finalventの日記

2012-04-30

ノート

エジプト情勢

 ⇒Egypt's Brotherhood says army plans cabinet reshuffle | Reuters

 軍と同胞団の亀裂。現状では同胞団の危機意識が先走っているが、おそらくこれはムハンマド・モルシーの失敗を作ろう布石だろう。

サウジイラン

 ⇒Wary of Iran, Saudis seek progress on Gulf union | Reuters

 中東の重要な軸はここに移っているのだが邦文の情報は見当たらない。

 考えてみれば、イラク戦争も基本的にサウジの代理戦争だったが、米国が矢面に立つことができなくなり、GCC代替に出て来た。その意味で、イラン戦争時代から基本構図は変わっていない。

中国内紛

 ⇒「中国・薄氏失脚 保守派が反撃「党による拘束は違憲」公開書簡に波紋」:MSN産経ニュース

 基本的に司法プロセスではない。

中国とスーダン

 ⇒BBC News - South Sudan 'agrees $8bn deal with China'

 南スーダンと中国が何を考えているのかいまひとつわからない。

 中国側としては南スーダンの利権を放棄できないというご事情があるのはわかるが、キール側に振り回されているかそこが見えない。

科学:鳥の方向感覚

 ⇒BBC News - Magnetic fields light up 'GPS neurons', scientists say

ナイジェリア

 ⇒BBC News - Deadly attack on Nigeria's Bayero university in Kano

スーダン情勢

 北が切れる⇒BBC News - Sudan 'declares emergency' on border with South Sudan

エジプトの混乱

 ⇒4 dead, 70 injured in defence ministry clashes: Tahrir doctors - Politics - Egypt - Ahram Online

リビア関連の奇妙な事件

 ⇒Ex-Libyan oil minister found dead in Danube river in Austria, no external signs of violence - The Washington Post

エジプトとサウジの対立

 ⇒駐エジプト大使を召還 サウジ、安全に懸念 - MSN産経ニュース

社説動向

 読売が一日挙げて日銀の緩和賛成の社説を書いたが書いている人が事態を理解してないのか支離滅裂気味。背景には昨日の朝日新聞社説の大コケがあるように思える。朝日新聞は日銀への忖度を外してしまったのだろう。今日の読売のほうが日銀の思惑に近い。まあ、陰謀論みたいだけど、日銀はメディアコントロールが上手。財務省側がこれをどう見ているかというと、それはそれで妥協でよしとしているのではないか。もう彼らには日本は衆愚としか見えてないだろうから。

 日経がOTCのネット販売を論じていた。司法と行政の側からすればこういうお話になるのだけど、この分野の特殊事情を知らない人が書いているようなので、奇妙な結論にならざるを得ないというか、実態の推移が想定できていない。この問題、識者にはあたりまえの結論しかないはずなのだが、ネットでとんと議論を見かけない。BLOGOSとかになんか議論あるんだろうか。BLOGOSを揶揄する意図はないけど、なんか読むほどの記事あまりないわりに記事が多くて疲れてざっとしか見ない。

 スーダンがひどい状態になっているのだが、日本での議論はみかけないなあ。イランのとき自衛隊派遣で騒いだ人たちはどこに行ったのだろうか。というか、防衛省がなんとか取り繕うとしているなかにであの田中防衛相でなにかできるわけないので、まったく困ったことになった。

 エジプトもやっかいな問題を起こしているがざっと見た感じ報道はない。

 日本の報道ってどうなってんだろうか。メルマガ試作品No.2を書きますかね。

日経 技術流出に本気で歯止めを  :日本経済新聞

 一般的に論じる問題なのかよくわからない。問題を扱う枠組みもよくわからない。

日経 薬ネット販売を禁じた裁量行政への警告  :日本経済新聞

 ああ、社説に出ましたか。

 日経がこの社説を出すということは、社内に専門家がないということだなあ。困ったな。

 規制の根拠について同省は、副作用の危険性が高い薬は薬剤師など資格者が直接、買い手に面と向かって売らなければ健康被害を防ぎきれない、などと説明してきた。高裁判決は服薬時の注意事項や副作用情報を伝える手立てについて、ネットなどを通じた「幅広い方法が考えられる」と、厚労省側の主張を完全に退けた。理にかなった判断といえるだろう。

 これは控訴審判決をなぞっているのだけど、では、「幅広い方法」が何かということ。

 これはOTCのリスク管理ということで、改正薬事法の三分類に依存するのですよ。だから、今回の省令による店舗側での規制が間違いだというなら、三分類に依存したリスク管理の方法が提起されなければならない。でも、原告側はそもそも分類を無視しているのですよ。簡単にいうと司法が医薬品の特性をまったく理解していない。

 これは厚労省側の根回しの不備でもあるんだけど、その意味で、厚労省が劣化してしまったなあという感じ。

 このままぐだぐだになると国民のメリットにならないし、結局ネット販売はぐだぐだになり、その間、副作用事件がヒステリックに発生し、最高裁で常識に戻すというなんか、郵政問題みたいなことになりそう。

産経 【主張】悲惨な交通事故 厳罰の適用拡大で抑止を+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 これ朝日と同型。朝日が祈り、産経が厳罰。同じなんだよな、この二紙は、日本の右翼と左翼が同じナショナリズムに落ちているように。

読売 郵政改革 もっと便利で頼れる郵便局に : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 改正の柱になっているのは、利便性の向上だ。日本郵政グループは、郵便事業会社と郵便局会社を合併して縦割りを解消する。これで配達員も貯金を預かれるようになる。業務の幅を広げ、きめ細かくニーズに対応してほしい。

 全国一律サービスのあり方も課題となる。すでに義務づけられている郵便に加え、貯金と保険の基本的なサービスについても、全国の郵便局で提供する責務が課された。「金融過疎地」を生じさせないことが肝心である。

 うわあ、ひどい社説だなあ。

 完全民営化まで金融2社の「お目付け役」を務める郵政民営化委員会の責任は重い。民間との健全な競争が確保されるよう、しっかり役割を果たしてもらいたい。

 どうするとこれで民営化するのかわけわからない。

 まあ、とはいえ、現状、民主党がめちゃくちゃにしてくれたおかげでこうするしかないでしょと言われればそうかもしれない。

読売 追加金融緩和 政府と日銀は脱デフレを急げ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 日銀緩和を支持。昨日の朝日社説を見て驚いたのかな。

 日銀は14年度以降「1%に遠からず達する可能性が高い」との見通しも示した。さらに踏み込み、デフレ克服を実現する強い決意を明らかにするべきだ。

 もちろん政府にも、重い責任がある。歴代政権は人口減少や財政赤字などの課題に有効な手を打たず、成長力低下を招いた。デフレ長期化の主因と言える。

 野田内閣が脱デフレに向けた関係閣僚会議を設け、経済構造改革について具体策の検討を開始したことは評価できる。

 日銀の白川方明総裁もオブザーバーで参加している。金融政策だけでなく、財政政策と成長戦略をあわせて議論する必要がある。

 最近、消費税増税に慎重な議員を中心に、日銀に大胆な金融緩和を求める声が強まってきた。「増税よりデフレ退治が先」という主張も、消費税から逃げる方便だとすれば政治の責任放棄だ。

 昨日の朝日新聞のように見事に間違っているこということはないけど、この社説も支離滅裂っぽい。

朝日 社会インフラ―新設から更新へかじを : 朝日新聞デジタル:社説

 1964年の東京五輪をにらんで着工された。既存の道路や川の上空を活用し、300キロの路線の大半を橋やトンネルが占める。このため、補修費がかさみ、日々の点検費を含めると年600億円に達する。

 首都高会社は急いで補修が必要な箇所の手当てに追われ、「計画的に補修する」損傷は10万カ所に近づく。道路自体の架け替えなど大規模更新が避けられないのではないか。こんな問題意識から専門家による検討が始まった。兆円単位の費用が必要、ともささやかれる。

 09年度の国土交通白書は道路や空港、港湾など8分野の公共事業を分析した。維持・更新費は総事業費の半分(10年度)から増えていき、総額が横ばいなら、37年度には維持・更新すらままならなくなる。

 新設どころか、一部の社会資本は利用をあきらめざるをえない、ということだ。

 実態からすれば巨大な公共投資が必要。それが以下の結語になる。

 国交省は、凍結していた高速道路の建設再開や4車線化、整備新幹線の新規着工、ダムの新設など、大型公共事業を次々と打ち出している。問題意識や危機感はないのだろうか。首相もこれに異を唱えないのはどうしたことか。

 経済成長でパイが大きく広がる時代はとうに過ぎた。早く頭を切りかえないと、後世に大きなツケを残す。

 朝日としては、新規事業はやめてメンテナンスに少ないカネをかけろということなだろうか。

 しかし、公共投資という意味では同等ともいえないこともない。というか、まずその路線から考えたほうがよいし、朝日はすっかり忘れているようだが、東北復興を優先しないと。

朝日 交通事故―道路で命を失わせるな : 朝日新聞デジタル:社説

 この時点で、こういう無内容な社説を出してしまう意味がよくわからない。

51 : Lesson

復習

We are now emphasizing the relationships among the first fifty of the ideas we have covered, and the cohesiveness of the thought system to which they are leading you.

 "the cohesiveness of the thought system"がおどろいた。率直なところTextのくだくだした展開はある種の精神病理と関係しているのではないかと疑問があったが、ワプニクが指摘するようにあれは意図的なものなんだろう。我々の側が"the cohesiveness of the thought system"を必要としているのだ。

 というわけで、Textにも戻っていかないといけない。というか、acimの壮大さに圧倒され、そして尻込む。

 昨晩夕食の後喉が痛み出し、風邪かと思う。朝になるとだいぶ引いていた。

 朝の国際ニュースが休日編成なので日曜日かと勘違いした。昨晩「平清盛」は見ているのだが。

2012-04-29

ノート

北朝鮮ウラン実験

 ⇒北朝鮮、3回目はウラン型で核実験へ=IAEA元事務次長 | Reuters

増税論

 ⇒増税派4つの論拠のウソ : 「【日曜経済講座】増税派4つの論拠のウソ(編集委員・田村秀男) 」:MSN産経ニュース

エジプトサウジ

 ⇒Saudi Arabia and Egypt: Is it a battle for leadership? - Arab News

カダフィとサルコジ

 ⇒Report: Gadhafi gave to Sarkozy's 2007 campaign - CNN.com

 現状では確定的なことは言えない。

ネタ:プレゼント

 ⇒3000円ぐらいで女の子に喜ばれそうなプレゼント教えて | ライフハックちゃんねる弐式

セキュリティ法案

 ⇒米ホワイトハウス、サイバーセキュリティ法案「CISPA」に反対姿勢--拒否権の発動を警告 - CNET Japan

ピンクスライム

 ⇒影響広がる米「ピンクスライム」肉問題、過剰反応の側面も | Reuters

ネタ:ドリンク

 ⇒The Top Ten Weird and Bizarre Japanese Soft Drinks : Japanese Soft Drinks

 ⇒Ten Even More Weird and Bizarre Japanese Soft Drinks : Weird and Bizarre Drinks from Japan, Part Two

ネタ:ツツジ

 ⇒ツツジが綺麗だね:ぁゃιぃ(*゚ー゚)NEWS 2nd

亀田炎上

 ⇒【悲報】 亀田製菓、辛ラーメンでおなじみの韓国企業・農心との提携を発表し、ブログや柿の種のAmazonレビューが大炎上中 | ニュース2ちゃんねる

小沢と中国

 ⇒小沢氏に無罪判決、対中関係にも影響必至 - 中国のニュース - ALA!中国[新館]

社説動向

 日銀の金融緩和については、朝日と東京を読み比べてみるとよいと思う。朝日の議論がおかしい。これが日本の現在の言論の異常さを物語っている。

東京 東京新聞:追加金融緩和 小出しでは効果がない:社説・コラム(TOKYO Web)

 日銀は国債など資産を買い入れる基金枠を現在の六十五兆円から五兆円程度増やす。国債の買い入れ枠を十兆円増額する一方、既存の金融機関向け融資枠を五兆円減らし、差し引きでは五兆円の増額になる。

 ただし、これはあくまで「枠」にすぎない。実際に買い入れが完了し、約束したマネーが市場に供給されるのは二〇一三年六月だ。

 遅いんだよね。

 同時に発表した「経済・物価情勢の展望」では、二〇一三年度の実質国内総生産(GDP)伸び率を政策委員見通しの中央値で前年度比プラス1・7%成長と見込んだ。消費者物価指数は同じくプラス0・7%の上昇だ。

 一一年度のマイナス成長、物価下落からは反転するものの、デフレ脱却には遠い。展望は「1%に遠からず達する可能性が高い」と楽観的だが、欧州危機の再燃もささやかれる中、甘い見通しは消費税引き上げ論議にも微妙な影響を与えるだろう。

 本来なら、消費者物価上昇率で1%のインフレ目標を2%にまで引き上げ、かつ達成時期についても明示する必要がある。指数が高めに出る統計上の誤差を考えれば、1%では実質的に0%程度にしかならない。

 世界的に見ても、米国の連邦準備制度理事会(FRB)をはじめ2%程度が標準になっている。

 そういうこと。

 この点は東京新聞だけがまとも。

産経 【主張】昭和の日 時代の宿題に向き合おう+(2/2ページ) - MSN産経ニュース

 まあ、産経新聞は、昭和というのがわかっていないなあ。

 ちょっと国語審議会建議(S27)の「これからの敬語」の原文がネットにあるか探したが見つからなかった。どっかにないか(自宅書架にあるはず)。これを読むと、昭和というのがどういう時代だったかわかる。現代・平成の不気味な退行も。

追記

 コメント欄にて教えてもらう⇒文化庁 | 国語施策・日本語教育 | 国語施策情報 | 第1期国語審議会 | これからの敬語(建議)

 奉仕の精神を取り違えて,不当に高い尊敬語や,不当に低い謙そん語を使うことが特に商業方面などに多かった。そういうことによって,しらずしらず自他の人格的尊厳を見うしなうことがあるのは,はなはだいましむべきことである。この点において国民一般の自覚が望ましい。

産経 【主張】自民党憲法改正案 妥当な「国の在り様」提起+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 自民党はそもそも改憲のための政党だったので、方向性としてはあっている。ただ、この試案は犬も食わないような代物。

朝日 在日米軍再編―施設返還を早く確実に : 朝日新聞デジタル:社説

 懸案だった米軍施設の統合、土地の返還、さらには海兵隊の国外移転への道筋が示されたことは一歩前進であり、進展を期待する。

 これは自民党時代の遺産。

 一方で、普天間辺野古移設を相変わらず「唯一の有効な解決策」としたのはいただけない。「見直し」に含みを持たせるような表現も加えたとはいえ、展望は開けていない。

 これはかなり単純なレベルの悪質な修辞。含みがあれば、「唯一の有効な解決策」というわけではない。米議会でもめた経緯を見れば明らかなこと。

 「含み」については⇒【米軍再編】共同文書を発表 海兵隊を分散配置 辺野古以外の移設に含み+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 社説に戻って。

 普天間問題には、首をかしげざるを得ない。新しい方針への転換は、辺野古案を白紙に戻す好機だったはずだ。

 嘉手納への統合を唱える米議員の要望もあり、「唯一の有効な解決策」の前に「これまでに特定された」をつけたが、政府が本気で検討する気配はない。

 端的に民主党政権がダメだったということ。

朝日 日銀の政策―緩和の自動化を憂える : 朝日新聞デジタル:社説

 ああ、やっちまったなという感じ。

 展望リポートは3カ月ごとに見直される。となると、目標に届くまで、少なくとも3カ月ごとに市場や政治から強烈な圧力を受け、やる気を見せるために緩和を繰り返すのか。

 これでは緩和の「自動化」である。目標に達しない間、投機的な思惑がエスカレートすることは目に見えている。

 バーナンキはそういう自動化による安定を目指しているというのを朝日は知らないというのが、滑稽な感じすらする。そして、「目標に達しない間、投機的な思惑がエスカレート」に至っては、苦笑ですめばいいくらいか。もちろん、部分的にバブルは発生するし、そうなれば、それ見たことかとバブル潰しをするのだろうとは思う。日本の繁栄に未来は、かくして、存在しない。

 さらに日銀が緩和で国債などを買い込むほど市場での存在感が大きくなり、期待を裏切った時の失望売りも大きくなるジレンマが深まる。

 逆で、いま日銀は金融緩和失望になるような政策をしている。

 そしてそのことが中央銀行への信頼の実際には失墜の道を整備していて、将来的なインフレの芽を育てていることになる。

 いずれにせよ、現状の緩和のレベルで、この朝日の論調はヒステリックすぎる。実際のところ、今回の日銀は金融緩和や1%インタゲというより、普通に円高水準の抑制というだけのことであって、白川さんの頭のなかには、そういう意味での「雑音」は響いていないと思う。

50 : Lesson

I am sustained by the Love of God.

 

 意味はわかるが、"sustained"の語感がわからないのでとまどった。

 今年僕は55歳になる。17歳になった深夜0時のことをよく覚えている。これから子供ではすまされなくなるんだろうと思った。そして30歳になったとき、自分がそんな年になるのだとも思った。20歳越えて生きているような気がしなかった。それがさらに55歳である。率直にいって、緩慢なる絶望を過ごしていた。生きていても死んでいてもいいようなバランスを取っていたようにも思う。ボロボロになったなとも思う。そして、世界や過去の栄光をというものをその間に手にした人をうらやましくも思い、また、いや自分への神の恵みは過分なほどではないかとも思う。いずれにせよ、過去であり、世界の受容であり、そしてそれはともに無である。acimのイエスはそう教える。そしてそれは真理だと私は知る。

 世界(名声)を獲得することなく過去(名声)を獲得することなく、あるいはすれらすべてを捨てて、今生きているとすれば、なるほど"sustained by the Love of God"というほかはない。

 レッスン50まで到達した。率直なところこんなにしんどいワークだと思わなかったし、自分でもへとへとに辿ってきた。そして自分はなにを見出したか。平安はあったか。ある種引き返せない平安は見出したように思う。そして、生きること、生きて来たことの、あるとてつもない困難にも直視した。

 acimはこのレッスンを必須ですという。選択できるのは時だけですとも言う。そうなのだと思う。すべての人がいずれいつか、その道を辿る。私が先に歩んでいるわけでも、遅れているわけでもない。ただ、歩むだけなのだと思う。

 ただ、この先も進めるだろうか。Goodbyeというのは、God Byであり、Be God with youである。まあ、そこまで。

晴れ

 すがすがしい。朝食の食い物がないのでコンビニに行き、キャベツの千切りが売っていたので、チキンラーメンお好み焼きを作った。前回よりうまくいった。

 花水木が美しい。

2012-04-28

ノート

陳光誠

 ⇒陳光誠 : 朝日新聞デジタル:盲目の中国人権活動家、軟禁先から脱出か 陳光誠氏 - 国際

 ⇒Behind The Wall - Blind Chinese activist Chen Guangcheng escapes from house arrest

ようやく習近平が見えてくる

 ⇒傷つく習近平 死刑判決の裏の権力闘争+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

被告の事業が急拡大していた時期に浙江省のトップを務めていたのが習近平国家副主席だった。共産党筋によれば、当時、多くの習氏腹心の浙江省高官が呉被告と親密な関係にあり、呉被告から多額の賄賂を受け取っていた。その腹心らは今秋の党大会以降に中央入りして、習近平政権を支える中心的存在になるとみられており、秘密を知る呉被告の口を封じるため、死刑判決を下すよう浙江省の裁判所に圧力をかけていたという。

 ちょっとその読みはどうかなと思うが、ようやく習近平が見えてくるようになった。

 現在の中国のドタバタはいかようにも面白い物語が出てくるが、根幹は、習近平への権力移譲の余波なのでその関連が見えないかぎり、どれも雑音に近い。

日本の大陸棚拡大 国連委認定 NHKニュース

沖ノ鳥島周辺については、中国や韓国が「島ではなく岩だ」と主張して、認めないよう求めていましたが、島の北方の海域が認められた一方、島の南方の海域は審査が先送りされました。

軍人を狙ったディプロマビル問題

 ⇒U.S. News - Trademarking 'GI Bill': Obama targets diploma mills that market to vets

ネタ:雇用問題の解決

 ⇒BBC News - Should job-hogging over-50s all resign?

ネタ:ダンボー

 ⇒仕事が暇だから俺が撮ったダンボーの写真を貼っていく:ハムスター速報

フランスFacebook騒ぎ

 ⇒50 000 invités à son anniversaire… à cause de Facebook

フランスの入試

 ⇒[フランス]大学入試共通問題(初日) | 10000km.com

ネタ:日本への誤解

 ⇒61 Interesting Facts About Japan | Nomadic Matt's Travel Site

 誤解がけっこうある。

別言語で考えると理性的に

 ⇒Thinking in a Foreign Language Makes Decisions More Rational | Wired Science | Wired.com

 日本語訳はあるのかな。

北朝鮮核実験

 ⇒Open Channel - NBC: North Korean nuclear test could happen as early as Tuesday night

オランドの危険性

 ⇒France's election: The rather dangerous Monsieur Hollande | The Economist

社説動向

 4月28日サンフランシスコ講和条約の記念日ということでお題にしたのだろうけど、みなさんもっと沖縄の歴史を学ぶとよいと思いますよ。頭では理解しているかもしれないけど、日本から切り離された沖縄の時代、そのなかで沖縄の民衆がどのように実生活をしたのかという経験の質がわからないと歴史を理解したことにはならない。そして、そのような異民族支配が沖縄ではなく、日本という歴史のかけがえのない経験だったのだとわからないかぎり、日本の自立なんてありないですよ。

 余談。

 ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社長に木村取締役 秋山社長は会長に - 経済

 こういう御仁⇒木村伊量 : 日本財団図書館(電子図書館) 私はこう考える【北朝鮮について】

 たとえ金総書記が言うように拉致に直接かかわったのが「特殊機関の一部」だったとしても、その本質は国家犯罪以外の何ものでもあるまい。北朝鮮がメンツを捨てて、深刻な反省と「過去の清算」への決意を国際社会に向けて宣誓しない限り、「テロ支援国家」というレッテルは決してはがれまい。

 こんな無法者の国と国交を結ぶ必要がどこにあるのか。拉致問題暗転の衝撃と憤りから、釈然としない思いに駆られる人も少なくないだろう。気持ちは理解できる。

 けれども、冷静さを失っては歴史は後戻りするだけである。

 いかなる意味でも拉致は正当化できないが、そもそも日朝の不正常な関係は、北朝鮮ができる前、戦前、戦中の35年間にわたる日本による朝鮮半島植民地支配に始まる。冷戦もあった。北朝鮮との間に残された戦後処理問題を解決し、大局的見地に立って関係を正常化することが、日本の国益にも北東アジアの安定にも資する

 どの国も「負の歴史」をおっている。過去の日本がそうなら、北朝鮮もそうである。

 つらいことだが、歴史を乗り越えるには、それを直視するしかない。(政治部長)

 それとこれとは別の問題なんだが。というか、拉致というのは日本の国民という主権の問題なんだが、よくわかっていない御仁が朝日新聞社長になりましたとさ。まあ、広告経験ともあるようだから、世間の声を聞かない人でもないと思うし、そうであって欲しい。

 朝日新聞が、鶴見俊介の戦後経験が示すようなリベラルをこの平成の末期にきちんと立て直していただきたいと思う。

東京 東京新聞:講和条約発効60年 終わらぬ「アメリカ世」:社説・コラム(TOKYO Web)

 日本が敗戦後の占領から独立を回復して六十年。日米安保条約で米軍は駐留を続け、沖縄には広大な基地が残る。独立国とは、を今なお問い掛けている。

 今から六十年前の一九五二年四月二十八日。前年九月に結んだサンフランシスコ平和条約(講和条約)と日米安全保障条約が発効して、日本は再び独立を果たした。占領期間は六年八カ月あまり。

 これも沖縄の米統治がよくわかってないみたいだ。1952年の「独立国」には沖縄は含まれていなかった。そして「広大な基地が残る」と基地という土地を指しているが、端的に普天間にあるのは海兵隊組織であり、これはその独立国に含まれないという理由で米域の沖縄に移転したものだった。

日経 この計画で東電は再生するか  :日本経済新聞

 これは現実には修辞疑問なのである。東電は実質国有化しているのであって、その文脈で「再生」を問う意味が論じられなくてはならない。修辞に逃げてはいけない。

日経 デフレ脱却の政策を日銀だけに頼るな  :日本経済新聞

 日本経済の足場を固め、デフレからの脱却を急ぐうえで、金融政策の役割は確かに大きい。今回の措置で長期金利の一段の低下を促し、景気下振れや円高の圧力を和らげるのは妥当である。

 日銀は膨らむマネーの副作用にも細心の注意を払いながら、金融緩和の効果を着実に浸透させるべきだ。本当に必要な場合には、思い切った政策対応もためらうべきではない。

 もちろん金融緩和だけで日本経済の成長力を高めることはできない。東日本大震災の復興需要を景気の下支えに生かすとともに、法人減税や自由貿易を軸とする成長戦略を推進する必要がある。

 これは一年前に書かれる社説だった。

 まだ12兆円くらい足りないと思う。

産経 【主張】主権回復の日 「領土」と「拉致」に本腰を+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 産経新聞のいう日本の主権には沖縄は含まれていないのである。それでいながら尖閣諸島を論じる愚かさにも気がついていない。愚かすぎてなにも言うべきこともない。

産経 【主張】米軍再編見直し 同盟の抑止力強化進めよ+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 これは話が逆で、米国が日本をダメなやつだと見捨てられたという意味なのだ。ウィキリークスにあるように米国は対中戦略で日本と対話できるとは見なしていない。であれば、最低限でアジア諸国と世界の均衡を維持するように日本に譲歩したということ。

毎日 社説:孤立せず、孤立させず 国の形を考える・講和60年− 毎日jp(毎日新聞)

 ちょっと書き方がわかりづらいようだ。

 30年で1世代というから、60年だと2世代になる。敗戦で尾羽(おは)打ち枯らした日本が独立を取り戻したのは60年前の1952年4月28日だ。この日、サンフランシスコ講和条約と日米安保条約が発効し、日本は国際社会に復帰した。そして今日、3世代目の第一歩を踏み出す。

 講和と安保は、戦後日本の「国のかたち」を決めた。領土の放棄、西側の仲間入り、東京裁判の受諾。その一方、沖縄米国統治に委ねたのもこの日である。沖縄は本土に復帰し、来月で40年を迎えるが、今も基地問題の重圧に苦しむ。正の部分も負の部分も含め、戦後日本の歴史はこの日から始まったのだ。

 4月28日沖縄デーは、「沖縄を米国統治に委ねた」というけど、これは沖縄から見れば、本土から見捨てられた日であった。以降沖縄は熱心に日の丸を振って日本に呼びかけたものだった。「沖縄は本土に復帰し」はこの文章からすると曖昧であるが、そちらは5月15日である。実は、この日に今の日本は独立したのである。1972年のことだった。1952年からの日々沖縄は米軍政下にあったため、その間は日本政府の福利厚生からは隔絶されたので、大急ぎで自民党議員たちはその補填に奮闘した。本土の人々は沖縄の年金制度がどうなっているのかすら知らないのではないか。

 「国のかたち」のあり方をみんなで考えると毎日新聞がいうなら、まず沖縄を問い直すことだ。

 対立をもたらすのは互いの疑心暗鬼と誤解である。その意味で、玄葉光一郎外相が提起した日米中の戦略対話は良いアイデアだ。日米中の首脳定期対話が実現すれば、地域の安定に大きなプラスになる。沖縄の米軍基地問題を、そうした枠組みの中で協議することもできる。

 その視点・発想こそが、沖縄を日本のダシにしている、戦前の本土防衛の捨て石とする点で同じだと、多分、毎日新聞は気がついてもいないのだろう。平和を掲げ、基地反対を唱えることが沖縄のためだろうか。中国の核弾頭は沖縄の米軍司令部に向けてある。それをどうやって外させるか? 「日米中の戦略対話は良いアイデアだ」というのだろうか。怒りより悲しみがこみ上げてくる。

読売 海兵隊移転合意 米軍基地返還を着実に進めよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 歯切れの悪い社説か、辺野古への言及は避けるかと思えたが出てくる。

 忘れてならないのは、普天間飛行場の移設だ。普天間の固定化を避ける近道はやはり、日米が「唯一の有効な解決策」と再確認した辺野古移設である。政府と沖縄県は、辺野古移設についてより真剣に協議しなければならない。

 今回、米政府の根回し不足で米上院軍事委員会が異論を唱え、共同文書発表が2日遅れたのは、残念だ。日米双方がそれぞれの国内問題を抱えている。その一つ一つを克服していくことで、同盟関係はより強固になるだろう。

 書いている人が矛盾を理解しているかわからないが、共同文書発表が遅れたの理由は米議会側から辺野古移設への疑問がついたからだ。この問題は、政府レベル、つまり軍という官僚レベル、つまり行政では、現行の勧進帳である辺野古移転が問われているが、議会レベルでは問題を残している。その意味で、「真剣に協議」というなら、双方の国民の議会での論点として議論しなおすべきなのだ。ただ、それはかなり日本の安全保障に関わることで、米軍官僚側からは拒絶されている。

読売 東電事業計画 再稼働と値上げをどうする : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 朝日とは逆のスタンスに見えながら、問題の本質面からすれば同じ陥穽に陥っている。ただ、こちらのほうが現実対応に近い。

朝日 東電事業計画―そもそも無理がある : 朝日新聞デジタル:社説

 私たちは、東電国有化し、政府主導で被災者への賠償を急ぐ一方、原点に戻って、東電の実質的な破綻(はたん)処理に踏み込むべきだと主張してきた。

 よくわからないのだが、すでにそういう方向で動いたのがこの結果なのではないか。

 民主党も、自民党も原発を推進してきた責任を、今こそ果たすべきだ。

 いやそれを言うなら国民だし、原発推進それ自体に落ち度があったわけではない。問題は、日本がNRCのような原発規制機関を持てなかったという政治制度上の欠陥であり、しかもそれは現下の政権では現実いかんともしがたない。とすればすべて弥縫策となるのはやむえないではないか。

朝日 先送り国会―民主党執行部は怠慢だ : 朝日新聞デジタル:社説

 読むと朝日新聞社はだいぶ沸騰しているようにも思えるがこの膠着を生み出したのは政権交代を作り出した国民の責任。なので、今は我慢しつつ、次回総選挙のマニフェストをいま熟慮する時なのではないか。

49 : Lesson

God's Voice speaks to me all through the day.

 

 ワークのテーマを最初聞いたとき、これは誤解されやすいのではないかと思った。"God's Voice"というのは、Holy Spiritのことだし、そのVoiceはイエスロゴス)と言ってもよいはず。逆にいうと、"God speaks to me all through the day."というのとは少し違う(まあ、そう厳格に言うことでもないが)。気になってメンター本を見たら、"Holy Spirit speaks to me all through the day."となっていて、なんというのか自分のacim漬けを笑った。

 聖霊が常に語る、しかもVoiceでというのは、そのままヘレンの体験のように理解してもよいのだろうし、むしろそれでよいのかもしれが、ManualやSong of Playerを見ると、そのことが障害になるような神秘体験というのもどうなのだろうかとは思う。

 とはいえ、以上のことは今日のワークとは余談の部類である。

晴れ・ログイン

 よい天気。日本は連休といったところか。

2012-04-27

ノート

バーナンキ発言関連

 ⇒米国は「日本化」を回避 FRB議長 :主要金融ニュース :マーケット :日本経済新聞

 「我々は(日本のような)デフレに陥るのを回避した」。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は25日の記者会見で、米国は素早い政策対応をした結果、バブル崩壊後の日本のような長期の経済停滞は回避できるとの見通しを表明した。

 バーナンキ氏はFRB入りする前の学者時代から、政策金利をゼロにした後も中央銀行はあらゆる手段を使ってデフレを防ぐ重要性を説いていた。FRB理事だった2003年には、日銀により積極的な金融緩和の提案をしたこともある。

 25日の会見では「当時の私の見解は、今の我々の政策と完全に一致している」と述べ、FRBが早期に量的緩和など積極策をとったことが日米の違いを生んだとの見解を示した。

 バーナンキ氏は「日本のバブルのほうが大きかったし、その崩壊の衝撃も(米国より)大きかった」と、日本の困難さに理解を示しつつも「我々はデフレ回避のために積極的かつ予防的に動いた」とFRBの対応を自賛した。金融システム対応でも、米国は公的資金を使った銀行の資本増強に素早く動いた点をあげた。

 つまり日銀の失敗が日本の停滞を産んだとほぼ明言にした。

 クルーグマン批判⇒FRB議長がクルーグマン氏に反論−助言を「無謀」と退け - Bloomberg

 翻訳記事にはあまり内容はない。

 ⇒Bernanke Takes On Krugman’s Criticism Ignoring Own Advice - Bloomberg

 より議論をフォロー。読みにくい。

小型原発

 ⇒Will The Stars Align for Small Nuclear Reactors? - NYTimes.com

 ⇒NuScale Power

宗教批判

 浅薄⇒Losing Your Religion: Analytic Thinking Can Undermine Belief: Scientific American

郵政民営化逆行

 ⇒完全民営化路線から後退 郵政改正法きょう成立 (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)

 まあ、ぐだぐだというところ。ひどいものだなと思うが、日本経済が破綻したときの準備段階と考えればしかたがないのかもしれない。それでも、こういうの(国家に保護された一群の人を制度化する)が格差の元凶なのだがとは思う。

米国消費者動向・訴訟

 あほくさいなとは思うが⇒NPR.org » Nutella Maker May Settle Deceptive Ad Lawsuit For $3 Million

パキスタン動向

 ⇒CNN.co.jp:パキスタン首相に有罪判決、失職の可能性も

 司法が暴走しているなという印象。

ネタ:ライフハック

 ⇒退屈な会議でも 「いたずら書き」で集中力がアップ - WSJ日本版 - jp.WSJ.com

 ブザンもそんなことを言っている。

ネタ:シリコンバレー印象

 ⇒シリコンバレー滞在30日で分かった15のこと - パパパパ

 ごく一面だとは思う。

小沢裁判

 ⇒小沢元代表裁判「判決骨子」全文 NHKニュース

天皇家

 ⇒両陛下、火葬・葬礼簡略化をご希望…宮内庁検討 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 どうということでもないと思うが。

Google Drive

 ギガジンらしい説明⇒無料で5GB利用できる「Googleドライブ」を実際に使ってみるとこんな感じ - GIGAZINE

 対抗マイクロソフトCompare - How does SkyDrive compare to Dropbox, iCloud, and Google?

 インプレス記事⇒“新SkyDrive”とGoogle Driveなどの比較表、Microsoftが公開 -INTERNET Watch

ネタ:人間関係

 ⇒高校生のセックス相関図から幸福と不幸を考える | 橘玲 公式サイト

 かなり違和感あるな、こういうの。

ネタ:新刊書

 ⇒夫婦仲の経済学 皿洗いからセックスライフまで、妻と夫の不満は経済理論で解決

社説動向

 予想通りの小沢裁判ばかり。どれも「グレー」を強調し、これを消費税問題の政局に持ち込むなという話。さほど読むべき内容もない。

 ツイッターでの小沢擁護者を見て隔世の感はある。私が小沢を支持していたころとはまるで違った世界に見える。不思議なものだ。

日経 無罪判決を「小沢政局」につなげるな  :日本経済新聞

裁判では、こうした虚偽記入に小沢元代表がかかわっていたかどうかが争われた。判決は、関与を否定する元代表の供述は信用できないと断じたが、故意があったとまではいえないと判断した。

 政治資金規正法では、収支報告書の記載・提出義務は会計責任者が負う。政治家本人の刑事責任を問うのは難しく、今回の判決で、ザル法と指摘される同法の欠陥があらためて浮かび上がっている。

 これは重要で、ザル法でできるのはここまでということ。これは当初の検察判断にも等しい。

産経 【主張】小沢氏無罪判決 証人喚問で「潔白」示せ このまま復権は許されない+(1/3ページ) - MSN産経ニュース

 元代表が収支報告書を「一度も見たことがない」と述べたことは「およそ信じられない」と指摘し、「一般的に不自然な内容で変遷がある」と批判した。最大の争点だった共謀の有無にも「共謀共同正犯が成立するとの指定弁護士の主張には相応の根拠があると考えられなくはない」と述べた。

 それでも無罪となったのは「被告の故意および実行犯との共謀について証明が十分ではないため」との結語のみによる。これでは小沢元代表の弁護団が閉廷後語った「完全な無罪」にはほど遠い。

 「完全な無罪」というのは宗教的な響きしかないので、勇み足。

読売 小沢氏無罪 復権の前にやることがある : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 結論はシロだが、「潔白」ではなく「灰色」という司法判断だろう。

 資金管理団体・陸山会の土地取引を巡り、元秘書と共謀し政治資金収支報告書にウソの記載をしたとして政治資金規正法違反で強制起訴された民主党の小沢一郎元代表に、東京地裁が無罪を言い渡した。

 土地購入原資の4億円の不記載などについて、判決は「小沢氏は元秘書から報告を受け、了承していた」と認定した。検察官役の指定弁護士が「共謀が成立する」と主張したことには「相応の根拠がある」とまで述べている。

 ただし、こうした会計処理を違法であると小沢氏が認識していたことを示す立証は不十分だとして、最終的に共謀は認めなかった。有罪か無罪か、まさに紙一重の差だったことがうかがえる。

 紙一重でも無罪は無罪であってグレーなどというのはおかしいという議論がツイッターにあった。それはそうかもしれないが、共謀への疑念に「相応の根拠がある」としたということは、無罪潔白ではなく、市民の疑念を司法が認めたということでもあり、これは普通にグレーと言っていいだろう。

朝日 小沢氏無罪判決―政治的けじめ、どうつける : 朝日新聞デジタル:社説

 きのう裁かれたのは、私たちが指摘してきた「小沢問題」のほんの一部でしかない。

 これは朝日らしい強気ではなく、大きな構図はまだ着手されていない。

 判決は、小沢氏の政治団体の政治資金収支報告書の内容はうそだったと認めた。それでも無罪なのは、秘書が細かな報告をしなかった可能性があり、記載がうそであると認識していなかった疑いが残るからだという。

 秘書らの裁判と同じく、虚偽記載が認められた事実は重い。しかも判決は、問題の土地取引の原資が小沢氏の資金であることを隠す方針は、本人も了承していたと認定した。

 資金の動きを明らかにして、民主政治の健全な発展をめざすという、法の趣旨を踏みにじっているのは明らかだ。

 もともと政治資金規正法違反は微罪だというのはあるが、それでもここでも虚偽記載が前提になっている。そして、「問題の土地取引の原資が小沢氏の資金であることを隠す方針は、本人も了承していたと認定」も随分踏み込んだなという印象はある。報道などでは、裁判側が世間におもんばかったみたいなものもあったが、これはごく常識の判断だろうと思う。

 この裁判では争点にならなかったが、秘書らに対する判決では、小沢事務所は公共工事談合で「天の声」を発し、多額の献金裏金を受けてきたと認定されている。

 小沢氏は一度は約束した国会の政治倫理審査会に出席し、被告としてではなく、政治家として国民への説明責任を果たすべきだ。

 ツイッターなどを見るとここは忘れている人も多いようだったが、より深刻な問題でもあった。政治家としての責任は免れないというか、自民党政権時代ならごく普通にそういう動きになった。民主党政権になってからおかしなことになっている。

48 : Lesson

There is nothing to fear.

 

昨日のワークもかなり困惑した。これはもう理解できそうにないなと思ったら、今日はこれである。心が見透かされているようにも思う。これはというと、acimのロジックどおりだが、やはり抵抗がある。

 昨日の解説だが。

The recognition of your own frailty is a necessary step in the correction of your errors, but it is hardly a sufficient one in giving you the confidence which you need, and to which you are entitled. You must also gain an awareness that confidence in your real strength is fully justified in every respect and in all circumstances.

 謙虚に自分の弱さを認めるのは階梯としては必要だが十分ではないという。私は自分の弱さを見つめたらそこから逃げないで生きていたらいいやと思う人なので、それ以上の強さは欺瞞だから踏み出さないでいた。しかし、acimの言葉は強い。この話は、ヘレン自身とイエスとの葛藤でもあったようだった。

 今日のワークをメンター本はどう捉えているかと見ると、"There is nothing for me to fear."となっていた。恐れを自分にだけ特定していることを強調していた。それ以上の補足はなかった。

 acimの指摘でぎょっとするのは、恐れは自己への信頼から生じるということで、素直に弱さを見つめるというのが、それ自体自己欺瞞であったのかということは思う。

 Kは恐れ(恐怖)は思考の分離からは起こるとしていた。つまり、それを自己内のなにかを遠隔化するためだ、と。死すらもそれに含めていた。それは理知的にはわかる。そして、思考の分離ないようにawareすることというのでそこに私は留まっていたが、acim的なKnowlegeでいえば、まず恐れが存在しないから始まる。そしてその先はknowを通して聖霊に委ねることになるのだろうが、つまり、knowということだな。

 日本語でこのあたりの心情がどう構成されるのかうまく咀嚼できない。

 山手線が止まっているらしく、ツイッターで困っている人がいた。昨日、讃美歌を買おうと思って見ていたら通信の調子が悪いのでやめた。カトリックの聖歌もいいなと思いつつ、なにげにプロテスタントの讃美歌に戻る。というか、古語の響きがいいなあ。

2012-04-26

メルマガ試案

 先日の試作品についてちょっと人に聞いたら、ああいう情報バラバラというより、やっぱりエッセイふうのがいいんじゃないのとかいう意見だった。fainalventさんに関心を持つ人のコア層はあれじゃないんじゃないの、と。

 まあ、そうかもしれないな。

 コラム的なものは書けるというか、一種、隠居エッセイ的なものにもなりかねないが。

 あと、どうなるかわからないが、私事的な部分については、つまり、極東ブログの裏側的な話は、書籍化できればいいかなとも思っている。これも特にというわけではないが。

 ええと、コラム的なものだと、自分の生き方のもう少し内側を補足しておいたほうがいいかとも思うので、そのあたりは、メルマガなり書籍なりとか考えてはいる。

 まあ、ニーズがあるかなんだけど。とりあえず、あるの想定で。

 無名の人の生き方なんか意味ないじゃないかというのもあるし、謙虚にそうも思うのだけど、自分の人生を振り返ると、ところどころ、普通の人、とくにこれからの世代の先駆的な凡人という部分がありそうに思えるので、いわゆる成功モデルではない生き方という実用例にはなるのではないかな。

 たぶん、僕より下の世代ではまた違うものもあるだろうけど。

 コラム的な話に戻ると、書けないことはないんだけど、これも従来の極東ブログのコンテンツと被るなというのはある。

 あと、ブログもだし日記もだけど、発狂領域については、不用意なトラブルを避けるためにしだいに言及しなくなった。が、それらもクローズな状況ではもう少し言及してもいいかなとは思う。発狂領域で活躍される人にしてみると、私の発言の影響力みたいなものを想定して爆裂されている部分もあるかと思うので(単純にバッシングしたい人もいるだろうけど)、最初から影響力を限定して語るならよいのかもしれない。

 無料のコンテンツというのは、「公」の負荷はあるけど、それ以上の部分は、普通に対価の問題ということかもしれない。

ノート

錯視

 中心の+を見つつ近寄ったり離れたりすると動いているかに見える⇒The latest works 48

 英語の記事で紹介されいてた。以前、はてブとかにもあったがその後も制作されていて、海外では研究材料になっている。

ネタ:ゴースト暗算

 ⇒ゴースト暗算すげえええええええ世界最強インド式計算法の25倍!! 東大医学部生が考案

日銀

 長期国債を中心に資産買入基金を5─10兆円増額し⇒焦点:日銀は国債買い入れ5─10兆円増額、基金買い入れ期限延長へ | Reuters

 わざわざリークして効果を最小限に抑えようとする心憎い技術(皮肉です)。

 中原さんだけがまとも⇒物価目標2%、長期国債購入の月1.8兆円の増額を提案―中原元日銀委員 - Bloomberg

オスプレイ

 ⇒普天間:オスプレイ7月配備 前倒し− 毎日jp(毎日新聞)

 この問題、議論が進まないなか現実が進行していく。

ティモシェンコのハンスト

 ひどい状態だなと思う⇒CNN.co.jp:ティモシェンコ前首相が抗議のハンスト、獄中で殴打か ウクライナ

 東欧の色の革命の末路。アラブの春の末路もひどいものになるだろう。

スーダン

 ⇒南北スーダンの緊張高まる 中国、原油調達に影響  :日本経済新聞

 中国としては自業自得ではあるが、それで済むような問題でもない。世界の石油価格への直接的な影響はないだろうが、中国内政の不安定化は増すだろう。

 日本でも西側でもほとんど報道がないが、中国人労働者はアフリカや南米にかなり出ていてこれらが現地で軋轢を生んでいる。そしてそれらの軋轢のもたらすところは歴史の教訓で知るところ。困った問題が起きなければいいのだが。

ギングリッジ撤退

 ⇒ギングリッチ氏、米共和党の大統領候補指名争い撤退へ=CNN| Reuters

 サントラムと同様、共和党党側の要請ではないか。

 ⇒ギングリッチ元下院議長、共和党指名争いから撤退 米大統領選 国際ニュース : AFPBB News

エジプト現状

 シャフィク復活⇒エジプト大統領選で前首相の出馬可能に、選管が異議認める | Reuters

 ⇒BBC News - Egypt ex-PM Ahmed Shafiq allowed back into poll

 「エジプトの春」ではなく、クーデター政権というのが面白いほど鮮明に。ただ、いろいろ複雑な様相になっている。

 3末のカネ詰まりは米国とサウジの送金で小休止。米国としては、対イスラエルで妥当な路線を維持すればクーデター政権でかまわないと見ている。サウジもそれに同調という構図。

パキスタンミサイル

 予想通りだがみみっちい⇒時事ドットコム:パキスタンが弾道ミサイル実験=ICBM級試射のインドに対抗

沖縄:嘉手納統合

 ⇒【米軍再編】前代未聞の先送り 「嘉手納統合案」軽視のツケ +(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 まあ、これも当然の流れ。沖縄県民も認めないし、親米派のみなさんも認めないし、ネットの変な人たちも辺野古に固執していたが、嘉手納統合案は根深いものがある。

社説動向

 全体としてなにがプライオリティのある話題なのか新聞社が理解できない混乱状態にあるような印象を受けた。

 今日は特に小沢裁判にわくわくな日でもあるからだろう。これで政局の流れが変わることになる。ただ、この問題は、まともにものを考えることができる人なら、それほど大きな問題ではないことは明らか。というのも、そもそものぐだぐだは民主党の政党としての不備から発している。

 率直なところ、ああなんてダメな政党なんだろうと実感したのは八ッ場ダム問題がきっかけだった。こんな手のつけられない問題に全力疾走していくのが理解不能。そして、沖縄問題についてはまさか自民党以下の爆走をするとも想定していなかった。

 ネットでは私は民主党支持・小沢信者だろうとか奇妙な粘着をする人がいるけど、政権交代前のブログを読めばあのとき何を考えていたかはわかりそうなものだ。私は長く民主党を支持してきたし、小沢さんを信奉してきた。だけど、小泉郵政選挙で民主党を支持しなかったし、今回の政権交代時には麻生政権を支持していた。

 おまけ。

 ⇒【国益が第一】元衆院副議長・渡部恒三 問責残念だが仕方ない - MSN産経ニュース

 まあ、仕方がないとわりきるだけの野田ちゃんの軽さがあるとよいのだけど。

日経 今こそ入試改革に踏み出せ  :日本経済新聞

 このなかで忘れてはならないのが大学入試のあり方だ。国公立大に共通1次試験が導入され、現在の選抜システムの原型ができて約30年。入試を根っこから改革する時期ではないだろうか。

 国公立の大学なんて、官吏養成機関かあるいはコミュミニティカレッジみたいなものだから、できるだけ特化縮小すればいいと思うのでまるでこの手の議論に関心が向かない。

 むしろ私学がさっさとSATに取り組み、それをもとに他国の大学と単位交換の仕組みを持てばいいのだけど、ようするにそういう私学の改革は進まない。

 たぶん、私学を蝕んでいるのはその教師達の国公立大学重視の固定観念なのではないかな。ただ、現実にはそれでは経営が成り立たないというのはるだろうから、これもなんとも。

 大学問題は議論するだけこじれてしかも現実の学生になんの意味もない。どんな大学でもいいからさっさと目をつぶって卒業してそれからどう自分の知識・知性を研鑽していくかそういう道を探していくほうがいい。

 曖昧に思えるなら、普通に語学の勉強はするといいし、語学の勉強ははてブのリストにあがる変な記事を参考にせず、普通に英語で自分の関心ある領域の基本文献を地味に読み続けるといいと思う。

日経 再生エネ買い取りはきめ細かな設計で  :日本経済新聞

 買い取り制度が定着すれば、発電装置の製造のほか、再生エネルギー発電所に投資する金融ビジネスなど新産業を生み出す期待は大きい。持続性を保てるように、きめ細かな制度設計が欠かせない。

 実際には重税に跳ね返るだけだと思うけどなあ。まあ、頭から否定する話でもないが、エネルギーの全体像からするとたいした話題でもないと思う。

毎日 社説:追加金融緩和 弊害の深刻さ見誤るな− 毎日jp(毎日新聞)

 毎度の毎日新聞のジョーク。

 金融緩和で膨れあがったマネーが次にどの市場で悪さをするかは分からないが、日本については、国債市場を注視する必要があろう。先進国で最悪の財政状況にありながら、日本の長期金利は1%を割り込む低さだ。日銀が買い支えてくれるとの安心感から、金融機関などが国債を買い続けている。何かのきっかけで金利が上昇(国債価格が下落)を始めれば投資家は大きな損を免れまい。日銀試算では、長期金利の1%上昇で生命保険が7兆円、大手銀行が3兆円の損を抱えるというが、ひとたび流れが始まると1%や2%の金利上昇で済まない可能性が高い。

 もう一つの大きな弊害は、依存症がさまざまな問題解決の先送りを助長していることだ。本来、増税など難題を解決するまでの時間稼ぎに過ぎない金融緩和だが、繰り返された結果、政治家の怠慢を許している。

 こうした問題は、かねて白川方明総裁が指摘しているものだ。ぜひ政策に反映してほしい。

 追加緩和を唱える人の中には、「弊害の心配より、まずデフレ脱却だ」との主張もあろう。だが、過去10年余りの物価下落率は年平均0・2%程度と緩やかなものだ。さらに大事な点は、このところマイナスからプラスに転じてきたという「傾向」である。物価の見通しが日銀が「物価安定のめど」とする1%に届かなければ即緩和という話ではない。バブル期の88年度でさえ、物価上昇率は0・6%に過ぎなかった。物価だけ見ていると政策を大きく誤るということだ。

 これ以上緩和を重ねる功罪を冷静に測り、決断してもらいたい。

 FRBの政策とか知らないわけないんだけどね。

毎日 社説:被用者年金一元化 官民格差を解消せよ− 毎日jp(毎日新聞)

 議論は自民党時代から言われていたことだし、民主党もマニフェストで掲げていた。で、それがつぶれたのでこれは総選挙マター。

読売 衆院選制度改革 「0増5減」を先行処理せよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 衆院選制度改革自体に異論はないのだけど、こうプライオリティをめちゃくちゃに論じる読売の論調にはついてけない。

朝日 食品独自基準―自粛の要請はおかしい : 朝日新聞デジタル:社説

 この問題は仔細をしらないのでなんとも言えない。一般論としては民間に国が口を挟むのはよくない。

 ただ、検査機器の不足などから、産地での全品目・全品検査はおよそ不可能で、サンプル検査が大半だ。検査の目をすり抜ける例が出る恐れはある。

 それを補っているのが、食品メーカーや小売業者の自主検査である。食の安全・安心に果たす役割は大きい。

 これ、私の印象では、「補っている」ではなく混乱の機会を増すということではないのか。国としては、混乱した私的基準に対する責務を最終的に負わされるのが困るということなのではないかとも思うのだが。

朝日 原発と活断層―3・11後の目で見直せ : 朝日新聞デジタル:社説

 特に異論はないのだけど。

 国内で原発立地が大きく進んだ1970〜80年代に比べて、最近は活断層をめぐる新しい知識が蓄積してきた。

 2006年に耐震指針が改められ、全国で新指針に沿った安全性評価が進行中だ。これはぜひ急がなくてはならない。

 最近は原発周辺の活断層が一緒に動いて揺れを大きくする心配が高まり、保安院はその恐れがある原発について、耐震の再評価を求めている。そのさなかの現地調査だった。

 どこに活断層があるはわからなかったし、今でも難しい。ただ、原発は地震に弱いというものでもないと思う。このあたりは、Mark Iをベースに議論が進む日本ではなんとも。

47 : Lesson

God is the strength in which I trust.

 

なぜか「主は我がより頼む力なり」という訳語が脳に響いて、なんだろとか思った。讃美歌だろうかと思い、ちょっと讃美歌を思い出したら胸にジンとくるものがあった。讃美歌のCD買うかなとついでに思って、もしやという懸念があった。

 讃美歌も口語化しているらしい。これが自分にはまるで合わない。CDも口語はやだなと思ったら、そう思う人が多いのか、文語のものがある。

 教会に通わなくなって久しい。今の讃美歌の状態も知らない。牧師さんは、日本人は年を取るとキリスト教を卒業しちゃうねとか言っていた。まさか、こんなに長く落第している自分がいるとは思わなかったな。

 いつの間にか4月も終わりに。世の中は黄金週間へ。この時期は海外のヴァケーションと重ならないのでリゾート向きでもあったが、今はどうだろう。気がつくといろいろ時が経って自分の感覚ではわからないことが多くなってきている。

2012-04-25

メルマガノート

Google新サービス

 ⇒「Google Drive」正式発表 GmailやGoogle Docsとの連係や検索機能で差別化 - ITmedia ニュース

 ⇒Google、“選択と集中”のためのサービス終了予告第五弾 APIの非推奨ポリシーの変更も - ITmedia エンタープライズ

NHK疲労回復ネタ

 アロマ系⇒ヘキセナール とは - コトバンク

 イミダゾールジペプチド系⇒疲労回復・疲れ対策にイミダペプチド(イミダゾールジペプチド)

 ほか、ジョギングでFFとFRの双方を増加させてから1時間急速という話もあり。

 脳の疲労についての整合性はなし。

BSE騒ぎ

 ⇒米 乳牛で4例目のBSE確認 NHKニュース

ネタ:化粧の話

 ⇒画像】1ヶ月、化粧品を使わずに過ごしてみたら…?|ねたAtoZ

ネタ:Facebookからエロ

 ⇒最近の工口サイトはマジでえげつないわ : 2chコピペ保存道場

ネタ:キャビア早食い

 ⇒時事ドットコム:豪華なキャビア早食い大会=1人500グラムぺろり−ロシア

米国の学生ローン問題

 ⇒Student loans interest rates set to rise July 1 - Apr. 24, 2012

BPオイル流出のその後

 ⇒Ex-BP engineer arrested in probe of oil spill - latimes.com

全米最優秀教員

 ⇒Obama Honors National Teacher of The Year - ABC News

チェルノブイリ福島

 ⇒Jaif Tv 特別編 「福島とチェルノブイリ 〜虚構と真実〜 」(2012/4/20) - YouTube

日銀関連

 ⇒物価目標2%、長期国債購入の月1.8兆円の増額を提案―中原元日銀委員 - Bloomberg

障害者

 ⇒もみあげチャ〜シュ〜 : 障害者になったったワロタwwwwwwwww - ライブドアブログ

北朝鮮中国

 ⇒Exclusive: China firm boasts about missile-linked North Korea sale: envoys | Reuters

 The Diplomatにも記事あり。

社説動向

 消費税大政翼賛会が出来ているのでしかたがないとは思うが、タメの社説はさすがにうんざりするものがある。

 明日は小沢さん判決が出る。予想はよくわからない。理性的に手順的に見れば無罪のようにも思えるが、司法の動向からすると有罪が出てもおかしくない。庶民感覚としてはこの件にまつわる金銭感覚はおかしい。

 ⇒米 乳牛で4例目のBSE確認 NHKニュース

 祭になる人たちがいるのは理解できるが、牛乳からの感染は基本的にはない。

日経 自民党は国会で責任を果たせ  :日本経済新聞

 自公両党は人事や予算面で独立性の高い「原子力規制委員会」を設けることを柱とした対案をまとめた。原子力規制行政の空白が長引くのは好ましくない。与野党の修正協議は急務であり、これ以上、時間を空費する余裕はない

 まあ、この点については確かにそうだが、現下の政権にできそうな課題とも思えない。

日経 TPP交渉参加の判断を先送りするな  :日本経済新聞

 すでに先送りが決まっているのではないかな。前提となる事実関係がよくわからない。

産経 【主張】検審「調査」要請 これは政治権力の乱用だ+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 民主党の小沢一郎元代表に近い議員らが中心となり、元代表の強制起訴を決めた検察審査会の実態を調査すべきだとして衆参両院で法務委員会の秘密会を開催するよう両院の議長に要請した。要請書には民主党はじめ衆参の与野党議員約140人が署名したという。

 要請理由には、検審の議論が公開されていないことを挙げている。しかし、非公開なのは国民の中から選ばれた審査員が自由に議論し、独立性と中立性を保つためだ。正当な理由である。

 要請は検察審査会法に定められたルールに異論を唱え、司法に干渉する口実でしかない。政治権力の乱用であり、両院議長は要請を認めるべきではない。

 私もそう思う。小沢さんというだけで、一般ルールを変更するような政治の動きをすべきではないでしょう。

産経 【主張】電力需給見通し 節電頼みでは産業もたぬ+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 しかし、原発比率が約半分と高い関電は16・3%もの電力不足に陥るとしているほか、北海道電力九州電力も3%以上足りないとしている。東京電力など他の電力会社でもなんとか需要をしのげる程度という。安定供給には供給力が需要を8%程度上回ることが目安とされているが、それには到底及ばない低水準である。

 非常時ではあるし見通しはないが、産経の指摘のように産業が問題にはなる。ただ、どうしようもないなあ。

毎日 社説:橋下8提案 原発ない夏に備えよう− 毎日jp(毎日新聞)

 枝野さんの迷走を含めて、橋下さんの議論も私には皆目わからない。個別には正しそうに言えるが、NRCのような構想はなさそうで、中長期の政策課題がまるで見えない。

毎日 社説:消費増税法案 複数税率の検討を− 毎日jp(毎日新聞)

 政府与党は消費増税の逆進性対策として、一定所得以下の人には支払った税金の一部を戻したり現金を給付する「給付付き税額控除」を導入する、としている。しかし、その前提となる共通番号制はまだ生煮えであり、当面は「簡素な現金給付」で代用するという。

 なぜこのように、こなれの悪い新奇な方策を採用するのか、不思議である。60年代から付加価値税(消費税)を採用した欧州諸国を見れば、どの国も複数税率を採用し円滑に運用している。

 それでいてインヴォイスについての言及はないし、消費税が地方税であるという議論もない。というか、国税消費税推進が前提あって議論ではなく、プロパガンダになっている。

読売 農業白書 補助金頼みでは再生できない : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 これは暴論とはいわないが、議論がずさんすぎて言及できない。補助金自体が悪いわけではない。

朝日 IMF拡充―危機の再燃に備えを : 朝日新聞デジタル:社説

 心配なのは、欧州の情勢が再びきな臭くなっていることである。金融緩和で小康を得ていたが、大国スペインから債務危機が再燃する懸念が出ている。

 スペインが問題。でもどうしようもないのではないか。

朝日 夏の節電―急げ、急げ、もっと急げ : 朝日新聞デジタル:社説

 甲子園に言及せずこの社説を書く神経に付き合っていくのはちょっと苦痛。というか、こういう発想がいちど国家を滅亡させてまたやるのかあとほほという感じ。歴史に学ぶということをしないのだろうか。こうした道に進めばまた反動がきつくなるだけなのに。

46 : Lesson

God is the Love in which I forgive.

 

昨日のワークが理解できずに悩んでいたが、今日のワークで、ああそうかと思うことがあった。Love=forgiveというのはacimの公理のようなものだが、これに、light=see(perception)とMind=thinkということ。つまり、Mindは思考機能ということだ。知覚・認識から思考・理性、そして愛・許し(贖い)という構図になっている。

 新プラトン主義というかスコラ哲学というかよくわからないが、どうもacimにはかなり強固な古代・中世的な哲学的な骨格がありそうだがそこはいまひとつわからない。まあ、知的にわかってどうというものでもないが、日本語だと理解しづらい世界ではあるな。

 あさイチで疲労回復話をやっていた。以前のためしてガッテンのネタの使い回しだったが、イミダゾールジペプチドの食べ物源としてカジキを取り上げ、沖縄ネタにつなげていた。ありがちのネタ展開。他、ジョギングで疲労度を上げてから1時間休憩というのもあった。血行も言及していた。有酸素運動との関係の言及はなかった。

 

2012-04-24

メルマガノート

「海上連合2012」

 ⇒中ロが黄海で軍事演習、艦船25隻が参加 : Chosun Online | 朝鮮日報

 ⇒ロシアと中国 黄海での合同軍事演習 その真意は: The Voice of Russia

名目成長率を欧米並みの3〜4%

 ⇒名目成長率を欧米並みの3〜4% : [JMM]村上龍、金融経済の専門家たちに聞く Q.1258

 杉岡秋美さんと土居丈朗が妥当な意見。他はポジショントークなんだろうなという印象。というか、経済の専門家と言われる人がこの状況というのはすごいことでもあるなあ。

ネスレファイザーのベビーフード部門を購入

 ⇒Nestlé beats Danone to Pfizer's baby food business | Business | guardian.co.uk

 ⇒pricey : Nestle wins pricey battle for Pfizer baby food unit | Reuters

 フランスダノンを打ち破ってネスレの勝ち。今後中国でのベビーフード・ビジネスに期待がかかる。


スーダン情勢

 ⇒スーダンが南スーダンを空爆 NHKニュース

 一昨日あたりは西側の圧力南スーダンが手を引いて収まるかに見えたが、予想通りバシルの大活躍となりそう。

 ここまでくると日本のPKOもいよいよ緊急対処の時期となってきたのだが、田中防衛相が素人力を存分に発揮している模様。

 ⇒南スーダンPKO、調査団を派遣へ - MSN産経ニュース

児童手当

 ⇒民主の隠蔽体質あらわ! 新児童手当パンフ、「負担増」まるごと削除 - MSN産経ニュース

オバマケア

 ⇒RPT-US Republicans eye health plan should court overturn reform | Reuters

 オバマケア沈没想定後の共和党の動き。

 もともともオバマケアの原案はロムニー行政に近いので、なんとも皮肉な状況。

南シナ海状況

 ⇒比、南シナ海に調査船派遣 中国とトラブルも - MSN産経ニュース

オランダ異変

 ⇒オランダで内閣総辞職、財政緊縮策めぐり政党間協議決裂 写真2枚 国際ニュース : AFPBB News

 現在のフランス大統領選挙も同じ傾向。EU自体が衆愚政治で崩壊の危機にある。

 というか、キャメロンは偉いなという結論になったら苦笑。

ミャンマー民主化

 ⇒時事ドットコム:スー・チー氏不在で国会再開=ミャンマー

 現実的には到底民主化といった状況にはない。

ハイテク機器がホロコーストのツールに

 ⇒In Holocaust Museum visit, Obama outlines policies aimed at preventing genocide - The Washington Post

 ⇒Obama Sets Sanctions Against 'Digital Guns For Hire' - Technology News - redOrbit

 ハイテクモバイルがアラブの春を導いたとかいう暢気な議論の裏面に、それらが新しいタイプのホロコーストを産みかねない危険性を懸念。

ネタ 海外での日本小説

 ⇒村上春樹が大人気!海外大手サイトgoodreadsの読者が選ぶ「日本の小説ベスト100」 | ライフハックちゃんねる弐式

 海外で読まれているのは村上春樹という、つまらない話。

ネタ 尾崎紀世彦の末路

 疾走ではないらしい⇒尾崎紀世彦弟が「とくダネ」に語る 「居場所は言えないが都内にいる」 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能

 2006⇒ZAKZAK

 大ヒット曲「また逢う日まで」で知られる歌手、尾崎紀世彦(63)=写真=が離婚訴訟を起こし、東京地裁が離婚を認めていたことが1日、分かった。尾崎の離婚はこれで2度目だが、再婚していた事実もこれまで公にされておらず、今回の訴訟で初めて明らかになった。

 判決によると、尾崎の長女の親権は夫人が持ち、尾崎が慰謝料700万円と長女が成人になるまで毎月10万円の養育費を支払う。今後双方が控訴しなければ、裁判所から判決書が郵送され、離婚が確定する。

 関係者によると、尾崎は小学校の長女の親権をめぐり対立。平成15年に夫人を提訴し、約2年間にわたって争っていた。

 尾崎は昭和48年にハワイ生まれの日米ハーフと結婚し、2児をもうけたが、その後、離婚。「また逢う日まで」がますます生々しく聴こえそう。

ZAKZAK 2006/02/01

ネタ 差別用語

 ⇒気付いたら差別用語増えすぎワロタwwwwwwwwww:ワロタニッキ

社説動向

 トキの話題が多いが、どうにもついていけない。

 参考⇒日中トキ、やはり同一種 DNA分析で確認

 新潟県佐渡トキ保護センター(新穂村)で飼育されている中国産トキのヤンヤンと、1995年に死んだ日本産のミドリミトコンドリアDNAを分析した結果、亜種と呼ぶだけの差もなく同一種に属していることが25日までに、山階鳥類研究所山岸哲所長)の研究で確認された。  現在、同センターのトキは40羽。研究を委託した環境省は「中国産のトキを増やして日本で野生復帰させる計画が遺伝的に問題がないことが判明した」としている。  日中のトキは外見や行動様式から同一種と考えられ、2000年に石居進・早稲田大名誉教授が中国産トキ3羽とミドリの遺伝子の一部を分析し「遺伝的に比較的近く、同一種」としていた。  今回はより精度を上げるため、ヤンヤンの血液とミドリの肝臓細胞を採取し、ミトコンドリアDNAの塩基配列をすべて解析した。その結果、約1万6800個の塩基配列のうち、わずか11カ所(0・065%)の違いしかなく、形質に影響する差異はなかった。

2003/09/25 11:22 【共同通信】

日経 きな臭いアジア情勢直視を  :日本経済新聞

 率直にいって社説の体をなしていない。

 特に重要なのは日米同盟の強化だ。米比合同演習では自衛隊が指揮所演習に初参加した。連携が深まっている面はある。だが、普天間基地の移設問題で浮き彫りになった民主党政権のお粗末ぶりをみていると、心配になる。

 で?

日経 インフラ輸出は海外企業の力も取り込め  :日本経済新聞

 問題意識がよくわからない。高速鉄道などはやるだけ無駄に近いので、個別分野を整理して議論しないことにはどうしようもない。

産経 【主張】トキのひな 力強く日本の大空に舞え+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 トキの学名は、ニッポニア・ニッポンだ。その復活に東日本大震災からの日本の復興を重ねたい。頑張れ、国産のトキの子よ。

 なんかやってらんない。

産経 【主張】TPP交渉と首相 国論二分の今こそ決断を+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 TPPの話題は発狂領域なんで炎上関心的には面白い話題だが、現実的ではない。総選挙後マターだし、実際、野田政権にはなんにもできない。

読売 トキのひな誕生 野生復帰への新たな一歩だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 これはまったく関心が向かない。

 「ニッポニア・ニッポン」の学名が示す通り、トキは日本を代表する鳥である。

 それがただの誤解でしたということではないのか。

読売 仏大統領選 欧州危機の行方を占う決戦へ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 オランドのマニフェストは日本の民主党と同じような政党だということもあって支離滅裂になっている。ただ、日本と同じようにフランスもこの方向にドツボるしかないだろう。

 日本の関心は、エネルギー政策の行方にもある。当初、オランド氏が、消費電力の8割近い原子力発電について「2025年までに50%に縮小する」という公約を掲げ、原子力政策が争点になると思われたからだ。

 だが、「雇用減少につながる」と批判されるや、オランド氏は声高に主張するのをやめた。

 「原発大国」の基本路線に変わりはない、となるのかどうか。

 結語で論旨が支離滅裂になっている。それは別問題。

朝日 大飯再稼働―消費地の提案を生かせ : 朝日新聞デジタル:社説

 NRCのような規制機関がないと原発というのは難しい。だが、それは今の政権にはできそうにはない。反面、エネルギーは十分ではなくなるというところから、この話題がネタになるのはしかたがないが、同時になんら解決策はない。

 福島第一原発事故ではシステムの「安全神話」が崩れ、安全基準・規制への信頼も地におちた。原子力がこの二重苦を克服するには、急ごしらえの安全措置の追加だけでなく、安全行政への信頼回復が欠かせない。

 政府はこの教訓をいま一度かみしめ、消費地からの提案を真剣に検討するべきだろう。

 それはNRCのようは制度の問題が先に立つので今議論してもしかたがない。

 全国の電力需給見通しを客観的に検証する政府の需給検証委員会は昨日、初会合を開いた。夏の電力がどのくらい足りず、どの程度の節電を企業や家庭が実現すればしのげるのか。情報公開を徹底した議論で、幅広い選択肢を示してもらいたい。

 それでも、調査結果から見る限り、失われた信頼を夏までに回復するのは極めてむずかしいのが現実だ。「原発なき夏」も視野に入れて、影響を最小限に食い止める節電など、もっと備えに力を入れていく。それこそが、賢明な道ではないか。

 「情報公開を徹底した議論で、幅広い選択肢」は直面する問題とはあまり関係ない。

 まあ、今年も甲子園をなんとかすることになるだろうし、朝日新聞もそれなりに体制シフトしているのだろう。

45 : Lesson

God is the Mind with which I think.

 

これはよく理解できないので、あとでじっくり考える。mindについてのacimの考え方は今ひとつわからない。デカルトreasonに近いのかもしれない。

 acimではperception(see)とKnowledgeを区別して考える。現代人および現象学的な考え方ではperceptionがrealに結びつけられるが、acimにおいてはrealおよびTruthはperceptiveなものではない。だからKnowledgeであり、「仏法」や「グノーシス」に近くなる。

 すると、Knowledgeへの作用がmindなのかというとそうでもない。mindについては用語解説にもあるのだが、これがまたかえってよくわからない。

 "the activating agent of sprit"とあるが、spirit自体が機能なので、わかりづらい。"Mind"であれば"Christ"だともある。"Sprint"の大文字なら神と同義。

 mindにはrightとwrongがあるので、まあ、普通に「心」あるいは心的機能と見てもよいだろう。そうすると聖霊の機能とは区別しやすい。Kのいうscientific mindというのに近いのかもしれない。

 再びworkを見直すと、ようするに、「神はマインドである」ということではる。神という思考の形態があるということで、これはKnowledgeを理解する心的機構ということなのだろう。

 通常私たちは、知覚や記憶からmindを働かせるが、神がmindであるということは、Knowledgeからmindを働かせないということか。

晴れ

 すがすがしい天気なので、時間を取って外に出る。八重桜など美しい。

2012-04-23

社説動向

 学力試験とミャンマー支援が話題だった。どちらもさして読むべき論説はなかった。

日経 企業健保頼みの高齢者医療を見直す時だ  :日本経済新聞

 この問題を解決すべく政権交代をした民主党がこの分野で総崩れになっている以上、これは総選挙後マター。

日経 知恵試されるミャンマー支援  :日本経済新聞

 産経より意味は通っているがさしたる主張は読み取れない。

産経 【主張】ミャンマー 改革を促す援助が肝要だ+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 ただし、改革の前進につながらなければ支援も意味を失う。昨年3月の民政移管で誕生したテイン・セイン政権政治犯の釈放など改革を進め、中国との関係も見直した。だが、連邦議会議席の4分の1を軍人に割り当てる憲法規定を変えない限り、「事実上の軍政」という構図は変わらない。

 野田政権は「ミャンマー国民が果実を実感できる改革を進めるために支援を強める」(外務省)とする一方、放棄債権の半分以上について「改革努力を1年間見極めたうえで決める」とした。テイン・セイン政権にも支援に応える決断を求めたい。

 論旨が支離滅裂に思えるのだが。軍政を支持すると改革が促せることになるのか。

毎日 社説:視点:猫ひろしと五輪=落合博(論説委員)− 毎日jp(毎日新聞)

 まったく関心がわかない。問題の所在も理解できない。

毎日 社説:学力テスト 今後に生かしてこそ− 毎日jp(毎日新聞)

 論旨が理解できなかった。何を主張しているのだろうか。

読売 全国学力テスト 全員参加できめ細かな検証を : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 この問題も関心ない。どうでもいいではないかと思っていた。

 が、このところゆとり教育の結果というのを知るにつれてちょっと驚愕するものがある。私の考えでは公教育なんか最低でいいのだが、私的な教育はそれを補って余りあるくらいでないといけない。しかし、日本人にとって教育とはまず公教育なのか。

読売 原発再稼働問題 自民党は傍観すべきではない : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 率直なところなんの議論か皆目わからない。原発再開は国是だから自民党も従えというのだろうか。意味不明。

朝日 大学改革―授業と入試を一体で : 朝日新聞デジタル:社説

 この手の話題はくだらないので読まないのだが、読んでみて、やはりくだらない。

 まず、なんの社説なのかよくわからない。大学という制度の問題かと思うと学生にいかに勉強させるかといった話になっている。

 しかし、経済のグローバル化や長引く不況で、多くの企業が創意工夫のできる自立した人材を求めるようになっている。そしてこれからは、他国の優れた若者と就職活動を競う機会も増える。

 大学改革は待ったなしだ。

 大学というものがなんのためにあるのかということを少しで考えたら、この恥ずかしい結語はないでしょう。

朝日 個人情報保護―国境を超えた連携へ : 朝日新聞デジタル:社説

 言論・報道の自由などとの両立を図りながら、欧米並みの保護機関へとどう拡充していくのか、議論を深める時だ。

 これが結語。たぶん、朝日新聞社説子は問題がなんだかわかっていないのだと思う。たぶん、個人情報は大切だだから守らなくては、くらいのことで書いているのではないか。議論するなら、この問題に対するEU米国の取り組みの内情に迫らないといけない。実際のところなにがなぜ問題なのか。

44 : Lesson

God is the light in which I see.

小雨

 なんとなく疲れが抜けない感がある。弱く風邪でもひいているのかもしれない。

 今朝もランドリーに行く。

 朝イチの「酵素」特集が、まあひどいといっていいかな。支離滅裂だった。ようするに酵素で各種栄養が吸収しやすいというなら、その結果を摂取すればいいし、また消化酵素の類であれば、OTCを勧めればいいだけのこと。

2012-04-22

社説動向

 話題は500億ドル拠出だが麻生政権では1000億ドル拠出をしていたはず。そのあたり、全体の構図のなかで現在の財務省の動向を見ていかないと議論にならないように思うのだが、各紙ともにさしたる論点もなかった。

 TPPや公共事業については、マニフェストが崩壊した民主党政権のマターではすでにないので、これらの議論は次期政権のプランニングの問題。しかたがないではないか。

日経 医療界は後発薬普及を促せ  :日本経済新聞

 なぜ今日の話題なのか今ひとつ理解できない。

 最近、一部の診療所がジェネリックへの患者の理解を妨げるようなポスターを院内に張り出した。成分が先発薬と同じではない、効能のばらつきが大きい――などと誤解させる文言を含んでいる。

 東京医療団体が6千部つくったという。医師の臨床経験に基づく内容だと説明しているが、ジェネリックの関連学会は正確性を欠くと指摘し、内容の変更や回収を求めている。患者の正しい理解を助け、選択肢を増やすことこそが医療界の役割であろう。

 現場の認識と「ジェネリックの関連学会」の摺り合わせが出来ていないということもある。

 これは皆保険制度とも関係する話題でちょっと複雑。簡単にいうと、ジェネリックのインセンティブが働くような制度の妥当性ということになる。

 加えていうと、現実問題として具体的な問題として市場に関連するジェネリックは何かということがある。基本的には慢性病(生活習慣病)に関連する。あとOTCとの関係もある。別の言い方をすればOTC化できればジェネリックの選択が市場で進む。

日経 欧州危機の克服へ安全網がまだ足りない  :日本経済新聞

 率直にいうと日経新聞がこれかというレベル。

 G20は6月の首脳会議(サミット)で、経済成長雇用拡大のための行動計画をまとめる。先進国景気回復と財政再建、新興国は景気と物価の安定を両立させる具体策が問われるだろう。

 日本は東日本大震災の復興需要を生かしながら、当面の景気下支えに全力を挙げる必要がある。同時に消費増税関連法案を確実に成立させ、財政健全化への一歩を踏み出さなければならない。

 論点がおかしい。

産経 【主張】元警部銃撃 無法許さぬ暴対法改正を+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 読んでみたが曖昧な話に終わっている。

 国会空転で法案成立が遅れ、その中で民間人や警察官にこれ以上犠牲者が出るようなら、責任の一端は政治にもある。

 暴力団排除条例が全国で出そろい、反社会勢力との決別の機運が高まる中で、卑劣な報復行為は断固排除する必要がある。

 それは議論の原点でしかない。

毎日 社説:公共事業の復活 無駄遣いは許されない− 毎日jp(毎日新聞)

 昨年末には、整備新幹線のうち北海道新函館札幌間など3区間の建設に着手する方針も決めている。政権交代直後に「白紙」としたいわくつきの区間だ。

 なぜ今、大型公共事業の凍結解除が相次ぐのか。「衆院解散をにらんだ選挙対策」との見方も出ている。

 端的に民主党政権は実質崩壊しているから。

 公共事業が国民生活を向上させたり、景気を刺激する効果は否定しない。しかし、バブル経済崩壊後、景気対策と銘打った無秩序な公共事業が、今日の財政危機を招いたことを忘れてはならない。

 巨額の投資に見合うメリットはあるのか。客観的なデータに基づく説得力ある説明ができない事業は、再開すべきではない。

 公共インフラはかなり危機的な状況にあり、全体方向としては財政支出に向かわざるをえないとは思うが、この問題も総選挙後のマターである。

毎日 社説:IMF資金拡充 欧州の努力もっと促せ− 毎日jp(毎日新聞)

 率直なところ毎日新聞社説の経済分野はあまり読む価値はない。これもざっと目を通したが創見はなく、毎日新聞だなあというくらい。

読売 ミャンマー支援 民主化と市場経済に生かせ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 日本が首脳会議で、メコン川流域のインフラ整備などを支援する今後3年間の新たな協力計画を表明したことは重要だ。効果的な支援をめぐって、今後、官民挙げて知恵を絞らなければならない。

 これは記憶によるがかねてあったことではなかったか。

 ミャンマー民主化だが、どうも読売の浅い読みのような簡単な問題ではないと思う。

読売 G20共同声明 IMF増強は前進だが課題も : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 G20の議論を主導したのは、日本だった。欧州が今年初め、自ら2000億ドルの拠出を表明した後も、各国は対応を留保していたが、日本がG20の直前、600億ドルの拠出を真っ先に表明した。

 それが呼び水になり、北欧諸国や英国などが次々と拠出を表明した。慎重だった中国インドブラジルロシアも金額を明示せずに協力に応じた。

 リーマンショック時の麻生政権の対応に比べればさして特記するような話でもないように思う。

 G20は欧州に対し、今回の合意に気を緩めず、財政改革と経済再生の着実な実施を迫るべきだ。

 世界経済は、欧州問題だけでなく、原油高の難題も抱える。G20の一層の結束が問われている。

 これはそう簡単な問題ではないと思うのだが。

朝日 黄砂の季節―国際協力で健康守れ : 朝日新聞デジタル:社説

 中国内モンゴル自治区を中心に、砂漠を緑にする活動をしている日本沙漠(さばく)緑化実践協会をはじめ、日本から植林を支援する活動が続いている。

 ところが中国ではそれを上まわる年2千平方キロ前後の砂漠化が進んでいるそうだ。

 情報の交換とともに、発生源の環境を改善する取り組みもさらに進めたい。

 論旨がよくわからないが、日本が主導できる問題でもない。日本軍の毒ガス処理問題などがどうなったかその後を知らないが、総合的に見ていく必要があるのではないか。

朝日 TPP―農業の改革はどうした : 朝日新聞デジタル:社説

 農林水産省は昨年、農家1戸あたり約2ヘクタールの農地を10倍程度に広げ、競争力を高める方針を打ち出した。戸別所得補償に経営規模を大きくした農家への加算金を設け、今年度は大規模化に協力する農地の出し手への補助金も新設した。

 だが、加算金は用意した100億円の3分の1しか使われなかった。零細農家も対象とし、バラマキ色が強い現行の戸別所得補償の仕組み自体を改めないと、大規模化は進まない。

 民主と自民、公明の3党は制度の見直しを協議することで合意している。ただちに議論を始めるべきだ。

 朝日新聞は忘れているかもしれないが、この問題は民主党のマニフェストに深く関係していた。簡単にいうと朝日のこの主張は政権交代としての民主党のマニフェストを反故にしている。その自覚があるのかすらわからないが。別の言い方をすれば、朝日のこの主張は自民党政権の是認である。

 それでいいか悪いか以前、話がそうであば、これは総選挙後のマターということになる。

43 : Lesson

God is my Source. I cannot see apart from Him.

 

 これもacimのロジック通りなのだが、解説が一段と深く、ワークも難しい。

 大内訳「神は私の源です。私は神から離れては見ることはできません」でfacim訳もほとんど同じだが、"see"は他動詞なので、日本語としては対象を補ったほうがよいようには思った。

曇から小雨

 午後も雨らしい。早々にランドリーに出かけた。

2012-04-21

社説動向

 産経を除き、問責決議以降の自民党をバッシングしているが、これはようするに消費税大政翼賛会の必然的な帰結なので、社説として読むほどの内容がない。

 自民党の態度だが、問題が野田首相にあるとしているのだから、審議拒否でさして問題があるわけでもない。おかしいのは、あくまで民主党の政権なので、こんな問題はさっさと事務的に処理するほうがいい。

 あと。

 北海道新聞スーダン衝突 PKOから撤退検討を(4月21日)−北海道新聞[社説]

 戦闘が拡大すればジュバの治安も不安定になることが考えられる。もともと民族間対立や反政府勢力との武力衝突が相次ぎ、PKO参加には懸念があった。

 防衛省や菅直人前首相は派遣に慎重だったが、野田首相に交代後、参加にかじを切った。南スーダンを支援する米国への配慮があったとの指摘もある。

 ジュバには北部方面隊(総監部・札幌)第12施設群(岩見沢市)の約30人を含む陸自隊員約240人が1次隊として派遣されている。6月ごろ引き継ぐ2次隊約300人は北部方面隊が中心となる。

 新たな国造りを支援する国際貢献は大切だ。しかし隊員の安全が脅かされたり、危険回避のため武器を使ったりする事態は避けなくてはならない。

 民主党は武器使用基準の緩和を検討しているが、認められない。

 大手紙にこの議論がないのがなんとも。

産経 【主張】東電新会長 原発再稼働へ道筋つけよ+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 意見はわかるがよく議論は練られていない。つまり、その意味では現行の混乱と等価。

産経 【主張】2閣僚問責 更迭し与野党協議入りを+(2/2ページ) - MSN産経ニュース

 朝日・読売・毎日とは異なり主題を自民党バッシングにすり替えていない。自民党擁護もしていない。産経という偏見なしに読めば、いちばんまともな社説

読売 食品の放射能 新規制値による風評被害防げ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 政府は、すでに十分安全な食品が流通していることを、きちんと国民に説明していくべきだ。

 それが難しいのであれば、所定の補助とあとは市場に任せるしかないように思う。つまり、関係する生産者を基礎部分で守りつつ、放射能を過度に恐れる人はそういう特殊な食品を高価に買うということ。ただ、これ、コープあたりで一番矛盾は出るだろうな。私個人としては、この問題は国の現行の規制でほぼ終了。

朝日 北朝鮮ミサイル―騒動の本質を見失うな : 朝日新聞デジタル:社説

 何のことはない。システムの不備というより、情報を扱う人間の問題なのだ。経緯を検証するのは当然だ。

 だが、これをもって開発費を含めて数千億円規模とされる早期警戒衛星を持つべしと唱えるのは、どうみても論理の飛躍だ。北朝鮮への対応を口実にした、過剰な要求でしかない。

 むしろ、韓国との情報交換を円滑に進めるなど、できる対策から進めることこそ必要だし、効果的だ。

 それをいうならオバマ外交の不備だし、裏で画策していた中国

 現実問題として韓国との情報交換を円滑にというのはむずかしいでしょう。この問題はいろいろやっかい。

 政府が万全の態勢をとるのは自然なことだが、地元などからは「落ちてくるミサイルを本当に防げるのか」という、システムへの不信の声も上がった。

 中国をにらんだ南西諸島の防衛力強化のための布石だ、との批判も出ていた。

 ミサイル防衛には約1兆円が投じられてきた。それに見合う国民の理解も、生かすための周辺国との関係強化もまだまだだ。この現実こそ、政府は今回の騒動の教訓とすべきだ。

 MDは現実には司令部機能の保護でしかない。そして、それこそが作戦にとってもっとも重要でもあるのだが、現在の日本の危機管理は脳みそが欠落状態なのでどうしようもない。このまま僥倖を祈るのみ。

朝日 問責可決―自民は職場放棄するな : 朝日新聞デジタル:社説

 朝日の言い分もわからないではない。

 まず、決議の可決を待たずに審議を拒み始めた。しかも2閣僚が出席しない委員会にも応じない。そこで採決された中小企業の振興のための法律や、火災予防のための消防法の改正案は、2閣僚の問題とは何の関係もない。

 次に、タイミングだ。民主党政権で5、6人目の問責決議の可決だが、これまでは国会の最終盤ばかりだった。長期の国会空転を避けるという暗黙の了解があったからだ。今回は、まだ会期末まで2カ月ある。

 共闘している公明党も、自民党を批判する。問責閣僚が所管する課題以外は審議に応じるのが「基本的なルール」だという立場からだ。

 私たちは、野党が閣僚の責任をとことん追及するのは当然だが、必要な法案の審議には応じるべきだと考える。

 露骨にいうと、朝日は消費税賛成なんでこういう流れになるということなんだろう。

 ただ、筋としてはここは自民党が正しいだろう。問題は、二閣僚よりその任命責任を問うということなのだから。

 まあ、ざっくばらんに言えば、輿石先生の力は大きいなということ。

原子力規制庁をつくる法案にいたっては、まだ審議すら始まっていない。

 原発についてはこれが一番大きな問題。ただ、今審議してもヘンテコなものができるだろう。

42 : Lesson

God is my strength. Vision is His gift.

 

 "Vision"が大文字になっているように、これはacimの用語、キリストのビジョンというもの。この理解に慣れないと難しい。大内訳を見るとまいどながら「ヴィジョン」とカタカナで放置されていた。大内訳の意図もわかるがこういう放置は訳文にはならない。facim訳では「心眼」としていた。なるほどねとは思う。

 ロングマンを見ると"ability to see"と簡素にある。seeは「見る」というより「見える」なのだがそのabilityとなると「見る」の比重が高くなるように思う。"the area that you can see"ともある。

 acim的にはキリストが見たこの世界や他者の光景ということで、それが賜物としてある、与えられるということ。acim的には、肉体の目に見える世界は、原初の分離によって私に敵対しているが、キリストのvisionはその逆になるということ。

 実際に、そうしたvisionが得られるのかというと、確信はないがああ、こういうことかなと思うことはあり、じわじわと自分がacim化している感覚はある。一種のマインドコントロールみたいなものでもあるのだろうけど。

曇・ログイン

 花はすっかり終わったかのようでいながら遅咲きもあり、その風情はよい。買い物に出ると筍が山のようになっていた。下ごしらえが面倒だなというとの、近年もらい物で美味しいの食べているので今年はとつい思った。

2012-04-20

ブログサバト

 金曜日。

 まあ、サバト的には形骸化しているけど。

まいったなぁ

 ⇒医療を基幹産業にする、という発想 - Chikirinの日記

 基本的にちきりさんのエントリーは普通に読んで終わりにしているけど、さすがにこれはまいった。

北原先生のご意見は、「医療制度どうあるべき?」に関心のある人は皆、(内容すべてに賛成する必要はありませんが)一度は理解しておくべき視点だと思います。

 

ちきりんもこういう「ユニークで破壊的で大胆で、かつ圧倒的に未来志向な思考」ができるよう、精進したいと感じさせられる本&お話でした。

 

そんじゃーね。

 本当に、そう精進したいと思っているのだろうと思う。そこがちきりんさんの美点でもある。

 なにもその次元で批判したいとは思わないし、そう誤解されるのもいやなのでためらうのだが、医療制度の問題は、会社の経営とは本質的に異なるし、国家制度の根幹に関わることなので、せめて日本、米国英国の医療制度の骨格と歴史の概要くらいは知っておいたほうがいいと思う。

社説動向

 話題は、東電新社長と東京耐震の問題。朝日新聞でまとめたが他紙ともに同じ。なんか社説というとこう書けというマインドコントロールでもあるのかと思えるような薄気味悪い風景。

 ちなみに⇒日銀総裁「デフレの原因は成長率低下」 米で講演  :日本経済新聞

 【ワシントン=財満大介】日銀の白川方明総裁は19日、当地で講演し、日本でデフレが続いていることについて「根底には潜在成長率の低下という問題があり、その症状がデフレとして現れている」との認識を示した。成長力を高めるには高齢者や女性の就労を促し、規制緩和で経済の新陳代謝を進めることが重要として、政府の経済政策の役割を改めて強調した。

 その上で「我々は非常に積極的な金融緩和を進めている」とも述べ、デフレ脱却には構造改革と金融緩和の両方が必要と述べた。日本経済の見通しについては、海外経済の回復と東日本大震災からの復興需要を支えに、「次第に横ばい圏内の動きを脱し、緩やかな回復経路に復してゆく」と指摘した。

 そして⇒金利1%上昇なら銀行6.4兆円損失 日銀が試算  :日本経済新聞

 日銀は19日、金融システムの現状や見通しをまとめた「金融システムレポート」を公表した。国債など国内の金利が一律に1%上昇した場合、2011年末時点で、大手銀行は3.4兆円、地域銀行は3兆円の評価損が生じるとの試算を示した。1年前に比べて大手行で0.4兆円、地銀で0.3兆円増えており、日銀は「債券投資の金利リスク量が増大している」と警告した。

 銀行の金利リスクが高まっている背景は、債券投資額の増加と投資年限の長期化の2点を挙げた。保有債券の平均残存年限は大手行で2年半ば、地銀で4年程度。とりわけ地銀は長い年限の国債投資を増やしており、リスク量が拡大している。

 一方で、一時的な景気後退や金利上昇が起こっても「自己資本基盤が大きく損なわれる事態は回避される」との見方も示した。金利が1%上昇しても自己資本(ティア1)の押し下げ幅は大手行で0.3ポイント程度、地銀で0.4ポイント程度にとどまるという。海外の金融市場のショックが波及する可能性などを踏まえ「統合的にリスク管理を行うことが重要」と指摘した。

 報告書は年2回まとめている。企業倒産の減少や自己資本の厚さによって「わが国の金融システムは、全体として安定性を維持している」と指摘した。バブル経済につながるような「不均衡の存在を示唆する指標は観察されない」とも強調した。

 デフレは続くよどこまでも。

日経 貿易赤字が日本に促す改革  :日本経済新聞

 これはネタ記事ということろ。

海外経済の改善を追い風に足元の輸出は持ち直しつつあり、いずれ貿易黒字に戻るとの見方は多い。だが円高で製造業の海外移転が進み、輸出が構造的に伸びにくくなっているのは間違いない。

 日本の貿易黒字は投資の見返りなんで、そのあたりを知ってて飛ばして書かれても。

産経 【主張】原発と橋下市長 電力確保の責任どうした+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 率直なところ、橋下市長の主張は皆目わからない。バッシングしたい人が多すぎて雑音過多なのでしばらく様子見。

毎日 社説:東電会長内定 経営体質の刷新を急げ− 毎日jp(毎日新聞)

 これも同じ。ただ、以下はメモ。

 東電原発は、すべて止まっている。火力発電中心にその穴を埋めるため、燃料費の負担が年間約8000億円増えるという。今回、債務超過を避けるために資本注入するが、原発の再稼働も電気料金の値上げもない場合、1年余で食いつぶすことになる。

 簡単にいえば目眩ましということ。何の目眩ましかというと、消費税アップのというところで、政府のダメさかげんが絶望的。

 この問題は賠償会社を分離し、当面は電力の部分は国営化するしかないし、それは昨年の地震数日後でわかっていたこととも同じ。

朝日 首都直下地震―燃えない街への工夫を : 朝日新聞デジタル:社説

 このテーマで朝日新聞が意味のあることが書けるわけもないと思ったが、一読して予想どおり。世間は忘れているかもしれないが、耐震偽装の馬鹿騒ぎの帰結はひどいものだった。基準からすれば姉歯氏の設計は違反であるが、社会問題としては新基準適用以前の建物の社会評価だった。

 あと、今回の地震でそのあたりに実は新データが出ていると思うが見かけたことはない。

朝日 東電会長人事―つなぎ役としての大任 : 朝日新聞デジタル:社説

 執筆しているかたもご自身、矛盾していると思っているだろうと思うので、支離滅裂な社説とコメントするもかたい。

 政府は賠償をきちんと支援する。事故の反省に基づいた原発政策と電力改革を進める。それがあいまって初めて東電は生まれ変われる。

 無理でしょ。それを無理として、次の策を進めるのが政治。ただ、郵政にしてもここまで経営というのをたたき壊した日本の政治にそれができるとは思えないが。

41 : Lesson

God goes with me wherever I go.

 

 先日ツイッターで、イエスは律法の完成者であり聖書の示す律法を理解するには膨大な知識が必要だみたいなのがあって、まあ、自分もそう思うこともあるのだけど、ご苦労なことだなとも思った。

 イエスの律法はごく単純なのである。主を愛すること、他者を自分のように愛すること(許すこと)。なにもacimを持ち出さなくても、普通に福音書を読むだけでもくっきりとわかるし、そしてそのことは、イエスが安息日の主として諸規定をやすやすと破ったことや、ライ病者や売春者に接していたことでもわかる。それは言葉だけでなく、行いとしても示されている。

 聖書の総体が示すこと(イエスが律法の完成者であること)はその意味ではごく単純なことであり、その単純さを避けるための複雑さというのは、自分で作る苦悩ようなものにすぎない。

 今日のacimのworkは単純と言えば単純だし、聖書のどこからも響く普通のことのようにも思える。アブラムにもエリアにもパウロにも。ただ、その深みと理解は難しい。

 メンター本を見ると、"God is with me, wherever I perceived myself."となっていた。なるほどこのほうがより正確に捉えているというか誤解を減らすように書かれているなとは思った。威厳というか格調はないけど。

 これは、ティリヒのいう「勇気」というのとも近いのだけど、acimで圧倒されたのは、神が存在するというのは神が万能であるということで、そこはなかなか自分には受け入れがたいところだった。神の万能性といったものは稚拙なファンタジーとして随分昔に切り捨ててしまっていた。

 だが、そうではない。あなたが弱いとしても神は強いというのはパウロの啓示にもあるが、とても大切なことでもあるし、acimそれ自体の強さになっている。acimのイエスは自分の教説の強さにまったくの疑念がない。

 ワークは3.11にはじめた。悲惨な世界に自分が絶望した記念日であり、1年を空しく費やした自覚でもあった。"God goes with me wherever I go."そう言えるのだろうか。

 山本七平の息子さんが、七平に戦地に神はいたかと直接聞いた話が書簡本にあり、彼はいたと答えた。あの凄惨極まる戦地のなかで七平さんは神はいたのだと確信した、ということが、彼のある意味で屈曲した信仰の原点になっていた。屈曲というのは、あの凄惨極まる戦地なくして啓示されるものでもなければ、その啓示があの凄惨極まる戦地を前提にするわけでもない特殊性があるからだ。そして、振り返ってみれば、神は七平さんの人生を振り回した。ステパノのように総身投石も受けたようでもあった。世の正義が石を投げつける様は、イエスに倣うことを示してもいた。

 なんとなくいろんな記憶が薄くなっていく感じがするのと、世界が微妙にくっきりしてくる感じがある。

2012-04-19

社説動向

 昨日の朝日がいち早く石原都知事に釣られていたが、今日は全紙。そして全紙同じ論調。こう並べてみて、こんなのぞろっと同じ論説に並ぶのはなんか変じゃないと思わなければやってられませんね。

日経 「増資インサイダー」の摘発は道半ばだ  :日本経済新聞

 この問題はよくわからない。全体構図がわかりづらいし、実際の摘発は恣意的。

毎日 社説:石原氏の尖閣発言 都が出るのは筋違い− 毎日jp(毎日新聞)

 沖縄県尖閣諸島の多くは、埼玉県在住の民間人の所有だ。国がこの民間人と賃貸契約を結び、管理下に置いている。これを東京都が買い取ると、石原慎太郎知事が突然言い出した。領有権を主張する中国から尖閣諸島を守るため、という主張は威勢がいいが、領土の保全はすぐれて国の仕事である。都が出てくるのは筋違いというものだ。

 逆なんだが。どうしてこうもみなさん、領土問題にやる気満々なのかよくわからん。フォークランド戦争みたいに戦争好きでしょ、君たち。僕は戦争は嫌いだけど。

毎日 社説:防衛相らに問責 混乱は首相の責任だ− 毎日jp(毎日新聞)

 一川氏同様、田中氏の起用にも、輿石東・民主党参院議員会長(党幹事長)の意向が働いたと見られている。2代続いて資質が問題となる防衛相を任命し、混乱を招いた野田首相の責任は重大である。

 輿石さんが諸悪の根源。というか、輿石さんがというより、これはべたに老害ということ。

読売 世銀新総裁 米国の指定席を見直す契機に : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 朝日と同じ論調。

 社説の人たちはいちおうFTとか読んでいるんだなというのも確認できた。

読売 石原氏尖閣発言 領土保全に国も関与すべきだ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 この件はブログに書いた。

 問題がごちゃごちゃになりがちだし、右翼さんも左翼さんも石原都知事が好き過ぎ。こんなご老人にお熱をあげるとは呆れるね。

朝日 世界銀行総裁―多極化ふまえた改革を : 朝日新聞デジタル:社説

 ぼかして書いているが、キム氏ではまずよね感。

 IMF、世銀と続いたトップ選びで日本の存在感は皆無にひとしかった。今回も「米国の忠実な協力者」として早々にキム氏を支持した。欧米と新興国との潤滑油の役割を、一向に果たせていない。

 国内には、国際機関のトップ候補者にふさわしい人材も少ない。世界的な組織を切り盛りできる人材を、戦略的に育てていく必要がある。

 そういえば、この話題、日本ではほとんど見かけなかったな。

朝日 問責決議提出―2閣僚は辞すべきだ : 朝日新聞デジタル:社説

 私たちは問責決議の乱発と、決議後に審議を拒む政争を繰り返し批判してきた。国会の劣化を象徴し、政治不信を膨らませるからだ。この考えはいまも変わらない。

 そのうえで、今回はあえて田中、前田両氏ともみずから辞任することを求める。

 田中氏の「素人」ぶりは、国会答弁から明らかだ。PKO部隊が展開している国名さえ誤る田中氏が、国民や自衛隊員の生命や安全に責任を負えるのか。

 政府が検討する武器使用基準の緩和など、憲法にからむ問題を任せるには心もとない。普天間など沖縄基地問題米国と渡り合い、県民の信頼を回復することも望めそうにない。

 前田氏の文書は、今月の岐阜県下呂市長選の告示前、地元建設業協会などに送られた。観光振興の支援を約束しつつ、特定候補への「ご指導、ご鞭撻(べんたつ)」を求めていた。これは公職選挙法が禁じる公務員の地位利用や事前運動にあたらないのか。

 前田氏は文書に目を通さずに署名したという。だが軽率だったで通じるだろうか。旧態依然の職権をかさにきた圧力そのものではないのか。

 残念ながら、まったくそのとおり。

40 : Lesson

I am blessed as a Son of God.

 

 acimのロジックどおりなのだが、メンター本では、Onenessとしていた。そのほうがわかりやすいだろう。

 いろいろ思うことはある。世の中には親に愛されず深い心の傷を負っている人や、親の愛の欺瞞にのたうちまわる人もいる。どうしたらいいかといえば、そこに神の愛があったのだと気がつくほかはない。そしてそれが確信できるまで、苦しみは続く。

 人はこの世の愛を乗り越えるまで苦悩する。

 芭蕉ではないがそぞろ神につかれるといった思いがする。以前だったらふらっと旅に出たかな。

 昨晩、acimのSong of Prayをちょっと気まぐれに翻訳してみた。ふんふんと読んでいるのは違って、訳そうとするとすごく難しい。acimの本文よりも難しい。音読すると拡張高くて唖然とした。

It is impossible to pray for idols and hope to reach God. True prayer must avoid the pitfall of asking to entreat. Ask, rather, to receive what is already given; to accept what is already there.

偶像に祈りそして神に至ろうと期待するのは不可能なことだ。真の祈りは懇願という陥穽を避けねばならない。むしろ、すでに与えられているものを受け取りなさい。そこにすでにあるものを受け入れることを求めなさい。

2012-04-18

社説動向

 東京新聞を外した。面白い論点もあるのだが当たり率が低い。

 話題は北朝鮮問題と石原都知事提言だが、どちらも特に読むべき意見は見られなかった。

日経 多極化が問う世界銀行の姿  :日本経済新聞

 キム氏は経済の素人なのでFTなどはその点を問題視していた。

 有能な人だから大きなヘマはないかとは思う。余談だが、アナン氏のこのところの「活躍」は潘基文氏の無能さの陰画にもなっており、実質問題化している。もっともアナン氏が有能かというと、現実的には雑音に等しい状態。

日経 議長声明を生かし強固な対北包囲網を  :日本経済新聞

 北朝鮮の新体制がミサイル発射の失敗を取り返すため、核実験に突き進む危険はぬぐえない。韓国と並び、最も深刻な脅威にさらされる日本は、米国と連携し、新たな挑発にも即応できる危機管理体制も整えてほしい。

 他紙よりは考察が深い。ただ、今回の事態は米国外交の失態とも言える。

産経 【主張】対北議長声明 核実験封じる制裁にせよ+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 これも朝日、毎日と同じで、まったく実効性がなかった話である。自分の正義のメンツの議論より、実効性に頭を絞るほうがよいのだが。

産経 【主張】前田国交相 地位利用なら即刻辞任を+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 岐阜県下呂市長選をめぐり、前田武志国土交通相が告示前に特定候補への支援を要請する文書を地元の建設業団体に送っていた。

 公職選挙法が禁じている事前運動と公務員の地位利用の両方に抵触する疑いがある、きわめて悪質なものだ。

 前田氏は文書にサインをしたことを不注意だったと陳謝する一方で、「中身も相手も知らない」と釈明している。無責任のそしりは免れない。国交相の肩書での支援要請は、相手先に強い圧力をかける狙いがあったとしか考えられない。

 民主党は野党時代、自民党政権下での「政官業」癒着を厳しく批判していた。前田氏の問題は癒着そのものではないのか。

 前田氏の辞任は当然で、野田佳彦首相は直ちに更迭すべきだ。そうしなければ、政権についた民主党も役所や業界と癒着していることを認めることになる。

 民主党は、ひどいもんだとしか言いようがない。

毎日 社説:前田国交相 「軽率」では済まされぬ− 毎日jp(毎日新聞)

 事前運動や地位利用で公選法違反に問われた場合、禁錮や罰金などの罰則に処せられる。違法かを判断するのは司法当局だが「多忙」を理由とする説明で疑問が氷解したとは言えまい。関係者の国会での説明など事実解明が最低限、必要だろう。

 今回の場合、閣僚の地位利用の疑惑を招いた点が重大だ。前田氏は旧建設省OBでもある。官僚OBが出身府省の閣僚となり、地方選挙をめぐり地元業界に協力要請する構図は結果的に圧力そのものである。

 前田国交相は普通に失格ですよ。署名の意味のわからない人がそもそも組織の長に立ってはいけない。

毎日 社説:対北朝鮮議長声明 粘り強く変化うながせ− 毎日jp(毎日新聞)

 そのためには米中露と日韓が足並みをそろえ、ミサイル発射や新たな核実験国際社会孤立化の道を歩むだけだという自覚を金正恩氏に持たせるしかない。迂遠(うえん)であっても6カ国協議の枠組みを生かし、対話と圧力の組み合わせで粘り強く北朝鮮の変化をうながす以外にない。

 それが失敗し続けた歴史でもあるのですけどね。そしてその地点から見れば、「北朝鮮の変化」ではなく、変化がない状態をとりあえず模索するということでもあった。

読売 人民元改革 着実な切り上げで安定成長を : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 だからこそ、中国は元の段階的な上昇を容認し、インフレ抑制に全力を挙げるべきだ。物価が安定すれば、金融政策の余地が広がる。輸出に頼り過ぎない経済への転換を後押しする効果もあろう。

 欧州財政危機の余波が続く世界経済や、日本経済の安定に向けて、中国への期待は大きい。

 特に読売に言われるまでもないことで、問題は銀行不良債権雇用にある。そう安易な解決があるわけでもない。そしてその難問性が現下の中国政治の不安定さの基本的な要因になっている。

読売 原発再稼働問題 冷静で現実的な議論が重要だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 橋下氏は「計画停電もあり得ると腹を決めれば、電力供給体制を変えられる」とまで発言した。

 これに対し、パナソニックの松下正幸副会長が、「計画停電なんてとんでもない。軽々しく言うべきではない」とたしなめたのは、もっともである。

 原発を再稼働できないと、関電管内で今夏、最大約20%の電力不足が見込まれる。地域経済に大きな打撃となる。計画停電となれば生産計画も立たずに企業が逃げ出し、空洞化が加速しよう。

 橋下氏は電力危機の影響を、軽視してはならない。

 枝野氏の発言の「ぶれ」も、混乱に拍車をかけた。枝野氏は「再稼働」と「脱原発」のどちらに軸足を置いているのか、真意がわかりにくい。

 この混乱が現実なのですよ。そして日本の歴史を顧みると焼け野原になるまで復興は難しい。

朝日 北朝鮮―安保理声明にこたえよ : 朝日新聞デジタル:社説

 率直にいうとまったく実効性のない架空の正論を述べても社説としての意味はないでしょう。むしろ、この問題で、北朝鮮中国双方に分裂した力関係がありそうなので、その緩和から人道援助の有効性を模索したほうがいい。

朝日 尖閣買い上げ―石原発言は無責任だ : 朝日新聞デジタル:社説

 それに、そもそもこれは東京都の仕事ではないはずだ。

 そこはロジックが違っていて、石原さんは東京の長として、それを東京都の仕事にしようと提言したということだ。規模が大きいので議会ではかられるし、その提言はまず議会で受け止めればよいと思う。議会が是とするならそのあとは、都民が1坪づつ小分けにして買うということでもよいだろうと思う。

 知事は「島々を舞台にしてさまざまな施策を展開する」という。けれど、日本人が上陸しただけで反発してくる中国のことだ。問題はいっそうこじれるだろう。

 そうなった時、首都とはいえ自治体の長の石原氏に、領土が絡む問題を解決する手だてはない。政府の外交に悪影響を与えることを承知で大風呂敷を広げるのは、無責任としかいいようがない。

 ここは話が逆で、すでに地権者が対応しきれず、信頼できる買い手を探していて地権者が納得する人として東京都の長が出て来たということ。別の言い方をすれば、中国が問題をこじさらせなければ、地権者が困惑することもなかった。

 「大風呂敷」かについては議会が判断すればよいことだが、外交への悪影響というのは中国の思い過ごしでしかないし、むしろ中国にチャネルを持つ朝日新聞はその旨、誤解を解くようにしたほうがよいだろう。

 私たちは、こうした中国側の対応にも自制を求める。日中両国民がお互いに批判しあって、何か得るものがあるのか。

 そこをもっと積極的に。

 石原氏には、新党構想が取りざたされている。その折から、税金を使って選挙向けのパフォーマンスをしているようにも見える。

 そこまで思いを広げなくてもよいでしょう。

 藤村官房長官はきのうの記者会見で、国が購入する可能性を否定しなかった。東京都よりも外交を担当する政府が所有する方が、まだ理にかなっている。

 これはまったく逆で、地権者の移動が私的セクター内であればまったく従来と変更はない。東京都が購入しても地方行政として区画の変更もない。だが、これが国となれば、国として中国とぶつかることになる。そもそも、尖閣諸島については領土問題なく、私的セクターの問題なのだから、こんなところに国が言及するというそのセンスがまったくなってない。

39 : Lesson

My holiness is my salvation.

 

acimのロジック通りといえばそうだが、holinessがよくわからないなと思っていたが、"If guilt is hell, what is its opposite? "とあるように、no-guiltがholinessということなのだろう。なーんだacimの金太郎飴ロジックではないかと思うが、反面、holinessがno-guiltというのはなるほどと深く思うこともある。

晴れ

 だったが、曇。雨になるらしい。

 なにかぼーっとする春だからというのはあるだろうけど、ちょっと変な感じ。脳の劣化とかそういうのかもしれないが、なんというか、記憶が軽い・希薄という感じ。もしかして、acimの影響? さほど心の平安とかはないのだけど。

2012-04-17

社説動向

 朝日が木嶋佳苗事件裁判を今朝になって出してきたことは、出したという点で評価したい。内容もよく書けていた。さっさと出せばよかったのに。

 原発問題は迷走している。基本的に中期の国策に依存したテーマだが、今年も泥縄で対処しなければならない。ということは妥協点を探るということだが、各紙とも原則論や正義を掲げていて、お話にならない。

 祇園事故については、ようは、こうした事件を最小限にする制度設計の問題で、差別祭りをしないように妥当で多数の利益となる均衡点を探るようにするしかない。

 とはいえ、とにかく、社説のみなさん、正義に飢えているという印象はある。それが、現在の輿石体制みたいなものを引き起こしたのだから、ここは70過ぎの政治家には引退してもらい、地味に妥協点を探る、政治を事務のようにするしかないだろう。

東京 東京新聞:京都の重大事故 車を暴走させぬために:社説・コラム(TOKYO Web)

 ルールを守らない不届き者が真面目に病気と向き合っている患者の不利益を招いている。日本てんかん協会はそう嘆く。再発を防ぐには罰則強化もやむを得まい。

 しかし、発作の頻度や症状には個人差がある。病名のみで一律に狙い撃ちにする議論に陥ってはならない。脳梗塞認知症などが引き金となり、てんかんを患いながら自覚のない人もいる。糖尿病や心臓病などで意識や動作に障害が現れる人もいる。

 免許がないと、就労の機会が制限される。日常生活にも支障が出かねない。不正は決して許されないが、社会参加の道をなるべく狭めない手だてを考えたい。

 てんかん患者の差別や偏見を助長しないよう警察は予断を排して厳正に捜査してほしい。

 普通に読んで論旨が破綻しているように見えるのだが。

東京 東京新聞:御前崎の選択 原発に頼らないまちへ:社説・コラム(TOKYO Web)

 原発マネーによる豊かさは、大きなリスクを伴うと思い知らされた。代わりに安全安心という豊かさを求めよう。どの立地地域でも同じ思いであるだろう。

 本当にそうなのか、地域の市民の声がきけないとわからないとしか言えない。大局的に見れば、というか政策論的に見れば、地域が崩壊するだろうとは思う。

日経 新興国の保護主義に警鐘を  :日本経済新聞

 この問題提起がよくわからない。ごく常識的な知識の開陳以外の意味があるのだろうか。

 TPP反対は保護主義なのだから、こうした問題への備えも論者にあるのかといえば、それもなさそう。なのにネットでは発狂騒ぎになるのだから、手が付けられない。

日経 政府は夏の電力需給見通しを早急に示せ  :日本経済新聞

 この問題がよくわからない。昨年の事例があるのだから見通し案が出ないとも思えない。

 ただ、CO2は増加するしエネルギー輸入は増えるので、そのあたり中期的な国策の変更が必要になるだろうが、率直なところこの政権にその能力はないので、しばしどうにもなりそうにもない。

産経 【主張】祇園の暴走事故 直ちに道交法の見直しを - MSN産経ニュース

 この問題が「差別」というテーマでネットで話題のようだが、ネットの昨今の傾向はなにかの正義で差別主義者をあぶり出してそいつを一斉に攻撃するというゲームなんで、お題はなんでもよさそう。なので、それはいったん置いておいて。

 問題は、まさにこの問題だが。

 運転していた30歳の男性容疑者(死亡)にはてんかんの持病があり、医師から運転を禁止されていた。事故原因と病気の関連については慎重に捜査が進められているが、容疑者が運転不適格者だった事実は変わらない。同じ悲劇を繰り返さないためにも、道路交通法の見直しを強く求めたい。

 つまり、その規制のあり方ではないか。とすれば、合理的な解は存在するだろうし、差別だというイデオロギーを差し挟むゲームにしないほうがいいと思うが。誰の利益のためにも。

産経 【主張】ぶれる原発発言 経産相としては不適切だ - MSN産経ニュース

 現状認識を示したにせよ、経産相として思慮と適切さを欠いた問題発言だ。枝野氏は14日、福井県で記者団に「脱原発依存の方針は変わらない」とも宣言した。

 直前の西川知事との会談では、「引き続き重要な電源として活用することが必要」と原子力発電を高く位置づけているのだから、極めて不可解な対応だ。

 事実関係がよくわからないのだが、枝野さん支離滅裂感はある。野田首相もそうだが、学級委員みたいなお利口さん以上の姿勢がない。学級委員なら「センセー」とか言えばいいが、政治はそうもいかないのだが。

毎日 社説:アフガン騒然 米国の奮起を望みたい− 毎日jp(毎日新聞)

 表題を見て冗談かと思った。それを言うなら、イラク情勢にも米国の奮起を望むのだろうか。いかそれは違うとヘンテコな理屈が付くのだろうか。

 軍事作戦も対話もうまくいかなければ、米国はベトナム戦争のような不名誉な撤退を余儀なくされるだけだろう。米欧側の戦線立て直しは大事だが、兵員確保と戦費調達の両面で先行きは明るくない。軍事行動よりも政治工作、つまりタリバン穏健派との対話再開を模索し、交渉機運を高めることがアフガン情勢のカギを握っていよう。

 現状打開は容易ではないが、じり貧を解消するには、オバマ大統領のさらなる奮起が必要である。

 そうやってベトナム戦争は泥沼化したし、現在の局面は敗戦に向かっている。というか、毎日はその認識がないみたいだ。

 こういうことなんだが⇒アフガニスタン戦争、西側諸国敗戦のお知らせ: 極東ブログ

 それと⇒オバマの戦争: 極東ブログ

 これも⇒マクリスタル司令官辞任、後任はペトレイアス中央軍司令官: 極東ブログ

毎日 社説:浜岡原発 思い切って廃炉の決断を− 毎日jp(毎日新聞)

 中電はもともと原発依存度が他電力より低い。原発からの脱却が可能であることを示すことができれば、政府の「脱原発依存」の方針を前進させることもできる。英断に期待したい。

 ご英断ですか。いやはや。ところで誰がそのご英断なのか。ご英断といえばそれはということなのか。意志の主体と政策の手順が意識されず、善や正義が前面に出てもどうしようもないのだが。

読売 一体改革特別委 自民党は現実的な対案を示せ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 正直に言うと読むの苦痛な社説。自民党については麻生政権の際に今よりましなビジョンが出ていたし、野田内閣のやっていることは麻生政権よりはるかに劣る。

読売 対「北」議長声明 これで核実験阻止できるのか : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 「これで核実験阻止できるのか」と問うのだけど、どうやったって阻止なんかできないのだから、こういう修辞疑問に終始する議論はナンセンスだと思う。

 むしろ、食糧支援と軍事化の推進を見ていると、北朝鮮内に分裂があると読み取れるし、どうも正恩の背後、まあ、張だろうと思うが、それほど反米でもないし、日本を敵視しているふうでもなさそうだ。するとその敵対勢力はというと、一種の貴族的な国家寄生の階層が生まれつつあるのではないか。これは経済発展の必然でもあり、それが市民の自由と反映に構造的に繋がらないというのは、北朝鮮というのはつくづく絶望的な国なのだなとも思う。まあ、人道支援を効果的にするしかないでしょう。

朝日 100日裁判員―「4年目」へ足元固めを : 朝日新聞デジタル:社説

 おお! 今日になって出ましたね。それはまず評価します。

 自白はなく、犯行の様子を見た人もいない。検察側は、現場にのこった練炭とコンロの販売ルートや、被害者と被告の交際状況などの事実を積みあげ、犯人はほかに考えられないと主張した。この立証活動が裁判員に受けいれられた。

 起訴内容が多いとき、事件ごとに別々の裁判員が有罪無罪を判断する審理方式もある。だが今回、地裁は事件の性質にてらして一括審理を選んだ。

 裁判員の荷は重くなったが、妥当な判断だった。裁判官、検察官、弁護人が話しあい、最も適したやり方をとることの大切さが再確認されたといえる。

 そしてこの論旨はよいと思いますよ。

 逆に悪口みたいに聞こえてはいけないが、朝日が戦後市民主義の最善の部分にかろうじて踏みとどまるよい例だと思う。

朝日 原発政策―首相は方向性を示せ : 朝日新聞デジタル:社説

 野田首相は就任当時、老朽化した原発を閉めていく考えを示した。国会審議が遅れているものの、稼働から40年以上たつ原発を廃炉にする新しい規制法案もすでに提出している。

 ならば、まず稼働から40年以上の原発は、過去に運転延長を認めていても再稼働させないと明言する。そのうえで全国の電力需給を精査し、不要な原発の基数や候補を割り出していくことを約束する。それが筋だ。

 奇妙な表題だなと思って読むと、「それが筋」だと朝日が押しつけているわけか。そしてこれに「かく申すも理屈なり」という応答が予想され、ああ、日本は変わらないなあ。

38: Lesson

There is nothing my holiness cannot do.

 

メンター本を見ると、"My Holiness can undo any discord that I perceive."とあった。なるほど。解説から考えるとそのほうがわかりやすいし、その解釈が逸脱とはいえないだろう。

 

強烈すぎてわけわからない感じもする。ヘレンとイエスの葛藤を思い出す。イエスがヘレンの抗弁に対して、それはそれとして私には全権が委ねられているのだがと謙遜して言うあたりに独自のユーモアがあった。

 4時以降東京は雨らしい。不眠ということはないが熟睡感はない。心が葛藤しているからだろうなと思う。

2012-04-16

社説動向

 木嶋佳苗事件を朝日が完全にネグったふうに見えることにある種の感動がある。

 社説が総じてバカバカしくまた日経東京は論旨が不明に思えた。こうしたことで社説を読むが苦痛になっていたし、また、バカバカしく思うためについこちらが偉そうにコメントする誘惑にも駆られる。それも無意味なことに思えていた。

 ただ、こうした社説の全体状況というのも、日本の市民議論の病理の一環なのだと思うと、やはり向き合っていくべきなのだとも思う。

東京 東京新聞:週のはじめに考える 「逆さ富士」日本の課題:社説・コラム(TOKYO Web)

 論点がわからなかった。

 強い者だけが勝つ「小選挙区」型社会の弊害を除去せずして税率アップだけ実現しようというのは、税金徴収に執着する小役人的態度です。それでは厳しい下山を終えて国民こぞって再登山にチャレンジする道は開けません。

 「税金徴収に執着する小役人的態度」が本当なら、税はもっと正確に捕捉されてよいはずだが、「税金徴収に執着する」ようには見えない。制度をいじって官僚の権力を増大させたいようにしか見えない。

日経 現実的で持続可能な原発賠償支援を  :日本経済新聞

 長い文章なのだが何を主張しているのか読み取れなかった。「現実的で持続可能な原発賠償支援を」がそもそも主張になるのか?

産経 【主張】新東名 大動脈の複線化は必要だ+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 高度成長期に集中的に造られた日本の交通インフラは、次々と耐用期限を迎えつつある。その備えと対策は日本社会が直面する大きな課題だ。昭和44年に全線開通した東名もそのひとつだ。新東名による複線化は不可欠だろう。

 私もその程度の認識。

産経 【主張】追加金融緩和 まずリスクの芽つみ取れ+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

デフレ脱却への決意と緩和継続表明は歓迎したい。しかし、それならば、と首をかしげざるを得ないのは、前回10日の決定会合で追加金融緩和を見送ったことだ。

 日銀も指摘するように、日本経済には復調の気配がある。震災復興需要の本格化、堅調な住宅投資個人消費と材料はそろいつつある。一方、今月初めに公表された3月の日銀企業短期経済観測調査(日銀短観)では業況判断指数が予想より悪く、企業の極めて慎重な姿勢が明らかになった。

 短観公表後は、2月の追加緩和と「物価上昇率1%」という事実上のインフレ目標提示以降の円安株高が一転、円高株安に戻りそうな気配だ。こうした状況から10日の決定会合で追加緩和に踏み切るとの見方があったものの、日銀は「現状維持」を選択した。

 確かに金融政策が市場動向に左右されるのは危うさをはらむ。しかし、今重要なのは、リスクの芽は早々につみ取ることであり、その姿勢を日銀が見せることだ。

 金融政策は日銀自身の判断で即座に実施できる。財政出動や成長戦略策定にはない機動性を生かした柔軟な政策変更は日銀への信頼感をも醸成する。長くデフレに苦しむ企業はリスクに極めて敏感になっているから、なおさらだ。

 日銀の国会同意人事が野党の反対で否決され、民主党も日銀に緩和圧力を強めている。ただ、これに抗するために緩和のタイミングが遅れては本末転倒だ。圧力がさらに強まりかねない。政治に翻弄されないためにも、金融政策本来の機動性を存分に発揮していかねばならない。

 普通に正論である。

 ネットでは、いわゆる左翼さんがご活発なので、産経=保守右翼、という前提があり、どのような論説も産経新聞ならダメだというふうな動向がある。しかし、この議論は、ごく正論であり、ご覧のとおり産経新聞しか提示していない。

毎日 社説:北朝鮮新体制 自縄自縛と決別せよ− 毎日jp(毎日新聞)

 このままなら北朝鮮核兵器ミサイルを誇示し、食糧やエネルギーの多くを中国に依存し、しかし発展の望みのない破綻国家にとどまるしかないだろう。

 これを自縄自縛という。北朝鮮の新体制は大胆な路線転換を図らない限り突破口を開けない。「永遠の過ち」とは決別すべき時である。

 率直なところ、ハイパー将軍様のお言葉みたいな印象が強く、ご勘弁な社説。どうしてこういう無意味な精神論になってしまうのだろう。中国依存と破綻国家の関係を経済・政治面から少しは考えてみたらよいのに。

毎日 社説:厚生年金基金 「代行割れ」に抜本対策を− 毎日jp(毎日新聞)

 ところが、中小企業が同業や地域単位で集まって作る「総合型基金」の中には代行部分を返上するだけの積立金がないため移行できないケースが多い。基金の財政を立て直そうにも、現行制度では代行部分の給付引き下げはできず、積み立て不足は掛け金の引き上げか運用収益増で対応するしかない。構造不況業種が多く従業員の年齢構成も高いため、企業本体からの補填(ほてん)もままならない。結局、八方ふさがりのまま手を打てずにきた揚げ句、リスクの高い話に飛びつかざるを得なくなったという構図だ。

 なるほどと思う反面、そうなのかという疑問もあり、ディテールがよくわからない。ただ、積み立て不足を原則的に補えるわけもないだろうとは思う。

読売 新東名高速 渋滞緩和や防災に生かしたい : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 この問題はよくわからないので言及できない。ただ、日本のインフラが劣化をはじめる時期なので政府の対応は求められるだろう。

読売 AIJ問題 時代状況に合う年金基金に : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 厚生年金基金の制度全体が環境の変化に対応できていない。基金の大半に厚労省や旧社会保険庁から計689人が天下っている。厚労省人脈が張り巡らされていることが、抜本的対策を怠ってきた一因と見られても仕方あるまい。

 問題は天下り自体ではなく、武家の商法みたいなのが天下りすること。

 日本の昨今の状況では自己責任論はイコール悪みたいになっているが、年金運用というのは米国などの例を見ても本来難しいものなのに、天下り国家依存の日本人がこれを公的なものと勘違いしているように見える。

朝日 米大統領選―内向きの争いでは困る : 朝日新聞デジタル:社説

 まず原則だが、米国の大統領選挙がいかようになろうと、「困る」というのはおこがましい話である。かの国民が内向きの争いを好むならそれはそれというだけのことで、日本の市民が困るというなら原因がなんであれ内向きであることの結論の接面だけが問われる。

 共和党の候補者選びで目についたのが、財政面での「小さな政府」の主張や、宗教的な価値観を強め、穏健派との亀裂を深めた保守派の姿だ。

 イラクアフガニスタンの二つの戦争を戦う一方、景気低迷が生活を直撃する。

 その息苦しさが、政府のお金で経済の立て直しを目指す「大きな政府」路線のオバマ氏への反発となり、2年前の中間選挙では、財政削減や減税を求める保守草の根運動「ティーパーティー(茶会)」が大きな影響力をふるった。

 今回、保守の訴えは大きな流れにはならなかった。

 ロムニー氏は、茶会や宗教的価値を重んじるキリスト教福音派といった保守派に嫌われた。

 どこを突っ込んでよいのか迷うほど絢爛豪華な無知といった印象もある。ネットの左翼さんもこの程度の認識しかないので、ぐったり疲れることがある。まあ、笑いもある。「政府のお金で経済の立て直しを目指す「大きな政府」」、なんとまあ。

 「ロムニー氏は、茶会や宗教的価値を重んじるキリスト教福音派といった保守派に嫌われた」も、保守派=福音派みたいなテンプレである。米国の保守派はそんな単純なものではないから紛糾しているし、つまるところカネの問題でもある。

 こういうこととか⇒大富豪5人が変えた米大統領戦、長引く共和党指名争いの裏事情 国際ニュース : AFPBB News

 話戻して。

 ともに弱みを抱えた2人の争いだが、目を向けるべきは国内だけではない。

 欧州危機や中東民主化など、世界は激動している。国際社会に大きな影響を与える国としての責任を示せる資質が、米国の指導者には求められる。

 執筆者はエジプトの状況を知らないだろうか。

 朝日と仲の良いNYTはこう⇒Egypt’s Military Masters - NYTimes.com

 簡単にいうと、オバマ政権はムバラク復活的な軍事支援を継続しているのである。

朝日 日英武器開発―平和主義の理念を守れ : 朝日新聞デジタル:社説

 朝日の言っていることは戦後日本の建前としてはそのとおりなので、それはそれとして異論はない。だが、現実はその戦後日本的な民主党のほうがぞれをずたずたにしようとする現実がある。毎度ながら、現実を直視する時期でもある。

 英国は米、ロ、独、仏とともに五大武器輸出国の一角だ。スウェーデンのストックホルム国際平和研究所によると、この五カ国で世界の武器輸出の75%を占める。

 こうしたことはよく言われるのだが、武器と一括しても実際にはあまり意味がない。現在問題となっているは、小型兵器でこれらはいわゆる軍事産業の産業としての大きなセクターとしては統計に載りづらい。そしてこの小型兵器の拡散でがんばっているのが中国なのである。

37 : Lesson

My holiness blesses the world.

 

 率直にいうと、この感覚はわからない。worldなんて過ぎ去り行くゴミであり、acimも無だと言っているではないか。なぜそれがholyなのか。もちろん、ワークの文脈はわからないではないが。

 "holiness"もよくわからない。ギリシャ語ではΆγιον(ハギオン)で、Πνεύμα Άγιον(プネウマ)と同じ。つまり、聖霊の聖なるということで、これはרוח קדש(ルーアハ・カドーシュ)の直訳。ルーアハというのは息・風であり、天地創造のときの神的な状態でもあり、泥に吹き込まれてアダムができるというあれである。意外と現象的には日本語の「空気」に近い。つまり、人を支配する霊の要因でもある。ヘブライ語ではקדשは、畏怖の意味があり、acimの理解とは異なるようにも思うし、いやそうでもないのかとも思う。

 まあ、そうした知識が私を安らぎから遠ざけているのであった。

晴れ

 薄曇り。花もさすがに終わる。連翹も終わり。山吹が美しく、新緑が始まる。新緑の季節は、植物たちの芽吹きにいつも怒りのようなのを感じる。今年はそういう思いはないかもしれないと思ったが、やはりなにかむかむかとする。君たちはいつもそうだ。毎年毎年若くよみがえる。

2012-04-15

社説動向

 社説は、何が書かれないかが重要になることがある。その意味で、木嶋佳苗事件を朝日が今日取り上げなかったのが重要である。明日もまたこの状態であるなら、朝日にはジャーナリズムとしてなにか重大な欠陥がある。

 中国経済の問題だが、いよいよ危機のように見えないでもない。

日経 ソニーはよみがえるのか  :日本経済新聞

 ソニーは国際企業なので、普通の国際企業のように盛衰はあるでしょうという以上の関心がもてない。

日経 中国景気の軟着陸をめざす人民元改革  :日本経済新聞

 成長率は1〜3月期が底で、4〜6月期からは緩やかな回復をうかがう局面に入る、といった声も市場では出ている。当局が昨年後半から徐々に金融政策を緩めてきた効果が期待できるうえ、先月の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で今年の予算などが採択され、公共事業もこれから活発になる見込みだからだ。

 ただ軟着陸シナリオを脅かす問題がないわけではない。1つはインフレだ。3月の消費者物価上昇率は前年同月比3.6%で2月を上回った。一層の金融緩和に当局は慎重にならざるを得まい。

 不良債権の問題への言及がないように思えた。こみ入った問題もあるのでもう少し深い議論が必要。

 ここにきて不安の種となっているのが、政治的な動揺だ。薄熙来・前重慶市共産党委員会書記の事実上の解任は、今年後半の第18回共産党大会をにらんだ政争が背景にあるとみられる。

 政治が緊迫してくると、中国の当局者はリスクを避けようとする傾向を強めがちだ。人民元の変動幅拡大は改革を進めようという当局の意欲を示したが、政治的な思惑で政策の転換が遅れたり、情報が目詰まりをおこしたりするおそれは否定できない。

 ここは話が逆で、経済問題が共青団の危機感を表している。

産経 【主張】不審死死刑判決 社会常識が筋道をつけた+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 「疑わしいだけで有罪にすることは許されない」と殺人についての無罪を主張する弁護側に対し、検察側は論告で、次のように裁判員に訴えかけた。

 「窓の外には夜空が広がっている。夜が明けると、雪化粧になっていた。雪がいつ降ったかを見ていなくても、夜中に降ったと認定できる」

 「誰かがトラックで雪をばらまいた可能性もあるが、そんなことをする必要はない。健全な社会常識に照らして、合理的かどうかを判断してほしい」

 難解な法律用語ばかりがちりばめられた、裁判員制度施行前の論告では、考えられないような表現だった。

 国民に司法に参加してもらい日常感覚や常識を裁判に反映させることなどを目的とした裁判員裁判で、状況証拠の総合判断や事実認定のあり方に、一つの筋道をつけたといえるのではないか。

 36回を数えた公判のすべてに、6人の裁判員は参加した。結審後の約1カ月間続いた評議で、重い結論に至った。

 比喩のあり方には首をかしげるところもあるが、大筋でいえば、これが民主主義国の司法の方向性にかなっている。私たち市民の判断が司法を支えていくのだし、法はその判断の力を抑制するものとしてある。

産経 【主張】大飯原発 首相はもっと前面に出よ+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 野田首相らの関係閣僚会合は、6回に及んだ。関電による中長期を含む安全対策実施計画(工程表)を慎重に評価したうえで、今夏の電力供給も最大18・4%不足すると判断して再稼働を認めた。政府にも、遅まきながら危機感が芽生えたようだ。

 この点については多少留保もないではない。

 「脱原発を目指す」などとした枝野氏の発言が、政府の原発政策に対する信頼を大きく損なってきた面は否めない。野田首相は信頼回復のためにも福井県に足を運び、国のエネルギー政策と原発再稼働の必要性を自らの言葉ではっきり語るべきだ。

 産経のこの主張はあまり裏打ちされたものではない。産経もまた朝日のように支持者の好悪に浮かれている部分が大きい。

毎日 社説:裁判員100日 検証し将来に生かそう− 毎日jp(毎日新聞)

 よく書けている。

 最高裁は10年、有罪認定に当たっては「状況証拠の中に、被告が犯人でなければ合理的に説明できない事実関係が含まれていることを要す」として、厳格に状況証拠を評価すべきだとの判断を示した。

 「状況証拠では死刑は宣告できない」といったことは、日本の司法ではない。

 この問題は、死刑の是非と混ぜると議論が混乱する。また、状況証拠をそのまま死刑の文脈で議論する間違いである。まず、犯罪への判定(国民の判断)があり、それが死刑に相当するかが問われる。現行法では、死刑に問われるとして違和感はないが、この問題は裁判員制度の問題でもあり、その視点から高裁の議論が待たれる。判決に異同はないだろう。

毎日 社説:大飯原発再稼働 理解に苦しむ政治判断− 毎日jp(毎日新聞)

 安全性については、再稼働の基準の決め方にも、中身にも、問題がある。本来なら、福島第1原発のような放射能汚染を二度と起こさないという決心のもとに、精査して作らねばならない。にもかかわらず、政府はたった3日間で基準を決め、その後1週間で大飯原発が適合すると判断した。あまりに拙速だ。

 毎日には再稼働をしないことのリスクという発想がないのでこういう議論になる。しかししかたがなといえばそうだ。

 再稼働の是非は迫るリスクとのトレードオフがある。そして中期的には、NRCのような機関が問題になるのだが、反原発派はなからそういう議論はしないし、推進派も政治の仕組みがわかっていない。その意味では、その点からして日本の原発は絶望的な状況にあり、このことは、昨年の3.12に感じた絶望から微動だにしていない。

読売 連続不審死事件 状況証拠で導かれた死刑判決 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 検察が論告で、状況証拠の評価に関して用いた例え話も、違和感が残る。検察は「寝る前に星空が見えたが、夜が明けて一面雪化粧であれば、雪が降るのを見ていなくても、夜中に降ったことが分かる」と主張したのである。

 裁判員に分かりやすく説明しようとしたのだろうが、想像力で判断してもらいたい、と述べているかのようにも受け取れる。

 証拠だけに基づき判断する刑事裁判の鉄則に照らせば、不穏当な例えだったのではないか。

 読売がこの指摘を出したのは興味深い。産経のほうはこの比喩を好意的に見ている。

 「想像力」という時点で非難が含まれるが、この問題はそう簡単ではない。

 読売としてはそれなりに踏み込んだ社説だった。

読売 原発再稼働要請 立地自治体の理解が最優先だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 定期検査で止めた原発を再稼働しなければ、5月上旬に全原発54基が停止する。特に大飯原発のある関電管内では今夏、最大約20%の電力不足が予想される。

 枝野氏は13日の記者会見で、再稼働の必要性に関連し、「停電や電力不足は病気の人や高齢者など社会的弱者に大きなしわ寄せを与える」などと指摘した。

 節電などで何とかなるとの楽観論にくみして、電力危機を招くことは「到底許されない」とも強調した。妥当な認識だ。

 原発を火力で代替すると、今年度の燃料コストは全国で3・1兆円も増える。枝野氏が「関電管内も遠からず、電力料金の値上げをお願いせざるを得ない」と言うのも、決して大げさではない。

 この件については、実際に国民が痛い目にあって実感してから課題化していくしかないのではないかと思う。

朝日 シリア停戦―政治的自由を保障せよ : 朝日新聞デジタル:社説

 軍による反体制派の市民への弾圧が激化しているシリアで、前国連事務総長のアナン氏の調停による停戦がなされ、久しぶりにいくらか平穏が生まれた。

 一部で衝突があり、軍の戦車はなお都市部に残っている。本当の停戦になるかどうか、危うい状況である。しかし、これが定着し、正常化に向けた動きの一歩になるよう期待したい。

 なるほどねと思う。そう言えないこともない。ただ、この「平穏」の安定性は疑問符がつく。

 朝日を含め国内メディアで言及しているところがあるかわからないし、海外メディアで強く主張されている論説もほいとは出てこないが、大筋でいって、シリア問題は、サウジイラン代理戦争になっている。西側報道では、弾圧される側が注視されているが、この側に武器を提供しているルートが存在し、リビアも関係している。

 憶測になるが、停戦の圧力がついたのはサウジの動向ではないだろうか。

朝日 年金一元化―信頼を高めるために : 朝日新聞デジタル:社説

 そもそも一元化の方針が閣議決定されたのは84年のこと。公務員側の抵抗で話が進まなかった。「公務員の年金は優遇されている」という不満は、社会の連帯感を損ない、年金制度への不信を招いてきた。

 07年に自公政権が国会に法案を提出したが、民主党が自営業者の国民年金を含めた一元化を主張し、廃案に追い込んだ。

 今回の法案は、07年の時とほぼ同じ内容である。自公も反対する理由はないはずだ。

 ああ、民主党という感慨深い一品。率直にいって、もう民主党は終わっているのだから、感慨するまでもないが。

 もっとも、法案はいくつか議論のある点を抱える。

 例えば、恩給制度の名残として公務員共済だけに投入されている税金(追加費用)だ。これを減らすため、恩給部分がある年金を最大1割削るが、削減額が妥当かどうか。

 もう一つは、積立金の仕分けだ。公務員共済がもつ約45兆円の積立金のうち厚生年金に回すのは24兆円で、残りはすでに給付が確定している職域加算分に使う。これは公務員に有利な配分になっていないか。

 どちらも意見は様々である。国会で徹底的に議論し、政治的に決着させてほしい。政局優先の先送りで、官民格差が温存されるのだけはごめんだ。

 官民格差は象徴的な意味合いしかない。制度的な問題は国民年金にあるが、その問題とは独立しているかに見えるし、なぜか、朝日も言及していない。カテゴリーが違うといえばそうだが、本質的な問題にどう取り組むかがまったく見えない。

36 : Lesson

My holiness envelops everything I see.

晴れ

 せっかくの良い天気だが野暮用多し。

2012-04-14

社説動向

 大手紙社説が北朝鮮ミサイルに絞られ、木嶋佳苗事件が押しやられたふうにも見える。この点については明日の社説に期待したい。

 北朝鮮ミサイル問題についてはどの社もステレオタイプの考察を展開しているだけなので、一種の人工無能ようにも読める。このようなステレオタイプの発想が日本の安全保障上の危機を結果的に表現しているのだが、おそらくその危機感すらないのだろう。

 木嶋佳苗事件については、証拠のない事件ということが結果として、陪審員というものへの各紙の理解の浅さを露呈することになっていて興味深い。

東京 東京新聞:木嶋被告死刑 裁判員の苦渋の選択:社説・コラム(TOKYO Web)

 日経社説よりも優れている。

 死刑判決に至ったのは、死亡状況をそれぞれ詳細に検討し、まず三人とも「自殺の動機がなかった」「何者かに殺害された」ことなどを確認した。練炭などを入手していたのは、木嶋被告であり、「犯人は被告だ」との結論に達したのである。

 裁判長は殺害動機について「結婚するように装い、受け取った金の返済を免れるため」などと述べた。過去の事件でも状況証拠の積み重ねで有罪となった例はあり、今回も社会常識に照らして、被告が犯人であることに合理的な疑いを差し挟む余地がないと判断したわけだ。

 もっとも、この事件では問題点も露呈している。直接証拠がないということは、三件の殺人事件で初動捜査が不十分だったことを如実に示していよう。三都県の警察にまたがる事件で、一件は自殺と判断して遺体を司法解剖しなかった。もう一件も当初は事故死とみて、肝心の練炭など一部証拠物を押収していなかった。

 初期段階で捜査を尽くせば、もっと証拠は収集できたはずだ。科学的な捜査が重視される時代にあっては、証拠物が極めて重大な意味を持つ。犯人かどうかを見極める決定打となるケースもある。

 百日間もの大きな負担を裁判員に背負わせぬためにも、捜査の根本を再点検してほしい。

 ただし、本質的な問題は、証拠なくても死刑がありうるという前提でなければ、陪審員というのは意味を持たない。

東京 東京新聞:北ミサイル失敗 軍事力よりまず民生だ:社説・コラム(TOKYO Web)

 議論の水準がどうしても、お花畑的に劣ってしまう。

 韓国国防省の試算だと、発射には約八億五千万ドル、トウモロコシ二百五十万トンを買える資金が使われた。国連機関が援助を訴える食糧の五年分に相当する。

 中国ロシアも含め各国は「北朝鮮はまず民生発展に力を入れるべきだ」と注文する。新指導部は国際社会の要望を真剣に受け止めるよう望む。

 北朝鮮はそのような国家ではない。むしろ、人民を疲弊させる恐怖で維持されており、支配階級の経済はミサイル開発産業と結びついている。民生が意味を持つのは民主主義の体制ができてからのことであり、「朝鮮民主主義人民共和国」というのは、悪質なジョークに近い呼称というせいもあり、誰も実質使うことがなくなった。

日経 北朝鮮の危険な挑発をどう止めるか  :日本経済新聞

その中国を動かそうと思えば、やはり米国の力が必要になる。米国内には「北朝鮮の核問題はイランほど脅威ではない」との見方がある。米側が北朝鮮と安易な対話に戻らないよう、政府は連携を密にしてほしい。

 この構図は実はシリア問題でも同じである。そしてそれが同じだということは、北朝鮮問題の本質は人道危機の問題である。日本人は北朝鮮を敵視しているが、問題は北朝鮮に暮らす人間の尊厳をどう守るかということなのだ。その論点が欠落していては、実はなにが解決なのかもわからなくなる。

 ただ、そうした本質ではなく、実際の問題としてはどうか。つまり政治としてはどうなのかといえば、これは、韓国の崩壊が問われる。韓国は統一を国是として掲げなければならないが、現実問題としてそれを受容する体制にはない。この点については日本も中国も類似しており、その経済的なバランスが政治として反映しているのである。

日経 100日裁判の経験を生かそう  :日本経済新聞

 木嶋佳苗事件を扱ったのは大手4紙では日経のみ。他紙は明日回しになったのかもしれない。

 木嶋被告は2009年に交際していた会社員ら3人を殺害したとして起訴された。弁護側は直接証拠がないと無罪を主張し、「疑わしきは被告人に有利にというのが刑事裁判の基本」と訴えた。

 判決は、木嶋被告が男性3人の死亡直前にいずれも会っており、現場の練炭とこんろは被告が購入したものとメーカーや個数が一致するといった状況証拠を一つ一つ検討し「犯人は被告人であると優に認められる」と結論付けた。

 判決後、記者会見した裁判員の一人は「裁判が進むにつれてだんだんつらくなった。だが、逆に期間が長く結束することができ、達成感がある」などと話した。

 今回の裁判では裁判員の選任の段階で多くの候補者が辞退した。辞退者が増えると、裁判員の編成が偏る可能性もある。やはり長期審理の弊害は大きく、少しでも短縮する努力が欠かせない。

 裁判員制度は5月に見直しの時期を迎える。こうした経験者の声を十分に聞き取り、制度に反映していくことが何より重要だ。

 問題への考察が混乱している。論点は、(1)直接証拠がないの死刑でよいのか、(2)裁判員の苦労をどう見るか、は、最低でも分けるべきだろう。2点目については、制度上の問題であり、これを機会に対応したほうがよい。

 難しいのは1点目である。これも錯綜した論点がある。(1)直接証拠がないのに死刑が下せるか、(2)死刑は妥当か、である。あるいは錯綜ではないと見ることもできるかもしれない。

 結論からすれば、「直接証拠がないのに死刑はくだせない」を公理のようにmpってくると、陪審員は不要とも言えるだろう。このあたりで、この議論の不健全さというのはあぶり出る。死刑というのは、正義を数学的に帰結したものではなく、国民が陪審員を通して表明する意思の形態である。つまり、証拠がなくても、我々がこの人は死刑だと言うことができる。

 だが、それが死刑であるべきなのかというのは別の問題である。

産経 【主張】北ミサイル発射 さらなる暴挙に備えよ 安保理で実効性ある懲罰を+(1/4ページ) - MSN産経ニュース

 これも毎日新聞社説と同じ。ただ、安保理の問題は実質中国の出方の問題であり、注視していくと今回の騒ぎの裏が透けてくるかもしれない。

毎日 社説:北朝鮮ミサイル失敗 安保理で厳正な対応を− 毎日jp(毎日新聞)

 朝日と読売社説を混ぜたようなもので、独自の視点といったものはない。実は、このテンプレート的な思考その物が日本の安全保障上の危機を形成している。

読売 「衛星」発射失敗 強固な北朝鮮包囲網の構築を : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 特に論点もない社説かと読むと、以下の点が押さえられている。

 日本にとって直接の脅威は、既に実戦配備されている射程約1300キロの中距離弾道ミサイルノドンだ。日米同盟を強化し、対北朝鮮抑止力を維持することが欠かせない。

 実際のところ日本の安全保障において、テポドンは二義的な意味しかない。

 日本では報道されなかったが、今回のPAC3のものものしい動きについて米政府側には迷いもあった。簡単にいうと、もし落下物があれば、PAC3がハリボテであることがバレてしまうことになるからだった。PAC3の技術評価は一定の前提においてなされないものではないが、今回のような実践の段階にはない。この点についてはワシントンポストの言及もあった。

 自衛隊と米軍は今回、横田基地の日米統合運用調整所を通じて、ミサイル情報を共有し、部隊運用で役割を分担した。その意義は大きい。

 この文脈がおかしいのは、ノドンが問題なのに、これはテポドンの話である。実際のところ、ノドンを防ぐ手立てはない。韓国と日本はすでに北朝鮮の軍事化に事実上置かれている。ただ、そこに手を出したが最後、北朝鮮が崩壊するので、そのバランスを北朝鮮のレジームがお商売としているというだけのことだ。

 情報伝達の遅れの検証と、それに基づく伝達方法の改善が求められる。第一報の発表も「発射を確認していない」ではなく、「発射情報があり、確認中」とするなど工夫の余地があったはずだ。

 いやそれなら、まだ政府の対応のほうがましでしょう。今回「発射を確認していない」とNHKが出したとき、いわゆる緊急事態ではないことは識者にはわかった。

朝日 再稼働と地元―安全への疑問をただせ : 朝日新聞デジタル:社説

 雇用や経済も大事だが、前提となる生活基盤を失わないために脱原発を志向する価値観も、広がっている。

 実はその「生活基盤」のために妥当な原発再開が求められている。ただし、これは当然ながらどこかで地域住民の意思とのバランスを取る必要がある。もう一つ重要なのは、こうした地域というのは実際には原発誘致補償とのバランスが存在していたが、朝日のような方向性ではこのバランスが崩れ、現行のような急速な展開をすると、さらに地方が疲弊・荒廃していくことになる。橋下大阪市長の政治観は私はよくわからないのだが、地域を看板に威勢のいいことをいう存在が台頭せざるをえなくなる素地を作ってしまう。

 知事にはこうした空気も十分に考慮してもらいたい。

 朝日は冗談でなくこう書いているのだろうと思うあたりに、日本の政治というもののある種のじんわりとした絶望がある。空気の配慮が問題ではないのである。

朝日 北朝鮮ミサイル―発射強行に抗議する : 朝日新聞デジタル:社説

 ことに、後ろ盾として新体制をいち早く支持した中国の責任は重い。核兵器ミサイル開発にひた走る北朝鮮の増長を止める説得役を期待する。

 中国シンパの朝日がこう述べるのは違和感があるようにも見えないでもないが、実は、胡錦濤政府側の見解はこれに近いのだろう。ざっくりとした見通しでいうなら、北朝鮮は中国における東北の第四省に取り込まれつつあり、金正日もそれを恐れてはいた。中国内に第四省化の推進勢力があるのだろうと思われるし、それは胡錦濤政府側と、現在の四川省問題のように表面化する可能性もあるのかもしれない。あまり報道されないし、中国通とやらの人の見解も見かけないが、東北は全体として北京政府の完全なグリップにあるわけではなく、外資が入ることによって、これも四川省事件のような素地を残している。

35 : Lesson

My mind is part of God's. I am very holy.

 

これもacimのロジックどおりなのだが、"God's"は"God's mind"ということで、あらためて"God's mind"とは何かと問うと難しい。実は、acimと限らず、デカルト方法序説も実はこれと同じ構造になっている。おそらくヘレンがプラトン好きで知らず中世哲学凌駕している部分があったのだろうと思う。デカルトの場合は、これが"reason"または"common sense"となる。この2つはデカルトなかでは同じだし、"common sense"というのは、日本の変な訳語「共通感覚」と言えないこともないが、「感覚」の"sense"ではなく、神から付与された理知機能というのに近い。デカルトや中世哲学の一部、おそらくイスラム神学だろうと思うが、これを数学的な超越性と結びつけていったのだろうと思う。つまり、背景には、ゲーデルの神観にも近いrealityの理解がある。

 まあ、それらはそれとして、"I am very holy"は印哲の梵我一如に近い。手塚ブッダ的でもある、ということは仏教とは異なる感じがしないでもない。

雨・ログイン

 花もまだ完全に終わりでもないので、外出先の桜並木など美しい。椿もまたよし。

2012-04-13

新聞社説コメント復活

 新聞の社説など読んでもナンセスと思ってやめていたが、政治・社会批評を再開してもよいのではないかとまた開始することにした。実は、実質、この日記は閉鎖の予定でいた。が、再利用するかもしれない。

 背景には、まだ未定だが、どこかでメルマガに移行を検討している。社説批評がその内容の中心になるのではないが、社会問題の論点の接触として扱いたい。今日の事例でいえば、セヌリ党についてなど言及することになるだろう。

 はてなブログがどういうものかわからないが、その機会に並行して移行するかもしれない。

 いろいろ未定。であるが、少しまた違った方向にネットを活用してみたいと思うようになった。

新聞社説

 韓国セヌリ党勝利が話題ではあるが、その要因が論説されていない。

 朝日新聞が反原発に邁進していて、また奇妙な空想の燃料補給になっているなと思えた。

東京 東京新聞:米大統領選挙 共和党は再生するか:社説・コラム(TOKYO Web)

 日本側からすると問題が共和党の内紛に収束されるが、状況を左右しているのは、(1)オバマケアの憲法判断、(2)ガソリン価格、ということ。これらがオバマへの信頼を突き崩せば、共和党に流れる。オバマケアの動向が読み切れないが、他の要因でみれば、ロムニーは依然のケリーのようなナンセンスな候補にすぎない。

産経 【主張】郵政法案通過 金融事業拡大に歯止めを - MSN産経ニュース

 結果からするといかんともしがたい。郵政民営化がここまで政治的に妨害されずたずたになるとは想定できなかった。これで問題が一定の方向性を持つかといえば話は逆で、TPPの迷走とあいまってさらに混迷することになるだろう。

毎日 社説:韓国総選挙 隣の国の政治的現実は− 毎日jp(毎日新聞)

 そこで朴槿恵氏は大統領と距離を置き、福祉や暮らしを重視する姿勢を強く打ち出した。この作戦が奏功したわけだが、むしろ野党側のエラーを重く見る識者も多い。

 このあたりが微妙なところ。毎日社説はそれ以上の言及はないが、セヌリ党については別途考察したい。

毎日 社説:地熱発電 成功モデルつくろう− 毎日jp(毎日新聞)

 基準緩和は、再生可能エネルギーの普及に向けた政府の規制・制度改革の一環だ。国立国定公園の開発規制区域の外から井戸を斜めに掘る「傾斜掘削」に加え、関係者間の合意形成や自然環境への影響を最小限にとどめる技術の導入を条件に、比較的規制の緩い第2、3種特別地域で井戸の「垂直掘削」も認めた。経済産業省によると、新たに約300万キロワットの開発が期待できる。

 これは推進したほうがいいテーマだが、現下の課題とも思えないが。

読売 米大統領選 経済再生への戦略を競い合え : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 米国の現下の財政問題の中心課題は司法に移されたオバマケアによって大きく変わる。この部分の政府支出が巨大だからだ。だが、この社説はそこになんら言及していない。

 ブログの世界をみるとクルーグマンのシンパが多く、よって米民主党政権よりの経済政策を支持し、そこからロムニー批判に移る人を見かけるがロムニーにも経済学者が付くと思われるので日本のような滑稽な事態はならないだろう。

 参考⇒Summers Memo Provides Peek at Crisis Aftermath - NYTimes.com

読売 日加EPA交渉 TPP参加にも追い風になる : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 論点がTPPの推進に置かれているせいか、カナダEPAの問題が実質描かれていない。TPPに焦点をあてるなら、カナダとTPPの関係が考察されなければならないのだが、それが抜けている。

朝日 原発再稼働と節電―大阪発で変えてみては : 朝日新聞デジタル:社説

 率直なところ何を言っている社説なのか理解できなかった。橋下徹大阪市長は脱原発と言っているという前提なのだろうか。

朝日 原発再稼働と節電―電力制限令も視野に : 朝日新聞デジタル:社説

 この夏、電力制限令をかけるなら、もっと工夫が必要だ。

 たとえば、電力が不足しそうな日や時間帯に電力会社が「節電」の競争入札を実施する。企業側は、希望する価格で捻出できる節電量を申し込む。電力会社は、値段の高い順に必要量を買い取る。こうした仕組みを早く実現すべきだ。

 今年も、甲子園をなんとかしないといけませんね。

 中長期的に脱原発を進めるうえで、電力不足による生活への影響や産業の空洞化雇用の喪失には十分な配慮がいる。必要最低限の原発を動かさざるをえない局面もあるだろう。

 まあ、脱原発もいいけど漸進的に進めるべきでしょう。日本では報道がなかったし、英語圏ではあまり報道がなかったけど、先日ドイツは原発の休止で大停電に瀕した。たぶん、ドイツの脱原発はこのままには進展しない。

34 : Lesson

I could see peace instead of this.

 

acimの流れからすると当たり前のようだが、これを「戦いをやめる」と受け止めるとじんとくるものがあった。「戦い」というのは「努力」といってもいいかもしれない。どことなく、努力しているとき実際には戦っているものだ。

 朝方は晴れていた。朝ひとしきりどたばとして朝食をとると、北朝鮮ミサイルを発射していた。というか、そういう情報がTLに流れ、確認すると不確か。そのうち、NHKで未確認との情報が入ったが、実際にはその時点で失敗していた。

2012-04-12

33 : Lesson

There is another way of looking at the world.

 

同じ主題の繰り返しでわかるし、ぎりぎりもくるのだが、なんかかなり自分が擦り切れてきた感じもする。egoというものの狡猾で強固なありかたに、圧倒される。

 先日のブログ記事で少し蛇足を書いたら案の定というべきか誤解する向きがあり、「尻切れトンボ」という人までいた。であれば、もっと簡素に書くべきだったなということもあり、昨日のエントリはむしろ「尻切れトンボ」にした。そのせいか、突っ込まれもなく、さほど読まれもしないようにも思える。まあ、もともとそれほど読む価値のあるものではないし、それでもディプロマットの引用を辿る人はほとんどいないだろうし、そのくらいの感性があれば全体構図が見えるものかもしれない。

 ネットでどこまで、どのように書くかというのは依然難しい問題ではある。

晴れ

 美しい空。昨日の風雨も懸念したことはなかった。

 昨晩は久しぶりに眠れなかった。このまま未明にというのでもいいし、眠れないならそれはそれでと思いつつ、しかし、未明の明かりを見ることなく眠るには眠った。

 思い当たる節はいくつかあったし、基本、表層的なことが関係しているとは思った。ただ、深い部分もある。一つには"The cloud of unknowing"がある。なるほどというかその深みのようなものと、そこにacimと似た響きを感じて心に突き刺さっていた。cloudはacimとは異なり、sinはある意味強調されているが、その強調のありかたは、acimのerrorに近い。また、cloudにはまたしても道元の響きがある。もともと禅に近いとして読まれてきてはいたのだった。まだ、読み切ってはいない。

 輪廻カルマということを考えた。オカルト的な意味合いではないが、それに近いのかもしれない。acimには、知っている人は知っているだろうが、輪廻とカルマが仕込まれている。そのあたりを強調してurTextを称賛する人もいるのだが、ワプニクのヘレン評伝を見ればそれがいかに稚拙かわかるだろう。ワプニクもacimのイエスも不用意な誤解を避けた方がよいだろうということで外したのであって、騒動の種となるようなものではない。acimのイエスはそれを自覚してマニュアルを記した。

 世人は、輪廻とカルマを、自己あるいは自我でも、その自分なるものが身体を抜けてカルマを持ち輪廻すると考えがち。あるいはカルマははずか、あるいは隠れた理神論者のように、そもそも物質しか存在しないのだから輪廻もカルマもないという。だが、本当にそうなのかは哲学的にはわからず、理神論者、つまり世俗科学主義者は馬脚を現す。

 おそらく、問題はそうではない。自我あるいはペルソナがそもそも虚構ならそれは、反応として生じたものだということだ。私が私としてあるかに見えるのは、私が私としてあるような世界と歴史の、つまらない帰結、結果にすぎないということであり、その原因を構成する因子が類似すれば私はまたこの世界に虚構されるだろう、そういうことなのだ。

 なるほど私の身体は二度と生まれない。が、それは別段科学的でもなくオカルトですらそう認める。死後の世界があろうと、愛し合う人は二度とその若い愛の時間を得ることはない。天国で結ばれるとしても、おそらくこの世の愛というものはない。その意味での愛とは、この身体であり、若い身体でもある。聖書のイエスが30の男として亡くなったのは、その性的な身体の意味合いであった。

 身体はそういうものだが、しかし、では霊は、というとき、その霊こそがまさに、因縁として生じるものである。仏教が縁起をとり無我を取るのは、縁起する我は、存在しない虚構だからである。

 そうなのか? そうとばかりもいえない。ヴィトゲンシュタインは、蠱惑的な修辞疑問を数多く残したが、最後に残ったのは、「我」というもののその不思議な確からしさだった。仏教的にいうなら、それこそ迷いのそのものにも見える。だが、それは、今、この有時においてのみ開示される、真なる我でもあっただろう。なにも超越的に真なる我なるものを措定したいのではない、有時というとき、その有の閃光の存在はそのようなものとしてあるからだ。acimのイエスがカルマも輪廻も否定するのは、学びの時は、その閃光の有時のなかにしかないからである。

2012-04-11

ちなみに

 ⇒AERA 「放射能が来る」を踏んだ人々 - Togetter

 自分がいるかなと思ったら、このtogettterいなかった。

 「踏んだ人々」には認定されなかったのか、小物すぎたか。

 発言はしてたんだけど⇒http://twilog.org/tweets.cgi?id=finalvent&word=AERA

 ちなみに、こんな印象でしたね。

 ⇒Twitter / @finalvent: AERA読むと反原発系の古ネタをリメイクしましたとい ...

 ⇒Twitter / @finalvent: いつものAERAだなくらい。16日までの時系列表は便 ...

32 : Lesson

I have invented the world I see.

 

 Acimの考え方どおりの展開といえば違和感はないが、それでも日々ぎりぎりと来る。よく世人は「神を作ったのは人間だ。宗教などくだらない」と豪語するが、本当はその意味を理解していない。まさに神を作ったのは人間だということを。つまり、「その豪語の背景をこっそりと支えている傲慢な神を作ってそう語らせている神を作ったのは、そうあなたなのですよ」ということだ。

 私が神を作り出し、心の奥底で世界を憎悪しているこの状態がまさに地獄。

 これから天気は荒れるらしい。桜も今日で見納めかもしれない。が、今年はなんとなく遅咲きの桜を探して来週辺り郊外に行ってみたい気がしている。

 それほど通ることのない道を過ぎていくと、山桜がほろこんでいた。美しいものだった。ぼうぜんと見つめた。染井吉野が悪いともいわないが、風情が違う。

2012-04-10

31 : Lesson

I am not the victim of the world I see.

 

レッスンの流れとしては違和感はないが、実感として見るとけっこうきついというか、人の心をすっと見透かしているような。

晴れ

 穏やかな日が続く。が、気ぜわしい日々が始まりそう。

2012-04-09

Duino Elegies.

Who, if I cried out, would hear me among the Angelic

私が声を立てて泣いたら、どの天使が聞き届けてくると思う?

 

Orders? And even if one were to suddenly

その天使が今、その胸元に私を抱きすくめてくれたらどう?

 

take me to its heart, I would vanish into its

でもそとき私は、天使の強い腕のなかで消えてしまう。

 

stronger existence. For beauty is nothing but

美しいという思いから恐れが始まるもの。

 

the beginning of terror, that we are still able to bear,

恐れを感じて、私はじっと耐えてあこがれる。

 

and we revere it so, because it calmly disdains

天使というのは人を静か追い払って滅ぼすものだ。

 

to destroy us. Every Angel is terror.

だから天使なんて恐ろしいだけ。

 

And so I hold myself back and swallow the cry

気分を変えて、自分の暗い泣き声をぐっと飲み込む。

 

of a darkened sobbing. Ah, who then can

悲しみなんてなんにもならない。

 

we make use of? Not Angels: not men,

天使でも、人間でも全然ダメ。

 

and the resourceful creatures see clearly

豊かに見える自然ですら

 

that we are not really at home

人が帰る故郷なんかじゃない。

 

in the interpreted world. Perhaps there remains

私たちの思いが汚してしまったからだ。

 

some tree on a slope, that we can see

なだらかの丘の上に見えるあの木も

 

again each day: there remains to us yesterday’s street,

もう昨日の風景なんだよ。

 

and the thinned-out loyalty of a habit

私は日々の暮らしに擦り切れているのに

 

that liked us, and so stayed, and never departed.

このままでいいと思って、うずくまったまま。

 

Oh, and the night, the night, when the wind full of space

もう深夜。顔をこするように吹く風は

 

wears out our faces – whom would she not stay for,

空っぽなここを過ぎていくだけ。

 

the longed-for, gentle, disappointing one, whom the solitary heart

ひとりぼっちになった心の前にはだれも来ない。

 

with difficulty stands before. Is she less heavy for lovers?

恋人と抱き合っていたって同じさ。

 

Ah, they only hide their fate between themselves.

愛のふりして運命から逃げようとしてるだけ。

 

Do you not know yet? Throw the emptiness out of your arms

もうたくさん。からだのなかのものを吐き出したい。

 

to add to the spaces we breathe; maybe the birds

自分もからっぽになってしまいた。

 

will feel the expansion of air, in more intimate flight.

からっぽになれば、鳥が飛ぶのにじゃまにならない。

 

30 : Lesson

God is in everything I see because God is in my mind.

 

ぎりぎりと来る感じで打ちのめされる。表面的に見ているかぎり、いわゆるペンテコステ派の人の言説と変わりないのだけど。

晴れ

 月曜日。昨晩の「平清盛」は面白かった。印象だけど、あれはなにか西洋の小説のオマージュのような気がするのだがその作品が思い至らない。

2012-04-08

29 : Lesson

God is in everything I see.

 

 どうということのない汎神論のようだし、世界は無ならなぜそこに神がいるのかと思わないでもないが、聞き進むにつれ圧倒された。これは道元ではないか。

 

You will probably find this idea very difficult to grasp at this point. You may find it silly, irreverent, senseless, funny and even objectionable. Certainly God is not in a table, for example, as you see it. Yet we emphasized yesterday that a table shares the purpose of the universe. And what shares the purpose of the universe shares the purpose of its Creator.

 

この道、この所、大にあらず小にあらず、自にあらず他にあらず、先よりあるにあらず、今現ずるにあらざるがゆえに、かくのごとくあるなり。しかあるがごとく、人もし仏道を修証するに、得一法通一法なり、遇一行修一行なり。これに所あり、道通達せるによりて、知らるる際の知からざるは、この知ることの、仏法の究尽と同生し同参するゆえに、しかあるなり。

 

 まあ、シンクレティズムにしたいわけではないし、なにもacimを道元で理解したいわけではないが、圧倒される。

晴れ

 日曜日かあ。世間花見だろうなと思う。花の多い地域に暮らしているので、それだけならとりわけ見に行きたい気もしないのだが、どこか桜の風景を見たい気もする。

 8日なら中野のお薬師さんの縁日ではなかったか。哲学堂あたりの桜も懐かしい。ちょっとネットを見たら縁日は小さくなってしまったらしい。

2012-04-07

歩く瞑想

 Walking Meditationというのがあって、前から知ってはいたけど、特にやらなかった。Feldenkraisでいいんじゃないかと思っていた。

 で、Sharon Salzbergとかのでやってみて、あれ?と思った。

 で、ちょっと日本語の「歩く瞑想」でググると、おやおや?な解説が出て来て驚いた。まあ、いろいろな手法はあるんでしょうけど。

 Bodhipaksaの指導もあったので試したら、これも違っていた。あれれ。

 まあ、いろいろとあるんでしょうね。

28 : Lesson

Above all else I want to see things differently.

 

 昨日同じようだが、レッスンとしては違う。よくこんなレッスンが考えたものだというか、まいった。

晴れ・ログイン

 春らしい天気。花が咲きほこるの感。

 いろいろ自分の人生を振り返ると思い乱れるの感。

2012-04-06

ブログサバト

 金曜日。早いような長かったような。

 4月に入り、なにかが少しづつ変わっていくようにも思う。

 機縁があればすこし以前のブログからはみ出していってもいいかなと思いつつある。

 あと、今年は55歳になる。なんかとんでもない年になってしまったなというのと、あとはなるようにしかならないなというのもある。無理はできないけど。

27 : Lesson

Above all else I want to see.

 

気のせいか、今日のレッスンはヘレンらしさを感じる。また、要点は「見る」ということより、グルジェフ的なremembranceにありそうに思える。

晴れ

 桜がきれい。ただ、今年はあまり感動感みたいのはないなあ。

2012-04-05

Lesson 26 補足

 レッスンの解説部分、冒頭が重要に思えた。

It is surely obvious that if you can be attacked you are not invulnerable. You see attack as a real threat. That is because you believe that you can really attack. And what would have effects through you must also have effects on you. It is this law that will ultimately save you, but you are misusing it now. You must therefore learn how it can be used for your own best interests, rather than against them.

 大内訳⇒レッスン26 私の攻撃の思いは、私の不死身性を攻撃しています。|『奇跡のコース』ワークブック 365日

あなたが攻撃されうるならば、あなたは不死身ではないことは確実に明らかです。あなたは攻撃を実在的な脅威と見なします。その理由は、あなたは本当に攻撃できると信じているからです。そして、あなたを通して結果を持つものは、あなたに対しても結果を持つことになります。あなたを究極的に救うのはこの法則です。しかし、あなたは、今はそれを誤用しています。したがって、あなたはそれをあなた自身の最善に反して活用する代わりに、あなたの最善のために活用するにはどうすればよいかを学ばなければなりません。

 用語はさておき文法的に誤訳ということはないのだけど、たぶん、意味は通じにくいのではいか。facim訳でも似た印象はあった。

 重要なのは、これは法則なのだとされている、これ。

what would have effects through you must also have effects on you.

 facim訳は

 あなたを通して結果をもたらすものは、あなたに対しても結果をもたらすはずである。

 メンター本ではこうwouldを外してリライトされていた。

what havs effects through you must also have effects on you.

 まあ、そのあたりの表現は現代米人にも曖昧なのかもしれない。

 で、私訳は「あなたを通すことで影響を持ちうるものは、当然あなたへの影響を持っている」

 メンター本では以下のnoteがある。

 Your thoughts do not leave your mind, which is where they have an effect. If you believe attack is possible, you will experience it, becase it is an idea in your mind.

 自己了解はそれ自身への受容を前提としている、ということだろう。つまり、受容された、つまり知覚・認識されたものは、それゆえの影響として、"存在化"というか"現象・存在化"するとでもいうことだろう。

 というか、このあたりが、ワプニックがacimのロジックをレベルで分けるということなのだろう。

 世界は存在しない。しかし、身体に受容された世界は、"現象・存在化"する、と。

 だから、知覚・認識の中立化によって、それらは「空」にもどる。あるいは、空なるものが、知覚・認識に現れる。つまり、色即是空空即是色。

 

 acimは二元論を避けているとしても、世界を2レベル化さざるをえないというのはあるのだろう。

 

 さらに、身体そのものがそうしたレベルの現象・存在なら、そのレベルでは、「存在」として扱われうるだろうし、それ自体は、つまり、知覚・認識の恣意性というより、身体そのものの当然の帰結にも近いのだろう。そこからは、肉の復活も、いわゆるacim的なロジックよりはよりキリスト教に近い解釈への道が閉ざされているわけでもないのだろう。ただ、ワプニックはそのあたりを限定的に見ているが。

 

 まあ、こうしたことだからこそ、聖霊は身体を見ない、ということなのだろうな。

これ

 これ⇒はてなブックマーク - 「あの人若い!」と言われる人が実践している生き方 7カ条 | No Second Life

 元⇒「あの人若い!」と言われる人が実践している生き方 7カ条 | No Second Life

 ええと。

 これ、はてぶな人たち元の本読んでないんだろうと思うけど。

cover
50歳を超えても30代に見える生き方 「人生100年計画」の行程表 (講談社プラスアルファ新書)

 これ、「スポーツすると健康になれない」「あらゆる動物の心臓は生涯20億回しか拍動しない」とか書いてある本なんですよ。

 それと。

 元記事の人、スポーツで若返ったみたいに書いてあって、矛盾していると思うけど。

 おまけ。

cover
「空腹」が人を健康にする

 先生の一日の摂取カロリーは515kcalだそうです。

補足

 雑 - finalventの日記の補足。

 やくざ親分の私兵、ではないと思いますよ。そこでは買う/買われるという関係ではなく、互助的なシステムです。で、ヤクザ全体が買う/買われるという傭兵の関係にはなるけど。

 そして、あの話で、それは西洋であって日本は違うみたいに思う人もいたかもしれないけど、日本の武士というのは、近世まではヤクザです。平家源氏というのはヤクザです。

 スイスで銃をもっているのは兵に限定されるかなのだけど、緊急時に武器が供与されます(市民の権利だから)。

 で、これには、スイスという国の成り立ちも関係していますというか、このあたり教皇を守るスイス衛兵隊の歴史とか面白いですよ。

 ⇒現存する最古の傭兵部隊、バチカンのスイス衛兵隊 : カラパイア

ベルベット・イースター (FACES)

ベルベット・イースター (FACES) : 松任谷由実  ベルベット・イースター (FACES) - YouTube

 2003年のユーミンの声はまだ聞けるなというか、聴いていて、ちょっとぐっとくるものがあったので、ぽちり。

cover
Yuming Compositions

26 : Lesson

My attack thoughts are attacking my invulnerability.

 

今日のレッスンはacimの仕組みからするとそれほど違和感がないようにも見えるが、これがいわゆる対人的な攻撃ではなく、世界のありかたまで含めるとかなり難しいし、自分に即してもかなりがつんとくるものがあった。

 my invulnerabilityの訳語が難しい。facimを見ると「決して傷つくことがない私の強さ」となっていた。これはかなり練り込んだ訳語だなと思った。大内訳では「私の不死身性」としていた。まあ、大内訳のこの訳語はあまりよくないのではないかとは思う。

 facimの訳語の「私の強さ」という部分の日本語の語順は誤解を招きやすいだろう。私が意識する「私」はegoだから、つまりmy attack thoughtsのmyはegoだが、my invulnerabilityは私の本質というか聖霊とあるありかたになる。ただ、訳語でどうということでもないし、acim自体のワークの表現がまずいというものでもなく、Textの文脈が大きいということだろう。

 昨日、道元とacimの話を書いたが、考えてみると、間違っていた。どこが間違いかというと、「acimの基本原理、"God is"ということだが、これは道元の言う「仏法」と同じだろう」のところ。完全に間違いともいえないが、道元の言う仏法は、"God is"というacimの実在のレベルの話ではなく、むしろ現象のレベルの「有」。灰や薪が仏法としてこの有時にある、というのは、実在に支えられているとも考えるが、むしろ、おの今刹那というものの、現象のありかた。ただし、これ以外の存在はないと道元=仏教では考えている。

 では、道元=仏教に、"God is"の実在のレベルはあるかというと、むしろ仏道の豊倹跳出なのだろう、つまり、有時を超える無常の原理そのものといったものだろう。

 ただ、まあ、そこまで道元とacimと結びつけて考える必要ないのだけど。

晴れ

 春らしい空。桜もほころびだして美しい。

 昨日買い物に出て、あれ、野菜が高いなと思って、しかしそんなものだろうと思ったが、時間を変えて別の店に行ったらそうでもなかった。なんなんだろう。

 昨日のクロ現、部分的にしか見なかったのだが、野田ちゃんが出ていていろいろ話をしていた。そういえば昨日の朝の国会も冒頭を見た。消費税アップとデフレの関係は問われていたが政府側からはまともな答えはなく、またクロ現の野田ちゃんもよく聴くと支離滅裂というか裏付けのない精神論に終始していた。麻生さんのほうが256倍くらいまともなこと言ってたのになと思ったが、これが民主主義国家の国民の選択なんだからしかたないでしょう。

2012-04-04

 自分が思うことをもっとわかりやすく書くことができそうにも思えるし、そうしたほうが誤解を招かなくてもよいとも思えるのだが、そもそもそれほど多数の人にとって意味のあるの内容ではないなら、わかりやすく書くことの弊害のほうが大きくなってしまうだろう。

 先日、ブログに社会人へみたいな話を書いた。了解もされ誤解もされた。私のブログとかこの日記を見ている人にはさして目新しいことは書いてない。もう少しさらに深く書くべきだったかと思う部分もある。たとえば、社会人が世間様からカネを得るということなら、それは「雇用」の問題だということだし、あの文脈からわかるように「雇用」とは犯罪(盗み)の抑制だし、そもそも市場がそれ自体の自警性から公共が求められるというのは、リバタリアン的な思想でもある。まあ、しかし、そうした話は捨てた。

 あの話は、きっかけは偶然だが、別途、「市民とは」というエントリーを書こうかと思っていたことがある。「市民とは」、これは端的にいえば、ヤクザのことなのだ。武装し自身の市場秩序を求めることであり、その自身というのが市民を定義する。だから、市民とは、民兵であり、民兵というのは、ドミニオンのカードがわかりやすいが、ようするにヤクザなのだ。

 以前、ヤクザは警察の民営化と書いて、奇妙な批判をもらったことがあるが、警察とヤクザの違いは市民から国家への経路にすぎず、国家が、まさに「暴力装置」として諸暴力を収納することによる。日本はそうした収納された暴力に馴化した歴史をもち、その歴史意識を逆に国家に繁栄しているために、逆説的にヤクザが自営化して共存するという変なことになっている。が、市民国家では、基本的に市民、そしてそこから民兵が生じて、それと国家の暴力装置性とのある均衡を持つ。これは、ようするに革命権として保持されるのだが、日本の場合、左翼がその最たるものだが、中華世界の異姓革命論にあるので、正義と天命を固着させた、いわば逆天皇制のようなイデオロギーを形成してしまう。単純な話、天皇制だの国家の象徴だなど攻撃していれば左翼というのは実質的には彼らが敵対する右翼となんら変わりがない。市民社会にあって革命とは市民の武装性、また民兵の存在から、銃の権利というものに変わっていく。銃の権利としては、米国社会が有名だが、実際にはスイスのほうがわかりやすい。有事には、市民が民兵となれるように、公共機関が市民に銃を配分する仕組みがある。

 まあ、しかし、そうした話をしても、ほとんど通じないだろうし、通じることの意味もないだろう。反面、日本でもそれなりに公共というのは、もっとも原則的な市民性から演繹されるものなので、まあ、そういう話に転じた。

 このところ、読みようによってはちょっと発狂めいた話を書いている。それに没頭しているというほどでもないが、精神・身体的な苦痛がきついと、どうしようないなというのはある。

 朝ドラ、梅ちゃん先生は、どうも見そうにない。まるで関心が向かない。そのあと、朝、うつ病の話をやっていたが、スペシャルの焼き直しだった。まあ、ようするに抗鬱剤は効かないということだ。NHKでは1/3は効かないというデータを示していたが、軽微に限定すればおそらく9割がたは効かない。ホメオパシーが偽科学といったのとさして代わりのようなような状態にあるのは、そもそも鬱病を脳の病気としてしまうスキームに問題が関連している。では、脳の病気ではないのかといえば、機能障害であることは確かだが、因果論ではなく、おそらく大森的な並行論的だろう。薬がまったく効かないわけではないが、その意味了解といったものがそれによって無化されるわけでもない。それどころか、それらは意味了解・精神といった以上に、実は、存在論的な問題でもある。逆説的にいうなら、例えば、鬱病が投薬治療で快癒した、独裁主義を支える官僚とはなんだろうか?

 また、acimに話が流れてしまうが、一面において、これはキリスト教なのか?ということだが、まあ、キリスト教ではないと言っていいだろうし、ワプニクが上手に理解していたように、キリスト教を"undo"する、何か変なものだろう。ちょっとした知的な作業を加えれば、仏教やクリシュナムルティまたは親鸞といったものですら描き直しが可能になる。ではそうした、ある普遍的な真理の上に、つまり一種の普遍宗教なのかということになるが、これも端的に言えば、そうはならないだろう。

 ある種の普遍的な真理であったとしても、その効果はゼロに近い。

 

 書架にある大森荘蔵の本をぱらぱらとめくる。自然にわかるところと、わからないところがある。ふっと彼が、道元の有時について触れたところがある。大森は、発表されたものにはそれほどの言及はないが、道元をよく読んでいた。が、彼らしい謙虚でもあるが、有時がなんであるかといった理解や解説は示さなかった。大森はその他の仏典もよく読んでいた。ときにはっと驚くような言及がある。だが、大森はおよそ、誰かの思想をそのままの形で受け取ることはなく、彼自身の疑念の原形にまで沈めていった。それが哲学者としての、つまり、廃人としての儀礼のように見ていただろうし、それをもって哲学の徒として食っていけることに、つまり東大の教師であることにひとつの倫理を見ていた。くどいようだが、自身を廃人と思ったからこそ、教師をなしとげていたというものだろう。

 大森はよい教え子を結果的に育てた。彼らはみな大森を踏まえて大森を超えていったかに見える。だが、大森の生の姿を見ると、実は、その生の姿において誰ひとり大森を超えることができていないように見える。

 大森は「死」を知っていた。どうやら子どもの頃から知っていた。それに生涯をかけたともいえるし、そして晩年はそれをついに乗り越えてしまった。

 大森には教師以外に、ふつうの生活人としての姿もあった。最後の著作のカバーの拙いかに見える絵は彼の孫の手によるものである。

 大森は死を見つめ、そして、孤独である以外なく、廃人である以外なく、そこに徹して、教師であり世人でもあった。そして、恐るべき哲学を残した。

25 : Lesson

I do not know what anything is for.

 

For example, you do understand that a telephone is for the purpose of talking to someone who is not physically in your immediate vicinity. What you do not understand is what you want to reach him for. And it is this that makes your contact with him meaningful or not.

 

 このあたりは、「ある」「神がいる・ある」ということの、意味と創造をわかりやすくしている。それゆに理解を求められるむずかしい問題でもある。

晴れ

 台風一過というような晴れ上がりで、まだ見てないが咲き始めた桜も美しいだろう。

 昨日は、天候ともあいまってつらく動揺することがあった。坐禅というか瞑想して静かにする以外なにもできなかった。

 思いがけなくわかったことがあった。またacimに関係する。acimの基本原理、"God is"ということだが、これは道元の言う「仏法」と同じだろう。そして物質的なる世界が存在しないというのは「万法我にあらざる時節」ということだろうと。つまり、世界が存在していないというのは一義に認識論的な問題ではなく(もちろん認識論的な問題は意識の前面には立つのだが)まず存在論的な構図をもっているということなのだろう。

 「仏法」=「天国」=この刹那=有時、にあって、ただ「存在」があり、自分に与えられ、不死となる。迷いは、連続する時間というもので、時間は連続しない。この刹那の前後に際断され、奈落に消える。

 連続する時間がなければ、ものの運動はないが、「仏道もとより豊倹より跳出する」のでこの刹那の、大森のいうぼんやりとした時間、また、「薪は灰となる」という「運動(=ゼノンパラドックス)」が、理法・理性として与えられる。不昧因果である。しかし、「さらに返りて薪となるべきにあらず。 しかあるを、灰は後、薪は先と見取すべからず」としてただ、有時=この刹那の永遠=天国のなかにある。

 まあ、むりやり道元にこじつけるというものでもないし、書けば狂気のようだが、acimの形而上学の構造は、いわゆるフロイトやまた現象学的な認識論の還元形態ではなく、より強固な、道元的な存在論に根ざしているのだというのが、自分なりによくわかった。

 そこから見れば、禅とは聖霊の働きであり聖霊の交わりだろう。そしてそれは、我の意思に向き合う聖霊の働きでもある。

 「身心を挙して色を手取し、身心を挙して声を聴取するに、したしく会取すれども、鏡に 影を宿すがごとくにあらず、水と月とのごとくにあらず。一方を証するときは一方は暗し」もまたそういうことかとも思うがそこはよくわからない。

 そういうスキームができてわかるというものでもないだろうが、「許し」="undo"ということがこうした時間・存在構成と聖霊の働きとして関連付けられてはいるのだろう。

 あと、自然の残虐さ、普通に考えれば許し難い残虐な人間行為というものの、人間総体としての「罪」とそれゆえの総体の許しということも思った。

 

追記

 この考え、翌日に修正有り。

2012-04-03

24 : Lesson

I do not perceive my own best interests.

 

 なんともないような課題だが、レッスンを聞いている(聞いているのであった)うちに、不愉快になり怒りがこみ上げてきた。もうほとほとまいったなという感じだ。

 気を取り直して、facimの訳文を見ながらしばし考えあぐねるに、レッスンに言われていることはきわめて正しく、それだけとりだして、薄めて修辞をかければ、ちょっとしたライフハックにもなりそうだ。

 なんだが自虐のゲームのようだが、レッスンの具体性には感服するしかないし、少なくともこの次元では明確に真実としか思えないのだから、曖昧な意思に懊悩する自分というは、どうしようもないもんだろうなとは思うというか、まあ、自罰的に受け止めるものでもないなと思う。

薄曇り

 春らしい薄曇りの朝。いつもと変わらない朝のようだが、気のせいか鳥の声が少ない。

 今日は午後、東京でも風速25mの風が吹くかもしれないとの予想が出ていた。昨晩の予想で、今窓の外の世界は無風のように見える。いやな予感もあり用心にこしたことはないと、予定を変えたものの。無風の空に嘲笑されているような不快感もある。

 不快感といえば、ただ不愉快という感情を喚起する夢を見た。詳細は忘れたが、私があるプロジェクトで上司や同僚を間抜けだなと見ているのである。馬鹿にしているのではない、なんというか、この能力でこのプロジェクトはできないでしょ。適当にやるしかないじゃないか、と。でなにが不愉快かというというと、そういう自分を見る自分が不愉快なのである。夢のなかの自分は他者も世界も冷静に見ているし、誰も馬鹿にしているわけではないと思っているのだが、確かに馬鹿にしているわけではないが、こんな間抜けな状況じゃどうしようもないじゃないかと呆れているのである。

 流れるようにやってくる不愉快という、ある意味で奇妙な感情のなか、お前さんが世間的に成功したらその不愉快の王様だったなという思いがする。いや、成功していない現在でも不愉快の王様に代わりはないんだけどねと答える。いずれも不愉快。

 それからある惨殺された少女のことを思い出し、現実というものの不愉快さというのをぎゅっと飲み込む。

 たぶん、acimの影響なのだろう。acimは、一元論あるいは非二元論と言われているが、なんのことはない偽装であって、二元論ではないかと疑っていたが、いや、やはりこれは一元論であり、この不愉快というのは二元論特有のものかもしれないとも思う。

 悪魔は実在するか。実在の意味がややこしいが、神の存在のようにありうるし、それは一元的な神観でもありうるだろうと考えてきた。が、そのあたりも、あやうい。あやふやに思える。

 現代世界は、科学的には一元論で出来ている。存在するのは物質であり、思考や精神は脳の働きであり、脳という物質である。そして人間は、進化によって知性を獲得した。つまり物質から自然進化する宇宙という機械が知性を必然的に生み出す、とされている。いや、正確にはそうではない。進化論は表向きは「知性」に拘泥しないかのようにとりすましている。

 だが、この現代世界は、人間関係や、そして必然的に法を取り込むとき、正義が、それは仮託されるだけでもあるのだが、出現し、結局二元論になる。人が、フッサールのいう生世界に生きるというとき、そこには意味が発生し、その意味は関係性のなかに反映される。

 逆にいえば、生世界なるものが現象として感受されない物理世界なるものを、科学が偽装して物質の一元論ができあがるのだが、それもまた、一種の知的詐欺というべきものにすぎない。

 まいったなと思う。acimのヘンテコな一元論と現代世界のヘンテコさは、うまくバランスして同一性であるかのようにも見える。つまり、それ自体が、生世界の意味の最終的な現れのようにすら見える。

2012-04-02

 kはインド人であったことから、仏教とも比較されるし、禅などとは比較しやすい。ところが実際に禅に比較している人たちの理解は、禅が理解されていないので、めちゃくちゃなものに思えることが多く、この領域はもうずっと前に自分ではご勘弁になっている。

 acimが、しかし、kとの連想ではなく、仏教によく似ていると思うことが多い。英語では、実践的な部分では、慈悲を、ザルツマンの影響だろうが、lovingkindnessと表現していることが多い。charityでは難しいのだろう。このあたりの難しい問題は、法句経の

 

愛するものに会うなかれ

愛させざるものにも会うなかれ

愛するものを見ざるは苦なり

愛せざるものを見るもまた苦なり

 

 にも近い。これを普通、「愛」なり慈悲ではなく、愛着(あいじゃく)なり愛着(あいちゃく)または執愛ではないと説かれることが多いが、それでいて親子の愛は愛としている。普通に仏教を見ていたらわかりそうなものだが、親子の愛こそ法句経の愛そのもなのである。その意味では、仏教は(ここでは法句経で代表させているが)、愛は普通に否定されている。では慈悲はということになり先の地点に戻る。

 仏教がわかりづらいのは、なぜ慈悲なのかということで、まず、愛と混乱が避けられないのと、愛に審級を導入して理解しようとする間違いが起こりやすいからだ。

 その点、ギュンターは、ダライラマでもそうだが、慈悲とは、空の意識そのもなのだとしている。そこで、空というとまた、存在論・知覚論が先行しがちだが、意識状態なのである。般若心経が説いているのはそういう単純なことだが、ほとんど理解している人はいないかにも見える。得阿耨多羅三藐三菩提とはそういうことなのだが。

 acimはクリシュナムルティ(K)の教説と同じ構造をしているように思えるというか、いくつかわからない部分を対照させるとうまくいく。ただ、そうすることになんの意味もないのだろうなとは思うが。

 Kは、scientific mindというように理知の働きはそれ自体では否定しない。かれが記憶なりthe knownと呼んでいるものは、心理的な記憶のことだ。が、心理的な記憶なくして、実は記憶は存在しない。また、恐怖についても、kは高所や危険物については、本能的な恐怖というものを否定していない。むしろ、それは自然性において回収されるものだと見ている。その意味でも恐怖は存在せず、恐怖はobserverの分離であり、この分離は、時間化によって、「私」がなにかになろう・なにかであろうとしている、ことによると見ている。だから、すべては「時間」ということになるが、この「時間」はハイデガー道元の「時間」とは異なる。

 kの「時間」は、距離と対象化による分離であり、今ここに対する思念の分離を意味している。簡単に言えば、今ここへの恐怖が時間の本質である。

 このあたり、ほとんど理解されていないようにも見えるが、kのあるがままというのは、この今ここの持つ、恐怖そのものを指している。日本人はあるがまま=自然、自然で人は救われるみたいなヘンテコな図式で読みやすい。

 Kが愛というとき、愛がある自然性の結果とされている部分と、この恐怖を見つめる光源の双方があり、そこはたぶん、矛盾している。恐怖を見つめる愛のなかで、時間が解消されるのだが、そこには愛がないと不可能だが、愛は思考の終わりから来る。

 kを読みながら、その教説ではなく、彼と子どもたちの交わりを見ていると、まず、そこに非言語的な愛の交わりが先行してある。愛で子どもたちを包みながら、その恐怖を開花させようとしている。実際にはkは、kの教説ではなく、kの実践があり、人にそれを促している部分があった。

23 : Lesson

I can escape from the world I see by giving up attack thoughts.

 

 「attack thoughts」と簡素な表現になっている。vengeanceは変化形を含めて本文に2つほど。facimはそのまま「攻撃的な考え」としているが、大内訳では「復讐の思い」としている。

 キモは最後の、

When you finally learn that thoughts of attack and of being attacked are not different, you will be ready to let the cause go.

というところで、理知的には理解できる。が、これを心情的に理解しようとすると、気持ち悪くなってのたうちまわる。このあたりは世界や他者からこっぴどい目にあったことのない人への羨望のようなものも混じる。神様、それはあんまりだ、といった。

 facim訳で読み直していくと、テキストにもある、珍妙とも思えるれいの因果論が興味深いといえば興味深い。

There is no point in lamenting the world. There is no point in trying to change the world. It is incapable of change because it is merely an effect. But there is indeed a point in changing your thoughts about the world. Here you are changing the cause.

 この「結果というものは変えられない」というロジックが、いま一つわからない。率直にいうと、Textの強迫的ともいえる執拗さとあいまって、一種の精神病理的な印象すらある。

 ただ、acimのロジックだと、現象・知覚の世界は不在・非存在、ではあるが、そのレベルでは動かせないものだということがあるのだろう。

 ゲイリー・レナードの本も読んでいて、それなりに思うことはあるのだが、彼が強調する、思考というか知覚が原因となって身体が幻想・生成されるというacimのロジックはわかりやすかった。デカルト的あるいはカント的(厳密に言えばそれは違うのだが)、身体・物理(physicality)なる客体があってそれに知覚・思考が不随するという図式を描くのだが、acimはこの逆になる。それ自体はたんなる逆の構図なのだが、思念から生み出されたphysicalityはもはや幻想ではないというロジックが隠れているのだろう。「もはや幻想ではない」はしかし実在ではないにせよ。知覚が疎外した物性はそれ自体が客観的な物性として振る舞うということだろう。acimのロジックは狂気じみているが、厳密というか、現象学的に考えていくと、どうもそちらのほうが徹底している。

 実は、デカルトの命題も、そしてカントも、この点について悩んでいたようだ。むしろ、その強迫的な表明が彼らの哲学でもあったと言えるだろう。

 ポストモダニズムは脱形而上学なりプラトン主義からの脱却を最初に置いているが、これは現象学を筋だって考えてみても、そう暢気な問題ではない。

晴れ

 春らしい朝。気分は、というと、ぐへぇな状態。

2012-04-01

今日の大手紙社説

 特捜部長有罪が話題だが、率直な印象だと、話が勧善懲悪すぎて違和感が残る。高裁があるなら注視しておきたい。

日経新聞社説 郵政は合理化徹底と公正競争確保が重要  :日本経済新聞

 与党提出の郵政改革法案は実質審議に入らないまま約2年間たなざらしになっていた。こうした中ぶらりんの状態が解消されることや改革法案が抱える問題点にある程度対処したのは評価できる。

 ただ、公正な競争確保などで不十分な点が残るほか、各党の違いを埋めるためのびほう策に追われ中長期的な視点の議論がなされなかったのは残念だ。国会審議などを通じて郵政の将来像を改めて論議する必要もあるのではないか。

 改正案では、窓口業務をする郵便局会社と郵便事業会社を統合する。分社化に伴うサービス低下に対応するという目的だが、赤字の郵便事業を効率化する誘因が弱まる恐れもある。合理化努力が鈍らないよう厳しくチェックしていく必要がある。

 郵貯などの限度額は当面引き上げず、新規業務の認可制も当面維持する。妥当な判断だが、日本郵政の株式保有が2分の1残る時点で直ちに届け出制にするとしているのはどうか。国の関与が弱まるのにあわせて競合の少ない新規業務から適宜認めていくのが筋だ。

 そんな感じでしょうね。

 この問題で、民主党と自民党は同じだということがわかり、逆に、いかに小泉政権が際立っていたかを示すことになった。政権後退は、安倍政権のときにあったということだろう。

朝日新聞社説 特捜部長有罪―検察の体質も裁かれた : 朝日新聞デジタル:社説

 改ざんがわかった時点で誠実に対応していれば、村木さんの無実はもっと早く証明されたはずだ。

 この事件を検証した最高検が、報告書で「引き返す勇気」の大切さを説いたのは、そうした反省からだった。

 一方で最高検は、部長が村木さんの摘発を強く求め、捜査に消極的な意見を嫌ったことが改ざん事件の背景にあると指摘してきた。

 概ねそう言ってもよいのだが、仔細には疑問が残る。

 だが、個人の資質のせいにして済ませられる話ではない。問題は検察の体質そのものにもあったのではないか。

 不都合な証拠に目をくれず、あらかじめ描いた構図に沿って捜査を進め、否認しても聴く耳をもたない。村木さんの冤罪(えんざい)を生んだ背景には、そんな捜査手法があった。

 判決量刑を述べる中で「検察組織の病弊ともいうべき特捜部の体質が生んだ犯行」と指摘して、執行猶予をつけた理由にあげた。

 検察の体質そのものが裁かれたと受け止めるべきだ。大阪だけの話ではない。

 この議論の展開には違和感がある。

 高裁に上がると思うので注視しておきたい。

22 : Lesson

What I see is a form of vengeance.

 

facimも大内訳も「vengeance」を「復讐」としている。誤訳とも言えないが。

vengeance - Definition from Longman English Dictionary Online

[uncountable] a violent or harmful action that someone does to punish someone for harming them or their family [= revenge]:

 「仕返し」に近い。

 世界が自分に対して仕返しをしている、ということで、前提には、自分が世界を害したというのがある。メンター本だと「a form of attack on myself」としている。"vengeance"の古風な語感より、世界が自分を攻撃しているものとして見ている、ということの理解が近いだろうとは思う。もちろん、ACIMの考えからすれば「罪」の酬いの了解が前提にあるということではあるが。

 さて、これだが、頭で理解していても、実際にこのレッスンはかなりきつい。内臓がぐへっと出て来そうな嫌悪感はある。

晴れ

 昨日は嵐のようだった。桜が開花前でよかったのか。今朝は冷え込んだ。

 4月1日である。まあ、ブログのお祭りだ、と言いたいところだけど。

最新コメント一覧