finalventの日記

2011-07-31

終風日報編集後記 世界というもの

 ロケスタ社長さんが結婚したというツイートがヘッドラインに上がっていた。私はこの人を知らないが、ブログを長くやっているのでなんとなく見かけているという印象があり、ブログのエントリも読んだ。おめでとう。▼「誰のために世界をよくしたいのか、というときに、それをわからせてくれたのが彼女でした」と、感動的に聞こえるが、その言葉が意味するものは私などにはわからない。私にわかるのは、それが私には理解できないことと、原理的に理解しづらい面があること。後者はいろいろ考えてきた。▼「世界」というのは共同幻想の領域にあり、「彼女(恋人・愛人・妻)」というのは対幻想の領域にある。この幻想は交わらない。交わらないがゆえに、人は後者を基点に生きていける。人は後者を基点に生きていくのが原型と言ってよい。▼世界にどう向き合うかということは、恋人に向き合うことの残余から出てくる。世界というのはそういう派生の形で捉えるときに本当の姿を現す。簡単にいえば、男は女房・子供のためだけに生きればいい。女房・子供のために生きるというのはどういうことなのか腹の底からわかった人間だけが世界を掴み直す。

今日の大手紙社説

 特になし。

 ⇒‪自民党議員の追及に海江田経産大臣が号泣(11/07/29)‬‏ - YouTube

 嘘泣きということはないけど、自分に酔っている印象はあるなあ。この人も政治家に向いてない。

毎日新聞社説 社説:論調観測 中国の高速鉄道事故 安全軽視に厳しい目を - 毎日jp(毎日新聞)

 毎日は、国威発揚の体質と構造的な汚職を結びつけ、それが今回の事故の根底にあると論じた。前鉄道相、前副技師長らが総額二千数百億円相当の賄賂を建設業者から受け取った容疑で逮捕された例を紹介。「事故原因の徹底究明とともに汚職体質の改善が必要」と根っこからの改革を求めた。

 違うんですけどね。エントリ書きますかね。

朝日新聞社説 北朝鮮の核―ウラン濃縮中止が先だ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 1年7カ月ぶりの米国北朝鮮による高官協議のことだ。予想されていたが、互いに立場を主張し、相手の出方を探りあう段階にとどまったようだ。

 とはいえ、北朝鮮をめぐる問題が対話モードに入ったのは、いいことである。

 なんかなぁ、朝日新聞

 金正日体制を守るための武器であり、かつ交渉カードでもある「核」を北朝鮮は簡単に手放さないだろう。

 ならば、6者協議にかかわる日米韓中国ロシアは、北朝鮮に核がない方が得だとわからせるゴールと、そこに至る道筋を描いていかねばならない。

 分断政策と資源の利権はさほど益はないですよと中国が理解したほうがよいのだけど。

曇り

 夜中に強い地震があり目が覚め、しばしようすを見て、時計をみると3時55分だった。震源の速報を見ると福島らしい。よからぬ思いがよぎったがまた眠った。朝、その後を知るに地震での大きな事件はなし。

2011-07-30

終風日報編集後記 障害者のいる風景

 ヘッドラインに「障害児が増えている」という2ちゃんねるの話が上がっていた。よくある井戸端会議でもある。障害児が増えているかについては公式な統計がどうなっているのかわからない。▼私はわけあって若い頃に障害児をたくさん見てきた。関わりもした。あまり関わりを持たなくなった今にしてみると、不思議な光景にも思える。そこに普通の日常があり、そしてそれと違和感なく壮絶な不運と悲惨が同居していた。▼障害によってどの時期に障害児であるかがわかる。ダウンからLDまでを考えてもその幅はわかるだろう。そしてその時期にそれぞれ若い親の苦悩がある。そしてわかると親の人生は決定的なものになる。▼街中を歩いていて、あれは中年になった障害児を老人が連れているのだなと見かけることがある。そういう目をもたないでいると、中年の男女が親を連れているように見えるようだ。▼親が亡くなればその子がどうやっていきていくかはわからない。個々のケースにあたっていくとどうにもならない。そのまま親が生きてくしかない。親も死にきれない。

今日の大手紙社説

 原子力安全保安院が公開シンポジウムで「やらせ質問」を電力会社に依頼していたという話だが、なんか今更びっくりするような話でもないと思うが。というか、原子力に限ったことでもない。各種審議会なんか、やらせ進行だし、やらせ委員ばっかり。

毎日新聞社説 社説:保安院もやらせ 信頼の底が抜けた - 毎日jp(毎日新聞)

 今更言うようなことでもないと思うが。

 この件については、ネットでしこたま叩かれている武田邦彦先生が早々に指摘していた。武田さんの問題はいろいろあるが、慧眼もあるんで、そういうところに着目すれば、今更の議論でもなかったように思うが。

朝日新聞社説 エネルギー政策―客観データの公開を : asahi.com(朝日新聞社):社説

 政府がそんなデータを持っているという前提なんだろうか。

 朝日新聞社が試算してもいいのではないかな。率直にいって、社説ブログレベルな印象だが。朝日新聞社というリソースを生かした社説でないと。

曇り・ログイン

 新潟福島で大雨の被害が出ている。関東にはあまり雨はない。蒸し暑い。

2011-07-29

終風日報編集後記 伊良部秀輝(42)、自殺

 本紙にもあるが、伊良部秀輝さんが死去。自殺らしい。私は彼については通り一遍のことしか知らないが、自殺とは穏やかな話ではない。▼そして42歳。厄年である。ああ、厄年か。厄年は迷信ではあるが、経験的な知恵と言えないこともない。儀礼的な厄払いなどまったく意味はないが、人生の半ばで生き方が問い直される時期はそのころに来る。▼「子曰く、後生畏るべし」は人のよく知るところ。40歳を超えたあたりでなおそう思う。これに続けて孔子は言う、「四十五十にして聞こゆることなきは、これ亦畏るるに足らざるのみ」▼40歳、50歳になって世に聞こえざる者は畏敬するまでもない。青雲の志が潰え、凡々たる人間となって生きていく。否定的な言葉にも聞こえる。▼「方法序説」の正式名は「理性を正しく導き、もろもろの知識の中に真理を探究するための方法序説」と言う。たいそうな書名ではあるがデカルト匿名で書いた。41歳の時である。彼は大きな名を残すに至るが、その年の彼は四十にして聞こゆることなく世に隠れようとしていたものだった。

今日の大手紙社説

 特になし。

朝日新聞社説 震災遺児2千人―私たち皆で支えてゆく : asahi.com(朝日新聞社):社説

 泣きたいだけ泣いていい、とありのまま受け入れる。いつだってそばにいるよ、と伝える。そんな心のケアが必要だ。

 「心のケア」か。残酷な響きに私などは思えるが。

 社会を見渡すと、親のいない子、一人親の子を取り巻く条件は、かつてなく厳しい。

 かつても厳しいものでしたよ。

曇り

 蒸し暑い。時の流れは早いといえば早い。

2011-07-28

昨日のお金の話の補足だけど

 現実は、30代以降の大人の男と大人の女のカネを巻き込んだどろどろした世界があるばかり。だから、意外と、恋愛とかしっかり考えることにカネの問題が従属したりする世界になると思うよ。

 ちょっと補足しておきますよ。簡単なことなんだけど。

 僕の知人に東大出て一流会社に入って美人の奥さんもろって家建てて子どもが生まれてと順風満帆なやつがいて、長く疎遠だったけど、再開したら離婚していた。なんで離婚したのと聞くと、君もいずれわかるよと答えた。家と子どもは引き取ったらしい。ローンについても解決したそうだ。賢いやつだったからなとは思った。

 どういうことがあったか、お金の流れを見るとだいたい想像は付くので書くまでもないし、その後、彼は幸福な再婚をしている。

 で、と。ここから一般論だが、家を建てて子どもができてからの離婚は、お金にすごい影響をもたらす。あたりまえだけど。20年くらいは続く。億単位の借金くらいのインパクトはある。

 ここから導かれる教訓は、先の引用のとおりということだが、逆もある。

 きちんとカネを稼ぐかみさんとか、貧乏でも幸せにやりくりできるかみさんというのがいる。これはけっこういる。当然だが、これは夫の側にもいえる。

 世の中の人というのは、大手企業の労組とか公務員でもなければ、カネというのは世間様からいただいているという倫理がしっかりしてないとやっていけないし、そこがしっかりしていれば、生きていける。相応のカネが回って生きていくもの。そしていずれ死ぬ。

 とかいうと、20代の人をスポイルしているみたいだから、説教も足しておくと。

 「菜根譚」という本がある。

 中国4000年のヴェジタリアンフード・レシピの本だ。英訳すると、"Vegetable Roots Full-course"

 な、わけない。

 私のようなしょぼい凡人がいかに生きるべきかを書いた最高の古典である。

 で、なぜこれが「菜根譚」なのか。

 朱子「小学」善行第六に言う、「汪信民、嘗って人は常に菜根を咬み得ば、則ち百事做すべし、と言う。」

 大根のしっぽを囓って生活できる人間になれば、なにごともなしうる、というのである。

 私の解釈はちょっと違って、繊維質やミネラルの多いゴボウとかきちんと食べなさいである。

 ゴボウ、大根、蕪、こうしたものが20代のころからきちんと食卓に上るというのがカネより大切だと。

終風日報編集後記 慈善団体か税か

 トップニュースが微妙だった。率直なところこれがトップニュースという新聞はまずいのでさらに出力調整したい。▼苫米地英人博士は言う、「日本で著名な慈善団体でさえ、会計報告を見れば実際に利用されているお金が非常に少ない団体があって、寄付金の多くは職員の給料や設備に使われている。つまり彼らはビジネスをしているだけなの」▼これはとても微妙な問題だ。震災前の話題になるが、タイガーマスク現象のおり、なぜ既存の寄付団体が機能していないかに見えるか少し調べてみた。だいたい傾向はわかった。問題といえば問題だが非難しづらいものがあった。▼苫米地博士は言う、「自分のお金を他人のために役立てたい人は、寄付する以前に、税金を納めるべきだよね」▼ここも微妙な問題だ。基本的に税を小さくすることが国家の肥大化を抑える。国家の肥大化は管理機構を巨大化させ社会に国家寄生の権力階層を生み出す。しかし、税を一律に小さくすればよいわけでもない。▼こうした問題は基本と実態がなければ議論できない。苫米地博士のように例と概論では混乱した話になる。

今日の大手紙社説

 特になし。日経インド経済の話が話題としては面白かったが切り口は普通だった。

涼しい

 雨もあるのだろうか。国際ニュースも目立ったものはない印象だった。

2011-07-27

20代で知っておきたいお金のこと

 釣られて⇒20代で知っておきたいお金のこと の要点まとめ〜ブクペ〜

 まあ、つまらないことが書いてある。

 ので、もうちょっと実用的な話でも。

 「20代で知っておきたいお金のこと」で重要なのは、親のカネことですよ。親がどういう資産と消費傾向をもっているかということ。20代は、親なんて「私のことじゃねーし」とかまだお子様みたいな幻想持っているから。

 若い世代の「お金について背負っているハンディの金額」なんかいくら気にしてもさしてどうにもならないので、くだらないルサンチマン描くより現実的に考えたほうがまし。正義に拘泥していても現実の自分の人生はさしてどうにもならないもの。

 「20代で貯金ゼロだと、一生お金が貯まらない」は大嘘。20代ならまだ自分に投資しないとその先細るばかり。ではどうやって投資するかというのが課題。つまり、そのカネどうやって捻出するのいうこと。これはこれで大きな問題。でも別問題。

 カネに懲りるのは20代でやっておくと吉。年代が上がるにつれ、厳しくひどくなっていく。難しいのは成功に見えるとき魔が潜むこと。世間に見えるのは成功者なんで、なんとなくやってけそうな気がするけど、地獄というのはあるもんで、見ておくほうがいい、というか、普通に親族見渡せば一人くらいはいるものでしょ。

 「逆に住宅や車などの大きい買い物にはしっかり時間をかける」は当たり前というか、30代の問題。これは前にも書いたけど、30代に2000万円くらい損するのは覚悟と決めたほうがいい。人生は過ぎていくものだから。(もうちょっというと2000万円くらいの原ナマといのを手に触れてみるといい経験だよ。)

 「貯金100万円!20代なら、まずここから始めよう」ではなく、そのカネが必要なら貸してくれそう人を探すか、借りる算段を考えたほうがいい。なんのためのカネかわからないカネをためるのは自己不安のバーターでしかなく、結局ネガティブな意味での保険にしかならない。実際、それではあまり保険にもならない。小ガネというのは幻想がしがみついて結局その幻想で空しく消えてしまうもの。

 「これからの時代に必須の3大ビジネススキル「英語」「ITスキル」「プレゼン能力」」 英語はできたほうがいいけど、どのくらいができるか目安があったほうがいいかもしれない。これ泥沼みたいな世界だから。ITスキルは不要。プレゼン能力も不要。ITは変わっていくし、プレゼン能力は自分のパーソナリティにあわせて現場で身につけていくものだから。ではどんなスキルが必要かというと、昔遠藤周作が言っていたけど、「屈辱に耐えること」。若い頃は自我が肥大していて矛盾しているから。屈辱に耐えていたらひどい目に遭うとかべたな批判されそうだけど、現実には逆で、脊髄反射しないほうが現実対応が取れる。「あ、それって屈辱じゃねーや、こいつらアホだわ」って冷静に至るクッションにするのな。

 「結婚式にかかるお金の平均は200万円」それは家柄とか知性によりけり。「子供1人にかかるお金は3000万円」まあ、そうなのかもしれない。ただ、親子というのをカネで算段するのは特定の階級の志向ではないかな。こうした問題はまさにどう生きるのという命題に従属する。

 「保険は積立型ではなく、掛け捨て型を選ぼう」まあ、それはそう。なので、具体的には捨てカネのキャパは決まるでさほど考えるほどの問題でもない。

 「老後に必要なお金は3000万円」これもいろいろ条件がある。20代に老後をどう考えるかというのは、案外難しい。関係ないと思っていたり、こんなふうに数字だけ浮いたりする。現実生きていくと、あたりまえなんだけど、20代のころの自分が50代に生きているわけではなく、それなりにいろいろ人生はボロボロになってくる。で、そのなかでどう生きるのかという話になる。

 「投資は「社会を豊かにする」行為」かどうかはわからない。原則論でいえば、邱永漢先生も言っていたけど、好景気でないときには凡人は儲からない。凡人の儲けというのは、知性の余計な分の対価というくらい。

 最後に。

 なんだかんだ言っても、まだまだ現代の20代の人は、つまり俺が親くらいの世代なわけだから、サラリーマン日本体制の家庭のなかで育っているので、頭が旧社会的。そんなこと言うと無駄な批判されるかもしれないけど、親のカネの循環とか読めてないとしたらやっぱりそう。

 これからの日本がそんなサラリーマン体制でやっていけるかというとそんな幻想持っているのは大手企業の労組左翼と公務員くらいなもの。

 現実は、30代以降の大人の男と大人の女のカネを巻き込んだどろどろした世界があるばかり。だから、意外と、恋愛とかしっかり考えることにカネの問題が従属したりする世界になると思うよ。

終風日報編集後記 他者をメディアとする風潮

 紙面の話題がまばらな印象を受けた。それはそれでよいのだが、ニュース性に乏しいようにも思えたので微調整した。先日はもうちょっと大人っぽい艶みたいなトーンが出るといいかといろいろ調整したが無理だった。▼このところ個人攻撃というのでもないが「私(finalvent)」への評価を向けてくる人が少し増えている。私の提起した具体的な議論への批判なら具体的な対応も可能なのだが、それをすとっばして「私」が話題になるのには対応しようもない。ご自身のブログでfinalvent論でも展開されたらよいのではないか。▼矛盾した言い方になるが、私にはさして自己主張はない。政治思想などもあまりない。つまり凡庸なブロガーなので、そんなに私などを話題にしてくださらなくてもよい。が、そうは見えないのだろう。というあたりで、なにか、他者をメディアとして自分を主張したいのではないだろうか。▼自分に主張したいことがあれば、インターネットで主張できる世の中になった。ところが実際にはそうはいかない。そして、自己主張しているかに見える「人」というのがあたかも幻想のメディアのようになっていく。つまりメディアを求めるという気性がある。なるほどそれでは自己主張の内容があるわけもない。

今日の大手紙社説

 特になし。

 米議会の紛糾だが、なんとなくオバマが正しいような空気を醸成したいような傾向を感じられるが、民主党のやっていることもどっちもどっち。

日経新聞社説 対岸の火事でない「一人テロ」  :日本経済新聞

 「一人テロ」という視点は悪くないと思うが。

 テロを力だけで抑え込むことはできず、とりわけ組織のない一人テロは取り締まりや抑止が難しい。まずは警察当局などが、爆弾の材料となる薬品の流通を監視・規制するといった地道な対策に取り組むしかないだろう。加えて、ネット上などで展開される極端に過激な主張には社会全体がもっと神経質でありたい。

 ここは現実と違っている。今回の容疑者の1500ページの文書の大半はコピペでしかも、過激な主張だけをまとめたものではなかった。その点を極論するなら、過激な主張が過激な行動を生んだとも言い難い。また、過激な部分にはユナボマーもあったが、あれを最近の展開というのは無理がある。

朝日新聞社説 復興財源―所得税、法人税を軸に : asahi.com(朝日新聞社):社説

 消費税はひとまず脇に置き、所得税と法人税を軸に検討してはどうか。被災した人や企業を対象から除きやすいし、所得税を納めていない低所得者や赤字企業は負担を免れる。

 この二つの税についても、震災前からの課題を整理しておく必要がある。

 今年度から実施する予定だった税制改革案は、与野党対立で中ぶらりんのままだが、具体案が示されている。所得税は一部の控除を縮小して課税を強化する。法人税では時代遅れの特別措置を縮小・廃止しつつ、税率自体は引き下げる。

 国の財政難を考えると、所得税の増税はやむをえまい。一方、厳しい国際競争にさらされている企業の負担は軽くし、国内での雇用を守ってもらう。

 その上で、復興財源のためにそれぞれ臨時増税分を上乗せする。こうした二段構えで検討を進めることだ。

 そのほうがまだよいと思う。もちろん、これはこれでいろいろ問題はあるだろうけど。

曇り

 蒸し暑い。水曜日。

2011-07-26

終風日報編集後記 政治の文脈に置き換えることは理解ではない

 オスロ事件の話ばかりで申し訳ないが、死者数が93人から76人に訂正され、ある種、感慨があった。乱射事件で68人、爆弾テロ8人であった。依然多いことに変わりはないが、我々がいかにこの事件について知らないかを知る機会でもあった。▼終風日報には上がってこなかったが、読売ノルウェーテロ容疑者、「理想の国」日本や韓国」(http://goo.gl/YLmE8)で「「いま、最も会ってみたい人々」としてローマ法王ロシアのプーチン首相を挙げた。「次に会ってみたい人々」としては日本の麻生太郎・元首相など4人を挙げた」という報道があり、これをネット右翼とかに結びつけるツイートなども見かけた。▼容疑者はテンプル騎士団を模し、原文では教皇が筆頭にあるなら、これは異教徒の国のクリスチャンだろうくらいの想像は付かないものか。麻生太郎は李明博と並べられていたが両者クリスチャンである。▼ガーディアン社説(http://goo.gl/Yw6I5)に、私たちはノルウェーの民主主義が抱える問題よりも、容疑者の精神異常性を考えたほうがいいという主張があった。今回の容疑者は裁判が不能なほどの精神疾患ではなさそうだが、事件を政治問題に還元して理解したことにするのも現代社会の精神の歪みであろう。

今日の大手紙社説

 捜査資料漏えいを読売が扱っていた。民主党政権でなければ大きな問題になったのではないか。

 中国鉄道事故朝日新聞以外取り上げていたが、さして読むべきないようもなかった。

 オスロ事件のその後のフォローはなし。

朝日新聞社説 南スーダン―国造りを手助けしよう : asahi.com(朝日新聞社):社説

 これも変な社説

 いま、現地の治安情勢はどうなっているのか。それを見極めることを大前提に、今度は部隊派遣も検討すべきだろう。いったん活動に加われば、長期化は避けられそうにないという実情も踏まえ、しっかりとした対応を考えるときだ。

 多くの日本人にとって、アフリカは遠い世界かもしれない。しかし、豊富な天然資源と10億人を擁する大陸は近年、著しい成長を遂げている。将来性を秘めた地域で、平和構築のモデルともいえる事業に貢献をすることは、日本にも有益だ。

 もちろん、求められているのは自衛隊ばかりではない。

 教育や医療、食糧自給率を高めるための農業支援、行政官や法律家など国を担う人材の育成といった文民支援は幅広い。日本が得意とする分野であり、実力を発揮できる。

 南北のスーダン間では、石油収入の分配や国境線の画定など未解決の問題が残っている。南北の対立を再燃させないよう、南だけでなく、北を含む地域全体への目配りをしつつ、新しい国造りを応援する。

 そんな国際貢献ができれば、大震災で支援と励ましを寄せてくれた国際社会に対する、何よりの恩返しになるに違いない。

 書いてて矛盾も疑問も感じないのだろうか。

 社説を書くなら、「現地の治安情勢」をできるだけ踏まえたらどうなんだろ。で、「石油収入の分配や国境線の画定など未解決の問題」が物騒な衝突を起こしかねず国連が動いているのに、「求められているのは自衛隊ばかりではない」と来る。

 そもそもこの社説、スーダンをアフガンにしても成立するありげなテンプレでしかないし。

 で、と。

 なぜこっちを社説にできなかったのだろう。

 ⇒安保理 アフリカ干ばつで声明 NHKニュース

 国連安全保障理事会は、アフリカ東部のソマリアなどで起きている深刻な干ばつについて協議を行い、現地の状況に深刻な懸念を示したうえで、緊急支援を行うための資金の拠出を各国に呼びかける声明を発表しました。

 この問題で安保理は、25日非公開で協議を行い、協議のあと、今月の議長国ドイツのウィッティヒ国連大使が記者団の前で、報道機関向けの声明を読み上げました。声明は「安保理は、ソマリア南部飢餓状態と、周辺でも起きている栄養失調の問題について深刻な懸念を表明する」としたうえで「危機をこれ以上深刻化させるのを防ぐために、国際社会が結束することを促す」として、各国に速やか資金の拠出を呼びかけています。また声明は、ソマリアのイスラム過激派組織が現地での国連の活動は認めないとしていることなどを踏まえて、現地のあらゆる勢力に対し、人道支援活動を妨げないよう促しています。

曇り

 意外と涼しい。むしろ少し寝冷えしたかもしれない。

2011-07-25

終風日報編集後記

 トップニュースが「読売巨人のマスコットが阪神のマスコットを寝取る」となごみ系になった。もう少し硬派に絞るべきか悩むところ。しかし、こうしたところがツイッター新聞らしいとも言える。▼オスロ惨劇の話が続くが、昨日犯人と目される人物の1500ページもわたる論文ダウンロードしてぱらぱらと捲ってみた。英語で書かれていた。爆弾の作り方なども執拗に書かれていたり、パーソナルな写真などもありと雑多な印象であり、なにより書籍としての全体構成はなかった。▼日本についての記述があるものかと捲っていくとそれなりにあるのだが、韓国台湾とペアになっていて日本の独自性についての考察はない。もちろんそれでもよいのだが、反イスラムのくくりがインド圏・中華圏にも及んでいる。たしかに右派でありキリスト教原理主義と言えないこともないが、ナチ的な民族妄想とは違って、ある種の文明論的な考察でもあった。▼それは思想的な事件なのか?そういう問いをおそらく多くの人は立てたくはないだろうが、欧米でのこの扱いは、そこに思想が潜まれているのかという解析に向かっている。現状ある程度わかっていることは、この「思想」は彼の独創というより、ある種の文明史観コミュニティー産物に見えることだ。

今日の大手紙社説

 特になし。

 オスロ虐殺の話はなし。

 地デジの話は日経などに少しあったが、さしたる論ともいえず。

毎日新聞社説 社説:英紙盗聴事件 大衆を裏切った大衆紙 - 毎日jp(毎日新聞)

大衆の味方だったはずの大衆紙が大衆を裏切り、一般の人々を敵に回したのが今回のワールド紙の事件だ。廃刊によって168年の伝統を捨てるという代償は、自ら招いたものといえるだろう。

 大衆紙が狙うのは大衆の関心であり、裏切るというならその関心への裏切り。そう見るなら、まさに大衆紙のあっぱれな末期。

 廃刊もまた、マードック氏の経営が生きている証拠。TBSは今日死にましたといって生きてつづけるよりはまし。

朝日新聞社説 中国鉄道事故―背伸びせず原因究明だ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 野坂昭如が、新幹線の事故を予言しつつ、ついに当たることがない。中国のこの事故のようなものを想定していたのだろう。

 新幹線と原発は似ているところがある。前者も以前はまた嫌われている面もあった。

 中国のこの事故についてだが、いろいろ語りやすいせいもありいろいろ語られているが事実は意外に少ない。つまり、実際にはなんとも言い難い事故。

晴れ

 昨日も結局ある程度風があってすごしやすかった。

 7月25日、もうそんなになる。

2011-07-24

終風日報編集後記

 オスロテロ事件だがその後死者数は92人となった。向き合った一人の人間にそれほどの人間が殺せるものだろうか。もちろん死者数を疑っているのではない。爆弾でもなければ殺される側も必死に逃げるだろう。その光景のリアリティへの非現実感である。▼オウム真理教事件が起きたとき、思想家吉本隆明はその無差別性に着目した。無差別の大量殺人というのは思想的な事件なのだと。そしてその背景に潜む善悪の根源的な問題を思索したが、人の理解は得られているふうはなかった。▼オスロのテロでは無差別の殺人ではない。極右と報じられてもいるが政治的な文脈も読めないわけではない。ただ、そこで意味を了解し、銃の規制や社会の問題に帰着させることがこの問題を考えることではないだろう。

今日の大手紙社説

 オスロテロを朝日と毎日が同じような視点で取り上げたが、拙速感は否めない。

毎日新聞社説 社説:オスロ連続テロ 「冷血の惨劇」許さない - 毎日jp(毎日新聞)

 だが、反発の対象が何であれ「異議申し立て」の手段として市民を無差別に殺すことは許されない。9・11以降、そうした邪悪な行為が広がりを見せているのは憂慮すべきことだ。

 これも拙速。

 ⇒アリゾナ州乱射事件はどのような他山の石と見るかが問われる: 極東ブログ

 日本ではあまり報道されていないが、これは精神疾患者という線がその後も濃くなった。

朝日新聞社説 ノルウェー―テロの暴挙に屈しない : asahi.com(朝日新聞社):社説

 若者の自由な討論を流血によって砕き、政府の中枢機能を暴力で壊そうとした。許し難い暴挙である。

 成熟した民主主義国でおきたおぞましい政治テロだ。同じ時代に住む私たちは、現代社会の街なか深くで暴発の芽が育たないよう、ひずみを知り、英知を集めなければならない。

 か、どうか現時点ではよくわからない。

 「現代社会の街なか深くで暴発の芽が育たないよう」というのが「ひずみ」を生み出していくかもしれない。

晴れ

 今日からは本格的な暑さが戻るらしい。きついな。

2011-07-23

終風日報編集後記

 朝一番にオスロテロ事件を聞く。17人が亡くなったそうで規模は大きい。思想的な過激派が乱射事件を起こしたと聞くとついテルアビブ事件を思う。日本人が引き起こしたのだった。そういう記憶の感覚がいつごろからか若い日本人の世代に伝わらなくなったとように思うだがその断絶あたりにオウム事件があるように思えてならない。▼オスロと惨状でもうひとつ連想したのはムンクの叫び(The Scream)であった。風景はエーケベルグの橋だと言われている。テロとムンクの叫びにはオスロという土地以外になんら関係はなく、その関係に意味があるものでもない。ただ、絶叫したくなる不安を人が抱えて生きているというだけのことである。

今日の大手紙社説

 ギリシア支援が話題といえば話題だがどうもピンとこない。

 これは基本的にブレイディ構想なのでそのあたりの考察がきちんとしていないといけないように思うのだが、各紙社説はぼけていたように思えた。というか、一般論でお茶を濁していた。専門家はいないのだろうか。

 ⇒EUなど、ギリシャ向け欧州版ブレイディ構想合意へ−トビマ(Update1 - Bloomberg.co.jp

 話変わって。

 東電OL事件の再審について今朝は朝日新聞社説くらいは言及するだろうと思っていたが何もなし。なんだろ。

読売新聞社説 原発輸出見直し 国際信用損なう首相の不見識 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 実はこれはけっこう正しい。国際的な信用を失いつつある。

 ⇒[FT]日本の原子力政策、迷走やめ明確な方針を(社説)  :日本経済新聞

 とはいえ、この円高を思うとこのくらい迷走していてもいいのかもしれない。まあ、冗談の部類ではあるが。

朝日新聞社説 ギリシャ支援―ユーロ圏全体で守れ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 この解釈でよいのかよくわからない。事実上のデフォルトになっていると見てよいし、さほど新味のある話にも思えない。そこでありがちな教訓で終わってしまったのだろうが。

今朝も涼しい・ログイン

 逆に少し冷える感じがして、夜具を変えた。

2011-07-22

ブログサバト

 今日が一番いい天気かな。

マーゴン去りぬ

一昨日、昨日と日本本土近海をゆるゆると進んでいた台風6号アジア名「マーゴン」は八丈島のほうにぐっとそれて日本本土を離れていった。まるで福島を避けたかのようにと評する人もいたほどだった。▼「マーゴン」の名前は香港の馬鞍山を意味しているらしい。地図を見ると、私もこの地を通ったことがある。西貢に行く途中であった。海産物が有名なローカルな観光地で、本土からの観光客も多かった。チンタオビールを頼んだら、大きな瓶だった。

今日の大手紙社説

 東電OL事件の新鑑定からの話題、毎日新聞しか扱っていなかった。あの事件は冤罪だとずっと思っているので審議のやり直しの道が開ける可能性があるのはよかったと思った。現状、2003年に書いた以上はない。

日経新聞社説 電力供給力とコストの情報を開示せよ : 電力供給力とコストの情報を開示せよ  :日本経済新聞

 電力会社が公表しない電源、いわゆる「埋蔵電力」について臆測が生まれるのも情報が足りないからだ。

 将来のエネルギーを国民が考えるうえで必要なデータも足りない。福島第1原発事故を経て、今後も原子力を利用し続けるのか。再生可能エネルギーをどこまで増やせるのか。長期のエネルギー供給を議論する際に不可欠なのが、1キロワット時の電力を生み出すのにかかる電源コストだ。

 現在、よく引用される政府の試算は原子力発電のコストを5〜6円とする。2004年に資源エネルギー庁の審議会に提出された数値だ。火力7〜8円、水力8〜13円に比べ、原子力は経済性があるとし、原子力発電と核燃料サイクル政策を継続する政策判断の根拠となった。

 その後7年で、原油ウランの価格、原発の稼働率など計算の前提となる条件が変わった。使用済み核燃料のリサイクル廃炉などの費用も原子力発電のコストに計上されてはいるが、原子力に都合よく計算され、実態はもっと高いとの批判が当時からあった。

 福島事故後は原発の安全性を高めるため、廃炉や除染などに巨額の費用がかかるのは避けがたいが、こうした前提に立つ数値も早く示す必要がある。

 化石燃料を使う場合は温暖化のためのコストも計上のこと。

毎日新聞社説 社説:東電女性社員殺害 再審で審理やり直せ - 毎日jp(毎日新聞)

 驚くべき事実だ。97年に起きた東京電力の女性社員殺害事件で、被害者の体から採取された精液のDNA鑑定をした結果、無期懲役が確定したネパール人受刑者とは別人で、現場に残された身元不明の体毛と型が一致したことが分かったのだ。

 あー、それ全然、驚くべき事実ではないです。

 ⇒東電OL殺害事件被告は冤罪である: 極東ブログ

朝日新聞社説 英盗聴事件―メディアの信頼壊すな : asahi.com(朝日新聞社):社説

 まあ、悪い社説ではないんだけど、英国の名誉棄損法問題を執筆者は知らないのかもしれないな。

 ⇒イギリス生活情報週刊誌 - 英国ニュースダイジェスト - 著名作家の記事で議論が再燃 名誉毀損と科学報道

名誉毀損法の改正は行われるのか

 3月31日、下院は同法改正案を否決した。今後再び改正案が検討されるのか、あるとすればどの段階で協議されるのか、といった見通しは全く立っていない。しかしながら、シン氏の訴えが認められたことにより、名誉毀損法の問題点が広く認識されたことは、英国社会にとって大きな一歩となるかもしれない。

 労働党と自由民主党は、それぞれのマニフェストで同法改正を実施することを確約している。現行の名誉毀損法がどのように改正されるかは、今後、英国社会がどこまでリベラルになるかの試金石となるのではないだろうか。

涼しい

 高原のよう。しかしそれも今日まで。

2011-07-21

困惑するコメントについて

 極東ブログのほうでF.Nakajimaと自称するかたから以下のコメントいただいた。※※の部分には、同氏が私の実名であると想定した名前が入っていたが、※※とした。

なにこの首相?もしかしてモデルは茅葺総理?世界観としては良く似ているけどw

という冗談はおいていて。

 

a.トリウム炉はいまだに実用化されていない。現在稼動しているのは、実験炉(高速増殖炉における「ふげん」の段階)で、実証炉でさえ(高速増殖炉でいう「もんじゅ」の段階)未だに建設されていない。

 

実証炉でさえできていない代物を、今後の主力に据えるなどと決断するのは、政治家以前に技術者として阿呆ですな。大体、東京工業大学で何を学んできたのやら。

 

b.「人類の科学的な知見というのは、まさにそれこそが人類を特徴付けるものとして決して後退はしない」というのは無理。

 

ポパーの反証主義、あるいはおぞましき第三世界論は、今回の事件を例に挙げて見ても、すでに破綻した理論です。それでも、それらを捨てたくないという執念がこのような荒唐無稽な御伽噺で、ごにゃごにゃ言ってごまかさなくてはならないのです。

 

※※さん。あなた一回、逃げずに批判を正面から受け止めて、自分が間違ってないか見てごらん。

※※さんや。読んでいて頭が痛くならざるを得ないんだが。

a.高速増殖炉の経験から省みるに、現在、我々は摂氏700度の液体を安全に配管できる技術を持っていない。もちろん、それはFUJIなる実証炉で確かめれば良いことだが、私の熱交換系の配管の知見から見て(私は鋼材屋だ。高温配管の難かしさはエンジニアからうるさく聞かされている)恐ろしく技術系のハードルは高い。

b.その他いくつもの、曲解、誤解の記述が目に付く。一例を挙げれば、古川氏の論点は、軽水炉が実用化されていったのが軍事利用が主だったという結論になっているが、唯一ここで問題となるのが、原子力潜水艦、特に攻撃型原子力潜水艦である。

攻撃型原子力潜水艦に必要な要素をみると、明らかに軽水炉より溶融塩炉の方が有利であり(但し古川氏の主張が正しければだが、)当時の軍拡を思い出すと、海軍に採用を働きかければテストぐらいはしてくれる環境にあったはずである。(何しろ当時の原潜開発競争はすさまじく、大抵のシステムのテストはしてくれた)なのに古川氏は明らかにこの点を曲解した記述をしている(P209)

c.最後に一言。最後の参考文献を見ているとほとんど全て古川氏ないしは古川氏に関係している団体の文書しか挙げていない。古川氏は「政治的」圧力によるものだ、とするだろうが、読む側にとっては、アカウンタビリティを疑わざるを得ない。

 

「石橋を叩けば渡れない」のと「太平洋戦争開戦」をいっしょにするのは気が引けますが、結局古川氏の主張は後者だとしか見えないんですよね。

 

そして、※※さん。あなたの最大の問題は太平洋戦争といっしょで、資料の読み込みの際、自分の嗜好を優先して自分に都合の悪い資料を見ない、眼の前につきつけられると居直るか尻尾を巻いて逃げ出すかの二者択一で「自分の意見は間違っていたのか」というのを最後まで認めない。

 

その、ひねくれた思考が、あなたの人生を今のような状況に追い込んだんですよ。あなたは今の境遇を不運としか思ってないだろうが、傍から見ると「ああ、当然だな」としか見えない。もう十年近く日記じみた告白を読んでいると、面白いもので人の思考が見えてくるものですな。

 私はブログでは匿名を貫いているということはなく、個別の対応では公開しています。つまり、公開の範囲を限定しています。もちろん、匿名を暴くと努力された一群のかたによって実名らしきものが流布しているのは知っていますが、それを使っていいのは、私が公開した知り合いの範囲に限定されています。

 なので、コメントにこうした、権限のない人による不確か情報が入っている場合は、公開できません。すなおに、finalventさんとされれば、公開しますので、再投稿してくださいね。

 「岸本葉子」「香山リカ」みな、本名ではありませんよ。言論時の名称です。また、当然のことですが、税が発生する問題など公的な部分では実名で対応しています。

 

追記

 お返事らしきものをいただいた。※※は同様。××××はF.Nakajimaさんの本名らしきもの。でも、本名と確かめようがないので、××××とした。

※※さんへ

 

今日になってから、「日記」の方を読み、他者からの反応も読んだ。

あの文書を、なんで実名で書いたかというと、私は、あなたがfinalventと※※という二つの人格を使い分けているから、「この文章についてわたくし※※は文責を負わない」と書くかもしれんと思ったからだ。

ついでに(言い訳じみたことを)言っておくと、あなたの実名はもう世間に広まってしまっているから実名で書いてもそんなに気にはしまいも思ったからだ。

 

ついでにいっておくと、私はあれを送った時点で、さらされようがどうされようが気にしていない。私はああいう文書はとてもきつく書いていたし、過去の例から見て、あれを読んだ人間の反応は、私に反感や憎しみを抱くものがかなりいたからだ。

 

もっとも私ははてなの住人にも失望した。ぶっくまーくを見た時点で、溶融塩炉に関する再反論がいくつか入っていると期待したのだが、読んでて失望させられるものしかなかった。

「原子力学会報だとか、いくつかの大学レベルでは論文があるのでそれらを読め。そうすればお前に稚拙さはすぐわかる」とかいう反論を期待していたのだがね。

 

最後にこの文章の取り扱いもそちらにまかせる。

 

摂津国海老江村住人

××××

今日の大手紙社説

 特になし。自分の関心のもちようかもしれないが、さして気になる話もなかった。

曇り

 朝方は涼しい。台風は去った。明日からはまた暑い日となるのだろう。

2011-07-20

今日の大手紙社説

 原発工程表が話題。もっと明確に示せとか言っている阿呆な新聞もあった。

日経新聞社説 汚染水漏れ対策が不十分な工程表改定  :日本経済新聞

 ステップ2は核燃料をセ氏100度以下にする「冷温停止」を目標に掲げ続けるが、それにどれほどの意味があるか疑問だ。健全な状態の核燃料であれば原子炉の安定の目安になるが、いったん溶けて原子炉から流れ出た核燃料は注水をやめたらまた発熱しかねない。壊れた核燃料がある場所もわからず、取り出して保管することも現時点ではできない。

 まあ、そんなところ。

曇り

 台風は関東は逸れるみたいだ。蒸し暑い。というか、湿気がきつい。

2011-07-19

今日の大手紙社説

 特になし。

 なでしこJAPANについても特になし。日本女性の底力はあんなもんよ。戦争ときにも、戦後も発揮していたし。

 ⇒蓮舫氏「優勝すごい」でツイッター炎上 - 社会 - SANSPO.COM

 蓮舫前行政刷新相(43)が18日早朝、「なでしこジャパン」の女子W杯優勝をうけて「なでしこJapan、優勝!!すごいです。」とツイッターに書き込んだところ、多くの批判する意見が書き込まれた。

 行政刷新相時代に、スポーツ振興費などを仕分けた過去があるだけに、ツイッターには「スポーツ振興金をゴッソリ仕分けられたなでしこジャパン。給料は0円〜10万円の極貧生活」「蓮舫議員の夏のボーナス614万円」「あなたが言える立場ですか?スポーツ振興を仕分けした本人が白々しい」など非難ごうごう。

 さらには「えっ?1番駄目なんでしょ?どうして喜ぶの?白々しいわ!」「スポーツ振興金をゴッソリ仕分けして、外国人献金をガッツリ頂いているあなたに『ジャパンおめでとう』とは死んでも言って欲しくありません」などキツイ言葉が続いた。

 まあ、尻馬に乗ったものではないけど。

朝日新聞社説 リビア泥沼化―停戦を急げ 市民を守れ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 リビアのカダフィ政権反体制勢力との内戦は泥沼の袋小路に陥っている。欧米は介入をエスカレートさせているが、不毛な戦闘は犠牲者を増やし、混迷を深めるばかり。ここはすべての勢力が行きがかりを捨て、市民の安全を守るために停戦を急ぐべきである。

人命を守るため、カダフィ政権を交渉の当事者と認めるしかない。

 仲介の労は、空爆に反対してきたAUやロシア中国が一致して担ってほしい。合意できれば市民の安全を確保する停戦監視軍の派遣も必要だ。

 ところで、話は遡る。

 3月20日の朝日新聞社説「リビア介入―市民の保護を最優先に : asahi.com(朝日新聞社)」ではこう。

 だが、政府軍に対する大規模な攻撃へとエスカレートすることになれば、本格的な戦争に拡大しかねない。

 独裁政権による虐殺が起きようとしているときに、国際社会はどう対応すべきか。

 飛行禁止空域を認めた国連安保理決議は、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の前例がある。少数派を空爆から守るためだった。双方が武器を持って戦っている内戦の一方を軍事的に支援する点で、今回は介入の度合いがいっそう強いと言える。1990年代のソマリア紛争では、国連部隊が反撃して内戦の当事者になってしまった。逆にルワンダ紛争やボスニアでは国連部隊が現場にいながら虐殺を防げなかった。

 こうした苦い教訓から、国際社会は「保護する責任」という新しいルールを決めた。国家には国民を保護する責任があり、もし国家がその責任を果たせないときは国際社会が代わって果たすべきだ、という考えだ。人権は国境を超えて守られるべきであり、内政不干渉の原則には例外があるのだ。2005年の国連の首脳会合の成果文書に盛り込まれた。

 今回は、この新しいルールの試金石となる。決議には中国やロシア、ドイツなどが棄権した。一方でアラブ連盟は武力行使を支持し、飛行監視に参加するというアラブの国もある。

 決議の目的は内戦へのてこ入れではなく「市民を保護する」ことである。政権側の地域にも守るべき民間人がたくさんいるのを忘れてはならない。

 国際社会は必要以上の威嚇や挑発を控え、停戦への努力を最後まで続けたうえで、最小限の介入で「保護する責任」を果たすべきである。

 見誤りましたね、朝日新聞社。

曇り

 涼しくなるのかと思ったら蒸し暑い。

2011-07-18

JPの宅配がひどいことになっていた

 ごく個人的なケースかもしれないが、頼まれて対応したら、ひどい話だった。いずれまた社会問題になるのではないかな。

今日の大手紙社説

 特になし。

晴れ

 なでしこジャパンが勝った。すごいね。

2011-07-17

まあいい本セレクトしているとは言えるんだけど

 ⇒よく考えるための10冊/思考技術のためのプラチナ・クラシックス 読書猿Classic: between / beyond readers

 ⇒はてなブックマーク - よく考えるための10冊/思考技術のためのプラチナ・クラシックス 読書猿Classic: between / beyond readers

 例えばデカルトの「方法序説」はこう。

 西洋の中世あたりには「哲学」は「問題」の形になっていた。

 あらかじめ「問題」が用意されていて、これらの「問題」を「決まった手続き」で考えることだけが、本当に考えること(哲学すること)だとされていた。

 デカルトはそんなことはやらなかった。

 そうすることが「哲学すること」だとしたら、そんな哲学を「つづける」ことなどデカルトはしなかった。

 デカルトがやったのは、「つづける」こととは反対に「はじめからはじめる」ことだった。

 彼は「問題についての思考」なんかでなく、自分がどうやって「本当に考えること」をはじめたか、どうやって「はじめる」に至ったかを述べ書いた。

 「どうやったか」が彼の哲学であり、それ故にデカルトの(そして近代の)「はじまりの書」には「方法」の名が与えられる。

 間違いが書かれているわけではないのだけど、実際に読んでみるとわかると思うのだけど、現代人からするとスコラの素養みたいのがないと用語やなぜデカルトがそう考えたのがよくわからないと思うのだけど。

 参考⇒[書評]反哲学入門 (木田元): 極東ブログ

今日の大手紙社説

 特になし。なんか悪口書いてるみたいだが、クオリティ低いなあという感じ。

 これが絶望の風景ってやつかな。

読売新聞社説 円急騰 欧米は財政危機の収束急げ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 ひどい社説。日本が弱っているのになぜ円高なのか考えないのだろうか。いや考えてはいるのだろう、この程度。

 円高阻止へ、日本も為替介入を含め、断固とした姿勢で臨むことが求められよう。

 しかしなんかなあ。

朝日新聞社説 福島の被災者―「原発難民」にはしない : asahi.com(朝日新聞社):社説

 小学生のころ作文がうまい人がおじいちゃんになっちゃいました的な味わい。三宅島の実態とかすっかりに脳裏になさげ。こういう問題は情緒の問題ではなく、個々の市民のサポートの問題から考えないと。

炎天

 朝方はまだ涼しい。今日もひどい暑さになりそうだ。

2011-07-16

今日の大手紙社説

 特になし。

毎日新聞社説 社説:更新料訴訟 合理的で明確な契約を - 毎日jp(毎日新聞)

 まあ、これ以外の判決は難しいでしょう。不動産業者の半分はつぶれるだろうし。

 印象だけど、これは一種のボーナス当て込みではなかった。いかんというなら月割りにすればいいだけのことで、むしろ、月料金を下げる工夫だったのではないか。

朝日新聞社説 放射能対策―もっと広く多く検査を : asahi.com(朝日新聞社):社説

 消費者への情報提供も、もっと工夫できる。ある品目で基準を上回ると、専門家が「相当な量を食べ続けても大丈夫」と言うことが多い。だが、そんな品目がここまで増えれば、どうしても心配は募る。

 どんな組み合わせで、どれだけ食べていいのか。とくに子どもは大丈夫なのか。消費者の疑問に答えることも国の仕事だ。

 朝日新聞がそれを取材して記事にしてもいいのですよ。

炎天ログイン

 暑い、という割に明け方は涼しい。まだ本格的な暑さでもないのだろう。

2011-07-15

今日の大手紙社説

 特になし。

朝日新聞社説 なでしこ―頂点めざすひたむきさ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 男女が一緒にプレーする小学校でサッカーの魅力を知った女子が中学に上がると、男子のみの部活に参加できず、プレーする場に困ることもまだ多い。

 そういう面もあるけど、現実は逆の面もあるのを執筆者は知らなさそう。つまり、これ頭で書いちゃった作文だね。

 こうした厳しい競技環境を乗り越えて、なでしこたちのひたむきさはある。

 朝日新聞って戦前戦後、変わらないね。

暑い

 未明に目が覚めた。何時頃だと思ったが時計は見なかった。しばらくすると明るくなったように思ったが鳥の声がさして聞けなかった。それから眠ったのか意識がないのだが眠った感じもしない。

 先日坐禅中に、眠気と半覚醒の中間みたいところで、ふっと記憶が消えた。世界が未知なものになって出現し、これはしばらくすると自我と記憶がやってくるな残念と思っている過程で戻ってきた。

2011-07-14

今日の大手紙社説

 特に関心なしという感じ。ブログには菅さんの脱原発ネタを書いた。書くまでもないけど、変な空気ってやだな。

炎天

 巴里祭。とはいえらしきこともなし。

2011-07-13

ちょっと悪口みたいの書いちゃうかな

 ⇒はてなブックマーク - 知識がちゃんと身につく読書法「スローリーディング」3つのポイント : earth in us.

 元ネタ⇒知識がちゃんと身につく読書法「スローリーディング」3つのポイント : earth in us.

 まあ、ネタにマジレスの趣向になるけど。

 スローリーディングなんてものはないのな。

 その本と自分との向き合いかたで速度は決まる。ただ、弾さんみたいに速読できる本だけ読んでいたら知性は弱るんで、自分の知力に見合った強度の本は読むほうがいいし、そうなると自然スローになる。

 で。

 それでも、スローリーディングというかあるなら、

 

 辞書を引きながら読むことだろ、ごらぁ

 

 あと、メモは必要なら取ればいいし、必要なら再読すればいい。

 そんじゃーね。

今日の大手紙社説

 特になし。

 ドル円が78円とのこと。ユーロの問題ではあるけど、日本がこれで世界に貢献していることを世界がわかってくるだろうか(いうまでもなく皮肉です)。

毎日新聞社説 社説:南スーダン独立 PKOに日本も貢献を - 毎日jp(毎日新聞)

 そんなに悪くない。ダルフールへの言及がないのもさして違和感があるわけではないが。

 豊富な資源は、南スーダンの国づくりの基盤である。その富をめぐる争いが大国間で激化すれば、国家建設の足を引っ張りかねない。特に、米中両国に自制を求めたい。

 これはバシルをどうするかということについて、現状で抑えなさいということだろうか。米国ICCを無視した国で、中国はまあひどい。それに日本も倣いなさいというなら、もう戦争犯罪についてはなんも言えない。

 ちなみにNYT⇒The New State of South Sudan

The Obama administration, correctly, is not taking Sudan off its terrorism list and normalizing relations until Khartoum fulfills the peace deal and ends the conflict in Darfur. China, Sudan’s main oil investor and arms supplier, should deliver a similar message to Mr. Bashir, who is under war crimes indictment, instead of receiving him with fanfare in Beijing and promising him new oil deals. The international community must persuade the two sides to avoid war and work to build a future for both Sudans.

 つまりそういう問題なんだけど、毎日新聞を含め、日本では理解されているふうはない。

読売新聞社説 牛の放射能汚染 検査の徹底で風評被害を防げ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 この社説自体にはさして関心はないのだけど、セイウム牛肉にはまいった。まさかスルーだとは思っていなかった。

炎天

 体調を少しずつ戻しつつある。

 気分でとしかいえないがなんとなく、さらばはてな、という感じはしている。どこに移るかはまだ考えていない。このままはてなもいいじゃんということになるかもしれない。

2011-07-12

面白いなあ、与謝野さん

 ⇒与謝野内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成23年7月5日 - 内閣府

(問)大臣、前回の記者会見の中で1%ぐらいのマイナス、物価下落は何でもないと、プラス要素だということを仰いましたけれども、今政府はデフレの脱却を重要政策として掲げているわけですけれども、この政策を見直すおつもりはあるのですか。

(答)勿論、私は見直したのです。私が前回経済財政担当大臣のときにデフレという言葉を政府の言葉から削除いたしました。定義のない言葉を使ってはいけないと。それを私が申し上げたいと思っています。

 言葉がないことにしたので、問題もない。

(問)今の政権でも同じことをやるのですか。あとデフレの定義は、政府はそれなりにきちんとやっていると思うのですけれども。

(答)デフレは、政府の定義は物価下落が数年続く世界をデフレと言っているのですけれども、1%程度の物価下落で驚いて自己暗示にかかるようなことをやってはいけないと、今でもそう思っております。

(問)ということは、デフレ脱却という政府の政策課題は取り下げるということでいいのですか。

(答)そんなことはありません。政府の課題は、日本の経済を成長させることであります。

(問)矛盾しませんか。

(答)何故矛盾するのですか。

 「デフレ脱却という政府の政策課題」があって「日本の経済を成長させる」、だけど、「1%程度の物価下落で驚いて」はいけない。はて?

(問)政府はデフレを脱却するということで、今の1%程度の下落が続いている状況を、そういう状況から脱しようというのを政策目標として出しているわけですよね。それは大臣の仰るのは、そういう状態はかえって望ましいのだということを仰っているわけで、根本的に違うと思うのですけれども。違うのだったら違うで、きちんとそこは改めるべきなのではないかなと。

(答)私の記者会見をもう一度読んでいただければ、1%程度の物価下落は労働所得を得ている人、年金所得者にとってはむしろプラスになっているということを申し上げたはずなので、そこのところが重要なのです。

 年金所得者にとってプラスになる社会を!!!!!

今日の大手紙社説

 特に気になる話題はなかったように思う。というか、同じ話題をぐるぐるとトラバターみたいにやっている感じがする。暑いせいもあるんだろう。

炎天

 夜間は涼しい。坐禅をしていてしびれはないのだが、後から痛くなることがある。うひゃ。

2011-07-11

はてな」が遠い

 それほど悪いサービスだとも思わないのだが、遠いなあと感じるように思えてきた。Facebookなりに移行したいとも思うが実名主義だし、それはそれでわかるのだけど、切隊さんのようにこれからは実名でというのも自分の方針でもない。いや、だいぶ誤解されたが匿名だとは思ってなくて、finalventは、言い方は変だけどブランドなんで分けておきたいとは思う。

新聞休刊日

 まあ、そういうこと。

暑い

 夜間は涼しい。夜風を入れることにする。寝るときにエアコンディションして朝が暑いよりはよいのだが、むずかしいな。

 バテ状態は少しずつ回復か。夏風邪かもしれない。意外に熱中症だったかもしれないな。

2011-07-10

"死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい1の言葉"

 「世間様に食わせて貰ってることを忘れずにいること」

今日の大手紙社説

 特になし。

 南スーダンを扱ったのは読売新聞だけ。しかも、よくわからん話だった。

読売新聞社説 南スーダン独立 欠かせない南北協調と支援 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 南北スーダンは、互いに新たな協調関係を築き、自立していく必要がある。国際社会は、そのための支援を惜しんではなるまい。

 とりわけ中国には南北関係の安定化に努める責任がある。石油資源を狙い、非人道的政策をとるバシル政権を支えてきたからだ。

 南スーダンの独立にあたり、国連安全保障理事会は、この国の和平の維持と開発支援のため、新たに8000人規模のPKO展開を決めた。日本は、陸上自衛隊施設部隊の派遣を打診されている。

 南スーダンは上水道や道路など生活基盤が未整備のうえ、識字率が低く、人材も不足している。

 日本はこれまでも、国際協力機構(JICA)などがスーダン南部で、河川港の整備や農業支援にあたってきた。そうした協力の継続に加え、道路建設など国造りの一端も担う新規PKOへの参加も真剣に検討すべきだろう。

 うーむ、この人、頭使って書いているんでしょうか。ICCとかどうお考えなんでしょうか。こうした状況で、日本が関与するというのがどういう意味なのかとか。

ばて中

 なかなかね。

2011-07-09

サバト続く

 ブログは書きました。

2011-07-08

ブログサバト

 いきなり。いや、ばてました。だうん。

2011-07-07

今日の大手紙社説

 いくつか話題があるが、ちょっと立ち入って考察する余裕がないのでパス。

 江沢民死亡説についても、ちょっと入り組んでいてむずかしい。概ねでいえば、死亡を隠すということはないのではないかと思う。バレたときのリスクが高い。中国がやりそうなことは死の解釈ではないか。ただ、実質的には死んでいるとみてよさそうなので隠すと同じことにはなるだろう。

 明らかなことは江沢民の挙動が情報統制に重要なマターであることが結果的に暴露されていることで、中央側は上海跋・太子党への陽動を狙っているのかもしれない。ここが難しいのだけどこのところの南シナ海の軍やバシルの国賓といったものも対中央への挑戦という部分はあるだろう。

 ただ、この背景にあるのは経済なので、その構図から解き明かす必要があり、むずかしい。概ねを言えば、胡錦濤も温家宝も馬鹿に国家を渡すわけにはいかないという認識があるだろう。

読売新聞社説 タイ政権交代 安定化へ国民和解の実現を : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 タイには数千規模の日系企業が進出しており、投資額も日本が最も多い。最大の課題となっているのは上昇する労働賃金だ。

 貢献党は最低賃金を全国的に大きく引き上げると公約した。日系企業は労働者の調達に、ますます苦労するおそれがある。

 ラオスカンボジアなど周辺国からの合法的な労働者の雇用はタイ政府の規制でなかなか進まない。規制緩和を含む労働市場の改善も次期政権には望みたい。

 これはかなり露骨なこと言っている。実際にはそれ以前にタイ国内で問題化する。タイが他国との競争力を失う。

朝日新聞社説 米軍新型機―不実な導入に異議あり : asahi.com(朝日新聞社):社説

 これはかなりいやったらしい社説だな。執筆者、オスプレイがわかっていないわけではなくところどころ逃げている。

 オスプレイはヘリコプターのような上下動も、飛行機のような高速の水平飛行もできる。現在の輸送ヘリに比べて速度は2倍、エンジン出力は3倍あり、航続距離は4倍に延びる。

 これほどの高性能機が導入されたら、普天間飛行場は返還されるどころか、将来も固定化されてしまうのではないか。

 それは民主党政治の結末。で、性能と被害の評価は別で後者を執筆者は書かないで政治家の文脈に落とし込んでいる。

 それでも日本政府は「単なる機種の更新」であり、拒否する法的な権限はないという。それに同機以外の選択肢も見あたらないという見解だ。

 だが、本当にそうなのか。

 たとえば、仲井真知事はオスプレイの航続距離の長さに着目し「県外でも運用できる」と主張している。この見方には一定の説得性がある。

 民主党政権普天間から九州への訓練移転を探ったが、現有ヘリの航続距離の短さが一因で頓挫した経緯があるからだ。

 この元ネタはWikileaksでわかったように外務省。

 先の日米協議で、普天間の移設完了目標2014年の先送りを決めた。それだけに新型機を導入する前に、政府は訓練の県外移転の可能性や別の選択肢の有無などを、米側と改めて協議すべきだ。

 そうした姿勢こそが沖縄の信頼を回復する道につながる。導入をごり押ししてはいけない。

 東シナ海、つまり、台湾の潜在的な危機への構造的な対応なく国内問題かしてはいけないマターなんだが。

朝日新聞社説 原発のテスト―福島後の厳しさが要る : asahi.com(朝日新聞社):社説

 日本でも、客観的な安全性を高めるために導入するのならば賛成だ。むろん、本格的に取り組むには今夏に間に合わない。大事なのは信頼される安全の担保をどう得るかだ。

 これはすでにそういう性格ではないとアナウンスされているのにこういう話題に持ち込む。ただ、これは菅さんのまた思いつき政治の弊害。

 参考⇒ストレステストに戸惑いの声 NHKニュース

ストレステストは、菅総理大臣から指示を受けた海江田経済産業大臣が6日、急きょ実施する考えを明らかにしたもので、国が参考にするのは、EU=ヨーロッパ連合が福島第一原発の事故を受けて導入したシミュレーションによる安全評価の手法です。EUのストレステストでは、大地震などで被害が大きくなった際に、原発の設備がどこまで耐えられるのか限界を見極め、安全性を向上させることになっています。経済産業省の原子力安全・保安院は、各地の原発の安全性については、これまでに行った緊急安全対策で十分に確保されているとして、ストレステストは、あくまで住民の安心感につなげるためだとしています。また国の原子力安全委員会は、6日、原子力安全・保安院に対し、これまで各地の原発で実施された安全対策の効果をストレステストで調べる計画を1週間程度で報告するよう求めました。こうした動きに対し、佐賀県の古川知事は、6日夜のNHKのニュース番組で、「なぜこの時期に国が新たな対策を打ち出したのか理解できない」と述べて、国への不信感を示したほか、愛媛県の中村知事は「ストレステストがどういう位置づけなのか、情報がないので何とも言いようがない」と述べるなど、各地で戸惑いの声が上がっていて、全国の3分の2の原発が停止しているなかで国の対応が厳しく問われています。

蒸し暑さ少し和らぐ

 昨晩の雨のせいか。新暦で7日。

 ⇒新暦七夕のこと: 極東ブログ

2011-07-06

今日の大手紙社説

 特になし。

 がんばれ菅さんと続けて言いたい。安倍、福田内閣のような倒れかたはしてはならない。

日経新聞社説 米軍のアジア関与を支えよ  :日本経済新聞

 しかし、中国の活発な進出を受けて、南シナ海東シナ海では海洋権益をめぐる緊張が高まっている。最終的にアジアで安定を保障できるのは米軍をおいてほかにない。

 現実が示すとおり。

毎日新聞社説 社説:タイ総選挙 国民和解が最重要だ - 毎日jp(毎日新聞)

 まあ浅薄な正論で、実際のところは、タクシン恩赦をするなというのが実質的な契約事項になっているようだ。

 貢献党の勝利は、農村部や都市部の低所得者層が、地方や貧困層向け対策に手厚かったタクシン流政治の再現に期待した結果だ。

 だから、それが失政して崩れるのですよ。富を生み出す制度改革がなされず賃金補償などのポピュリズム政策を行うしかないとなれば、その至る先は明白。

 ⇒Bangkok Post : Priorities for a Yingluck govt

朝日新聞社説 菅政権―ああ、貧すれば鈍する : asahi.com(朝日新聞社):社説

 これは面白い。

 もう、あきれるやら、情けないやら。同じ日に、国会議員の平均所得が2100万円を超えるという記事を目にしただけに腹立たしさがいっそう募る。

 それに朝日新聞社員の年収と庶民の平均を並べるとなお面白い。

 首相はもがけばもがくほど、泥沼にはまりこんでいる。政権が自滅していく。貧すれば鈍するとは、まさにこのことだ。

 ここでふんばるのが政治家

 だが、そんな暇と余力があるなら、いますぐに必要な政策を法制化し、復興の具体化を急ぐべきだ。懸案を粛々と片づけることで、菅政権に幕を引く。それしか国会に道はない。

 私は民主主義というか民主制度は制度性を重視する人なので、菅さんが辞めなければいけない理由が皆目思い至らない。

 こんなときのために憲法というのがあるだから、しっかり憲法に守られて首相をまっとうしていただきたい。

 もう糞まみれになるが正しい。スーパークールビズで糞掃衣を着ていただきたい。

相変わらず暑い

 いろいろ物思いも高じて寝付かれず。精神的な問題はあるなあと思う。

2011-07-05

毎日新聞社説 社説:日中外相会談 海の安全で信頼醸成を : 社説:日中外相会談 海の安全で信頼醸成を - 毎日jp(毎日新聞)

 なにを言っているのかわからん社説。

 どうでもいいことだけど。

 とりわけ、海洋の安全に関する信頼醸成は焦眉(しょうび)の急の課題だ。

 これ私の日本語の感性では日本語ではないです。

朝日新聞社説 選挙後のタイ―国民の意思、尊重を : asahi.com(朝日新聞社):社説

 焦点は、汚職の罪で有罪となり、逃亡中のタクシン氏に新政権恩赦を与えるかどうかだ。

 帰国が日程に上れば、政局は緊張するだろう。両派がどこで妥協を図るか、注目される。

 クーデター前、タクシン氏は強引な政治手法が都市中間層や王党派から反発を受けていた。

 兄タクシン氏の「クローン」を自称するインラック氏は、選挙戦で「国民和解」を訴えた。勝った側がよほど謙虚に、より大胆に譲歩する覚悟がなくては和解は進まない。

 あー、タクシンに恩赦を出すなが中国様の……おっと勘違い。

炎天

 雲の動きを見ると雨もありそうだ。

2011-07-04

今日の大手紙社説

 特になし。

 タイの選挙が話題だが、これも私はすでに懸念しているのであらためて言うこともないな。

毎日新聞社説 社説:社会保障改革 男は本気で考えないと - 毎日jp(毎日新聞)

 なんか論点が違うようにも思うが。「男」がどう考えるという問題とは違うのでは。制度の是正に関係のない論点というか。

蒸し暑い

 体調が低調。しかたないかな。欧米のニュースを聞いているとジム・モリソンの40周忌をやっていた。ちょっと愕然とするものはあった。私は彼のファンということはないけど、あの死の大騒ぎを昨日のことのように覚えている。子どものころは33回忌なってやるころは関係者生きてないないだろと思ったものだが。

 この雰囲気は岡林コンサートなんかでもわかるもんがあるな。

 この⇒

2011-07-03

今日の大手紙社説

 国際ニュースもストラスカーン氏の冤罪とかの話がトップに来てて冴えない。

読売新聞社説 南スーダン PKO部隊派遣へ検討を急げ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 南スーダン独立の是非を問う今年1月の住民投票に向けて、政府は、陸自の輸送ヘリ部隊の派遣も検討した。だが、「現地までの移動や機材の輸送が困難なうえ、ヘリの代替部品に不安がある」との慎重論から派遣を見送った。

 その後、PKOに求められる役割は、和平合意の履行から復興支援の段階へと移りつつある。

 帰属をめぐりスーダンと争っている油田地帯を除けば、南スーダンの治安情勢は、おおむね安定的に推移している。ただ、治安は変化するため、常に情報収集に努めることが大切となる。

 なんだこれ? なんでこんなヘンテコな社説が突然出て来たのか?

暑く、そしてだるく、ジャンヌ・ダルク

 なかなかね。

2011-07-02

今日の大手紙社説

 まあ、特になしという言うべきなんだろうな。もう絶望の風景って笑うっきゃないよなの世界。

朝日新聞社説 復興と景気―回復軌道をしっかりと : asahi.com(朝日新聞社):社説

 これはひどい、というか、これは面白い。

 大震災原発事故に直撃された日本経済だが、景気の先行きには幸い、明るさが広がっているようだ。

 電力不足への対応も冷静さを取り戻している。節電に伴う消費者ライフスタイルの変化は新しいビジネスを生む。そんな前向きの発想で動き出す企業が多いのも心強い。

 それはめでたい(まじかよ)。

 ただ、世界を見渡せば、政府債務の膨張とインフレの加速により、不透明感が増している。

 米国では、「QE2」と呼ばれた超金融緩和策が8カ月の期限通り、6月で打ち切られた。エネルギーの高騰や、製造業の部品調達などで日本の震災の影響も受け、経済がふらつき始めている。議会では財政再建をめぐって与野党の対立が続いており、新たな財政政策を打つのは困難な情勢だ。

 QE2の打ち切りの意味は、読み取れません。

 新興国が抱える最大の問題はインフレだ。中国では、度重なる利上げでもはかばかしい効果が出ず、暴動などの社会不安も頻発している。

 なぜなのかというのはスルー。

 国際エネルギー機関(IEA)が備蓄原油を放出するなど、商品・エネルギー相場の沈静化も試みられている。インフレの主因は主要国の超金融緩和政策であることから、国際決済銀行(BIS)は世界的な金融引き締めを求めた。

 IEAを擁護しちゃっているし。

 国家の危機に直面するギリシャでは、追加支援を受ける条件である緊縮財政法が辛くも成立したが、一時しのぎとの見方が強い。債務の減免などをいつ行い、打撃を受ける民間銀行をどう支えるのか。欧州は遠からず決断を迫られそうだが、減免が現実になれば、他の巨額赤字国にも不安が広がる。

 日本もひとごとではない。特例公債法案を政争の駆け引きに使ったり、復興策の遅れで景気が腰折れしたりすることは、世界経済にとってもマイナスだ。

 朝日新聞社もきちんとエアコンいれないと、熱中症社説が。

 他の主要国とは違い金融緩和がまだ必要だが、潤沢な資金を空回りさせず、省エネや新エネなど新たな成長産業の拡大に生かす。回復軌道への歩みを確実にすることが、震災で支援してくれた世界への責任でもある。

 金融緩和が必要だというところにかろうじて理性の残滓。

 成長分野に投資とかアホーなこと言ってるし。

2011-07-01

今日の大手紙社説

特になし。

李登輝に訴状らしい。台湾では避けがたいことでもあるが、むしろ、馬政権の問題というか、大陸のご事情か。

蒸し暑い

午後は雨になるとのこと。

そう言えば、7月になったな。

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