finalventの日記

2011-08-31

今日の大手紙社説

 特になし。輿石幹事長は若干のサプライズもあったがまあそういう筋書きだったのだろうという納得の線。

朝日新聞社説 野田新体制―真の「挙党」をめざせ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 良社説

 幹事長職が焦点になるのは、党の資金と選挙の公認権を握るからだ。それを小沢氏側がとるかどうかが「挙党態勢」の試金石のように言われる対応を、いつまで続けるのか。民主党は、その原因が時代遅れの党の体制にあることに気づくべきだ。

 党内対立の原因をたどれば、小沢代表時代までさかのぼる。小沢氏は、20億円を超す党資金をみずからに近い党役員に「組織対策費」として渡していた。使途が明らかにされないため、配分が不公平だといった不満や疑念が党内に噴き出した。

 こんな資金配分ができるのならば、幹事長職の奪い合いになるのは当然だろう。

 だから「挙党態勢」に必要なのは、第一に資金面を含めた公正な党運営だ。要するに時のリーダーに左右される「人治」の政党を、規則に基づく「法治」の党に近代化することだ。

 岡田克也幹事長は、300万円以上の組織対策費を個人に出す場合、外部監査の対象にすると決めた。このルールを明文化し、輿石氏も継承すべきだ。

 そういうことなんだが、実際は逆なのだろう。逆というのは、幹事長職を小沢側に回すことで宥和させるということ。

曇り

 蒸し暑い。台風が接近中。関西に向かうか。

 かくして8月の末日。

2011-08-30

終風日報編集後記 私は「どじょう」という首相

 民主党政権になって3人目の首相が誕生する。人格に問題があるのではないかと疑わせる鳩山元首相をすげ替えたのはしかたがないが、続くごたごたはひどかった。菅首相は凡人とはなんであるかを惜しみなく開陳したが、そのあとに置物のような野田大仏。これでは苦笑というほかはあるい。実際に苦笑をこらえ切れない人もいたとNHK報道し、本紙も拾った。▼「29日、国務省で開かれた記者会見の中で、新たな民主党の代表に野田財務大臣が選ばれたことを巡り、記者の1人が、国務省が日本の総理大臣が交代するたびに似たようなコメントを読み上げていることを念頭に「いつも同じことを言うから抗議しなければ」と冗談を言うと、会見を行っていたヌーランド報道官が一瞬笑いをこらえられなくなる一幕がありました」▼野田氏もこうした事情を存じないというわけでもないらしく、「私はどじょうだ、金魚にはなれない」というしみじみとした冗談を述べていた。なるほどと日本人ならすんなりと理解する。さてドジョウ掬いは誰がやるのか。腰に粘りが必要だが。▼不覚にも「どじょう」を英語でなんというのか知らなかった。調べもしなかったのだが外信を読んでいたら、“I am a loach. I can’t be a goldfish.”とある。かくして"loach"というのかと知ったが、待てよ。グーグルの画像検索をすると感慨深い。日本人が「どじょう」で思い浮かべるのとは違った姿がそこにある。これなら金魚より人の目を引くだろう。

今日の大手紙社説

 ざっと目を通したのだがさしたる意見もなかった。

 野田代表誕生についてはこれが詳しい⇒【野田新代表】「数」に屈し小沢氏3連敗+(1/6ページ) - MSN産経ニュース

 逃げ切りか、逆転か−。民主党代表選で1回目の投票が終わり、海江田氏と野田氏による決選投票が確定したころ、4位に終わった鹿野氏の周辺がざわめいた。

 「なんだ?何かあるのか?」

 鹿野氏は座ったままおもむろに、濃紺のスーツを脱ぎ捨てた。最終決戦を前に緊迫した雰囲気の中、鹿野氏のやや不自然な行動は、いやが上にも目を引いた。

 しかし、一部の議員は鹿野氏の意図を敏感に察知した。1回目の投票と決選投票の間に休憩時間はない。鹿野陣営は29日朝の選対会議で決選投票の対応を鹿野氏に一任するとともに、あっと驚くサインを決めていたのだ。

 背広を着ていたら1位の候補、脱いだら2位の候補。鹿野氏の意図は「野田氏へ投票」だった。鹿野氏らの支持が決め手となり野田氏は逆転勝利を収めた。

 鹿野氏がキーマンというのは私も読み切れなかった。実際のところは、鹿野氏がキーマンというより、反小沢ののろしのようなものだったのだろう。これが決選投票前に上がった。

 こうした状況はなんであるかというと⇒米報道官 日本首相交代巡り“苦笑” NHKニュース

29日、国務省で開かれた記者会見の中で、新たな民主党の代表に野田財務大臣が選ばれたことを巡り、記者の1人が、国務省が日本の総理大臣が交代するたびに似たようなコメントを読み上げていることを念頭に「いつも同じことを言うから抗議しなければ」と冗談を言うと、会見を行っていたヌーランド報道官が一瞬笑いをこらえられなくなる一幕がありました。

晴れ

 私事だが夏ばてがひどい。なんとかだましだまし過ごしているようでもある。

2011-08-29

今日の大手紙社説

 特になし。

朝日新聞社説 円高と日本―構造改革の糧としたい : asahi.com(朝日新聞社):社説

 ここは、円高のプラス面を生かしてグローバル化を進め、その果実を国内に還元していく「拡大均衡」を目指したい。

 今年の経済財政白書も、海外展開の拡大を考える企業は国内雇用も拡大させる傾向があると指摘している。海外拠点を支えるには国内でも人材の強化が必要だからだと見られる。

 それで雇用が増えるわけですかね。

晴れ

 夜間はだいぶ涼しくなってきた。

2011-08-28

終風日報編集後記 キンドルで英語の勉強

 先日キンドルを買ったことは昨日のブログに書いたが、その記事が本紙にも拾われていた。そういえばと、はてなブックマークコメントを見たら、数か月後に新型が出るのにもったいないことをした、というのもあった。1万円なんぼの装置で数か月我慢するよりはましではないかとも思うが。▼キンドルでどんな英書を買っているのか。趣味の本がすでに四、五冊。趣味といっても恋愛やセックスの指南書ではない。他に英語学習向きそうなものを三、四冊というところ。英語が苦手なので、面白くて効果的な教材はないかとあさってみると、いろいろある。日本で販売されている英語学習教材とも少し異なる。▼まずSAT関連が変わった。SATは簡単に言えば米国の大学の統一試験だが、詳細は日本とはかなり異なり、幅広い教養と理数系の知性が求められる。かく私もこれを受けた。英単語の語彙力も求められる。ハイスクールの学生向けの語彙力強化教材も多い。以前はラテン語系の学術語が多かったものだが、最近の傾向を見ると論述のキーワード系が多い。▼他の傾向だが、移民向けの教材ではないかと思えるものを見かける。1970年代に英語を学んだ私は、簡単に言えば下僕向けの礼儀正しい話法が中心だった。植民地臭のする屈辱的な語学だと気がついたのは大学に入ってからだった。昨今の傾向を見ると、題材からして米国の中流以下の社会にすぐに溶け込める実用性が重視されているようだ。"I couldn't get through to her. "などがさらっと出てくる。"They still brown nose the teacher."のような下品な例文も出てくる。▼国際英語も植民地英語から異文化的共通英語の時代となり、さらに移民向け英語という時代になったのではないか。

今日の大手紙社説

 特になし。民主党代表選だが、まずもって政策はないと言っていい。しいていえば馬淵さんに政策らしきものがあるが、彼の目はないだろう。現実的には海江田さんになろうが前原さんになろうが、民主党が安定しもないのだからどうせ短命政権に終わる。

晴れ

 残暑のきつい日になりそうだ。夜間はそれでもだいぶ涼しい。米国東岸をハリケーンは襲っているがどうなるだろうか。

2011-08-27

終風日報編集後記 ヒトとネアンデルタールの交配

 ヒトはネアンデルタールと交配して免疫を高めたという記事がサイエンスにあった。国内で報道されるだろうかと思っていたら、AFPの日本語版にあり本紙にも掲載されていた。▼「現生人類は約6万5000年前にアフリカからアジアヨーロッパへと生息域を広げていき、2つの近縁種を凌駕した。既に、ネアンデルタール人DNAの約4%、デニソワ人のDNAの最大6%が現生人類の一部に引き継がれていることが分かっている」▼興味の先がどのような交配であったかという疑問に行き着くのはやむを得ない。暴力的なものだったのか、あるいは合意であったか。合意であるとしても情欲はありそこから暴力が生まれることもある。いずれ人間的ともいえる光景ではあったに違いない。▼思想家吉本隆明は人間の本質的な心的な傾向として「遠隔対称性」を挙げる。簡単に言えば、ヒトの心は長じて自分から遠い者に憧れていくということだ。吉本理論では性の幻想が個人と共同の幻想に向かう原理として描かれる。荒っぽい言い方をすれば、性衝動のなかに「遠い異性の獲得」が含まれているということになる。▼興に乗って言うにすぎないが、明治時代に組み上げられた国家宗教には一連のイコノロジー(図像解釈学)が付随していた。簡単にいえば古事記という神話が初めて絵として、しかも法則的に描かれたのである。これは見ればわかるようにギリシア神話像の贋作であった。西洋列強がギリシア神話女神の贋作をイコノロジーとしたという意味では世界的な動向であったが、日本においてはそれが西欧への遠隔的な情念とも結びついた。▼西洋人の「ヌード」というのは、現代の写真ですら、あれはあれで精神性のイコノロジーである。近代日本人の私が遠隔性として憧憬するかといえば、メディアとしてはよいが、身近の対象としてはつらい。まして恋情はとすら思う。

今日の大手紙社説

 ようするに前原さんか、小沢支持を取り付けた海江田さんかという話で、なんの言葉もない。

曇り・ログイン

 蒸し暑い。8月も27日。まだ終わってはいないがひどい夏だった。

2011-08-26

2011-08-25

終風日報編集後記 日本は特殊な国というけれど

 日本化も悪くないという記事があった。よくある話題でもある。サミュエル・ハンティントンの『文明の衝突』でも日本は独立した文明の扱いになっていた。日本が世界のなかで独立・異質な性質と見られるのもめずらしくない。▼「犯罪が急増することもなければホームレスで街がいっぱいになってしまうほどのこともない。ロンドンのような暴動は決して起こらない。家計は順応し、貯蓄を取り崩しながら暮らしていく。日本はなんとかやっていく。3月11日の大震災の後ですらだ」▼相反した二つのことを思う。そうだなというのと、そうでもないんじゃないかと。いずれにも日本の歴史を思う。江戸時代からそうだったというのと、江戸時代はそうでもなかったんじゃないかと。どちらとも取れる。▼それでも江戸時代から今の日本の特殊性はあったように思う。この数年、おりにふれて江戸の水道のことを学んできてそう思う。江戸という都市の特殊性でもあるが、高度な上下水道があり機能していた。同時代の他の都市とは比べものにならない公共性もあった。▼なぜなのだろうかと再び問う。日本特殊論者はしばしば日本の閉鎖性や単一性を語りたがるが、江戸の公共性はこの都市が異質な他者を多く取り込み共生していくことで確立したものではないか。異質な人々が生きられるように水道が公共として提供された。▼インターネットでは若い人を中心に中国朝鮮人差別をなくせという声をよく聞く。わからないでもない。そして昔の日本はそうした差別に満ちあふれていたというのもある。それも事実だ。ところが、戦前も戦後も日本の社会は異質な他者を多く取り込む面もあった。そもそも高度成長期の都市というのは異質な人々の集まりでもあった。市井には今よりも異質な人々が生きていたものだった。

今日の大手紙社説

 特になし。

 朝一にはこういうニュース⇒アップル・ジョブズ氏がCEO退任 株価、時間外で下落  :日本経済新聞

 まあ、そういうこともあるでしょう。

朝日新聞社説 紳助さん引退―どう見てもアウトだ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 この手の話題には関心はないのだが、昨日のNHK7で彼の発言が嘘であることを知った。と、同時にその発覚が数年前で警察としても直接の対象ではなく見逃していたようだ。つまり、なんかのご都合で今頃出て来たのだろう。そして朝日新聞様が、アウトだと仰せになる、と。もう、この手の連携は勘弁してくださいよ。

朝日新聞社説 代表選に問う―復興増税から逃げるな : asahi.com(朝日新聞社):社説

 ありゃありゃ。今の民主党でも自民党よりましとか言っている人がいるけど、朝日新聞社説だと自民党のほうがまだましということになりそうだな。

曇り

 酷暑は引いたが湿気がきつく、なんだか夏ばてがさらに深い。

2011-08-24

終風日報編集後記 まるで罰ゲーム

 前原誠司前外相が民主党代表選に立候補した。通れば首相ということになる。そして彼が首相になれば各種の難問をかき回したまま放り出して去るのだろう。この御仁にはつくづくこりごりしたというのが私の率直な評である。▼前原さんが出れば票割れを避けるか、そのまま割れるか、ということで、すでに立候補した野田佳彦財務相の目はなくなる。増税路線と与謝野さんのおまけ付きという悪夢が消えるのはよいが、昔の流行した「究極の選択」というネタのような世界だ。まるで罰ゲームである。▼他は小粒と言ってもよい。鹿野道彦農林水産相や樽床伸二元国会対策委員長は自民党派閥風味のご愛敬といったところ。海江田経済産業相が首相になれば日本の面白政治にお涙のシーンが溢れることになる。馬淵澄夫前国土交通相は増税反対で支持する向きもあるが、私はこの政治家の過去の言動から基本的に信頼していない。▼さて全部にバツを付けてしまった。どうするか。無責任ではないか。どうせ無責任で最低というなら、私たちの等身大の首相菅直人首相がいるではないか。続投してくださいよ。菅さん。▼民主党政権になって三人目の首相が生まれるというのは海外ニュースではジョークの扱いになっている。日本の政治がジョークなのだからしかたがない。政治機構に問題があるとして憲法論をぶち上げる人もいるがジョークに念を入れすぎる。▼冗談を抜きにすれば、衆院が予期された期日で解散されるまで良識有る国民はじっと耐えるのがよい。ひどい政権を選ぶと国民がひどい目に遭う。腹の底から自業自得だと得心するのにはあともう一、二年待ったほうがよい。

今日の大手紙社説

 特になし。リビア情勢については急展開が意外ではあったが現在の局面で示唆される社説はなし。

 未明にNPRを聞いていると米国東部で地震があったとあり、めずらしいものだと思った。その後を見ると大きな事件でもなかったようだ。

 島田紳助さんの引退が話題でもあるが、私はB&B紳助・竜介以降の彼についてほとんど知らない。関心のない話題でもある。竜介さんが死んだときは感慨があったが。

日経新聞社説 現実味おびる普天間の現状固定の危険  :日本経済新聞

 基地の行き場がなくなれば、最終的に事故の危険と隣り合わせのまま、普天間がいまの場所にとどまることになる。そうなれば、普天間移設とセットになっている他の沖縄の負担軽減策も先送りされてしまう。

 最たるものが米海兵隊約8千人の沖縄からグアムへの移転だ。移設の遅れに業を煮やし、米議会はグアム移転経費の予算を削り始めている。

 こうした事態は日米両政府だけでなく、基地負担の軽減を望む沖縄側にとっても最悪といえる展開だろう。では、どうするか。

 まあ、そういうことになりました。

産経新聞社説 【主張】リビア政権崩壊 「カダフィ後」を支えよう+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 経済面の支援も重要だ。原油確認埋蔵量が世界第8位のリビアには日本の石油会社も進出し、2社は現在も採掘権を保持している。リビア石油産業の復活に日本の技術は大いに役立つはずだ。日本の国益が関わっている。

 韓国も早々に動き出した。

毎日新聞社説 社説:リビア政変 新たな国造りに団結を - 毎日jp(毎日新聞)

 これ、イラク戦争と同じなのにかたやリビアとなるとこうもラッパを吹くものかなと呆れる。

 イラク戦争のときは、フランスがNATOから離脱して反米に回った。あのときフランスとロシアは国連制裁に隠れてフセイン政権と繋がっていた。イラク戦争の大義はないと日本のリベラルは言うが、今回のリビア戦争の国連の大義も仔細を見ればいかがわしいもので、混迷すればそれが噴出しかねなかった。

 リビア戦争ではフランスが率先してNATOを率いた形になり、特殊部隊も導入した。英国も同じ。米国は裏に回ったかたちで情報網を提供した。スマートになったといえばそうだが、イラク戦争と本質が変わったわけでもない。

朝日新聞社説 前原氏立候補―政策論争にかじを切れ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 すぐに政策論争を始めてほしい。そのためには、立候補するなら現職閣僚であっても菅首相の正式な退陣表明を待つことなく、所信を発信すべきだ。

 それを言うならご破算になったマニュフェストを作り直して民意を問うということになるだろう。

 候補者は首相になるという気構えのもと、堂々と政策の旗を掲げなければならない。そして議員は、一人一人が全国民の代表であることを深く自覚して、投票行動を決すべきだ。それなくして、この危機のさなかに、代表選をする意味はない。

 そうやって民主党で3人目の首相ですよ。

晴れ

 酷暑というほどではなさそうだが暑くなりそう。心労などもありばてる。

2011-08-23

終風日報編集後記 加齢臭

 なぜか経済ニュースの項目に上がっている、切込隊長改めやまもといちろう氏の「日本のウェブメディアは二度死ぬ」のリンクを開くと「【日刊】出張前のぼちぼち感」というエントリーも見かけた。氏は38歳にして加齢臭との話がある。▼私は54歳なのだが加齢臭の自覚がない。加齢臭がそもそもないんじゃないかという奇妙な疑念があって、たまにつぶやいたりする。そんなことを言えば、自分の臭いは気がつかないものだとか鼻がおかしいとか思われるだろうなと思う。私の感覚はどこか人と比べて脱落しているところと敏感なところがあり、他人と生活しつつ補正してきたのだが、それでも自分の加齢臭については気がつかない。私は若いというつもりではない。▼汗の臭いがないわけではないがあまりない。食のせいもあるのかもしれない。ギリシアに二週間いたときは、自分の体臭が山羊肉とオリーブの臭いになって驚いた。汗や肌のべたつきがきらいでしょっちょうシャワーを浴びているというのもある。愛用するインド石けんの影響もあるかもしれない。▼長く使ってきたインド石けんだが最近では米国製のネオリアも使う。白檀の香りがないのがさみしいが慣れ、少し体臭が変わって人間になったような気がする。▼私はそもそも人見知りで人を避けるので体臭の有無など人に迷惑をかけたこともないかと思い出すと、沖縄で暮らし始めたころ、足が臭いと言われたことがある。本土の生活のまま靴を履いていたのが問題だった。それからは草履にした。米国製の皮の草履を愛用したが、関税が高いのと本土に戻ったせいもあり、履かなくなった。

今日の大手紙社説

 特になし。

 トリポリがあっさりとも言えないまでも陥落にこぎ着けたのは、私には予想外でもあったので驚いた。リビアは石油の利権とカダフィーさんが温存した兵器という利権があるので、そのマーケットがオープンしましたということではないかと思う。

 全体構図からすれば、この点におけるNATOの危機が回避されてよかった。

朝日新聞社説 リビア―カダフィ後への支援を : asahi.com(朝日新聞社):社説

 リビア情勢はこの数カ月内戦状態になり、安保理決議に基づく軍事介入が始まった。英仏軍主導の空爆では民間地区への誤爆もあり、限界が表面化していた。今回、リビア民衆の主体的な動きで首都攻勢が成功したことで、内戦が長期化して国際社会が泥沼に入ることが避けられたともいえる。人道目的の軍事介入における反省としたい。

 「リビア民衆の主体的な動き」が嘘臭いが、現状についてはお見事という他はない。

 反体制派の中でも、カダフィ体制から離反した旧政権幹部や部族勢力が影響力を持つ。新しい時代を開くためには、憲法制定や選挙実施など民主化プロセスを一つずつ実現して、政治や社会の仕組みを作っていかねばならない。

 旧体制を打破して終わりではなく、これからがリビアの試練の始まりである。日本を含む国際社会の支援が求められる。

 イラクのように。

曇り

 気温は下がっているのだが喚起が難しく多少不快。しかたない。

2011-08-22

終風日報編集後記 シベリア抑留で思う

 トップ記事がツイッターの基本的な使い方の解説。新聞の記事とは言いがたい。他の話題を見るにさほど興味も引かれない。今朝の毎日新聞社説「シベリア抑留 後世に伝える仕組みを」との話を思い出す。引用しよう。▼「第二次世界大戦の終了後、旧満州(現中国東北部)などで降伏した日本人兵士たち約57万5000人(厚生労働省調べ)がソ連領やモンゴル領に連れて行かれ、労働を強いられた。うち約5万5000人(同)が抑留中に死去したとされている。今年春までに約2万人の遺骨が帰ったが、身元が判明したのは約800人。現在、日本に生存する元抑留者は約7万人と推計されている。」▼社説の話は概ねそうであろう。昭和32年生まれの私は身近ないろいろなところでシベリア抑留の話を聞いたものだった。体験者からも直接聞いた。これだけ多くの人が悲惨な境遇にあったのだから市井に語られないことはない。だが表立って語られない面もあった。ソ連支持の知識人が跋扈していた冷戦時代である。1980年代の反核運動ですらソ連核は問えなかった。▼兵士と男が拉致されていけば残る女はどうなるか。かくして敗戦国とはいえ日本も対処しなくてはならず、引揚援護庁を作り保養所を作り、国家が運営して中絶を行った。超法規的措置であった。おおっぴらに語られる話ではないが市井の人々は知っていた。毎日新聞社説のように、後世に伝える仕組みを作るべきか。▼もしかすると毎日新聞社説子は知らないかもしれないが、シベリア抑留から帰らない人もいた。現地の女性や同じくソ連に引かれた他国人女性と結婚して子をなしたりした。幸せであったか不幸であったか。数奇な運命であろうが、安穏な人生であろうが、そのこととは関わりがない。

今日の大手紙社説

 特になし。はてなブックマークのお馬鹿なタグみたいなひと言コメントみたいのを残すか迷ったが、まあたまには。

 よって涼しい。昨日のテンペストが面白かった。なんかの総集編みたいな展開だが、仲間さんのいい味が出て来たように思えた。

2011-08-21

終風日報編集後記 電子ブックリーダーはなくなるか

 トップニュースがさすがに意味不明なのは困ったものだ。他のニュースを見ると、「10年以内に消え去るもの」という話題があり、リンク先のリンク先に該当記事がある。なんであろうか。消えるものリストのなかで、「電子ブックリーダーはなくなる...」とある。読んでみた。▼私はすっかり電子ブックリーダーは便利だと思うようになっているの。これもなくなるのか。理由はというと、スマートフォンなどに吸収されるからということだ。たしかに表示機能とバッテリーが改善されればそうなるかもしれない。だが、ふと首をかしげる。「分かりやすい例を挙げれば、単体のナイフを持ち歩くよりも、スイスアーミーナイフのようなマルチツールが好まれるという感じでしょうか」▼スイスアーミーナイフは十徳ナイフのことだ。いろいろと多機能なものが詰まっているということでもある。電子ブックリーダーは「機能」であってそれ自体の「物」ではないということなのだ。そこに違和感がある。▼電子ブックリーダーを使っていて感じる愛着は、それが「本」というメタファーを表現しているからだ。情報を読むのではない。「本」を読んでいるのである。「本」が存在するというメタファーこそが電子ブックリーダーのUIユーザーインターフェース)なのである。▼そして人間にとってメタファーと実体とはあまり差違がないものだ。愛と愛のメタファーにも差がない。それは始まりにおいて、そして終わりにおいて。

今日の大手紙社説

 特になし。甲子園も終わったらしい。まあ、大過なくよかった。

 涼しい。

2011-08-20

終風日報編集後記 遠くて近きもの、男女の仲

 トップが文字化け。続く記事が英語。読めたものではない。グロ写真とまでいかないまでも編集以前の状態である。申し訳ない。設定を見直した。▼気になる話題はといえば、超円高か、それとも「男性に察してほしい女の子の建前9パターン」か。後者だろう。読んでみる。「デートコースはどこでもいいよ」の本音は「私の好きそうな場所じゃないと嫌」とある。幼稚な話だ。▼遠くて近きもの、人の仲。つまり男女の仲である。本音を秘めての男女の付き合いは、男女の心の距離も示すが、これもまた序破急の差がある。同記事のように幼い「序」の駆け引きで終わるのは、損得がらみ。それもまた男女の仲には違いないが、それが破れる「破」の時期があり、そこから恋愛が始まり、「急」のなかで男女の仲の本質が現れる。そうなってなお本音が消えるというものでもない。▼長く慎ましい結婚生活をしている夫婦が、お互いの関係を「空気のようなもの」と言うことがある。あると気がつかないほどだが、なければ生きられないというのである。それも稚拙な嘘だ。女の建前も男の建前もどこまでいっても解決するところなどありはしない。▼「かたづいたのはうわべだけじゃないか。だからおまえは形式ばった女だというんだ」「じゃどうすれば本当にかたづくんです」「世の中に片付くなんてものはほとんどありゃしない。いっぺん起った事は何時までも続くのさ。ただいろいろな形に変るからにも自分にもわかなくなるだけのことさ」▼夏目漱石道草」より。表記をすこしひらいただけだがそのつぶやきは今も変わらない。清少納言は遠くて近きものに極楽も挙げた。男女の仲は死んでかたづくと読みたい。

今日の大手紙社説

 猛暑がやんで自分の毒舌頭が活性したということはないだろうが、朝日のサイバー攻撃の社説や毎日の信用の社説については、ちょっとこれはないなというレベルでまいった。社内に人材がいないわけではないだろうから、もう少しなんとかできないものなのだろうか。

日経新聞社説 工程表が示す冷えない原子炉  :日本経済新聞

 原発敷地境界の放射線量は年0.4ミリシーベルトの水準にまで下がったと推定される。工程表が目指す年1ミリシーベルトを切った。その一方で、肝心の原子炉の冷却は足踏みが続く。とくに2、3号機の圧力容器下部の温度は100度以上のままだ。1カ月前とほとんど変わらない。

 そう、実は原子炉の状態から見ればなんにも変わっていない。

産経新聞社説 【主張】民主党代表選 耳疑う小沢氏処分の解除 - MSN産経ニュース

 まあ、民主党ならなんでもありだからとは思うけど、この話を聞いたときはさすがに呆れた。

毎日新聞社説 社説:視点・金高騰と通貨 「信用」の守り手は誰だ=論説委員・福本容子 - 毎日jp(毎日新聞)

 悪口みたいだが、こんな低レベルな話が社説でまかり通っちゃうっていうのはどうなんだろ。

読売新聞社説 だけではない。 : 子育て支援 財源の裏付けある総合施策を : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 自公政権の児童手当は、子どもはまず親が責任を持って育てるとの理念から、親を援助するものだった。経済状況や子の数で支給額に差をつけていた。

 一方、民主党は「社会全体で子育てする」との理念を掲げて、家庭の状況に関係なく、子ども一人ひとりに同額の手当を出す、との考え方を採った。

 だが、実際には親に支給されるため、必ずしも子どものために使われるとは限らず、理念と実態が乖離したものだった。

 論点が違うように思うが。

 基本的に、子ども手当はBIの一種。まあ、それはそれとして、社会が子供を育てるというなら優先的な制度課題が山積しているのに、それを個別支給のカネでなんとかなるとかした馬鹿さ加減を味わう時期。

朝日新聞社説 サイバー戦略―日本も牽引役をめざせ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 なんか久しぶりに目の覚めるようなお馬鹿な社説。内部の技術者に見せれば、「だめですよ、これ」で終わる代物。

サイバー攻撃の特徴は、技術さえあれば、遠くからでも低コストで瞬時にできることだ。

 その技術が高コストなのだが。

 日本も2000年に8省庁のサイトが攻撃された。05年に内閣官房に専属の情報セキュリティセンターを設けて、警察や防衛などの関係省庁と対策を進め始めた。年次計画をつくり、企業の安全指導もするが、実態はほとんど知られていない。

 欧米の研究開発予算が年々伸びているのとは逆に、日本ではこの5年で50%近く削られているのが実情だ。

 今年の防衛白書は、サイバー空間の脅威を初めて特集した。日本政府として危機意識を持って、対処していく必要があるのは確かだろう。

 むろん、日本がすべきことは「専守防衛」だ。高い技術力を集めて強固な監視や防護の基盤を築く。それをもとに各国と連携し、世界の牽引役(けんいんやく)になる。それくらいの気構えで国際ルールの確立に尽力してほしい。

 著名なbotの動向くらいレクチャーを受けてから書けばいいのに。

曇り・ログイン

 炎暑去る、と言いたいところだがしばらくすると戻ってくるらしい。今朝の外気は涼しいが、室内には熱がこもる感じがする。

2011-08-19

終風日報編集後記 ハンバーグ定食を考える

 トップのニュースにえぐい色の写真がある。すわっ、グロかと見ると、”東京・中野の「Sガスト」で期間限定の「チーズ&サルサハンバーグ定食」を食す!”である。それはよい。▼記事を読むと、「450円でチーズがのっかったハンバーグが食べられるのは嬉しいですねー」とのこと。カロリーは十分に摂れる。暑さにバテないためにはよい。▼外食の原価は三分の一。するとこれは150円ということか。採算は合うか。肉は100グラムだろうか。それだけで150円は行きそうだが、おそらく肉の原価はその半額だろう。▼セブンイレブンのプレミアムハンバーグが260円ほど。なんどか食べているがそれなりにおいしい。ドミグラソースが決め手なので、チーズやサルサを載せるとバランスが悪いが、これにパックご飯を付けても、一食あたりにすると350円程度。ふむふむ。▼外食が人件費を抜きにして合理化されれば、その分の中抜きの商品はコンビニでも販売できる。ファミリーレストランのメニュー程度であればコンビニが優るのが理というもの。それでいいのかと反射的に思うが、現実としてはそれでいいに違いない。▼なにがうまくはないかと言えば、「ひとりはうまからず」である。ひとりで食うもはうまいものではない。いや、ラーメンはひとりで食べたいこともある、男と女に疲れたときとか。

ブログサバト

 金曜日となりました。

今日の大手紙社説

 特になし。

 シリアの締め上げを欧米では騒いでいたが依然フェイク。

毎日新聞社説 社説:川下り転覆事故 もしもへの備えが必要 - 毎日jp(毎日新聞)

 まあ、この事件、責めるのは容易いのだけど、現実は慣例的だったのではないか。その意味では制度的な不備の問題のようにも思えるが。

朝日新聞社説 子ども手当―メンツより大切なこと : asahi.com(朝日新聞社):社説

 子ども手当の代わりに扶養控除が廃止されていたことで税負担が重くなる世帯に、緩和措置を講じるのは当然だ。認可保育園の入所が後回しにされたり、保育料が重くなったりすることへの不満にも対応して欲しい。

 まあ、そういうことで、民主党がやったことは自民党以下の重税で子育て締め上げになりましたとさということ。

 理念としては男女が労働参加が望ましいから扶養控除はあってもよいし、それゆえの子ども手当というBIがあってもよいのだけど、現実からその理念への妥当な線引きをしなければ、現実の弱い者虐めにしかならない。ちいさい子供を抱えた専業主婦にさあ働きなさいといってもその社会の受入ができてなければ無理。

暑い

 今日で炎暑は終わると聞いたが、小休止程度らしい。まいったね。

2011-08-18

どう生きたらいいかを考えさせる本

 どう生きたらいいかを考えさせる本などといった話題は書くものではないと思っていたが、ちょっとした機会でもあるので簡単に書いてみたい。

 人生とは何かということをもっとも究極的な形で描きだしているのは、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」(参照)だろうと思う。が、これは万人向けではない。皆目わからない人もいる。お薦めはしづらい。

 日本人として生きていて、人生で突き当たる本質的な問題を実験的な形で描いていったのは夏目漱石の小説である。極点は「明暗」(参照)だろうが、できれば、その他の小説から読み進めたほうがよい。おそらく日本近代の知識人が抱える本質的な問題が、人によってはということはあるだろうが、自分のことのように問われている。

 このブログを書き始めてからはなぜか言及してこなかったが、ドストエフスキーやら漱石といった、いかにも文学というものでなければ、山本周五郎の小説を薦めたい。人情と人生というものの色合いを描き出しているからだ。一昔前になるが、新潮文庫でロングセラーになっているのは太宰治と山本周五郎だと聞いた。日本人は山本周五郎を読むのである。

 山本周五郎の傑作は何か。難しいが、三大長編は傑作に近い。私より年上、といっても全共闘世代はあまりまともな読書をしていないのでその上の世代になるが、今の70代の知識人なら大半が読んでいるのは「樅ノ木は残った」(参照)である。そして最後の長編は「ながい坂」(参照)で、これは言い方はよくないが、まっとうに生きようとした人間が突き当たる大きな問題が地味に描かれている。この二冊を読めば、戦後の日本を支えてきた倫理というものがわかる。

 この中間にあるのが「虚空遍歴」(参照)である。これは私の人生の書である。才人が才に疑念を持ち、自滅していく物語である。なんの救いもない、ということでもないが、人が自分の人生を歩み始めるときに生じるもっとも本質的な問題を描いている。

 「虚空遍歴」とは似ていないのだが、私の心のなかでは同質の問題としてこれもまた私の人生の書となっているのは、ヴォネガットの「チャンピオンたちの朝食」(参照)である。人生は物語ではない。では人生とはいったいなんなのか。それを根底から描いた、変な小説である。その意味は最後に涙が涸れるまで泣いて理解する。あと一冊人生の書といえるのはヘッセの「ガラス玉演戯」(参照)だが、難解なのでお薦めしない。

 「虚空遍歴」も「チャンピオンたちの朝食」も、世間的に言えば、こんなネガティブな小説はないというくらいひどいしろものであって、人生はそういうものだと理解した人ではないと読みづらい。遠藤周作「彼の生きかた」(参照)もそれに近い。

 もう少し肯定的にというなら、隆慶一郎「死ぬことと見つけたり」(参照)と海音寺潮五郎孫子」(参照)は痛快で面白く、人生にある達観を与えてくれる。

 個別の小説ではなく全集を読むことで得られるある、人の生き方の形というものがある。中島敦全集(参照)がよいと思う。高校の教科書の山月記だけではない、ユーモラスで大きな人間としての若い中島敦がいる。

 小説では私は、村上春樹の大半を読んでいるし、強く影響を受けたがこうした機会にさして薦めるものはない。評論家としては小林秀雄山本七平も大半を読んでいるが同様にさほどお薦めということはない。クリシュナムルティの本も英書で大半を読んでいるがお薦めはしない。

 小説は苦手だが、この苦しい人生をすごすヒントのような啓発書はないかというなら、「ビルとアンの愛の法則」(参照)を薦めたい。が、どうもこれを良書と見る人は少ないようでもある。いわゆるきれい事の本でもないからかもしれない。

 以上の書籍はすでになんらかの形で言及してきた。たぶんまだ書いてことがないものでは、エリクソンの弟子でもあるオハンロンの「考え方と生き方を変える10の法則」(参照)がある。この本はシンプルだが、人生を魔法のように変えうる。

 この二冊はすでに絶版のようだ。中古は安価のようでもある。

 書架を見渡すと他にもお薦めしたいと思える本がないわけでもないが、まあ、こんなところ。

終風日報編集後記 「いま大学生だったら、どういう人生を選ぶか?」

 「いま大学生だったら、どういう人生を選ぶか?」という話題がなぜか政治の項目に上がっていた。「はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記」のエントリーらしい。はてなでの人気も高い。▼読んでみると、まったく理解できないわけでもないし、ところどころ頷くところもあるのだが、私にはあまりピンと来ない。なぜだろうか。私が日本の「大学生」を理解していないからか。▼かく言う私も大学生であった。教育学も学んだ。大学とは何か? 答えは、先進国においては、途上的な知価を持つ若い潜在的な労働者労働市場に放出せずに保持し、より知価の高い労働者に変性する社会機構である。モラトリアムである。もっと簡単にいうと牢獄に近い社会機構である。▼そうなのだ、諸君。君らは懲役4年。きちんとおつとめをすませなさい。思想家吉本隆明は正確な言葉ではないが、こう言った。学歴コンプレックスなんてくだらないものを引きずるくらいなら大学なんか目をつぶって出ておけばいい。▼しかし今や学歴の差違は大卒ではなく大学間にある。下位に見なされる大学にいる学生には、そもそも人生の選択が少ないというのが実態だろう。▼ではどうするのか? そこから問いかけが始まる。そこで「なるほどね」と思う大学生はすでに、この糞な機構を抜け出し、自分の人生を選び始めている。

特になし

 朝日新聞社説のダブスタが予想通りなのはむしろ退屈の部類。泊原発については現下の問題とあるべき機構とを切り分けないと議論にもならない。

日経新聞社説 子育て世帯が安心できる確かな手当に  :日本経済新聞

 特別措置法案では、現在の中学生まで一律1人当たり月1万3千円の手当をやめ、10月から3歳未満の子に月1万5千円(第3子以降は小学生まで)、3歳から中学生までは月1万円を支給する方式に改める。

 来年度からは児童手当法を改正して同額の支給を続けるとともに、世帯主の年収960万円程度を基準とした所得制限を6月から導入することで3党が合意している。

 民主党が約束した月2万6千円より少ないが、自民党政権時代の児童手当は3歳未満(第3子以降は小学生まで)1万円、3歳から小学卒業まで5千円だった。年少扶養控除が廃止されており単純比較はできないが、額も対象も手厚くなる。所得制限も児童手当は860万円未満だったので支給層も広がる。財政事情を考えれば所得制限は当然だ。

 自民党政権では年少扶養控除が大きかったともいえるので、民主党のこの妥協で「額も対象も手厚くなる」と言えるかはよくわからない。自民党政権でも変わっていただろうというのもあるし。

 いずれにせよ、「子ども手当」は終わっている。

毎日新聞社説 社説:泊原発 リスク評価は万全か - 毎日jp(毎日新聞)

 万全かというとそれは無理。妥当かが問われる。妥当かどうかは手順による。では手順はこれでよいのかというとき、機構ができていいないのでダメでしょという結論にはなる。

 しかも、福島原発がもし事故を起こしていなければ妥当と判断されていただろうとも思われる。

朝日新聞社説 野田氏の発言―言葉を選ぶ器量を待つ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 なんというかごく基本的にA級戦犯について朝日新聞が理解できていない。

 ⇒岸信介とA級戦犯: 極東ブログ

 社説に戻して。

 野田氏は現職閣僚であり、まもなく行われる民主党代表選に立候補する意向を固めている。首相になれば過去の歴史を背負い、日本国を代表して発言しなければならない。行動を慎み、言葉を選ぶのが当然だ。

 というなら⇒馬淵澄夫前国土交通相は閣僚を辞していなければ靖国神社参拝をしなかっただろうか: 極東ブログ

炎天

 明日で猛暑は終わるとのこと。そう願わざるをえない。

2011-08-17

ばて中

 ブログはちょっこし書きました。

 テンペスト、5回まで、見た。面白い。

2011-08-16

まだまだばてばて

 なかなか戻れませんね。

2011-08-15

さらにお休み

 ダラっとしてます。

2011-08-14

お休み

暑いですねえ。14日。

2011-08-13

不定期ブログサバト

ばて中。Twitterにはたまにいます。

2011-08-12

ブログサバト

 金曜日。暑く、そして、ばてる。

終風日報編集後記 「生き延びさせる力」

 トップニュースを開くとほとんど空っぽのページだった。それでもグロ写真が掲載されているよりはマシだと苦笑する。Paper.liの編集能力は低い。▼アルファブロガーでもありパールというコンピューター言語の推進者でもある小飼弾さんのエントリー「生き延びさせる力」がトップに並んでいたので読んでみた。残念ながら私には皆目わからない。引用されている内田樹先生のエントリーも同様。ブログの世界では話題のテーマだったのだろうかと妙な気がしていたら、2005年のエントリーであることに気がついた。▼お題である「生き延びさせる力」は結果的に生き延びてきた人にしてみるとひと言ふた言、言ってみたい気もする。私など説教を垂れそうである。だが、2005年の「生き延びさせる力」と2011年の「生き延びさせる力」は同じだろうか。▼垂れてみよう、私には同じとは思えないからだ。なによりそれは「力」といったものではないように思えるからだ。今のこの日本の状況で自分を結果的に生き延びさせているのは、小さな楽しみである。半径1メートルの生活と言ってもいい。それでよいのか、そこの圏内ですら苦しむ人をどうするのかと問われるなら、わからないとしか言えない。だが、私は私の小さい世界の楽しみをよすがに生きている。

今日の大手紙社説

 特になし。

 民主党の次期総裁候補に赤松元農相が上がっていた。旧社会党系が推しているとのことだ。まあ、がんばれ。

 ちなみに、この民主党総裁選だが、国会議員だけで行う。民主党全体の話ではない。世が世なら小沢さんがばっちり仕切れたところだが、前回の不信任案失敗のようにもうその威光はない。というか、カネが尽きたのではないだろうか。小沢さんはどぶ板選挙を大切にする政治家でもあるが、一面では政治ブローカー的な技能集団になってしまた。

晴れ

 昨晩はエアコンで空調。高性能な機器なので調整しているようだ。夜中に地震で目が覚めるが、眠る。朝方ニュースを見ると福島の地震であった。

2011-08-11

終風日報編集後記 終風日報廃刊・新刊によせて

 驚いた。トップニュースがグロ写真なのである。すわ、ハッキングされたかと思って調べたが、その気配はない。とりあえず、現行の終風日報は廃刊して新しく入れ替えたが、アドレスが変わってしまった。▼なぜこんな事態に。からくりは終風日報の仕組みであるPaper.li(ペイパーリー)にある。記事は、私のツイッターのフォロアーさんのつぶやきに拠っているのだが、そのつぶやきが2ちゃんねるの掲示板のリンクだった。そのリンク先にグロ写真があったのである。▼名ばかりにも編集者であるが意図しないこととは言える。機械的な仕組みというのは困ったものだと思う。しかし、これが人間の組織でも同じようなことは起こる。▼人の世の中は、と話が飛躍するのだが、自分の思うようにはならない。自分の思うようにしようとする人は各種の僥倖が重ならなければならない。それもまた運命であるというところで、不運もまた同じものではないかと思う。人は思いを遂げようとしてもがけば一つの形にしかならない。▼思想家吉本隆明はそれを「不可避の一本道」と言った。グロ写真を除いてもまた出てくるのならそれもまた不可避と言いうるのだろうか。いや、グロはちょっと私の趣味ではないな。

 

新刊⇒終風日報 紙

今日の大手紙社説

 首相退陣が話題。私はこれが皆目わからない。なぜ退陣を求めるのかという点だ。民主主義のプロセスが機能しているとはとうてい思えない。

日経新聞社説 「アラブの春」を頓挫させるな  :日本経済新聞

 30年に及ぶ長期独裁政権を維持してきたエジプトのムバラク前大統領が、民衆デモによりその座を追われて11日で半年。「アラブの春」として中東全域に広がった民主化要求運動がここに来て息切れしている。

 そもそも「アラブの春」なのだろうか。民主化要求もあったが、それは一面にすぎないのではないか。

産経新聞社説 【主張】「核抑止力」発言 首相は何を学んできたか+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 菅直人首相が原爆犠牲者追悼に訪れた広島長崎で「核抑止力の必要がない世界を目指して努力したい」と発言、核抑止力のない世界に向けて取り組む考えを示した。

 首相は昨年の広島平和記念式典後の会見では、「国際社会に不確実な要素がある中で核抑止力は引き続き必要」と語っていた。1年で全く逆といえる認識に転じたのはどういうことか。

 中国北朝鮮は核やミサイル能力を増し、10日も北が黄海で砲射撃訓練を行い、韓国軍が対応射撃する事件が起きた。日本周辺の脅威は増大し、抑止の必要も高まる一方だ。にもかかわらず、思いつきのように「核抑止力の必要がない世界」とは、非現実的で無責任といわざるを得ない。核を含む拡大抑止力(核の傘)を日本に提供する米国の不信感も招きかねない。首相は抑止と防衛の基本を根底から学び直してもらいたい。

 これは残念ながら産経の言うとおり。

朝日新聞社説 英国の騒乱―なぜ暴力が横行したか : asahi.com(朝日新聞社):社説

 騒乱のきっかけは、ロンドン銃器犯罪を捜査中の警官による黒人男性への発砲事件だ。これを人種偏見と抗議する集会から暴動に発展した。

 「と抗議する」という表現の曖昧さ、その集会と暴動の関係、これはよくわかっていない。

 逮捕者は700人を超えた。ツイッターフェイスブックで暴動への参加を呼びかけた少年がいた。覆面姿で略奪に及んだ犯罪者もいた。真相解明を急いで欲しいが、移民や人種、貧困といった特定の要因が原因だとは言い切りにくい。

 浮かび上がってくるのは、社会の恩恵を感じることがなく、やり場のない不満や怒りを心にたぎらせる若者の存在だ。

 「社会の恩恵を感じることがなく」もまた表現が曖昧。そのような心象を議論に据えることは難しい。社会学的にまずわかることは、「社会の恩恵」の有無だが、これは公平に見てないとはいえない

 出身や階層が異なっても、それぞれの居場所を認めあうのがこの国の伝統ではなかったか。暴動に加わり、暴力に酔いしれる若者は、そんな姿とは大きくかけ離れている。

 この問題が難しいのは、まさにその伝統がこの暴動を生み出したのではないかという点。

朝日新聞社説 民主代表選へ―公約超えた知恵を競え : asahi.com(朝日新聞社):社説

 論ずべき課題は山ほどある。代表選に出る候補は、これまでよりも若返るだろう。どんな知恵を持っているか楽しみだ。

 現状の候補や民主党を見て、とうていそう思えないが。

朝方は涼しい

 炎暑は続く。

2011-08-10

終風日報編集後記 経済の混乱に不思議もないが

 先週のフィナンシャルタイムズ社説はこう切り出していた。「戦争においても政治においても、集団を弱体化させるのは指導者の不在である」▼経済紙でもある同紙は現下の経済にこれを当てはめる。「資金の波が安全に見える港へと疾走したのは、先進国経済政策自己欺瞞以上のものではない」▼見通しの立たない混乱で、投資リスク資産を極力嫌うのは当然のこと。この状況をもたらしたのは新諸国の経済政策だというのだ。なんの不思議があるかと。▼不思議はある。先進国でも無策中の無策の日本が安全だと見なされたのはなぜか。円を買っておけばいい。世界の資金は日本の円に安心を見ている。▼しかし、安心な港は一時に過ぎない。急速に集まった金な急速にも消え去る。それをぐずつかせているのは、世界の不安である。▼ならば世界の安定を祈るのではなく、世界の不安定を祈ることが相対的な日本の安定をもたらすだろう。いや、冗談だ。日本の経済政策の真相がそうであったとしても。

今日の大手紙社説

 特になし。ロンドンがひどいことになっている。システム論的な問題ではあるがシングルイッシューではない。つまり、差別がとか貧困がという短絡的な問題ではない。基底にあるのは、2005年パリ郊外暴動などと同じ西欧社会の暴力性。まあ、そういう社会システム。

 でと。

 ⇒英の暴動 中部都市にも広がる NHKニュース

暴動が起きている地域は、いずれもアジアアフリカからの移民が多く暮らしており、若者の失業率も高いことから、暴動が拡大している背景には、政府が進める緊縮政策などに対する不満もあるものと指摘されています。

 NHKとしては失当。

 あと⇒イギリス生活情報週刊誌 - 英国ニュースダイジェスト - 暴動の渦中の人物は麻薬の売人か - 8月9日

 今回の事件ではガーディアンの論調を見ていて、その冷ややかさが気になっていた。

産経新聞社説 【主張】首相の不適切献金 喚問で「北との闇」解明を+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 私見では、菅さん自身はそんなタマでもないので、踊らされているというか構造に嵌め込められている。まあ、それが問題だとはいえるけど、この問題はイデオロギーより選挙ブローカーの問題という制度的な方面から責めた方がいい。というか、民主党全体に言えることなんだけど。

読売新聞社説 核燃サイクル 無責任な首相の政策見直し論 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 民主党は2009年にまとめた政策集で「再処理技術の確立」を掲げ、核燃料サイクルを支持してきた。それ以降、今日まで、この問題が党内で本格的に論議された形跡はない。

 もんじゅはダメだと思うけど、このプロセスは最低。

 しかし、短絡的な廃止では、この投資が全て無駄になる。

 それはまあ、しかたないんだよ。研究と実用化は結びつかない。というか、トリウム炉の研究でもしてくださいな。

猛暑続く

 バテ中。もうしょもない。

2011-08-09

終風日報編集後記 よろしき日本

 トップニュース見出し「頼れるのは自国の農業だけ!」だけ見ると「またいつもあの議論か」と思う。が、リンクを開くと山下一仁氏の寄稿。暴論ではないが、議論はごく一般論で、現下の状況論というわけでもない。▼山下氏は食の安全保障を重視する論者で農政をよく見ている。食の安全は独立したテーマとして扱うこともできないわけではない。だが、国策としては日本の自由貿易の従に位置するものだ。▼よく言われることだが、石油もなければ農業もできない。日本は自由貿易で立国していくしかないことを戦争が教えたようなものである。シーレーンは日本の生命線である。その危機感を持つ国民は少なくなりつつある。▼人は平等であるべきである。格差はよろしくない。よろしい。貧困の中国人と富裕の日本人を比べてみよ。ではエネルギー中国に融通するのが義ではないか。そう真顔で問われれば、よろしいと答えるほかはない。▼貧しさのなかで平和を求めていけばいいではないか。人々の職はどうなるか。あくせく働くことはないではないか。よろしい。大変によろしい。

今日の大手紙社説

 特になし。

 菅首相が18%で人気低迷というがでは代わりにという候補が多くて5%というところ。ダメじゃん。

日経新聞社説 南スーダンにPKO派遣を  :日本経済新聞

 どっからこの社説が出てくるのかよくわからん。国連要請とかあるのは知っているが。

 現地の治安情勢を冷静に見極める必要はあろうが、他の参加予定国との調整などを通じて、隊員の安全を十分に確保する道もさぐりたい。

 この書きぶりからすると現状についてそれほど知っている人が書いているとは思えない。

 こんな現状⇒BBC News - Sudan 'threatened to shoot UN helicopter' in Abyei

読売新聞社説 コメ先物復活 農家の経営感覚高める一歩に : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 よくわからない。こんなご時世に、決めごとだからってやることはないようにも思うが。

朝日新聞社説 米国債格下げ―世界危機への連鎖防げ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 偉そうに書かれていて無内容という典型的な社説。まあ、しかたないという面もあるのだろうけど。

暑い

 エアコンが難しく、冷房切れで寝汗をかく。ばてる。

2011-08-08

終風日報編集後記

 お休み。

今日の大手紙社説

 特になし。

毎日新聞社説 社説:シリア 見過ごせない人道危機 - 毎日jp(毎日新聞)

 シリア問題を取り上げただけよい。構図の読みもこんなところ。

 特に中部の都市ハマでは政府軍が電気、電話、インターネットの接続などを遮断し、約80万人の都市を包囲して反政府勢力を攻撃しているという。82年の「ハマの虐殺」の悪夢がよみがえったようだ。

 この虐殺事件は、現大統領の父ハフェズ・アサド大統領(故人)の代に起きた。ハマを拠点とするイスラム勢力を掃討すべく政府軍が猛攻を加え、女性や子供を含めて死者は数万人規模に上ったとされる。

 まあ、当初から予想されたこと⇒シリアの複雑な現状: 極東ブログ

 毎日新聞社説に戻って。

 シリアは社会主義の流れをくむバース主義の国である。と同時に、アサド政権はイスラム教の少数派アラウィ派を支持基盤とする。アサド政権が倒れれば、多数派のスンニ派が権力を握って社会構造が激変するのは目に見えている。後継政権の性格や政策も予測がつかない。

 まあ、そう。

 激動を恐れてばかりもいられないが、安定的な政権移譲に越したことはない。米欧は、リビアに続いてシリアでも軍事行動を起こすことはできまい。唯一現実的な選択肢は、米国エジプトサウジアラビアなどの地域大国と協力しながらアサド大統領に退任を促すことだろう。ロシア中国との協力も欠かせない。

 どうだろうか。エジプトは事実上瀕死、サウジはアラウィ派の問題で関与すると微妙。ロシアはシリア問題で国際社会の足を引っ張っている。中国は出てくるわけない。というか、シリアは北朝鮮と核問題でつるんでいてここに中国の一部が関与している疑念もある。

夏続く

 バテ中続く。

2011-08-07

不定期ブログサバト

 ツイッターは出てくるかもしれません。

日曜日

 暑い。

2011-08-06

終風日報編集後記 70年代アイドルにw

 韓リフ先生のはてなダイアリーがトップに上がっている。テーマとなっているリチャード・クー氏との議論は経済に関心があり、過去の議論の経緯を知らないとわかりづらい。バランスシートをどの程度重視するかという議論ではないかと思うが、私の関心は次の話題、70年代アイドルに移る。▼「たぶん山口百恵さんとかピンクレディーのケイちゃんとか好きだったようなw しかも恥ずかしい思い出ですがw ピンクレディーの下敷き使ってましたねwww」▼文末に踊るwにじんとくるものもあるが、韓リフ先生より年が入った私だと、wにも微妙な差がある。ピンクレディは私の同級生と言ってもいい。もったりとした昭和の人間としての。▼「ところで倉田まり子さんはいまはキャリアカウンセラーとして活躍中ですね(しかも東京学芸大学の特任准教授とは)」との話には驚いた。今は坪田まり子というらしい。ウィキペディアにも醜聞は軽く触れてある程度だったが、私の年代だと当時のスクープ写真が目に浮かぶ。▼「石川ひとみさんの「まちぶせ」はいま聞いても名曲です」 そういえば先日、現在の彼女が歌うのを聞いたようにも思う。錯覚だったか。変わらない歌唱であった。彼女はB型肝炎で苦しんだ。私は同年代でそういう知人がいたのでその思い出と重なる。

今日の大手紙社説

 原爆原発を「核」というだけで同じ次元で議論するノータリンがうじゃうじゃするという薄気味悪い光景。

 ボパール事故とか知らないのだろうか。科学技術が産業に結びつくときに本質的な危険性はつねに裏腹に存在する。そして、今日の原発がどのように発展してきたかという文明史観的な考察のはなはだしい欠落。

 ⇒ボパール化学工場事故 - Wikipedia

朝日新聞社説 原爆投下と原発事故―核との共存から決別へ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 道のりは長く、平坦(へいたん)ではないだろう。核被害の歴史と現在に向き合う日本が、核兵器廃絶を訴えるだけではなく、原発の安全性を徹底検証し、将来的にゼロにしていく道を模索する。それは広島長崎犠牲者福島被災者、そして次の世代に対する私たちの責任である。

 核との共存ではなく、決別への一歩を先頭を切って踏み出すことが、ヒバクの体験を重ねた日本の針路だと考える。

 まあ、こんな馬鹿、どうしようもないなという社説

 他方、吉本隆明http://f.hatena.ne.jp/finalvent/20110805184408

ログイン 薄曇り

 昨晩、湿気がひどくて不快で目覚めた、坐禅をするのだが不快。湿度がつらい。エアコンを付けても数時間後には湿度が戻るのでまた目覚めるかと思うとうっとおしい。シャワーを浴び直して、また坐禅をしているうちにようやく眠気がやってきて眠る。

2011-08-05

終風日報編集後記 セックス依存症ですか

 トップニュースは「これは怖い…身の毛もよだつ『セックス依存症』の真実」。どういう記事選択の設定をしているのかと問われそうだが、編集側としてはタブロイド記事はできるだけ抑制する設定にはしている。まあ、セックス依存症の話も読んでみようか。▼読むと、予想通りである。記事に「精神疾患の分類と診断の手引(DSM)」が引かれているが、これに掲載のない項目は精神疾患の類ではない。話のネタというくらい。しかもこれは外国の話だ。▼日本人にいわゆるセックス依存症がないとは言わない。女性の地位承認との関係は問題になりそうだ。欧米の場合は、男性はレイプでもそうなのだが、表面的な性欲の強さとは逆に、男であることが脅かされる防衛の反応になりがち。「無理して男らしさを求めなくてもあなたを愛する女性がいる」と実感できると変わるとも言われている。▼女性の場合は難しい。性欲があることが自己確認になっていることがあり、それを背景に女性の強壮剤というニーズも高い。もう一点難しいのだが、愛として性を与える衝動を持つ女性がいる。レインマンという映画で主人公を義姉がエレベーターでこっそりキスするシーンがあり、そこでほのぼのと留まっていたが、愛の表現が性の領域にすっとはみ出してきて、背筋がぞっとするものがあった。

今日の大手紙社説

 特になし。

 朝日新聞米国は「聖戦」教育をしていたととんでもない誤報を垂れ流していた。「聖戦」と「正戦」の違いがわからないのかもしれない。

 ⇒asahi.com(朝日新聞社):米空軍、核ミサイル発射担当将校にキリスト教で聖戦教育 - 国際

 まあ、こういう恥ずかしい記事を出していてはダメですよ。

 正戦については⇒日本国憲法の平和主義とオバマ米大統領の平和思想: 極東ブログ

日経新聞社説 「日立・三菱重」統合を産業再興の一歩に  :日本経済新聞

 これはつっぱりのフォローの社説かな。まあ、私はそれほど関心はない。

読売新聞社説 子ども手当廃止 与野党協調への足掛かりだ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 民主党が政権公約マニフェスト)で掲げた大看板を、ようやく下ろすことになった。

 民主、自民、公明3党の幹事長と政調会長が、子ども手当を事実上、廃止することで合意した。

 そういうこと。

 子ども手当は、最終的には中学生までの全員に対し、月2万6000円を一律支給する構想で、完全実施されると年に5・5兆円が必要になる。

 現在は半額の支給にとどまっているが、それを続けることさえ困難だった。最初から財源の裏付けを欠いた無理な政策であり、加えて、東日本大震災で巨額の復興財源が必要になった以上、廃止するのは当然である。

 ここは議論が逆で、本当はだからどかんとやるべきだった。意外と鳩山さんがわかっているようだったけど。

朝日新聞社説 子ども手当―メンツより中身詰めよ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 民主、自民、公明の3党が子ども手当の見直しに合意した。

 現在は、子ども一人あたり月額1万3千円。これを、子どもの年齢や人数で差をつけて、1万〜1万5千円を支給する。

 来年度からは「年収960万円程度」を基準に、所得制限を設ける、という内容だ。

 民主党が鳴り物入りで掲げたマニフェストの目玉政策の失速に、公約不履行という批判も出るだろう。制度の変更で、窓口業務を担ってきた自治体が混乱するのも避けられまい。

 朝日新聞社説がまどろっこしく書いているが、子ども手当は終了したということ。先に民主党政権が終了しているので、こうした問題をぐだぐだやる意味がないというのは、1月時点で述べたとおり。

 ⇒菅さん、子ども手当を白紙にすることから始めたらどう: 極東ブログ

 朝日新聞社説に戻して。

 本来もっと論ずべきは、安心して子どもを産み、育てられる環境をどのようにしてつくるかだったはずだ。

 ここは的が外れた議論で、「安心して子どもを産み、育てられる環境」というのなら、制度がまず問われる。というか、朝日新聞社説さん、カネでその環境ができると思っていましたか? まさか。

 ツイッターなどで、自民党が、子供は親が育てるもので社会が育てるのではないとか言っているとか揶揄しているのを見かけるが、そういうのも具体的な制度が問われないでイデオロギー的に空中戦しているのもナンセンス。

 子供は社会が育てるというなら、メディアが呼ぶところの「赤ちゃんポスト」を充実させることが先決。

 ついでに老婆心的に蛇足すると、「「安心して子どもを産み」に関係するが、出産費用は40万円くらい公的補助がある。全国平均すれば出産費用は自民党政権時代から公的に保護されている。出産費用で悩む人がいるならその必要は、とりあえずない。

朝日新聞社説 円売り介入―「ドル安」阻止へ協調を : asahi.com(朝日新聞社):社説

 為替介入だけでは力不足のため、日銀はきのうから2日間の予定だった金融政策決定会合を1日に短縮し、追加の金融緩和策を打ち出した。資産を買い入れたりするための基金の規模を40兆円から50兆円に増やす。

 ここは朝日新聞社説子が経済を理解していないのかもしれないが、「為替介入だけでは力不足」ではなく、介入の資金が市場吸収されてしまうので日銀の金融緩和が必要になるというか、セットではないとそもそも意味がないという話。

 むしろ問題はこの状況下で10兆円ですかということで、それほどの効果はない。今ドルは79.26円。76円という値を見た対応としてはまずまずとも言えないが、デフレの対策にはまるでなっていないというか、毎度の日銀さんというくらいのこと。つまり、金融緩和はデフレには効果はありませんという実績を作りたい。まあ、その手の話は私より詳しい人がいるのでこの程度。

晴れ

 起きたときは涼しい感じがしたが蒸し暑さは始まる。金曜日。

2011-08-04

終風日報編集後記 「自分に無理のない生き方」から今の日本

 はてなでは有名だがphaさんの「世間のルールに背を向けろ」というエントリが掲載されていた。NHK「オトナへのトビラ」第4夜8月4日正午に出演したらしい。それに合わせた感想が書かれている。読むに、ああ、これは若い人を魅惑するだろうなと思った。▼人には適性というものがあり、「世間で一般的なルールに従わなくても、なんとか死なずに生きてて、たまに何か楽しいことがあればそれでいいんじゃないの」という話だ。さらに「僕ももう32でおっさんなので年長者ぶって若い人に言いたいことがあるとすれば「無理をしない」「悪い場所からは早めに逃げろ」ってことかなあ。」▼結果的にいうなら私の生き方とphaさんの生き方にあまり差はなく、意見の差もない。ただ、これは自分もそうなのだが、誤解されるだろうなとも思うが、こうしたことはすべて結果論だということだ。人が生きていたらそうなったというだけのことなのである。その意味で、いろいろ悩んでどうしようもないという生き方も、その点では同じなのである。▼「自分に無理のない生き方」それは私の上の世代である団塊世代の理想でもあった。そのうちの全共闘世代は転向して日本資本主義のエンジンとなるかツイッターなどで見かけるきっこさんの知恵袋や東海アマさんのようになった。才能のある人は反原発の小出さんのようにもなり、曖昧さのなかで漂いながら政治家をして菅さんは偶然首相にもなった。皮肉を言いたいのではないし、批判したいわけでもないが、phaさんの生き方の一つの総合的な帰結もまた今の日本社会なのである。

今日の大手紙社説

 意外と特になし。

 シリアについてどこも触れず。

日経新聞社説 中国軍に自制を促すために  :日本経済新聞

 そこで、やるべきことは主に2つある。第1は言うまでもなく、同盟国である米国との対中戦略の連携を緊密にすることだ。

 日米は6月の安全保障協議委員会(2プラス2)で、中国に「国際的な行動規範の順守」を求めていくことを、日米同盟の目標にすえた。そのために両国がどう役割を分担し、協力するのか、具体的な方策を早急に詰めるべきだ。

 第2に、同じ懸念を共有する東南アジア諸国や韓国オーストラリアと、日米が安全保障協力を深めることも有益だ。アジアの安定には米軍の関与が欠かせない。だが、米政府は歳出を減らすため、国防予算も抑えようとしている。

 米軍の関与を息切れさせない工夫が必要だ。米国とその同盟・友好国である日韓豪、東南アジアの国々による安保協力はその一助になる。

 残念ながら手遅れで、もう壊れてしまった。

産経新聞社説 【主張】超円高 実効ある追加金融緩和を - MSN産経ニュース

 とかいうけど、策は書かれてないような。

読売新聞社説 ムバラク公判 民主政権樹立への通過儀礼だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 独裁体制を清算し、民主化を進めるため、過去の断罪は必要である。

 本末転倒というところかな。重要なのは、合法性ということ。ムバラク裁判はやるなとはいわないが問われているのはその一点。ところが、現行のエジプト政府は、もうなんども言ったけど、合法政府ではなく、クーデターで成立している。私がクーデターというのは比喩でもなんでもなく、実際に憲法にそくした政治権力ではない。しかも議会も機能していない。つまり、実際ははなから合法性のない政府。そこで司法だけに合法性があるのか。

 エジプトは今後、民主的な選挙を実施し、軍の政治への関与を薄めていく必要がある。それが、現在の混乱から脱する道である。

 議会から政府をたてて憲法を立て直して、軍をそこに装置として収納しなければならない。

 でも、端的にいうけど、無理というもの。

 そして先決の課題は、国民経済。そこが崩壊していくからすべてが壊れていく。

朝日新聞社説 再生エネ法案―これでは世界に遅れる : asahi.com(朝日新聞社):社説

 再生可能エネルギー特別措置法案の修正論議が始まった。その柱は、風力や太陽光などで発電する電力を長期間、固定価格で電力会社に買い取らせる制度だ。自民、公明両党はこの買い取りによる電気代上乗せに上限をつけることを要求し、民主党も受け入れる方向だという。

 新制度による買い取り金額は電力代に上乗せされる。この上乗せ分を1キロワット時あたり0.5円を超えさせないとする案が有力になっている。標準家庭だと月額150円にあたる。電気代の急激な上昇を避けるためという言い分だ。

 経産省の試算では、これだと総発電量に占める自然エネルギーの割合は2020年までに4〜5%しか増えそうにない。

 まあ、なにを今更の。

 明細書に記されていないが、電気代には原発の電源立地交付金などの消費者負担が、1世帯あたり月額300円ほど含まれているとの試算がある。つまり原発のためには、自然エネルギー買い取りに制限を求める人たちがいう負担増上限の、2倍の額がすでに課されている。

 そうなんだけど、それを今廃止もできない。

 電気代は今年に入って上昇している。石油、液化天然ガスなどの化石燃料の値上がりによって、東京電力管内の標準家庭では9月の電気代が2月に比べて月額500円以上高くなる。原発停止によって化石燃料の輸入が増えるので、今後さらに値上がりは避けられまい。

 化石燃料の輸入や原発にかかわる負担増には歯止めがなく、自然エネルギーの上乗せにだけ先に上限をつけるのか。国民の理解を得られるだろうか。

 このあたりの議論がよくわからん。「自然エネルギーの上乗せにだけ先に上限」を止めろ、そしてもっと値上げしろというのだろうか。それは無理だというのが国会の現状という話だから循環しているだけではないのか。

 再生エネ法案は、菅直人首相の退陣3条件の一つだ。成立を急ぐ気持ちはわかるが、自然エネルギーの十分な普及につながらない内容となるなら、本末転倒も甚だしい。

 でも、なんら見通しはないし、そもそもこの法案、以前の環境問題時点の原子力ベースの議論の上にできたものではなかったか。

曇り

 比較的に涼しい。8月もさくさくと進んでいく。

2011-08-03

終風日報編集後記 IBMは何の略か

 トップニュースがIBMのティーシャツだった。なんでしょこれというのが率直な感想。でも和み系で悪くはない。▼IBMはなんの略かというネタがある。I've Been Movedというのだ。ここで笑ってしまうのは、IBMで生き残っている優秀な社員であろう。異動が多い。ポリシー変更が多い。しかし、総じて見れば、IBMは生き残っているという意味で経営の手本でもある。▼IBMは私の世代、つまり1980年に世間に出た世代にしてみると、SEつまり、営業の会社だった。他、国内のコンピュータ会社も似たようなものといえばそうだが、IBMは特段に営業だなあと思ったものだった。▼コンピュータ産業が何に似ているかというと、土建である。特に、入力業務などというのはありがたい業務だった。現在ではそうもいかないだろう。

今日の大手紙社説

 特になし。

毎日新聞社説 社説:再生可能エネルギー 原発代替は十分可能だ - 毎日jp(毎日新聞)

 なんとも微妙な味わい。

 短期的には天然ガスによるガス火力発電にシフトするほかない。火力発電所の建設には用地選定まで含めれば通常10年ぐらいかかる。直ちに着手すべきだ。

 天然ガスをめぐる状況は一変している。米国頁岩(けつがん)中のシェールガスを採取する方法が確立し生産量が急拡大した。中国を含め世界中で開発が進んでおり、国際エネルギー機関(IEA)は2030年までに、世界のガス消費量は50%増加するという。「天然ガスの時代」だ。

 それはそうではあるんだが。対露・対中問題が絡んでくるし、つまり対米問題も絡んできて、日本の外交がさらに複雑になるんですよ。というか、そこがエネルギー政策のキモなんだが。

環境省の試算では、国土をめいっぱい利用すれば2030年、再生可能エネルギーによる発電が年間約3300億キロワット時も可能だという。現在の全発電量の約3割、原発の従来の発電シェアに相当する。理論的には再生可能エネルギーで原発の代替が十分可能なわけだ。達成は容易でないが努力目標にしたい。

 これね、簡易でもスマグリがあればできるとは思う。

 まあ、現下、ポピュリズムで原発から逃げてしまうのはわからないではないけど、困った風潮だなあ。

 われわれの次の世代は今以上に資源の有限性に突き当たる。少ないエネルギーで効率的に動く日本にしなければならない。「分散型」「地産地消型」のエネルギー構造に組み替えるほかない。それには再生可能エネルギーが最も適している。次世代の安全・安心のため行動を急ごう。

 いや、人類は遠い未来に安全な原子力を手中にするのですよ。

朝日新聞社説 米債務問題―対岸の火事ではない : asahi.com(朝日新聞社):社説

 議会がお馬鹿な状態という点では対岸の火事ではないのだけど、この社説の論点はそうではなかった。

 その点で日本は深刻だ。海外からの借金は少ないものの、財政は先進国で最悪である。にもかかわらず、震災復興でも社会保障でも財源問題を先送りしようとしている。米国欧州の債務危機は対岸の火事ではない。

 まあ、まず政府資産の売却からしたらいいですよ。

曇り

 蒸し暑い。くったり。

2011-08-02

雑記、というか没書き

 若い頃よく、「おまえは人の話を聞いてない」と言われたものだった。あまりよく言われるので、そうなんだろうなと了解し、そしてよく聞こうと努力した。が、努力してもさしたる変化はなかった。そのうち、もしかして、と思うようになった。

 もしかして、人の話を聞くというのは、その内容を理解するということではなく、その人の間接的な命令に従えということなのではないかな。

 だから、その間接的な命令に論理的な矛盾があることをきちんと律儀に聞き取って指摘を返すと、「おまえは人の話を聞いてない」ということになるのではないか。そういう仮説に立って、人は自分になにを求めているのかという枠組みを先に処理したほうがよさそうだなと思うようになった。実際のところ、たいていはそういうことだった。

 が、例外がある。ごく稀にというほどでもないのだが、そしてどちらかというとパソコン通信とかで広げた交友の結果でもあるのだが、私の話を聞く人がいるのである。あれ、この人は私の言っていることを理解しているし、さらに理解しようとしているのだというのが、とても斬新に思える。ああ、そう仕儀であれば、いいやと話を詳細にしていく。会話というのは楽しい。というか、もしかすると、そこでも思うのだが、人の話の内容を聞く能力というのは、頭がよいということなのではないか。

 そこから帰結される結論は、ボクは頭がよくってさということになりかねないので、それはちょっとなとも思うので、場合場合で考え直すことにしている。私はおっちょこちょいなのと、人から指摘されて思うのだが(自分ではまるで思っていないのだが)意固地なところがあるので、そういう面は、普通にお馬鹿だろうと思う。

 まあ、馬鹿でもいいやとは思っている。というか、これも自分の性格によるのだろうと思うが、自分が馬鹿であるとかなんとか、そいう話者に対するメタ的な評価はあまり関心ない。個別のテーマでどのような内容が展開されるかに関心が向く。

終風日報編集後記 富士山は噴火するのか

昨晩遅く地震があった。静岡のほうらしい。それほど大きなものではなさそうだなと思って、そのまま寝ることにした。▼地震に慣れつつあるといえばそうだ。そして慣れたから不安が減ったというのではなく、これからもっとひどいことが起こるのではないかなという不安の背景のようでもある。▼これからどんな天災が起こりうるのか。今回の東北大震災もほぼ的確に予測していた琉球大学木村政昭教授は、4、5年以内の富士山の噴火を上げている。これは米国公電でも注視されていた。▼富士山が噴火するのだろうか。私としてはもちろんなんとも言えない。木村教授の話は過去の実績からすれば説得力はある。▼富士山は世界文化遺産に申請するらしい。日本人の歴史文化として見るというのである。しかし、富士山は文化ばかりではなく、自然でもある。自然はそして人間の脅威であり続ける。

今日の大手紙社説

 特になし。竹島問題は現下の話題としては関心なし。米国デフォルトは回避されたよかった的な話が多い。これ中期的に見て合意になっているのか疑問。毎日が原子炉問題を妥当な線で論じていた。妥当という以外はなし。

暑い

 じんわりバテ中。

2011-08-01

終風日報編集後記 通貨発行益で財再再建はできないが

 機械的に取り上げたものだが、トップに上がっている「「政府紙幣発行で財政再建可能」のウソ」が微妙な記事だった。買いオペをした分売りオペが待っているので中期的には効果が打ち消しになるという議論はもっともだが、そこだけを強調してもあまり意味はない。「流動性の罠からの脱出の際」というレトリックの空論に聞こえる。▼「流動性の罠を脱出すれば、同時に通常の貨幣需要側の制約が復活するので、高いインフレの発生を回避するために、中央銀行は保有国債を売却し、実質貨幣残高を減少させる必要が生じる」というのは高インフレ発生抑えるのであれば当然のことで、むしろその高いインフレを起こす前の制御が先に問われている。なにも通貨発行益を国がせしめることが目的ではない。▼「最近では、政府紙幣の発行で財政再建ができると主張する者もいる」というのは疑似問題にしか見えない。実質金利を下げ投資を促し税制を機能させることが課題だからだ。▼「狸の札に惑わされることなく、増税や歳出削減により地道に財政再建を進めることが求められる」という結語が狸の札になっているのが日本の現状である。

今日の大手紙社説

 特になし。読売沖縄振興策に触れていたが特に内容はなかった。

曇り

 月曜日。そして8月1日。あまり言葉が出てこない。

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