朝日新聞社説 原発との闘い―最前線の挑戦を信じる : asahi.com(朝日新聞社):社説

 標題を見て、なんかドーンと暗幕が下りた感じがした。朝日新聞社また戦前に戻ったか。南方最前線の日本兵の活躍を信じると同じなんだろうな。

 福島第一原子力発電所に、自衛隊員が操縦するヘリコプターが何度も、水をまいた。地上からは警視庁の機動隊員と自衛隊員が放水を試みた。
 原発のまわりは、漏れ出た放射性物質でひどく汚染されている。いずれも重い防護服に身を包み、被曝(ひばく)量を測りながらの、決死の作業だ。
 きのう朝から夜にかけて、原発の冷却に向けての作業を、多くの国民がかたずをのんで見守った。

 僕は見守っていない。特にヘリのほうは、見たら「二階から目薬」とか笑ってしまってだろう自分が予想できて、やめた。政府はなんの歌舞伎をやっているのかわからない。使用済み燃料が過熱していたら、そこに水撒いたら水蒸気爆発でさらに放射性物質が拡散する危険がある。まあ、「二階から目薬」なら大丈夫か。といううちに地上から放水。放水についてももうなんと言っていいかわからない。成功してもプール内の水を循環させないと意味ないのではないかと思うが。
 ⇒Analysis - Japan nuclear crisis reaches new levels

And a nuclear engineer said that it may be time to consider ways to bury or cover the entire complex in some kind of material that would stop radiation from leaking into the atmosphere.

Arnie Gundersen, a 29-year veteran of the nuclear industry who has worked on reactors similar to the Daiichi plant and is now chief engineer at Fairewinds Associates Inc, warned that dropping water on the spent fuel pool could make matters worse.

"It's a bad idea to drop water onto the fuel racks. You could get an inadvertent criticality. That means you could have a nuclear reaction, similar to that in a reactor core, in the fuel pool," Gundersen said.

 日本で報道されとんのかわからん。これ訳したらまた変な人から攻撃受けそうだなあ。げんなり。まあ、時間があって気が向いたらエントリ書くか、どうするか。
 朝日新聞社説に戻って。

 事態が少しでも好転してほしい。
 そして、まさしく生命をかけてこの難局に立ち向かう人びとの被害が、最小限に抑えられるように――。
 努力が結実することを願う。

 兵隊さんが南方で善戦しているのだ国民はその努力が結実することを願うということか。
 なんか書いていて自分が非国民に思えてきたな。