finalventの日記

2010-01-31

今日の大手紙社説

 昨日トヨタに言及してなかった新聞社が今日言及などもあり。ウィルコム救済はよくわからない。全体的に特になし。

日経社説 企業への公的支援は慎重に:NIKKEI NET(日経ネット)

 官民の共同出資で設立した企業再生支援機構の存在感が増している。会社更生法を申請した日本航空への支援を決定したほか、PHS最大手のウィルコムも支援機構を活用して再建を進める方向だ。

 だが、巨額の公的資金を扱う支援機構が、経営不振企業の一種の「駆け込み寺」として機能することには異議がある。

 企業経営の原則が自己責任であることは言うまでもない。

 まあ、そうかな。この先に気になることもあるので、メモ。

朝日社説 スリランカ―紛争後への新たな懸念 : asahi.com(朝日新聞社)

 さらに近年、ミャンマービルマ)の軍政指導者タン・シュエ氏やイランのアフマディネジャド大統領がこの国を訪問している。人権や核を巡って国際社会孤立を深める国々との関係強化は何を意図してのことなのか。

 中国は、インド洋に面する南部での大型港湾の建設をはじめとする援助を拡大しており、米議会から懸念の声があがっている。

 この国の行く末は、多くのタミル人が住む隣国インドの安定に直接影響する。スリランカの対外政策は、インド洋での米中印の存在感をめぐる地政学にも微妙な影響を与えるだろう。

 日本政府はこうした要因も念頭に置いて、支援を続けてもらいたい。

 朝日新聞がここまで指摘できたら上等。

 FTだともっと具体的な問題点に絞り込んでいる。

 FT⇒Sri Lanka’s uncertain election

The presence of troops on the street in Colombo is not a good start. Mr Rajapaksa’s victory could degenerate into nasty authoritarianism. If it does, Sri Lanka’s peace will have been wasted.

 率直に言うと、懸念される状況で、朝日新聞の、レトリックだろうが、言うほど日本が寄与できる分は少なく、先行きは懸念される。

 2004年⇒スリランカ状勢: 極東ブログ

 2009年⇒スリランカ内戦終結、雑感: 極東ブログ

 2009年⇒オーストラリアへのタミル人難民の問題: 極東ブログ

晴れ

 寝坊した。産経新聞一面の梅田さんのコラムが興味深いものだった。思索を深化させていくと逆に読む人が限定されていく。その限定を緩和させると、単純化・図式化が進む。しかたがないとは言える。ネットに掲載されているかと見るとあった(参照)。この問題視点は難しい。

 これからのウェブ世界は、こうした欧米の価値観やイデオロギーに強く牽引(けんいん)された「共有地たるグローバルウェブ」(主に英語圏)と、「政治体制や文化・言語圏に閉ざされたローカルウェブ」がせめぎあい、分断されて林立する時代を迎えるのであろう。グーグル中国問題は、そんな21世紀のウェブ進化のひとつの方向性を示唆するものである。

 私の考えでは、Google+英語がもたらすインパクトは、文化圏や政治体制のクローズにおけるダイコトミーとは完全に重ならない。私の思索のキーワード「滑らかな浸潤」をふと想起するが、そこまではわからない。ただ、Googleの情報を享受する英語圏に対して情報国家統制する中国のような文化圏という対立は表面的で、中国は日本よりもGoogle的な情報化つまり知の高度化がある意味で進むかもしれない。中国の中枢にはGoogleの天才にような人々が多数いる。経済学とその適応を見ていけばその高度化がわかるし、それは多分野に及ぶだろう。彼らはGoogle的な知の高度化のもう一つの成果だといえる(Googleと共産党は相似であろう)。では、対立の軸はないのかといえば、おそらく、国家・民族の共同幻想のようなものに現れる。あえて言えば、民度のようなものだ。その共同幻想のようなものが国家の、つまりナショナルな幸福といったものをどのように、民族全体で志向するかということだ。そこで中国も米国もうまくいかないのではないかと思う(そのことがダイナミズムを生み活性化にもつながるだろうが)。日本の文化性は現状は解体されていくように見えるが、それでも内部に歴史に根ざす共同幻想のコアを持っている。中国はそこがうまく共産党独裁の形では実現できないだろう(中国には政治の理念はあっても民族性は被征服のルサンチマンになっていて、互助性は国家の共同性にうまく接続しない)。Googleのもたらす知もその民度の高度化にはそれほど寄与しないではないか(というのはそれは暗黙のルールなようなものでぐぐれないものだ)。米国は自由なりの理念で民度を上げるべくGoogle的な知で代用してもうまくいかないのではないか(オバマ大統領の空振りのように)。このあたりから問題は難しくなる。国家的な共同幻想を基底で支えているのは、歴史性を除けば、大衆のもつ普遍性であり、それは実質はルサンチマンである。このルサンチマンが共同幻想を外的な知によって倫理として外化(疎外)させたとき、20世紀の「社会主義革命」が起きた。だからそれは民族的な根を断ち切れず、政府を孤立させた(王を殺すことが快楽となった)。しかし、日本の文化・歴史なりの倫理性は、特異な互助性(つまりは独自の隣人愛のようなもの)から日本という共同幻想を再構築していくかもしれない。それは「勤勉の倫理」とも対応して、大衆の総体を変えていくかもしれない。Googleや共産党指導といった善王よりも、分散された知性の点で、日本はその先まで生き延びるのではないか、ユダヤ民族のように。

 あるいは、幸せはひとつのドーナッツピーナッツの漫画にもありそうなテーゼだな。

 プリキュアの最終回を見る。たまにしか見ないので話の筋はとんとわからんが、1984のパロディーかなとは思う。マモー賢者の石もそうだったな。現在の視点でいえばメビウスはGoogleでもあるだろう。メビウスの声がデデデ大王の声かと思う。最後にクリーム色のソーナンスが空を飛んでいた。次回のプリキュアの絵がやや村上テイスト。

2010-01-30

そうでもないかもしれませんよ

 池信先生⇒日本ではiPadは「大きめのiPhone」に過ぎない - 池田信夫 blog

 池信先生は出版の未来を見ておられるのでしょうが。

 MindMapとかできるだけでもけっこうグーかも。

 とんでもないキラーアプリがどうでるか。

今日の大手紙社説

 各社説、鳩山さんの演説への腐しというくらいかな。いのちがなんたらというフレーズは私もなんとなく耳にしたが演説全体については聞いてないので、全体聞いたら感動したとかあったかもしれない。ま、ないんじゃないかな。

 すでに内閣は空中分解しているかも⇒鳩山首相:施政方針演説 「抑止力」の語句を削除 日米同盟めぐり社民が反対 - 毎日jp(毎日新聞)

 基本政策閣僚委には首相、社民党党首の福島瑞穂消費者担当相、国民新党代表の亀井静香金融・郵政担当相の与党3党党首らが出席した。席上、福島氏が「抑止力」の語句を外すよう要求し、民主党側は「東アジア共同体日米関係より前にもってきており、(対米配慮から)日米同盟を評価する言葉として外せない」と反論。意見交換のほとんどがこのやり取りに費やされた結果、外すことになった。

日経春秋 春秋(1/30)

どんな時代にも共感を呼ぶ青春の息遣いを描ききった鬼才である。すべては作中に封じていたのかもしれない。黙して逝った作家を悼み、きっとこの週末は世界中で「ライ麦畑」の、「フラニーとゾーイー」のページが繰られることだろう。彼に彼女にいつか借りたままの本を取り出し、思いにふける人もいよう。

 執筆子、「フラニーとゾーイー」を読んでないんじゃないかな。「ライ麦畑」とは異なる、なんつうかあれはハプワースにつながる異常な話なんだが。ゾーイーは念仏唱えているんだよ。というか、グラス・サガのなかで「大工よ、屋根の梁を高く上げよ」との関連でないと、あれわからんと思うが。

産経社説 【主張】小沢氏の土地購入 原資の疑惑さらに深まる - MSN産経ニュース

 この社説はどうという話でもないが。

 ⇒17年の4億円の原資「分からぬ」 小沢氏が供述 不正資金? (1/2ページ) - MSN産経ニュース

関係者によると、特捜部が17年の4億円の出どころについて、小沢氏にただしたところ、「分からない。知らない」などと供述。石川容疑者も「詳しい経緯は思いだせない」と供述する一方、接見した弁護士に「分からないから困っている」と話しているという。

 それって民主党大会の話とやっぱり違うわけか。

読売社説 FRB議長再任 「出口戦略」が2期目の課題だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

オバマ米大統領は昨年8月、金融危機に対応した手腕を評価し、再任方針を発表した。しかし、承認がぎりぎりまで遅れ、反対票も多かったのは、議長に対する議会の不信感の根深さを物語る。

 放言の部類だが、経済学そのものがリバタリアニズムに反しているところはあるんじゃないかとは思っている。現下の状況では僧正の叡智にしか頼めないが。

読売社説 施政方針演説 危機打開の決意が足りない : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 しかし今、「いのち」を言うなら、景気の二番底を心配したり、解雇の不安に苦しめられたりしている人々に、十分目配りする必要があったろう。

 カネの苦労もない戦後最大のニートの言うこと真に受けるほど世間は甘くないよ。

朝日社説 トヨタ車回収―安全への感度が生命線だ : asahi.com(朝日新聞社)

 この問題はよくわからない。トヨタの慢心を責める声も多いが、私はなんとなく逆なんじゃないかな、ヨヨタのさらなる成長の足がかりになるんじゃないかなとなんとく思っている。

朝日社説 鳩山政権―演説の美辞に酔う暇なし : asahi.com(朝日新聞社)

いのちを、守りたい。

 だったら小中学校の耐震化を進めてくださいよ。

 その裏に、具体論を語ろうにも語れない鳩山政権の苦しさがのぞいている。その事実を国民の多くが気づいている。だが演説には説明がない。そこに違和感を禁じえないのだ。

 「国民との契約」と呼ぶマニフェストの何を実現し何をあきらめたのか。その理由は何か。これからどうするのか。演説で国民が最も聞きたかったのはこの点ではなかったか。いわば契約の履行状況報告であり、展望だが、ほとんど素通りしてしまった。

 ただの劣化自民党でしょ。あまりに劣化が高度化しているので自民党の代替余地すらない。

晴れ・ログイン

 1月も30日か。くったりとしている。2月はさらに早そうだ。昨日はニュースも特に見なかったが、サリンジャーが亡くなった話は聞いた。90歳を越えていたはずで死去も不思議ということはない。あとは膨大な著作が残されているか、もっと露骨にいえば、ハプワースの後編が残されているかが気になる。ただ、残されていても、もはや文学ではなく、オカルトの類だろうが。記憶ではニューヨーカーの契約が続いているはずでそのあたりからの話があるか。夢はいろいろ見たが、朝歴史の話を聞いているうちに忘れた。戦後の高度成長期というか、吉田内閣から鳩山内閣へのあたりで、言われてみればあたりまえなのだが、逆コースのなかで生産力を上げていくのだが、この高度化の半分くらいは実際には戦前のポテンシャルだったようだ。戦後焼け野原から高度成長というイメージがイメージとしてあったが、GHQのむしろ日本の初期の工業国潰し政策のストッパー解除と非軍事化が進めば、日本が膨大な生産力を回復するのは奇蹟というより当然のことだったのかもしれない。弾みはむしろ人口増加だろう。植民地を手放すことも役立ったはずだ。

2010-01-29

この日の大手紙社説

 というか翌日になって見直す。

 オバマ演説と検察審査会の強制起訴が話題。あと秋葉原事件の公判。ざっと読んだがとくに気になる点もなし。オバマ演説は好評だったようだが、全体としては特にどういうことでもなさそう。検察審査会の動向はこれでよいのではないか。秋葉原事件はなぜの解明とかで延々と、現代思想とかお好きなかたの物語が語られるのだろうか。

ブログサバト

 書くの忘れてた。金曜日。平安あれ。

2010-01-28

バーナンキ議長再選

 ⇒米FRB、バーナンキ議長をFOMCの議長に再選

ワシントン 27日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)当局者は27日、バーナンキFRB議長を連邦公開市場委員会(FOMC)の議長に再選したことを明らかにした。

 まずはよかった。

iPad

 ⇒http://www.youtube.com/watch?v=_lCOU5O9V1Q

 すごいなとは思うのだけど、母艦の必要性は増すかな。あと、Dyanbookのコンセプトなのかは、ちょっと微妙な部分もあるか。

 ⇒The Laptop Celebrates 40 Years | Gadget Lab | Wired.com

今日の大手紙社説

 日本経団連の次期会長が住友化学の米倉弘昌氏となるというのが話題ではあるが、特に読むべき論点もなかったかと思った。

 小沢疑惑だが⇒時事ドットコム:小沢氏再聴取、見送りへ=関与捜査は継続−政治資金規正法違反事件

 特捜部は、小沢氏の供述内容に疑問点はあるものの、事件に対する同氏の主張をまとめた供述調書を作成したことで、任意聴取による最低限の目的は果たせたと判断したもようだ。

 検察も世論に配慮し、それなりに着実に進めている模様。まあ、現状で逮捕としても公判の維持はちょっときつい段階だろう。

 ⇒「黒人を選んでまで」 オバマ政権誕生で小沢氏 - 47NEWS(よんななニュース)

 民主党の小沢一郎幹事長は27日夜の那覇市内の会合で、各国の政権交代事情を紹介する中でオバマ米大統領誕生に触れ「米国はオバマさんという黒人を選んでまで、世の中を変えよう、国を変えようと国民が選択した」と述べた。

 まあ、失言には違いないが、米国側でこれを糾弾するような動きにまではいかないでしょう。それにしても、常識外した失言が多いなとは思う。

読売社説 マンション管理 公平性重視した妥当な判決だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 分譲マンションの住民で構成する管理組合が、部屋を所有しながら賃貸目的などで自らは住んでいない不在組合員の管理費を、「協力金」名目で増額できるか――。

 これが争点だった訴訟で、最高裁は、「必要性、合理性が認められる」として、増額を認める判断を示した。

 NHK7でも見た。妥当なところではないか。というか、これが最高裁まで上がるのかあと。

 ただ、このマンション、賃貸しと高齢化の比率が多くて、世のマンションってこんなものなのかとは思った。特例ではないか、と。

朝日社説 温暖化基本法―低炭素時代を引っ張れ : asahi.com(朝日新聞社)

 具体的には、国内排出量取引制度や環境税、自然エネルギー拡大など、必要な政策を総動員するための法的な基盤づくりを急ぐことが必要である。

 鳩山政権は、3月までに地球温暖化対策基本法案を国会に提出する。

 中期目標を絵に描いた餅にしないためには、それぞれの政策を基本法に盛り込むだけでなく、骨格や工程も具体的に示す必要がある。「50年に80%削減」という長期目標を見すえたものにすることも大切だ。

 そのためにはグリーンな産業と雇用を創出する成長戦略を、そこに組み込んでいかねばならない。

 COP交渉の先行きが不透明ないま、日本が高い目標を掲げることや、それに向けた大胆な政策を進めることには慎重な声も根強い。

 だが、地球を低炭素時代に向かわせなければどうなるかを考えたい。

 普通に無理だと思うが。

 もうちょっというと欧州がそれどころではない状態になって、しばしこの問題はグローバルにスタックか、と。

 ふと読み直すと、この社説に「中国」のキーワードはないね。

曇り

 前線がかかっておりこれから雨。夢は、温泉旅館で麻婆豆腐ラーメンをオーダーするのに苦戦するという話。その間、泥棒にあっててんやわんや。

2010-01-27

鳩山さん「沖縄県民の頭ごなしに解決するつもりはない」とか言うけど、それって沖縄県内移設が前提になってんの?

 ⇒「沖縄県民の納得できる解決を」 普天間移設で首相 - 47NEWS(よんななニュース)

 鳩山由紀夫首相は27日午後の参院予算委員会で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先を5月までに決めるとの政府方針に関して「沖縄県民の頭ごなしに解決するつもりはない。政府の責任の下、仲井真弘多知事をはじめ県民の皆さんが納得できる解決をしていきたい」と述べ、地元理解を得て結論を出したい考えを強調した。

 沖縄県民が納得できる解決は、県外移設。というか、当初からの民主党の公約どおり。

こうなることは以下略的

 ⇒子ども手当、閣僚答弁が混乱 経済効果めぐり - 47NEWS(よんななニュース)

 26日の参院予算委員会で、鳩山政権の目玉政策である子ども手当の経済効果をめぐり閣僚答弁が食い違い、審議が一時中断する場面があった。

 自民党の林芳正氏は子ども手当について、波及効果によって所得がどの程度拡大するかを示す「乗数効果」がいくつになるか質問。仙谷由人国家戦略担当相が「1以上であることは間違いない」と述べる一方、菅直人財務相は「詳細な計算はしていない」と答弁した。

 麻生内閣で経済財政担当相を務めた政策通の林氏は、子ども手当などの給付は貯蓄に回されやすいため「乗数効果は1より小さくなる」と指摘。「中学校の数学で分かる」と皮肉った。

 プライドを傷付けられたのか菅氏は「子ども手当には少子化対策の意義があり、長い目で見て大きな効果がある」と懸命に反論した。

 こんなのが財務相なんだよ、日本国。泥酔中川さんよりひどいことになっているのだが。

 しかし、仙谷さんもダメダメだな。

 なにが理系内閣だよとか思うが、ああ、経済学文系か。痛いオチだな。

 ⇒いちおう都留重人というかサミュエルソン経由でケインズとかは学ぶのですけど - finalventの日記

今日の大手紙社説

 ハイチ復興自衛隊をという社説がちらほら。まあ、それはそうなんだけど、先日も触れたけど、中台問題に巻き込まれるのだけどね。だからいかんというわけではなくて、言及があってもよさげかなとは思った。

 くどいけど⇒中国がハイチにPKO派遣: 極東ブログ

 そういえば台湾がけっこうまた揺れている。

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):台湾補選、3選挙区で与党全敗 馬政権の低迷深刻 - 国際

 【台北=野嶋剛】台湾の立法院(国会、113議席)の補欠選挙が9日、3選挙区で行われ、中央選挙委員会の発表によると、3議席とも野党民進党候補が与党国民党候補を抑えて勝利した。昨年夏の水害への対応の失敗などで広がった馬英九(マー・インチウ)総統の不人気が影響した形で、国民党の退潮傾向が鮮明となった。

 このあたりの展望はよく見えない。

日経春秋 春秋(1/27)

 10年にわたる横綱審議委員を退いた作家の内館牧子さんが、最後の最後にも朝青龍を評して「アスリートとしては150%認めるが横綱として認めていない」とぶちかましたそうだ。千秋楽まで続けた横綱との取組は技能賞ものだろう。

 仔細を知らないし関心のない分野なのでなんだが、内舘さんは本当に相撲が好きだというのはわかっているので、それなりの思いがあるのだろうなとは思う。

日経社説 日銀と政府は賢い連携を:NIKKEI NET(日経ネット)

 金融危機後の財政出動の余波で、政府の信用(ソブリンリスク)への懸念が金融市場で強まっている。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズは財政悪化とデフレ圧力を理由に日本の長期政府債務の格付け見通しを悪化方向へと変更した。

 日本は世界に貸し付けている側なんですけどね。

読売社説 武器輸出3原則 緩和は「平和国家」と両立する : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 航空自衛隊の次期主力戦闘機FX)の有力候補であるステルス機F35は、米英など9か国が共同開発した。日本は参加していないため、導入するにしても時期が相当遅れ、費用も高額になる。

 「武器」の定義が広範なため、自衛隊仕様に部分改造した四輪駆動車も輸出できない。ヘルメットなども同様だ。国内販売に限られる結果、コストは割高になる。

 世界を現在不安に陥れているのは、中国軍拡の高度化もだけど、意外と小型兵器。武器輸出でなんとかしたほうがいいのは、とりあえずそっちのほう。

 政府の防衛予算が8年連続で減少する中、防衛産業から撤退する企業が相次いでいる。2011年度に戦闘機F2の生産が終了すると、その後5年以上は戦闘機の国内生産が途絶える。さらに多数の企業が撤退する可能性がある。

 いったん企業が撤退し、専門技術者がいなくなれば、再開は容易ではない。特殊な部品が補給できず、航空機や艦船の維持・補修に支障が生じる恐れもある。

 これで日米同盟が薄くなると、さて、ということなんだろうな。

晴れ

 一月も下旬。日が少し延びてきた。菓子屋に行くとチョコばっかりの季節になる。ので、さて面白いチョコでもないかと見るのだが、オッサンがうろうろしてもなと引く。夢はなにか鮮明に見たのだが忘れてしまった。

2010-01-26

今日の大手紙社説

 特になし。

 自分でもいかんと思うのだが、民主党政権の存在感が自分からすでに消えている。じゃあ、どうすんの日本とか少し思うのだが、どうにも見えてこない。こういう空隙によからぬブラックスワンとかなりがちだろうな。

 そういえば⇒[書評]ヒトラーの秘密図書館(ティモシー・ライバック): 極東ブログ

 その本はさておき、ヒトラーというのもけっこう政治運営に悩んだのではないかとかぼんやり思った。ヒトラー独裁は民主主義の危機のひとつの極北のように思われているが、仔細に見ていくと、それは一面ではある凡庸な結末に過ぎないのかもしれない。

日経春秋 春秋(1/26)

最近の流行は割安な中古物件を買ってリフォームする方式だ。古民家をみてもわかるようにしっかりした住宅は本来、手入れさえすれば長期にわたって住み続けられる。

 そんないい物件は少ないと思うが。

産経社説 【主張】派遣法改正 働く機会を奪いかねない - MSN産経ニュース

一方で一般の事務派遣などで働く人たちへの影響も予想されるため、改正法の施行を3〜5年猶予するという。

 その間にこの政権なくなるか以下略。

読売社説 ハイチ大地震 復興には長期的支援が必要だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

PKO派遣の警官8人が死亡した中国は、救助隊派遣など迅速に対応した。国際平和協力活動に貢献する姿勢を誇示した形だ。

 中台の文脈にもう少し言及してもよさげだが。

 ⇒中国がハイチにPKO派遣: 極東ブログ

朝日社説 ODA戦略―全体の青写真が要る : asahi.com(朝日新聞社)

 さらにこれだけ巨額支援を約束しても、実施は容易ではない。

 アフガン支援について、政府は近く英国で開かれる国際会議で概要を説明する。だが、治安悪化に政権の腐敗が重なり、首都圏開発など大規模な計画が動き出すめどはたっていない。

 地球温暖化対策での途上国支援をどう進めるのかも、今後の国際交渉の進展次第だという。金額だけが先に決まり、後から具体策づくりが追いかける構図である。

 巨額の対外支援はむろんこの2件だけではない。東南アジアメコン流域のインフラ整備(約5千億円)をはじめ、アフリカへの支援倍増も表明している。大地震の被害を受けたハイチへの救援強化など、突発的な天災にも臨機に対応しなければならない。

 マイルドな対中戦略上効果的ではあるんだけど。これをほっぽり出して民主党政権が空中分解したらと思うと鬱。まあ、そうならんように支えるべきか。

朝日社説 米金融規制―銀行の公共性立て直せ : asahi.com(朝日新聞社)

 世界同時不況を引き起こした金融危機の再発を防ぐには、思い切った規制の立て直しが必要だ。オバマ大統領の目指す方向性を支持したい。

 あー、そうですか。

 これも読むとよさげかと⇒FT - Obama erects a Maginot line

The best that can be said for Barack Obama’s latest plan for financial regulation --- banning deposit-taking banks from proprietary trading and capping financial groups’ market share of funding --- is that it shows he now sees only radical policies can crisis-proof the financial system. But the claim that these ones will increase stability is misguided, if not misleading.

晴れ

 身近でインフルの第二派が来ているようだ。季節性だろうか。A型らしいが。夢をくっきり見て、はっと未明に目覚める。悪夢ということではないが、母と乗っていたタクシーにぼられるという話。まあ、いいですが、裁判沙汰にしましょうかと淡々と私が交渉していくうちに相手がひきさがる。白い噴水の建物が印象的だった。さて目が覚めて寝付かれないかと思い、歴史の話をたんたんと聞いているうちに寝た。大正時代の話だ。父親が1925生まれだが、あと15年すれば彼の生誕100年かとか思った。

 先日のエントリに間違いがあった⇒「愛は花、君はその種子」と「The Rose」: 極東ブログ

 忍耐強くコメントをくださった通りすがりさんに感謝したい。と、同時に、なんか自分の未熟さを思った。この年で未熟というのもなさけないものがあるが。

2010-01-25

今日の大手紙社説

 名護市選挙と自民党大会。後者は特にどうということでもなし。前者もある程度想定されていたこと。ただ、この結果が読めていたかというと、私は読み切ってはいなかった。

 読売などは米側を懸念しているが米側でもあらかた織り込み済み。

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):鳩山政権の普天間決着「悲観的」 知日派アーミテージ氏 - 国際

 【ワシントン=伊藤宏】知日派として知られるアーミテージ米国務副長官は15日、ワシントン市内で開かれた日米関係に関するシンポジウムに出席し、米軍普天間飛行場の移設問題について、「個人的には、建設的な決定がなされるかどうか悲観的だ。時間をかけることで、よりよい決定がされるとは思わない」と述べ、鳩山政権が、米政府が納得する結論に達するのは困難だとの見方を示した。

 アーミテージ氏は、移設問題が行き詰まった場合を想定し、「軍事的な必要性を十分に満たす代案を用意しておいた方がよい」と指摘。「我々は少し肩の力を抜くべきだ。普天間問題でどんな決定がなされようとも、同盟関係は続く」とも述べた。

 選択肢は二つあると思う。一つは県内移設を公約通りにやめること。この点については軍事的な観点からいろいろ示唆は出ているが、決定的と言えるものはなさそうだ。というのをアーミテージさんも含んでいるところ。二つ目は、選択肢というのも変だが、民主党の空中分解。実際のところ今回の決定は、公約を通したというより、閣僚間の迷走を見てもわかるが指導者の不在による。(なので、普天飛行場固定につながりかねない。)

日経社説 名護市長選挙で深まった普天間の混迷:NIKKEI NET(日経ネット)

 2006年、額賀福志郎防衛庁長官(当時)は沖縄を訪問し、風呂のない公民館に泊まり、地元村長の家で地元料理の山羊汁を食べた。鳩山政権には、沖縄に対し、そのような接し方をした閣僚はいない。

 首相自身は就任後、まだ沖縄に行ってもいない。

 沖縄を理解するというのはむずかしいものですよ。

朝日社説 名護市長選―「県外」探しを加速せよ : asahi.com(朝日新聞社)

 政府与党の作業チームは近く、各党が辺野古以外の代替案を持ち寄る。「県外」の九州自衛隊基地や沖縄県離島などの名前もあがっている。一括移設にこだわらず、基地の機能を分散する打開策も検討すべきだ。

 いずれにせよ、自治体に受け入れを説得したうえで、さらに米国政府を動かさなければならない。相当な力わざが必要だろう。広く国民の間で基地負担を分かち合うという難問に、答えを見いださなければならない。

 当初からそういうことだったはずなので、きちんと鳩山政権はこの問題を勧めていただきたい、という以上はない。

 選挙の結果だが、1500票差ほど。だいたい一割程度の差。

晴れ

 朝からばたばたと。そういえば、夢は大半忘れたが、自我が分離して私が二人になっているという奇妙な話だった。通俗的な話では身体は分離するが、自我は1つ。だが、そうでもなく、奇っ怪な意識状態だった。

2010-01-24

今日の大手紙社説

 昨日の小沢氏の被疑者聴取が話題。他は中国バブル懸念など。本来なら中国バブルのほうが深刻な問題ではあるが、小沢疑惑はこの政権解体の起点ともなりかねないので、関心が集まるものしかたがない。

 今後の展開だが、東京新聞のまとめがすっきりしている。

 ⇒東京新聞:共謀立証なら立件も 地検特捜部、徹底捜査へ:社会(TOKYO Web)

 小沢氏側の政治資金規正法違反事件の捜査は今後、陸山会代表の小沢氏の刑事処分の行方と土地購入原資の解明が焦点になる。東京地検特捜部にとって小沢氏からの聴取は踏むべき捜査の一つを終えたにすぎず、聴取内容も予想されたとみられる。特捜部は、小沢氏本人の処分に向け捜査を徹底させる方針だ。

 特捜部は事件をめぐり、小沢氏への同法違反容疑での告発状を受理した。このため、起訴、略式起訴、不起訴などの処分を判断することになる。この処分を決める鍵は、逮捕された衆院議員石川知裕容疑者ら三人との間に虚偽記入の共謀があったかどうかだ。

 共謀が立証されれば小沢氏も立件対象に含まれるのは間違いない。立証には虚偽記入について、小沢氏の指示や関与を認める石川容疑者らの供述や、その供述の裏付けが必要となる。石川容疑者は既に虚偽記入を認めているとされるが、検察側による供述調書の作成を拒んでいるとの情報もある。公設秘書大久保隆規容疑者は、容疑を否定しており、立証のめどはまだ立っていないとみられる。

 石川容疑者の供述調書が出れば駒が一つ進む。安田弁護士の腕の見せ所。

 事件の性格を決定付けるのは土地購入の原資だ。特捜部が疑うように原資に、公共工事受注に絡むゼネコンからの裏金が含まれていれば、小沢氏側に職務権限がないだけで、汚職事件と同様の構図になり、悪質性が増す。

 小沢氏は聴取で裏金受領を全面否定し、土地代に充てたとする多額の個人資産の存在を強調した。しかし、個人資産があることが、土地代に使われたことの証明になるわけではない。原資をめぐる小沢氏側の説明は変遷しており、特捜部は再聴取に踏み切る可能性もある。

 そのあたりは国民とのコミュニケーションということもあって慎重に進めるのではないか。その慎重さが誤解される部分は大きいだろうが。

 ある検察幹部は「収支報告書は政治家を評価する一つで、うそを書くことは国民をだますことと同じだ。政治資金規正法は政治家自らが立法した法律で重みが違う」と述べ、形式犯との見方を全面的に退ける。

 このあたりの河はすでに渡っているもよう。

 小沢氏に職務権限がない以上、裏献金を立証しても政治資金規正法違反の枠を超える罪には問えない。特捜部は、それでも全国から応援検事を集め、法と証拠を武器に政治とカネの在り方を国民に問おうとしている。

 昨年の西松偽装献金ではその手前のぼやけた絵だった。そしてそこだけ見るなら検察は明らかに暴走していた。その暴走の意味が、これからどう問われるかは、とても難しい問題になる。民主制度というものを哲学的に問い直す結果になるのではないかとも思うが、予断は避けたいところでもある。

日経社説 事情聴取の次に小沢氏がなすべきは : NIKKEI NET(日経ネット)

 検察にも首をかしげさせるところがある。昨年3月に小沢氏の公設第1秘書を別の規正法違反で逮捕して以来の一連の捜査は、政治家がらみの事件を手掛ける際に恣意(しい)的と見られないよう、また政局に極力影響を与えないよう配慮をしてきた従来の検察のあり方からは、かなり異なる。

 検察は「規正法は議会制民主主義の根幹をなす法律で、虚偽記入は国民を欺く犯罪」と位置づけるのだから、“被害者”たる国民に、捜査・刑事処分の背景と検察の判断をよく説明する必要がある。

 昨年の春の大久保容疑者逮捕以降検察はけっこう「政局に極力影響を与えないよう配慮」しているように見える。国民としては、もっと、わかりやすい真っ黒黒介を出して欲しいというところだろう。ただ、そこがそういうタイプの絵ではないということをどう説明するかに検察も苦慮しているだろうし、私も絵が見えてきたのは昨年年末のことだった。

 ⇒小沢氏個人資金、妻子名義で20口座 自身が7億円管理 : NIKKEI NET(日経ネット)

 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で、同氏が一部を土地購入に充てたとする7億円弱の個人資金は約20の口座に分散し、家族名義で信託銀行に預けられていたことが22日、関係者の話で分かった。1992年からの9年間で順次解約したという。

 それをきちんとトレースするのは大変なことだろう。

毎日社説 社説:百貨店の挽回策 生活施設との連携も - 毎日jp(毎日新聞)

 商品項目別にみてもすべての商品が振るわない。デパートの看板商品だった宝飾・貴金属や婦人服の売り上げが30カ月以上も前年を割り続けている。「デパ地下」として人気を集めていた総菜は19カ月連続のマイナスで、不況にも強いと言われてきた化粧品も13カ月連続で落ち込んでいる。大勢の人でにぎわっているように見えるデパ地下も、商品単価を下げないと売れず、売り上げを伸ばすのは難しいようだ。

 この苦境は不況の影響だけでなく消費行動の変化に伴う構造的なもので、景気が上向けば好転するというわけではなさそうだ。

 「消費行動の変化に伴う構造的なもの」が難しいところ。

毎日社説 社説:小沢氏聴取 「秘書任せ」は疑問が残る - 毎日jp(毎日新聞)

 この説明には疑問が残る。資金管理団体の代表として、土地購入に伴うこれだけ巨額の政治資金の出入りをすべて秘書任せにすることがあり得るのか。小沢氏本人も、記者団への説明資料で「常々、担当秘書には、政治団体の収支についてはきちんと管理し、報告するように言っていました」と述べている。

 小沢さんには小泉さんの飯島さんみたいな長年フォローしてくれる人はなさそうなので、カネの始末は最後は一人で握っていたのではないかなとは思う。まあ、真偽は司法のプロセスで決めればよいことだが。

読売社説 中国8%成長 バブル経済の崩壊をどう防ぐ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 だが、中国国内では過剰投資副作用で、不動産価格が高騰するなどバブルが膨らみつつあるとの見方が強まり、中国政府は金融引き締めに動き始めた。

 どのくらい波及するかだが、失敗すれば政変につながりかねない。というか、すでに政変の兆しも見えないことはないので、怖いなと思う。

読売社説 小沢氏聴取 全面否定でもなお疑問は残る : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 小沢氏は黙秘権を告げられての4時間半の聴取後、記者会見し、疑惑を全面否定するとともに、幹事長続投を表明した。

 被疑者聴取ということ。市民団体の告発を検察が受けている「被告発人聴取」。

 土地購入資金に関する小沢氏側の説明は、変遷してきた。

 資金管理団体による不動産購入が問題視された3年前には「政治献金」、今回の疑惑が発覚した昨年10月には、資金管理団体の定期預金を担保にした「金融機関からの融資」だった。

 党大会での釈明や聴取後の説明通りなら、不動産購入が問題となった3年前、記者会見で契約書なども示しながら語った内容は、一体何だったのか。

 3年前の会見では、不動産購入は、「献金した人の意思を大事にし、有効に使う方法だ」と述べ、支援者の浄財を購入資金に充てたとしていた。しかも、会見時の資料の一部は、作成日を偽って直前に作ったことが判明している。

 そのあたりの疑義はこれで固まったと見てよいのだが、検察の大きな絵とは筋が違うので、とりあえずのペグというくらいではないか。

 例の泥縄と見られる「契約書」だが、あれについて検察は小沢氏にどう質したのだろうか。小沢さんとしては、自身の金銭欲ではないと言いたかっただろうし、本心もそうかもしれないが、あれになんら法的な意味がないことを知らなかったのだろうか。今となっては残念なことに、あれに付いていた署名が、昨日の弁明を覆す証拠のようなものに変質しつつある。このあたりは昔懐かしい刑事コロンボのお話みたいだが。

朝日社説 小沢氏聴取―まだ残る数多くの疑問 : asahi.com(朝日新聞社)

 小沢氏は会見で、こう説明した。資金は自宅を売却した残金や家族名義の口座から引き出し、事務所の金庫に保管していた4億数千万円の一部だ。資金の事務処理や収支報告書の虚偽記載については関与していない。

 しかし巨額の資金を長年、現金で置いていたことは常識では理解できないし、家族名義の預金のもとの出どころも不明だ。多額の利子負担を顧みず、4億円の預金を担保に銀行の融資を受け、それで土地代金を払ったように見せかけたことも知らなかったという。

 まあ、簡単にまとめるとそんな感じかな。特に、新味はないが。

晴れ

 昨晩は外食のあと帰宅し、そういえば小沢氏の聴取はどうなったのかとTVプログラムをざっと見渡すが土曜日ということでニュースはなし。ネットもさして情報はなかったが、その後、YouTubeに会見があったのでざっと見て、残る疑問点をメモした。特に気になる点はないが、聴取は被疑者聴取であり小沢氏がそれを踏まえている点だけは、ほぉと思った。一昨日だったか産経新聞大阪版がネットにあがり、「小沢容疑者」としていたらしい。私は確認してないのだが、被疑者聴取であれば、これからは「容疑者」としてもそれほど問題もないのかなとは思った。「容疑者」はジャーナリズムの言葉であって、それはそりなりに規定があるのだろう。話を戻して、夕食はちょっと第三世界的な雰囲気で子供がわいわいいてなにか沖縄を思って懐かしかった。私は子供に好かれるのか、単にそこの子が大人に距離を置かないのか、いろいろ問われたりいたずらされた。

2010-01-23

小沢疑惑マネー、メモ

 ⇒20100123 小沢会見 1/3

 ⇒20100123 小沢会見 2/3

 ⇒20100123 小沢会見 3/3

 

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):「裏金など一切もらっていない」小沢幹事長が説明文書 - 社会

 カネの出所

  1. 1985年(S60)に自宅土地の売買などをした後、税引き後に残った2億円を積み立てておいた銀行口座から1989年11月に引き出した2億円
  2. 1997年(H9)12月に銀行の家族名義の口座から引き出した3億円
  3. 2002年(H14)4月、家族名義の口座から引き出した6千万円を事務所の金庫に保管
  4. 2004年(H16)10月にはこの金庫に4億数千万円残っており、うち4億円を陸山会に貸し付けた

 

 経緯とメモ

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):小沢氏「民主主義を憂慮」 民主党大会あいさつ全文 - 2010鳩山政権

 そしてさらには、最近の報道で、土地の購入にあたりまして、私どもが不正な資金を入手して、その購入に充てた、というような報道がなされていると聞いております。私どもは、この資金について、何ら不正なお金を使っておるわけではありません。そのことについて、実は、今月の初めごろだったでしょうか、検察当局から、私のほうに弁護士を介して、「このお金はどういうものですか」という問い合わせがありました。私は別に隠し立てするお金ではありませんでしたので、はっきりと、これは私どもが積み立ててきた個人の資金でございまして、金融機関の名前、支店名もはっきりと申し上げて、どうぞ検察当局でお調べくださいと返事をいたしておったのでございます。

 そしてその翌日、翌々日だったかとおもいますけれども、検察当局からその預金口座の書類は入手した、と。そういう返答が弁護士を通じてありました。したがいまして私は、ああ、これで、この資金についての疑いは晴れたと、そのように考えて、安心して、良かったなと思っていたところでございます。

 17日付けNHK⇒「口座から引き出しは3億円余」

特捜部が小沢氏側の説明に基づいて該当する信託銀行の口座を調べたところ、土地を購入する6年前の平成10年ごろ、あわせて3億円余りが引き出されていた

 19日付け産経小沢氏説明の銀行出金は原資に足らない3億円 聴取応じる意向 (1/2ページ) - MSN産経ニュース

 小沢氏は16日の党大会で、4億円について「不正なカネを使っているわけではない。私どもが積み立ててきた個人の資金で、金融機関の名前、支店名も検察に伝えた」と語った。

 関係者によると、この信託銀行の口座からは平成10年に約3億円が引き出されていたとされ、特捜部もこの出金を確認したという。

 ところが、小沢氏は翌11年8月、東京都世田谷区深沢の自宅隣地約567平方メートルを妻名義で購入していた。登記簿によると、土地を担保に都市銀行から約3億5千万円の融資を受け、19年3月に抵当権が解除されている。融資返済に伴う金利負担は年約700万円近くで、利子の総額は計5千万円余りに上る計算だ。

 小沢氏側が主張する通りなら、自宅で保管している約3億円を使わず、わざわざ銀行から多額の金利負担が生じる融資を受けて妻名義で土地を購入するのは不自然といえる。

 約3億円は土地購入原資の4億円に満たないことや出金から土地購入まで6年間も経過していることなどから、特捜部は、小沢氏側が主張する約3億円が16年の土地代金の原資となった可能性は低く、小沢氏が虚偽の説明をした疑いもあるとみている。

 23日⇒政治献金→融資→個人資金…小沢氏の説明転々 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 陸山会が多数の不動産を小沢氏の名義で所有していることが問題視されたことから、小沢氏は07年2月、自ら記者会見を開き、今回問題になっている東京都世田谷区深沢の土地購入に関する資料などを公開。政治献金を使って不動産を購入していると述べていた。

 小沢氏はこの時、世田谷区の土地が、登記上の名義人である小沢氏ではなく、同会のものだという確認書のコピーを報道陣に配布した。日付は不動産登記をした05年1月7日付になっていたが、特捜部の捜査で、確認書が会見直前に作成されたことが判明している。

 「4億円の定期預金を担保とした同額の借入金を原資としたものです」(昨年10月、陸山会の回答)

 読売新聞が昨年10月7日、土地代金の原資について、陸山会に取材したところ、同会は同月9日、4億円の定期預金を担保に小沢氏名義で借りた資金だったと文書で回答した。

 ところが、その後、同会が土地代金を売り主の不動産会社に支払ったのは、04年10月29日の午前中で、同会が定期預金を担保に融資を受けたのはその日の午後だったことが明らかになる。特捜部は、代金支払いと同じ日に組まれた定期預金と融資は、簿外資金を土地代金に充てたことを隠すための偽装工作だった疑いがあると見て、捜査している。

 「隠し立てするお金ではない。私どもが積み立ててきた個人の資金だ」(今月16日、党大会で)

 04年分の政治資金収支報告書に4億円の収入などを記載しなかったとして、政治資金規正法違反容疑で逮捕された同会の元事務担当者の石川知裕衆院議員(36)は、「小沢先生から現金4億円を受け取った」と供述している。

 小沢氏は石川容疑者らの逮捕後の今月16日、東京都千代田区で行われた党大会のあいさつで、4億円の原資について言及。金融機関に積み立ててきた個人の資金だと語った。それまでの同会の説明と食い違うが、その理由については、その後も明らかにしていない。

Durfur危機、死者30万人中80%は疾病によるもの説

 Lancet⇒Patterns of mortality rates in Darfur conflict : The Lancet

Although violence was the main cause of death during 2004, diseases have been the cause of most deaths since 2005, with displaced populations being the most susceptible. Any reduction in humanitarian assistance could lead to worsening mortality rates, as was the case between mid 2006 and mid 2007.

 Reuter⇒80 percent of Darfur conflict deaths due to disease

Nearly 80 percent of the 300,000 conflict-related deaths in Darfur were due to diseases like diarrhea, not violence, Belgian scientists said on Friday.

今日の大手紙社説

 鳩山首相の相次ぐ失言に首相の資質を疑うという話が多かった。今に始まったものでもない。

 オバマ政権の金融規制については、日本の社説としては穏当だが、よくわからなかった。

日経社説 副作用の懸念をはらむオバマ金融規制(1) : NIKKEI NET(日経ネット)

 新方針は銀行がヘッジファンドやプライベートエクイティ(未公開株)ファンドに出資・保証することを禁じる。未公開株を手掛けるファンドは、ベンチャー企業や再建途上の企業に投資し、企業の成長やリストラを促してきた。企業活動を金融面から促す仕組みだったが、資金面から銀行は関与できないようにする。

 すでに巨大化した金融機関にどう対処するかについては、3つの考えがあり得る。1つは大きすぎてつぶせない。リーマン・ショック後の米当局はこの対応を余儀なくされた。

 しかし大半の大手金融機関は公的資金を返済するや、多額の報酬を復活させた。一方で、米失業率は10%と高止まりしている。米ゴールドマン・サックスは収入に対する役職員の報酬の割合を99年の上場以来最低の水準に抑えたが、米世論は反ウォール街に傾いている。

 そこで、つぶれても大丈夫なように大きくしないという2番目の考えが出てくる。ボルカー元米連邦準備理事会(FRB)議長らが提案している。規制発表の際にオバマ大統領の隣に控えていた。その光景が物語るように、今回の規制はボルカー氏の発想を色濃く映している。

 2番目と表裏の関係にある3番目の対応は、大きくてもつぶせる仕組みを用意することだ。ピッツバーグの金融サミットで打ち出した金融の再規制の方針を踏まえ、オバマ政権はその仕組み作りを考えている。

 メモ。

 だが、今回の金融危機を引き起こしたのは米国自身だということを忘れないでほしい。

 そこは微妙かな。中国マネーや欧州の盲目な投資とかもあったし。

毎日社説 社説:米金融規制強化 「大統領の戦い」支持する - 毎日jp(毎日新聞)

 預金を扱う銀行にリスクの高い投資活動をさせない、というのが、大統領自ら発表した規制強化策の柱の一つだ。預金者を守るという観点から国に保護されている銀行が、ヘッジファンドに出資したり、自社の利益のために顧客業務とは関係のない証券取引を行ったりすることを禁じるものである。投資に失敗しても最後は公的資金で救済してもらえるとの甘えから、金融機関が危険な投資に手を染めるのを防ぐ狙いがある。

 もう一つの柱は金融機関が巨大になりすぎないよう規模に新たな歯止めをかけるものだ。無責任な経営に原因があっても、「大きすぎてつぶせない」との理由から金融機関を税金で救済せざるを得なくなる事態の再来を阻止しようというものだ。

 メモ。

読売社説 米金融規制案 銀行の“暴走”をどう止める : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 新規制案は、預金を扱う商業銀行がヘッジファンドを保有することなどを禁止する。金融機関の事業拡大にも制限を課し、巨大化に歯止めをかける大胆な内容だ。

 この問題はわからん。違うんじゃないのとは思うが、静観中。

朝日社説 鳩山首相発言―あまりに軽率、思慮不足 : asahi.com(朝日新聞社)

 検察庁も行政の一機関である。その行政のトップに立つ首相が「起訴されないことを望む」と発言すれば、字義通りにとれば大変なことである。検察の捜査への干渉、圧力、事実上の指揮権発動……。大げさに言えば、そんな言葉が浮かんでくる。

 鳩山さんの失言麻生さんの比ではないとかねて言ったとおり。

朝日社説 足利事件再審―この教訓をくみ尽くせ : asahi.com(朝日新聞社)

 新聞も少しは反省しているかなと読む。特になし。「この教訓をくみ尽くせ」というなら、今の問題をたまに掘り下げたらどうなんだろ。

 ⇒筋弛緩剤事件は冤罪ではないのか: 極東ブログ

 ⇒東電OL殺害事件被告は冤罪である: 極東ブログ

ログイン・晴れ

 1月23日。なんか忘れているような気もするがさして思い出せず。いろいろと過去のことを違った角度で思い出す。そうしているうちに過去の思い出はいろいろ変わる。過ぎ去ったものをもとに戻すことはできないと頭でわかっていても、心というのはそうできていない。が、それもしだいに変わって、過ぎたものは無のなかに消えていく。そうして自分も消えちゃうんだなとは思うし、まいったなぁとは思う。しかし、親や祖父母もそうして消えてしまったし、そういうもんかなとか思う。親や祖父母に比べればいい時代だったじゃんとも思う。ハイチの死体の写真をニューズウィークで見る。嗚咽感はある。どうしてこんなにたくさんの人がその思いのまま死んじゃったんだろうと思う。この問題はわからない。わからないまま普通は考えないでいる。でも、たまに考える。わからない。

2010-01-22

今日の大手紙社説

 民主党のジャーナリズムに批判に各紙ともにカチンと来ているの図。まあ、これは新聞社が正しい。国会討論だが、おぼっちゃマン対戦を見ている暇人はいないだろう。

 明日は、小沢さん逮捕かwktkという空気になるだろうか。

 ⇒時事ドットコム:小沢氏、23日に聴取=「被疑者」も検討−4億円の説明求める・東京地検

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」による土地取引をめぐる事件で、東京地検特捜部による小沢氏への任意の事情聴取が23日に行われることが、関係者の話で21日、分かった。特捜部は、参考人としてではなく、黙秘権を告げた上での「被疑者聴取」とすることも検討しているもようだ。

 関与を疑わせる物(署名)などもあり、そうなるのかもしれない。

 どうなるかというとよくわからない。ブログにありがちなことを言えば、密室で手打ちという話になりそうだが、そうだろうか。

 個人的な思いでいうと、小沢さんの先日のキリスト教関係の放言に私はちょっと呆然としていた。こんなに常識外れの人になってしまっていたのかなというか。そしてその常識ずれが、他所で何をもたらすかを想像してちょっとぞっとした。権力者は孤独なものだというが、孤独は自身を狂わせる自ら作った牢獄でもある。

日経春秋 春秋(1/22)

 「書類選考」などというときの「選考」は、本来は「銓衡」と書く。「銓」とは秤(はかり)に使う分銅のことで、片や「衡」は秤ざおを指す漢字だ。つまり、ものごとや人物を秤にかけるようにしてしかと見極めるのが「銓衡」なるものである。

▼それがなぜ「選考」になったか。話は半世紀ほど昔にさかのぼる。当時の国語審議会は、当用漢字は定めたもののリストにない文字を含んだ漢語に手を焼いていた。そこでエイヤっと、同音で似通った意味の漢字への書きかえを求めたのだ。編輯→編集、聯絡→連絡、諒承→了承などなど数え上げればキリがない。

 とはいうけど、そういうふうに借字を使うというのも、中国での漢字の歴史を見てもごく普通のことではあるんだけど。

日経社説 GDPで日本に肉薄する中国の責任:NIKKEI NET(日経ネット)

 簡単に言っちゃうと、べたな帝国主義だと思うけどね、中国。国民当たりで割ってみたら、普通に途上国のまんまなんだから、どんだけ帝国的な支配をしているかということ。それがうまくいけばいいじゃんというかは別問題だが。

毎日社説 社説:閣僚の報道批判 軽率な発言ではないか - 毎日jp(毎日新聞)

 記事のスタイルを含めた自由な報道は、憲法で保障された表現の自由に基づく。もちろん、その前提は「事実の報道」であり、それが覆った場合、報道側は責任をとる。

 だが、2人の発言は、事実か否かではなく、情報源の表現方法に介入したものと受け取れる。

 特に原口総務相は、放送の免許権を持つ立場だ。21日には、報道批判の意図はないと発言したが、実はテレビ報道をけん制したように映る。自民党政権下、放送行政への政治側の介入を民主党が批判してきたことを思い起こしてほしい。

 これも賛成。

毎日社説 社説:衆院予算委 もっと聞かせる論争を - 毎日jp(毎日新聞)

 またまた放言だが、谷垣さんもおぼっちゃマンだし、どっちもどっち、国民はこんな論戦、マジに受け止めないってば。

読売社説 オバマ就任1年 厳しさを増す変革路線の前途 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 放言の部類だが、世の中の罵詈雑言を引き受けたブッシュさんはその分だけ偉かったのかもしれないよ。まあ、彼も嫁さんに恵まれた人だった。少なからぬ人が、ローラの旦那だしと見ていた。そのことを苦々しく思った人も、そのことで忍耐を学んでいた。

読売社説 予算委員会 党首同士の論戦を重ねよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 首相は「天地神明に誓って知らない。違うという事実が出てきたら、当然、バッジをつけている資格はない」と述べ、議員を辞職する考えを表明した。

 私は鳩山首相をために疑うということはしないが、あのなぁ、なんつうか、俺はそういう「天地神明」とやらを信じないんだよとは思った。神を信じるかといえば、微妙だが、少なくともそれを他者との信頼の関係には持ち出さない。大人になれよ、鳩山さん。

朝日社説 総務相発言―政権党の短慮にあきれる : asahi.com(朝日新聞社)

 情報源は可能な限り明示するべきだ。しかし取材源を隠さないと得られない情報もある。その場合、情報源を守るのは最も重要な報道倫理の一つである。必要な情報を社会に提供し、民主主義を守るというジャーナリズムの役割を果たすために不可欠なことだ。

 報道に携わる者は安易にあいまいな表現をしないよう、自らを厳しく律しなければならない。しかし、最終的にどう報じるかは、あくまで各報道機関が独自に決めることだ。

 それを規制するかのような発言を、放送局に免許を与える権限を持つ総務相がした。原口氏はその後、「放送内容に介入する気はない」と釈明したが、自らの言葉が報道への圧力になりかねないということについて、あまりにも自覚がなさすぎる。

 そう、それがジャーナリズムというもの。体を張ってやっているのだし。

 民主党は「捜査情報の漏洩(ろうえい)問題対策チーム」の設置を決めた。「政治が検察によって抹殺されてよいのか」という激しい声を上げる議員グループもある。総務省政策会議の場で、記者クラブについて「各省庁のクラブは全部省庁に乗っ取られて、まともな記事が書けない」と述べた議員もいる。

 政権党の議員として短慮としかいえない。権力を持つことの意味を理解しているのだろうか。

 トップにその自覚がない人がぞろりと揃うと中間・末端はグダグダになるか。ボトムアップで下から自覚を積み上げていくか。まあ、結局は、国家権力は国民が委譲したものなので、国民がすっぱい思いをするのが大切。

晴れ

 気ぜわしい。気ぜわしいのと、なんとなく世相の影響を受けてしまう部分はある。昨日、Twitterで、35歳になったが25歳の気分と変わらないというのがあって、それね、50歳なっても変わらないよとツッコミ入れようかと思ってやめた。なんかガッカリさせちゃうよね。人にもよるのかもしれないし、以前にも書いてきたが、人生にはいくつか節目があってそこからはうまく成長しない。世の中はポジティブブームっぽく成長のヒントを述べる教祖も増えてきたが、普通に挫折を乗り越えることや他人を背負ってみるということくらいでしか人は成長しない。で、こうしたことは、結局、個々人の生き方の工夫によるのであって、他人のアドバイスはまったく役に立たないわけでもないけど、そう役に立たない。結局、人にはそれぞれ運命というのがあって、それを自分の課題として受け止めていくというくらいなもの。ああ、朝から説教かよ。

2010-01-21

「関係者」もいろいろ

 ⇒NHKニュース “銀行の融資 小沢氏に報告”

民主党の小沢幹事長の資金管理団体をめぐる事件で、逮捕された石川衆議院議員が大久保秘書も資金調達にかかわっていたことを認める供述をしていることが、小沢氏側の関係者への取材でわかりました。

 ちなみに。

 ⇒【産経抄】1月21日 - MSN産経ニュース

連日、コラムで「小沢疑惑」を取り上げている。きょうこそは別の話題をと思ったが、民主党の一部議員が、検察からマスコミに捜査情報が漏れている、と言いがかりをつけるのを、黙って見逃すわけにはいかない。まして「情報源を明かせ」とは、この政権の正体みたり、の感がある。

 ▼司法を担当する記者たちが、どれほどの時間と手間をかけて、事件の「関係者」を探しだし、取材を重ねて、1本の記事を書き上げるのか。少しでも取材の実態を知っていれば、検察のリークなどと、軽々しく口にできないはずだ。

今日の大手紙社説

 民主党が騒いでいる検察リーク規制の行きすぎと、空知太神社最高裁判決。後者で朝日と毎日が仲良くつっぱしっているが、他は概ね常識的な受け止め。

 そういえば、まついなつきさんのご長男はもう中学三年生か。

日経社説 政教分離を厳しくみた最高裁:NIKKEI NET(日経ネット)

 すると、藤田宙靖裁判官が補足意見で指摘したように「宗教施設としての存在感が大きくない点を重視するなら、市有地の無償提供が直ちに他の宗教あるいはその信者らに対する圧迫、脅威となるとまではいえず、あえて憲法違反を問うまでのことはない」とする判断も可能だろう。

 明らかに宗教施設である神社に市が敷地を無償で提供する行為が政教分離原則に反しない、という不自然な結論にたどり着くのを避けるために最高裁は、目的効果基準のみにこだわらず「一般人の目」という新たな物差しを持ち出したようだ。政教分離規定を厳しく解釈した判決といえよう。

 まあ、そのあたりかな。

 こうした問題は、日本の現状ではそれほど差し迫った問題でもない。

日経社説 NIKKEI NET(日経ネット)

 リクルート事件をはじめ、自民党政権時代にも政界に捜査が及ぶと「検察リーク説」が与党からわき上がることがあった。しかし、メディアはさまざまな取材対象から得た情報を吟味し、報じることで国民の知る権利に応えるのが使命である。検察も取材対象の一つであるが、あたかもメディアが検察によって操られているかのような民主党の見方は誤っており、到底認められない。

 また、原口一博総務相は「『関係者』という報道は何の関係者か分からない。そこは明確にしなければ公共の電波を使うことは不適だと考える」と述べた。もちろん、メディアは情報源をできる限り明らかにする必要がある。一方で、真実を報道するためには情報源を隠さねばならない場合もある。そうした点を踏まえれば、電波行政の主管大臣として不適切な発言ではないか。

 そういうこと。

 しかし、現実はどうか。小沢幹事長や石川議員をかばい、矛先を検察やメディアに向ける姿勢ばかり強めているのは異常である。

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I11 極東ブログ, 小沢一郎, 偽装献金, 検察, メディアリテラシー, リーク, 東京地検, 政治資金, 社説, ┐(´ー`)┌ id:finalvent爺さんは検察リークに右往左往してないでもっとリテラシーを磨け。市民はあんたが考えるほどバカじゃない(´ー`)⊃東京地検特捜部の支離滅裂ぶり【不思議発見♪】http://tinyurl.com/y9d5622 2010/0

 大愛婆さんみたいな人が、政治のオモテに出て大はしゃぎしたら、そりゃね。

産経社説 【主張】政教分離判決 「違憲」の独り歩き危ぶむ - MSN産経ニュース

 憲法を厳格に解釈すれば、そうかもしれない。しかし、津地鎮祭訴訟の最高裁判決(昭和52年)は「目的が宗教的意義を持ち、効果が特定宗教を援助、助長あるいは他の宗教を圧迫するものでない限り、憲法違反とはいえない」(目的効果基準)との緩やかな解釈を示し、これが踏襲されてきた。今回の最高裁判決は、これをやや逸脱しているのではないか。

 政教分離に関する緩やかな憲法解釈が求められるのは、地域社会に伝わる行事や文化がその地域の伝統的な宗教と密接な関係にあるからだ。砂川市の場合、神社の行事が市有地で行われているからといって、憲法を厳密に適用すべき事例とは思われない。

 関東大震災(大正12年)と東京大空襲(昭和20年)の身元不明の犠牲者の遺骨を納めた東京都慰霊堂墨田区)は都の施設だが、毎年、大空襲の日の3月10日と大震災のあった9月1日、僧侶による仏式の法要が営まれている。

 このような例は全国で限りなくある。憲法を杓子(しゃくし)定規に解釈することにより、これらの行事が次々と問題視され、中止に追い込まれる事態も起こりかねない。

 まあ、極論すると、沖縄平和祈念の像なんか、どう見ても仏像だろ。

 ⇒沖縄平和祈念像

 平和祈念像は、ゴッドだろ。

 ⇒ファイル:Nagasaki PeaceStatue.jpg - Wikipedia

 比較⇒名画で巡る聖書の旅

 冗談はさておき。

このような例は全国で限りなくある。憲法を杓子(しゃくし)定規に解釈することにより、これらの行事が次々と問題視され、中止に追い込まれる事態も起こりかねない。

 ただ、最高裁は違憲状態を解消する方法として、市有地の「無償譲与」「有償譲渡」「貸し付け」などを示し、札幌高裁に差し戻した。違憲判断をした以上、当然の救済措置である。

 14裁判官のうち、合憲と判断した裁判官は「神社は地域住民の生活の一部になっており、他の宗教と同列に論じられない。多数意見は日本人一般の感覚に反している」と反対意見を述べた。常識にかなった考え方である。今回の違憲判断を盾に、伝統行事にまで目くじらを立てる政教分離運動が過熱化する愚は避けたい。

 まあ、そういうこと。

毎日社説 社説:市有地に神社 最高裁の「違憲」は妥当だ - 毎日jp(毎日新聞)

 政教分離の原則をめぐっては、今後もさまざまなケースで司法判断が求められるだろう。最高裁には、過去の判例にとらわれない時代の変化に即した憲法判断を求めたい。

 なにを言っておるのだ。

 判決は、審理自体は差し戻した。市長には、施設の撤去や土地の明け渡し以外に、有償での譲渡・貸し付けなどの解決方法をとる裁量があるとの理由だ。地域で話し合ってよりよい解決を図ってほしい。

 ジョークが思い浮かぶが、ユーモアセンスのない人が多いので書かない。

読売社説 政教分離判決 「違憲」は最高裁の注意喚起だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 公有地に立つ宗教施設は、全国で数千か所に上るともいわれる。判決は、関係する行政機関に影響を及ぼすことになろう。

 ただ、対象の施設をすべて撤去するのは現実的とはいえまい。今回の判決が、違憲状態を解消するための手段を検討するよう高裁に審理を差し戻したのも、こうした事情を考慮してのことだろう。

 まあ、そんなところ。

読売社説 民主党捜査批判 「圧勝」の意味をはき違えるな : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 「関係者」を情報源にした捜査報道が多いことを問題にした発言だが、これも見逃せない。

 情報源の秘匿は報道機関の鉄則だ。放送局を監督する総務省の責任者として、報道内容にまで立ち入る発言は厳に慎むべきだ。

 これは、私は、そう思う。

 「関係者」とかで非難している人たちはディープ・スロートからなにも学んでないのだろう。

 ⇒ディープ・スロート (ウォーターゲート事件) - Wikipedia

 いやそうでもないか。

 ⇒西山事件 - Wikipedia

政府は密約を否定し、逆に、東京地検特捜部が、起訴状において、西山が情報目当てに既婚の事務官に近づき酒を飲ませた上で性交渉を結んだと述べ、情報源の外務省女性事務官を国家公務員法(機密漏洩の罪)、西山を国家公務員法(教唆の罪)で逮捕した。

 「関係者」とかで非難している人たちは、このすけこましは絶賛しているもようだし。

朝日社説 政教分離判決―現実的で妥当な違憲判断 : asahi.com(朝日新聞社)

 これ昨日のNHK7で見て、お茶吹きそうになった。

 これは司法に出せばそういう結果になる以上はない。ただ、これは司法に出さなければ、そのコミュニティのなかで対処もできる。空知太神社みたいなものは全国にごまんとある。まあ、漸進的になくしていくというもよいし司法判断は指針にはなるが、地域で馬鹿騒ぎを起こすネタにするかよ、大人が。

 結婚式はキリスト教で葬式は仏教、正月には神社に参拝する。それが多くの日本人の宗教観だろう。

 宗教施設には歴史的、文化的に価値があるものもある。観光資源であったり、鎮守の森が環境保全に役立っていたりもする。

 最高裁が判断にあたって、「宗教施設の性格や一般人の評価を考慮して、社会通念に照らして総合的に判断すべきだ」という考え方を示したのには、そんな背景がある。

 暮らしの中で日ごろ不思議とは思わないことにも、憲法が定める大事な原則が宿らなければいけない。そのことを考えさせる判決だった。

 結語も間違いではないけど、法というものを考えてない人かな感はある。

 というか、日本国憲法は日本の伝統の上で築かれたコモンローの根はないので、こうした問題は起こる。で、そうした問題が起きたとき、日本人は、暗黙のコモンローとの関係でどう考えるかというのが課題なんで、こうした分野では(直接的な人権被害が問われるというわけでもない)執筆子さんのような杓子定規というか傍観的啓蒙ですむ話ではない。

 ⇒コモン・ロー - Wikipedia

 

追記

 ⇒はてなブックマーク - 朝日社説 政教分離判決―現実的で妥当な違憲判断 : asahi.com(朝日新聞社) - finalventの日記

usataro 憲法, 神社, 宗教, 国家神道 ちょっと歴史的認識が甘い。戦前の国家神道の経緯を踏まえてこその政教分離なのだから、コモンローとかだけで片が付く話じゃない。 2010/01/21

 神道と国家神道の違いがよくわかっておられないご様子(国家神道は顕彰など朱子学的な理念で近代に再構築された非土着宗教)。むしろ国家神道によって、伝統的な神道は変遷をしいられた点で対立的な存在。また、政教分離は広義には国家神道を含むけれど、日本国憲法における政教分離は基本的に西欧におけるライシテの流れから生まれたもの。というか、GHQの神道指令は憲法の指針にはなっているけど、現行の日本の司法がいまだそれに拠っているわけもない。

rh-kimata その他 俺は左翼なので不文律とか信じない。しかし、現在の文化、慣習を壊してもいいことは全然ないと思っている。だから神道を日本の国教とする旨を明文化できれば良いな、と思っているがこれを言うと右翼といわれる 2010/01/21

 これも同じく。それと、「左翼なので不文律とか信じない」は個人の問題だが、社会における宗教集団の措定は個人の認識によるものではない。社会・国家機能なかで措定される。

朝日社説 オバマ政権1年―指導力の揺らぎが心配だ : asahi.com(朝日新聞社)

 民主党は上院の安定多数を失った。共和党の議事妨害を阻止できなくなるため、成立直前までこぎつけていた医療保険改革法案の成否は分からなくなってしまった。議会対策でいっそうの妥協を迫られるのは間違いない。

 逆風の原因ははっきりしている。不況の出口がいっこうに見えないことに、有権者の不満が募っているのだ。

 それはちょっと違うかな。まず、今回の選挙がなくても妥協は妥協だった。また、朝日新聞さんがいう「逆風の原因ははっきりしている」は違う、というのは、この視点だとオバマに問題がなく外界の問題のようだが、オバマに問題はある。

 たとえば⇒ガイトナー財務長官に逆風再び 米下院、AIG救済で公聴会 : NIKKEI NET(日経ネット)

 米下院の監視・政府改革委員会のタウンズ委員長(民主)は、ガイトナー米財務長官らを呼んだ公聴会を開き、2008年秋のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)救済を巡る不透明な情報開示問題などについて調べると発表した。雇用低迷など経済再生が遅れるなか、米議会では共和党を中心に財務長官への風当たりが強まっている。

 こういう話を執筆子は知らないのかもしれないし、それってオバマじゃないだろみたいな意見もあるかもしれないが、いえ、オバマさんの問題ですよ。

 核廃絶温暖化対策も、これからが正念場である。世界の相互依存が深まる一方で、各国とも内政に迫られてゆとりを失いつつある。初心を見失わずに、逆風をどう乗り切るか。オバマ政権に早くも試練の時だ。

 このあたり、ちょっと視点がボケすぎ。「核廃絶も温暖化対策も」それほどどうとなる問題ではなく、問題は、イランイスラエルパキスタン中国、そしてイエメン、さらに信頼してきた同盟国日本も難問化している。

曇り

 窓を開けると夕方のような風景。昨晩はパズルを必死で解いていた。パズルというはあまり好きではないのだが、といいつつ、政治の流れなども自分にとっては単なるパズル的な興味にすぎないのかもしれんとも思いつつ、一時間ほど解いていて解けた。わぁ解けたという感慨もないが、解けたことが不思議な感じでもあった。よく行くおもちゃ屋にジグソーがたくさん置いてあるが、ああいうものも没頭していたら楽しいのかもしれないなと思いつつ、さしてやる気はない。このところピアノの練習もさっぱりしなくなって指が忘れている。

2010-01-20

今日の大手紙社説

 国会での小沢問題とJAL問題。各紙ともに小沢疑惑を国会の遡上にという話ばかりだが、予算を優先してほしいもの。JAL問題は、これから日暮れて道遠し。

日経春秋 春秋(1/20)

再生へ多難な道を歩み出した日本航空の関係者も同じ思いだと信じたい。高浜虚子に「一切の行蔵寒にある思ひ」の有名な句がある。行蔵とは、出処進退の意味である。

 「行蔵は我に存す。毀誉は他人の主張。我に与らず我に関せずと存じ候。各人へ御示し御座候とも毛頭異存これ無く候。御差越しの御草稿は拝受いたしたく、御許容下さるべく候。」

朝日社説 JAL法的整理―国民負担増やさぬ再生 : asahi.com(朝日新聞社)

 この顛末は多分に仕方ないとは思うけど、前原ボクちゃんが当初、潰さないとかぬかして、それで大損こいたという声が上がらないものなんだろうか。

朝日社説 国会論戦―暗い民主主義はいらない : asahi.com(朝日新聞社)

 その危険を首相以下、政府与党の面々がしっかり感じているのかどうか、はなはだ心もとない。

 典型は首相が小沢氏に語った「どうぞ戦ってください」との発言だろう。

 自民党の大島理森幹事長は、19日の代表質問で「一国の首相の発言とは信じられない。誰と『戦う』ことを念頭に置いていたのか」とただした。検察の捜査に介入するつもりなのかという、至極もっともな問いである。

 首相は「私は行政の長であり、検察の公正な捜査を信じている」と答えたが、言葉の選び方や置かれた状況への感度が鈍すぎる。

 ほかにも首をひねるような動きが相次ぐ。民主党は一昨日「捜査情報の漏洩(ろうえい)問題対策チーム」を党内に設けることを決めた。検察による報道機関に対する情報操作の有無を調べるという。原口一博総務相も昨日、一連の報道に関し、情報源を明確にすべきだとの考えを述べた。逮捕された石川知裕衆院議員と当選が同期の議員らは「石川代議士の逮捕を考える会」をつくった。

 いずれも、小沢氏の「全面対決」路線に歩調を合わせようとするもののようだ。異様な光景の広がりである。

 ああ、まったくその通り。なんて異様な光景なんだろうと思う。

 総選挙での圧倒的な民意の支持を、はき違えているのではないか。検察も無謬(むびゅう)ではないだろうが、政権与党も万能ではない。様々な力が互いに抑制、均衡しつつ丁寧にことを進めていくのが、まともな民主主義社会である。

 ああ、まったくその通り。さらにいうと、小沢問題は司法にまかせて、国会は予算を優先してほしい。

晴れ

 あっという間に20日。とかいいつつ日程を勘違いしてどたばたと。

2010-01-19

「経済ニュースの裏を読め!(三橋貴明)、読んだよ

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経済ニュースの裏を読め!: 三橋 貴明

 私は三橋貴明という人を全然知らないのだけど、ブログのほうで勧められたので、気になっていたので、このあたりでいんじゃないかなと、読んでみた。どれを読むか悩んだ。他は奇矯なコンセプトの本が多いので。

 で、この本だけど、けっこう普通の本でした。で、普通でつまらないかというと、構成がちょっとしっかりしてない部分や、「信用創造」とか解説がないのでそれほどわかりやすい本でもないかなとは思ったけど、図表が多く、また議論もそれなりに穏当のわりに、ほぉという展開があって面白かった。というか、この本は普通にお薦め。他は知らないけど。

 経済関係の話は、どうしても危機だと不安だの煽りだのが多いわりに、ごくごく基本がすこんと抜けていたり

 いわゆるリフレ派の人かと思ったけど、経済学的なベースは、バランスシート不況論で、リチャード・クーに近いかなと思った(必ずしも、クー理論でもないが)。

 ⇒[書評]「陰」と「陽」の経済学―我々はどのような不況と戦ってきたのか(リチャード・クー): 極東ブログ

今日の大手紙社説

 安保50年と、小沢疑惑で揺れる国会というところ。いろいろ物思いあって、社説が心に響かない。論調的には予算審議より疑惑解明が優先というトーンだが、私はさっさと予算をやれと思う人。

朝日社説 安保改定50年―「同盟も、9条も」の効用 : asahi.com(朝日新聞社):

 50年前のきょう、岸信介首相とアイゼンハワー大統領が出席して、米ホワイトハウスで、現在の日米安全保障条約への署名が行われた。

 これがやがて、60年安保闘争として歴史に残る騒乱につながる。5カ月後には、全学連の学生らが国会に突入。樺(かんば)美智子さんが命を落とした。

 樺さんは1937年11月8日の生まれ。存命なら72歳。亡くなったのは6月15日。22歳だった。彼女を妹のようにジャンヌ・ダルクのように思っていた男たちは75歳にはなるだろう。姉のように慕っていた女たちも70近い。

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樹下の家族 (朝日文庫): 干刈 あがた

 美智子さん、その朝〈今が大事なとき。今日は行かなければならない〉と言って出かけていったという美智子さん。私はどこに行けばいいのでしょうか。

 (中略)美智子さん、私の前にもう一度、そう叫ぶ知恵と勇気のブルー・フラッグをはためかせてください。

 干刈あがた1943年生まれ。1992年、43歳で亡くなった。

晴れ

 今日は3月なみに温かくなるらしい。もう春という感じになるのだろう。夢をいろいろ見たが、忘れてしまった。

2010-01-18

今日の大手紙社説

 鳩山・小沢疑惑のなかの国会ということだが、特に読むべき社説はなかったように思う。というか、それほど国会での話題にこんなのもちこまんでほしい。

産経社説 【主張】通常国会召集 疑惑解明に国政調査権を - MSN産経ニュース

 自民党は集中審議の開催を補正予算審議入りの条件に挙げ、公明党も「国会が自浄作用を発揮せずに漫然と予算審議を進めるわけにはいかない」と同調している。

 民主党が野党時代に政策よりも政局を重視し、審議拒否を重ねたような対応はとるべきではなかろう。しかし、一連の疑惑は政策論争に先立ってただしておくべきものではないか。

 いや国民にとって優先課題は予算でしょ。そこをわきまえてくれなければ困る。というか、自爆自民党がどこまでも自爆されても困る。

 平沼新党も出来ることだし、ウヨさんたちはそちらに集合されて、普通の市民感覚の政党を再構築してもらわないと。

毎日社説 社説:親族優先の移植 心情は理解できても - 毎日jp(毎日新聞)

 自分が死んだら、病気で苦しむ家族に臓器を提供したい。そうした気持ちに配慮した「親族への臓器優先提供」が日本で可能になった。

 昨年7月に成立した改正臓器移植法の一部が17日に施行され、ルールが変わったためだ。

 家族にあげたいのは人情だという意見は多いだろう。しかし、移植医療の大原則は「公平性」である。世界でもまれなルールは、大きな目で見ると、よりよい医療の妨げにならないか。懸念が残る。

 昨年の法改正の議論では、脳死となった人の臓器を摘出・提供する際に、「本人同意」の原則を撤廃するかどうかが焦点となった。親族への優先提供も大きな変更点だったが、全体に議論が不十分だった。課題を積み残したまま、「本人同意」は不要となり、親族優先も盛り込まれた。優先提供以外の施行は7月だ。

 改正臓器移植法は優先提供できる相手を「親族」としている。「親族」の範囲は、厚生労働省が作成した運用指針で「親子と配偶者」に限定された。通常の養子や事実婚の夫婦は対象にならない。

 難しい問題。

読売社説 常用漢字 豊かな日本語めざし拡充を : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 このほか「痕(あと)」「斬(きる)」などが試案に上がっている。採用されるならば「手術の跡」は「手術の痕」、「刀で切る」は「刀で斬る」とも表記できるようになる。混乱が生じないよう、用法例なども提示すべきだろう。

 これはどうなんだろうな。

cover
漢字と日本人 (文春新書): 高島 俊男

 批判も少なくない書籍であるが未読な人は読んでおくとよいと思うが。

朝日社説 中国ネット検閲―被害者は中国の人々だ : asahi.com(朝日新聞社)

 中国のネット検索市場でのシェアが1割強にすぎないグーグルが撤退を取り繕うため中国側を非難した、という冷めた見方が一部にある。

 だが、撤退でもっとも損をするのは、4億人に近い中国の利用者だ。8割近いシェアを誇る中国の検索最大手「百度(バイドゥ)」が市場をほぼ独占してしまえば、得られる情報は限られてしまう。

 まあ、放言で言うと、これは北京=胡錦濤・共青同側の理屈ですよ。朝日もなぁという感じ。なので、グーグルへのバッシングというより、習近平側への抗争の意味合いが強い。

薄曇り

 どことなく気の重い朝、個人的にだが。夢にS君の消息が出て来た。街道沿いで商店をし、その後廃屋だったS君の家が立て直され、別の表札が立っていた。ふとしたおりにS君の消息を聞いたら、亡くなっているとのことだった。そうか、やはりと思っている私。そこを、某アルファブロガーさんの参院選挙カーか通る。ああ、立候補していたのか、やはりと思って、そのまま川沿いに散歩していると、S君の転居先だったと思われる別の廃屋が選挙事務所になっていて、なんとなく立ち寄ると関係者と思われ、御馳走にあう。そのうち、某氏が現れ、ああ、政界に出たんですかとか話をする。その後、寂れた道を歩くとカメラマンが構えておりなんのことかと振り返ると、某氏が一人選挙運動をいしている。その光景の取材らしい。大変だなとか思っている私。

2010-01-17

疑惑の4億円、うち3億円は小沢氏の口座から

 ⇒NHKニュース 口座から引き出しは3億円余

関係者によりますと、この4億円について、石川議員は特捜部の調べに、「小沢氏から借りたものだ」と供述しているということです。また、小沢氏は16日、民主党の党大会で、「土地の購入の際、何ら不正なカネを使っているわけではない。私どもが積み立ててきた個人の資金で、金融機関の名前、支店名もはっきり申し上げ、検察当局でお調べくださいと返答した。その後、検察当局からその預金口座の書類は入手したと返答があり、この資金についての疑いは晴れたと考え、安心していた」と述べました。関係者によりますと、特捜部が小沢氏側の説明に基づいて該当する信託銀行の口座を調べたところ、土地を購入する6年前の平成10年ごろ、あわせて3億円余りが引き出されていたことがわかりました。特捜部は、土地の購入資金に充てられた4億円のうち、残りの1億円近くをどのように工面したのか説明を求めるため、引き続き小沢氏本人に参考人として事情聴取に応じるよう要請しています。

 3億円分については、小沢氏の見解通り。

 その部分はこれまであえて検察がリークせずに4億円の話を広めた感はあり。

 疑惑の4億円については、あと1億円ということで、問題は小さくなったかのようだが、この部分は検察側としては小沢氏の見解といまだ整合がついてないということなのだろう。

今日の大手紙社説

 民主党大会の異様さについて各紙が触れていた。叩かれても新聞というのは日本の良識だなという示す記念日のような印象だった。

 今日は阪神大震災の日でもありその社説も多かった。この話は個人的にはあまり触れたくない感じがしたので言及しなかった。

日経春秋 春秋(1/17)

メメント・モリ」なる言葉がある。「死を想(おも)え」というラテン語だ。カリブ海ハイチを襲った大地震の惨状を知り、この警句をかみしめたい「阪神」15年の節目である。たまたま生の側にいる私たちにできることは何だろう。まず死を想ってほしい、死を忘れないでほしいと、死者たちが訴えている気がする。

 まあ、そういうふうに理解して間違いとも言えないが、Memento moriの原義はcarpe diemのことだ。

 ウィキペディアなんぞひいてもなんだが、いまちらと見るとだいたいこれでよいので引いておく。

 ⇒メメント・モリ - Wikipedia

ただし、古代ではあまり広くは使われなかった。当時「メメント・モリ」の趣旨はcarpe diem(今を楽しめ)ということで、「食べ、飲め、そして陽気になろう。我々は明日死ぬから」というアドバイスであった。

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いまを生きる [DVD]: ピーター・ウィアー, ロビン・ウィリアムズ, ロバート・ショーン・レナード, イーサン・ホーク, ノーマン・ロイド, トム・シュルマン: DVD

 映画としてあまりよい出来ではないが、見ておいてもよい作品。

日経社説 減災社会へ住宅耐震化が急務:NIKKEI NET(日経ネット)

公立小中学校の校舎や体育館も昨年4月現在で約4万棟が耐震対応していない。着実に耐震化を進めたい。

 これね、大変なことになっていますよ。民主党が予算切っちゃったし。

日経社説 小沢幹事長続投で理解を得られるのか:NIKKEI NET(日経ネット)

 検察批判のたびに会場からは「そうだ」という掛け声が飛んだ。小沢氏の政治資金問題を不問に付したまま、検察批判だけに傾斜するなら、与党として異様な姿である。

 歴史に学ぶ者としてはいつか来た道なんですけどね。

毎日社説 社説:小沢民主党幹事長 説明欠く続投は許さぬ - 毎日jp(毎日新聞)

 石川議員らの逮捕容疑は土地取得資金の4億円を報告書に記載しなかったことなどだ。だが、重要なのはその原資が「胆沢(いさわ)ダム」下請け工事受注をめぐるゼネコンからの裏献金ではないか、との疑惑が持たれている点にある。「陸山会」をめぐり、中堅ゼネコン「水谷建設」元幹部が「1億円を小沢氏側に渡した」と供述したとされている。家宅捜索を受けた大手ゼネコン「鹿島」はダム工事の元請けだ。

 小沢氏は16日、記載をしなかったことについて「形式的ミス」としたうえで4億円の原資について「積み立てた個人の資金」と説明、裏献金疑惑を全面否定した。だが、石川議員は意図的な虚偽記載である点は捜査当局に認めているという。仮に「積み立てた」資金とすれば、どのように形成されたかの説明も小沢氏からはされていない。取得経緯をめぐり、多くの疑問がつきまとう。

 まったくね。

読売社説 小沢幹事長発言 検察批判の前に説明を尽くせ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 民主党大会で小沢幹事長は、自らの資金管理団体による土地取引疑惑について潔白を強調し、検察当局と全面対決すると表明した。

 しかし、問題の土地購入の原資など事実関係については依然として不明なままだ。

 小沢氏は検察批判の前に、具体的な根拠を示して国民に説明を尽くすべきだ。また、潔白だと言うなら、東京地検の聴取にも堂々と応じればよい。

 大会前に会談した小沢氏に対しては、「どうぞ闘ってください」と述べたという。小沢氏におもねったとしか思えない。行政府の長として極めて不適切な発言だ。

 党大会では、政権発足以来、最も困難な状況を迎えながら、国会議員や地方代議員からは、「政治とカネ」をめぐる問題について、批判は出なかったという。

 昨年の西松建設事件では、有識者による第三者委員会を設置し、独自に真相究明に取り組む姿勢を見せた。ところが、今回はそんな動きもまったく出ていない

 それが民主党の危機なんだということがわかってない時点で民主党は終わっている。

朝日社説 小沢幹事長続投―首相も党も一丸の異様 : asahi.com(朝日新聞社)

 そんな小沢氏に、鳩山首相は「信じています。どうぞ戦ってください」と話したという。党大会では、汚職事件の被告となっている鈴木宗男・新党大地代表が来賓としてあいさつし、持論の「国策捜査」批判をぶちあげ、会場から大きな拍手を浴びた。

 小沢氏が一個人として、一政治家として、検察と「戦う」のは自由だ。だが、首相や党が挙げて応援するかのような一枚岩ぶりは何とも異様だ。

 しかも、小沢氏から納得できる説明が尽くされたとは到底言い難い。

 4億円という個人資産はどうやって形成されたのか。不正な資金でないなら、なぜ偽装工作とも疑われるような複雑な会計処理をしたのか。ダム工事の下請け受注に絡んで、中堅ゼネコンの元幹部が供述しているという5千万円のヤミ献金疑惑についても、納得できる説明はなかった。小沢氏は改めて記者会見を開き、もっと具体的に説明すべきだ。

 首相も党の幹部たちも、疑惑の中身がきちんと解明されないのに、なぜ手放しで小沢氏を支援するのか。

 国会開会直前というタイミングで現職議員を含む小沢氏の側近3人を逮捕した検察の手法は確かに異例だ。検察当局にも国民への説明責任がある。しかし、首相と政権党が一丸となってその検察と「対決」するかのような構図は、国民の理解をはるかに超える。

 鳩山首相は、この異様さをどう考えているのだろうか。捜査の進展次第で政権が、党が重大な影響を受ける恐れがあるだけではない。事件はあくまで司法の場で決着をつけるべきことである。一方的に肩入れするかのような軽い姿勢は許されない。首相はこのけじめをはっきりさせるべきだ。

 ほぉ、朝日新聞と同意見だったか。

 ⇒小沢氏秘書逮捕と民主党の司法対応: 極東ブログ

晴れ

 快晴。富士山は少し霞んでいる。朝食はクレープ。一昨日作った苺ジャムとピーナッツバター。混ぜてみると微妙。

2010-01-16

今日の大手紙社説

 昨晩のどたばたがどの程度社説に反映されるかと思ったが、とりあえず書いておきましたという体裁の印象はぬぐえない。毎日が「鹿島」をキーワード化したのがしかし感慨深い。

 この問題だが、すでに石川氏は完オチに近く、自殺の懸念もあったようだ。

 ⇒東京新聞:『わざと記載しなかった』 石川容疑者 犯意初めて認める:社会(TOKYO Web)

 関係者によると、石川氏は今月十三日まで、東京都世田谷区の土地購入の原資となった四億円の収入などについて、陸山会の収支報告書に記載しなかった理由を「単なるミス、忘れていただけ」と説明していたという。

 ところが、十四日昼すぎから行われた聴取では、聴取が進むにつれ、石川容疑者は憔悴(しょうすい)した様子を見せ始め、やがて「わざと記載しなかった」と供述した。

 聴取を担当した検事が、その理由を何度問いただしても「言えない」「言えない」と繰り返したという。

 さらに、虚偽記載の犯意を認めたことについて「このことを知ったら小沢先生は激怒するだろう。自分の立場もなくなる、知られたら政治生命は終わりだ」と供述したという。

 特捜部は十五日午後五時、石川容疑者に出頭を求め、逮捕状を執行した。

 ⇒東京地検 自殺を恐れた?「あえて否定しない」(社会) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース

記者が自殺の恐れを考慮した逮捕だったのではないか、と質問すると、佐久間部長は「あえて否定はしない。相手があることなので」とかわし「供述の中身や供述時の態度や言動、証拠関係から判断した」。

 検察は傍から見ているとそれなりに血しぶきが飛ばないように配慮しているようでもある。大久保被告の逮捕状もそれなりに配慮されているようだ。

 東京新聞記事に戻ると。

 石川容疑者は北海道足寄町出身。函館ラ・サール高から早大に進み、在学中に知人の紹介で、書生として小沢氏の家に住み込んだ。朝五時に起き、犬の散歩や掃除をこなす生活を三年、秘書になってから十年。剛腕政治家の下で基礎を築いた。

 問題の土地取引があった翌年の二〇〇五年の衆院選に北海道11区から出馬したが、自民党の故中川昭一元財務相に敗れた。〇七年に比例代表北海道ブロック選出の民主党衆院議員が知事選に出馬し、繰り上げ当選。昨夏の衆院選では中川氏を破り当選した。

 とあるが、この間、小沢さんとの間に反目がある。

 話を更に上位に戻すと。

 瑞穂丹⇒福島氏「これは政治資金規正法違反事件なのか、贈収賄事件までいくのか…」 小沢氏問題で - MSN産経ニュース

社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は15日の閣議後の会見で、民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる土地購入疑惑について、「これが政治資金規正法の事件なのか、贈収賄事件までいくのか、今の報道だけではすべての証拠を見ているわけではないのでわからない。

 こういうところで瑞穂丹の弁護士として頭が切れるところ。

 この話、贈収賄事件にはいかないと読んで、それを踏んで社民党の延命策をきちんと投げている。

 収賄事件にもっていけないと、関係者は大半がそう見ているだろうと思う。百戦錬磨の小沢さんがそんなべたなことをするわけはないし、時効も成立する。その意味で、小沢さんは検察に勝つ布陣を引いていた。が、それが検察の頭に来るところでもあっただろう。小沢さんを失墜させ鹿島との絆を切れば、検察の仕事は終わる。ただ、ちょっと詰めまでは読み切れない。いずれにせよ、そのあと民主党が再生するなら、本当の意味で政権交代が始まる。

毎日社説 社説:アフガン支援 「民生」の実効性確保を - 毎日jp(毎日新聞)

 また、支援額は事業を積み上げた数字ではなく給油中止の代償として決まった側面が強いうえ、アフガンには年間10億ドルもの資金を受け入れる能力はないとされる。ドイツ非政府組織はアフガン・カルザイ政権ソマリアに次ぐ世界第2の汚職政権と認定している。血税が汚職に消えるようでは日本国民の理解は得られない。

 厳しい財政事情の下での多額支援である。鳩山政権は、米国など関係国と十分協議を重ねたうえで、実効ある民生支援となる内容と額、態勢を探るとともに、支援の到達点などを定期的に国会に報告するなど透明性を確保すべきである。

 無理だと思う。

 そして、NATO諸国の手前日本は米国からの庇護がないと、世界的に孤立する。孤立していいじゃないかというのは、つまりシーレーンは封鎖されてもいいじゃないかということで以下略。

毎日社説 社説:石川議員ら逮捕 裏献金の有無が核心だ - 毎日jp(毎日新聞)

 容疑は、この4億円を政治資金収支報告書に記載しなかったなどの疑いだ。なぜそうしたのか。小沢氏の提供とされる4億円の原資は何か。それが事件の核心だ。

 陸山会を巡り、中堅ゼネコン水谷建設」元幹部が「1億円を小沢氏側に渡した」と供述しているという。5000万円は04年10月に石川議員に、残り5000万円は翌年、大久保秘書に渡したと話しているという。

 国が発注した胆沢(いさわ)ダムの下請け工事受注の成功報酬だという。この供述が事実だとすれば裏献金である。

 特捜部は時期的に、最初の5000万円が、土地代の支払いに充てられた可能性があるとみるのだろう。

 胆沢ダム工事で水谷建設の元請けだった大手ゼネコン「鹿島」に捜索が入ったことからもうかがえる。

 大手紙の社説でもここまで言えるような展開の速さは少し予想外でもあった。

読売社説 グーグル検閲 中国のネット介入は目に余る : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 しかし、中国からのサイバー攻撃には、当局が関与しているのではないか、との指摘もある。

 中国は、言論の自由を求める国際世論にも十分に耳を傾け、情報開示への道を模索すべきだ。それが世界第2位の経済大国になろうとする国のあるべき姿だろう。

 中国当局の関与はあるのではないか。ただ、それが北京の意向かどうかはわからない。

 放言風にざっくりいえば、グーグルの態度は胡錦濤・共青同への援助になる。それが習近平失脚までのシナリオになるかが難しい局面になってきた。陰謀論は取りたくないが、習氏がいかに失脚するかという視点に立つと所々の動きは単純に見えることがある。

読売社説 石川議員逮捕 小沢氏の責任は極めて重い : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 昨年3月の公設第1秘書逮捕に続き、私設秘書だった石川知裕衆院議員が政治資金規正法違反の疑いで逮捕された。小沢民主党幹事長政治責任は重大である。

 小沢氏は、地検の事情聴取に応じるのはもちろんのこと、数々の疑惑について、国民への説明責任を果たさねばならない。

 小沢さんの責任かといえば、これはそうだろう。小沢さんから出て来た4億円のカネに問題がなければそれを記者会見であれ言明すればよかった。それが可能なら、話の大半は終わっていた。

 検察の動向に懐疑的な郷原さんも⇒「4億円不記載」とは一体何なのか:日経ビジネスオンライン

 しかし、今回、説明を求められているのは、特定の不動産の取得の原資となった4億円の出所という具体的な事項だ。「やましいことはまったくない」と言うのであれば、この点についての説明をしないというのは誰しも納得できない。

 小沢氏がこの点について説明を行おうとせず、4億円の原資が明らかにされるまでは小沢氏への追及の手を緩めない、とするマスコミ側の姿勢も、その情報源や報道の手法の問題を別にすれば、それなりに理解する余地もある。

 石川議員は、小沢氏にとって手塩にかけて育てた大切な若手政治家のはずだ。小沢氏が、その石川議員の首を差し出すことで曖昧なまま問題を決着させよう、というようなことを考える度量の狭い政治家だとは思いたくない。

 「石川議員の首を差し出すことで曖昧なまま問題を決着」はありうるだろうし、その背景の物語もある。

朝日社説 給油支援終了―徹底検証し、教訓生かせ(1/16)

 鳩山政権は、補給支援に代えてアフガニスタン民生支援として5年間で50億ドルの拠出を決めた。妥当な選択はなかろうか。

 米国様のいうとおりの額を検討もせずに出すのは、朝日新聞的には「妥当な選択」。

朝日社説 石川議員逮捕―小沢氏に進退を問う(1/16)

 このままでは、政権交代したのにカネまみれの政治の姿は何も変わっていないと、国民の失望を買う。刑事責任とは別に、小沢氏が負うべき政治責任はそこにあるのではないか。小沢氏は自らの進退を決断すべきだ。

 「政権交代したのに」っていうけど、意味なかったんですよ。

ログイン・晴れ

 富士山が少し霞んでいる。昨晩は、小沢秘書逮捕の話が舞い上がり、報道を追った。自分とは関係のないことじゃないかという思いの反面、興味もあり、疲れた。

2010-01-15

ブログサバト

 かくして時の流れは年が明けても速いのであった。

あー、そういう動向か

 ささいな話のようだが⇒How healthy are your cooking pots?

Add to this the fact that Teflon is produced using a chemical called PFOA, which has been linked with cancer, liver damage, growth defects, immune system damage and even death in lab animals, and has been ordered to be removed by 2015 by the EPA, and the picture is not looking rosy.

 ⇒Common chemical may affect liver at low levels

The findings, published in the American Journal of Gastroenterology, do not prove that PFOA in the blood directly affects the liver, according to Chen. "Nonetheless," the researcher added, "the associations between PFOA and liver enzymes raise concerns given their common presence in the general population."

 まあ、瑞穂丹とか落ち着いてくれればいいのですが、愉快なお仲間はそうもいかないか。

 この問題はやっかいだなぁ。

今日の大手紙社説

 朝日と毎日が小沢疑惑を取り上げている。他に産経日経もなので、してみると共通の話題のようだが、グラデーションはある。とはいえどれも社説としては食い足りない。そろそろ庶民も、なんで民主党の議員さんはこの問題に口をつぐんでいるのかなと疑問に持ち始めたところだろう。社民党も切れ味が悪い。まあ、しかし、こんなもんかな。

毎日社説 社説:グーグル検閲 中国の品位の問題だ - 毎日jp(毎日新聞)

 あー、品位の問題じゃなくて、民主主義と技術の問題ですよ。

 この問題の落としどころはよくわからない。噂だと、極東ブログ中国からアクセスできないらしい。たぶん、中国バッシングと誤解されたというより、情報が好ましくないんだろうと思う。零八憲章のこととか書いちゃったしね。

読売社説 稲盛日航CEO 労使一体の抜本改革で再生を : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 稲盛氏は野党時代から民主党を支持しており、財界への太いパイプを持たない民主党政権には、数少ない「後見人」だ。鳩山首相にとって、日航再建を託せる唯一の人だったともいえる。

 それだけに、不安もある。77歳と高齢で、航空業界に精通しているわけではない。激務を避けるため、日航への出社は週3〜4日の「パートタイム」会長となる。

 経済界の本流を歩んできたとは言えず、今後、顧客のつなぎ留めなどで経済界からの幅広い支援を取り付けることができるか、懸念する声も出ている。

 まあ、そのあたりかな。

 稲森さんは生長の家に感化された人。今の信仰はわからないが、基調はあるだろう。鳩山首相も類似のオカルト風味なので気が合うだろう。

朝日社説 ハイチ地震―最貧国の大災害に救援を : asahi.com(朝日新聞社)

 昨日朝、Twitterのついで関連の情報を見ていたのだが、あまりに情報が錯綜していて困惑し、ブログも小沢問題のことを書いているうちに言及を忘れ、マルクス博士からコメントをいただき、はっとした。

 ハイチについてはこれもちょっと思い出す⇒中国がハイチにPKO派遣: 極東ブログ

 国際的な救援活動が円滑に進むことを祈りたい。

朝日社説 小沢幹事長―なぜ聴取に応じないのか : asahi.com(朝日新聞社)

 聴取に応じて潔白が晴れるというならするでしょうけど、そういうフェーズでもないとことだろう。かくしてこの手の社説は毎度の勧進帳となる。

晴れ

 快晴。もう1月も中旬。昨晩急に思い出したことで深夜どたばたし、その影響で寝付かれず、朝も不快。まあ、しかたないな。昨日、夕方車から夜景を見ていて、ふと自分がまだ30代半ばのような気がした。若い気分とかそういうのではなく、なんだかパラレルな人生をランダムにさまよっているような気がする。人は死んでしまえばおしまいというし、それはそうなのだが、心というのはいつかしら死後の定点から各年代の「私」の多様性をなんとなく見ているものかもしれない。この年になると恋愛とかはさすがに卒業だが、それでも、多様な「私」のなかで奇妙な配分のように恋愛や蹉跌感が蘇る。

2010-01-14

今日の大手紙社説

 朝日と毎日がなかよく陸山会強制捜査をネグったのか微笑ましい。

 他、岡田クリントン会談も話題だが、執筆子のみなさん、日本内向きすぎて現下の東アジアの状況でどういう意味をもっているのかはなはな失念中のご様子。

 ひどい展開ならなければいいけど。

産経社説 【主張】陸山会強制捜査 小沢氏の政治責任は明白 土地疑惑の徹底解明求める - MSN産経ニュース

 土地購入をめぐっては、総額10億円以上とみられる資金操作の疑いがあるうえ、石川議員はカネの出どころを隠すために虚偽の説明を行ったとされる。

 石川知裕衆院議員への温情が小沢さんのミスだったかな。いや、温情なんてもうないよか。

読売社説 検察「強制捜査」 小沢氏土地疑惑の解明を急げ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 小沢氏は、12日の記者会見では「捜査中」を理由に、事実関係を一切説明しなかった。

 その一方で、「計算ミスやらあったかもしれないが、意図的に法律に反する行為はしていないものと信じる」と釈明したが、とても納得できるものではない。

 これ、ようするに違法だったなと認めているという意味なんですよ。

 それにしても、民主党議員はなぜ、口をつぐんでいるのか。

 ⇒福島党首「捜索、正直びっくりした」 - MSN産経ニュース

 社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は13日夕、東京地検特捜部が民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」などを家宅捜索したことについて、「正直、びっくりしたが、捜査をしっかり見守っていきたい。ここまで捜査が入ったので、(小沢氏の説明責任は)本人が判断されると思う」と述べた。都内で記者団に語った。

朝日社説 同盟協議―土台を固め直す議論に : asahi.com(朝日新聞社)

 朝日新聞らしいナンセンスな社説なのでスルーでよいのだけど。

 クリントン長官は、日米同盟米国アジア外交の礎であるとともに、アジア太平洋地域の安全保障の基盤だと強調した。普天間問題だけで他の関係を損なってはいけないという判断である。時間はかかったが、両政権は何とか本来の出発点に立ったといえる。

 もしかすると執筆子は今回のクリントン長官のミッションを理解してないかもしれない。

 ⇒中国、米に「報復措置」も 台湾武器売却で評論家・石平氏 - MSN産経ニュース

 実際に売却が行われた後には、「報復措置」を取らざるを得なくなるだろう。事実、昨年末あたりから、中国御用学者たちは一斉に、「米国に対抗する実質上の報復措置を取るべし」と大合唱を始めている。中国は今後、この問題で米国と徹底的にけんかしていく覚悟なのだ。なぜか。考えられる理由は三つある。

 第一に、中国は国力増大で自信を持ち、米国の台湾への武器売却、つまり「内政への干渉」に我慢できなくなったということだ。

 次に、中央指導部での軍強硬派の発言力が増し、この問題で柔軟な対応ができなくなったという点だ。

 最後に、最も重要なのが、胡錦濤政権が、「台湾問題の解決」をすでに視野に入れ、この問題への米国のかかわりに神経過敏になっているということだ。

 このテンションと日本の関係が問題。そのなかで現在米国は日本の問題を最小化したいと思っている。

 昨年11月のオバマ米大統領訪中の際、「G2」時代の到来と騒がれたが、私は日本の雑誌で、「米中蜜月もそろそろ終焉する」と予測した。それは早くも眼前の現実となりつつある。

 これを機に、日米同盟の強化を図ることこそが日本の国益にかなう賢明な戦略だ。だが、今の日本政府にそれができるかどうかははなはだ疑問なのである。

 そう単純な話でもない。

 民主党のなかでこの問題がまったく理解されないわけではないだろうけど、現行の政府ではかなりダメでしょう。

晴れ

 雲がかっているが富士山がきれい。寒いがまだ大寒ではない。大寒のころは今年は温かくなりそう。もう梅の咲く頃だなと思うが、あの梅の木もこの梅の木ももうないのかとちょっと心沈む。

2010-01-13

再開、強制捜査

 ⇒NHKニュース 政治資金問題 検察が一斉捜索

 民主党の小沢幹事長の資金管理団体による土地購入をめぐり、会計事務を担当していた石川知裕衆議院議員(36)が、購入代金に充てた資金を収支報告書に記載していなかった疑いが強まったとして、東京地検特捜部は、政治資金規正法違反の疑いで衆議院第1議員会館にある石川議員の事務所などを一斉に捜索し、強制捜査に乗り出しました。

 捜索を受けているのは、衆議院第1議員会館にある民主党の石川知裕衆議院議員(36)の事務所や小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」、それに大手建設会社の「鹿島」などです。東京地検特捜部の調べによりますと、石川議員は、陸山会が、平成16年に東京・世田谷区の土地をおよそ3億4000万円で購入した際、購入代金に充てた資金を収支報告書に記載していなかったとして、政治資金規正法違反の疑いが持たれています。関係者によりますと、陸山会は、収支報告書に土地の購入は翌年の平成17年だと記載したうえで、土地の購入資金については、定期預金を担保に金融機関から4億円の融資を受けたと説明していましたが、実際には、この融資を受ける前に代金が支払われていました。関係者によりますと、石川議員は「土地を購入するため、小沢氏から現金で4億円を受け取った」と説明し、収支報告書には記載していなかったことを認めているということです。

 「鹿島」か。

 

 ⇒2010-01-10 今日の大手紙社説 - finalventの日記

今日の大手紙社説

 朝日と毎日がなかよく昨日の小沢会見を取り上げていた。富裕な層のリベラルがまずいことになったなと撤退戦の足がかりを作り出しているようにも見える。

日経春秋 春秋(1/13

 万葉集に名の知れぬ旅人の一首がある。「足柄箱根飛び越え行く鶴(たづ)の羨(とも)しき見れば大和し思ほゆ」。妻が待つ都への望郷の念を鶴に映した歌だ。大空とそこを飛びかう鳥に、翼を持たない人間は古来あこがれ見果てぬ夢を託してきた。

 JALの話で「鶴」ネタに万葉集をひいたというくらいのことなのだろう。

 この手の歌の、「鶴」や「大和し思ほゆ」が何を意味しているのかは、現代ではよくわからない。「大和し思ほゆ」はあるジャンルを指しているのだろうし、「鶴」は死霊であろう。

産経社説 【主張】外国人参政権 外交配慮より主権の問題 - MSN産経ニュース

 ⇒「理屈通らない小沢理論」帰化促進にはならず 外国人参政権 - MSN産経ニュース

 小沢氏はこれまで、この「帰化促進論」を主張してきた。だが、平成18〜20年のデータをみると、韓国・朝鮮籍の特別永住者は約2万2600人減って約41万6000人となっており、参政権付与がなくても関係なく帰化は進んでいる。

 逆に、参政権を得ることは、永住者の帰化への動機を希薄化し、不安定な在日外国人という立場の固定化につながらないか。

 そもそも、在日本大韓民国民団による参政権要求の背景には、帰化増加で組織が弱体化したことへの危機感がある。民団は参政権獲得で帰化が食い止められると判断しているわけだ。

 さらに、参政権付与の対象となる中国籍の一般永住者は3年間で約2万5100人増え、約14万2400人に達しており、参政権問題はむしろ「中国問題」の様相を帯びている。(阿比留瑠比

毎日社説 社説:北朝鮮声明 「危険な意図」が見える - 毎日jp(毎日新聞)

 声明のポイントは二つだ。まず、朝鮮戦争の休戦協定を平和協定に替えるための会談を「休戦協定の各当事国」に提案した。次に、北朝鮮への制裁が解除されれば直ちに6カ国協議が開かれる可能性も出てくるという見解を示した。

 狙いが見えにくいというのは、いずれも新しい方針の表明ではなく、制裁解除といった無理な前提条件のために実現可能性も乏しい内容だからだ。実際、米国務省はこの声明を相手にせず「6カ国協議に復帰し、非核化に向けた措置を」と求めた。当然の対応と言ってよい。

 休戦協定の平和協定への転換は、60年前に始まった朝鮮戦争を公式に終結させるという意味がある。しかし長年これを主張してきた北朝鮮に「在韓米軍撤退」や「米国が日本や韓国に提供している核の傘を外させる」という狙いがあることは歴然としており、交渉にならなかった。

 これには危険な意図が含まれているように見える。まず日本が排除されることは間違いない。「当事国」の条件を朝鮮戦争休戦協定への署名とすれば、韓国も外して米中朝の3カ国協議にできる。日米韓の結束を揺さぶるのに絶好の条件と言えよう。

 現実には北朝鮮もこの提案や制裁解除要求が簡単に通ると思ってはいまい。「二度と絶対に参加しない」と断言した6カ国協議に復帰する大義名分として、「平和協定についても協議する」といった言質を米国から得られればよいのかもしれない。核武装推進のための時間稼ぎという可能性もある。

 問題は「金正日」「委任により」かな。

 背景がいまひとつわからない。

毎日社説 社説:小沢氏会見 説明責任の放棄では - 毎日jp(毎日新聞)

 おや朝日新聞と仲良く出て来ましたか。

 小沢事務所側は昨年秋には、資金は会の定期預金を担保に金融機関から借りた4億円を充てたと説明し、会の代表である「小澤一郎」名義で借りたことが政治資金収支報告書にも記載されている。しかし、実際には石川氏が小沢氏から提供された別の4億円が土地代金の支払いに充てられたことが、特捜部の捜査や石川氏の説明などから判明している。これは報告書に記載のない金だ。

 やはり、おかしな話だ。石川氏は4億円の定期預金を作るため、土地代金の支払いと同じ日に小沢氏の複数の政治団体から1億数千万円を集め陸山会の口座に入金している。なぜ、こんなややこしい処理をする必要があったのか。小沢氏からの資金だったことを隠すための偽装工作だった疑いが出ている。

 土地購入は小沢氏の指示だと石川氏も認めている。ならば、小沢氏は一連の不可解な金銭の出し入れについて本当に何も知らなかったのか。そもそも小沢氏は4億円もの大金をどういう経緯で用意できたのか。その原資は何か−−。

 ⇒小沢ハウス4億円メモ - finalventの日記

朝日社説 年金機構発足―信頼は納付率の回復から : asahi.com(朝日新聞社)

 年金に対する国民の不信を招いた社会保険庁が廃止され、年明けとともに日本年金機構がスタートした。

 政府から年金事務を委託される特殊法人で、職員は公務員ではなくなった。自公政権時代の決定に基づく荒療治の産物である。

 誰のものか分からず宙に浮いた年金記録の山。保険料の納付率を高く見せるための不正な手法。年金不信を広げた重大な責任が、社会保険庁にはあった。組織の体質や職員の意識を変えるために、大胆な改革が求められたのは当然だったといえよう。

 民主党は野党時代、年金機構に関して「大事な年金業務を国から切り離して大丈夫か」「年金記録問題がうやむやにならないか」などと、疑問を投げかけてきた。もともと、年金を扱う組織については、保険料と税を一体で徴収する「歳入庁」をつくる構想を掲げてもいる。

 年金機構の設置準備が進んだ段階で政権交代が起きたため、機構の発足を追認せざるを得なかったといういきさつがある。

 しかし、経緯はどうあれ実際に発足した以上、年金機構は鳩山政権とともに、年金に対する国民の信頼回復へ総力をあげねばならない。

 「経緯はどうあれ実際に発足した以上」というのはすごい言葉だ。長妻さんもよくやったと思うが、最初から民主党のマニフェストはめちゃくちゃだった。

 民主党はいまも歳入庁構想を捨てておらず、新たな年金機構は将来廃止するとの姿勢を崩していない。

 だが、いずれ廃止されることが決まっている組織に、期待通りの成果を上げさせることができるだろうか。

 今は、年金機構を再び国の組織に戻すことを考えるより、まずはこの新組織で納付率を上げ、記録の管理や年金の支払いをしっかりと行うことが先決ではないか。

 それでもなお、将来は歳入庁にというのなら、国民が納得できる道筋をきちんと描いてからにするべきだ。

 朝日も口をぬぐっているが、この点については明白に民主党のマニフェストも政権交代もナンセンスだった。しかし、ナンセンスが是正される方向にある分、厚労省はGJということろだろう。

朝日社説 小沢氏会見―実力幹事長の説明責任 : asahi.com(朝日新聞社):

 きのうの会見は「誤解」を解く機会だったはずだ。なのに、小沢氏は「意図的に法律に反する行為はしていないと信じている」と述べただけで、あとは捜査中であることを理由に一切の具体的な説明を避けた。「区切りがついたら」説明したいという。

 小沢氏がふつうの民間人なら、そうした対応もありうるだろう。しかし、与党民主党の幹事長政権一の実力者である。刑事責任を問われる立場になくても政治責任は重い。

 石川氏は地検に対し、4億円を小沢氏から受け取ったと説明しているというが、出どころはどこか。土地購入後に、小沢氏が銀行から4億円の融資を受け、陸山会に貸すという複雑な処理をしたのはなぜか。

 小沢氏は、事情聴取に応じるつもりかという問いにさえ、差し控えたほうがよいで通した。

 この話か⇒民主党:【ビデオ配信】小沢幹事長定例会見

 これはちょっとないなぁと思った。

 社説に戻って。

 公設秘書が逮捕・起訴された西松建設からの違法献金事件を受けて、小沢氏は昨年5月、党代表を辞任した。それと比べても、問題は決して小さくない。西松事件では収支報告書への虚偽記載を問われたが、今回は不記載、つまり報告書に記さない裏のカネの疑惑だからだ。

 にもかかわらず、小沢氏の政治責任を問う党内の声が、今回はほとんど聞かれない。小沢氏が鳩山政権への影響力をますます強め、夏の参院選や党運営を一手に仕切る。その威勢を前に、小沢氏にものを言いにくい空気が強まっているのではないだろうか。

 自民党は小沢氏らの国会への参考人招致を求めているが、民主党は応じない方向だ。政権公約に掲げた企業・団体献金禁止のための法改正について、鳩山由紀夫首相は通常国会には提出されないとの見方を示している。

 首相と幹事長にカネにまつわる問題が続いているのに、自浄作用を働かせようとしているとは思えない。

 そんな姿には失望せざるを得ない。まずは、小沢氏がすみやかに全容を語る。参考人招致にも応じる。それが政権交代を選択した人々の期待に応える道だ。

 まあ、こうした展開はある程度予想されていたことだった。というか、小沢さんはそういうものを背負ってきた政治家だった。問題は、この機に政権交代をしてしまった、日本というものの重さだな。

晴れ

 一月も半ば。13日は中学生時代の知り合い誕生日だった。奇妙なことだけは覚えている。昨日は村上春樹の誕生日。そして17日は山口百恵の誕生日。

2010-01-12

小沢ハウス4億円メモ

 官報号外第223号247ページ(http://www.soumu.go.jp/main_content/000047155.pdf

f:id:finalvent:20100112145120p:image

 官報によると、陸山会は2004年「小澤一郎」からの借入金は4億円のみ。

 現在の報道で問題になっているのは、10月28日と4億円と10月29日の4億円、計8億円。

 2つの4億円の関係は朝日新聞の報道がわかりやすい。

 ⇒小沢一郎 : asahi.com(朝日新聞社):土地購入の原資隠しか 小沢氏団体、銀行経由で4億円 - 政治

f:id:finalvent:20100112145151j:image

 金利負担をしてまで、融資取引をしたのはなぜか。特捜部は、〈3〉〜〈6〉は、〈1〉〜〈2〉を隠す偽装工作とみている模様だ。

 さらに、陸山会の収支報告書には〈1〉〜〈2〉だけでなく〈3〉の記載もなく、4億円の定期預金と、〈6〉の借入金だけが記載されている。特捜部は〈3〉の1億8千万円も表面化させたくない資金だったために〈4〉〜〈6〉の工作をしたとみて、1億8千万円の資金の性質にも関心を寄せている。

 検察の推察では、つまり、官報に記載された4億円はΔ如↓,4億円は記載されていないと見ている。

 

追記

 ⇒LedLine:陸山会の政治資金収支報告書に記載していない資金の流れの理由 (よろんず)

10/29午前

小沢氏から預かっていた個人資金を使って不動産の支払いをした。

10/29午後

銀行から4億円の融資が下りて政治資金として入金すると共に借入金 小沢一郎 4億円と仕訳をした。

以降はそれ程問題ではないので省略(不記載等の説明は付く)

これが実態のようだ。 つまり同じ日に支払いと入金と借入が発生したことになる。 よって、これは細かく仕訳をしても相殺されてしまうので、結果だけを記載しても違法性はない。

 そのお話はちょっとよくわからないが、イ鉢Δつながって、小沢=陸山会、ということかな。すると、,呂い錣弌銀行担保用のつなぎの見せ金、ということだろうか。

 そうだとして、それは「借入金 小沢一郎」なのだろうか。

 ⇒土地購入、石川議員「4億融資必要なかった」 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 同会は04年10月29日、東京都世田谷区深沢の土地を約3億4000万円で購入。その際、石川議員は小沢氏から受け取った現金4億円を同会の口座に入金し、土地代金に充てた。その一方で、同会は代金支払い直後、4億円の定期預金を組み、それを担保に銀行から小沢氏名義で同額の融資を受けていた。

 関係者によると、石川議員は特捜部に対し、小沢氏から土地代金として、現金4億円の入った複数の紙袋を手渡されたなどと詳細な説明をしたうえで、代金支払日と同じ日に同会が受けた4億円の融資について、「さらに融資を受ける必要はなかった」と供述していた。

 ただ、「以前から陸山会で土地を買う時は定期預金を担保にして融資を受けていたため、思わず借りてしまった」とも説明したという。

 しかし、石川議員は4億円の定期預金を組むために、「小沢一郎政経研究会」など複数の小沢氏の関連政治団体から計約1億8000万円を陸山会の口座に送金し、同会の資金と合わせて4億円を用意するなどの資金操作をしていた。

 また、融資関係書類に小沢氏から事前に署名をもらったうえで、その書類を銀行に提出し、融資を受けていたことも判明している。

 さらに、石川議員は04年分の同会の政治資金収支報告書を作成する際、小沢氏から受け取って同会に入金した4億円を記載しない一方、定期預金4億円と同額の融資を受けたことについては記載していた。

 このため、特捜部は「思わず借りてしまった」という石川議員の説明は不自然で、4億円の定期預金と融資は土地取引に関する資金の流れを隠蔽する目的だった疑いが強いとみて調べている。

 話は不自然。

 ⇒はてなブックマーク - LedLine:陸山会の政治資金収支報告書に記載していない資金の流れの理由 (よろんず)

biconcave 小沢, 汚職・スキャンダル なるほどねえ 2010/01/12

 納得できちゃいますか。

 

追記

 さらに展開がありそう。話は2005年。

 ⇒陸山会土地購入:石川氏2.8億円「寄付なかった」 - 毎日jp(毎日新聞)

 これまでの調べなどによると、陸山会は04年10月、小沢氏から手持ちの現金4億円を受領し、東京都世田谷区の土地を約3億4000万円で購入した。この直後、金融機関に4億円の定期預金を組み、これを担保に小沢氏名義で同額の融資を受け、これを小沢氏からの借入金として収支報告書に記載し「土地購入の原資」と説明してきた。

 ここまでは、これまでのお話。

 その先がある。

 しかし、現金4億円で土地購入代を支払った後、さらに4億円の借入金をする目的が不明なうえ、同会の収支報告書には小沢氏からの現金4億円の記載がなく、土地は05年1月7日に購入したと記載されている。

 実際に「小沢ハウス」の土地購入は2005年1月7日。

 で、その時の会計だが。

 一方、収支報告書にはこの2日前の05年1月5日、小沢氏の関係政治団体「小沢一郎政経研究会」から1億5000万円、小沢氏が代表を務める「民主党岩手県第4区総支部」から1億3000万円が入金されたと記載されている。これと、定期預金を除く前年からの繰越金1億3800万円余を合わせると、陸山会には4億1800万円余の資金があり、1月7日の土地購入代金に充てられたように見えるようになっていた。

 2005年に入り、「小沢ハウス」の土地購入(1月7日)を行う直前の1月5日に、「小沢一郎政経研究会」から1億5000万円、岩手の支部から1億3千万円、都合2億8千万円の入金ありと記載、とのこと。

 ところが、この計2億8000万円は実際には陸山会へ移動した形跡がなく、石川氏や、05年に事務を引き継ぎ記載した元私設秘書も特捜部の聴取に対し、陸山会への入金がなかったことを認めたという。

 ところがこの2億8千万円の入金はなかった、とのこと。

特捜部は04年10月に小沢氏の資金で土地を購入済みだったにもかかわらず、これを隠して05年1月の購入だったとする収支報告書を作成するため、計2億8000万円の移動を装った疑いがあるとみている模様だ。

 ほぉ。

 

郷原先生の見解

 郷原先生⇒「4億円不記載」とは一体何なのか:日経ビジネスオンライン

 小沢氏の公設秘書の大久保氏の政治資金規正法違反事件で検察が持ち出したのは「西松建設関連の政治団体名義の寄附は偽装であって実際の寄附者は西松建設」という理屈だった。その理屈によれば、偽装の【2】は除外して、実質に基づいて【1】の4億円の借入金だけを収支報告書記載するのが正しい記載だということになる。

 それなら、偽装の銀行からの借入金4億円を含め合計8億円の借入金を記載することの方が実態に反していることになるのであり、「小沢氏からの4億円の借入金」一口を記載するのは実態どおりの正しい記載だということになる。

 この理屈がわかりづらいのだけど、イ鉢Δ魴觜腓掘△つ銀行からの借り入れは陸山会の担保を回しただけで差し引きゼロだから実体は8億円ではなく、4億円という話だろうか?

 では、同じ4億円の借入金でも【1】と【2】の違いで虚偽の記載になると言えるか。つまり、実際に陸山会の収支報告書に記載されている4億円の借入金の記載は【2】であって、本来記載すべきであった【1】ではないと言えるのか。

 新聞等で、収支報告書に記載されている「4億円の借入金」が【2】の銀行からの借入金であったとされているのは、陸山会側が当初、不動産の取得は銀行からの借入金によるものだったと説明していたからであろう。しかし、それは、今回の一連の捜査の過程で【1】の小沢氏個人からの現金の貸付金の存在が明らかになる前の説明であり、【1】の小沢氏個人からの借入金が存在していたことが明らかになった以上、収支報告書への貸付金の記載が【1】なのか【2】なのか、客観的な記載からは、いずれとも判断し難い。

 これはそういう理屈もなりつか。

 焦点は小沢氏のカネの出所。

 しかし、今回、説明を求められているのは、特定の不動産の取得の原資となった4億円の出所という具体的な事項だ。「やましいことはまったくない」と言うのであれば、この点についての説明をしないというのは誰しも納得できない。

 小沢氏がこの点について説明を行おうとせず、4億円の原資が明らかにされるまでは小沢氏への追及の手を緩めない、とするマスコミ側の姿勢も、その情報源や報道の手法の問題を別にすれば、それなりに理解する余地もある。

 石川議員は、小沢氏にとって手塩にかけて育てた大切な若手政治家のはずだ。小沢氏が、その石川議員の首を差し出すことで曖昧なまま問題を決着させよう、というようなことを考える度量の狭い政治家だとは思いたくない。

 そこが当初の問題の要点だったのだが、どうも全体構図が違っていそう。むしろ資金団体からへの経路を複雑化するマネーローンダリング臭い。

市民とは鬼畜である。恋愛とは同性愛の変形である。

 ということ。

 (エントリ予定または未定。ちなみにこの反対は、「国民とは親子の情である。性愛は再生産である。」)

高齢者医療、65歳以上は国保、はぁ。

 ⇒高齢者医療、65歳以上は国保に加入 厚労省が新制度素案 : NIKKEI NET(日経ネット)

 厚生労働省は、65〜74歳と75歳以上を区分した現行制度に代わる新しい高齢者医療制度の素案をまとめた。65歳以上は原則として、自営業者無職の人が加入する国民健康保険(国保)に加入する。ただ、現役世代とは別勘定とし、医療の実態にあわせ、応分の負担を求める。保険料率は都道府県単位で決める。2013年度の創設を目指すが、負担の調整で曲折も予想される。

 現行制度では高齢者を65〜74歳の「前期」と75歳以上の「後期」に分けている。

 単に前期後期を撤廃して、広く取るというか、現団塊世代に負担してもらうということかな。

今日の大手紙社説

 特になし。いろいろありそうにも思うがなんか社説が散漫。内閣支持率は横ばいになっていることもあり、おそらく、民主党の崩壊予想が立たないからだろうと思う。つきつめていえば、検察小沢さんがどう手打ちをするかということなんだろう。もうちょっといえば検察内部の問題かな。

 あと、消費税問題が識者側では詰みになっているが、国民は理解してないっぽい。内税効果があるのだろうが、これ感覚的に隠蔽できるのは10%までかな。そして10%に上げると、おそらく企業側ではクーポンで2%は下げるんじゃないだろうか。流通の寡占化というか統制化がますますひどいことなるようにも思うが。

 自民党? はぁ? ⇒「保守」を前面に 自民党運動方針案全文判明 (1/2ページ) - MSN産経ニュース

 自民党が24日の党大会で発表する平成22年運動方針案の全文が10日、明らかになった。「いまこそ自由と民主の下に正しい日本の保守の旗を立てねばならない」として、靖国神社参拝の継承憲法改正など保守色を鮮明に打ち出した。同時に「今日の偏向した教育の最大の原因は日教組の存在」「決して『アメとムチ』による恐怖支配の政党と同じになってはならない」などと随所に民主党批判をちりばめた。

 タイトルは「品格と活力あふれる日本」。冒頭では、平成19年の参院選と昨年の衆院選で惨敗した反省をまとめ、「闘う野党」として再生していく決意を示した。

 自ら小政党宣言をしてるのはそれはそれでいいんじゃないの。政局には関係ない政党。

日経春秋 春秋(1/12)

「失敗ならいっぱいあります。ワッハッハッ」。この明るさも企業にいま必要だ。

 資金があればね。

産経社説 【主張】新型ワクチン 輸入も余ってしまっては - MSN産経ニュース

 わが国も人口を上回る接種回数のワクチンを確保したが、輸入分はそっくり余りそうな雲行きだ。流行が終息したわけではなく、いまからでも接種の意味は小さくないのだが、優先対象から外れた人たちの間に「いまさら」といった気分が広がるのは避けがたい。

 厚労省側はわかっていたと思うというか、副作用問題も含めてこの間の厚労省はほんとにご苦労様という感じだった。

毎日社説 社説:派遣法改正 労働者に安心と尊厳を - 毎日jp(毎日新聞)

 これを機に、派遣だけでなく雇用全体の論議を深めたい。パート、アルバイト、契約・嘱託社員などを合わせると派遣社員の2倍にもなる。

 これ目先の問題と全体の問題をごちゃごちゃにすると悪化するばかり。

朝日社説 温暖化ガス削減 脱石油・石炭への礎を築け : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 この問題、最適化で考えるならブラック・カーボンから着手するとよいと思うが。

 ⇒黒色炭素(Black Carbon:ブラックカーボン)の地球温暖化効果: 極東ブログ

 それと、脱石油・石炭とあるけど、石炭のほうが問題かな。日本ではあまり注目されないように見えるが。

 ⇒温暖化は防止できる? 「石炭を使わない」(前編) - 環境 - nikkei BPnet

 CO2排出は現在も増え続けているのですが、その中心は電力需要に応えるための発電のための燃料です。特に、ここ20年ほどは、中国インドブラジルなどの途上国の発展がめざましく、これらの国では石炭発電が増えているために、CO2排出が増え続けているのです。そこで、石炭発電を速やかに中止し、石油と天然ガスに切り替えれば、かなりのCO2削減になり、再生可能エネルギーの利用が中心にならなくても、温暖化の問題は解決できると主張する人もいます。米国NASAゴダード宇宙研究所所長のジェームス・ハンセンなど、著名な科学者もこの説をとっています。

 なぜ、石炭をやめるだけで、温暖化が防げるのか? その根拠は、「同じエネルギーを得るのに、石炭はCO2発生量が多く、次いで、石油、石油ガス、天然ガスの順でCO2が少ないという事実から来ています。同じ量のエネルギーを得るために、石炭を100とすると、石油は77、天然ガスは66程度で、天然ガスなどに転換するだけで、CO2発生量は大幅に削減できるのです。

 しかし、一方で資源量は、諸説あるものの、石油は40年分、天然ガスの70年分に対し、石炭は200年以上で、圧倒的に量があり、コストも安いために、途上国を中心に石炭の利用が増えてしまっているのです。これがCO2排出を増やし、温暖化を加速しているのは事実です。

 先進国でも事情はあまり変りません。新設の大型発電所では石炭燃料の設備が増えています。これは、やはりコストが安く、安定供給が可能ということが理由のひとつですが、排出ガスの浄化技術が進み、以前のように石炭を燃やすとNOxSOx、PM(浮遊微粒子)が出るということが無くなり、汚染物質を大幅に減らせるようになったことが大きな理由です。ちなみにCO2それ自体は、人体や生物に有害ではないので、汚染物質ではないのです(温暖化の面では悪影響を与えますが)。

朝日社説 死因究明制度―生者のために死者は語る : asahi.com(朝日新聞社)

 議論としての異論はないけど、これ書いた人、あまり現場を知らないのではないかな。机上の話を実際にやってみると大変なことになると思うが。

曇り

 午後から雨になるらしい。冬の雨か。夢はいろいろ見たがあらかた忘れた。昔の駅前の商店街を思い出すという話だったように思う。起きてからある一角がよく思い出せないので戸惑っていた。▼朝、ラジオ(NHK TV)で名古屋での貰い子の話があり興味深かった。あとで見直しておくかな。

2010-01-11

今日の大手紙社説

 成人の日ということもあって、特に話題はない。

曇り

 早朝に目が覚めて昨日仕込んでおいたパンを作る。なんとなく速成の方法がわかってきた気がする。パン焼き時間のあいだ、ちょこっとブログを書く。

2010-01-10

反論とかじゃないんだけど

 ⇒はてなブックマーク - 15歳の君たちに告ぐ、海外へ脱出せよ - Rails で行こう!

 私も若かったら日本を見捨てていただろうという点では同意見だけど。

 まあ、ちょっと50歳の僕は言うみたいな話だと。

 そうして、15歳で世界に出た若者の6割は死んじゃうんじゃないかな。3割は腐る。いや、脅しているわけじゃなくて、世界って厳しいよということ。

 これはなんつうか、体で実感しないとどうにもならんのじゃないか。

 というのは、英語できて、能力があって世界で活躍の場とかいうのは、甘過ぎだし、それじゃ9割のだめカンタービレ

 個人的な話だけどね。

 昔、週末に、お、休みとれそうだ、と、ちょっくらマニラ経由でエジプトに行ったことがあって、安いチケットかってジーンズでほいと出かけちゃったのですよ。飛行機がガラりとしていたし。

 で、マニラでどっとフィリピーノが乗り込む。で、カイロで降りたら、私はすっかりフィリピーノでした。すごい目にあった。あはは。

 おい俺は日本人だ、とか、言っちゃいましたよ。どんだけ俺はナショナリスト? 幸い、通じません。マニラで乗り込んだ仲間達は、最初はそうだよ、怒るなよ、大丈夫だよと、ぐっと私の脇に座って、体をぐいぐい押してくれて、ああ、人とのふれあい。

 その話はそのくらい。

 教訓は小出しでいろいろ世界を経験するとよいと思うよ。一気に飛べるのはダンコーガイくらいだよ。

 社会差別が問題だぷんぷんとかはてぶでやってないで、実際に自分が人種差別されてにっちもさっちも動けねーとか体験してみるとよさげ(そこでウヨに目覚めるのはなしね)。

 あと、大学は行けるなら行くといいと思う。こういうと嫌がられるけど、どんな大学でも大学生の時間は時間なんだから勉強とか恋愛とかするとよいと思うよ。理屈つけないで、やっとけ、われ、とか思う。どう勉強するかとかどう恋愛するかとかはないけど。

 ⇒「 フィリッピーナを愛した男たち: 久田 恵: 本」

 ⇒「 フィリッピーナを愛した男たち (文春文庫): 久田 恵: 本」

 いい本だよ。マニラ湾の夕陽に泣けるよ。

マルクスは市場をどう考えていたのかでちょいと

 いや、ごくちょいと。

 昨日のこれの続きのような話。

ちょっと野暮なツッコミしとくかな - finalventの日記

 関連は。

 ⇒[書評]「はだかの王様」の経済学(松尾匡): 極東ブログ

 ⇒World 3.0 という雑想: 極東ブログ

 ほいで、ちょいとというのは、マルクスは市場をどう考えていたのか。

 一般的に社会主義と市場主義(?というのは新自由主義とか同じで定義が意味不明っていうか新自由主義とかいうやつノータリンじゃないのか)というのは対立して考えられている。そして、一般的によくあるおサヨクさんは、市場主義(?)や市場社会、市場経済を否定しちゃう。それこそ、格差の原因だとかぬかして。

 おサヨクさんがそうなっちゃうのは、前のエントリでもそうだけど、吉本隆明がすぱっと言ったように「右翼とか左翼かというのはスターリンの作った概念」でしかない。で、レーニンにも責任があるんだけど、日本とかにうじゃうじゃいる社会主義者というのは、基本的にレーニン主義からソフトスターリニズムでリベラル風味をしているだけで、そのリベラル風味とソフトスターリニズムで「大きな政府」を求めてしまう。ところが、本当の左翼はというのもナンセンスだけど、マルクス主義というのは、国家をどう止揚するかという理念がないとめちゃくちゃになってしまうもの。

 ほいで、前回ちょっと書いたのだけど、マルクスは市場をどう考えていたのか、だけど、普通は、市場主義(?)や市場社会、市場経済を否定しているかのように理解されているけど、資本論三巻とかだと、「一定財貨の生産に費やされる社会的労働の範囲が充たされるべき社会的欲望の範囲に照応するなら、商品は市場価値どおりに交換される。」というあたりにも含みがあるけど、市場が十全に機能すれば、社会的労働が市場価値となる。ただ、三巻はエンゲルスがめちゃくちゃに編集したのでマルクスが何を考えていたのかはよくわからないというのはしかたない。

 で、ここで難しいというか、あまり自分と同意見の人を見たことがないのだけど、というのは、「だから市場が十全に機能するようにせよ」っていう意見はあるのだけど、私の理解では、この市場というのは、概念なんですよ。

 そういう理想の市場を想定するとそうなる、という話。ほいで、ここからが非常に微妙になり、「「はだかの王様」の経済学」の書評でも書いたけど、そもそもマルクスのいう労働価値みたいなものは、この理想・仮想の市場概念の操作の結果として出てくるということ。これは方法論上の概念装置なんだということ。

 なので、十全たる市場を求めるということと、マルクスの不思議な思考とは必ずしも一致しない。

 だけど。

 それでも、マルクスは市場を否定していない。つまり、現実的な市場を否定しているわけではないので、そのあたりからへんてこな議論が出てくる。

 代表的なのが、市場社会主義論というやつで、これねぇ、というか。実は日本共産党もこれに依存しているし、中国はなんか適当にそれっぽくなっているし、ランゲとかの議論になる。

 また都留重人なんだが⇒「 経済発展と社会の進歩 (1970年): 都留 重人, 斎藤 興嗣, 鈴木 正俊, オスカー・ランゲ: 本」

 ランゲはハイエクなんかとごりごりやっていて、そのあたりは私はよくわからないのだけど、概ねハイエクのいうように市場を制御することは不可能。なので、そのあたりから、市場社会主義論がへんてこになる。

 ただし、ハイエクが批判している社会主義というのは反市場経済というだけで、つまり統制経済ということ、それはちょっとマルクスの市場の意味、つまり私の理解のそれとは違う。

 それといろいろ模索もある⇒「 これからの社会主義―市場社会主義の可能性: ジョン・E. ローマー, John E. Roemer, 伊藤 誠: 本」

 やっかいなのは、資本のグローバルな運動というのが巨大多国間企業を形成し、グーグルみたいに気違いなくらいの計算可能性が出てくると、市場というのが違った意味を持つ可能性はあるんだけど、それはそれとして。

 市場が操作的な概念装置であるとしても、実際の社会はどうあるべきかというと、ローマーみたいな話になっちゃうのかというのが難しい。

 それでも、今の民主党みたいに全共闘世代の老人がソフトスターリニズムをごりごりやるのは、まったくマルクス的な展開ではないというか、あれこそ批判の対象なんだが、まあ、日本のマルクス主義は80年代に終わっている。

 で、昨日の吉本でもそうなんだけど。

 左翼的な言説が、転倒された形でもナショナリズムとして出てくるのは、退廃というか、反動でしかないんだよな。

 ⇒[書評]自由はどこまで可能か―リバタリアニズム入門(森村進): 極東ブログ

 政治思想におけるリバタリアニズムの大きな特徴の一つは、国家への人々の心情的・規範的同一化に徹底して反対するという個人主義的要素にある。リバタリアニズムの観点からすれば、国家や政府は諸個人の基本的権利を保護するといった道具的役割しか持たない。それ以上の価値を認めることは個人の自由だが、それを他人にまで強いるのは不当な介入である。国民的あるいは民族的なアイデンティティなるものが各個人にとってどのくらい大切か、社会にとってどのくらい有益かは一つの問題だが、ともかくその確立は政府の任務ではない。

 ところが今の日本では、ナショナリズムに一見反対している論者たちが戦争世代が戦争責任の引き受けることを主張するというねじれが見られる。しかしそれは日本人すべてに、戦前戦中後を通じた「日本人」という国民集団への人格的帰属を強いることになる。これこそ否定されるべきナショナリズムの一類型である。国が何らかの責任を負うからといって、国民が人格的な責任を負うということにはならない。

 森さんはリバタリアニズムで論じるけど、「ナショナリズムに一見反対している論者たちが戦争世代が戦争責任の引き受ける」「これこそ否定されるべきナショナリズムの一類型である」のは確かで、そのあたりが、吉本が、

 僕はそれを見て罪の意識がいっぺんに取れてしまって、「そうか、そういう意味合いか。後進国革命と考えれば、右翼とか左翼かというのはスターリンの作った概念で、そんなことは問題にならないんだ」と。後進国革命と資本主義が成熟してしまった革命というのは違うので、やっぱりナショナリズムの要素が入ってしまう。中国もそうです。

 というあたり。

 なんでこうなっちゃったの? 後進国だから、というのはばっさりした解答だけど、これで目から鱗が落ちる人は少ない。

 これは、話の理路がちょっと逆で、そして結果的にリバタリアンと同じになる理屈なんだけど、市民社会というのが個人を定義し、個人が友愛(つまり同性愛なんだけどね)で連帯するような協会的社会の個人によって、共同幻想・国家を解体されていないと、必然的に右でも左でもナショナリズムになっちゃうのはしかたないんだろう、ということ。(少子化とか子供が問題になっちゃうのが、そもそも変だと思わない感覚がついてけない。)

 ただ、現実、そこをどう解体するかは、よくわからない。つまり、現実の社会の問題としてどうよという問題。個人の生き方としてなら、すっぱりナショナリズムと縁を切ることは可能で、吉本みたいにさっぱりしちゃうのもありんだけど、問題はそういうことでもないということ。

 話をマルクスに戻すと。

 のわりに話がそれるんだが、マルクスの資本主義の批判の要点では恐慌論だった。これね、一昨年の世界経済でもさすがにお左翼さんでももちださなかった。マルクスの恐慌論は死んだのかもしれないのだけど、私のちょっと飛躍した理解だと、これは、超国家が通貨発行権を持っちゃったからそのテクノロジーの問題に還元しちゃったんじゃないか。

 で、私がリフレ派さんとどうも体感的にそれほどしっくりこないのは、リフレというのは超国家が通貨発行権に関係していて、どうも究極の弥縫策のように見えること。つまり、マルクスの恐慌論の最終的な間違った隠蔽なんじゃないかという疑念が晴れない。

 現実問題としてはそんなこと言っててもしかたないし、バーナンキ僧正は世界を救ったし日銀は日本を終了させてくれた。ありがとう。

 このあたり、ハイエクとかが徹底して、そもそも通貨発行権を否定しちゃえというのがある。まあ、わからないでもないけど、じゃあ、富ってどう蓄積されるのか、という問題になってめちゃくちゃになる。

 おそらく国家から超国家であってもナショナルな共同幻想が通貨発行権と癒着しちゃうという問題はそう簡単には解ける問題じゃない。じゃあ、市場もそれでいいじゃん、国家が市場を操作していいじゃんとなるだろうと思う。まあ、それは、全然違うと思うのだけどね。

 あー、ふと思ったのだけど、西洋的な個人というのは、日本の場合、同性愛者というより、非モテから鬼畜ということかな。非モテ鬼畜が増えると日本ナショナリズムは終了するかもしれない。そんなのあり?

今日の大手紙社説

 なんだろ各紙へんてこな社説が多かった。

 現下の問題はこれじゃないの。

 これと⇒05年にも4億円不記載=同時期にゼネコン「裏献金」−関連を捜査・東京地検(時事通信) - goo ニュース

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入問題で、土地を買った翌年の2005年春にも、政治資金収支報告書に記載のない4億円が同会の口座に入金されていたことが9日、関係者の話で分かった。同じ時期には、中堅ゼネコン水谷建設」(三重県桑名市)元幹部が、小沢氏側に2度目の5000万円の裏献金をしたと供述している。

 東京地検特捜部は、4億円が陸山会への寄付かどうかが不明なため、政治資金規正法違反罪での立件は困難とみているが、「裏献金」供述と入金との関連について捜査を続けているもようだ。

 というわけで、小沢ハウス系の筋は政治資金規正法違反罪の立件は失敗。まあ、これは2007年も失敗している。

 これ⇒asahi.com(朝日新聞社):胆沢ダム受注で裏金か 小沢氏側の土地取引との関連捜査 - 社会

小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」による土地取引問題で、「胆沢(いさわ)ダム」(岩手県奥州市)の受注に絡みゼネコン側が裏金を作っていた疑いが浮上し、東京地検特捜部が、土地の購入原資と関連性がないか集中捜査していることがわかった。購入と近い時期などに裏金の計1億円を小沢氏側に渡したとの供述も出ており、その解明が焦点となっている。

 その必死がちゃんとリザルトになるか。

また、その仕切り役が大手ゼネコン・鹿島東北支店元幹部だったことや、談合の際に元幹部から「小沢事務所の意向が反映されている」と説明を受けたとも供述していた。

 本丸は鹿島。

 この話なんだが⇒小沢氏団体不透明会計:小沢氏支出の土地代4億円「先生に返済」 東京地検がメモ押収 - 毎日jp(毎日新聞)

「先生に4億円を返す」と記された手書きメモは昨年3月、西松建設の違法献金事件で特捜部が東京・赤坂の陸山会事務所を家宅捜索した際に押収したもので、07年の返却時に書かれたという。また特捜部は、陸山会の口座の通帳に04年の約4億円の入金記録と対応する形で「先生」と書かれていたことを確認。入金時に小沢氏の資金と分かるよう記していた可能性が高い。

 話をトラックバックすると、西松疑惑で大久保被告をしょっぴいたのは、この手の資料が抹消される前になんとか入手しておきたかったということなのだろう。

 ⇒西松違法献金 石川議員ら証拠隠滅か 強制捜査前後に資料搬出  (1/2ページ) - MSN産経ニュース

西松建設から民主党の小沢一郎幹事長側への違法献金事件に絡み、東京地検特捜部が昨年3月に強制捜査に着手した際、民主党の石川知裕衆院議員(36)らが、小沢氏の資金管理団体「陸山会」や石川氏の事務所にあった大量の書類を別の場所に運び出していたことが5日、関係者への取材で分かった。ゼネコンからの陳情書類など事件関係のものがあったという。石川氏側はこうした事実を全面否定しているが、特捜部は書類の内容や運び出しの時期から、証拠隠滅を図った可能性もあるとみているもようだ。

 そのあたりどこまで復元できるか。

 大久保被告逮捕のあれは、単体で見ると強引すぎる話で、こんなことをしちゃいけないのだが、最終的にこれで検察の大きな絵ができあがったら、それはそれでうなるものはある。

 乾坤一擲、東京地検特捜部の存亡をかけた戦いでもあるのだろう。

 どっちが勝つかといえば検察が勝つのではないかと思う。ただ、はっきりそうだという筋までは見えないし、詰めがまだ甘いという状況なのだろう。自分の感覚としては、ああ、もう終わったなという感じはある。

 その間、民主党が空中分解するかだが、それはそれでまた別の筋の話ではある。

晴れ

 ちょっと忘れていたことを調べてみる。と、調べる=ネット、という時代になってしまって、こんなことでいいんだろうかと思う。個々の情報はわかるけど、ネットというのは情報の枠組みはよくわからないツール。夢にオバマ米大統領が出て来た。ちょっと話を聞いてくれと言われて職員室みたいなところにいくと、オバマさんがうたた寝していた。悪いかなと思って去ろうとしたら起きて、何、質問? みたいになって、あのー?みたいな話をきいた。全体の話を忘れたが府中の病院ってどいう経営でしたっけみたいな話。

2010-01-09

ちょっと野暮なツッコミしとくかな

 ちょっとだけ。

 内樹先生⇒そんなことを訊かれても (内田樹の研究室)

資本主義に対するもっともラディカルな批判はマルクスによるものだが、マルクスの主張は一言に尽くせば「万国のプロレタリア、団結せよ」という『共産党宣言』の言葉に要約される。

資本主義に対する根底的批判の言葉が「資本主義打倒」ではなく「貧しいもの弱いものは団結しなければならない」という遂行的なテーゼであったことを見落としてはならない。

 「プロレタリア」というのは、生産手段を持たない労働者を指す。で、重要なのは、生産手段を持たないという点。これは、「貧しいもの」とはイコールではない。これがはっきりするのが、農民は生産手段を持つから社会主義革命の敵になること(農奴の問題はとりあえず捨象)。だから、スターリンは社会主義のために農民の大虐殺を行った。基本的にマルクスの考えでは、社会主義への移行は、生産手段を持つ農民が生産手段を持たない労働者にさせられるという段階を経て行われるもの。

だから、資本主義に対する抑制的行動は「人類学的」水準において、つまり「弱者の連帯」というかたちでのみ効果的に果たされる。

 その段階では、その「弱者の連帯」なるものが社会主義への抑制にもなってしまう。マルクスは社会主義革命を市民主義革命の後に位置づけて、つまり必然的な内包としているのだけど、その市民主義革命では、国家が社会から個人を市民として守るところにある。社会なり共同体のなかに埋没させられた個人の所有権・生存権を社会・共同体を越えた国家が市民として救出する点にある。

コミューンとは人間と人間のあいだの距離が「わりと近い」共同体なので、「論の政治的正しさ」や整合性ではなく、「ガキのころから知っとるけど、あれはなかなか肚のすわったやっちゃ」とか「あれは口だけのヘタレや」という判断が合意形成に際して優先的に配慮される場所というふうに私は理解している。

 パリ・コミューンとマルクスの問題は難しいのだけど、大筋でいうなら、社会主義というのは資本主義、ここでは市場の上に成立するものだから、市場のもつコミュニケーション機能を止揚した形で行われる。マルクスでは、市民のassociationが構想されていたはず。

 まあ、ここがエンゲリスムとマルクス思想がごっちゃになってしまってややこしいところではあるのだけど、基本的に資本論の枠組みでは市場が完全に機能すればそれ自体が経済における十分なコミュニケーション機能を持つという点で、古典派の枠組みとそれほど違いはない。まあ、ここは異論は多いかな。

 いずれにせよ、マルクスは市民社会・市場社会というものの止揚として社会主義を構想していたというのが基本。

cover
よせやぃ。: 吉本 隆明

 結局最後は何かといったら、これはマルクスのわりに初期のものですが、農業問題を論じたものの中に「後進国で革命をやると必ずナショナリズム革命になる」と書いてあるんですよ。僕はいっぺんに目からうろこが落ちたというか、マルクスだけですね、はっきりそう書いていたのは。あとの奴はいい加減なことを言うだけです。侵略されたとか、いい加減なことばかあり言っているわけです。

 僕はそれを見て罪の意識がいっぺんに取れてしまって、「そうか、そういう意味合いか。後進国革命と考えれば、右翼とか左翼かというのはスターリンの作った概念で、そんなことは問題にならないんだ」と。後進国革命と資本主義が成熟してしまった革命というのは違うので、やっぱりナショナリズムの要素が入ってしまう。中国もそうです。

 中国は反日愛国なんていうデモをやっていて、どうせ北京が煽ったに違いないんですけど、僕はそこは目からうろこが落ちているから筑紫哲也みたいに怒らないですね。「それはそれぞれの事情だよ。中国は日本から半世紀遅れて、つまり先進・後進の問題で、そういうことをいまでも言っているんだよ」と思っています。

成功できない人たちが持つ7つの悪運

  1. 親が貧乏。毎月1500万円も振り込んでくれない。
  2. 女運が悪い。上げマンって何それ、食えるの。
  3. 体が弱い。階段登るとへとへと。
  4. タイミング良く天変地異が起きる。
  5. なにかと持ち物が壊れる。
  6. 平和主義なので嫌な人につけ込まれる。
  7. Twitterの楽しみを覚えてしまった。
7つの悪運における重要な概念
  • まぐれ以外で成功すると思って、成功話についぶくましてしまう
  • 諦めが悪い
悪運を乗り切るリソース
  • 信心
  • 偉そうな人への追従
エントロピーの法則
  • 原子や分子のでたらめさの尺度であるエントロピーが拡大すること。広義にでたらめさが増大する法則性を意味する。つまり、運不運はようするに運不運という以上の意味がないのに、あれこれ意味づけることは無意味。
人間としての4つの側面
  1. 精力
  2. イケメン度
  3. 声のでかさ
  4. 妄想力
成功者の共通点
  • 社会が成功者だと認めている。

 

お読み頂きありがとうございます。

cover
人生を完全にダメにするための11のレッスン: ドミニク ノゲーズ, Dominique Noguez, 高遠 弘美

 

inspired by 成功できない人たちが持つ7つの悪習慣 - プログラマーkkの勉強/成長ブログ(@モバイル広告代理店ライブレボリューション) 〜Ruby学習中

今日の大手紙社説

 朝日と毎日が仲良く日米同盟問題。日米同盟を日米友好とか勘違いしている社説っぽいけど、これ、"Treaty of Mutual Cooperation and Security between the United States and Japan"なんで、軍事同盟が基本なのだが。それと「普天間問題」とかしているけど、これは普天間飛行撤去と辺野古新基地建設とは経緯の上では一括しているが、軍事オペレーション上は直接結びつかないとしか見えないのだがそこは、ごちゃっと議論されていることが多い。

 菅財務相の話はまあなんだろ。ブログでFTの面白社説をネタにした。

 JAL問題は率直なところよくわからない。こうするしかないんじゃないかというのもあるが。

日経春秋 春秋(1/9)

「民話のふるさと」を改めて発信する好機だろうが、実在の人物や地名が登場する同作品は親殺しや子殺しのような寒村の厳しい現実を伝える悲話も多い。

雪が積もる民話の里にも不況の風が吹く。ふるさとで暮らす人々に笑顔が続く国を次の100年も残したい。

 コラムとはいえこれはちょっと。

産経社説 【主張】菅財務相 司令塔の責任を自覚せよ - MSN産経ニュース

 デフレ脱却が必要な日本経済にとって、円安への誘導は輸出促進や輸入価格の下落防止など景気浮揚に向けて有効な手段といえる。菅氏も「経済界の希望は勘案しなければならない」と指摘し、円安を望む輸出産業に配慮する姿勢を示している。

 だが、そうした手法は閣僚の思いつきの発言ではなく、あくまでも政府・日銀が一体となってデフレ対策を進める中で実施されるべきものだ。

 まあ、普通にそういうこと。

毎日社説 社説:2010再建の年 日米安保 首相自ら同盟像を語れ - 毎日jp(毎日新聞)

 何を言いいたいのかわからんかった。という意味でちょこっと言及。日本ってこの手の議論になると特有の意味不明を深化する発狂みたいな状態になる。八紘一宇とかも。

朝日社説 日米外相会談―同盟関係の本論に入ろう : asahi.com(朝日新聞社)

 朝日新聞らしいへんてこな社説。なにかほのぼのとしないではない。

 それから10年以上がたち、中国の台頭をはじめとする安全保障環境の変化に加え、国際テロや核拡散、地球温暖化などの新たな地球規模の脅威も顕在化してきた。そうしたなかで、日米の同盟関係をどう役立てるのか。日米協力の意義や日米それぞれの役割を再々定義する格好のタイミングである。

 それはそうだけど、地球温暖化と日米同盟は直接関係ない。基本的にこれは軍事同盟。日米安全保障条約なんだし。そしてこれは憲法の問題なんだがそこはもう朝日新聞もわかってないのかもしれない。

 米国側には、自衛隊の海外活動や防衛力整備などで日本がより積極的な役割を果たすことへの期待もあるに違いない。鳩山政権側には、軍事中心になりがちだったこれまでの同盟の幅を広げたいとの意向がある。

 というあたりで、おかしい。軍事同盟なんだから軍事中心になるでしょ。

 それに日米FTAには触れてないし。

 この日米外相会談を、普天間問題はひとまず切り離して、そうした大きな日米関係の重要性を確かめ合う場としたい。

 「普天間問題」は軍事同盟のなかでどのように位置づけられるかということで、切り離す問題ではない。そうではなく、普天間飛行場をどのように軍事同盟を維持しつつ移転するかという問題。

 というか、朝日新聞のこんな社説も鳩山政権がブレを支持していることになる。

晴れ・ログイン

 中華ちまきと肉まんを蒸して朝食。蒸し器は木枠のあれ。俺はどっかの中華街の片隅で暮らしてもいいなぁとかちょっと思う。

2010-01-08

ブログサバト

 かくして一週間は過ぎた。

 とめはねっが面白かった。

 ⇒ドラマトピックスブログ:NHKブログ | ドラマ8 | 「とめはねっ!鈴里高校書道部」をドラマ化!

 ⇒とめはねっ!鈴里高校書道部 | NHKドラマ8

 6回くらいで終わるのがよいな。

 葉月里緒奈が母役で出てくるのか。なんか怖そうでもあるが。彼女も今年35歳か。二十歳くらいで産んでいたらこのシチュエーションもありなお年。

今日の大手紙社説

 朝日が菅財務相歓迎のトーンで書いているのが面白かった。また、劉暁波氏に触れたのもよかった。深掘りは無理だろうけど。

 他、小沢問題を読売、毎日、日経が取り上げていた。現状では謎の4億円にしか絞られない。

日経春秋 春秋(1/8)

捕鯨は多様な生活文化のひとつだ。クジラ保全と利用の兼ね合いに知恵を絞ろう。などと訴えても彼らは聞く耳を持たないのだから、騒ぎすぎないほうが上策かもしれない。反捕鯨の立場からも非難を集めている集団なのだ。それにしてもこれが聖なる羊飼いとは解せない。アウトローが説く仁義の類だろうか。

 彼らには彼らの「正義」があるのだろう。「正義」とは恐ろしいものだ。

日経社説 小沢氏は国民に説明を : NIKKEI NET(日経ネット)

検察の捜査や与党内の自浄能力に限界があるとすれば、事実の解明は国会の重要な役割となる。

 現状ではこの問題については国会は死んでいるに等しい。検察だけが最後の勢力か。

毎日社説 社説:「陸山会」土地取引 小沢氏に説明求めたい - 毎日jp(毎日新聞)

 「陸山会」の会計処理を巡っては、05年にも小沢氏側からの約4億円の出入金が報告書に記載されなかった。07年にも約4億円が出金され、別の元秘書が小沢氏宅に運んだとされる。04年分の借り入れの返済とみられるが、記載はない。報告書への不記載の総額は17億円を超える。

 昨年、西松建設からの献金に絡み公設第1秘書が逮捕・起訴された事件での小沢氏の発言を思い起こしたい。小沢氏は、献金は政治資金収支報告書にすべて記載し、やましいことはないと繰り返した。今回の事態が発言と矛盾するのは明らかだ。

 これだけの巨資がオモテの帳簿にないのはそれだけで問題でしょう。

 約4億円は私財かもしれないが、一政治家の資金としては巨額だ。その原資も気になる。小沢氏は、特捜部の聴取に応じるだけでなく国民への説明責任を果たしてほしい。

 それで話が終息するか?

 検察はおそらく鹿島を頂点とした大きな絵を描いているだろうが、どういう理路でこの事態を収束させるのかは詰めの部分はわからない。ただ、その絵ができあがったとき、本当に政権交代になるのだろうな。

朝日社説 中国の人権―成長の犠牲にはできない : asahi.com(朝日新聞社)

日本の民主党指導者は胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席らとの親しさを誇る。劉氏が最近控訴したのを機に、かねてから主張してきた人権の改善を強く求めるべきではないか。

 なんで「胡錦濤(フー・チンタオ)」? 「こんきんとう」でまるで問題ないはずだが、はて?

 で、この話、もうちょっと早めにかつ深掘りするとよかったのに。

 ⇒「〇八憲章」主要起草者、劉暁波氏の初公判の文脈: 極東ブログ

朝日社説 菅財務相―脱借金へ強い指導力を : asahi.com(朝日新聞社)

そうした重みと実績、民主党内きっての論客であることからも、財務相として適任だ。

 ほぉ。

 経済危機の影響で税収は激減し、来年度予算案は税収で歳出の半分もまかなえない。借金である国債と、特別会計の積立金などのいわゆる「埋蔵金」頼みだ。

 しかし、埋蔵金にはあまり多くを当てにできなくなってきた。借金膨張への債券市場の目も次第に厳しくなっている。再来年度以降の予算編成はさらに苦しくなるばかりだろう。

 で、菅さんの御主張⇒民主党議員が財務省で埋蔵金探し 「かなりある」 - MSN産経ニュース

 菅代表代行らは埋蔵金の一つとされる外国為替資金特別会計の実態を把握するため、同会計の資産を運用する財務省の資金管理室に実際に入って調査し、同省幹部とも外為特会について意見交換した。

 菅代表代行は視察終了後、記者団に対し「(埋蔵金は)かなりあります」と述べ、財源として活用できるとの認識を改めて示した。

 また同日記者会見した大塚議員は、外為特会が抱える100兆円規模の外貨準備の国内総生産(GDP)比を現在の約20%から「少なくとも半減ぐらいを目指すべき」と主張した。同GDP比を10年間で10%に低下させることは可能とし、財源に活用できるとの考えを示した。

 ご参考⇒本石町日記 : 民主党政権が外貨準備を振り回すと世界経済の超巨大黒鳥になるのではないか、と思った件

晴れ

 一月も早く流れていく。このところぼけっとラジオを聞くような感じでTwitterを眺めて、ちょこっとTweetすることがある。Echofonもリスト機能が付いた。米国ではすでにTwitterは下火だが、こういうシステムになっていくのか。iPhoneも日本での普及はちょっと米国とは意味が違うようだし、そのあたりは中国市場の先行になっているのだろう。依然、どうやってカネを回していくのかはわからないが、何かは変わっていく。

2010-01-07

今日の大手紙社説

 管直人さんですか、というのはあるけど、社説的にはさして読むべき話題はない。

日経社説 新財務相の下で万全の経済財政運営を:NIKKEI NET(日経ネット)

 国会はまず09年度第2次補正予算案と10年度予算案の早期成立が課題となる。新たに財務相となる菅氏は財政や税制に精通しているとは言い難い。予算委員会で野党の攻勢の矢面に立って的確に答弁できる即戦力とは言い切れない面もある。

 無理でしょ。面白失言続発だと思う。

 菅氏が務めていた国家戦略相は仙谷由人行政刷新相が兼務する。鳩山由紀夫首相は新たな閣僚の補充について記者団に「当面、考えていない」と語った。

 これ問題だと思うのだけどね。

産経社説 【主張】小沢氏聴取へ 徹底解明が検察の責務だ - MSN産経ニュース

 問題は、小沢氏がなぜ、いかなる目的で資金操作をしているのかという疑惑を晴らすことができるかどうかだ。民主党内からも疑惑解明の声が出ないのも異様だ。

 そこですでに民主党は終わっていると思うのだけど。

毎日社説 社説:新成長戦略 真の改革を進める時だ - 毎日jp(毎日新聞)

 まず、日本の成長力が落ちたのは、小泉政権下の「構造改革」が原因だとする分析だ。規制緩和労働市場の自由化を進め、「市場原理主義」が行き過ぎたから、需要が低迷しワーキングプアが増えたと鳩山政権は説明するが、果たしてそうか。

 過去の政権と一線を画したい気持ちは分かる。だが、実感の伴う成長に至らなかったのは、構造改革が中途半端に終わったからだとの指摘もある。変化の中で職を失ってしまう人たちへの支援網が伴わず、マイナス面だけ目立つ結果になった。

 逆の意味で小泉神話でしょうね。

読売社説 子宮頸がん ワクチン接種で増加止めよう : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 社説にこれが載るのか。ちょっと感慨深い。いろいろテクニカルな問題はありそうだ。

晴れ

 天気図を見ると風が強そう。ところで木曜日? そして7日か。7草粥だが、おいしく食べる料理はないものか。

2010-01-06

今日の大手紙社説

 特になし。小沢問題に朝日が早々に触れたあたりが機を見るに敏か。

 小沢マネーの出所は、(1)解党マネー、か、(2)あの大手ゼネコンか、だろう。どちらであっても、公表されない巨大なOzasa Piggy Bankが存在するし、それなりに帳簿もあるだろう。まあ、終わった問題だが、どういうシナリオで終わるかだ。血しぶきみたいのは避けてもらいたい。

 藤井財務相辞任の話は社説ではまだ目立っていないが。

 ⇒藤井財務相が辞任へ 後任、野田・仙谷氏ら浮上 : NIKKEI NET(日経ネット)

 藤井裕久財務相は5日、首相官邸に鳩山由紀夫首相を訪ね、自らの体調不良を理由に辞意を伝えた。首相は慰留しているが、関係者によると藤井氏の辞意は固く、最終的に受け入れる見通しだ。後任には野田佳彦財務副大臣や仙谷由人行政刷新相、菅直人副総理・国家戦略相らが浮上している。18日にも召集される通常国会では2009年度第2次補正予算案と10年度予算案の審議が控えており、首相は後任の人選を急ぐ構えだ。

 まあ、手順通りでしょう。野田さんかな。

 藤井さんの辞任理由だが、(1)年齢、(2)予算失敗、(3)小沢疑惑、があるが、たぶん(3)がかなりきいている。文春の15億円問題だろうな。

産経社説 【主張】日本航空再建 法的整理で早期決着を 「特別扱い」は理解えられず - MSN産経ニュース

 大事なのは日航という会社の救済ではなく、顧客に必要な「空の足」が守られるかどうかである。

 その大原則に照らせば、政府や日航のこれまでの説明は根拠が薄い。前原誠司国土交通相は法的整理をすれば「飛行機が飛ばなくなる」という。だが、米国では大手航空会社が経営破綻(はたん)し、その後連邦破産法にのっとって債務を整理し再生している。日航も再建中の資金繰りさえメドが付けば、運航に支障はでないはずである。

 「地方路線がなくなる」という理由もあたらない。全日空のほかにスターフライヤーなど低コスト航空会社もあるし、必ずしも日航に頼らねばならぬ理由はない。  「ナショナル・フラッグがなくなる」ともいうが、欧州では国境を越えた航空会社の合従連衡が相次いでおり、そんな言葉は死語になっている。

 そもそも前原氏は政官民の癒着体質の脱却を掲げて全国のダム建設見直しを進めている。日航を特別扱いしようとする背景に、今年夏の参院選をにらんだ労組への配慮があるのだとすれば問題だ。「無駄の排除」をいうなら日航を特例にするのは筋が通らない。

 メモ。

朝日社説 土地取引疑惑―小沢氏の説明が聞きたい : asahi.com(朝日新聞社)

 問題の本質は単なる不記載ではない。4億円の原資の出どころだ。問題のない資金であるなら、そのことをきちんと説明さえできれば、これ以上、疑惑をもたれることはあるまい。

 おそらく問題はその先にある。

 ⇒年明け早々から多発するカネを巡る小沢疑惑: 極東ブログ

晴れ

 寒くなると予想されていたので暖房を強化。ちょっと暑すぎたか、早々に目覚めて昨晩仕込んだパン生地でパンを焼く。小中学生は今日から学校か。

2010-01-05

鹿島」ターゲティングの動きがここに来て速そう

 ⇒東京新聞:小沢氏側献金 ゼネコン一斉聴取へ 東京地検 土地資金解明図る:政治(TOKYO Web)

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」による、東京都世田谷区の土地購入問題に絡み、東京地検特捜部は、大手ゼネコン鹿島(東京都港区)の東北支店元幹部らゼネコン数社の関係者について五日から、一斉聴取を始める方針を固めたもようだ。土地購入費をめぐる資金の流れにはなお未解明な点が多く、小沢氏側に献金をしてきたゼネコン関係者への聴取が不可欠と判断したとみられる。

 だが、小沢氏からの「貸付金」を、陸山会の口座に分散入金した理由や、小沢氏が貸し付けたとされる資金の原資についてはまだ十分に解明されていない。このため特捜部では、東北地方での公共工事受注などをめぐり、小沢氏が関連する各種の政治団体に、献金をしてきたとされるゼネコンの担当者らを一斉聴取し、事案の全容解明を目指す。

 小沢ハウス疑惑だけなら、水谷をターゲティングするはず。

 ⇒年明け早々から多発するカネを巡る小沢疑惑: 極東ブログ

今日の大手紙社説

 特になし。

 特になしなわけがなかろう状況だけど。

 民主党のためにも、小鳩体制を早急に変えたほうがよいかと思う。なんかものすごい光景は見たくないし。

 ⇒小沢氏団体不透明会計:土地購入費虚偽記載、石川議員「私の一存」 来週にも在宅起訴 - 毎日jp(毎日新聞)

 特捜部は、石川氏の供述が入出金状況などの客観証拠と合致するかどうか確認を進めるとともに、再聴取や資料提出などに応じることを前提に、強制捜査を回避して在宅のまま捜査を進めるとみられる。

 ◇ゼネコン各社をきょうから聴取−−東京地検

 一方、特捜部は、土地購入費に充てられた小沢氏の手持ち資金の原資などを解明するため、鹿島水谷建設などゼネコン各社の役員や営業担当幹部らから5日以降、一斉に聴取する模様だ。関係者によると、特捜部は既に電話で出頭を要請したという。石川氏は土地購入前後に動いた約5億円について「小沢氏の手持ち資金からの貸し付けや陸山会など政治団体の資金」と説明しているが、資金の提供元については周辺に「知らない」などと語っている。このため特捜部は各社に献金の有無などを確認する方針。

日経春秋 春秋(1/5)

車の安全性が高まり、シートベルトを締める人が増えた。酔っ払いなどの取り締まりや罰則も強化された。死者が減った主な理由は、そう説明されている。最悪だった1970年に比べ車の数は5倍近くに増えたのに、死者は29%になった。対策に終わりがあるはずもないが、効果があがっている証しではあろう。

 医療体制や自動車側の技術進歩の要因がどのくらいあるかな。全体の事故数は減っているだろうか。

毎日社説 社説:2010再建の年 経済 心のデフレに負けるな - 毎日jp(毎日新聞)

 標題に笑った。

 一人一人の気持ちや行動の集積が大きな経済活動を形作り、生活の基盤となっていくことを改めて言い聞かせ、行動を起こしたい。

 デフレ期待は実質金利の問題ですよ。

晴れ

 昨日の天気図だと朝方は荒れそうに見えたが、窓の外はよい天気。玄米粥を食べる。

2010-01-04

勝間vs香山バトルは見なかったが

 昨日TwitterのTLで流れていて、なんかあったんかいなとは思った。

 ⇒勝間和代に激怒!! 女同士のガチバトルは「経済効果」狙いの演出? - livedoor ニュース

 そういうことか。

 ワタシ的には、お二人がどう”男”を隠している、その隠し方の問題だと思う。普通に考えれば、「男の隠し方」ではなく、「女の自立」となるはずなのだろうが、私がこの手の問題でいつも見る構図は「男の隠し方」でしかない。なぜなのか、今一つわからないが。ただ、「女が出てくる」とこの「男を隠す」は同じ一連の運動に見える。もう少しいうと、「女が出る」ということは、直接性的な意味ではないにせよ、「女で売る」ということで、「男を隠す」のはその売りの問題かもしれない。補足すると、男が出るときは、売りの文脈では、熱愛夫婦みたいにしかならない。

 で、男にとって「女の隠し方」はあるのかというと、どうもそう対称的でもないように思える。男の場合、隠す女というのはいわゆる不倫というか性的な部分に絞られるからではないか。まあ、よくわからないが。

沖縄基地のこれだが

 オブイェクトさんのこれ⇒ヘリコプターの進化と沖縄海兵隊ヘリ部隊の合理性

 まあ、このバトルに首を突っ込む気はさらさらないが、元になった、いわゆるサヨクさんたちの話の出所は梅林宏道さんのこれです。

cover
在日米軍 (岩波新書): 梅林 宏道

 学習会用にはこれ。これでみなさん学習している。

cover
米軍再編―その狙いとは (岩波ブックレット): 梅林 宏道

 リーフレットは2006年で古いとはいえないけど、岩波のほうは2002年。

 で、現在の問題は、梅林さんの流布しているお話ではなく、有事シナリオにおける嘉手納の役割。

 で、話戻して、ほぉと思ったのは。

この状況設定が私個人の妄想と思われない為にも、アメリカ側が実際に想定した状況であることを新聞ソースで示しました。

 で、出てくるのが「沖縄海兵隊の戦闘部隊、米「移転困難」 (2005年6月30日 読売新聞)」という、読売新聞記事くらいしかないのか、というのが、ちょっとがっかり感。もう少し公開されているのではないかと思うのだがわからないので。そのあたり米側の資料が見えないときちんとした議論にならない。

 まあ、軍事に詳しい人なら読売のべた記事でもわかるというのもあるかもしれないが。

 今回のオブイェクトさんの記事で嘉手納の関連は想定されているのだけど。

なお台湾上空の防空戦闘は嘉手納基地の米空軍F-15戦闘機が即応します。嘉手納の空軍戦闘機は海兵隊ヘリ部隊の援護は主任務ではなく、台湾軍の防空戦闘機部隊が敵の先制奇襲で壊滅した場合に即座に穴埋めする任務に飛び立つ必要がある為、時間単位での即応性が望まれる為に沖縄県外への配備は考えられません。

 つまり、この想定だと連携は、時間差の穴埋めということになる。

 まあ、これもそうかなとは思うのだけど、先日のスターズ&ストライプスの記事や他のリークだともう少し連携がありそう。そこがどうも見えてこない。

 あと。

 この議論の全構造が実は「辺野古」には結びつかない。しいて結びつくとすればシュワブの関連。

 個人的には辺野古でしかも沖につくると台風時にはまともなオペレーションができるとは思えない。

 私の推定でいうと、おそらくその有事シナリオのよくわからない部分でどの程度嘉手納統合案が否定されているかが問題で、岡田さんも折れたところをみるとかなりのものがありそうだということと、いずれにせよ、見える部分での有事シナリオならいざというとき用に普天間を残しておけばよいので、現行の訓練は他に移転できる。ただ、それだと普天間飛行場返還には見えないだろう。

 

追記

 ⇒中国の斬首戦略と台湾侵攻シナリオ

5年前に御自分で言及していた記事を、思い出せませんでしたか?

 うーん、屁理屈に聞こえるかもしれないし、そこで議論をするつもりもないんだけど。

で、出てくるのが「沖縄海兵隊の戦闘部隊、米「移転困難」 (2005年6月30日 読売新聞)」という、読売新聞記事くらいしかないのか、というのが、ちょっとがっかり感。

 というのは、オブイェクトさんの前回の記事へのがっかり感だったのだけど。

つまりfinalventさんは、読売新聞の記事以外で「中国特殊部隊を用いて台湾に侵攻する」という状況設定について記したソースがあれば、がっかりしないという事になります。

 ええ、前回のオブイェクトさんの記事に今回の話が含まれていたら、ああまたそんな古い話かとは思うけどそんなにがっかりしなかったと思います。

 で、今回の記事だけどその記事については、極東ブログに書いた以上のことはないんで、オブイェクトさんが私のブログで学ばれているのだなんていうと怒られてしまうかもしれないけど、要点は、「そのあたり米側の資料が見えないときちんとした議論にならない」のとこで、米軍側の梅林さんがやったような米側の公開資料の存在なんですよ。なお、沖縄の基地に台湾有事が想定されているのはごく常識の範囲でいいと思います。

 それと故意かもしれないけど、嘉手納の連携はこのシナリオにないのかなというあたりに触れていただけたらと思うけど。

 Wendell Minnick氏の期限切れ2006年想定の元記事だけど、まあ老人惚けとか言われる私が読んだ限りでは、その連携がないのと、むしろ、このWendell Minnick氏の記事は海兵隊の言及もあるけどどちらかというと初動では空軍のほうを想定していて、広義に台湾有事だけど、有事シナリオの軍の動きとしては今回の普天間飛行場移設の文脈と違うのではないかと思う。というかもともと2006年想定で、現下のS&Sで仄めかされていた有事シナリオとは違うのではないかな。海兵隊の動きも想定されているけど、いわゆる海兵隊全体であって、在沖海兵隊リソースとの関連が曖昧で、そのあたりが、"Call in the US Marines?"の最後のクエスチョンマークの意味だと思うのだけど。(あと海兵隊の本隊は沖縄から撤去するのも前提ですよ。)

 

追記

 私への言及のようなのと、伝わらないもんだな感があるので。

 ⇒はてなブックマーク - 中国の斬首戦略と台湾侵攻シナリオ : 週刊オブイェクト

anigoka 爺にとって5年はキャッシュがクリアされるのに充分な期間でしょうw 2010/01/06

 元記事読むとよいと思うけど、2006年のシナリオの話だし、これは空軍シナリオなんですよ。

sionsuzukaze 軍事 反論3の3。この情報(中国の戦略)に関しては、現状進化はしていれど放棄はされてないだろうことは容易に想像がつく。米中とも必要なのは「いつでも対応可能」というオプション。情報の古さ=戦略の古さではない。 2010/01/05

 オブイェクトさんのこの話で前提になるのは、(1)在沖米軍に台湾有事想定がある、(2)斬首戦略、というだけで、そこは常識でも想定可能なそれほどたいした話ではないのですよ。軍事戦略としてこの文脈で重要なのは、(1)在沖海兵隊がどのように動くのか、(2)嘉手納空軍とどのような連携があるのか(それがなければ在沖海兵隊の意味がなくなるからね)、なのです。そして、私が忘れていたとかいわれるWendell Minnickの記事(http://www.atimes.com/atimes/China/FD10Ad02.html)だけど、これ、先の2点はクリアしているけど、むしろ在沖海兵隊の動きという点で現下の文脈とは逆になっているのですよ。つまり、この記事の話は、(1)台湾有事・斬首戦略に空軍が先行し、(2)「海兵隊も呼ぶだろうか?(疑問)」という内容なのです。だから、この記事で現下の説のソースとすると、実は、逆の結論が出て、在沖海兵隊は不要となるんです。で、おそらく現状、そのようなシナリオであるはずはない(在沖海兵隊の意義が十分あるはず)なので、まさに「情報の古さ=戦略の古さ」の例なのです。つまり、これソースに使える話じゃないんですよ。

 また、こうした公論。つまり軍事専門家による戦略の選定というのが現下の問題ではなくて、問題はまさにシビリアンコントロール側つまり文民側の問題なのです。問われているのは梅林宏道さんのような公開されシビリアンが考慮可能な議論のスタンスなのです。

 

Wendell Minnickの記事の該当部分

US military forces could respond in this scenario if so ordered. The question is, how committed is the US to Taiwan's defense? Given the speed of the Chinese attack, it is unlikely that US aircraft carriers would initially be involved, except for the USS Kitty Hawk. The closest US military support that could act quickly is only 20 minutes away in Okinawa.

 

Under the 5th Air Force based in Japan, Okinawa's Kadena Air Force Base has two fighter squadrons of F-15 Strike Eagle fighter aircraft (44th FS Vampires and 67th FS Fighting Cocks). In addition, the Misawa Air Base in Japan has two fighter squadrons of F-16 Falcon fighter aircraft (13th FS Panthers and 14th FS Samurais). The 7th Air Force in Korea has three squadrons of F-16s and the 11th Air Force in Alaska has three squadrons of F-15s and one squadron of F-16s.

 

Call in the US Marines?

The US Marine Corps is another potential thorn in China's side. Under the Marine Aircraft Group 12 in Iwakuni, Japan, the marines have three squadrons of F/A-18 Hornets, one squadron of EA-6B Prowlers, and one squadron of AV-8 Harrier fighter aircraft (Okinawa).

 

China has every reason to fear US air power. US pilots are far better trained than the Chinese. China has been lax in its training programs, so it would not be surprising to see TV images of Chinese aircraft plummeting to earth in flames. One can understand why China fervently hopes US military forces will be pulling out of South Korea and Japan.

 Wendell Minnick の記事では、このように、嘉手納の空軍が動いて、在沖海兵隊は"another potential thorn"の位置づけで岩国との連動になっている。

 これでは、在沖海兵隊による台湾有事・斬首戦略のソースにはならないのですよ。

 

補足:有事シナリオ

 あと、新聞ソースなんかでよければ、現在想定されている有事シナリオと在沖海兵隊については、昨年でより新しくかつ今回の民主党のぐだぐだで出て来た、東京新聞「日本有事の米作戦判明 『統合困難』一因か」(2009年11月19日)が近く、つまり、台湾有事・斬首戦略が在沖海兵隊の重要性というより、こういう話なんですよ。

 日本が武力侵攻される事態を想定して、米軍が沖縄の米空軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)に航空機約八十機を追加し、また米海兵隊普天間飛行場(宜野湾市)に三百機のヘリコプターを追加配備する有事作戦計画を立てていることが分かった。普天間飛行場の移設問題をめぐる日米の閣僚級作業部会で、米側は統合案をあらためて拒否したが、その軍事的な背景が明らかになった。

 これ、米側から有事にやってくるという想定。

 それと、これ、体制への遅延も想定されているという点で、台湾有事・斬首戦略というのと違うと思うのですよ。規模的にも。で、つまり、在沖海兵隊の意義はこのシナリオ側にあるはず。ただ、いやこれこそ台湾有事・斬首戦略なんだというのの解説があれば、それはそれで納得するのですが。

 在沖海兵隊の部分撤退と辺野古新基地というのは、現状に近い有事シナリオではこういう話が優先されているはずです。

今日の大手紙社説

 特になし。

日経社説 未来への責任(3) 若者が負担できる年金・医療 築き直せ : NIKKEI NET(日経ネット)

 後期高齢者医療制度を廃止するのが典型だ。75歳以上の人への医療給付費を(1)国・自治体の税金(2)現役世代からの支援金(3)高齢者保険料――の3財源で支えるしくみを壊してしまうなら、代わりの財源をどう工面するのか、展望を示してほしい。

 団塊の世代を含め、これからの年金や医療は高齢層も相応の負担を分かち合わざるを得ないのは、当事者も理解しつつあるのではないか。理解不足が残っているなら、その訳を粘り強く説明するのが責任政党だ。

 年金政策も今のところ無策に近い。長妻昭厚生労働相は記録問題には対応しようとしているが、肝心の制度改革は不熱心にみえる。

 足元ではデフレが会社員の賃金を直撃している。公務員でさえ給与が下がった。だが年金は物価が下がっても受取額に連動させない特例があるので実質的な価値は上がった。制度の盲点といってよい。放っておけば将来世代の保険料負担の上昇にしわ寄せされる。これも厚労相が説明を尽くし、直すべき課題である。

 そういうこと。(デフレのメリットがある)

 ただ、それを消費税に落とし込むだけというのはどうかと思うが。

快晴

 昨晩仕込んだミネストローネトーストベーコンエッグアッサムティー。なんかお正月から逃げるような感じ。

2010-01-03

意外なほどプレーンにまとまってますね、小沢疑惑

 ⇒【疑惑の濁流】「小沢一郎vs検察」因縁の対決再び? 「裏献金」と不動産問題の謎 (1/5ページ) - MSN産経ニュース

 とはいえ、全体構図がいまひとつ見えづらいが。

 焦点のほうをまだ明確に出せない状況なのかな。

 小沢さん側としてはここで仕込んでおいた壮大な失地回復の煙幕を張りたいところだろうけど、そういうのってドツボになりがちだが。

後期高齢者医療保険、民主党のお手並み拝見

 ⇒NHKニュース 後期高齢者 保険料が大幅増か

ことし4月に初めての改定が行われますが、厚生労働省は、先月、高齢化が進んで医療費が増える影響などで、75歳以上の保険料は、全国平均で今より13.8%上がるという見通しを示しています。このため、厚生労働省は、急激な負担の増加を抑えるため、保険料の未納などによる財源不足に備えて国や都道府県が拠出している基金を取り崩すなどの対策を講じることにしており、こうした対策によって、どこまで負担を抑えることができるかが課題になります。

 まあ、お手並み拝見といったところ。

 関連

 ⇒過ぎ去った後期高齢者医療制度についての麻生失言を振り返る: 極東ブログ

 ⇒[書評]命の値段が高すぎる! - 医療の貧困(永田宏) : 極東ブログ

今日の大手紙社説

 特になし。本当は特になしでもないんだろうけど。

日経社説 外向いて行動する日本にこそ価値あり: NIKKEI NET(日経ネット)

 地球儀を眺めてみる。日本は小さな島国だ。巨大なユーラシア大陸が覆いかぶさり、左斜め上から朝鮮半島が突き出る。広い太平洋のかなたに北米大陸がある。

 島国日本は、世界から孤立しては生きられない。地球儀をみれば明らかだが、心配が尽きない。

 冒頭から読む気力を失わせるなぁ。じゃあ、モンゴルはどうですか。

 年間100億円以下で済むインド洋での給油の代わりに、アフガニスタンに対し、5年間に毎年900億円の支援をする小切手外交も、内政上の思惑が外交をゆがめた例だ。

 他の途上国への無償資金協力の財政的余裕はなくなる。国際社会での日本の存在は縮むから、実は内向き・縮み志向のばらまきである。

 鳩山政権の対米姿勢に拍手する気分が日本国内にはある。不況がもたらす屈折感の影響だろうか。

 日本の場合、右派左派ともに反米ナショナリズムだし。

産経社説 【主張】日本経済 「脱デフレ元年」めざせ - MSN産経ニュース

 日銀も「脱デフレ」に向けた金融政策を展開する。リーマン・ショックで主要各国の中央銀行が資金を大量に供給する中で、日銀は追加供給をためらってきた。

 このため、日銀は長期国債の買い入れ増額などに取り組み、市中に資金を大量に供給するなどの対策を講じなければならない。そして必要に応じて量的緩和を再び実施するなど、思い切った姿勢を示してほしい。

 というか、それがマニフェストなら民主党を支持したのだけどね。そうでなければ政治的モラトリアムのほうがなんぼかましで、実際その後の経緯はあまりに予想通りでがっくりきた。

毎日社説 社説:2010再建の年 マニフェストの深化を…政治 - 毎日jp(毎日新聞)

 精密さという点では実は民主党が惨敗した05年の衆院選で掲げたマニフェストの方が優れていたと思われる。岡田克也外相が代表の時代。選挙は郵政民営化一色で他の争点はかき消されてしまったが、政権移行後の改革プログラムを昨年以上に詳細に記し、基礎年金の財源を税で全額賄うため年金目的消費税を創設する増税方針も打ち出していた。

 しかし、その後、現幹事長の小沢一郎氏が代表に就任して以来、「選挙で増税を掲げるのは愚策」と封印し、鳩山由紀夫首相も「政治の仕組みが変わるのだから財源は出てくる」といった抽象論を継承した。

 ネックだった安保政策を含め公約の質を高めるチャンスはあった。小沢氏の代表辞任を受け鳩山首相と岡田氏が争った昨年5月の党代表選だ。だが、代表選は極めて短期に設定され政策論争は深まらなかった。

 あのマニフェストは郵政選挙という文脈ではピントがずれていたのだけど、というか、あの当時小沢さんは郵政は郵便を除いて民営化とか言っていたし。

 自民党も参院選は存亡をかけた戦いとなる。再生の武器となるのは、奇策でなく、やはりマニフェストだ。次の衆院選を目指し、党内で徹底的にオープンな議論を重ね、参院選で新しいマニフェストの「第1弾」を示さないといけない。

 自民党は逆にナショナル復古主義みたいの巣窟化するから無理だと思うよ。

読売社説 日本経済再生 デフレ退治に全力投球せよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 デフレには、需要不足、金融収縮、通貨高の3大原因があり、今回は日本経済全体で35兆円もある需要不足が主因と見られる。

 まあ、それが最大のとまでは言わないが(安全保障がけっこう危ない状況だし)、かなりの根幹にある。

 だが鳩山内閣は、「コンクリートから人へ」の政権公約にこだわり、来年度予算の公共事業を大幅に削った。これは、基幹産業が乏しい地方には特に打撃となる。

 鳩山内閣は、子ども手当などの家計支援で、内需を刺激するとしている。だが、家計へのばらまきは貯蓄に回り、消費されにくい。景気対策として、効果的な予算の使い方とは言えまい。

 このあたり、民主党は昔のビジョンをそのままやっていて状況がわかってない。というかわかっていたら政権交代にならなかっただろうけど。しかし、とばっちりは大きかった。

 財政は危機的だが、景気下支えの緊急措置として一定の国債増発もやむを得ない。増発による長期金利の上昇を防ぐために、日銀も国債買い入れの増額など、量的金融緩和の拡大で協調すべきだ。

 ものにはほどほどというのがあるけど、まあ、そこに寄せられてきましたね。これで日銀が変わったなら雨降っての類で民主党の功績になるかも。

朝日社説 地球文明―低リスク型へかじ切る年に : asahi.com(朝日新聞社):社説

 執筆者は「宇宙船地球号」とか言う当たり私より年上か団塊世代

 ⇒宇宙船地球号 - Wikipedia

 フラーについてはこれが意外と面白い⇒[書評]傍観者の時代(P・F・ドラッカー): 極東ブログ

 社説に戻って。

地球では、多種多様な種が「共生」するのが摂理だ。生存競争に勝った種であっても、すべてを奪いつくすことはない。だが、生命史のなかでは新参者である人間という種はなお未熟で、過ちや失敗をおかしやすい――。

 Lewis Thomasの1992年のThe Fragile Species。私なんかも1992年なんてちょい前のように思うけど、もう18年前の話。科学の話題をするときは知識のアップデートが要注意。

 人間種が未熟というのはそうかもしれないが、しかし、成熟した人間種みたいのも想定できない。ある時代の特有の視点ではないかな。私が最近人間種に思うのは、なんと罪深い種だなということだ。類縁種が存在しないのは、概ね人間種が撲滅させたからではないか。

 基本的に種というのはあるピークから滅亡すると思うし、そのピークは過ぎたんじゃないか。

快晴

 三が日の内だがもう正月は飽きた。昨晩は吉例でカレー。今朝はトースト。曜日は日曜日なので明日から仕事始めの人が多いだろう。

2010-01-02

新聞休刊日

 そういうこと。特に世間のニュースはないようにも見えるが、最近の検察関連の情報を回ってみたら、ちょっとぞっとした。なるほどねという感じだった。これが顕在化したら大変なことになるな、なぜかくも世間は暢気なのかとも思ったが、まあ、なるようにしかならないだろう。検察は世間の空気を読むだろうから、まずは空気が動き出すのだろうか。

 なにかのエントリで、金融日記さんだったか、団塊世代が引退すれば日本はよくなるというネタがあった。こういうネタが書けるのも才能かとは思ったが、さて、団塊世代が引退して、保有財産を投資に向けるようになるか。現実団塊世代より上というか数千万円のカネを持っている小市民は過去もとんちんかんな投資をして財産を擂っている。ちょいと高い金利があれば財産をぶち込むようなことはやりかねないし、そうしたビジネスが横行するだろう。というか、そういう防止が本来の消費者庁だったのだろうが。で、そうなるか。そこがよくわからないのだが、投資といても小口なくらいなら実際は物価下落が恩恵がある。デフレのメリットだ(彼らにとって)。年金額は変わらず物が安くなるといいというもの。たぶん、そちらのままではないか。

 日銀も低金利だから銀行に国債の押し付けが可能だった。それより市場の金利が上がるのを恐れるだろうし。

ログイン・快晴

 おせちも食べ飽きてきたなという毎度の正月。存外によい天気が続く。朝方、いろいろ物思いに沈む。憂鬱ということではないが。

2010-01-01

今日の大手紙社説

 特になし。世界景気は持ちかえしているので、だらだらとした状況が続くのかもしれない。鳩山政権が長期化しちゃうとか。

毎日社説 社説:2010 再建の年 発信力で未来に希望を - 毎日jp(毎日新聞)

 新(あらた)しき年の初めの初春の今日降る雪のいや重(し)け吉事(よごと)

 

 万葉集の最後を飾る大伴家持の歌だ。因幡鳥取県東部)の国守だった家持が元日の宴を催した時のもの。豊年のしるしとされた元日のめでたい雪のように、よいことが続くようにとうたった。内外ともに難題を背負って迎えた新年、私たちも「いやしけよごと」と願いたい。

 たぶん、執筆者はこのときの大伴家持の思いを理解していない。

 これは天平宝字3(759)年、旧暦正月(春節)の歌。

 背景は橘奈良麻呂の変。

 天平勝宝8歳(756年)、奈良麻呂は家持の従兄弟大伴古麻呂に変の参加を求めるが拒絶。が後、古麻呂は天平宝字元(757)年に嫌疑・拷問で絶命。その後、家持自身は藤原良継と藤原仲麻呂暗殺計画に参加。

 この歌はこうした渦中にある。

 というか、そうした政治背景もあってここまでしか家持の私家集としての万葉集として歌が存続できなかったという歴史の墓標のようなもの。

万葉集が編まれた奈良時代の都、平城京は1300年前に誕生した。東大寺はじめ多くの寺社が姿をとどめる大和の風景は、現代人の心に潤いを与えてくれる。奈良県内ではことし1年を通じて平城遷都1300年祭が行われる。当時を振り返り、現代的な意味を探ってみよう。

 当時の政権内の動乱を無視して毎日新聞の執筆者は「当時を振り返り、現代的な意味を探ってみ」るから以降の話がめちゃくちゃになっている。

 奈良時代は日本の歴史上、最も国際的に開かれていた時代という。僧1万人を招いて行われた東大寺の大仏開眼(かいげん)供養(752年)では、大仏に魂を迎え入れる大導師をインド僧が務め、唐、ベトナムなどの僧も重要な役目を担った。各国から多数の僧が訪れていた。新羅渤海はじめ各国との交流も深く、奈良はアジア・西域文化の集積地だった。

 そもそもなんでこんな巨大な呪物を国家が形成せざるを得なかったのか(しかも聖武帝の奇妙な遷都やその後の道鏡事件も)という視点がなく、国家繁栄みたいな話にしている点が痛い。

最後に強調したいのは文化の発信力だ。奈良時代、先進文明の吸収に励んだ人々は同時に独自の文化も創造していた。万葉集は天皇皇族から防人、東国の民に至る幅広い作品を集め、今も愛唱されている。伝来の漢字を用いた「万葉仮名」は後のカタカナ、ひらがなにつながった。

 私たちは豊かな伝統文化を持っている。

 万葉集が今日残るのは仙覚律師のおかげ。

 きちんと万葉集を歴史の文脈で見れば、当時の日本の動乱の内情を暗示するとんでもない歌集であることはわかるだろうと思うが、明治以降正岡子規のせいもあって、なんだか古代の優れた歌集のような評価になってしまっている。中華圏において、詩歌とは政治であるのに。

 「私たちは豊かな伝統文化」を持っているのではなく、偽装された暗い歴史を持っている。

読売社説 「ニッポン漂流」を回避しよう 今ある危機を乗り越えて : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 昭和恐慌時の高橋是清蔵相、アメリカ大恐慌時のフランクリン・ルーズベルト大統領のように、不況脱出のためには強権発動も辞さず、の断固とした政治意思を市場に示す必要がある。

 前者はリフレ、後者は違うかな。

朝日社説 激動世界の中で―より大きな日米の物語を : asahi.com(朝日新聞社)

 具体的に日米同盟をどうするのか(どういう軍事同盟なのか)、普天間基地移設問題をどうするのか(県外移設をどう堅持するか)というのが皆目わからなかった。

晴れ

 元旦。なにげに初日の出を見た。昨日は、紅白をだら見してTwitter。なんかみなさん一同に会してツッコミを入れつつパーティーといった雰囲気。印象に残るニューイヤーズ・イブだった。

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