた。

 「秘書の犯罪は議員の責任だ」「私なら議員バッジを外す」

 この言葉が今、自身の進退に向けられていることを、厳粛に受け止める必要がある。

 首相は記者会見で、母親からの巨額の資金提供について「全く承知していなかった」と改めて強調した。首相がいかに裕福な家庭環境で育ったとしても、この説明は信じがたい。

 仮に「故人献金」問題が発覚した6月までは知らなかったとしても、その後、元公設秘書から事情を聞き、弁護士に調査までさせている。計12億円超の資金提供に気づかないことはあり得ない。

 当時は、衆院選が迫っていた。自らの保身と、選挙への悪影響を避けるため、母親からの資金提供を隠していたのなら、国民に対する背信行為である

 メモ。

 鳩山首相は、政治とカネについてクリーンな政治家との印象を持たれてきた。だが、実際は政治資金の管理を元公設秘書に丸投げし、巨額の虚偽記載を見過ごしていた。監督責任は免れない。

 首相は「私腹を肥やしたわけではない。不正な利得も受けていない」と述べた。今回の原資が企業献金でなく、身内からの資金提供なので悪質性は低いとの意見もある。だが、そんなことはない。

 首相は、母親からの資金提供を「贈与」と認め、贈与税を申告する意向を示した。資金提供が発覚しなかったら、6億円以上の納税を逃れていたことになる。

 こうした行為がまかり通れば、まじめに納税しようとする国民の気持ちを踏みにじり、申告納税制度の根幹が揺らぎかねない。

 資産家が巨額の資金を自由に政治団体に繰り入れて使えるようでは、政治活動の公平性が担保されない、との指摘がある。政治資金規正法が個人献金の上限額を定めているのは、こうした観点も踏まえたものと言えよう。

 これはそう。

朝日社説 子ども手当―本格的制度づくりを急げ:asahi.com(朝日新聞社)

 うーむ、読んでもどういう「本格的制度」を作るべきか皆目わからん。

 民間から提唱されている「子育て基金」構想も検討すべきだ。社会全体で子育てコストを負担するため、国と地方、企業からの拠出金を集め、基金として一元管理する方式だ。

 保育の充実も含めた財源とその分担方式を決めてはじめて、「子ども手当」問題は決着する。

 それが「本格的制度」なのか?

 民主党でもそうだけど、具体的な予算をどう立てるかという見通しが無く理想で玉砕しちゃってもだめだと思うが。

朝日社説 首相元秘書起訴―「続投」で背負った十字架 : asahi.com(朝日新聞社)

 標題の趣味が悪いなとはちょっと思った。

 朝日社説の展開は北朝鮮援護などこの手にありがちな、いつものパターン。誰が見てもこれはいかんでしょを受け止めて、Yes-Butというやつだ。

 動機はどうあれ、長年うそを書いてきたことは、政治家とカネの関係を国民の監視の下に置くために作られた政治資金規正法を空洞化するものだ。

 巨額の資金がどのような政治活動に使われたのかについて、首相は積極的に公表する責任がある。

 さらに、提供された資金を長年にわたって申告していなかったことは、納税者からみると、脱税に類する行為とみられても仕方がない。首相は修正申告して6億円を納税するとは言う。しかし、首相はいずれ国民に消費税をはじめとする増税問題を訴えなければならない立場にある。

 脱税というのは国家のカネの泥棒なんですけどね。

 たとえ世論が続投を許すとしても、違法献金事件と所得申告漏れという重い十字架を背負う。

 欧米でもこういう「十字架」という表現がないわけではないが、十字架とは私たちの罪を無罪の主イエス・キリストが負ってくださったという意味である。クリスチャンじゃない者には関係ねーというふうに思われるが、クリスチャンはそうした人も自身と同じく無知の罪にあると同胞の愛情を持つ。信じる者にも信じない者にもイエス・キリストは主であると。まあ、そのあたりはほとんど信仰として排除されるでしょうけど。

晴れ

 メリークリスマス! まあ、いろいろ思うことはある。そして例によって言葉にはなりづらい。だから、ぐだぐだブログなんか書いているのかもしれない。読まれもしない…と反射的に付け足してしまいそうだが、そこはそれで自己中心的過ぎる。

2009-12-24

今日の大手紙社説

 鳩山政権100日ということでいわゆる蜜月期間が終わったらしい。

日経春秋 春秋(12/24)

キリスト教は欧米の宗教ではない。発祥の地は現代風にいえば中東であり、西に向かって広まった。地理的な距離感は、インドで始まった仏教が東に向かい、日本でも定着したのと似ている。キリスト教も、仏教も、その過程で、それぞれの地に合った味つけもなされた。

 「西に向かって広まった」といのはそうでもないのですけどね。クビライ・ハーンの母親はクリスチャンだったのですよ。その理由を調べていくと、キリスト教がどう広まっていったがわかると思いますよ。

産経社説 【主張】普天間問題 不信高める首相の「虚言」 - MSN産経ニュース

 米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題でクリントン米国務長官が藤崎一郎駐米大使を国務省に呼び、「米政府の考えを改めて伝えたい」と日米合意に沿った早期決着を強く求めた。

 長官が大使を呼び出して個別の要求を伝えるのは極めて異例だ。

 ⇒米国務次官補「大使が会いに来た」 「呼び出し」報道を否定 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

【国務次官補】 一問一答

 ―クリントン長官が日本の(藤崎一郎駐米)大使を呼び出したそうだが。

 「大使がキャンベル次官補とクリントン長官に会いに来た。会談で、大使は米軍再編問題はもう少し時間がかかると話した。われわれは現行計画が最善だとは思うが、日本との協議は続けていく」

 ―大使が「会いに来た」というのはどういう意味か。(米側に)呼ばれたのではないのか。

 「彼は呼ばれたのではない。実際には、彼の方からわれわれに会いに来た」

毎日社説 社説:鳩山内閣100日 政治主導の足元固めよ - 毎日jp(毎日新聞)

 いろいろ議論を興すより、秘書が起訴され、その事実も認めているのだから、鳩山さんはさっさと辞任するほうがよいと思うが。

読売社説 中台交渉 経済一体化はどこまで進むか : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 多くの台湾住民は中国経済の恩恵には浴したいものの、大陸との政治統一までは望んでいない。

 大陸側もね。

読売社説 「佐藤」核密約 東西冷戦下の苦渋の選択だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

議事録は、佐藤首相の自宅に保管されていた。その内容は、歴代首相や外務省幹部にきちんと引き継がれていたのか。有識者委員会は、関係者からの聞き取り調査などを通じて、真相を究明してもらいたい。

 発掘経緯もね。

朝日社説 北朝鮮の武器―監視の国際連携を強めよ : asahi.com(朝日新聞社)

決議は、必要な場合に公海上で船舶の貨物を検査することを加盟国に求めている。鳩山内閣は先の臨時国会に、決議に基づく貨物検査法案を提出したが、継続審査となっている。年明けの通常国会で成立させたい。

 っていうか、麻生政権での成立を妨害し、さらに政権後もぐだぐだやっている民主党をもう少し批判してもよさげ。

 それと、この問題の背景は以下のリンクを順に辿ると見えてくるはず。

 ⇒暴露されたイラン核兵器開発疑惑に関連して: 極東ブログ

 ⇒ North Korea weapons aircraft 'was heading to Iran' - Times Online

From Iran the weapons could have been passed on to militants in Lebanon or Gaza.

 ⇒最終目的地はガザ? タイで押収された「北朝鮮製武器」 情報筋 - MSN産経ニュース

 ⇒ガザのトンネル: 極東ブログ

 ⇒密輸用トンネル封鎖へ、ガザ境界の地中に鉄壁 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

晴れ

 昨晩はクリスマスパーティだったので、なんだかすっかりクリスマスは終わった気分。吉例化している短編も書き上げてあるのだが、ちょこちょこと手直ししてどつぼった。年内にやるべきことがまだ残っていて、ちょっと気が重い。

2009-12-23

今日の大手紙社説

 鳩山税制大綱とやらが話題と言えば話題。でも、こんな破綻は選挙前からわかっていたことだった。

読売社説 来年度税・予算 政権公約へのこだわり捨てよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 消費税率の引き上げを封印していることこそ、政策実現の最大の障害といえよう。鳩山内閣は景気回復後、直ちに引き上げられるよう、議論を急ぐべきだ。

 自民党内にも消費税引き上げに躊躇していた人たちがいたし、麻生さんもそれは遅らせたかった。普通に考えたら景気が低迷しているところに増税はないだろというのは常識だろうと思うが、そのあたり、民主党の経済音痴のほうが財務省としては組みやすかったということだ。

 ネオ大蔵省としてはとにかく国税としての消費税20%までのエスカレーターを設置したらすべては御安泰というところか。ちょっと溜息が出るな。

朝日社説 税制大綱―財源なしに公約は通らぬ : asahi.com(朝日新聞社)

 だが、暫定税率の廃止にはもともと無理があった。廃止すればガソリンは値下がりで需要が増え、首相自身が力を入れる温暖化対策と矛盾する。税収は地方税を含め年2.5兆円も減る。不況で法人税収などが激減するなか、「国債発行は44兆円まで」という予算編成方針は守れない。

 本来、民主党が掲げる環境税の導入方針とセットで暫定税率の廃止を打ち出す道もあった。結局、民主党の小沢一郎幹事長からの要望を受け入れる形で事実上の税率維持を決めたことは、政府の政策形成力の弱さを示す事態だといえよう。

 そのおかげで来年度予算編成の足場はなんとかできた。だが、迷走劇から浮かび上がった「構造的な財源不足」という大問題に、鳩山政権は全く答えようとしていない。ほんとうに深刻な問題はそこにある。

 っていうか国税収入が低迷しているなかバラマキ政策を掲げて政権交代なんて話はありえなかったんてば。政権交代したいなら、全治三年としてこの問題に取り組んだ麻生政権以上の経済再生案を掲げなくてはならなかった。

 っていうか、民主党はまともな日銀アコードを第一に掲げるべきだった。(しかし、現日銀総裁選びのどたばたを見てできそうにもないなというのは歴然だった。)

 ⇒FT.com / UK - The spectre of stasis

Another legacy of post-bubble policy is deflation and the Bank of Japan's inability to do anything about it using conventional monetary policy tools, because interest rates are already at only 0.1 per cent. After a decade of on-and-off deflation, and barring extreme measures that the BoJ seems unwilling to adopt, the trap is hard to escape.

 

As well as continued deflation, the DPJ's decisions today remain haunted by consumer expectations that future taxes will have to rise, a worker mistrust in pension systems undermined by years of falling asset prices, and business cynicism about investment outside export industries because growth has so often come in below expectations. All are the upshot of post-bubble policy errors.

 

Perhaps the new government's greatest task is therefore to break the cycle that began with that fall in the Nikkei 20 years ago and give Japan fresh confidence in its economic future.

朝日社説 沖縄核密約―署名文書発見の衝撃 : asahi.com(朝日新聞社)

 英文を見てないが、邦訳を見て、へぇとは思った、朝日新聞みたいに「衝撃」ってほどことはないが。

 佐藤家から出て来て久しいから普通に考えれば内情は知られていたのでしょ。

 この密約の存在は、佐藤氏の密使としてキッシンジャー大統領補佐官との交渉にあたった故若泉敬・元京都産業大教授が90年代に著作の中で明らかにした。しかし、日本政府は否定を続け、米国側の情報公開でも、この文書の存在は確認されていなかった。

 ⇒沖縄本土復帰記念日: 極東ブログ

 ⇒公文書館なくして民主主義なし: 極東ブログ

晴れ

 富士山がきれい。祝日なので朝が静かだ。昨晩用意したパンを焼いて朝食。明日はaccordinglyクリスマスイブか。

2009-12-22

鳩山ブーメラン発掘メモと懺悔

ブーメラン発掘

 2008.1.21⇒衆議院会議録情報 第169回国会 本会議 第2号

○鳩山由紀夫君 皆さん、民主党の鳩山由紀夫です。

 私は、民主党・無所属クラブを代表して、福田総理の施政方針に対して質問いたします。(拍手)

 道路特定財源は、道路整備が最優先だった五十四年前の昭和二十九年に創設され、暫定税率は三十四年前の第二次石油ショックへの対応として導入され、そのまま既得権化しています。自民、公明の政府には、この硬直した構造を変えるつもりは全くありません。原油高に苦しむ国民の皆さんの声は、自公政権には届かないのであります。

 民主党は、道路特定財源を現地の地方のニーズに合わせて社会保障や教育などにも使えるように一般財源化をして、期限を迎えた暫定税率は廃止します。民主党は、この国会を生活第一・ガソリン国会と位置づけています。

 今国会において政府は、道路特定財源の暫定税率維持を初め、国民生活を無視した旧態依然たる法案を幾つも用意しています。

 しかし、政府・与党がそのような筋悪法案の成立を期せば、再議決という緊急事態、異常事態を想定した制度に訴えるしかないという事態は、何を意味するんでしょうか。今日の自公政府に政権を担当する能力がないということのあかしではありませんか。

 2009.12.3⇒【鳩山ぶら下がり】環境税導入「国民が認めれば…」(3日夕) (3/7ページ) - MSN産経ニュース

 「私が申し上げたのは、暫定税率の議論は前から行っていて、暫定税率は廃止すると民主党は選挙でもうたってきた。したがって、暫定税率を廃止して同じ額を平行移動して、環境目的だから許してくれみたいな議論をしても、一方で、本来ならばしなきゃならない増税の議論を行わないで国民の皆さんに認めてくださいと言っても、それは許されない話でしょうということを申し上げています。そのことを、昨日も講演でも申し上げましたし、藤井大臣がたにも申し上げています」

 「すなわち、約束した暫定税率はまずは廃止をするということを行わなきゃいけない。時間的にズレるかズレないか。それは増税の議論をしっかりと国民の皆さんに行って、『分かったよ』。国民の皆さんが認めていただければ、あるいは、われわれの結論を出すことができれば、それはそれでいいと思います」

 「しかし、それをやっぱり、きちんとした議論を行わないで、そのままずらすような、『平行移動して許してください。財源が足りないからしょうがありません』みたいな議論は、やはり、国民の皆さんには認められないだろう。そう申し上げているんです」

 「したがって、やはり新しい税を議論するわけですから、政府税調で行っていただいているわけですから、あまり中に入るつもりはありません。結果として増税になったり、何も変わらなかったりと言うような話は、私はなかなか国民の皆さんが納得されないんじゃないかと思っています」

 −−藤井財相にはガソリン税を下げるように話したのか

 「これは同じ額、平行移動するような話は無理でしょうということを申し上げました」

脈絡のない大転換

 ⇒ 2009.12.21⇒【鳩山ぶら下がり】(1)暫定税率維持「率直にお詫びしたい」(21日夜) (1/3ページ) - MSN産経ニュース

 「今申し上げましたように、私も、国連、9月に参りましたけれども、この間もコペンハーゲン、行って参りました。この地球環境問題、25%削減を温暖化ガス(で)するという思いのもとで、いろいろと環境の問題を世界で考えていく中で、今ガソリンの価格などは割と低位で安定をしているという状況であります。このような中で、国民の皆さんの思いもだいぶ地球環境に対してやさしいお考えを持ってこられたということもあって、ライフスタイルの変化なども考えて、やはりこういう時期に暫定税率、確かに私ども、党としてはマニフェストでうたったことではありますけれども、そのマニフェストに沿えなかったということに関しては、率直におわびを申し上げなければならないと思いますけれども、現実問題を考えていく中で、まずは地球環境を守ろうではないかという、国民の皆さんのさまざまな意思も大事にさせていただいて、暫定税率を維持したいと決めたところであります」

メモリアル

 ⇒民主党:暫定税率廃止に向け「ガソリン値下げ隊」始動

 最後に川内「ガソリン値下げ隊」隊長の掛け声の下、暫定税率廃止でガソリン値下げに向けて「ガンバロー」三唱を行い、街宣を締めくくった。

 ⇒2009年7月30日 鳩山党首 マニフェスト実現できなかったら引退する

当然のことながら公約が実現できなかったときは、政治家としての責任を取ります。言うまでもありません。

 マニフェスト(工程表)⇒http://www.dpj.or.jp/special/manifesto2009/pdf/manifesto_2009.pdf

f:id:finalvent:20091222173010p:image

懺悔

 鳩山さん⇒FNNニュース: 鳩山首相、マニフェストの柱の大転換を陳謝 22日にも臨時閣議で税制改正大綱決定へ

3日、鳩山首相は「暫定税率を廃止して、また同じ額を平行移動して、『許してください』と、財源が足りないからしょうがありませんみたいな議論は、やはり国民の皆さんには認められないだろう」と述べ、あくまで暫定税率の廃止を目指していた。

鳩山首相は「マニフェストに沿えなかったということに関しては、率直におわびを申し上げなければならないと思いますけれども」と述べた。

 その他のみなさん⇒時事ドットコム:「現実的な選択」「申し訳ない」=閣僚から発言−暫定税率維持

 仙谷由人行政刷新担当相は「首相がリーダーシップを発揮して決断したことを多としたい」と支持する考えを表明。

 北沢俊美防衛相は「現実的な選択で、ぜひ国民に理解いただきたい」と述べた。

 社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は「やむを得ない。今の状況では妥当ではないか」との認識を示した。

 また、衆院選マニフェスト(政権公約)に反することに関しては、

 直人副総理兼国家戦略担当相、長妻昭厚生労働相が「約束を守れなかったことは大変申し訳ない」「国民の皆さま、期待をされていた方には申し訳ない」とそれぞれ陳謝。

 中井国家公安委員長「地方の圧倒的な支援があっただけに大変残念。苦渋の判断だろう」と指摘した。(2009/12/22-13:01)

今日の大手紙社説

 宇宙飛行士の話がちらほら。私はほとんど関心ない。社説に税制改正大綱の話はほとんどなし。まあ、今日なにか出るのだろうか。

 ⇒首相「マニフェストに沿えず、おわび」 暫定税率「仕組み廃止・水準維持」 : NIKKEI NET(日経ネット)

 鳩山由紀夫首相は21日夕、首相官邸で民主党の小沢一郎幹事長に税制改正の方針を伝え、了解を得た。民主党は衆院選マニフェスト政権公約)で暫定税率の廃止を盛り込んでいたが、小沢氏は暫定税率を維持して税収を確保すべきだと求めていた。首相は21日夜、首相官邸で記者団に「地球環境、景気の2つの問題を考え、仕組みそのものはいったん廃止するが、税率を維持することにした」と説明した。自動車重量税は国の取り分の半分(約1800億円)を削減する。税収の大幅な落ち込みに対応するため、公約を転換する形となったことは「マニフェストに沿えず、率直におわび申し上げなければならない」と述べた。

 日経社説がこの方向転換を好意的に受け止めていたし、実際あのおバカなマニフェスト実現の意味がわからないが、それにしても、この失策というかはもっときちんと批判されていいんじゃないかとは思う。それに結局小沢さんが決めたというあたりも。

日経春秋 春秋(12/22)

道端のたき火を見かけなくなって久しい。環境や健康への配慮から、東京都が原則禁止の条例をつくったのが10年前。人と物がひしめく都会で煙を上げれば、たしかに迷惑だろう。集めた落ち葉は、運び去るのがエチケットとなった。それでもどこかから木が焦げる香りが漂うと、懐かしい冬の記憶がよみがえる。

 ⇒黒色炭素(Black Carbon:ブラックカーボン)の地球温暖化効果: 極東ブログ

日経社説 所得制限なき手当は危うい : NIKKEI NET(日経ネット)

 そもそも、これだけの大きな制度を始めるには財源の裏付けをともなう制度設計が不可欠だ。にもかかわらず、政権が発足してからの3カ月の間、政府は基本的な考え方を明確にしてこなかった。予算案の決定間際になって所得制限をしないと決めたのはあまりにも場当たり的だ。

 現実問題として所得の捕捉はできないのでやるならそうするしかないけど、たぶん、増税とバーターでたいした意味はなくなると思う。

 一方、揮発油税の暫定税率について首相は、仕組みはいったん廃止するが税率は維持すると表明し、民主党の重点要望に沿った判断をした。国と地方自治体を合わせて計2兆5000億円の減収を避けるのは、税収の著しい不振を考えると妥当な決定といえるだろう。

 これはマニフェストが完全に空文化した好例。

日経社説 派遣労働者の保護に逆行する法改正だ:NIKKEI NET(日経ネット)

 派遣を原則禁止にする一方で、派遣で働いていた人が職を失わずにすむ手立てを原案が示していない点は大きな問題だ。

 現在、人材派遣会社と契約を結んでいる一般事務などの人たちがすぐに失職する混乱を防ぐため、登録型と製造派遣の禁止については猶予期間を設け、改正法案の公布日から3年以内の施行とすることにした。

 しかし、この経過措置の間に景気が回復している保証はなく、派遣契約を終了した人たちがすぐに次の職を見つけられるとは限らない。

 まあ、民主党のこの手の政策はどうしようもない。結果を見るまで懲りないだろうし。

 ちなみに今年は昨年の看板換えの越冬闘争を例年に戻している⇒(東京)山谷・越冬闘争 - 旗旗

読売社説 日本年金機構 看板の掛け替えだけでは困る : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 これは麻生政権踏襲でそれほどどうという話でもない。

 民主党は政権公約マニフェスト)で、年金制度の抜本改革とともに税金と保険料の徴収を一体で行う「歳入庁」を設立する、としている。ただし、年金機構には将来の歳入庁をにらんだ部署や仕組みは織り込まれていない。

 肝心の年金改革の議論が一向に始まらないからだ。

 たぶん、なんにも進展しないと思う。

朝日社説 100日迎える鳩山政権―いら立ちと変革の期待と : asahi.com(朝日新聞社)

 気にかかるのは、来年の参院選勝利に向けた小沢幹事長の強い姿勢である。自民党を解体にまで追い込もうとしているかのような執念すら感じる。

 政党が選挙に勝とうとするのは当然だ。まして民主党は参院で単独過半数を持たない。しかし、有権者が望むのは、民主党が永久与党になることでも、新たな一党優位体制が築かれることでもあるまい。

 自民党の解体から新しい政界再編があってもよいと思う。今の自民党は、国粋的な人々と小さな政府派が混在していてわかりづらい。他方、民主党内にも小さな政府派がいるはず。

晴れ

 寒気は少し弱まりそう。昨日は、シュトレンを買い直した。ちょっと値段がはっても本格的に作ったものは違うなと思う。夢はアメリカ東部の海岸街で医者で以前の沖縄出身の看護婦さんに出合うというものの。その後、ビーチに出かけたところ、医師たちも休憩していた。

2009-12-21

今日の大手紙社説

 個々にはわからないではないのだけど、どれもよくわからない感じがした。

 率直にいうと民主党の迷走が批判対象となるほどの意味を構成していないカオス状態なんで、批判も空しくなってなっているように思う。まあ、これが国民の望んだものだということなんだからしかたないんじゃないかな。

日経社説 民主党の高速道の要望は矛盾だらけだ : NIKKEI NET(日経ネット)

 高速道路は現在、高速各社が採算を見込めると判断した区間を、国がそれ以外を整備している。料金収入と国の財政支援を合わせてすべての道路をつくるなら、民営化前の旧道路公団時代に逆戻りしかねない。

 これでは、通行料を無料にし、必要な道路は税金でつくるという同党の公約と明らかに矛盾する。無料化に向けた実験をする一方で、割引制度を見直して整備費に回すという点も、よく理解できない。

3番目に、地方自らが高速道を建設できるように政府に支援策の検討を求めている。道州制になれば別だろうが、現在の自治体に財政的な余力はないだろう。国がそのために手厚い支援をするなら、今の仕組みのままで国がつくればいい。

 一般道は自治体に権限と財源を移すべきだが、高速道建設に公費を投入するのは国の役割だろう。整備による受益が複数県に及ぶからだ。

 メモ。

毎日社説 社説:視点 北朝鮮デノミ 体制矛盾の深刻さ示す=論説委員・中島哲夫 - 毎日jp(毎日新聞)

こうした抵抗を示しつつ市場で大金を稼いだのは低い階層の人々のようだ。この「危険な市場勢力」を弱体化させ、経済と住民への統制を強めるのが不意打ちデノミの主目的だろう。同じ金持ちでも金正日(キムジョンイル)総書記の独裁体制を支える特権階層は外貨で蓄財していると見られ、デノミ被害は事実上あるまい。

 意外とドル体制なんじゃないかな。

晴れ

 師ならずして師走の感。というか年末かの感じ。

2009-12-20

今日の大手紙社説

 COP15失敗の話が話題、なんだが、鳩山政権の手前、失敗という文脈は少なく、いろいろなお話が展開している。まあ、この手の話は難しいですよね。

 昨晩見たざっくりとした報道の質は、大手紙とNHKでは、産経日経・NHK>毎日>読売>朝日という感じだった。ただし、これは鳩山政権への迎合のバイアスもあるのかもしれない。報道というのは大変な仕事だね。

 結局、COP15は当初の予想どおりというか、最低ラインの予想通りだった。鳩山さんが、潘基文さんに単独で25%やってよというのを「だが断る」としたのはまあ、よかったかな。国内向けにはブーメラン四方八方に投げても庶民は政治に関心なしだけど、対外的にはそうはいかないし。

 それでもKYOTOの扱いをどうするかなど難しい問題。

 まあ、地球を守るためにみなさんがんばってくださいな。

日経社説 弱い約束を確かな排出削減合意に育てよ:NIKKEI NET(日経ネット)

 ああ、これは良社説。

 結局、新議定書はつくれず、拘束力のある合意もできなかった。今後の道のりがいかに険しいかが、改めて浮き彫りになった。ただ、コペンハーゲンで小さなヒナは生まれた。このヒナをこれから育て、世界規模での確実な低炭素化を導く足がかりにしなくてはならない。

 京都議定書の枠組みも残る。京都議定書とその後の新議定書を融合させるのか、2本立てになるのか、決着は来年の会議に持ち越された。新議定書の採択を目指して日米欧にさらに粘り強い交渉を求めたい。

 まあ、普通に考えると、コペンハーゲン合意なるものは成立しなかったので、京都議定書が残ったという理解でよさそう。そして、それは、けっこう日本には大変なこと。口先だけの鳩山政権でできるんだろうか。

産経社説 【主張】銀行資本規制 邦銀の体質改善の契機に - MSN産経ニュース

 日米欧などの金融監督当局で構成するバーゼル銀行監督委員会が国際的に活動する銀行を対象に自己資本規制を強化する新規制案を決めた。2012年末からの段階的導入をめざす。ただ、金融情勢が不安定なため、長期にわたる猶予期間の設定で大筋合意した。

 メモ。

産経社説 【主張】COP政治合意 温暖化の放置は不可解だ - MSN産経ニュース

 世界の閣僚と約100カ国の首脳がコペンハーゲンに集まった国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)は、迷走の末に全体会合で「コペンハーゲン合意」をまとめた。

 社説を見ると自社報道を読んでない感じ。

毎日社説 社説:国連気候変動会議 危うい「義務なき協定」 - 毎日jp(毎日新聞)

 しかし、産業革命が世界を大きく変革したように、低炭素革命はこれからの世界を飛躍的に変化させる潜在力をはらんでいる。世界が参加するポスト京都の枠組み作りに向けて、着実に前進することが何より大事だ。

 うーむ。KYOTOは生き残っていると思うのだが。

読売社説 COP15 懸案先送りで決裂を回避した : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 決裂を回避できたことが、国連気候変動枠組み条約の第15回締約国会議(COP15)が残した唯一の成果といえよう。

 COP15は主要国がまとめた政治合意文書である「コペンハーゲン合意」を承認した。

 執筆子わかってないかも。

 日本が不利な削減義務を負った京都議定書を教訓に、次期枠組みは、公平なものにしなくてはならない。米国などより大幅に厳しい「90年比25%減」を記載するのか。日本政府が難しい判断を迫られるのは、これからである。

 ここもちょっと変な感じだが。

朝日社説 COP15閉幕―来年決着へ再起動急げ : asahi.com(朝日新聞社)

 コペンハーゲンで開かれた国連の気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)は、決裂寸前の土壇場で主要国が何とか政治合意をまとめた。全締約国がこれに「留意」することで一致したが、温室効果ガスの排出削減をはじめ重大な懸案を来年に持ち越した。

 人のことは言えないが、変な表現。予定稿を「これで正確かな」といじった跡かもしれない。

 日本は20年までに排出量を25%削減するとの表明に加え、12年までに約150億ドルの途上国支援を打ち出し、世界から評価された。

 ただ、米軍基地問題でのきしみもあってのことか、COP15の場で日米首脳会談を開けなかった。日米で中国の説得にあたれなかったのは痛手だった。連携の組み直しが不可欠だ。

 そこも微妙かな。この問題でもそうだが、日米の蜜月関係は終わっているというか、日本は世界の問題に協調しない国になったので自然に蚊帳の外に置かれている。

 朝日社説だが、で、日本はどうする。KYOTOはどうなるという部分は書かれていない。わからないのかも。

晴れ

 早朝に目がさめて、しばし坐禅。昨晩しこんだ低温発酵のドゥーが膨れているので整形して、焼くことにする。というかその手間があいたので日記。昨晩のコペンハーゲン協定留意報道が今朝になったらいろいろ各社手直しをしていたので追記を入れた。ドゥーと同時に仕込んだチキンスープもいい感じ。塩を足しただけでグッド。チキンスープは市販品はどうしてあんなに味が違うのだろうか。液体の偉そうなストックも変な味。といううちにパンが焼き上がる。うまい。

2009-12-19

あー、「承認」というのは鳩山政権の立場でしかないんだが

 朝日は「承認」⇒asahi.com(朝日新聞社):COP15 政治合意文書を承認、削減義務づけ求めず - 国際

 国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)は19日午前(日本時間19日午後)、主要国を中心にまとめた政治合意文書「コペンハーゲン合意」を承認した。これにより、地球温暖化被害を受ける途上国の支援策が動き出すことになる。

 追記 朝日はその後変わった⇒asahi.com(朝日新聞社):COP15 合意文書を承認、採択見送り決裂回避 - 国際

国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)は19日、2013年以降の地球温暖化対策の国際枠組みの骨格を示した政治合意文書「コペンハーゲン合意」を採択できず、承認にとどめて閉幕した。焦点だった各国の温室効果ガス排出の削減義務づけは、来年末に向けて改めて合意をめざすことになった。

 読売も「承認」⇒COP15、「コペンハーゲン合意」を承認 : 環境 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)は、「コペンハーゲン合意」を承認した。

(2009年12月19日20時34分 読売新聞

 読売その後⇒COP15、「コペンハーゲン合意」を承認 : 環境 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)は19日午前、全体会合を開き、主要二十数か国の非公式首脳会合で決めた「コペンハーゲン合意」について、議長が「合意に留意する」と宣言、拍手で承認した。

 追記 読売もさらにその後変わった⇒COP15、「コペンハーゲン合意」を承認 : 環境 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)は19日午前、全体会合を開き、主要二十数か国の非公式首脳会合で決めた「コペンハーゲン合意」について、議長が「合意に留意する」と提案し、承認された。

 毎日は「弱い承認の形」⇒COP15:政治合意を承認…途上国に自主目標 - 毎日jp(毎日新聞)

国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)は19日、政治合意「コペンハーゲン協定」を承認した。協定は18日に日米中インド欧州諸国、ブラジルなどが提案、全体会合にはかられた。しかし、協議に参加できなかった途上国から「手続きが民主的でない」「温室効果ガス削減策が不十分」との不満が噴出し会議が紛糾。断続的な協議の末に、採択より拘束力の弱い承認の形をとった。

 追記 毎日もその後変わった⇒COP15:政治合意は「留意する」として承認…閉幕 - 毎日jp(毎日新聞)

コペンハーゲンで開かれた国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)は19日、京都議定書に定めのない13年以降の温暖化対策の国際的枠組みの構築を目指す政治合意「コペンハーゲン協定」に「留意する」との決定を下し承認、閉幕した。先進国の温室効果ガス削減目標や議事手続きに一部途上国が反発し、正式採択は見送られた。

 産経は合格⇒【COP15】コペンハーゲン協定「留意」の決議を採択 (1/2ページ) - MSN産経ニュース

2013年以降の地球温暖化対策の国際的な枠組み(ポスト京都議定書)を話し合う国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)は19日、日米や中国、インドなど主要26カ国がまとめた「コペンハーゲン協定」について「留意する」との決議を採択した。世界の長期的な温室効果ガスの削減数値目標を見送るなど拘束力の薄い内容にとどまったものの、途上国の反発は強く、全体会合での採択を断念した。

 日経は正確⇒政治合意に「留意」 COP15全体会合、正式採択は見送り:NIKKEI NET(日経ネット)

第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)は19日、2013年以降の国際的な地球温暖化対策(ポスト京都議定書)の方向性を示す「コペンハーゲン合意」をまとめた。先進国は20年までの温暖化ガス排出削減の中期目標を来年1月末までに約束し、新興・途上国も経済発展の段階に応じて削減計画を作成する。ただ一部の途上国の反対で正式採択を見送り、「合意に留意する」との文書を採択するにとどめた。

 NHKが一番正確⇒NHKニュース COP15 合意案留意を決定

温暖化対策の新たな枠組みを話し合う国連の会議、COP15は、およそ190の国と地域のすべてが参加する全体会合で、「コペンハーゲン合意」と題する合意案について「留意すること」を決定しました。これについて、日本政府筋は政治合意がなされたとしています。

 NYTは当然正確⇒U.N. Climate Talks ‘Take Note’ of Accord Backed by U.S. - NYTimes.com

With the swift bang of a gavel on Saturday morning, a prolonged fight between nations small and large over an international pact to limit climate risks that was forged the night before by the United States and four partners came to a somewhat murky end.

 

The chairman of the climate treaty talks declared that the parties would “take note” of the document, named the Copenhagen Accord, leaving open the question of whether this effort to curb greenhouse gases from the world’s major emitters would gain the full support of the 193 countries bound by the original, and largely failed, 1992 Framework Convention on Climate Change.

 つまり、'Take Note'ということ。これは通常合意を意味しない。

 また、the Copenhagen Accordは、「コペンハーゲン協定」くらい。

 WPも同じ⇒Delegates 'take note' of brokered agreement - washingtonpost.com

Negotiators here chose to "take note" of a U.S.-brokered agreement on climate change Saturday morning, after being unable to get a consensus on formally adopting the accord as an official decision of the U.N. Framework Convention on Climate Change.

 VOAは明確⇒Climate Change Agreement 'Noted,' Not Yet Adopted | Europe | English(気候変動協定は留意となり、未だ採択されない)

The nearly 200 countries attending the Copenhagen conference agreed only to 'take note' of the non-binding accord negotiated by U.S. President Barack Obama, falling short of a full endorsement.

 

追記 AFP(非常にわかりやすい)⇒COP15、「コペンハーゲン協定」を承認 「留意する」との表現で 写真7枚 国際ニュース : AFPBB News

デンマークのコペンハーゲン(Copenhagen)で開催されている国連気候変動枠組み条約(UN Framework Convention on Climate Change、UNFCCC)第15回締約国会議(COP15)は19日、各国首脳らが前日にまとめた「コペンハーゲン協定(Copenhagen Accord)」の採択を断念し、「留意する」との表現で承認した。全体会合の議長が宣言した。

 

「コペンハーゲン協定」の承認という形式について、米NGO憂慮する科学者同盟(Union of Concerned Scientists)」のアルデン・メイヤー(Alden Meyer)氏は「それなりの法的拘束力はあるが、全参加国に賛同を強いるものではないと理解している」と説明した。

 

一方、米自然資源防衛委員会(US Natural Resources Defense Council)のデービッド・ドニガー(David Doniger)気候変動対策部長は「合意に反対している国々が異議を唱えない政治合意として、このような形式を採択したのだろう」と、AFP記者に語った。

 「コペンハーゲン協定」に「留意する」との表現が「承認」されたということであって、「コペンハーゲン合意」が承認されたという話ではない。

うーむ

 ⇒ 原油高と同じくらい深刻な「ホワイトカラーの仕事破壊」 - アンカテ

 ぶくまも多し⇒はてなブックマーク - 原油高と同じくらい深刻な「ホワイトカラーの仕事破壊」 - アンカテ

ネットブックを見て考えるべきことは、「世界中でこれで初めてパソコンに手が届く人がどれくらいいるのだろう」ということだ。5万円のネットブックが4万5千円になった時、インド中国などのBRICs諸国では、その5千円の違いでやっとギリギリこれに手が出るようになる人が数億人はいると思う。そういう人はみんなホワイトカラーの予備軍だ。そういう人の中で、勤勉で頭が良い人は凄いスピードでネットや経済やITについて学び、立派なホワイトカラーになる。

数億人単位のホワイトカラーの供給増加=労働の単価の低下=相対的な資源価格の高騰だ。これがこれから加速度的に進んでいくことは間違いない。

 というか、それよりも最近梅田望夫さんが縷説されているように、そうした安価な情報機器の上でGoogleが開いた地平で、英語によって、最高の知が到達されちゃうというほうがさらなる脅威だと思うのだけど、でも、そういう話は、ネットではウケないし、なんつうか、ネガコメいただいたりしちゃうんですよね。

「君主の統治について―謹んでキプロス王に捧げる(岩波文庫)」(トマス・アクィナス)、読んだよ。

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君主の統治について―謹んでキプロス王に捧げる (岩波文庫): トマス アクィナス, Thomae Aquinatis, 柴田 平三郎

 2009/9/16出版で、元は2005年慶大出版のもの。廉価だし、気になるのでこれも読んでみた。まあ、読んでおくべき古典というのはたしかだし、アリストテレス哲学がこのように消化されたのかみたいな部分ではテクニカルな面白さもあるのだろうけど、現代的な意義はほぼないというか、聖書の引用が多く、聖書批判学以前なのでやはりべたに中世的なコンテキストなので、読んでいてつらい。逆にプラトンとかだとそういう部分がないだけわかりやすい。

「鳩山由紀夫の政治を科学する (帰ってきたバカヤロー経済学)」(高橋洋一, 竹内薫)、読んだよ

 予約して、期待してたんですが、まあ、微妙な内容でした。民主党政権が牛の涎みたいに続くのならリファ本の価値があるかも。

 私としては期待していた経済学的な話はほとんどなしなので、がっかり。

 理系がどうたらというのは仕掛けとしてはアリだし、書いてもあるけど、ちょっと現実の応用というよりは、いかにもな付け足し感で、それほどたいしたことはなし。

 基本的に鳩山内閣人事とマニフェストの段階での対談だから、その後のgdgdはそれほど反映されておらず。

 これはしかたないのかもしれないのだけど、国際関係の議論は単純な外交ということになっていて防衛とかの議論はなし。薄過ぎ。農政の問題も大きいはずなんだけどすこんと抜けている感じ。まあ、それを言うなら医療問題も薄め。濃淡はあり。

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鳩山由紀夫の政治を科学する (帰ってきたバカヤロー経済学): 高橋 洋一, 竹内 薫

 へぇと思ったのは、高橋さんは一種の個人シンクタンクのようになるらしい。そして当面は民主党援助のような形なるらしい。そのあたりは、れいの埋蔵金掘り出しの参謀のようなものになるかもしれないとも思うけど、まあ、ごちんと財務省にぶつかるような理想を説いても安倍内閣時代の失敗の繰り返しにならんかなと心配。でも、そのあたりは民主党側で調整するでしょう。

 あと、そうだなぁ、竹内さん、1960年生まれで、私とは3つしか違わないのだけど、世代差を感じました。

 まあ、みなさんがんばってください。

そうじゃないかと疑っていたが、人工甘味料

 ⇒Ingestion of Diet Soda Before a Glucose Load Augments Glucagon-Like Peptide-1 Secretion ― Diabetes Care

CONCLUSIONS Artificial sweeteners synergize with glucose to enhance GLP-1 release in humans. This increase in GLP-1 secretion may be mediated via stimulation of sweet-taste receptors on L-cells by artificial sweetener.

今日の大手紙社説

 小沢氏秘書初公判と民主党の児童手当の迷走。前者は、昨日のNHKニュースよりどの社説も今一つ及び腰の印象を受けた。小沢さんが怖いということなんだろうか。検察のしくじりに振り回された反省なんだろうか。むしろ、これでどう検察が絵を描くかが面白いところではあるのに。

 児童手当迷走は、まあ、どうでもいいやという感じ。私としてはこの政権のやることはだいたい見切った感があり、政権内のgdgdはあまり関心が向かない。むしろこれから大衆ヒステリーが始まりそうで、やばいなと思う。普通に考えるなら、受け皿のない現状、なんとか民主党を普通の政権にするしかないのだけど、私はネオ大蔵省独裁ぐらいしか思いつかない。

毎日社説 社説:子ども手当 所得制限は愚策だ - 毎日jp(毎日新聞)

 現行の児童手当と同じ年収800万円台・課税所得600万円台で線引きする案もある。10%が対象からはずれるため、予算も相当額が圧縮できる。児童手当と同じなので、市町村の事務作業もやりやすい。

 だが、新たな問題が起きる。線引きラインをはさんで、家計収入の逆転が生じるのだ。

 支給対象の子が2人いる場合、所得の上限を1万円でも下回れば年間約62万円(初年度は約31万円)が入り、1万円でも超えればゼロになる。大手企業の従業員への今冬のボーナス平均額は約70万円だった。その手取りに相当する額が、あるか、ないかの差は非常に大きい。さらに扶養控除が予定通りに11年度から廃止されれば、ギリギリで対象からはずれた世帯には年10万円以上の負担増だけがのしかかる。

 児童手当にも同じ問題はあった。しかし、対象が小学生以下から中学生以下に広がり、5000円か1万円だった月々の支給額も初年度1万3000円、次年度以降2万6000円に増え、問題の大きさは比較にならない。落差をならすために段階的な支給額にするのは、制度を複雑にし事務作業を煩雑にするだけだ。

 これ所得制限でやると結局自民党時代の控除政策や児童手当と大して変わらないことになると思う。

 まあ、できるかどうかお手並み拝見というところ。いずれにせよ、マニフェストはもうgdgd。すでに「子ども手当」じゃなくなっているし(子供を家庭の貧富で差別)。

 600万円の線引きをすると実は、民間比で公務員優遇の是正になって悪い政策ではない。

 ちょっと古いが⇒公務員の給料&年収トップ-年収ラボ

 でもこんな話をすると公務員のかたからネガコメくらっちゃいますよね。

毎日社説 社説:小沢氏秘書初公判 「天の声」の徹底解明を - 毎日jp(毎日新聞)

 朝日社説よりはよいけど、やはり踏み込めない感じか。むずかしいな。

読売社説 イラン核増設 なぜ国際的な孤立を選ぶのか : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 イラン核について触れたのはよいのだけど、論が粗すぎる。私のほうでブログにエントリを書くかな。

読売社説 公設秘書初公判 小沢氏は検察の指摘に答えよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 岩手県が発注予定のダム工事では、西松建設から陳情を受けた際に、工事名をメモしながら、「よしわかった、西松にしてやる」と了解を与えていた。

 また、西松建設が選挙への協力を渋った際には、同社が受注した別のダム名を挙げ、「小沢ダムだということを忘れるな」と脅しまがいの言葉を口にしたという。

 冒頭陳述では、西松建設側から小沢氏側への献金は、虚偽記入分も含めて10年間で1億3800万円に上り、下請け企業からの献金も年間1000万円程度あった、とされている。

 このほか、小沢氏の資金管理団体には、不動産購入に絡む別の疑惑も浮上している。

 自供を強制的なものとしてすべてを覆すかだが、たぶん無理だろう。問題は、この了解の法的な解釈なんだろう。建設側としては大きな絵を描いてそこから補うということをするかもしれない。意外と既存の判例とは違う法理になるかもしれない。

朝日社説 核ゼロへの道―一歩ずつ確実に進めよう : asahi.com(朝日新聞社)

 社説子かなりのお年かな。あるいは単に不勉強か。この問題は米国の核代替戦略がキーなのと、インドの問題なのだがその言及がない。

朝日社説 小沢氏秘書公判―公共工事の裏側に何 : asahi.com(朝日新聞社)

 経緯をさらっとまとめていて悪い社説ではないのだけど論点を逃げたかな。全面対決というけど、大久保被告の自供が公開され、それについての言及がなにも書かれていない。

ログイン・快晴

 快晴。早めに起きた。富士山朝焼けできれいに見える。昨晩仕込んで置いたスープの味を調え、なんとなくそのまま朝食。夢は覚えていない。

2009-12-18

今日の大手紙社説

 民主党予算要望というか小沢国家首席が話題。庶民には関係ないことかな。

産経社説 【主張】常駐なき安保 国を守る意識が問われる - MSN産経ニュース

鳩山由紀夫首相がかつて提唱した「常時駐留なき安保」論について「首相という立場では封印しなければならない」との考えを表明した。

 常駐なき安保論は平時の米軍駐留を認めず、有事に限って来援を求める構想だ。日本の安全保障環境や同盟の義務を無視した非現実的な考えであり、米国に到底支持されまい

 この話、意外と右派左派それほど問題視してなさげ。

毎日社説 社説:民主党予算要望 公約を「密室」で破るのか - 毎日jp(毎日新聞)

政権の信頼に直結する問題である。民主党は来年度予算編成に向けた要望でガソリン税などの暫定税率の維持と「子ども手当」支給への所得制限の導入を求め、マニフェスト根幹部分の事実上の転換を要請した。

 さきの衆院選で民主党が国民に示したマニフェストの実現については、私たちも優先順位をつける必要を認め、各種の世論調査でも完全実施にこだわるべきでない、との意見が強い。だからといって、十分な議論と国民への説明もなく党の要請で唐突に変更するのでは、国民との約束は何だったのかということになる。

 何だったのか? あはは。

読売社説 習近平氏来日 日中外交の難しさ浮き彫りに : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 中国側も天皇陛下との会見実現を強く求めた。胡錦濤国家主席が副主席だった98年に来日した際に、天皇陛下と会見していたこともあり、習氏に同等の待遇を求めたものと見られる。

 中国側は、天皇と会見することが、指導者としての権威付けになると考えたのだろう。

 ただ、中国では、引退後も影響力のある江沢民前国家主席を後ろ盾とする習氏と、胡主席が支持する李克強副首相との後継争いはまだ決着していない。

 習氏に代表される勢力と、李氏を推す勢力の綱引きが、当面続くと見られている。

 もう少し早めにこの社説書けばよかったのに。

 ⇒習近平副主席訪日の天皇特例会見のこと: 極東ブログ

朝日社説 来年度予算 バラマキ公約の是正は当然だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 公約の修正・撤回は、小沢幹事長ら党側が“指示”する形になった。「政策決定は政府に一元化する」という当初の政府・与党の合意から見ると、疑問が残る。

 政策の現実化は評価するが、マニフェストを変更するのなら、首相はその理由を国民にしっかり説明しなくてはならない。

 鳩山さんがですか?

朝日社説 民主予算要望―権力はどこにあるのか : asahi.com(朝日新聞社)

 民主党は、予算編成などで与党が強力な発言力をもった自民党政権時代の二元的な仕組みを改め、内閣に一元化すると言ってきた。責任の所在を明確にし、意思決定の過程を透明にしようという狙いである。

 ところが、今回のやり方では、だれがどのような基準で項目を選び、なぜそういう結論に至ったのか皆目わからない。著しく透明性に欠ける手法だ。

 政府が要望をそのまま受け入れれば、有権者の目には、小沢氏が政策を最終的に決める権力を握っていると映ってしまうだろう。

 ただ、政策決定に党がかかわる背景には、閣僚ら政務三役がそれぞれの省の立場を主張するばかりで、なかなか結論を出せない政府の迷走もあろう。官僚による調整をやめたのはいいが、首相や国家戦略相、官房長官が調整できず、小沢氏が助け舟を出して方向付けをした。そんなふうにさえ見える。

 そういうこと。行政府の不在。

晴れ

 見上げるような冬空。夢に、高校の同級生のOさんが出て来た。電話があって、近所にいるから会えないかしらという。何年ぶりだろう。彼女は私と同じで30過ぎまで結婚してなかった残り組だったかなと思う。その後はどうしていたのだろう。出迎えに道で待っていると、彼女は私の妻に気がつき、あら結婚したのという顔をする。私はそこで妻がいることに気がつくが、妻なる人は、私買い物に行ってくるからと後ろ姿を見せる。Oさんは老けていてさすがに昔とは変わり、同じ人には見えない。それを言うなら私もそうだろうか。おじゃまだったかしらと彼女は言う。いいえと答え、彼女と学園祭の劇で結婚式をやったことを思い出す。彼女は、私変わったでしょという。たしかに変わったが、そうでもないよと、横顔を見ると高校生のそれに戻っていて、驚いた。

2009-12-17

今日の大手紙社説

 天皇会見問題をまだぐだぐだやっている。布川事件も話題だが、特に言及することもない。

日経社説 小沢「陳情仕分け」に漂う不安 : NIKKEI NET(日経ネット)

小沢氏は中国韓国訪問で、政府を代表するような発言も目立った。海外と与党のパイプは重要だが、「二元外交」の批判を招くことがないよう言動は慎重であるべきだ。

 すでに鳩山首相はレームダック

読売社説 租特見直し 景気に配慮し拙速を避けよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 当初の査定では、従来の措置を延長したり、新設、拡充を認めたりしたのは計13件だけで、60件は「認めない」方針だった。

 だが、産業界の強い反対で、石油化学製品の原料となるナフサに対する免税措置や、企業の研究開発費に対する法人税の軽減措置などが、次々に「復活」した。

 見直しで確保できる財源は目標の1割にも満たなくなった。しかし、これらの租特を打ち切れば、中間財の値上げや企業の国際競争力の低下が進み、経済全体への悪影響は必至だった。政府税調の方針転換は当然の帰結といえる。

 一連の租特見直しでは、行政刷新会議の事業仕分けと同様、短期間に存廃を決めようとした手法に無理があったのではないか。「政治主導」を意識しすぎ、産業界の声に十分耳を貸さなかったことが反省点だろう。

 反省するのかな。

 財政事情が厳しいのに、こうした政策の実施を急ぐこと自体に問題がある。民主党は16日、ガソリン暫定税率の存続などを求める要望を提出した。政府はそうした方向で見直しを進めるべきだ

 政権交代やっても財政的にできないのだから、イデオロギーとかで空回りでするだけなのはわかりきったこと。花より団子。

朝日社説 天皇会見問題―政治主導をはき違えるな

 話としてはどうということではないけど、朝日新聞がこの問題に固執しているのはなぜなんだろかとは思った。

晴れ

 ちょっと生活習慣が変わりつつあり、朝の日記ではなくなるかも。なにげにCDやDVDの整理や再生環境を変更する。音楽はすっかりiPodになってしまった。エンコードは最高にしているので、機器側の再生機能が問われてしまう。DVDも昔のオペラとか見ると画像が汚くて唖然としてしまう。なんだか不思議な時代になったなと思う。知人の内に、アナログテレビがあると、ええっとか驚くが、なんと言っていいのかよくわからん。

 カラスMaria Callas "Signore ascolta" Turandot 1954

 ⇒Signore,ascolta!……お聞きください、ご主人様

2009-12-16

今日の大手紙社説

 普天間飛行場移設を巡る鳩山首相の迷走から日米同盟の亀裂懸念に各紙いっせいに泡を吹くの図。

 私は別段、驚きもない。7月にこの光景は見えていた。

 2009.07.29⇒民主党の沖縄問題の取り組みは自民党同様の失敗に終わるだろう: 極東ブログ

 北朝鮮米国政府が「お前がバカだお前こそバカだ」と言い合うような芳しさがあるが、穏当に見ても、マニフェストの曖昧さや改変の経緯からして、民主党の普天間飛行場移設問題の見通しはなく、よって自民党同様の失敗に終わるだろうと予想される。

 公平を期せば、まだ終わったわけでもないので、私は鳩山政権に期待を持っている。普天間飛行場を早く沖縄県外に移設していただきたい。

日経春秋 春秋(12/16) : NIKKEI NET(日経ネット)

小沢さんは「日本国憲法の精神」を訴えながら、「陛下に聞いてみたら、必ず『会いましょう』とおっしゃると思う」と言ったそうだ。政治家がコトを運ぶのに天皇の意思を持ち出すのは、歴史が教える禁じ手ではなかったか。

 昭和史の悲劇ですよ。

日経社説 普天間先送りが深める日米同盟の危機 : NIKKEI NET(日経ネット)

 小沢一郎民主党幹事長が影響力を持つ鳩山政権外交路線は、対外的には離米、対中傾斜と映る。それは成長する中国に複雑な感情を持つ東南アジア諸国にも不安を広げる。

 まあ、そう。

読売社説 小沢氏記者会見 不穏当きわまる辞表提出発言 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 小沢氏は「天皇陛下国事行為は内閣の助言と承認で行われる」と憲法を持ち出し、天皇の政治利用にはあたらないと反論した。

 外国要人との会見は、国会の召集など憲法に定められた国事行為そのものではなく、これに準じた「公的行為」とされる。

 無論、公的行為も内閣が責任を負うわけだが、問題の本質は、国民統合の象徴である天皇の行為に政治的中立を疑わせることがあってはならないということだ。

 小沢氏は、「天皇陛下ご自身に聞いてみたら『会いましょう』と必ずおっしゃると思う」とも語った。天皇の判断に言及することも不見識と言わざるを得ない。

 小沢氏は、政府に会見の実現を求めた事実はないと否定したが、崔天凱・駐日中国大使から要請を受けながら、全く働きかけをしなかったのだろうか。

 小沢さんを出しちゃったのがまずかったですね。ただ、この出方は先日のカトリック放言と同じなんで、民主党ゆるみっぱなし。

朝日社説 普天間先送り―鳩山外交に募る不安 : asahi.com(朝日新聞社)

 鳩山さんの、「私が最終的に決めます。先送りに決めましたキリ」ってやつですよね。

 沖縄の基地負担、日米合意の重さ、連立への配慮。どれにも応えたいという鳩山由紀夫首相の姿勢の繰り返しにすぎない。ただ結論を先延ばしするだけである。

 危険な普天間飛行場の現実を早期に変えようとすれば、選択肢は限られている。日米合意を基本に辺野古へ移設するか、本気で沖縄県外の移設地を探るかだ。加えてこの間、傷ついた日米当局間の信頼をどう回復するつもりなのか。政権の意思も方向性も見えないままである。

 政権発足から3カ月。これまでの無策と混迷がさらに続くのだろうか。

 続くと思いますよ。ナイチャーはこの問題の本質わかってないから、参院選には影響ないだろうし。

 ⇒時事ドットコム:「普天間」見直しに強く反発=負担軽減撤回で圧力も−米

 在日米軍再編を一つのパッケージとし「一ついじれば全体が崩れる」(元米高官)と考えるオバマ政権は、一貫して現行案堅持の姿勢を崩していない。先月の首脳会談で鳩山由紀夫首相が「トラスト・ミー(私を信じて)」と発言したこともあり、日本側の「軟着陸」に期待を寄せてきた。

 それだけに、今回の方針は大きな失望だ。鳩山政権発足から3カ月近く迷走を見せられた末、これを聞いた国務省高官は同日、皮肉たっぷりに「決定しないという決定をしたのか」と一笑した

曇り

 憂鬱な空。鬱ではないが物思いに沈む。

 曲は昨日の続き。オリジナルもよいのだが、歌としてはSarah Brightmanがきれい。ただし、このヨウツベエンコーディングはよくないが。いろんな人が歌っているけど、なかなか、これはと思う歌はない。女がどのように男を見るかということがもろに出てしまう不思議な歌。イエス・キリストというより、ダメ男への愛の歌として歌うほうがよいと思う。

 ⇒I Dont Know How To Love Him (Jesucristo Superstar)- Sarah Brightman

2009-12-15

今日の大手紙社説

 オープンスカイ協定の話題もあるがよくわからない。共通的な話題はなさそう。普天間問題も政府の迷走にマスコミの迷走が加算されて意味不明な状況になっているだけにしか見えない。

毎日社説 社説:習副主席来日 次世代にらむ関係築け - 毎日jp(毎日新聞)

 朱鎔基ほどの玉ではなさそう。温家宝のように皇居ジョギングなど大衆パフォーマンスをやってのけ日本民衆の心を掴むような芸当ができるのかヲチ

 胡錦濤などなしかしそうした芸のできる人ではなかったがいかなる逆境でも対応は概ね的確。

 中国政治家のスケールは日本とはまるで違う。

朝日社説 法制局答弁―法で禁じるべきことか : asahi.com(朝日新聞社)

 もともと、政府の憲法解釈は内閣が決める。それでも歴代内閣が法制局を尊重してきたのは、憲法解釈が時々の政権の判断でくるくると変わるのは好ましくないと考えたからだろう。

 政権の意向に沿って解釈を変えたり、広げたりしてきたことがないわけではない。1950年代には自衛隊の保有を合憲とした。イラクへの自衛隊派遣では「非戦闘地域なら合憲」という理屈をあみだした。

 だが同時に、積み上げてきた解釈の延長上で、矛盾しないぎりぎりの線にとどめるという自制も利かせてきた。

 あれはひどかったな。

 国会で答弁させたくなければ、与党の判断でそうすればいい。なぜ、法律で禁止しなければいけないのか、その意図は何か、どうにも腑(ふ)に落ちない。

 国会改革ではもっと優先すべき課題がある。たとえば、会期を事実上廃止して国会を通年化し、不毛な「日程闘争」を封じることだ。どうすれば真の論争の場にすることができるか、そこから改革の順番を考えるべきだ。

 テクニカルな問題はあるだろうけど、それは賛成。

朝日社説 企業年金―減額のルールを考える : asahi.com(朝日新聞社)

 こうした現状を克服していくために、より客観的で具体的な基準を設けられないだろうか。企業の損益や、公的支援の必要度、株主や債権者の負担状況などだ。

 経済環境は激変した。減額の理由が客観的な基準に照らして合理的であり、当事者の合意が成り立っているなら減額を認める、といったルールを決めるべき時代ではあるまいか。

 問題を論じたい気持ちはわかるけど、それこそ政治家の自覚と専門家の討議が必要になる。でも、後期高齢者医療制度のgdgdを見ると無理だと思う。

曇り

 昨日はいつもは寄らないデパートを見て回る。クリスマスソングが騒がしかった。記憶に残る光景と記憶とは違う光景のなかをいつものように困惑してさまよう。昨晩は考え事に没頭し、寝付かれず。まあ、自分の愚かさを思う。夢も覚えていない。

 ⇒King Herods Song

Jesus, you just won't believe the hit you've made around here.

You are all we talk about, the wonder of the year.

Oh what a pity if it's all a lie.

Still, I'm sure that you can rock the cynics if you tried.

So, you are the Christ, you're the great Jesus Christ.

Prove to me that you're no fool; walk across my swimming pool.

If you do that for me, then I'll let you go free.

Come on, King of the Jews

2009-12-14

「寺島−須川ライン」

 ⇒東奔政走:鳩山政権は緩やかな崩落過程に 統治能力が疑われる普天間問題 - 毎日jp(毎日新聞)

 首相の執務室には、毎日のように寺島実郎日本総合研究所会長からファクスが届くそうだ。首相官邸では「寺島メモ」と呼ばれている。寺島氏は、首相と同じ1947年生まれで、かつ首相の選挙区のある北海道出身リベラルの立場から「対等な日米同盟」を唱えてきた。このメモを仲介しているのは寺島氏の紹介で住友銀行(現三井住友銀行)のシカゴ支店長代理から民主党職員に転身した須川清司氏。外交が専門の須川氏は現在、内閣官房専門調査員として官邸で勤務している。

 外務省や防衛省は「寺島−須川ライン」が首相の外交判断に大きな影響を及ぼしていると見ている。官僚機構が「日米関係が危ない」とどんなにアラームを発しても、聞く耳を持とうとせず、懸案を先送りするのが「政治主導」の実態である。

 メモ。

サミュエルソン氏、死去

 ドラッカーも、カルブレイスも、みなさんご長寿でした。平均寿命とは別に100歳以上で日常生活をこなす人の比率は米人が高い。

 ⇒経済学 サミュエルソン氏死去 : NHKニュース

経済学の分野に数式を用いて綿密に分析する手法を持ち込んだことで知られ、「持続的な成長のためには、政府が財政政策を実施して雇用を安定させ、そのうえで、民間の自由な経済活動に任せるべきだ」とする「新古典派総合」を提唱し、近代経済学の父とも呼ばれました。また、学生の教科書とするために1948年に出版した著書「経済学」は、日本語を含む40の言語に翻訳されるベストセラーとなりました。

 今思うと、私の世代のケインズってようするにサミュエルソンなわけで、それは違ったんじゃないか感はあり。

新聞休刊日

 まあ、そう。

曇り

 一段と冷える。昨晩仕込んだチキンスープがいい味でなんか緊張が抜ける感。そういえば昨晩Billy Joelの"And so it goes"の訳を考えているうちに歌えないものかと考えて訳を削っていって変なものができた。難しいもんですね。なんとなく洋物の歌詞というと安井かずみを思い出す。

 ⇒ロンリー・ストリート・キャフェ

2009-12-13

今日の大手紙社説

 民主党のごり押し天皇会見問題が話題。朝日さえ批判しているが、批判して当たり前だよなと思った。毎日が違法ではないがという擁護をしつつ異例の部分に言及していた。まあ、こういうごり押しをやっちゃいけない。

日経社説 銀行の自己資本不足に備えを急げ : NIKKEI NET(日経ネット)

 資本が増強できないと、自己資本比率の分母となる融資などのリスク資産を圧縮するほかない。メガ3行が増資なしで6%の「狭義の中核資本」を達成するには、40兆円近くの融資圧縮が必要との試算もある。

 重要な話題なのだが私には特にコメントはない。

毎日社説 社説:天皇の特例会見 誤解招かぬ慎重さを - 毎日jp(毎日新聞)

 天皇と外国要人の会見を設定するには1カ月以上前に内閣を通した申請が必要とされる。この「1カ月ルール」は1995年ごろから慣例化され、天皇が前立腺がんの手術を受けたあとから厳格に適用されてきたという。天皇の年齢や健康に配慮してのことだ。

 今回の場合、外務省を通じて最初の打診があったのは11月26日という。羽毛田長官によると、その際は「応じられない」と回答したが、その後も2度にわたって平野博文官房長官から要請があり最終的に了承した。要請の際、平野氏は「日中関係の重要性」を指摘し、最後には「鳩山由紀夫首相の指示」による要請であることを強調したという。

 天皇と外国要人の会見は憲法に規定された国事行為で、内閣の助言と承認に基づいて行われる。これに照らせば首相官邸の要請によって会見が設定されたこと自体は越権行為とは言えないだろう。

 会見設定の背景には、日中関係を改善・発展させたいという中国側の強い意向があるとみられる。それを受け、米国とともにアジアとの関係を重視する鳩山内閣が会見実現に動いた事情も理解できる。

 ただ、今回の対応で懸念されるのは、政府内で慣例となっている1カ月ルールを外しての会見設定が天皇の政治利用につながるのではないかとの印象を与えかねないことだ。

 1カ月ルールが政府内の事務的な取り決めであるのは確かだ。鳩山首相は「諸外国と日本との関係を好転させるためで、政治利用という言葉は当たらない」と語っている。内閣が掲げる「政治主導」とは相いれないと考えているのかもしれない。

 しかし、「(会見設定は)国の大小や、政治的に重要かどうかなどにかかわりなくやってきた」(羽毛田長官)との指摘にも留意する必要がある。一度のルール逸脱が今後、時の政権によって恣意(しい)的に拡大される余地を残してはならない。天皇の特例会見は内外の誤解を招かぬよう慎重になされるべきである。

 メモ。

 ⇒1995年ごろ

読売社説 天皇特例会見 憂慮される安易な「政治利用」 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 天皇が時の政権に利用されたと疑念が持たれることは、厳に慎むべきなのだ。その基本を現政権はわかっていないのではないか。

 少なくとも民主党はそれをやるべきではなかったし、社民党はきちんと批判すべきだった。天皇を政治に近づけてはいけない。そのために手順というものがある。自民党がどうたらで弁解できることではない。

朝日社説 天皇会見問題―悪しき先例にするな

 おや、朝日新聞も非難しているのか。

 歴史的な政権交代があった。鳩山政権にも民主党にも不慣れはあろうが、天皇の権能についての憲法の規定を軽んじてはいけない。この大原則は、政治主導だからといって、安易に扱われるべきではない。今回の件を、悪(あ)しき先例にしてはいけない。

 そのとおりですよ。

曇り

 風が強くなりそう。昨晩はこの季節にしては温かいので夜景を見に行ったが人混みで辟易として結局退散した。土曜日の夜であったな。食事もままならぬ。コンビニで中華丼とハーゲンダッツを買って食う。ぼんやりと過ごす。意外に寝つかれない。無意識に相当なものが蓄積している感じはする。音楽も聴きたくない。それで少しは寝て、また早朝起きる。鬱の始まりか。朝は、昨晩仕込んだ白粥を食べる。And so it goes.

 ⇒Billy Joel - And so it goes, with lyrics

2009-12-12

今日の大手紙社説

 民主党のおかげでわけのわからん混乱が四方八方に広がっている。産みの苦しみってやつですかね、何を産むんでしょうか。

日経社説 健保組合は国の財布ではない:NIKKEI NET(日経ネット)

 国の予算案を編成する際に翌年度はどうもお金が足りそうにないからといって、民間の財布に手を突っ込むのは禁じ手だろう。現実は大手企業などの健康保険組合が医療費をまかなう財布として狙われている。

 75歳以上の後期高齢者医療の支援金について、厚生労働省は主に中小企業の従業員とその家族が入る全国健康保険協会(協会けんぽ)の負担を減らし、その分を健保組合などに肩代わりさせる案を出した。

 予算案を取り繕う唐突な提案であり、撤回すべきだ。健保組合は厚労省にとって医療費をやりくりするための都合のよい財布ではない。

 まあ、やるだけやったら、としか言えない。

日経社説 財政規律を保つ中期目標を早く示せ:NIKKEI NET(日経ネット)

 09年度の国の一般会計税収は36.9兆円と四半世紀ぶりの低水準に落ち込む見通しだ。国債発行額は合計で53.5兆円と税収を大きく上回り、予算規模の5割を超す。

 10年度も税収低迷は続き、歳出の概算要求は事項要求を含めて97兆円を超す。「事業仕分け」などでも6900億円の支出しか削れず、枝葉を刈っただけ。歳出と歳入の両面で財政規律を保つ見取り図がないから、予算の抜本改革も進まない。

 私は率直にいうと世の中の人どうかしているんじゃないかという印象を持っている。次年度の税収は多くても40兆円、予算は97兆円。そして赤字国債44兆円。これがどうして辛うじて辻褄が合うのかというと、埋蔵金10兆円を見込んでいるからだ。

 つまり、これから戦略局で埋蔵金10兆円の掘り出しをやるということだ。

 埋蔵金なんかねーよ議論や、そんなもの投資された数字だけだよ議論もあるが、それよりも困ったことはこの元の暗黒卿のプランを見ればわかるが公務員の削減が重視されている。

 ⇒国家戦略局の迷走の先にあるもの: 極東ブログ

 事業仕分けとやらの衆愚よりひどい衆愚の劇を見ることになるのだろうか。

産経社説 【主張】天皇と中国副主席 禍根残す強引な会見設定 - MSN産経ニュース

 これはひどい話だと思った。

 陛下と外国要人との会見は、1カ月前までに文書で正式申請するのがルールである。だが、中国側の申請が来日までに1カ月を切った11月下旬だったため、外務省はいったん、陛下との会見は認められないと伝えた。これが主権国家として当然の対応だった。

 ところが、中国側が納得せず、「習副主席訪日の成否がかかっている」として、なおも陛下との会見を要求した。民主党の小沢一郎幹事長が鳩山首相に会見の実現を働きかけ、首相が平野博文官房長官に会見を実現できないかの検討を指示したという。

 中国の要求の理不尽さは、言うに及ばないが、これを取り次いだ小沢氏や鳩山首相の対応も極めて問題である。

 今回、鳩山内閣がルールを無視してまで中国の要求を受け入れたことは、中国側に「日本には無理を言えば通る」とのメッセージを与え、今後の対中交渉で足元を見透かされる恐れがある。露骨な「二元外交」も問題だ。鳩山内閣には再考を求めたい。

 天皇と中国要人が会うなとは言わない。ルールを守らないというのが、極めて不愉快な話だ。

 もっとも、中国側の思いもわからないではない。小沢の朝貢は胡錦濤・李克強ラインの強化にしか見えないのに、中国国内で問題があったのだろう。小沢としてもここで中国の政争に巻き込まれるのもなんだという判断もあるだろうし、たぶん李克強同意の上で胡錦濤に頼まれたのだるう。そして、そこで天皇を政治の道具に使うというわけだ。サイテー。

晴れ・ログイン

 薬剤関係のややこしい込み入った夢を見て明け方ぐったりとしているうちに忘れた。うまく言葉が出て来ない。

 ⇒PAUL WILLIAMS - JUST AN OLD FASHIONED LOVE SONG

 またポール・ウイリアムズだが、Three dog nightより好き。というか、この歌はポール・ウイリアムズが作った歌で彼の思いがこちらにある。

Just an old fashioned love song

Playing on the radio

And wrapped around the music

is the sound of someone promising they'll never go.

 

時代遅れのラブソングが

ラジオから聞こえてくる

曲に身を浸していると

ぼくたちはけして別れたりしないよと言っているみたいだ

 

You'll swear you've heard it before

As it slowly rambles on and on.

No need in bringing 'em back

'Cause they're never really gone.

 

この曲は昔聞いたことがあると君は言うだろうね

ただだらだら続いているだけでさ

あの恋人たちを引き戻そうとしなくてもいいよ

彼らは本当は消えてしまったわけじゃないんだ

2009-12-11

ブログサバト

 速かったな。ブログの時代が終わったのか、私がネットからずれてきているのか、なんか自分が頓珍漢な位置にいるような気がする。まあ、私の人生なんてずっとそんなもの。

今日の大手紙社説

 特になし。普天間飛行場問題だが、米議会の予算は順調に進み、民主党側も予算を決めているので、外枠だけ見るなら移設作業は進んでいるとしか見えない。ごたごたやっていると、その分、交渉上手の米国にしてやられるだろうがいかんともしがたい。左派は産経経由の知日派米国要人を叩いているが、あの人々は日本をよく知っていてむしろ日本の見方とも言えるのだが、そのあたりの算盤勘定はいずれわかるだろう。

 小沢の朝貢外交右派が叩いているが、結果として習近平と上海閥の抑制になるので、あれはあれで胡錦濤側には有利。李克強が立つのようなら北京東京に足が向けられなくなるというか、小沢大明神の廟でも作らなあかんというか、田中御殿詣出でもしないと。まあ、どこまでが米国の許容範囲か。

 オバマ米大統領のオスロ演説はよかった。いちばんいい演説ではなかったかな。オバマの半分くらいの知性の指導者が日本にいたらよかったのにな。

日経春秋 春秋(12/11) : NIKKEI NET(日経ネット)

最近目にして覚えたのがミナレットminaret)。イスラム教寺院に付属する尖塔(せんとう)を指す言葉だ。▼「今後ミナレットの建設を禁じる」。何とも乱暴な憲法改正案をスイスが国民投票で可決した。先月末の話だが、憤りまじりの「なぜ」の思いが収まらない。イスラム系住民が増えることへの不安を右派政党があおり、「ミナレットは国のイスラム化の象徴」と訴えたというが、かくも簡単に人はなびくのか、と。

 ⇒ミナレットを巡る問題: 極東ブログ

日経社説 政治資金捜査は公平・透明に : NIKKEI NET(日経ネット)

 報道によれば、西松建設と二階氏側との関係も、公共工事を媒介にしてかなり親密なようだ。なのに検察はなぜ二階氏の秘書を軽い処分で済ませたのか、その理由を知りたいところである。

 ところが略式起訴では公判が開かれないため、二階氏側と西松建設との関係など規正法違反の周辺事情は国民には明らかにされない。

 検察当局は、検察権の行使についての説明責任は公判廷で果たすものとしてきた。であれば、社会の関心を集めた、しかも政治とカネを巡る違法行為という、国民の目に実態をさらさなければならない事件は、正式起訴をして公開の法廷に持ち込むべきだったのではないか。

 小沢問題のしくじりがここまで影響したということかな。

毎日社説 社説:きしむ連立 意思示さぬ首相に責任 - 毎日jp(毎日新聞)

それにしても頼りないのは鳩山首相ではないか。首相は「連立の維持が政権安定につながる」と繰り返すだけで、例えば補正予算では財政危機に対して今後、どんな方針で臨むのか、基本的な考えを明らかにしなかった。

 連立政権の内部説明と、国民への説明責任はまったく別なのだけど、後者が不在なんですよ。エイと巨額のカネを議論なく決めてしまう。

朝日社説 高校無償化―特定控除を削って実現を

 高校無償化は先進国の常識でもあるのでやってもいいだろうとは思うが、現状でもかなり保護は厚く、それが98%の進学率に反映している。低所得者に限定するなら、現状との政策差異はあまりないのではないか。

 ところが、親のリストラなどで中退を余儀なくされる人が増えている。家計を助けるためアルバイトに追われ、勉強どころでない生徒もいる。社会に出る前に、将来にわたって取り返せない格差がついては不公平だろう。

 この実態がよくわからないのだが、残りの2%の問題なのか。98%進学しても大半はこぼれてしまうということなのか(つまり経済的な問題とは違うのではないのか)。そのあたりがわからないと政策の優先順位がわからない。それと、高校というのはそれ自体格差があって、一律に行けばいいということではなく、どういう高等教育であるべきかという課題があるにはある。

 ただ、これを言うとまた変なバッシングを食らうけど、民主党の話の根は、高校生というより教員側の問題なのではないかなと思う。

 高校に通うと、授業料以外にも入学金や教材費、修学旅行代など、多くのお金がかかる。さらに配慮が必要な家庭は少なくない。

 個人的には修学旅行というのはよい思い出なのだが、この背景にはいろいろと問題があり、実際には止めたほうがよいというか、地域のNPO化したほうがよいと思うが。

 2009年12月11日という数字の並びに奇妙な喜びを覚える。単純な意味はない。たぶん、なんの意味もない。もちろんきっと誰かの誕生日。きっと誰かの命日。自分のかもしれない。町中を歩いていて、ふと意味のない数字に心惹かれることがある。何か意味のあるものと意味のないものが数字に変換されているのだが、私には意味がわからない。というか、およそ所与のすべてに意味なんかないんじゃないかと思いながら自嘲する。自分が孤独だということだが、このうすぎたない孤独に意味なんかない。

 ⇒Lithium - Evanescence

2009-12-10

気候変動でホッキョクグマ共働きを始める=調査

 日本が率いることのない国際的な非科学調査によると、気候変動の影響でホッキョクグマが狩りをする北極圏の氷原が溶け、共働きをするクマが現れたことなどにより、ホッキョクグマの生息数が減少している。ホッキョクグマは、薄氷の上でおちおちセックスもできないし、仕事から帰ってくると夕食を作るのも難儀な風体で寝てしまうらしい。

 11月20日には、カナダの仮想の都市バーチャーチルから300キロほど北で、オスのホッキョクグマ(♂)が共働きしのあと口論して、一人ガストで夕食をしていた写真も撮影されている。

 

inspired by 気候変動でホッキョクグマが共食い始める=調査 | ワールド | 最新ニュース | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

べたなマッチポンプ

 ⇒財務省、仕分け結果を受け入れ 公務員宿舎建て替えは凍結 : NIKKEI NET(日経ネット):経済ニュース −マクロ経済の動向から金融政策、業界の動きまでカバー

 財務省の野田佳彦副大臣は9日の政策会議で、行政刷新会議が判定した同省予算の事業仕分け結果について「そのまま受け止めて予算編成していく」との考えを示した。公務員宿舎の建て替えを原則凍結するほか、国税庁の情報システム関連予算を縮減する方向だ。各省庁から仕分け結果に対して異論が相次いでいるため、予算査定を担当する同省が率先して受け入れる姿勢を示す。

 ワロタ

今日の大手紙社説

 普天間問題迷走と、二階氏秘書有罪が話題。前者についてはすでに選挙前に書いた以上の展開はない。後者については、なんとなく、これは案外小沢立件撤退戦という意味なのだろうかとは思った。

 ⇒民主党の沖縄問題の取り組みは自民党同様の失敗に終わるだろう: 極東ブログ

日経春秋 春秋(12/10)

 「略」というのは不思議な文字だ。策略や略取のように「はかりごと」を指すかと思えば省略だ略歴だと「はぶく」の意味でも盛んに使われる。刑事事件では面倒な審理を一切はぶくのが略式起訴だから、ときに運命を分ける略の字だ。

 「略」は「田」が意味を表し、「各」が音を表す。「田」の意味は、田のように区切ることで、「各」の音の意味は、「画」で、これも区切ることを示す。「策略」は、策を区切るの意から。

 「略」は音変化し、「掠」の宛て字として借用されるようになった。「略取」は、その宛て字。

日経社説 普天間の決断遅れで深まる3つの危機:NIKKEI NET(日経ネット)

 先日このネタでエントリ書こうかと思ってやめたのだった。

 第一に、宜野湾市の市街地が囲む普天間基地の現状それ自体が危機であり、首相決断の遅れは、それが半永久的に続く結果を招く。日米案は仲井真弘多沖縄県知事、島袋吉和名護市長、米側の3者が支持する。

 第二に、日米同盟の危機であり、影響は日米間にとどまらない。現状は既に危険水域に入っている。11月の日米首脳会談での「私を信頼してほしい」との首相発言は、現状では空手形である。

 第三に、現状は鳩山首相自身にとっての危機である。発言が毎日揺れ動けば、内外から指導者としての資質を問う声が上がる。

産経社説 【主張】日米協議延期 原因は首相の「背信行為」 - MSN産経ニュース

 大統領に「信じてほしい」と語った「首相の約束」は裏切り行為と映り、国家の安全よりも政権維持を優先する定見のない姿勢では国際社会の信を失うだろう。

 一方、迷走の根底に、首相がかつて掲げた「駐留なき安保」論のような構想があるなら、問題はまったく別だ。日本の防衛・安全保障と同盟の根幹にかかわる重大な変更を国家と国民に強いることになるからだ。「日米同盟外交の礎」と語った首相は、同盟の意義や国家の安全に関する基本認識を明確に説明する義務がある。

 マニフェストには日米同盟の変更という記載はなかったように思うが。

読売社説 普天間協議中断 同盟の危機回避へ決断せよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 年内決着が実現しなければ、現行計画は事実上頓挫する。新たな移設先を探す作業は極めて困難で、膨大な時間を要する。

 その場合、市街地に隣接し、危険な普天間飛行場が現状のまま長期間存続し、固定化する恐れが大きい。海兵隊8000人のグアム移転と米軍6施設の返還も白紙に戻る可能性が高まる。

 そうなる可能性が濃くなった。

 4日だが⇒米、普天間継続使用も…老朽化で予算措置の考え : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

これに関連し、作業部会の米側メンバーは民主党関係者に非公式に接触し、鳩山政権が現行案以外の移設先を模索する場合は、普天間飛行場施設の老朽化に対応するため、予算措置を行いたいとの考えを伝えた。問題解決が長期化した場合、普天間飛行場の「固定化」につながりかねず、米側のいらだちを反映した動きとも受け止められている。

朝日社説 普天間問題―日米関係の危機にするな

 標題に多少意外な感じがして読み進めると、昔よくあった北朝鮮援護社説と同じ構造で、前半でガス抜きして後半で弁論するという型に似ている。が、ちょっと違うかな。

 この流れを大事に育むためにも、普天間問題をめぐるあつれきをできるだけ抑え込むことが首相の責任である。まずはどのような「方針」なのか、それを早く出してもらいたい。

 朝日新聞社説の執筆者さんはどういう方針がよいと思いますか?

晴れ

 淡々と日は進み10日。クリスマスも近づく。あれもこれもやっておこうと着手するとすげー鬱に襲われる。これが年ってことかなとか思う。内面的には年というより、雑多な思い出の混乱というか、その思い出にそれぞれの人格が結びついていて、人格の混乱のようなものに近い。そのなかで、しかし、肉体的には若くないんだなとか思う。変な話なのだが人の性欲というものはどの程度一般性があるのだろう。性というのはどの程度個性化するものなのだろうか。わかるようでわからない。自分より上の団塊世代は、60にもなっていまだ青春気分でいる人が少なくない。自分が老いたなと思うのは実年齢というよりあの世代の馬鹿騒ぎに辟易としたからで、私など10代からある意味で老いていた。

 ⇒Paul Williams - Sad Song (on The Muppet Show)

That's a sad song

That used to be our song

And oh, she sang it too

And every word rang true like a bell somehow

When I ran off chasing visions my emotions made me blind

Like a fool I left behind my angel's glow

2009-12-09

今日の大手紙社説

 補正予算と53兆円の赤字国債が話題。ネットなどでは日本はいくら赤字国債を持っていても大丈夫、日銀が買えばよいという議論が多い。それはそうかと思うが、今回の事態は日本政府が税制規律を放棄したというか無能宣言したことに飛騰しいし、法改正後のリフレはリフレで結局インフレ税と同じ効果を持つ。ただ、現状の流れではネオ大蔵省圧勝(消費税の国税化)の気配だ。なにが官僚支配脱却だと思うが、さて、ネオ大蔵省の思惑どおりに長期金利は黙っているだろうか。

読売社説 国債50兆円超え 財政赤字はもう放置できぬ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 藤井財務相が明らかにした数字は、予想されていたとはいえ衝撃的だった。今年度の税収が当初予算の見積もりである46・1兆円を9・2兆円下回り、36・9兆円にとどまるという。

 さらにへこむと思うのだが。

 この影響で、今年度の国債発行額は、第1次補正後の44・1兆円から9・3兆円も増え、53・5兆円に膨らむ見通しになった。

 これはちょっとレトリックが過ぎると思う。ここまで膨らんだのは亀井効果だった。

 問題は、来年度も税収の回復が期待できそうにないことだ。

 これが最大の問題で、簡単にいうと、ネオ大蔵省の軍門に下らなければ、もう民主党政権は死んでいると思う。

 鳩山内閣は、景気回復後直ちに消費税率を引き上げられるよう、今から議論を始めるべきだ。

 これが団塊リベラルが無意識に望んだ結果でもあった。

朝日社説 COP15―日欧連携で交渉を前へ

 鳩山首相も「25%削減」の前提条件として、「すべての主要国が意欲的な目標に合意すること」をあげている。主要国が意欲的な姿勢を示さないなら、日本も国際合意づくりへ、削減目標を含めた戦略の練り直しを考えておく必要があるだろう。

 これも数カ月前にわかっていたことなんですけどね。まあ、とにかく練り直しが必要。

 私は多様な意見の存立が好ましいと思ったし、温暖化懐疑論にも傾聴すべき点は多いと思ったけど、日頃偽科学バッシングとかしている人たちが今回のクライメートゲート事件で衆愚に圧倒される光景を見て呆然としましたよ。つまり、こっちが人類の危機っていうことなんだなと。

朝日社説 経済対策―急場しのぎではだめだ

 もともと財源は麻生政権下の第1次補正予算の一部を凍結して捻出(ねんしゅつ)した2.7兆円が想定されていた。

 それが、デフレや円高による景気の「二番底」への懸念を背に、国民新党の亀井静香代表による規模拡大要求でもめたあげく、財政支出額は7.2兆円に膨らんだ。

 総額からいえばそして結果論から言えば需給ギャップもありしかたがないかともいえるが、これ直前まで決まらず亀井大臣のごり押しを鳩の一声でエイと決めてしまっただけの話だ。4.5兆円の額が、民主党内合意もマニフェストもへったくれもなく、瞬時に決まった。こんなのありなんだろうか。あの事業仕分けの馬鹿騒ぎの9倍ものカネだよ。そういえば、アフガン小切手外交の時も総額が闇の中でエイと決まった。

 鳩山内閣は1次補正見直しや事業仕分けを通じて不要不急の公共事業を凍結してきた。その一方で電柱電線の地中化や街路緑化のような不急の公共事業に予算をつけるというのだ。これは明らかに矛盾したやり方だ。

 1990年代以降の自民党の政権下で公共事業中心の経済対策が乱発されたことが借金財政をもたらし、その後の社会保障予算の抑制につながった。それを教訓に、やり方を変えようというのが「生活が第一」「コンクリートから人へ」を掲げた鳩山政権のめざしたものだったのではないか。

 失業を増やさないために雇用調整助成金の要件を緩和することや、新卒者の就職、企業の資金繰り対策などを盛り込んだことは意義がある。

 これは路線的は麻生政権路線の復活とも言えるもので、やっぱり政権交代なんかなんの意味もなかったと民主党が認めるようなものだった。

 ⇒クローズアップ2009:7.2兆円経済対策 「前政権継承」ズラリ - 毎日jp(毎日新聞)

 政府が8日決定した総額7・2兆円の経済対策は、円高やデフレによる景気悪化への懸念が高まる中、雇用対策などのセーフティーネット(安全網)拡充に重点が置かれた。市場では「二番底の回避策にはなる」との評価も受けている。それでも、麻生政権からの継続事業が目立つ上、国民新党に押され、地方向けの公共事業も追加された。その結果、「コンクリートから人へ」という鳩山カラーは薄められた。

 だが、目玉施策の中には、省エネ家電のエコポイント制度やエコカー補助金など、麻生政権が創設した景気対策の「焼き直し」も目立った。

 さらに、今回の経済対策について政府は当初、「公共事業とハコモノ」は対象としないとしていたにもかかわらず、地方の公共事業を支援する交付金として5000億円を計上。1次補正の見直しで執行停止した公共事業約4800億円分が、ほぼそのまま復活した。

 藤井氏は「従来型とは違う」とするが、公共事業復活に対しては閣内からも8日、「経済対策として(公共事業を)設定するのは、古いのかなという感想は持っている」(仙谷由人行政刷新担当相)との疑問の声が上がった。

 実際に鳩山さん素直に認めている⇒asahi.com(朝日新聞社):菅VS.亀井「しこり残りません」 8日の鳩山首相 - 政治

これはあの、リーマンショックからきていますからね。それまで私ども野党時代を通じて、経済対策をもっと早く打てば良かったのにな、という思いがあります。それだけに、ここまで深刻になってしまったことは、残念なことではありますけども、しかし経済をある意味では、しっかりと立て直していかなければならんということで、補正を組んだ前政権の考え方も分からんわけではない。

 これで普天間飛行場が県外移設できなければ、この政権交代の意義は皆無でしょう。マニフェストのごたくも今回赤字国債で見事にふっとんだはず。

 たぶん普天間も終わっている⇒普天間作業部会 協議を停止 このまま終了の可能性 : 週間ニュース : 九州発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 沖縄の米軍普天間飛行場の移設問題で、政府は、移設先をめぐる検証機関として日米間に設置した外務・防衛当局の閣僚級作業部会の協議を停止した。岡田外相が8日の記者会見で発表した。米側は、来年の日米安全保障条約改定50周年に向けて「日米同盟の深化」を目指す協議についても延期を日本側に通告したばかりだが、普天間協議の停止まで決まったことは、両政府間の亀裂が一段と深まったことを示すといえそうだ。

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):日米普天間協議中断へ 決着先送りなら米「合意壊れる」 - 2009政権交代

 岡田克也外相は8日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を協議する日米閣僚級の作業部会が、当面中断されるとの考えを示した。4日に開かれた前回の作業部会では米側が、このままでは日米首脳が11月に合意した同盟深化のための「協議のプロセス」が進まなくなるとの懸念を表明。普天間問題の影響が日米関係全体に広がり始めた。

 日米首脳会議も無理そう⇒東京新聞:普天間問題『首脳会談は困難』 外相日米同盟協議も先送り:政治(TOKYO Web)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の長期化が、日米同盟関係そのものに影響を及ぼし始めた。鳩山首相が意欲を示す十八日のオバマ大統領との首脳会談は実現の可能性は低く、首脳同士で解決の糸口を探る機会すら失いかねない状況だ。首相が提唱した日米同盟深化の協議も早期の開始が困難になった。

 朝日の社説に戻して。

 そういう工夫が乏しかったのは、たんに政権発足から時間がないためというより、中長期の成長戦略や総合デフレ対策を持たず、負担と受益のあり方などを幅広く討議する場もないことが大きな要因だろう。

 来年度予算編成に課せられた重い宿題である。

 それが選挙前から指摘されていたことだった。

曇り

 曇り。重たい空。寝坊した。夢は見たがもう忘れた。

 ⇒Shine Joni Mitchell

2009-12-08

民主党政権、新規国債53.5兆円

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):新規国債53.5兆円 今年度税収36.9兆円 財務相 - 政治

 国の2009年度の税収(一般会計分)は、当初見込みを9.2兆円下回る36.9兆円に落ち込む見通しとなった。この穴埋め分と、2次補正予算の財源として国債を発行するため、新規国債の発行額は計53.5兆円に達し、過去最大。終戦直後の1946年度以来、国債発行が税収を上回る事態となる。

 日銀買い取りの裏はできているということか?

 国債発行額は当初33.3兆円を見込んでいたが、麻生政権の大型経済対策などで10兆円超を積み増して44.1兆円を発行する計画だった。これまでの最大の国債発行は、自らを「世界一の借金王」と呼んだ小渕恵三首相時の99年度(決算ベース)の37.5兆円。09年度はこの1.4倍超に達することになった。

 10年度予算案概算要求は95兆円。そこに来て、今年の税収は36.9兆円。

 来年は税収が増えるから大丈夫?

 わからん。

 いつもの鳩山ブーメラン鳩山由紀夫「国債発行はバカな政治」 2009年8月19日の街頭演説

国債というものをどんどん発行して、最後に国民の皆さんに負担を求める。こんなバカな政治をやめたいんです。みなさん。

 民主党柳澤光美議員⇒民主党:【参院決算委】ムダ遣い廃止に向けて抜本改革を 柳澤議員

柳沢議員は、「このような財政状況は個人でいえば確実に自己破産、企業なら倒産である」として、首相の危機感の欠如を問題視、プライマリーバランスが黒字化しても国債残高だけは積みあがっていく状況を指摘した。そのうえで、2011年のプライマリーバランス黒字化達成への認識をたずねると、福田首相は実現に向けて野党に協力を要請、あわせて政府のムダな支出排除を行っていく覚悟を述べた。

 かつての民主党⇒民主党:「小泉さんも当然賛成?」〜国債発行額を年30兆円以下に抑制する法案を提出

 ちなみにFT⇒日本の財政の脆さ 少子高齢化という時限爆弾 JBpress(日本ビジネスプレス)

 経済の「健全な回復」という望ましい前提に基づいた内閣府の予想でも、日本がプライマリーバランスを均衡させるためには、2012年以降、社会保障費を除くすべての支出を名目ベースで据え置かなければならない。つまり、実質ベースで支出を大幅に削減しなければならないということだ。

 この比較的楽観的なシナリオでさえ、現在5%の消費税を2011年から2015年にかけて年に1%ずつ引き上げていくことを前提としている。消費税の税率引き上げは自民党内では意見が割れる政策で、民主党は反対している。実際、民主党はマニフェストで財政赤字に触れさえしなかった。

 しかし、赤字は永遠に無視することはできない。日本政府の債務比率が前回GDP比200%を超えたのは、第2次世界大戦中のことだった。それに続くハイパーインフレは、政策立案者のトラウマとなり、年金と貯蓄で暮らす高齢者は晩年、生活に苦しむことになった。

 そんな財政問題の帰結が少しでも繰り返されるようなことになれば、日本の高齢者にとっては、一回り小さい銀の杯よりはるかに大きな打撃となる。

 

追記

 しかし市場は⇒時事ドットコム:国債発行額53兆円にも反応薄=長期金利は低下−東京市場

 税収の落ち込みによる国債増発について、クレディ・スイス証券の河野研郎債券調査部長は「10〜11月の金利上昇局面でさんざん話題になった。市場参加者にとっては認識済み」と話す。

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先日の小沢さんキリスト教は偏狭なんたらの与太話はまだいいとして、ローマ教皇を持ち出したらアウトですよ

 ⇒「ローマ法王の言う通り」プロテスタント団体の抗議に小沢氏 - MSN産経ニュース

 小沢氏はその後の記者会見で、自身の発言に関連し「(カトリックの)ローマ法王は『本来のキリスト教の教えを正確に理解せずに単純な合理主義と機械文明、物質文明に走ったところに西洋文明の行き詰まりがある』と言っているそうだ。私もその通りだと思う」と述べた。

 記者会見発言だからいいのかもしれないというのはあるかもだけど、内容的にはアウト。

クライメートゲート事件と地球温暖化懐疑論は直接関係ないのに

 というかホッケースティック論争は終わっているのに。

 はてぶはこれだもんな⇒はてなブックマーク - 科学史上最悪のスキャンダル?! "Climategate" - 化学者のつぶやき - Chem-Station

 私のエントリはあまり読まれてませんね⇒はてなブックマーク - クライメイトゲート事件って結局、何?: 極東ブログ

 まあ、読めと言えるものでもないし、しかたないかな。

 ⇒科学史上最悪のスキャンダル?! "Climategate" - 化学者のつぶやき -Chem-Station-

さらにClimategateに留まらず、最近世界中で地球温暖化に関する不正が見つかり始めています。

 ここで「ダウト!」なんですけどね。論理つながってないし。

 日本の大手紙もフィナンシャルタイムズとかニューヨークタイムズくらいの見識をもってきちんと報道しておけばよかったのに。日本の知的鎖国状態ということかな。

 ⇒Editorial - That Climate Change E-Mail - NYTimes.com

No one should be misled by all the noise. The e-mail messages represent years’ worth of exchanges among prominent American and British climatologists. Some are mean-spirited, others intemperate. But they don’t change the underlying scientific facts about climate change.

今日の大手紙社説

 話題は特になし。普天間飛行場移設問題にはもう朝日も毎日の言及しなくなった。産経がしょこしょこ書いているけど、要点が抜けている。18日は米議会なんですよ。

日経社説 迷走WTO交渉が映す自由貿易の危機:NIKKEI NET(日経ネット)

 米国が原因でWTO交渉が進まないとしても、それを言い訳にして、何もせずに待つとすれば、重大な誤りである。米国や中国韓国インドなどは、WTOの枠組みの外で、着々と2国間の自由貿易協定(FTA)を整備している。

 貿易大国である日本には、世界の自由貿易体制を支える責任がある。鳩山政権は通商問題に関する閣僚委員会を発足させたが、FTAについても具体的な戦略は描けていない。無策のままでは、日本の産業をさらに窮地に追い込むことになる。

 今の政権ではどうにもならない。

産経社説 【主張】普天間問題 外相は職を賭し説得せよ - MSN産経ニュース

 岡田さんはすでにそのポジションにないのではないか。もうちょっというと、決めているのは小沢さんと輿石さんでしょ。

毎日社説 社説:家庭生活意識調査 安心して産める環境を - 毎日jp(毎日新聞)

 単純に何が言いたいのかわからない作文だった。普通はこの手はスルーするのだが、なんとも奇妙なので。

毎日社説 社説:米朝協議 あくまで核廃棄めざせ - 毎日jp(毎日新聞)

 この手の威勢のいい正論を言える立場でなくなるよ。

読売社説 高校無償化 低所得層への支援に転換せよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 一律無償化では、低所得層には新たな恩恵がほとんどない。家計に余裕のある層は塾代に回すことができ、格差が開きかねない。

 それはさておき。

 文科省が低所得層向けの給付型奨学金として計上した約120億円は、年収350万円以下の世帯を対象としたもので、入学金と教科書代のためだ。前政権下の概算要求では、修学旅行費や制服代、学用品費なども含め、455億円が盛り込まれていた。

 自民党政権がこの問題に無策だったわけでもない。というか、かなり補助していた。

 昨年度、経済的理由で中退を余儀なくされた高校生は2200人いた。こうした高校生や経済的理由で高校進学を断念する生徒をなくすことを優先すべきだ。ばらまきであってはならない。

 欧米諸国の多くは高校の授業料を無償化しているが、文科省は実情を十分把握していない。調査した上で、改めて検討すべきだ。

 たぶん、やらないでしょう。

読売社説 情報収集衛星―このまま進んでいいのか

 独自の情報収集力の強化を必要だとする議論は理解できる。しかし、これだけの財政危機の時代に民生部門での役割は捨てて、このままの軌道を進んでいいのか。鳩山政権は前政権までの政策の大がかりな検証を進めている。この衛星についても納税者が納得できる説明が必要ではないか。

 とはいうけど。

 実はこれまでの運用では、当初の計画さえ達成できていない。光学衛星とレーダー衛星を各2基ずつ備え地球上全体をカバーするはずだったが、打ち上げ失敗や故障が重なり、4基体制が整ったのは6年間でわずか1カ月にすぎない。度重なる北朝鮮ミサイル発射や核実験の際も結局、肝心な情報は米国の軍事衛星の画像が頼りだったとされる。

 今後は米国を頼りに出来なくなる。

朝日社説 陳情改革―政府与党二元化への懸念

 だが、幹事長室で一本化するという新方式にはいくつもの疑問がある。

 幹事長室での検討では、副幹事長らが党の公約や政策の方向に沿っているかを基準に適否を判定し、妥当となれば判定結果を添えて閣僚ら政務三役に伝える。子育て支援や高速道整備といった大テーマのうち、特に重要と判断したものは、小沢氏が鳩山由紀夫首相に実現を働きかける予定だ。

 最大の疑問は、政策については政府が一元的に扱うというのが民主党政権の大方針なのに、党が陳情の適否判断にかかわるところにある。幹事長室が予算配分や政策決定に影響力をふるうようになってしまわないか。

 幹事長に小沢氏という実力者が座っていることで、この懸念は膨らむ。参考意見とはいえ「幹事長室の判定」は政府もむげにしにくい。小沢氏が首相に伝える大課題はなおさらだ。

 政策決定を政府に一元化する狙いは、党と政府が並立した自民党政権時代の構造を改め、首相や閣僚の責任を明確にすることにあったはずだ。

 また、道路整備を求める知事らの陳情に、選挙での党への支援が前提だと応じた副幹事長がいる。自民党支持者を引き寄せるため政府予算を利用するのでは、族議員構造を批判できない。

 政策は政府が決めるというなら、陳情にも政府が対応するのが筋だ。政務三役や補佐スタッフを早く増員し、応じればいい。本来なら、国会対応を含めて政権の意思決定を一元化するために、幹事長を入閣させることを考えるべきだったのではないか。

 正論ではあるんですけどね。この動きは政権交代から着々と進んでいたし、そもそもそれ以前から党内のカネは小沢さんが握っていた。鳩山さんがお母さんにおねだりしたのも、党のカネから独立したいためだった。もうちょっというと、小沢さんのダム関連の「天の声」と同じ構造なんだけど。

 とはいえ、いいか悪いかというとなんとも言えない。国民がこういう政党の政府を望んだのだから。

晴れ

 快晴。富士山はややかすんでいる。昨晩はライトアップでも見に行くかとも思ったが風が強いのでやめた。アンズタケが売っていたのでソテー。牛肉のソーセージ、ワイルドルコラ、アスパラガスパスタ。そういえば洋食が多いと最近言われたが自分ではそういう自覚もなし。夢は見たが忘れた。

 ⇒John Lennon Happy Xmas (War is Over)

2009-12-07

どうも日本のジャーナリズムに突然湧き出たクライメートゲート事件の話が奇妙なんだが

 ⇒地球温暖化:英科学者にデータ操作疑惑 国連報告書にも採用 - 毎日jp(毎日新聞)

地球温暖化の原因を人間活動であると誘導するため、科学者がデータを操作したとの疑惑が持ち上がっている。データは国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の報告書にも採用されており、7日に開幕するCOP15への影響が懸念される事態にまで発展している。

 執筆者が背景をわかって書いているのか、わかってないで書いているのかよくわからない記事。4時報告書ではSPM(Summary for Policy-makers)からは削除されているので、政府間協議としての話題としてはすでに参照程度の話で実質除外してもよいのだが。

 ⇒なぜ今頃、クライメイトゲート事件が日本のメディアに出てくるのだろうか - finalventの日記

 ⇒クライメイトゲート事件って結局、何?: 極東ブログ

今日の大手紙社説

 COP15も話題と言えば話題だけど、読売が他国の条件を気にしていたけど、いわゆる美辞麗句みたいな話が多い。COP15は取り繕いはあるだろうが、実質は失敗するだろうから、その先の手を考えないといけないフェーズ。まあ、総じていえば鳩山イニシアティブはブラフ効果の点で良かった。

毎日社説 社説:個人情報保護法 改正の動きを歓迎する - 毎日jp(毎日新聞)

 新型インフルエンザ感染拡大を防ぐため小中学校の休校措置を取ったが、クラス名簿がないため緊急連絡に時間がかかった。今年5月、大阪府箕面市のできごとである。たぶん全国のあちこちで同じようなことが起きたのではないだろうか。

 これは地域に常識があれば無問題のようだった。つまり、地域の常識というものに地域は守られているなということでもある。

読売社説 漢方の保険外し 事業仕分けの危うさが見えた : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 議論の場で、漢方薬を保険外にすべしとの意見は出なかった。結局、わずか1時間の議論で出た結論は、財務省が示した論点通りに「見直し」。さりげなく例示された漢方薬の記述を含め、丸ごと承認された形になった。

 漢方薬の保険外しは財務省が長年にわたり主張してきた。国民注視の“仕分け劇場”を目眩(くら)ましのようにして、お墨付きを得たと言うのは筋が通らない。

 ネットではごちゃごちゃしたへんてこな議論があったようだが、漢方薬がというより、市販薬の保険適用の問題であり、これは原則が通ったことになる。まあ、それであの仕分けの意味があったというものではないけど、口実作りにはなった(削減効果とかではなく)。

朝日社説 2010年度予算編成―「公約」より大局を見よ

 朝日新聞の苦言はわからないでもない。このまま行けば政権が自滅するか日本経済が自滅するだろう。

 だがその事業仕分けをもってしても歳出削減額は7400億円にとどまった。目標の3兆円には遠く及ばず、史上最大に膨らんだ概算要求額95兆円の圧縮に政権は四苦八苦している。

 事業仕分けにはもう一つ「成果」があった。この画期的な手法で予算を削っても、財源の捻出(ねんしゅつ)は民主党が期待したほどではなく、歳出改革に頼るだけでは限界があることがわかった。

 復活があり実質は事業仕分けの馬鹿騒ぎの結果はざっくり0.5兆円ということではないか。あんなもので国民がだませるもんなんだなと呆れた。

 一方で歳入不足も深刻だ。経済危機で法人税収が激減し、今年度の税収見込み46兆円が37兆円程度まで落ち込む。当然、来年度の税収見込みも厳しく、国の新たな借金である新規国債発行額が税収を上回ることが確実だ。終戦直後以来の異常事態である。

 私はこっちの見通しが正しいのではないかと思う。

 35兆円⇒時事ドットコム:09年度税収、36兆円以下も=仙谷担当相

 まあ、95兆円強に上った予算からすればそこで1、2兆円は誤差の部類だろう。

 その借金を44兆円に抑えるという目標についてすら、「自信がない」との声が閣内からもれる。だが、44兆円枠は堅持すべきだ。

 それは麻生政権でも無理だっただろうし、そこを堅持したら日本経済が潰れてしまう。ただ、問題はその振り分けで、麻生政権のように経済成長志向が含まれていなければならない。先日の民主党・日銀の対応であれだけ株価が跳ねたのを見ると、まだ間に合う。

 税収の激減があるにせよ、「埋蔵金」とも呼ばれる特別会計の剰余金や積立金の一部をうまく使えば、守れない数字ではなかろう。それすらも無理というのでは、責任ある財政運営ができないと見なされ、納税者や市場関係者の不信と反発を買うのは必至だ。

 埋蔵金を叩き出すかはネオ大蔵省にかかっていて、そしてそれは民主党政権の存立の予想にかかっている。参院選まで潰れるとわかっていたら、ネオ大蔵省は動かない。というか、そのあたりのケツ叩きがこの朝日新聞の社説かもしれない。

 世界経済危機の傷はなお深く、日本の需要不足は35兆円にのぼる。だが、ここでたじろぎ、額を積み上げるだけの財政出動に頼るのでは、自民党政権の失敗を繰り返すだけだ。需要を継ぎ足したり、先食いしたりする対策は、いずれ息切れする。

 まずこの需給ギャップを埋める方向に政策の舵を切らなければいけない。そしてこの緊急事態に「自民党政権の失敗」というが、麻生政権はすでにそこを転換していた。

 ⇒民主党のマクロ経済運営?! - finalventの日記

晴れ

 一段と冷え込む感じ。桜やクヌギの葉があらかた落ちた。風がやや強い。昨晩に大豆スロークッカーに仕込み今朝はポークビーン。夢はいろいろ見たが覚えていない。

 ⇒CLIMB EVERY MOUNTAIN:青木カレン

2009-12-06

今日の大手紙社説

 キレる子どもの話題が二紙にあったものの大した内容はない。貨物検査法先送りには呆れたが、これに触れたのが産経新聞一紙というのもどうなんだろうと思った。

産経社説 【主張】貨物検査法先送り 国際社会への約束違反だ - MSN産経ニュース

 たとえ次善の法案であっても、一日も早い国会での成立が望まれた。その重要法案が再び見送られたことは、国際社会に対する日本の重大な約束違反ともいえる。

 この件の民主党は呆れた。

朝日社説 COP15―人類の明日がかかる

 残念ながらCOP15は失敗する。その上で美辞麗句を弄するのもなんだながなと思いつつスルーかと読み進むうちに、この社説に「二酸化炭素」も「CO2」も含まれていないことに気がつく。「温室効果ガス」となっている。そのほうが正しいとも言えるのだが、この感じだと執筆者は黒色炭素のことも念頭にあるのかもしれないな。まだしかし公論を興す時期でもないのかもしれない。民主党の議員さんとかこのあたりのことは案外知らないのではないかな。

 いずれにせよCOP15が崩れてからが課題だ。

晴れ

 昨晩は午後中煮たすね肉のポトフ。今朝もその残りを食べる。パンは、いつもは自分で焼いたのを食べるが今日はお気に入りの店のバタール。夢は覚えていない。

 懐メロを⇒Cat Stevens - Morning has broken

 今聞くとイスラム教的な響きがするなと思う。

 時は流れる⇒Olivia Newton-John A Mother's Christmas Wish

And when you wake on Christmas day

With children of your own

I know then you’ll see

What you’ve been to me

You are the greatest gift o

2009-12-05

小説のほうは読んでないが

 猫猫先生中島ギドーの小説を読む - 猫を償うに猫をもってせよ

 なお母親は98年の時点でガンだと小説にあるが、その後どうなったのかは知らない。

cover
愛という試練: 中島 義道

 これに書いてある話ではないかな。

 私はこれはこれで感動的な話だった。

今日の大手紙社説

 普天間飛行場移設年越しが話題と言えば話題。

日経春秋 春秋(12/5)

デジタル空間を飛び交うカネと情報のなかの人間の重みを、罪の深さを思う。

 そのオチはちと違うと思うけど。

産経社説 【主張】郵政株式凍結 次は貯金残高縮小めざせ - MSN産経ニュース

 民業を圧迫する巨大な公的金融を縮小させることこそが、郵政改革の核心なのである。

 迂回させた税補填をしないことと、この2点が核心だとは言える。以前の民主党ならわかっていたのに、政権取ったとたん発狂したみたいなことになってしまった。

産経社説 【主張】普天間問題 年内決着へ再考が必要だ - MSN産経ニュース

 案外鳩山さんは辺野古移設を発表して辞任するんじゃないかな。

 ⇒ルース米大使が日本側に激怒 岡田外相らの面前で大声張り上げる 普天間移設の年内決着断念で - MSN産経ニュース

 関係者によると、少人数会合に移った後、米国のルース駐日大使がそれまでの穏やかな語り口を一変させた。「いつも温厚」(防衛省筋)で知られるルース氏は、岡田克也外相と北沢俊美防衛相を前に顔を真っ赤にして大声を張り上げ、年内決着を先送りにする方針を伝えた日本側に怒りをあらわにした、という。

 これは怒っても不思議ではないと私は思うが。

 背景⇒FNNニュース: 鳩山首相、米側に日米...

11月から始まった普天間移設問題を話し合う日米作業部会を通じて、鳩山首相がアメリカ側に、日米合意を重視するともとれる極秘書簡を送っていたことが明らかになった。

11月13日の日米首脳会談の翌日、鳩山首相が外遊先で、記者団に対して、今後の協議について、「日米合意を前提にしたものではない」と発言し、両首脳の認識のずれが表面化したと報じられたことについて、鳩山首相は、ルース駐日大使にあてた書簡で「心配されているかもしれないが、そうした報道などに惑わされないでください」と伝えていた。

県内移設の「日米合意重視」ととれる内容だけに、今後波紋も呼ぶものとみられる。

 こういうのは世間では「二枚舌」というのですけどね。

毎日社説 社説:診療報酬 まず診療科の格差正せ - 毎日jp(毎日新聞)

 これは毎日新聞の理屈も一理あるなと思う。

 ただ、診療報酬を上げれば本当に医師不足が解消するのかどうかは慎重に見極めなければならない。診療報酬体系で医師の技術に対するドクターフィーと施設の維持管理の経費であるホスピタルフィーの区分けがないため、診療報酬を上げても医師の給与ではなく病院の維持管理費に回ってしまうという指摘もある。産科や小児科から医師がいなくなるのは、激務に加えて医療事故などで訴訟を起こされるリスクが高いためで、給与だけ上げても効果は限定的ともいわれる。

 また、忘れてはならないのは診療報酬を上げれば患者負担が増えることだ。窓口負担だけでなく、医療保険はどこも火の車である。完全失業者は340万人を超え、物価や公務員給与がずっと下落傾向にある中で、国民の理解は得られるだろうか。

読売社説 鳩山「巨額資金」 検察と国税は厳正に対処せよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 1992年、金丸信・元自民党副総裁が5億円の違法献金を受けたことが明るみに出た際、東京地検は本人に事情聴取しないまま上申書提出だけで略式起訴した。

 これが国民の反発を買い、4万件の告発が寄せられた事実を忘れてはなるまい。検察は国民の視点に立ち、捜査を尽くすべきだ。

 今回の国民の反応は逆みたい。

 母親からの資金提供は、「貸付金」にしては、常識外れの大きさだ。しかも、借用書や返済についての取り決めはなかった。

 国税当局が贈与と認定した場合は、単純な申告漏れでも首相に4億円以上の納税義務が生じる。

 貸付金か贈与かは、国税当局が実態に応じて判断するが、一国の首相に甘い対応をとれば、国民は不公平感を募らせ、納税に対して疑問を抱きかねない。

 読売新聞には、「11億円ももらって知らぬ存ぜぬでは済まされない」「もう税金を納めたくない」という声が寄せられている。

 まあ、これで脱税じゃないというなら、税徴収がだいぶ緩和されたことになるだろう。そういうナッジを国も与えたいのではないかな。

 余談だが、先日鳩山さんが「国というものがわからない」発言をして叩かれていたが、国というのはこういう、税徴収のナッジなどをなんとなく決める幻想的な法人格なので、わからないという印象をもつことはあってもおかしくはないかとは思った。

朝日社説 キレる子ども―目を向ける大人をもっと

 教師や同級生に暴力をふるったり、モノに当たって壊したり。児童生徒の暴力行為が増え続けていることが、文部科学省の昨年度の集計でわかった。特に小中学生の変化が著しい。

 廊下で肩が触れただけで、胸ぐらをつかみあう。授業中に騒いだことを注意され、すぐ何かを投げつける。相手に病院に行くほどのケガをさせた例は、1万件を超えた。

 感情を、言葉で表す力が未熟なまま、爆発させる。学校から報告されるのは、驚くほど簡単にキレてしまう子どもの姿だ。子どもがここまで変わってしまったのは、どんな要因があるのか。文科省は本格的な調査・分析に乗り出し、対策を考えるべきだろう。

 万年の話題だが。

 キレるのは子どもばかりではないと思うが。

晴れ・ログイン

 時の経つのが速い。魚屋にもう正月物が並んでいたが、でもまだ予約は早いかと思った。夢は見て、覚えているが、気持ちの悪いタイプの悪夢だったので忘れたい。

 今日はもう曲はやめようと思ったけど⇒Ryuichi Sakamoto-The Sheltering Sky

 これ音がだいぶ悪い。

cover
1996: 坂本龍一: 音楽

 この収録がよいですよ。他にもこのアルバムはグッド。ただ、坂本さんへの関心はこのあたりから自分はなくなった。

2009-12-04

今日の大手紙社説

 普天間飛行場移設問題が瑞穂丹の脅しで右往左往というところ。まあ、郵政国営化みたいにやっちまってからこれから右往左往するよりましなのかよくわからん。社説は総じて鳩山さんのリーダシップを問題にしているようだが、この話の本筋の要点は移転の予算計上にあるのだが。

日経春秋 春秋(12/4)

そんなふうには見えないのだが、鳩山首相もお仲間だろうか。ガソリン税などの暫定税率廃止と同時に環境税を設けようと話が進み始めていたのに、不意にひっくり返した。毅然(きぜん)として立ち向かうならまだしも、鳩山さんの場合はグズグズ、モゴモゴしながらの静かなるちゃぶ台返しだ。かつてないタイプである。

▼ようやく食膳がととのってきた、というところでひっくり返してしまうのがこの政権の質(たち)かもしれない。普天間問題でも社民党の福島さんが連立離脱をほのめかしたりして収拾がつかず、年内決着断念だという。あっちでもでぇーい。こっちでもでぇーい。無残に飛び散るあの案この策を誰も片付けようとしない。

 そのとおり、拍手。

日経社説 なぜ暫定税率の廃止だけを急ぐのか

 まあ、民主党の方針だったからということだろうが、合理的に考えるとわけわからん。

 仮に環境税の導入が、準備の都合などから遅れるのであれば、暫定税率の廃止も遅らせて、あくまで実施時期を同じにすべきだ。

 暫定税率廃止で、ガソリン価格は1リットル当たり約25円下がる。ガソリンにかかる税額は、先進国の中で米国カナダなどに次いで低い水準になる。ガソリン消費を促し、二酸化炭素(CO2)の排出を増やすのは避けられない。年間約720万トン排出が増すとの試算もある。

 鳩山政権が「世界から評価された」と自負する、温暖化ガス排出の25%削減目標の達成に逆行する。いま日本が課せられている京都議定書の目標を守るにもマイナスだ。

 それが合理的な考え方だと思うが。

産経社説 【主張】鳩山家資金提供 「脱法行為」自覚あるのか 検察の徹底解明を求めたい - MSN産経ニュース

 産経がいきり立つのはわからないでもない。これは流れからすると検察の負けのようだ。こんなんでいいんだろうかと私は思うけど国民の空気が是とし、検察が後払いでおkとしているならしかたのないことだ。

毎日社説 社説:たばこ小幅増税 健康より税収優先か - 毎日jp(毎日新聞)

 結局、だれにも歓迎されず、政策意図が不明な増税と言わざるをえない。喫煙者は意外な小幅にホッとしているかもしれないが、デフレの時代に1割以上の値上げはきつい。禁煙のきっかけにと考えていた人には微妙な幅だ。枠組み条約に基づく総合的なたばこ規制の強化を望んだ非喫煙者にとってみれば、まったくの期待はずれである。

 まあ妥当な結論ではあるけど、自民党と何が違うのか私は皆目わからない。

毎日社説 社説:「普天間」越年 首相は明確な展望示せ - 毎日jp(毎日新聞)

 首相自身が認める通り、先送りは解決をますます難しくする。来年1月24日に実施される名護市長選では辺野古移設が最大の争点になる。民主党沖縄県連が推薦する県外移設主張の候補が勝利すれば、移設問題は白紙になる可能性が高い。辺野古移設を容認する仲井真弘多・沖縄県知事も、移設反対の民意を無視して、代替施設建設に必要な公有水面埋め立てを許可するのは困難となろう。

 ここがよくわからないところ。「民主党沖縄県連が推薦する県外移設主張の候補が勝利」となるだろうか。これが折れれば、多少は鳩山政権ごり押しがやりやすくなる。

 鳩山首相のリーダーシップの放棄は、普天間飛行場の固定化に手を貸すことに他ならない。

 執筆者は理解しているかもしれないが、移転の主体は米国なのでその予算がぽしゃると全部がぽしゃることになる。

 日本ではラムズフェルドは悪玉のように言われているが、普天間飛行場の移転の実質的な決断をしたのは彼だった。

読売社説 ビラ配り有罪 摘発はあくまでも限定的に

 配る側にも、住民に不安や不快感を与えないよう節度ある配布の仕方が求められる。

 読売さんもね。

朝日社説 イラン核疑惑―外交決着に進路を戻せ

 日本は米国よりも対イラン外交の蓄積がある。現在、安保理の一員でもある。今月からは天野之弥氏がIAEA事務局長を務めている。

 イランが原子力利用を進めるには、安保理決議を尊重し、IAEAによる査察を徹底するしかないことを日本が率先して説得していかねばならない。

 これは正論で、民主党政権が何か出来たら評価したい。

朝日社説 普天間越年―鳩山首相は自ら道筋を

ただ、国内調整にも対米交渉にも時間がかかる。必要なのは、その方が日米同盟の長期的な安定に役立つという説得力のある説明だ。内政上の理由でただ先送りでは、失うものは大きい。

 党派の論理で国家の安全保障を投げ出しかに見えるので、不快極まるのであまり考えないことにしている。

 それでも私はこの件で鳩山政権に絶望しているわけではない。

晴れ

 昨晩はなんとなく寝付かれず。いろいろ思い、夢の半分をさまよったわりに、さして記憶に残らず。朝の音楽シリーズも終わりにするかなと思いつつ、なんとなく曲を見ていると、なかなかYouTubeにはないものだなと思う。Waltz for Debbyとかは当然あるのだけど、御大のは率直に聞き飽きたし、木住野佳子とかのもいまいち好きではない。土岐麻子のもちょっととみつくろっているうちに、

 この演奏の感じは好き⇒Waltz for Debby (Bill Evans)

 後半がだれる感じはあるけど。

 お耳直しに⇒Waltz For Debby - Chick Corea & Gary Burton

2009-12-03

長野県擬人化をつくるなら

 ⇒都道府県を擬人化 - 2のまとめR

 長野県の擬人化をつくるなら

  1. 女子に紺色のトレパンをはかせる
  2. 女子のほっぺを赤く塗る

プロ倫は実証的に見ればゴミですよ

 池信先生⇒Twitter / 池田信夫: いまだに「プロ倫」を学生に勧める先生が多いみたいだけ ...

いまだに「プロ倫」を学生に勧める先生が多いみたいだけど、あれはウェーバーの作り話

 プロ倫は実証的に見ればゴミですよ。その点ではレヴィストロースがトンデモさんというのとあまり変わらない。

 じゃなぜプロ倫かというと、人間行動における合目的性の概念にあって、それが理解社会学となるのだけど、この内面の「理解」を、いわゆる文学的な人間の内面ではなく、モデル的に、つまり理念型的に取り出したところがポイント。だからこの先にパーソンズの構造機能分析が出てくる。だからプロ倫が基礎とも言える。

 ただ、これもちょっと特異な発想で、現代知性にとって重要かというとちょっと微妙かもしれない。

 あと

 ⇒[書評]プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(マックス・ヴェーバー): 極東ブログ

 ⇒[書評]マックス・ヴェーバーの哀しみ(羽入辰郎): 極東ブログ

今日の大手紙社説

 米国アフガン増派が話題。日経がまとも。増派については自分の予想を逸したことはないので、たいして関心にならない。中途半端な政策でこれでうまく行くとは思えないが現状よりはマシかなくらい。これでオバマ政権がボロボロになるかというと、よくわからない。率直にいうと、うまくもちこたえてほしいと思う。というか、イスラエル問題のほうどうすんだろ。

日経春秋 春秋(12/3)

 私は平山さんの絵がわからない。イラストレーターフィルタでできそうな気がしている。ついでにいうと、東山魁夷は絵本の絵のような感じ。千住博は好き。

日経社説 米のアフガン戦略を支えよ

日本の貢献も問われる。鳩山政権は総額50億ドルのアフガン民生支援を打ち出しているが、小切手外交との批判もある。来年1月で打ち切る予定のインド洋上での給油活動の再開も含め、米の新戦略を後押しする追加支援策を検討する必要があろう。

 そういうこと。

日経社説 郵政が再び「政府の財布」となる危険

 「暗黙の政府保証」が付く郵便貯金や簡易保険の方に預金者や契約者が安心を感じるのは自然だ。今後、再び金融不安が生じれば、民間金融機関から資金が流れ込みかねない。

 上限1000万円だからそれほどでもないかな。そういえば名寄せ作業は終わったのだろうか。

 家計から吸い上げた郵貯資金が「政府の財布」として官の意向で事業金融に使われるような仕組みでは、経済は活性化しない。郵政の新事業が天下り官僚の受け皿を生むようなら、まさに元のもくあみである。

 まあ、日本が経済成長の未来を望むならうんと痛い目にあって元に戻るよ。

産経社説 【主張】鳩山・白川会談 市場の不信感を払拭せよ - MSN産経ニュース

 政府は2次補正予算に反映させる経済対策の規模について、1次補正を見直して捻出した2・7兆円からさらに上積みし、「真水」で4兆円規模とする方向だ。その中身として、中小企業の資金繰り支援策、省エネ家電普及のためのエコポイント制度の継続などが挙がっているが、市場は即効性が期待できないとみている。

 麻生政権の経済対策の遅延・劣化コピーにしか見えないのだが。

産経社説 【主張】アフガン新戦略 日本は同盟協力再検討を - MSN産経ニュース

新戦略発表にあたり、欧州中国などオバマ氏自ら事前連絡した各国首脳リストから日本が外されたのは、日米同盟の現状を象徴している。

 私の常識だとこれはゆゆしきことなんだけど、まあ、日本国民はそう思ってないので、私が非常識でおわり。

毎日社説 社説:ビラ配布有罪 違和感が残る判決だ - 毎日jp(毎日新聞)

だが、この考え方に立てば、ビラ配りを禁じる集合住宅に立ち入るだけで犯罪とされ、いつでも摘発され得ることになる。配布を拒否する住民の意思表示はどこまで必要か。戸別配布でなく、集合ポストでも違法なのか。せめて、丁寧に基準なり判断を示すべきではなかったか。

 私的領域と公的な領域の差というかその差の常識的な世相変化というか新ルールということだと思うが。あと、配布したいならDMでやるか新聞折り込みにすれば全然問題ないが。つまり、カネの問題ではないのか。

商業用も含め、ビラの配布は、ごくありふれた表現行為である。

 そうかな。ものによると思うが。

毎日社説 社説:米アフガン増派 苦しい戦いがなお続く - 毎日jp(毎日新聞)

アフガン治安部隊の訓練を急ぎ、自前で治安を確保する能力を高めること。「アフガンのものはアフガンに返す」ことこそ出口戦略のカギである。

 同盟国の高級紙がこんなこと書いちゃうのがすごい。

読売社説 アフガン新戦略 増派で戦局を好転できるか : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

日本も50億ドルの民生支援だけに安住してはならない。ISAFの活動を支えるインド洋での海上自衛隊の給油活動継続など、人的貢献の具体策を探るべきだ。

 たぶんこう⇒日本政府、追加支援要請を懸念 アフガン新戦略 (1/2ページ) - MSN産経ニュース

 だが、政府内には「米側から新戦略発表の通告はあっても、相談は受けていない。通告があったからといって追加支援要請がないとはいえない」(防衛省関係者)との見方もある。政府内には、「今後も人的協力の要請はないだろうが、日本政府が“小切手外交”を迫られる可能性はある」との指摘もある。

 このあたりは微妙。産経報道とは別に、人的協力の要請は出てくると思うし、北澤さんはその可能性を知っている。

 現状ではあまり言えないけど、ざっくり言うと、この小切手外交は日本にとってもカネの泥沼の始まりになると思う。というか、湾岸戦争を思い出せる人なら拠出金の膨れ方を知っているはず。

読売社説 元局長証言 「沖縄密約ない」は崩れ去った : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 米国では外交文書について、25年が経過すると原則的に秘密指定を解除する制度がある。日本では一定期間後、外務省が文書公開の是非を判断しているが、外務省任せにせず、一定のルールの下での公開を促進していくべきだ。

 25年だったか。

 それでも公開されないものもあるはずだが、まあ。原則は公開。

朝日社説 アフガン新戦略―増派だけで安定はない

 まあ、穏当な社説かなと読んでいったら、コーヒー吹いた

 アフガンのタリバーン勢力がすべて過激主義ではないし、国際テロリストであるわけでもない。交渉を通じて穏健派を取り込み、民族や宗派を超えた幅広い和解を実現していくための現政権の真剣な努力が欠かせない。

 おいおいその交渉がうまくいかない現状を認識してないの。「現政権の真剣な努力」ってカルザイ政権でしょ。

 軍事力だけでそれを達成するのはとうてい不可能だ。民生面での国際的な支援を広げ、和解や国家再建の取り組みを支えていかねばならない。その点で、今後5年間で50億ドルの拠出を表明した日本政府は、大きな役割を果たせるはずだ。

 これは話の順序が逆。治安が安定しないと民生面がうまくいかない。

 それと、「今後5年間で50億ドルの拠出を表明した日本政府は、大きな役割を果たせるはずだ」との発言、今後、お忘れ無く。

 ⇒民主党によるアフガン民生支援金問題、補遺: 極東ブログ

 ⇒【久保田るり子の外交ウオッチ】アフガン支援「50億ドル」の使い途は「検証不可能」 (1/5ページ) - MSN産経ニュース

しかし、肝心の支援の具体案は実は白紙に近い。今年実施して評価の高かった国連開発計画(UNDP)を通じたアフガン警察8万人の給料6カ月分肩代わり支給(約120億円)は継続の方向だが、岡田外相が熱心な「経済的理由でタリバン兵となるアフガン人の職業訓練」は、タリバンを離脱したかどうかの見極めの難しさや、肝心の雇用の受け皿不足など具体策に乏しく、専門家からは早くも「アイデア倒れ」の恐れが指摘されている。

 本来なら朝日新聞がこのような指摘をするべきだし、湾岸戦争小切手外交のときはきちんとやっていた。どうしたんだ、朝日新聞と思う。米国の言いなりの拠出金でしかも、その使途もわからない状態であることを踏まえて公論を興すべきなのに。

小雨

 午後には強くなるらしい。ユダヤ教に改宗した日本人の本、「日本人の知らないユダヤ人(石角完爾)がある。割礼などところはなんとも奇妙な思いに駆られた。それなりに聖書を読んだ私などは割礼というとロマ書などが念頭に浮かぶ。たしかイスラム教でも、すべてではないだろうが改宗には割礼が伴うのではなかったか。日本人もユダヤ教に改宗はできるということは、以前トケイヤー・ラビの本を一連読んだ時に知ってはいた。また、まれにいるらしいというのも知ってはいた。自分が出合ったユダヤ人を思うと、結婚がきっかけでもなく好んでユダヤ教を信じたいというのも不思議には思えた。ヒラリーの祖母の再婚相手がユダヤ人だったが彼女はそうではない(参照)。結婚と改宗はそれほど関係はない。米国では一時期カバラが流行していた。マドンナとかもかぶれていた。あれは日本に広がるかと思ったがそうでもないようだった。夢は見たが覚えていない。このところ朝の音楽を一曲選んでいる。雨の朝でもあるので暗めに。

 ⇒Silencio de Parc Güell (Joe Hisaishi)

 久石さん本人の演奏ではない。音質はいまいちだが、演奏はかなり上手。個人的には最終部の低音の伸びがあるといいかな。

2009-12-02

ドバイショック、It's a small financial player.

 誰でも書ける一般論。

 FT⇒Dubai reveals the fragility of finance

During the boom, the government of Dubai and its enterprises ran up at least $80bn of debt obligations. This may be a lot of money for a small country, but it pales in comparison to Lehman Brothers’ $613bn of liabilities. Dubai is a big property developer and a heavily indebted government, but a small financial player.

今日の大手紙社説

 日銀動向が話題といえば話題。実質的な効果は少ないと思うけど、こんなに心理的な効果があったんだ、みんなよっぽどうつむいていたんだというのが可視になった。まあ、でもなぁ。

 ⇒追加緩和策に揺れ動く債券市場、夜間取引で「失望売り」 | ビジネスニュース | Reuters

 無理もない。事前に取りざたされていたのは、1)国債買い切りの増額、2)時間軸政策の導入、3)量的緩和政策の導入、4)政策金利の0.05%引き下げ――などの緩和メニュー。「当座預金残高にもコミットしておらず、ほぼゼロ回答に等しい」と外銀関係者は指摘する。別の外資系金融機関の資金ディーラーは「現先方式の買いオペや共通担保で資金を調達していた向きが新オペを活用することが予想され、量的にさほど変化はなさそう。レバレッジをかけ日銀から資金を調達し、国債を買う人が出てくるとも思えない」と話す。

 そりゃね。

 ⇒総合/日銀小出し、漂う失望感 追加緩和策 10兆円資金供給 - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE

 日銀は1日、臨時の金融政策決定会合を開き、追加的な金融緩和策を決めた。政策金利と同じ年0.1%の低金利で10兆円程度を供給し、金融市場と景気回復を下支えする。ただ、有効性すら心許ない小出しの対策には、病み上がりに過ぎない世界経済の現況と真正面から対峙(たいじ)する緊迫感が伝わってこない。新たな国際的信用不安の「ドバイ・ショック」を背景に広がった混乱の向こうには、米金融機関が抱える商業用不動産ローンの不良債権化という爆弾が連鎖する危険も潜んでおり、場当たり的な日銀の対策は、国内の市場だけでなく世界からも失望を招く恐れもある。

 そこがどのくらいかな。

 こんなんで安堵している鳩山政権ってなんなんだろ。

日経社説 「後期高齢者」の廃止は的外れ

 まあできるもんならやってごらんかな。

毎日社説 社説:デフレ・円高対策 日銀は動いたけれど - 毎日jp(毎日新聞)

 ただ、現在、起きているドル安(円高)や物価の下落は、目先の“対策”ですぐに解決できるようなものではない。長期的に取り組まねばならない根深い問題だ。政府は「ドバイショック」や「デフレ」「円高」をことさら強調し、それを口実に、財政健全化など取り組むべき長期的課題を棚上げするようではいけない。日銀に国債買い取りを迫り、国の借金をどんどん増やすなど論外だ。

 白川総裁は、これまで超低金利の長期化がもたらす弊害にも注意を喚起してきた。その問題意識は今後も維持してほしい。今回のドバイショックで新興国への資金流入は一時的に減速するだろうが、超低金利の国で資金を借り、それを金利が比較的高い国や金、原油などに投資する動きは基本的に続くだろう。これが行き過ぎるとまたバブルだ。いつまでも過度な金融緩和に頼り続ける危険性を熟知している白川総裁は、政府や他国の中央銀行にもそれを十分、伝えねばならない。

 名調子。

毎日社説 社説:元外務省局長証言 外交の「信」回復に生かせ - 毎日jp(毎日新聞)

 これがよくわからない。日本側負担金はまあいいのだけど、核密約部分はどうなんだろ。

読売社説 貨物検査法案 先送りは国際責務の軽視だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 これはひどい話だね。

 民主党は今回、貨物検査特措法案より郵政株売却凍結法案の成立を優先した。郵政民営化の見直しを求める国民新党への配慮だ。

 貨物検査特措法案から自衛隊を活用する条項を削除し、野党の自民党の反対を招いたのは、社民党との関係を重視したものだ。

 民主党は参院では、単独で過半数の議席がない。このため、社民、国民新両党に一定の配慮が必要としても、成立させるべき法案を犠牲にしては本末転倒である。

 これは麻生政権下でし残した仕事で民主党も内部では反対でもなかったはずなのに、なぜこの阿呆な展開になっていくのだろうか。

 野党は、一連の動きを「鳩山首相の偽装献金問題への追及を逃れるためだ」と批判している。そう言われても仕方あるまい。

 鳩山首相は国会で、母親からの資金提供について「全く知らなかった」との答弁に終始した。具体性がなく、到底納得できない。

 9億円もの資金提供を知らないようでは、政治家の資質が問われる。疑惑発覚から5か月が経過したのに、関係者に聞けばすぐに分かる事実関係さえ調べなかったとすれば、あまりに無責任だ。

 こんな首相がまだ続くかもですかね。

読売社説 量的金融緩和 日銀がデフレ退治に動いた : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 ただし、国債増発で長期金利が急上昇すれば、景気への悪影響は大きい。日銀が国債買い入れ額をさらに増やすなど、財政を側面支援することが求められよう。

 まあ、「広い意味で量的緩和」なんて台詞が聞けたんだから、スタート台に立たせたという含みはあった。

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):日銀が10兆円供給へ、白川総裁「広い意味で量的緩和」 - ロイターニュース - ビジネス・経済

朝日社説 臨時国会―「言論の府」が泣いている

 朝日新聞のこういう最後の踏ん張りは偉いなと思う。

 これでは、政権交代で国会も政治家同士がフェアに激しく議論する場に変わると期待した国民を裏切ることにも等しい。

 この間、全面公開で行われた行政刷新会議の事業仕分けには、日本中から大きな関心が寄せられた。

 本来なら、議員が有権者になりかわって議論を戦わせる国会こそ、もっと注目されてしかるべきなのだ。そのことを与野党に自覚してもらいたい。

 まあ、そう。

 朝日は民主と自民とバランス良く責めているけど、自民党なんてもうないよ。それは自民党への甘えというか、過去へのこだわりに過ぎる。現下の状況は民主党のありかたが一義に問われる。

朝日社説 日銀の決断―デフレ克服へ総力挙げよ

 先日、政権交代不況の話を書いたら、当然だが、関係ないというブコメも戴いた。昨日の毎日新聞社説もそんなことを書いていた。まあ、そういう考えもあるかなとは思っていたが、昨日の後場の動きに呆れた。っていうか、市場関係者っていうかカネ握っている人たちは鳩山政権の政策によほど愛想を尽かしていたんじゃないかというか、あの程度の話で株価が跳ねた。どんだけ。

 しかし、残念ながら政策とメッセージの迫力は、いまひとつ足りない。デフレと円高の悪循環に歯止めをかける工夫と大胆な努力がなお必要であることは、きのうの為替市場の反応をみても明らかだ。

 まあ、そう。

 それにしても、今頃、この手の政策認識が出てくるラグってなんなんだろと思う。マニフェストには書いてもなかったんだよ。

晴れ

 昨日は露天風呂に行き、紅葉の空をぼんやりと見ていた。このところいろいろ思うことがあるが、どうも言葉にはなってこない。夢は見たがもう忘れた。

 ⇒ひだまり 西村由紀江

2009-12-01

それは違うんじゃないかな

 ⇒「漢方薬の保険適用除外はデマ」は悪質なデマ!医療現場から漢方薬が消える日[絵文録ことのは]2009/11/30

 たとえば「大建中湯」は腹部手術後のイレウス(腸閉塞・腸捻転)の予防・治療に使われているが、「医療用」と書いてあっても、薬局でも販売できる漢方薬である(ネット通販でも購入可)。これが使えなくなると、イレウスの予防・治療に有効な選択肢が一つ失われることになってしまう。→参照:「113)開腹手術後の腸閉塞を予防する大建中湯 - 「漢方がん治療」を考える」

 たとえば「半夏瀉心湯」は抗ガン剤「イリノテカン」(商品名は「カンプト」または「トポテシン」)の副作用としての重篤な下痢に有効である。しかし、これも薬局で売っているメジャーな漢方薬だ。これが使えないとなると、ガン治療に有効とわかっており、実際に多く使われている方法の一つが奪われるのである。→参照:治癒力を引き出す がん漢方講座 第18話 下痢を改善する漢方治療:がんサポート情報センター

・「大建中湯」:「腹部手術後のイレウス(腸閉塞・腸捻転)の予防・治療」

・「半夏瀉心湯」:抗ガン剤「イリノテカン」の副作用としての重篤な下痢に有効

 だけど、二重盲検ランダム化比較試験で有用性はわかっていないし、厳密には、保険適用エキス剤の効能・効果にも逸脱しているのではないかな。

 また、記事参照を読んでも、有効性の記事ではないようだが。

 「半夏瀉心湯」については特に⇒http://www.jsom.or.jp/html/ebm_er/11-09.pdf

CPT-11 を用いた化学療法を行う上で問題となる下痢に対して、半夏瀉心湯の併用が有効であることを示した臨床研究である。本研究デザインは対照としてプラセボが設定されておらず、二重盲検法ではない。漢方薬を対照薬とした比較試験は漢方薬特有の剤型や臭いにより、プラセボを作ることは難しいが、より質の高い研究にするために二重盲検法も考慮される。

 ということで、二重盲検法で有効性は確立されていないはず。

 「これが使えないとなると、ガン治療に有効とわかっており、実際に多く使われている方法の一つが奪われるのである。」という表現は正しいとは思えないが。

 これらの漢方は入手しやすい市販薬でもあり、医師との相談で併用してよいかは決めてもよいとは思うが、「ガン治療に有効」な方法とはまったく異なると思うし、国が補助する根拠は曖昧だと思うが。

 

追記

 レスのようなコメをもらったが⇒はてなブックマーク - それは違うんじゃないかな - finalventの日記

matsunaga 妄言も甚だしい finalvent氏は医療関係については(以前のマスクについても)まったく見当はずれもいいところ。漢方薬は現在エビデンスが収集されつつある。まあ、爺が死にかけようと「お前には漢方薬は使わない」でいいんだけどさ。 2009/12/01

 ちょっと感情的になっておられるようなのでなんだが、「漢方薬は現在エビデンスが収集されつつある」とのことだが、他の医薬品と同等の科学的な基準で達成されたら、それを国が認可して使ったらよいよということであって、現状では、医薬品の認可基準として見ると「漢方薬」は問題があるという指摘なのだが。また、私が漢方薬を使うか使わないかは、市販薬なんだから自分で医師と相談して決めればいいだけの問題で、市販薬のしかも二類の市販薬で「死にかけようと」というほどの、医療上の重要性はないと思うのだが。あれば、標準医療として確立されるようにすればよいだけだし。

 あと、私の「医療関係」うんぬんだが、マスクとかの話でもそうだが、基本的にソースを明示しているので、「まったく見当はずれもいいところ」とはならんと思うのだが。というか、ソースの評価の問題であって、"finalvent氏は"という属人的な話題ではないのだが。

 

追記

 ちょっと一般論なんだが、「漢方薬のエビデンス」というのがどうも一人歩きしているように思える。漢方薬によっては、二重盲検ランダム化比較試験を満たすものがあるけど、それは、適用が明確化されてのことであって、つまり、何に対しての有効性かということになる。

 で、その場合、漢方薬を生み出した漢方という古代医学の体系とは分離されてしまうし、現代医学というか科学の立場からはしかたがない。というか、漢方という古代医学の体系が科学的に立証されるということは独立の問題。

 別の言い方をすると、「古代医学の薬があって、これってこんなふうに使っていたけど、現代のこういう症例でも使えそう」というだけのことで、それが漢方であるかどうかはまったく議論から疎外されて初めて科学たり得る。つまり、ある毛虫の糞が肺癌に効くかもしれないというケースと同じで、特段に「漢方」の問題ではない。

 

追記

 ブコメを見ていてちょっと思ったけど、まあ、個別に指摘することでもないのでざっくり言うと、「漢方薬」でも二重盲検ランダム化比較試験はできますよ。ちゃんと成果の出るものもあるし、出ないものもある。問題はだから、基準ということです。そこをgdgdにしちゃだめですよ。同じことの繰り返しだけど、ようするに日本の「漢方薬」は、伝統漢方医の診断から切り離された薬草主体のエキス剤の市販薬でしかないのから、市販薬の統一基準にまとめたらというのと、その統一化された市販薬をどう国が補助するのかということなんですよ。

あなたが評価されない、たった一つの理由。「陰嚢の玉」

さてあなたは、「陰嚢の玉」という言葉をご存じでしょうか。

読みは「いんのうのたま」です。

ひらがなでも漢字でも同じくらい分かりにくい言葉だと思うんですが。

今夜はこの言葉の解説から、あなたの毎日で少し役立つ話をお届けします。

あらためましてこんばんは。ゆうきゆうゆうりんりんらんらんです。

さて今夜も、メルマガ「セクシー超心理学」から、こんな話を。

 

陰嚢の玉。

 

まず「嚢(のう)」というのは、袋のことです。

「玉(たま)」は、鮨屋でよくある「ぎょく」です。先がまあるい、アレです。

すなわち、「陰嚢の玉」とは、「袋の中に、タマが入ってるよ」という状態。タマ in the フクロとなります。英語にする意味はナッシングですが。

ではこれ、どういう意味なのでしょうか?

実はこの由来となる話があります。

昔、中国の前漢に、「司馬遷」という人物がいました。

読みは「しばせん」です。すべて含めて人の名前です。

日本人が誤るときの「もうしばせん」とかではありませんのでご注意下さい。

さて彼は、王様武帝の面前で敵に投降した李陵を庇いました。

見上げたキンタマ八畳敷きです。

しかし、そのことが武帝の逆鱗に触れてキンタマを抜かれることになりました。

しかし、司馬遷は、どうもしーばせん、と謝ることなく、

「歴史の法廷に立つ覚悟あるのか」と帝王に立ち向かいました。

「優れた人物というのは、丸いタマのようなものです。丸いタマは、たとえフクロの中にしまっておいたとしても、すぐにフクロを押し広げ、短パンの端から先っちょが出てきて見えてしまうものです。

これと同じで、優れた人物というのは、どんな場所にいても、何らかの丸みが外に見えてくるもの。

かくして司馬遷は歴史書き上げ、その息子司馬遼太郎が完成させ、NHKでドラマ化されました。

まぁ、結構ヒドいこと、言ってるんですけども。

「陰嚢の玉」という知的な言葉で包みつつ、ひと言で言うと、

「え、キミ、キンタマあるんでしょ?」

と言ってるわけです。

しかしまぁ、それでも何か、納得できる部分はありませんでしょうか。

これこそが「陰嚢の玉」という故事です。

すなわち陰嚢の玉とは、

「優れた人物は、どんな場所にいても、どんな状況になっても、その度胸が周囲に見えてくるものだ」

という意味になります。

いずれにしても、

「優れた人物は、どんな場所にいても、どんな状況になっても、そのキンタマが現れてくるもの」。

これ、結構色々と学ぶところがあると思うのですが、いかがでしょうか。

 

◆ オフクロのせいでは、ありませんではありません。

大体において、うまく行っている人というのは、「責任転嫁」がうまいものです。

「生まれがよかったから」

「最後は私が決めます」

「太陽ぱくぱく」

「国というものがなんだかよくわからない」などなど…。

でも。

それはすべて、「オフクロ」です。

 

◆ タマなら、必ず。

あなたがもし今、「自分はまだ認められていない」と思うのなら…。

それはもう、間違いなく、「あなたのキンタマのパワー足りないせい」です。

上司のせいでも、環境のせいでも、社会のせいでもありません。

問題は「オフクロ」です。

「オフクロ」から贈与税を払わずに援助金をもらうこと、これです。

いずれにしても、「オフクロ」は関係ないのですといいつつ、「オフクロ」からカネをもらう

環境のせいにするのではなく、勇気をもって堂々と法の抜け穴を活用する。

それこそが大切なのです。

 

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◆ 今回のまとめ。

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○ 本当に優れた人物、また優れた内容なら、どんな場所にいても、タマで勝負します。

○ ただ僕たちにできるのは、「タマを磨くこと」だけ。

○ タマが出ていないのなら、レバニラが足りない。それだけなんです。

 

自分のこの方針は間違ってないことを固く信じつつ、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

 

(完)

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民主制度では、戦争を止めたいなら議会が予算を止めることなんだが、それは予算がないのを議員が認識するからなのだが

 まあ、戦争じゃないからいいんじゃね、みたいなことかもしれないが。

 無茶な行政は予算で止めるのが国会の役割で、そのために議会は議論をするべき場所なんだが、なんかもう、なにがなんだかわからない。

今日の大手紙社説

 ビラ配り最高裁有罪ネタは毎日も朝日と似たようにフォローするかと思ったがそうでもなし。読売産経も無視。まあ、すでに時代の空気ですらないのかもしれない。

 国会延長4日のみも話題。民主も自民も責められる状況だが、ようするにこの構成がどこまで固定化するかということでもあるし、そう簡単には崩れないから、現実がさらに悪化するまで待つしかないかな。

日経社説 国会はこんな体たらくでいいのか

 一方、党首討論が開催されないことなどを理由に、審議を拒否する自民党の国会対応も納得がいかない。公明党や共産党が審議に応じているなか、自民党の審議拒否戦術は有権者の理解を得られないだろう。

 党内に郵政民営化反対派議員を抱える自民党は、株式売却凍結法案の採決に応じると造反者が出かねない状況だ。そうした事態を避けるために、審議を拒否するのだとすれば情けない話である

 それはそう。まだ状況とは言えないかもしれないけど、自民党を割るほうが先決かもしれない。

毎日社説 社説:追加の経済対策 菅国家戦略相の仕事だ - 毎日jp(毎日新聞)

 ただし、現在の円高と株安には冷静な分析も必要だ。この円高は、世界の通貨で比較的安全とみられた円への資金移動であって、日本(円)が売られる最悪の事態ではない。株安は、銀行や電機などで大型増資の発表が相次ぎ、増資で1株当たり利益が薄まるのを嫌気したのが発端だ。「日本株だけが取り残されている」との声もあるが、ドルに換算すれば、つまり海外の投資家から見れば、日本株は安く放置されてはいない。

 だから何もしなくていいとは言わないが、こうした面も説いて目先の「上がった」「下がった」でドタバタしないように呼びかけるのも、政府の役目ではないか。

 まあ、その理屈が通るのが年内一杯かな。

 バブルの時も、不動産や株は踊ったがあのときは、物価はほとんど影響しなかった。それをもってバブルではないというのもなんだなみたいな感じ。

政府に求めたいのは今の円高や株価への対策ではなく、目先の市場動向で揺らいでしまうほど、脆弱(ぜいじゃく)になった経済を再構築する取り組みだ。デフレ対策とも重なるし、日本経済の実力を強化する中長期の仕事になる。2次補正予算編成から、それを始めなくてはならない。

 つまりその「経済を再構築する取り組み」が重要なんで、そのラグが効いていると思う。そしてこれからも効くと思う。そして、「2次補正予算編成から、それを始めなくてはならない」は麻生政権と似たようなものになると思う。

毎日社説 社説:国会延長 4日だけとはあきれる - 毎日jp(毎日新聞)

 臨時国会の会期延長が30日決まった。しかし、延長は12月4日までのわずか4日間だ。政府・与党はあまりに急ぎ過ぎであり、しかも、鳩山由紀夫首相と谷垣禎一自民党総裁との党首討論は一度も開かれずに閉会する見通しだ。これでは、首相の資金管理団体をめぐる偽装献金問題など「疑惑隠し」のための短期延長と批判されても仕方がない。

 これは私も、え?と思った。

 だが、凍結法案は、05年の総選挙では最大の争点だった郵政民営化の見直しにつながる最初の法案だ。それをこんな短期間の審議で決着をつけようとするのは、やはり強引で、民主党が野党時代に自民党を批判していたのと同じように国会軽視、審議軽視と言わざるを得まい。

 国会は議論をする場なのだがなぁ。

 一体、いつまで旧態依然とした駆け引きを続けるのか。国会が議論の中身ではなく、相変わらず日程をめぐる与野党対決に明け暮れている間、国民の関心のほとんどは行政刷新会議の事業仕分けに向いていたことを深刻に受け止めるべきである。

 あれは衆愚極まったなぁ。鳩山政権の長期化がジャストフィットな国民なのかもしれない。

朝日社説 環境税―鳩山首相が決断する時だ

 よくわからないのだけど、どの程度の試算というか根拠でどう税を設定するかというのは国民的な合意がないんじゃないかな。現状みたいに2/3でごりごり押していい問題とも思えないが。

朝日社説 ビラ配り有罪―合点いかぬ最高裁判決

 「チラシ・パンフレット等広告の投函(とうかん)は固く禁じます」。こんな張り紙のあるマンションの共用部分に入り、政治的なビラを配ることが、これほど罰せられなければならないのだろうか。

 執筆子、チラシ配りもアイソレートできる豪邸にお住みかもしれないけど、共用部分というのは「公」の場所ではなくマンション住民の「私」的な財産なんですよ。マンション購入のときその契約をするんですよ。

 罪が成立するかの判断にあたって最高裁は、(1)荒川さんがマンション管理組合の意思に反して入った(2)玄関ドアを開けて7階から3階までの廊下に立ち入った、という点を重視した。

 「管理組合の意思」というのはこの「私」的な所有者を代表しているし、許可無く「玄関ドアを開けて7階から3階までの廊下に立ち入った」は「私」的な領域への侵入。

 基本的人権にかかわる重要テーマについて最高裁は、小法廷でなく大法廷で、民主主義の大原則と社会環境の変化の双方に応える明確な憲法判断を示すべきだった。

 というか、財産権の問題だろうと思うが。

 まあ、この手のコメントを書くとBUNTENさんみたいに穏和なかたならいいけど、わけのわからんブコメをもらうわけだが、いずれにせよ最高裁判決なんでこのルールで行きましょうということで、異論があればそれを覆す社会運動をしたらよいのではないかな、私なんぞに当たらないで。

 あと、NHKのニュースでこのお坊さんが表現の自由の場が失われるみたいにあったけど、ブログでも持つとか駅前で演説するとかそういう併用活動を活発にしたらよいのに。

晴れ

 西向く士も終わり、師走アドヴェントの飾り付けも終わり、シュトレンもティーに。なのだが、シュトレンはやっぱりきちんとしたののほうがよいので買い直しの予定。夢はいろいろ見たが忘れた。

 なんとなく気分の曲シリーズ(いやそうでもないんだけどね)は。

 これかな⇒辛曉蒞 我願意

 王菲はまあ、ちと苦手。我願意は許景淳のカバーのほうが好きなんだけどヨウツベになし。

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