手に汗握る空中戦、民主党ヤジ議員ポカーンだったござるの巻

 ⇒本石町日記 : あの山本幸三先生も読んでいた白川総裁の“教科書”

本日は、衆院予算委で日銀の白川方明総裁が参考人で登場。質問者は、あの山本幸三先生でありました。もはや金融政策をマニアックに追及する国会議員は山本先生ぐらいしか残っておらず、そのマニア度が期待された質疑でありました。

 気が付いたのは、山本先生と白川総裁のやりとりが超空中戦となって、このところヤジで質疑が聞き取れないことが多い国会審議なのに、しばしばシーンとしてしまったこと。ヤジの入れようもないくらいにオタッキーになった、ということですね。シーンというよりポカーンであった、のが実情に近いと思うが。

山本先生と白川総裁の対峙は、国会議員が日銀総裁を質す、というより東大小宮ゼミの門下生同士の論戦という印象を受けて仕方がない。色々な思いが詰まった対峙ではないかと思える。年齢も近く、同郷でもありますしね。

 話のラフは⇒【年収3.192万円 日銀白川総裁にデフレ脱却できないなら辞めろ】 - 月のあかり
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