finalventの日記

2011-04-30

今日の大手紙社説

 英国の結婚式はさして関心なし。

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):小佐古参与が抗議の辞意 子供の被曝基準「容認できぬ」 - 政治

 会見では特に、小学校などの校庭利用で文部科学省が採用した放射線の年間被曝(ひばく)量20ミリシーベルトという屋外活動制限基準を強く批判。「とんでもなく高い数値であり、容認したら私の学者生命は終わり。自分の子どもをそんな目に遭わせるのは絶対に嫌だ」と訴えた。「通常の放射線防護基準に近い年間1ミリシーベルトで運用すべきだ」とも述べた。

 まあ、そう思うな。

 原文を探したが見つからなかった。産経の紙面にあったのだが。

 あった⇒NHK「かぶん」ブログ:NHK | 科学と文化のニュース | 官房参与が辞任・記者会見資料を全文掲載します

 この1ヶ月半、様々な「提言」をしてまいりましたが、その中でも、とりわけ思いますのは、「原子力災害対策も他の災害対策と同様に、原子力災害対策に関連する法律や原子力防災指針、原子力防災マニュアルにその手順、対策が定められており、それに則って進めるのが基本だ」ということです。

 しかしながら、今回の原子力災害に対して、官邸および行政機関は、そのことを軽視して、その場かぎりで「臨機応変な対応」を行い、事態収束を遅らせているように見えます。

 まあ、そんな感じ。

 放射線審議会での決定事項をふまえないこの行政上の手続き無視は、根本からただす必要があります。500mSvより低いからいい等の理由から極めて短時間にメールで審議、強引にものを決めるやり方には大きな疑問を感じます。重ねて、この種の何年も議論になった重要事項をその決定事項とは違う趣旨で、「妥当」と判断するのもおかしいと思います。放射線審議会での決定事項をまったく無視したこの決定方法は、誰がそのような方法をとりそのように決定したのかを含めて、明らかにされるべきでありましょう。この点、強く進言いたします。

 政府が機能してない状態のよう。

 今回、福島県の小学校等の校庭利用の線量基準が年間20mSvの被曝を基礎として導出、誘導され、毎時3.8μSvと決定され、文部科学省から通達が出されている。これらの学校では、通常の授業を行おうとしているわけで、その状態は、通常の放射線防護基準に近いもの(年間1mSv,特殊な例でも年間5mSv)で運用すべきで、警戒期ではあるにしても、緊急時(2,3日あるいはせいぜい1,2週間くらい)に運用すべき数値をこの時期に使用するのは、全くの間違いであります。警戒期であることを周知の上、特別な措置をとれば、数カ月間は最大、年間10mSvの使用も不可能ではないが、通常は避けるべきと考えます。年間20mSv近い被ばくをする人は、約8万4千人の原子力発電所の放射線業務従事者でも、極めて少ないのです。この数値を乳児、幼児、小学生に求めることは、学問上の見地からのみならず、私のヒューマニズムからしても受け入れがたいものです。年間10mSvの数値も、ウラン鉱山の残土処分場の中の覆土上でも中々見ることのできない数値で(せいぜい年間数mSvです)、この数値の使用は慎重であるべきであります。

 そのとおりとしか言いようがない。

 また、今回の福島の原子力災害に関して国際原子力機関(IAEA)の調査団が訪日し、4回の調査報告会等が行われているが、そのまとめの報告会開催の情報は、外務省から官邸に連絡が入っていなかった。まさにこれは、国際関係軽視、IAEA軽視ではなかったかと思います。また核物質計量管理、核査察や核物質防護の観点からもIAEAと今回の事故に際して早期から、連携強化を図る必要があるが、これについて、その時点では官邸および行政機関は気付いておらず、原子力外交の機能不全ともいえる。国際常識ある原子力安全行政の復活を強く求めるものである。

 これもね。

 NRC周りの話はなかったが、実際はもっとひどくて、米国はけっこう実力行使をしていたみたいだった。推測でものを言うなみたいな人もいるかもしれないけど、NRC文書と文脈を付き合わせてわからわけもないでしょ。

朝日新聞社説 北朝鮮―熱意がなにも見えない : asahi.com(朝日新聞社):社説

 中国様が遠回しに北朝鮮にメッセージという図柄なのかわからないけど、北朝鮮に熱意があるかは、あると言えばあるんじゃないか。見方によるだけのことだと思う。

 韓国政府は、軍艦沈没と砲撃によって多くの犠牲者を出しながらも、北朝鮮の非核化の進展と、二つの事件の責任追及とを直接は絡ませないという苦しい決断をした。

 日本や米国はもちろん、中国とロシアも、そういう韓国に思いを寄せながら、北朝鮮を動かす戦略を考えねばならない。

 朝日新聞が賛同した欧米のリビア対応を参考にするとか。

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 薄曇り。

 待ちに出るとそれなりに人手は多く、食事にもちょっと困難を感じるほど。活気が十分に戻ったかというと、慣れた街ではないのでそこはよくわからない。

 朝方Twitterをしてたらシステムが壊れたのか、Tweetできなくなった。ネットなんてこういうものだなあ。

2011-04-29

ブログサバト

 金曜日はやってくる。

 ニューズウィーク日本語が吉例の映画特集だった。特にみたい映画というのはないように思えた。

今日の大手紙社説

 特になし。自分が関心わかないせいもあるのだろう。

晴れ

 やや薄曇り。連休の始まりだろうか。

 未明に目が覚めて寝付かれない。どうしたことかなと思うが、昨日、泳いだ後、身体に微妙な興奮みたいのが残ったのでそのせいかいかもしれない。興奮というのでもないな。まあ。

 寝れないで苦しいということもないので、簡単なプラナヤマをしているとさらに落ち着き、あとは半覚醒のまま朝を迎える。夢に大前研一さんが出て来てなにやら大議論をしているのだが、私は、うひゃあと思ってぐったりしていた。

2011-04-28

今日の大手紙社説

 特になしというところか。連休前のネタはあるがさして読むほどの内容でもない。東北の復興東北旅行をというのもまあ、その手の部類。

 個人的には多賀城をもう一度みたいかなというのはある。

朝日新聞社説 シリア危機―弾圧をやめ、民主化を : asahi.com(朝日新聞社):社説

 またまた朝日新聞臭い社説だなと思った。どこが。中国様へのご配慮と浮ついた戦後民主主義の幻想である。

 国内では、アサド大統領が属する人口の1割の少数派イスラム教アラウィ派が、秘密警察を使って、多数派のスンニ派住民を支配する強権体制である。

 現アサド大統領は11年前に死んだ前アサド大統領の息子だ。共和制でありながら2代40年におよぶ権力の世襲が続く。長期政権の下でアサド一族やアラウィ派、政権に協力するキリスト教徒らが政府に保護されて経済を独占し、腐敗がはびこる。

 厳密にいうといろいろ問題はあるが総じてアラウィ派はシーア派とみてよく、すでにオバマ大統領もいらだっているがイランからのちょっかいもあり、これが問題をこじらせている。イランといえば中国様の無謀な肩入れがあれ、さても朝日新聞としてはこの構図は出しづらいというところで、こんな社説になっちゃったという代物。

 キリスト教徒らは保護されているとありそれも間違いではないが、昨年来の中近東騒動の流れでみると中近東キリスト教徒の迫害・虐殺は非常な問題となっている。反キリスト教的な雰囲気のある日本ではあまり報道されないが。

 このまま政府の暴力が続けば、リビアのように反体制勢力が武器をとって、蜂起することになりかねない。そうなれば政権が倒されて、アラウィ派やキリスト教徒が排除されるか、逆に軍、治安部隊による大規模な市民虐殺となるか、悲惨な状況は避けられない。中東の秩序と安定は危機に陥るだろう。

 イランの肩入れの先にそう見ることも可能だろうが、リビアと同型かはわからない。

 国際社会はアサド政権の暴力を非難し、国連安全保障理事会の決議などで政治的圧力をかけつつも、平和的な事態収拾の仲介に乗り出すべきだ。日本はこれまで経済援助などを通じてシリアと友好関係を築いてきた。役割が問われる場面である。

 シリアがそういう問題かはわからないが、リビアはそういう問題だった。朝日新聞はうかつにもEUに肩入れてして見事なダブスタであっちっちになってしまった。

快晴

 暖かくなるらしい。新緑が美しい。東京に戻って東京の新緑を見たころはなんともいえぬ居心地の悪い感覚があった。あれはなんだろうかと人に問うと、木の芽時というとのことだ。そういう言葉があったなとは思ったが何か違う。なにかもっと剥き出しの性欲のようなものを見るまぶしさといったものだった。なぜこの木々たちはこうまで生命に溢れているのだろう。何をかくまで拙速にと。しかし、それにも慣れた。沖縄で八年、東京で八年。折り返した。さて次はどこへという奇妙な思いがときどきわくのだが、なかなか若いときのようにはいかない。

 テルマエ・ロマエの三巻目が出ていたので読む。面白い。二巻目は、これはだれるか編集さんの入れ知恵で伸びるかと不安にも思ったがそんなことはなく普通にナンセンスでしかもローマの背景もきちんとしていて面白かった。映画にもなるらしいがそれはたぶん見ないだろう。

cover
テルマエ・ロマエ III (ビームコミックス): ヤマザキマリ

2011-04-27

ちょっとね

 極東ブログのほうで、コメント欄は承認制にしているが、実際のところ、よほどのことがない限り、未承認ということはないのは見てわかるとおりだと思う。私を罵倒する人が正しいかどうかは時が決めればいいことだ。

 だが、エントリと関係ないのは、非表示にすることがある。たとえば。[書評]移行化石の発見(ブライアン・スウィーテク)コメントで、ペンネーム「永作」さんより。

 ずいぶんと長閑なエントリーが続きますね。

 

>日本原子力学会の原子力安全調査専門委員会福島第一原子力発電所原子炉現状を分析しその結果を14日にまとめたという記事が、14日付け読売新聞記事「溶融燃料「粒子状、冷えて蓄積」1〜3号機分析」に掲載されていた。なんと言っていいのか、ある種の沈黙を強いられるような話であった。

 こうあり、唐突に、

米国原子力規制委員会(NRC)情報と付き合わせるに、おそらく2号炉崩壊による現場の惨事の可能性は低いと見られるということだろう。

 とのこと。

 是非、この間の事態の解釈をお聞かせ願いたいところです。

 

 横の物を縦にするご苦労よりも、福島第一原子力発電所他、今般の原子力関係の動きを、時系列で丹念に−公式的な発表を元に−纏められた方が、よほど参考になると思われますが。

 これは非公開とした。該当しそうなエントリに付けるなら掲載しますよ。

 内容については、エントリをお読みなればわかることなんだけど、「横の物を縦にするご苦労」としか見てないので縷説してもたぶん理解されないと思う。

 たぶん、僕の書いた「横の物を縦にするご苦労」のエントリがいずれ重要な資料になると思いますよ。

 今日付けの例えば⇒4号機燃料プール 水漏れのおそれ NHKニュース

東京電力福島第一原子力発電所の4号機の使用済み燃料プールは、爆発などによる損傷で、水漏れを起こしているおそれがあることが分かりました。

 

福島第一原発の4号機の使用済み燃料プールには、核燃料を束ねた燃料集合体が、第一原発で最も多い1535体保管されていますが、本来の冷却機能は失われているため、連日、外部からの注水が続けられています。注水はここ数日、1日140トンから210トンのペースで続けられてきましたが、東京電力が、入れた水と蒸発する水の量から日々、予測される水位を計算したところ、実際はそれより10センチから40センチほど低い状態だったことが分かりました。このため、東京電力は、先月起きた爆発などにより、4号機の燃料プールが何らかの形で損傷し、水が漏れ出しているおそれがあるとみて原因を調べています。4号機の燃料プールについては、プールを支える建屋の壁が激しく壊れていることから、東京電力は、事故の収束に向けた工程表の中で、ことし7月ごろまでに柱を設置するなどの耐震補強を実施することを明らかにしています。

 などもすでにカバーした範囲です。

今日の大手紙社説

 特になし。堀江さんの事件についても関心ない。法的な手順として宮内証言が問題ではないかと思うが、そこに焦点を当て、高裁・最高裁を論じているふうなものは見かけなかった。

晴れ

 このところ朗読をよく聞いている。聞きながらラジオドラマが聞きたいんだよなと思う。僕が少年のころはNHKでよく大人向けのラジオドラマをやっていた。少年だったので印象深く覚えているのかもしれないが、ベッドシーン(死語?)自体でないが、その前後の会話が多く、大人の性生活を覗かせる感じがあった。ああいうメディアはもうないんだろうか。別にエロが欲しいというのではないのだけど、男女の機微の、いわゆる売れる映像ではない部分がうまく見えなくなった。

 そういえば、同じころTBSの深夜だったか、エロなコントの朗読があった。そういえば、エロな別れを集めたトーク番組もあった。中村メイ子さんだったか、司会。ひとつ印象深く覚えているのは、バレリーナの女性で恋人の前で全裸で踊ったというものだ。率直にいえば、エロというよりある種の奇っ怪感がある。先日、草刈民代さんのヌードの一部をちらと見たが、ああいう感じなのだろうか。

2011-04-26

今日の大手紙社説

 特になし。

 田中好子さんの遺言テープは聴けなかった。書き起こしはちらっと読んだ。

毎日新聞社説 社説:震災後の外交 今こそ軌道に乗せよう - 毎日jp(毎日新聞)

 日本からの農産物の輸入制限や外国人・外国企業の撤退の動きといった過剰反応が起きたのも、日本が国際社会に正確な情報発信をしてこなかったことが理由のひとつだ。傷ついた日本のイメージを払拭(ふっしょく)し日本ブランドを立て直すためにも、国際舞台での「復興外交」(松本外相)は待ったなしの課題である。

 平時20mSv基準の国の農産物が安全だというのは難しいと思うがなあ。

晴れ

 新緑が美しい。

 日の出が早くなってきたせいかカーテンからもれる明かりで5時台に目を覚ます。そのまま起き上がればよさそうなものだと自分でも思うのだが、ぼうっとしている。偏った筋肉痛のようなものはあり。さて英語のニュースでも聞くかなと思いつつ、先日買ったままだった朗読少女の「舞姫」を聞いてないことを思い出し、耳を傾ける。この朗読の女性、アニメ声ではあるが朗読の能力が高く、晶子源氏には驚嘆した。さては舞姫もと思ったが、ところどころ無理はあるようも思えた。文意の取り違えはないが、ろうとして文節をまたぐところがあえて途切れているように聞こえる部分がたまにある。それはそれとして聞いていて、苦笑・爆笑。これはお笑い作品だったのか。青春とは痛いなという塩梅。途中で終えて起き出す。

2011-04-25

今日の大手紙社説

 昨日は統一地方選の後半だった。一票の意味は大きいので投票には行った。

 世田谷区は前社民党衆院議員の保坂展人さんが区長になった。へえ知らなかったなというのと、まあ、規模が大きくても地元民の意志なんだからねとは思った。とはいえ、それにしてもと疑問に思っていたら、これ、自民党の分裂だよとのこと。なるほどね。

日経新聞社説 原発の事故調査委をつくれ  :日本経済新聞

 なぜ政府は福島第1原子力発電所の事故調査委員会をつくらないのか。事故の詳細な経過を細大漏らさず記録し世界に向けて公表することは日本に課された責務だ。政府や電力業界から独立して事故を調べ分析できる調査委員会が不可欠だ。

 まあ、無理かな。

 NRCはドキュメント化しているので同盟国は参照が可能なので、日本側からの実質的な意味合いはないだろうし。

毎日新聞社説 社説:日本の中東政策 苦しい時の関与も大切 - 毎日jp(毎日新聞)

 リビアでは新規石油鉱区入札(05〜06年)で日本企業が計8鉱区を落札するなど、石油生産をめぐる両国の協力関係が強まっていた。それでも日本政府が軍事介入を支持した以上、目先の利益に目を奪われて「大義」を見失うべきではあるまい。

 しかし、中東は動乱期にあり、米欧や中露などの思惑が錯綜(さくそう)している。カダフィ政権が盛り返す、またはリビアが二つの国に分かれることも含めて、リビア情勢がどんな結末を迎えようと、日本の権益をしっかり守るしたたかさも必要だろう。

 なんだろこれ。イラク戦争でもそう言ってかな。ただのダブスタじゃないのこれ。

 国際社会では「したたかさ」は必要だが、同時に国のboneというのも必要で、それは近代国家の市民契約たるうんぬん。

 多くの死者が出ているシリア情勢にも宗派対立やイランの思惑が絡む。複雑な構図で連動する中東情勢への関与は慎重であるべきだが、激動の時代だからこそ国際社会の公正さが問われる。特に中東で伝えられる虐殺弾圧、流血に鈍感であってはならない。それは震災対応に懸命な日本も例外ではないはずだ。

 すでに社説のかでダブスタな感じなのだが。

晴れ

 天気図と雨雲を見ていると午後には荒れそうな感じもする。

 今朝起きるときに頭のなかで鳴っていた曲は宇多田ヒカルの"For You"だった。CDはもっているがエンコードはしてないので、YouTubeで聞いた。まあ、特別どうという曲でもないがと聞き終わると誰かのカラオケがあった。素人のカラオケはなあと思いつつ悪戯心で聞くに、そう悪くもない。音程ははずしてもいない。というところで、この曲は歌うのは難しいのではないかとふと思い、宇多田の曲をもう一度聞く。微妙というところか。"I want make you cry"というあたりに少女らしさがある。あっという間に彼女は少女ではなくなっているが。

 昨晩、夜風にあたりながら、そういえば世の中が変わったのは1995年だったなと思った。震災とオウム事件である。そして今また変わるのだろうなとも思った。どう変わるのかはわからないと言えばわからない。

2011-04-24

よく言うよ的

 ⇒東日本大震災:福島第1原発事故 3号機がれき900ミリシーベルト - 毎日jp(毎日新聞)

 経済産業省原子力安全・保安院は23日、東京電力福島第1原発の3号機原子炉建屋付近で、毎時900ミリシーベルト放射線を出すがれきが20日に見つかっていたと発表した。同建屋では3月14日に水素爆発が発生。放射性物質に汚染された建屋の一部が飛び散った可能性があるという。

 がれき発見から発表まで3日かかったことについて、保安院の西山英彦審議官は23日の会見で「高線量のがれきが見つかったことは耳にはしていたが、東電のきちんとした報告を待っていた」と釈明した。

 「きちんとした報告を待」ちつつ、いろいろシナリオを考える日々だったのだろう。

 さて、この高線量のがれきはどこから来たというかな、「きちんとした報告」が来ますかね。

今日の大手紙社説

 特になし。原発議論は、当初思ったように絶望的な線路の上しか進んでいかない。うんざりとした未来を確認してどうなると毒づく自分がいる。

読売新聞社説 フクシマの波紋 原発政策で比重増す安全論議 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 読売新聞も似たようなものだ。

 Mark 1の問題はGEやNRCには理解されていたし、それは知識としては日本に伝えられてきた。その意味を彼らは理解していたが、日本は理解していなかった。

朝日新聞社説 チェルノブイリ―福島事故で教訓新たに : asahi.com(朝日新聞社):社説

 朝日新聞だからこういう社説を書いてしまうのだろう。

 時間をおいてがんなどが発症する放射線被害の特徴から、事故が原因の死者を国際原子力機関(IAEA)は、今後の数も含めて4千人と推定する。だが専門家の間には、汚染地の広大さから数十万人の死者が出るとの見方もあるほどだ。

 これは奇妙な話で簡単に解けない。さらりとさも科学には多様な見方があるということではない。ある、コミットを要求するのだが、朝日新聞はそこに自覚的ではない。

 国際社会原発をめぐるこうした新たな事態にも、早急に取り組んでいく必要がある。

 そして締めはこうなる。死者のことは概念化されているのだ。その死にコミットできないことがこういう軽薄なイデオロギー的な慰撫を生み出し、それは私からしてみれば、今回の原発事故の歴史と同型になるものだ。

快晴

 外が妙に明るく、カーテンを開くと新緑が眩しい。初夏のようだと思い、まさに初夏じゃないかと苦笑する。なにかが心を刺すように訪れようとしている気配を感じながら、それをうまく引き寄せることができない。若さのつらさのようなものに、いつも別の心が警戒している。

 その前、まだまどろみのなかで、頭のなかに自然に流れる歌を聴いていた。ユーミンの曲だった。ああ、そうだったかと自分は思っている。先日知った新曲の「ひとつの恋が終るとき」が呼びかけている対の曲があったはずだがそれはなんだっただろうと思っていたのだったが、この曲だったかと。「情熱に届かない」。

 ⇒YouTube - 松任谷由実 情熱に届かない〜Don't Let Me Go

描いてよ、あのときの空

あなたの胸にもう一度だけ

白いキャンバスが燃えるほど

I want to、I want to know

失くしきれない あのときの夢

いつか情熱に届きたい

 若いときはそうした「情熱」みたいな存在が自分より前にあった。けど、そのようには生きてはいけないという形で生というものが描かれるなら、失恋というのは必然なのだろう。

 「ひとつの恋が終るとき」ではそれが、自分が先に立って生きていく形を描いているようになる。

強くなるもっと強くなれば忘れずにいられる

つらくてもきっと後になればやるせなく思える

 聞き返していて、あたりまえだが「ひとつの恋」の含意に気がつく。それは、「後になればやるせなく思える」なにかなのだろう。そのように「私」が意志のもとに取り残される。

 多分それも孤独というののひとつの形なのだろうと思うし、そのあたりから僕なんかには見えない他者たちの多様な人生があるのだろうと思う。

 これには笑った⇒YouTube - キリン ラガービール CM1991年 二人の青春 青春篇

 今の人が見てもこの映像の、彼女の眉毛に吹き出すのではないか。あるいは、男の純真さみたいのに辟易とするか。ああいう時代だった。

 ただ、私は、と私になるが、1991年は私の青春ではない。私はもっと古くて嫌になる。

2011-04-23

今日の大手紙社説

 特になし。

 シリアが危険な状態。

 ⇒シリア デモに発砲70人以上死亡 NHKニュース

4月23日 7時21分

 反政府デモが続く中東のシリアでは、22日も各地で大規模なデモが行われましたが、治安部隊による発砲などで70人以上が死亡し、先月にデモが始まって以来1日の死者の数としては最悪となり、混乱がさらに拡大する懸念が高まっています。

 シリアでは、独裁的なアサド政権に抗議する反政府デモが続いており、22日もイスラム教の集団礼拝に続いて、各地で大規模なデモが行われました。これに対して、政権側はデモを徹底的に排除する構えで、シリアの人権活動家はNHKの取材に対し、各地で治安部隊が発砲するなどして、合わせて72人が死亡したことを明らかにしました。これまで厳重な警備がしかれ、大規模なデモが起きていなかった首都ダマスカスでも、デモ隊と治安部隊とが衝突して死傷者が出ており、人権活動家は「首都は治安部隊によって完全に包囲されている」と話しています。また、中東の衛星テレビ局アルジャジーラによりますと、南部のダラアの近郊でも、デモ隊に治安部隊が発砲し、22日だけで15人が死亡したということです。先月、一連の反政府デモが始まって以来、治安部隊による弾圧で、1日にこれほど多くの死者が出たのは初めてです。アサド政権は前日、市民の要求に応じて強権的な政権を支えてきた非常事態法を撤廃しましたが、デモ隊はさらに治安部隊の解体や政治犯の釈放などを求めており、今後さらに混乱が拡大し、犠牲者が増えることが懸念されています。

 大きな変化が起きるかはまだわからない。

毎日新聞社説 社説:チェルノブイリ 25年の教訓を生かせ - 毎日jp(毎日新聞)

 毎日新聞がわかってないとは思わないが、この話題に主要テーマな内部被曝なのだが、社説はピンぼけ

 内部被曝の点では日本政府はそれほど野放図ではなく、教訓はそれなりに生かされている。

朝日新聞社説 カザフスタン―資源と非核で協力を : asahi.com(朝日新聞社):社説

 石油の埋蔵量は世界9位。さらにクロムが1位など、日本の先端産業に不可欠なレアメタル希少金属)、レアアース(希土類)も豊富だ。原発燃料の天然ウラン生産量は世界1位で、国内の総需要の3割の権益を確保した日本にとって主要な輸入先になりつつあった。昨年9月には、カザフスタンで原発の建設が可能かを日本企業が調査する覚書も結んだ。

 しかし、東日本大震災後の事態を受けて、両国地震国での原発の安全性を、ともに徹底して検討することが必要だ。それは将来の両国のエネルギー資源協力全般に貴重な財産となる。

 まあしいていうと変な社説

 一方でナザルバエフ氏の長期支配は、メディアや野党の締めつけで与党ばかりの議会など強権的な統治も築きあげた。

 強権のもろさは、最近の中東の情勢からも明らかだ。安定した発展を続けるには民主化を進める以外にない。日本はここでも協力を進める必要がある。

 率直にいうと中国様の顔色をちと伺いつつ書いた印象。

朝日新聞社説 放射能と避難―住民の納得が大切だ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 原発周辺の住民避難にかかわる政策を決めたり実行したりするときは、何より住民の立場を第一に考えたい。

 避難をめぐり、政府の方針が次々に打ち出され、住民の間に不安や憤りが広がっている。住民の要望に耳を傾け、方針を説明し、互いに納得して進めることが大切だ。

 端的に言うと、執筆者は事態を理解していない。空港を作るためにどいてくれという話ではない。

 今回の措置は法的規制ができないがために、国民の生命・健康が維持できないという問題の枠組み。ただ、それに対してコミュニケーションが十分であったかという問いはあるが、それより重要な点を抑えないと社説にはならない。

曇り・ログイン

 小雨もあったもよう。

 なんとなく、世間から離れてきた自分がいる。自然になにかが変わってきているのだろう。それにはこれが老化というものかなというのはある。が、それに加えて、自分というのはこういう人間でどうしようもないんだという何かもある。

 幸いにしてまだ生きている。この歳までに死んだ人を思うと、死んだせいというバイアスなのだろうが、ある生の意味を完結したようにも思える。自分にはそういうことはないのだろうし、それでだらだら生きてもいるのだろう。

2011-04-22

ブログサバト

 じんわりと心が重くなる。大きな災害であったな。進行中でもあるが。

今日の大手紙社説

 特になし。

 すごく面白かった⇒福島第1原発:不信洗ったヘリ放水 - 毎日jp(毎日新聞)

 相次ぐ水素爆発と放射性物質の広域拡散……。原発暴走を制御できない無力な日本という印象が世界に広がりつつあり、菅政権は「このままでは日本は見捨てられる」と危機感を強めていた。「放水はアメリカ向けだった。日本の本気度を米国に伝えようとした」。政府高官は明かした。

 まあ、それはそうかもしれないな。

 ツイッターにはちらと書いたけど、15日、日本の国家は一時的に崩壊していたのかもしれない。

 「原発の状況が分からない」。米国のいら立ちは震災直後からあった。NRC先遣隊が12日の1号機水素爆発直後に日本に派遣されたが、複数の政府関係者によると、経済産業省原子力安全・保安院は当初、「情報開示に慎重だった」といい、米政府は限定的な情報で原子炉の現状を推測するしかなかった。

 そうとも言えないこともないが、米国は衛星から監視していてもう見てられなかった。

 NRCはGEの技術情報から炉のシミュレーションを行っていて、事態の推移のシナリオができていた。れいのバージ船の起動の早さも地震時に想定されていたのではないか。

読売新聞社説 3・11後の外交 萎縮せず国際的役割を果たせ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 だったら海を接する中韓露に陳謝からはじめてはどうかな。なにも卑屈な外交をせよというのではないが、今回のあれは非礼な感じがしてならない。

曇り

 金曜日。3月11日も金曜日だったので、あれから何週間と考える。6週間だろうか。

 田中好子さんが亡くなったと人づて聞いた。メディアでは確かめていないが、ツイッターでも話題になっていて、まあ、誤報ではないのだろう。確かめる勇気がないという感じだ。ファンということはなかった。しいていうとミキちゃんが好きだった。それほど好きでもないのは、彼女たちがひとつ年上で、そして自分たちの同級生のあるなにかを表現しているのが、率直にいうといやだった。うまく言えないが同級生的なものには奇妙な禁忌のようなものも働く。ずっと男女共学で、そして私の周りには私より頭の良い女性が多くいた。よくわからないのだが、私の人生では私より頭のよい女性によく遭遇する。こういうとなんだが、他の男性が逆のイメージを持っているのを大人になって知って不思議に思った。

2011-04-21

今日の大手紙社説

 朝日新聞がさすがにリビアに違和感を書きだした。まあ、それはそうでしょう。

朝日新聞社説 リビア介入―「人道のため」忘れるな : asahi.com(朝日新聞社):社説

 カダフィ政権に反乱が起きたリビアが混迷している。国際社会軍事介入に踏み切ったが、収束への道筋はみえないままだ。このまま戦闘をエスカレートさせてはいけない。

 ようやく朝日新聞も気がつきましたね。

 軍事介入を認めた国連安全保障理事会の決議は「外国軍によるリビア占領はいかなる形でも除外する」として、地上軍の派遣を禁じている。顧問団は直接には戦闘に加わらぬというが、当初の決議の枠を超えて内戦にてこ入れを図るなら、安全保障理事会の新たな決議が必要だ。

 「地上軍の派遣を禁じている」かは微妙なところ。

 「当初の決議の枠を超えて内戦にてこ入れを図るなら、安全保障理事会の新たな決議が必要だ」も微妙。

 なし崩しに軍事行動が変質すれば、正統性を欠いたイラク戦争の二の舞いになりかねない。

 最初からそういう構図だったんですけどね。

 軍事的な圧力だけではなく、経済制裁や外交努力も強化しなければならない。欧州連合(EU)はリビアの石油・ガスの禁輸を決め、人道支援を準備している。多国籍軍に加わるカタール反体制派の財政を支える石油の輸出を代行することになった。アラブ連盟を含む関係国が仲介に動く必要がある。

 AUを挙げないところや日本を度外視しているのは、笑うところかな。

 まあ、まじめに考えれば、シナリオは少ない。

曇り

 昨日の水泳がたたって背筋がつったのか、激痛だった。筋肉痛が少ないやと思っていたのがいけなかったのだろう。

2011-04-20

まあ、これもちとまいったかな

 ⇒はてなブックマーク - 0.02%の嘘 - lizard-tail studio

 オリジナル⇒0.02%の嘘

 水を飲んでも大丈夫?誰かにこう問われ、僕は一瞬迷い、大丈夫だよと答える。これぐらいなら大したことないよ。一瞬の躊躇を見抜いたのか、相手は怪訝そうな顔をする。

 理由を一生懸命説明する。今伝えられているような放射線の量では滅多な事じゃガンにはならない。はっきり影響が出るような数字には全然足りない。不安そうな表情は消えない。彼らや彼女たちが聞きたいのは解説なんかじゃない。ただ安心したいだけだ。言葉は空しく虚空に消えていく。

 

 本当に?

 うん、大丈夫だよ。

 

 少しだけ良心の呵責を覚える。僕はたぶん嘘をついている。

 まあ、コラムとしては意表をついて面白いのだろうけど。

 市民は、というか、公共というのものは、そういうふうにものを考えない。というか、そういうふうに考える領域と、そうではない領域を分ける。そしてそうではない領域なら「少しだけ良心の呵責を覚える」とかありだろうけど。

 市民は、公共において、なにが規制されているか、その規制の妥当性を考える。

 水の場合は平時は10Bq/lというのが公共の規制。

 今は非常時なので300Bq/lという規制になる。

 そして、その公共の規制をどう考えるかということ。それを支える科学をどう評価すること。評価できる・信頼するというなら、「少しだけ良心の呵責を覚える」という心理の回路はない。

この言葉にはほんの少しだけ嘘が混じっている。1mSvで0.02%。いや、ただ単に嘘と呼んでしまうにはあまりに希薄で、かといって知らないふりができるほど小さくはない何か。僕はこの感情とうまく折り合いをつける方法をまだ見つけられずにいる。

 それは、市民と公共というものをきちんと考えてこなかったから。

 そしてその嘘の知覚は、本人の内面においては真正でも、他者との関係では、偽の良心となるという典型的な事例。

 まず、社会から考えよう。他者とどう共存していくかというふうに良心を発動しよう。

 そのことは同時に、今の非常時から、平時の基準にもっていかなければならないということであって、多少の放射線なら確率的にどうたらというふうに考えていくことではない。

今日の大手紙社説

 特になしかな、依然。

 ただ、「特になし」は、読む気もないやではなく、退屈な日常が舞い戻ってきた感に近い。もちろん、そうではないのは復興の問題でもあるが。

日経新聞社説 市場が迫る米財政赤字の削減  :日本経済新聞

 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国債の長期格付けの見通しを「安定的」から「弱含み」に引き下げた。財政健全化の圧力が米国にかかる。米政権は財政赤字の削減を急ぎ、市場の信認を維持すべきだ。

 S&Pが米国債の格付け見通しを引き下げたのは初めてで、債券・株式市場が反応した。実際の格付けは最上位の「トリプルA」に据え置いており、2年以内に格下げする確率が3分の1を超えるという。

 背景にあるのは米国の財政悪化だ。2011会計年度(10年10月〜11年9月)の財政赤字は過去最大の1兆6450億ドル(約136兆円)に膨らむ。金融危機後に打ち出した景気対策の負担が大きい。

 米国では大きな話題でしたね。

産経新聞社説 【主張】菅首相 延命に財政再建使うとは - MSN産経ニュース

日銀引き受けで通貨の信認が失われるのを危惧する向きもある。ただ、こうした問題をタブー視すべきではない。復興を日本再生への投資と考え、内外から民間資金を募ることも必要だ。これらを抜きにして、首相は「財政再建の道筋をつけるところまでやれれば政治家として本望だ」とまで強調しているが、真意を疑う。

 「また産経か」で葬るとしたらどうかな。普通の議論に思えるが。

毎日新聞社説 社説:児童6人死亡事故 通学路の安全を守れ - 毎日jp(毎日新聞)

 社説で取り上げなければということで書いちゃったのだろうと思う。そしてぴかぴかの正論ができあがると。

 ちなみに⇒「持病の薬飲み忘れた」6人死亡事故の運転手 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 捜査関係者によると、柴田容疑者は「てんかんの持病があるが、この日は発作を抑える薬を飲み忘れていた」と供述。また、事故直前にハンドルに突っ伏し、事故後もしばらく車内で動かないでいる姿が目撃されており、県警は発作を起こし、意識を失っていた可能性もあるとみている。

 真相はまだわからないが。

読売新聞社説 震災対策予算 復興に増税はやむを得ない : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 結果的に増税であってもべたにやるかという問題に思える。

 ⇒「今の日本に必要なのは倒閣よりも大連立だ」 ビル・エモット 英エコノミスト誌前編集長に聞く|ポスト3.11の論点 日本と日本人の選択肢|ダイヤモンド・オンライン

 まず日銀直接引き受けは、不要な議論だ。今回の復興にあたっての日銀の役割は、物価を安定させることによって経済の発展を後押しするという従来と変わらぬものであるべきだ。日銀という存在が、復興財源の直接的な出し手であるとのメッセージを発することは、激しいインフレを招きかねないという点において、極めて危うい。繰り返すが、日銀はあくまで復興資金調達を容易にするために金融市場と経済を強力に支援する役割を担っていると考えるべきだ。

 また、増税についても、私は否定的だ。ありきたりな分析だが、困難な時期における増税が経済活動を弱めた例は過去において枚挙にいとまがない。消費税にせよ、復興税にせよ、今はそうした議論をすべきではないだろう。

 では、どうすればよいのか。私は結局、市中消化の原則を堅持しつつ国債発行で調達することが妥当だと思う。むろん、繰り返しになるが、借金の積み増しは、野心的で説得力のある復興計画とセットでなければならない。

 むずかしいね。

 Twitterでちらと書いて、多少誤解された向きもあるが、軽微なナショナリズムみたいなものは国家維持には必要になるだろういう印象はある。きっこさんみたいに、震災時の感動してしまう天皇制の心理はごめんこうむりたいが。

朝日新聞社説 原発をどうするか―世論が動かしたドイツ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 象徴的なのがドイツだ。原発推進に傾いていたメルケル首相が姿勢を変え、「脱原発」の方向へと踏み出した。

 この間、ドイツ紙を英訳してたまに読んだが、あきれた熱の入れようだった。あの雰囲気は日本にはうまく伝わってなかったようにも思えた。

 ドイツに比べると、他の諸外国への影響は見えにくい。

 原発を多く持つ米国フランスロシアなどは原発推進の方針を変えていない。中国インドも原発建設を続ける構えだ。5月の主要国首脳会議や6月の国際原子力機関の会合では、原発の安全基準の強化策が話し合われる。

 ドイツの場合、フランスの電力が制度的に組み込まれている部分があり、そのあたり上手にやらないときれいなダブスタになるだろう。

朝日新聞社説 原発をどうするか―脱・依存へかじを切れ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 一方で、稼働しているすべての原発をすぐに止めてしまう事態に、日本経済が耐えられないことも事実だ。国民生活への影響も大きい。

 へぇという印象。

 しかし、夏の電力不足は目の前に迫っている。議論を先取りする形で電力需給の構造転換に踏み込む意義は大きい。エネルギー需要の拡大を前提に組み立てられてきた過去の政策から、かじを切る好機でもある。

 どうやら夏の甲子園を秋に移すふうでもないので、朝日としてはみなさんに朝日旗の団扇でも配るかな。

晴れ

 新緑が眩しい。沖縄うりずんを思い出す。暮らして二、三年後だったか沖縄にも四季はあるものだと思うよになり、うりずんの感覚を得たものだった。とはいえ、もう清明も終わっている。

 昨日の朝日新聞社説のところでCBIRFについて書き、補足もしたが、彼らが日本を去る。ということは2号炉の崩壊はないと見てよいのだろう。すでにヨード剤の配布も終わっている。事態は膠着とはいえ巨大な危機は脱しつつある。そう思うと奇妙な脱力感もあり、新しい日常が始まるのだろうと思う。

 戦争も、まあ日中15年戦争という言い方もあるが、いわゆる非常時たるは1年くらいだったのではないか。もちろん、地域によっても違うが。そして非常時は戦後のであったかもしれない。特異な生活空間の持つ、魔力というのとも違うが、歴史的な非日常性というものを考えさせられた一か月余であった。

2011-04-19

ユーミンの新アルバムが出ていた

 
cover
Road Show(Amazonオリジナル・クリアファイル(チケットサイズ)特典付き): 松任谷由実: 音楽

 いつもはCDで買うのだけど、今回はiTMSで好きな曲だけ買った。

 「今すぐレイチェル」とかサビはさすがだなと思うけど、曲全体の構想はちょっと受け付けないというか古い曲のようにも思う。

 「ダンスのように抱き寄せたい」はさすがの絶唱。アルバム版のほうが声質がよいように思えた。総じて、声はだいぶ戻した感じがした、ユーミン。というか、これから、新しい声の時代になるのだろう、それなりに。歌唱もちょっと変わっているところがある。

 「ひとつの恋が終るとき」はすごい曲だった。

前も見えない雨がそれぞれの道照らしてた

駅へ送っていくよ、最終電車いってしまう前に

 

ハンドルの向こうに続く君のいない人生へと急ぐよ、このまま

 

君は傘の雫と短いため息ふっと残し振り返りもしないで

すぐ階段に消えていくのだろう

 

トレンチの背中を伸ばし違う人に見えたならば

涙に滲んでぼやけて流れるけれど

 

強くなるもっと強くなれば忘れずにいられる

つらくてもきっと後になればやるせなく思える

 最初聞いたときに強い情感のなかにある混乱みたいのがあって、歌詞を追うと、運転手とトレンチの人物の男女の関係に考えこまされた。運転は女で、トレンチは男なのだろう。雨の深夜に同棲の家を捨てていくということなのだが、女にとって、今は、まだ別れる前の男といる時間で、しかし、別れたときの男はその別れの時間のなかで、違う人に見えてくるに違いない。

 昔のユーミンなら自分と恋が至上であるか、特定の誰かを思っている自分が至上であったが、ここではむしろ、自分が自分であろうとして、男との恋を忘れまいとしている。

 自分が自分であろうとしている女というのは、女がよくそう語るよりなにか異質なもので、私はそれを信じたことはない。だが、この曲聴きながら、そうでもないなあ。男にはまったくわからないつらさというのがあるものだなと思う、というか、あたりまえだろ馬鹿とか言われそうだが、失恋というのは、個別の問題でなく、恋そのものを否定していかないと男は生きていけないというのはあり、そこはまた女には通じないところ。

今日の大手紙社説

 特になしといえばなし。クレーンの暴走で集団登下校の小学生が死んだというのも話題だが読売が触れていた程度だった。

 東電工程についてはごく基本的な手順であって時間的に詰められたものでもない。しかたない。

毎日新聞社説 社説:原発工程表 より具体的評価を示せ - 毎日jp(毎日新聞)

 工程表は「冷温停止」までに半年から9カ月との見通しを示した。しかし、中身をみればこれで済むとは思えない。早くても1年はかかるとみるのが現実的だろう。

 1、3号機ではまず、原子炉格納容器を圧力容器ごと「水漬け」にするというが、格納容器に損傷があれば外に漏れてしまう。水漬けは、事故対策として行われたことのない手法でもある。実施にあたっては、格納容器の強度も十分に確認しなくてはならない。

 たとえ、水漬けがうまくいっても、それだけで冷温停止は実現できない。閉じたループで水を循環させながら、核燃料の熱を捨て続ける仕組みがいる。

 2号機では格納容器の損傷がほぼ確実で、さらなる難航は避けられない。まず、損傷をふさぐ対策が立てられているが、その前に周囲の放射線量を下げなければならない。ふさぐ作業が可能なのかどうかもわからない。熱を捨て続けるための新たな装置を設置するにしても、予想外の障害がありうる。

 東電はこうした個々の対策について、他の方法との比較もしつつ、もっと具体的な評価をし、公表してほしい。その前提として欠かせないのは原子炉や配管などの損傷具合だ。

 まあ、そういうこと。

 これに限らず、原発関連の情報は不足している。発電所から漏れ続けている放射性物質の量もわからない。工程表では3カ月程度で放射線モニタリングを拡大・充実するというが、もっと迅速に行い、情報をしっかり出していくべきだ。そうでなければ、住民が生活方針を立てるのに困る。

 核種の情報ないのかな。れいのcl38は測定ミスでした、とか出てこないのだろうか。ミスだろうという憶測だけが走っている状態なのだが。

朝日新聞社説 原発工程表―これ以上悪くせず前へ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 こうしたなかでの収束作戦である。なによりも強く求められているのは、これ以上悪い状態にしない、ということだ。

 そこはあれかな、「炉への伝言」かな。

 まず備えるべきは、不測の出来事だ。とりわけ怖いのは、先日の大きな余震のときのように外部電源が途絶え、注水が止まることである。

 工程表も余震や落雷などのリスクに触れ、外部電源系の補強を考えているようだ。この対策は急務といえよう。

 いやこれでしょ⇒NEWSポストセブン|米放射能等対処専門部隊「CBIRF」 福島へは行っていない

 社説に戻って。

 さらに、放射能源を封じなくてはならないのは1〜4号機のすべてで、これらの作業を同時に進めなくてはならない。

 東電原子炉メーカー、関連会社の人たちだけでは、とても追いつかないかもしれない。

 応援を含め、要員をどうやって確保するか。一線で働く人たちの健康をどう守っていくか。

 政府も、この工程表を受け入れる以上は責任が重い。

 じゃなくて、朝日新聞がこの工程表を評価してごらんなさいな。泣けてきて、暢気な社説書いてられなくなるよ。

 

追記

 ⇒時事ドットコム:米専門部隊が帰国へ=原発事故、危機回避と判断

 ということで、CBIRFは来週帰国。ということで、米国としても、最悪の事態の想定が終わった模様。

 まあ、本来なら、日本にそういう部隊があるべきなんだけど。

曇り

 さっきまで小雨が降っていた。ひんやりともするがだいぶ暖かくなった。

2011-04-18

今日の大手紙社説

 東電のBlue printについては、ちょっと思うことがあって、エントリでも書こうかと思ったが、つらくなってやめた。

読売新聞社説 原発事故工程表 もう「想定外」は許されない : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 こうした事態への備えも必要だ。今度こそ、「想定外」という釈明は許されない。

 無理だと思うよ。2号炉なんか復旧のめどもないんだし。

朝日新聞社説 トモダチ作戦―その成果を明日に向け : asahi.com(朝日新聞社):社説

 6月下旬にも予定される日米首脳会談を前に、両政府は新たな安全保障関係を探る同盟深化の協議の真っ最中にある。

 トモダチ作戦の成功を受け、これを関係再構築の糸口とし、信頼を確かめ直すきっかけにできないだろうか。

 もちろん政治的な取引と疑われるような問題のすり替えは禁物だ。なしくずしの妥協では、長期的にはマイナスだろう。

 よくわからないが、「普天間」のキーワードはなし。

曇り

 肌寒い。

 ファミレスなどで「営業中」という登り旗をよく見かける。なんの意味があるのか。深夜にも旗が風に吹かれているのか。奇っ怪に思っていたが、どうやら、省エネで店内が暗いので、営業していないとの誤解を防ぐものらしい。ちょっと驚いた。

 高校生を見ていて、同じ高校なのに女子学生の制服がまばらで、なんだろうと思ったが、ようするに自主的にみんな、なんちゃって制服を着ているということなんだろうか。

2011-04-17

今日の大手紙社説

 ⇒足並みそろわぬリビア介入  :日本経済新聞

 すでに反政権側の国民評議会を正統性のある代表として承認し、カダフィ政権打倒を目指す仏サルコジ政権と異なり、米オバマ政権は政権転覆を空爆の目的としていない。ドイツ軍事作戦に参加しない方針だし、トルコはもともと空爆に反対で政権側と反政権側の調停を模索してきた。達成する政治目標を共有しないまま反政権側に肩入れをする形の軍事介入を進める問題は大きい。

 大佐が権力の座から去り、流血が早く収まることが望ましい。そのためには軍事介入を批判する中国ロシアも含め、退陣を迫る国際的な政治圧力をさらに高める必要がある。

 まあ、そういうこと。ただし、退陣はないでしょう。

晴れ

 新緑が美しい。

 さっき更新したと思ったが日記に反映されていないので、再録。

2011-04-16

今日の大手紙社説

 特になしというところか。

 あまり関心がむかないせいもある。

日経新聞社説 元高を迫る中国のインフレ  :日本経済新聞

 中国の1〜3月の貿易収支は7年ぶりに赤字となったが、国際通貨基金(IMF)は来年の中国の経常黒字が過去最高に膨らみ、世界の不均衡も深まるとみている。インフレ抑制のためにも、世界経済の安定回復のためにも、中国は人民元相場上昇をさらに速める必要がある。

 このあたり要注意なんだが、どうもそこまで気が回らない。

読売新聞社説 原発「計画避難」 今後の見通し丁寧に説明せよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 高濃度の放射性物質による汚染が、従来設けていた避難区域の外でも確認されたためだ。長期間とどまっていると、被曝量が国際安全基準の年間20ミリ・シーベルトを上回る恐れがあるという。

 たぶん、読売新聞は事態がわかっていない。

晴れ・ログイン

 薄曇り。桜はあらかた終わり。もう4月中旬だしなあ。

2011-04-15

ブログサバト

 金曜日。五週間目。

 メア氏問題でもそうだし、石原問題でもそうだが、猛烈な政治的な意味の枠組みができてメディアと賛同者が騒ぎだし、そのヒステリーに疑念を抱く者を排除しようとする。私はそういう精神風土そのものが大嫌いだが、そういう私を、保守だとか石原擁護だとだと、なんだかんだと葬り去ろうとする鉄砲玉の攻撃を受ける。まあ、うんざりする。しかし、私にとって平和とは、正気を維持し、手順を冷静に見つめることであって、イデオロギーや偉い先生のご託宣に従うことではない。

 思想とは自立の思想である。

メア氏問題のその後

 本人談⇒【ビデオ】沖縄発言は誤解=米国務省メア元日本部長が反論 - Japan Real Time - WSJ

 実際の講義がどうであったかは、依然わからないが当人談話が聞けるのはよいことだ。

 びっくりしたのだが、あの流布された、5人で作成された講義ノートは講義後2か月後に作成されたとメア氏が述べていることだ。

 私はあのノートの信憑性はかなり薄いと見ている。いつ作成されたかもわからないし、作成された経緯、つまり原資料がどういう構成になっているかもわからないからだ。

 

追記

 読売新聞2011.3.11「[スキャナー]「ゆすり」発言 米、異例スピード更迭 沖縄、怒り収まらず」より。

 メア氏側は昨年12月に行った大学生への講義について「オフレコだった」としているが、結果的に発言内容は外部に流出した。一部の米メディアは、一連の動きの背景には、学生らが参加した沖縄への学習ツアーは、沖縄の在日米軍基地の閉鎖を呼びかける市民団体代表を務める日本人大学院生による企画だったことと無関係でないと指摘している。周辺によると、メア氏は、学生たちと反基地市民団体とのつながりについて、報道が出た後に知り、絶句したという。

 国務省筋によると、報道後の聞き取り調査で、メア氏は「私の発言の趣旨と全然違う」と釈明したという。

 発言録を作った米大学生は読売新聞の取材に、「5人の学生がとったそれぞれのメモを突き合わせており、間違いない」とする一方、「発言録は沖縄でのツアーを取材した通信社からの再取材を受け、1月から2月にかけて作成した」と述べ、講義から約2か月後に学生たちの記憶やメモに残っていた部分を再構成したものだったことを認めた。しかし、すでに日本国内でメア氏の発言が事実として伝えられ、沖縄県民反米感情には火が付いている。

 おそらくこのツアー⇒米軍基地戦跡訪問へ 米大学生ら意欲的討論 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

 同大学に通う猿田佐世さん(大学院生)が、米国で沖縄の基地問題の関心の低さに驚き、学生らに知ってもらおうと発案した。賛同者を集め、6月に大学に企画を提案、競争率の高い試験に受かり承認された。

 沖縄では南部戦跡普天間飛行場嘉手納基地などの米軍施設、辺野古の座り込み現場などを訪れる。沖縄国際大学の学生との意見交換も予定している。

 日本語を勉強し、沖縄のことを知ったというエリン・チャンドラーさん(大学院生)は「環境問題、特にジュゴン保護を気に掛けている。米国に、沖縄の平和への闘いを妨げる権利はない。米国の民主主義を信じている」と強調。県系4世のミヤギ・トーリーさん(3年)は「ワシントン東京には沖縄が見えていない。日本が重要な同盟国であるなら、沖縄もパートナーとして扱うべきだ」と話す。

 引率するデービット・バイン准教授は「外国軍の基地と隣り合わせで生活するということをどう思うか、学生に考えてほしい」と期待を込める。学生らは毎週金曜日に集まり、議論や旅程の調整などを行っている。旅費を稼ぐため構内でピザを売ったり、寄付金集めに奔走している。最近はウェブサイトも立ち上げた。アドレスはhttp://altbreakokinawa.blogspot.com/

 ⇒猿田佐世 - Wikipedia

 一部の米メディアか?⇒State Department Japan hand loses post as Campbell goes on Tokyo apology tour | The Cable

What Maher didn't know at the time of his meeting was that this was no ordinary group of American University students. One leader of the group was a Japanese activist who works hard to build opposition to any U.S. basing on Okinawa. That activist, Sayo Saruta, was one of two student leaders for the group of mostly American AU students and participated in the meeting at the State Department. Maher didn't know that the group was led by an anti-base activist until the memo was leaked this week.

 

The State Department could have known Saruta's agenda had they just done a little research. She is a very public critic of U.S. military bases in Japan. The website for the students' Japan trip identifies her as "the leader of the Network for Okinawa, an organization calling for the closure of bases in Okinawa."

今日の大手紙社説

 政治に救済をというのが社説的思考の枠組みなので、原発補償問題に視点が当てられてしまうのはしかたがない。現時点での補償は必要だが、安定化していない現状、まだまだ危機状態にあるということを新聞社も失念しているという風景なのだろう。

薄曇り

 次第に暖かくなる。桜も終わりというか、花吹雪のなかでぼうっとする。

2011-04-14

日記はどうしちゃったんかというと

 たぶん、書く時間のリソースツイッターに分散されているというのもあるかもしれないし、ワークベンチで情報検索という行動様式が減ってきたのでそのついでなんか書くというのがなくなってきたからか。

 ということで、はてなアプリを入れて、モバイルで日記でも書くかなとも思う。

 あと、先日のはてぶの仕様変更以降、どうもはてなが遠くなった感じはする。この仕様変更自体はよくわからないが、罵倒などがサプレスされてきたようにも見えるのでよかったのではないかとも思うが。

今日の大手紙社説

 子供の臓器移植が話題ではあるが、ぴんと来ない。それではいかんようにも思うが、子供と限らず臓器移植の問題はわかりづらい。

晴れ

 桜も大分散ってきた。これから八重桜の季節になる。

 泳ぐ量を少しずつ増やす。

2011-04-13

今日の大手紙社説

 INES 7レベルと前田恒彦被告実刑が話題。前者は日本国がそう認定したということでいわば国策、後者は地裁判決なんで上告があればなんとも言い難い。

 INES レベル7を隠蔽していたという議論もあるようだけど、試算のデータが隠蔽されていたとも思えないがなあ。

晴れ

 肌寒い感じはする。

 日本はこれからどうなるのかなあと不安な気持ちはある。

2011-04-12

今日の大手紙社説

 特になし。あまり関心が向かない。

晴れ

 風が少し寒い。

2011-04-11

今日の大手紙社説

 特になし。

 知事選は石原圧勝。8時ジャストに当確だなと思っていたが、そのとおりだった。

晴れ

 暖かくなりそうだ。

2011-04-09

今日の大手紙社説

 特になし。自分の読む側の感覚かもしれないが関心向かない。

曇り・ログイン

 風が強いと桜の花びらが散る。

2011-04-08

曇り

 昨晩の地震は驚いた。揺れが余震っぽく、東海地震ではないなあと思っていた。

2011-04-07

今日の大手紙社説

 特になし。

曇り

 20度くらいの気温になるらしい。もう木曜日か。

2011-04-06

今日の大手紙社説

 特になしといえば特になし。

毎日新聞社説 社説:震災国債 日銀引き受けを排す - 毎日jp(毎日新聞)

 非常時には平時とは違った対応が必要だ。それは分かるが、何をやってもいいということではない。日銀引き受けには反対だ。

 国債の増発は避けがたい状況だろう。しかし、日銀引き受けは国債の急落(長期金利の上昇)や国債の格付けの引き下げ(国の信用の低下)をまねくおそれが強い。さらには資本の海外逃避も懸念される。金融機関の中には長期国債を大量に抱えているところが多く、国債の値下がりは経営を直撃し金融システムの安定性を脅かしかねない。

 そして何よりもインフレの引き金をひきかねないのがこわい。年金生活者の暮らしは破壊されてしまうだろう。財政法は第5条で日銀引き受けを禁止している。戦時中の日銀引き受けで戦後、大インフレが起きた苦い経験を踏まえてのことだ。

 しかし、ただし書きで「特別の事由がある場合において国会の議決を経た金額の範囲内ではこの限りでない」としている。日銀引き受け論者は今回の震災を「特別の事由」に当たると主張するが、これまで指摘したように副作用が大き過ぎる。

 おもしろいのでクリップ。

読売新聞社説 原発汚染水 冷却機能の回復で放出止めよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 第一原発では、核燃料の過熱を防ぐため、原子炉1〜3号機に外部から1日当たり500トン程度の水を注入している。一部が原子炉の損傷部などから漏れ出し、施設内に大量にたまりつつある。

 これなのだが炉の音頭はこの注水によって保たれているのかやや疑問。すでに炉心の大半は露出していて、注水の効果は限定的ではないのか。

朝日新聞社説 食の安全―対策は素早く幅広く : asahi.com(朝日新聞社):社説

 これだが、朝日新聞社説には具体的な話が含まれていないが、すでに野菜と同じ200ベクレルという暫定基準になり、それ以下なら短期には健康被害はないとされているが、これはおかしな話で、元来の暫定基準は、野菜・水・その他の三分類で、その他に2000ベクレルがあったので水産物を突っ込んだということなので、実はその他が消えてしまったか、2000ベクレル足が出ている。

 つまり、すでにかなり奇妙な話になっている。

 

追記

 200ベクレル→2000ベクレルに訂正。

 参考⇒NHK「かぶん」ブログ:NHK | 取材エピソード | 「藤原解説・放射性物質流出・海への影響は?」

朝日新聞社説 低汚染水放出―政治がもっと責任担え : asahi.com(朝日新聞社):社説

 それだけに今回、放出に踏み切った理由と今後の対策について、国際的にもより厳しい説明責任が求められるはずだ。

 隣国の韓国は「事前の協議がなかった」と反発している。

 それでなくとも厳しさを増す国際社会の視線に鈍感すぎるのではないか。

 菅直人首相自らが会見し、経緯や状況、決断の根拠を詳しく説明すべきだった。

 これはそう思った。対外的に大きな意味を持つので。

 その際、前面に立つべきは、やはり原子力安全委であろう。事故発生以来、その存在感は薄いが、安全のお目付け役としての本来の役割を果たしてもらわなければならない。

 これも私もそう思っている。

晴れ

 学校が始まる日であろうか。入学式なども多いのだろう。

2011-04-05

今日の大手紙社説

 特になし。というか、あまり気が乗らない。

 汚染水の放出ががっくりきた。緊急性が理解できない。ピットの問題とは、問題として見れば独立しているのが報道上は同じ文脈に見えるのも気持ち悪い。

 東電社員が泣いているのも、気持ちはわかるが感情が制御できなければ他の人に代わってもらうとかできないものかと思った。

日経新聞社説 混乱防止へ「食品・水」規制の運用詰めよ  :日本経済新聞

 だが農産物と水でなぜ条件が違うのか。自治体で違う検査の頻度を合わせ、測定の誤差をどう減らすか。政府は測定法や数値がばらついたときにどう判断するかなどの指針もつくり自治体に示す必要がある。

 食品や水の放射性物質の規制値は国や地域でまちまちだ。日本は水などの規制値では米国より緩いが、牛乳では北欧諸国の方が日本より緩い。各国が社会や経済への影響を配慮して規制値を決めている。日本の暫定規制値も原発事故が落ち着いたときには、社会や経済への影響も踏まえた議論と見直しが必要だ。

 WHO文書は読まれてないのかな。

晴れ

 火曜日、と。

2011-04-04

今日の大手紙社説

 特になし。

 コートジボワールが予想どおりひどいことになっている。

 あとポルトガルね。

 ⇒ポルトガル、国債利回り高止まり 政治空白で  :日本経済新聞

欧州国債市場の緊張感が高まっている。ポルトガルの資金調達が一段と困難さを増しているためで、1日の市場では同国の10年物国債利回りが8.7%程度と通貨ユーロ導入後の最高水準で高止まり。首相の辞任表明による政治空白が投資家離れを加速させており、4〜6月に最大70億ユーロ(約8300億円)を予定する国債発行の行方に注目が集まっている。

 クルーグマンの予言という感じかな。

日経新聞社説 安心・安全の信頼を世界で取り戻すには  :日本経済新聞

 もうちょっと具体的にCODEX基準とか見ながら議論したほうがいいと思う。

 基本的に日本は緊急時の基準なので平時基準の国からは厳しい目を向けられてもしかたがない。そのまず基礎を議論して風評問題と展開しないと空回り。

毎日新聞社説 社説:センバツ閉幕 日本復興の出発点に - 毎日jp(毎日新聞)

 春はこれでいいんだけど、夏はなあ。夜間シフトか秋にずらすとかしないときついのではないかな。

朝日新聞社説 岐路に立つ電力文明―持続可能な暮らし求めて : asahi.com(朝日新聞社):社説

 各種原子炉の特性や発展などをすっとばしてどうしてこういう大上段の概論をやりたがるかなあ。

晴れ

 2日続けて泳いだがさして疲労感はなし。少しずつエクササイズ量が増やせるか。

 桜がきれいだ。

2011-04-03

今日の大手紙社説

 特になし。

毎日新聞社説 社説:震災後の景気 消費で日本を支えよう - 毎日jp(毎日新聞)

 消費の落ち込みが軽度ですめば、設備投資や採用を手控えていた企業も少しずつ動きだすだろう。何かと政府や日銀に「対策」を求めがちだが、実は今ほど、私たち一人一人の意識や行動が景気を左右する時はないのである。

 はいはいはい。

曇り

 花曇り、花冷えという言葉がうかぶ天気。

2011-04-02

今日の大手紙社説

 特になし。

 いくつか相撲の話があるようだが関心なし。

晴れ・ログイン

 桜がほころびはじめる。けっこう咲いている木もある。

 昨日に続けて水泳。

2011-04-01

ブログサバト

 金曜日もまためぐってくるのであった。ホサナ。

今日の大手紙社説

 フランス米国からの原発事故支援の話は多い。儀礼的な内容で特に読むべきものはない。

 まあ、あのままよくわからん放水しているのを他国も見ているわけにもいかないというのもあるだろうな。冷却化はわかるが、炉は干上がっていて炉の冷却とはもう関係なさそうだし。

 日本の報道を見ていると、放射能も収まって沈静化に向かっているようなムードがある。まあ、そうであってほしいが。

朝日新聞社説 福島原発危機―世界から力を借りて : asahi.com(朝日新聞社):社説

 まあ、こう書くしかないか。

 昨日はたまたま、サルコジ大統領と菅さんの声明の一部をリアルで聞いた。菅さんが存外に元気そうでよかった。サルコジ大統領は、原因は津波でありみたいなことを言っていた。フランスには津波はそれほどないからな。MOX燃料をアジアに売らないといけないし、ここで日本を救済しとけば中国市場に大きな足がかりにもなるし。

快晴

 四月一日。なんのことないかのようにこの日がやってくる。

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