finalventの日記

2012-08-31

社説動向

 特に新しい論点はないのだが、微妙に、各社、いろいろな問題で方向転換していく空気が感じられて面白い。

日経 原発ゼロを性急に選んでいいのか  :日本経済新聞

 原発をすべて止め火力発電で代替したと仮定すると、石油や天然ガスの輸入額が年間約3兆円余分にかかる。これは東日本大震災前の10年度に国内の全製造業が稼ぎ出した経常利益(約16兆円)のおよそ5分の1に相当する。

 化石燃料の輸入が増え続ければ、19年度にも日本の経常収支が赤字に転じる可能性があると、日本経済研究センターは試算する。

 燃料調達費の増大と電力不足は日本経済に多くの面でマイナスの影響を与える。企業の生産能力の低下やコスト上昇につながり工場の海外移転を加速する恐れが大きい。雇用所得の減少をもたらし国民生活を圧迫するのが心配だ。

 家計は電気料金があがっても節約で支払いを減らし、賄えるかもしれない。しかし製造業、とりわけ円高などでぎりぎりの経営を強いられてきた中小・零細の工場にとりエネルギーコストの上昇は死活問題だ。

 電力は暮らしや産業の基盤であり電気は現代社会の「血液」といえる。万が一にも途絶すれば、経済や社会がまわらなくなる。

 そういうこと。

 愚かな戦争で国土を灰燼に帰したものだが、また愚かさで国土灰燼となるだろうと思う。それが日本の歴史というなら、しかたないではないか。

産経 【主張】改正海保法 尖閣防衛の一歩にすぎぬ+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 これも着実に進めるといいと思う。

 この関連のネットの議論は騒がしいが、実際上の問題は、尖閣防衛を現状の日本が単独できるという軍事力が基底にある。

産経 【主張】エネルギーと原発 世論で基本政策決めるな+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 そういう視点もあるかもしれない。世論は国家のエネルギー政策はわからないだろうし。

毎日 社説:「大阪都」法成立 地域住民が決定権者だ− 毎日jp(毎日新聞)

 これはお手並み拝見。プライマリーには地域のことだし。

読売 南海トラフ地震 減災対策を着実に進めたい : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 これは「着実」より「泥縄」がまず必要な問題だったりもする。明日、災害は来るかも知れないのだ。

読売 韓国提訴拒否 竹島はやはり国際裁判が筋だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 その過程をすべて英文で公開して、歴史に刻めばよいのだと思いますよ。

朝日 エネルギー政策―原発ゼロの時期明示を : 朝日新聞デジタル:社説

 課題の克服度合いを確認しながらスピード調整する余地は残してもいいが、まずは目標時期を設けるべきだ。

 そう思う。実際、GDPの想定で、どのようになるかを明瞭にしたほうがいい。

 「過半が脱原発」の総括を裏返せば、「原発が要る」と考えている人が一定割合いると読み取れる。脱原発が望ましいが、電力不足や電気料金の高騰を招いては困ると考える人は少なくないだろう。

 脱原発でもまったくかまわないが、総エネルギー量へのコストが総生産にどのように影響するが問われなくてはならないので、「電力不足や電気料金の高騰」といった修辞は問題の認識を誤らせる。

朝日 河野談話―枝でなく、幹を見よう : 朝日新聞デジタル:社説

 松原氏らは、強制連行を示す資料が確認されないことを見直しの理由に挙げる。枝を見て幹を見ない態度と言うほかない。

 それはそう思う。

 河野談話を受けて、日本政府の主導で官民合同のアジア女性基金設立し、元慰安婦に対して「償い金」を出してきた。それには歴代首相名のおわびの手紙も添えた。

 こうした取り組みが、韓国国内でほとんど知られていないのは残念だ。

 それもそう思う。

 5年前、当時の安倍首相は当局が人さらいのように慰安婦を連行する「狭義の強制性」はなかった、と発言した。

 その後、米下院や欧州議会が慰安婦問題は「20世紀最悪の人身売買事件の一つ」として、日本政府に謝罪を求める決議を採択した。

 自らの歴史の過ちにきちんと向き合えない日本の政治に対する、国際社会の警鐘である。

 そこは朝日新聞の論理がおかしい。「歴史の過ち」と雑駁に考えるのではなく、この点については、「慰安婦を連行する「狭義の強制性」はなかった」については、確認できていないということ。

 その文脈で米下院や欧州議会が慰安婦問題が謝罪を求めたという対象はというと、「狭義」ではない「広義の強制性」ということになる。

 朝日新聞は、「連行を含まない広義の強制性」として世界が認知したと理解しているだろうか? そこを明確しないから、一部でそこが問題になる。

 私は、「連行を含まない広義の強制性」が問題と考える。そしてその点について、韓国政府が個別補償を求めているのだと理解している。

 であれば、朝日新聞が力点を置いている、「日本政府の主導で官民合同のアジア女性基金を設立し、元慰安婦に対して「償い金」を出してきた。それには歴代首相名のおわびの手紙も添えた」は失当であり、韓国もそのように認識しているはずだ。

 日本政府は、「連行を含まない広義の強制性」について個別補償を行うのかというのが、この問題の現下の焦点であるはずだ。

 これまでの日本政府の一部、そして実質朝日新聞も以上のように見るなら、この問題を理解していない。あるいは、日本政府は、その個別補償は不要と見ているのだろうか。しかし、韓国の最高裁の判断が示され、それにそって韓国行政が動かざるをえない現状、日本政府がこれに明瞭な回答をしなければならないと思う。政府も一部ではその認識があり動いている部分がある(参照)。

 この補償は、慰安婦に限らず、韓国最高裁の動向を見てもあきらかだが、強制労働にも適用されている(参照)。その関連も明瞭にすべきだろう。手順としては仲裁委員会の設置が端緒になる(参照)。

 当然ながら、当時の韓国、つまり、朝鮮は、連合国の対応からみても明白に日本であり、以上の問題は、日本人への対応として示されなければならない。ということは、この時点で、すべての日本人への強制労働について国家がどのように個別補償をするかという問題であり、その論理が、戦後日本から分離した南北朝鮮にとってどのように理解されるかということである。別の言い方をすれば、慰安婦問題として韓国から提起されているが、根幹にあるのは、(1)非軍属の個別補償、(2)その外交的な明示、ということになる。

Lesson 継続

 心の奥で受け止められない。その理由もなんとなくわかり、避けている心もある。

曇り

 じんわりと夏ばてというか、暑さに飽きてうんざりする。エアコンでしのげはするのだが、寒暖差はあり、それもうんざりとする。

 8月31日、小中学生の夏休みの終わり。懐かしいなと思う。

 30歳になったとき、え?と驚いたものだった。40歳でもそうだった。そして50歳も過ぎた。振り返ると速いものだと思うが、世界は変わった。自分も変わった、と言いたいところだが、それほど変わらない。いや、変わりはするのだが、その変化にあまり気がつかない。いや、気がつくともあるのだが、その重要性は摩耗する。

 ネットなどを見ていると、若い人も使うせいか、若い肉体の映像が溢れている。いや、ヌードという意味だけではない。若いというのは身体が若いということだし、人間というのはああいうものだろうと思う。政界ですら私より若い人が多い。若い人を見て若いものだなと思うのは、自身の老いの身体を思うからだが、ここも奇妙な逆説だが、なるほど年相応に老けているし、若作りもしないのだが、ある面、30歳のころからそれほど変わらない。体型が変わらないせいもあるだろう。生まれつきのものだろうが、これも変な感じだ。

2012-08-30

社説動向

 判を押したような。

朝日 野田首相問責―無節操もきわまった : 朝日新聞デジタル:社説

 とくに驚くべきは自民党の対応だ。国民の生活が第一などが提出し、自民党が賛成した決議は問責の理由として「国民の多くは今も消費増税法に反対」と明記。民・自・公の3党協議で決める手法についても「議会制民主主義が守られていない」と批判している。

 これでは自民党の自己否定にほかならない。

 公明党は「一体改革を否定する内容で賛同できない」と採決を退席した。こちらの方が筋が通っている。

 これはそう思ったというか、呆れた。

Lesson

I will step back and let Him lead the way.

Walk safely now, yet carefully, because this path is new to you.

今は安全に、でも注意して歩きなさい。この道はまだあなたにとって新しいものだから。

残暑きびしい

 昨晩は夜半になっても30度を超えていた。きつい。エアコンがかえってむずかしい。

2012-08-29

社説動向

 率直にいって、朝日新聞社説に焼きが回っていた。「丹羽宇一郎・駐中国大使公用車襲撃」は、「真相究明と再発防止を強く求める」で済まされる問題ではない。そして話題を「一部の政治家」に振り替えた。この手の手法が通じた時代は終わったと思う。

 今回の襲撃は外交上普通に見ても異常な事態であって、それに対する対処がまず語られ、そしてその背景をジャーナリズムが判断する。それが朝日新聞にできない事態となっている。

日経 犯罪死を見逃さない社会に  :日本経済新聞

 これは現場で人情を解する人が必要なんだがな。

毎日 社説:日本大使車襲撃 北京は乱れてきたのか− 毎日jp(毎日新聞)

 外信につよい毎日だけのことはあるな。よく書けている。

 BMWとアウディに乗った犯人グループは大使公用車を尾行し、1台が幅寄せして停車させたという。インターネットで流れる反日宣伝に浮かされて街頭でデモをする普通の若者たちの仕業ではない。高級外車は、中国では軍や党の高官やその子女、あるいは「黒社会」と呼ばれる反社会組織の幹部が乗ると思われている車だ。背後関係がありそうだ。

 大使館員が犯人の顔写真、犯行車両のナンバーを撮影して、公安当局に提出したという。北京市防犯カメラが網の目のように設置され、テレビカメラを使ったナンバー読み取り追跡装置も発達している。犯人割り出しは難しいことではなかろう。

 つまり読み出しが前提の犯行。

 首都の大通りで、白昼堂々自動車強盗まがいの事件が起きたのは、中国の警備体制が緩んでいるからだろうか。そうではあるまい。秋の共産党大会を控えて、社会的な混乱は未然に防ぎたいというのがいまの中国政府の考えだ。党大会のための特別警備体制が今月中旬から始まった。

 大筋では共産党への脅しなのだろう。

読売 河野談話 「負の遺産」の見直しは当然だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 これは日本人慰安婦の問題を歴史的に明らかにし、きちんと補償をしてそれを旧日本だった韓国に広げるとしたらどうかな。

朝日 近隣外交―挑発に振り回されまい : 朝日新聞デジタル:社説

 これ論点が逆というか、問題は重要性からすれば、日本の「一部の政治家」ではなく、中韓外交に問題がある。日本の「一部の政治家」なんかいつだってあんなものなので、そこに焦点化してしまうところに、現下の問題を朝日新聞が理解していないことを示している。

晴れ・薄曇り

 朝方はひんやりしていた。

 29日。月末にやるべきことを失念していたことに気がつき、慌てる。

2012-08-28

社説動向

 読む側の問題かもしれないが、各社説、文章自体がしっかりしていない。夏ばてだろうか。何をどう主張するのか、主張の論点とその具体的な裏付けがなく、両者ともに悪いみたいな上から目線でお茶を濁している。まあ、国会については、大手新聞も翼賛会に入ってしまったためかもしれないが。

日経 「強い日本車」の復活は本物なのか  :日本経済新聞

 よくわからなん。日本車といっても国際企業じゃないのかな。

読売 与野党の対立 衆院選改革の放置にあきれる : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 だが、民主党は、民自公3党が唯一折り合える格差是正の小選挙区「0増5減」の先行実施を拒み、制度改革を停滞させてきた。無責任な民主党に野党を批判する資格はない。結局、衆院解散・総選挙の先送り戦術ではないのか。

 そもそも民主党の法案は、「0増5減」や比例選定数の40削減、公明党が主張した比例代表連用制の部分導入を盛り込んでいる。

 各党の言い分をつなぎ合わせた制度は、極めて分かりにくい。中小政党を過剰に優遇する連用制には憲法上の疑義も指摘される。

 これは制度になっていないと思う。

朝日 給付付き控除―就労支援へ検討を急げ : 朝日新聞デジタル:社説

 ああ、この社説はダメだわ。経済成長がまったく考慮されていない。問題は給付付き控除による弱者救済ではなく、全体のパイがとんでもない縮小になることだ。

 消費税については二段階で、一段階目はなんとか追い込み需要でごまかせるが、二段階目の前に日本は、増税不況でずんどこになる。まともな政権がその時にあれば、日本の消費税は10%に上げることは無理。

朝日 国会の迷走―幼稚さにあぜんとする : 朝日新聞デジタル:社説

 執筆者気がついてないのかもしれないが、この社説、およそ文章になっていない。

 国会会期末まで2週間を切ったというのに、2大政党の常軌を逸したふるまいが続く。

 民主党がきょう、赤字国債発行法案と衆院選挙制度改革法案の衆院採決を強行する構えだ。

 自民党はこれに反発し、あす野田首相に対する問責決議案を参院に出すという。

 そうなれば国会は空転する。両法案をはじめ、多くの法案や条約が成立しなくなる。

 なのに2大政党は、衆院解散の時期をめぐる政局の駆け引きばかりに精を出している。

 まるで駄々っ子どうしのけんかのような幼稚さだが、うんざりしてばかりもいられない。

 これは箇条書きと言う。

 現下の事態だが、これは民主党の問題だろう。現行の民主党案「小選挙区、比例代表、連用制の三つの制度が混在」はさすがになんだかわからない。

 自民党は予算に反対した。だから予算と一体の法案にも反対が筋だ、という理屈は分かる。

 だが、この法案が成立しなければ、今年度当初予算90兆円のうち44兆円の財源の裏付けがなくなる。国民のくらしや日本経済への影響は甚大だ。

 という理由で強行採決するのだろうが、そこは本当なのだろうか。政府にはストックがあるのだから短期債で当座はしのげるのでは。

154 : Lesson

I am among the ministers of God.

Let us today be neither arrogant nor falsely humble.

今日は傲慢であることも謙遜を偽ることもしないでいよう。

until belief is given it, you will receive a thousand miracles and then receive a thousand more,

信仰が与えられるまでに、あなたは数千の奇跡を受け取りさらに数千を受け取ることでしょう。

蒸し暑い

 気温を見ると28度くらいでも暑く感じる。いや、30度くらいに感じられるというべきか。体力が弱っているのか、冷房になれてきたのか。悪夢、なし。

2012-08-27

社説動向

 特になし。変な感じ。

日経 シニアが暮らしやすい街づくりを  :日本経済新聞

 ああ、これだが、異論はないのだが、問題は、シニアの無秩序が危険なのだ。郊外で高速を離れてドライブしてみるとわかると思うが、シニアが信号を守らない。歩道まで迂回するのが面倒だというのはわかるが危険きわまりない。また、スーパーマーケットなどでも群衆の秩序が守れていない。

 昭和時代の感覚で生きているのだろうが、現代社会では危険。

産経 【主張】山本さんの死 目をそむけてはいけない+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 他国のジャーナリストにもね。

 産経で共同⇒「ジャーナリスト殺害相次ぐ 「破綻国家」ソマリア」:イザ!

 1991年以来、事実上の無政府状態が続くアフリカ東部ソマリアで近年、ジャーナリストの殺害が相次ぎ、2005年以降、犠牲者は30人を超えた。犯人逮捕のケースはほぼゼロ。だが同僚らは「破綻国家」の再建につながると信じ、取材活動を続けている。

 民間団体ジャーナリスト保護委員会(本部ニューヨーク)によると、ソマリアでは今年、6人のジャーナリストが殺された。死者数は、内戦状態に陥ったシリアに次いで2位。ソマリアは内戦状態が20年以上続き、報道機関の数が少ないことを考えると、ジャーナリストは極めて深刻な状況に置かれているといえる。

 同委員会の東アフリカ顧問トム・ローデス氏は「ソマリアでは戦闘に巻き込まれるだけでなく、記者が殺害の標的となるケースが多い」と指摘する。(共同)

朝日 水道事業―節水で過剰投資を防げ : 朝日新聞デジタル:社説

 家庭などの節電が効果をあげている。7月は全国で前年から12%余り販売電力量が減った。原発事故を起こした東京電力管内では、やはり節電を呼びかけた昨年より14%も少ない。

 暑さをしのぎ節電に取り組んだたまものではあるが、裏を返せばこうも言える。「電力の安定供給」を掲げる電力会社任せにしてきた結果、必要以上の過剰な投資がされてきた――。

 自治体が供給する水道も、同じことが言える。

 最大の水道事業者である東京都はこの春、9年ぶりに需給予測を見直した。人口減をみすえて全体を下方修正し、初めて右肩上がりの予測を改めて将来の減少を見込んだ。

 とはいえ、需要のピークは「2020年度の1日あたり約600万トン」。これに対し、10年度の実績は490万トンにすぎず、78年度の645万トンから減少傾向が続いている。見直しは全く不十分だ。

 ちょっとご勘弁な議論。

朝日 穀物高騰―投機を抑える目配りを : 朝日新聞デジタル:社説

 これ朝日新聞は基本がわかってないみたいなんだけど、投機を含めたシステムは価格安定の機能も持っている。それで今回はこれまでのところは安定的に推移している。

 今回の高騰が日本におよぼす影響は限定的とみられる。円高や船賃の下落で価格が相殺されるからだ。

 それに日本の場合は関税が高いし。

 ということは、この問題は、途上国の問題でもあるので、その視点をまず立てていくことが大切なんだけど、朝日新聞みたいに気分は反資本主義テイストな感じだとそこを誤解しがち。逆に考えて、穀物が取れすぎたらどうなるか、ちょっと考えてみるといいと思うけど。

153 : Lesson

In my defenselessness my safety lies.

 ワプニックはこれは身体的な防御ではなく心理的なのだから誤解ないようにとQ&A集に書いていた。彼自身、身体的な暴力の環境で過ごした話もあった。

蒸し暑い

 8月27日。やや嘆息。悪夢はなし。

2012-08-26

社説動向

 焦点の定まらぬという印象。

日経 南欧の危機に警戒を怠るな  :日本経済新聞

 警戒するとよくなるという問題でもないのだけど。

産経 【主張】終盤国会 また「決められぬ政治」か - MSN産経ニュース

 輿石先生のご配慮により無理なのはかねてより皆様ご承知の上。

毎日 社説:露WTO加盟 投資環境整備の弾みに− 毎日jp(毎日新聞)

 日露関係では北方領土問題の解決が急がれるが、経済面での関係強化に向けても協力して課題を克服していく取り組みが必要だ。

 というオチは不要では。

朝日 生活保護改革―本気で自立の支援を : 朝日新聞デジタル:社説

 問題は、こうした自立支援の事業を支える財源が不安定なことだ。政府はいま、来年から7カ年の計画で「生活支援戦略」を考えている。公共事業で「国土強靱(きょうじん)化」するより、ずっとまっとうで、社会を強くするお金の使い方だろう。

 目指せ20世紀。

朝日 シリアでの死―山本さんが伝えた危機 : 朝日新聞デジタル:社説

 日本人だからという点から社説を書くのはどうかと思うよ。ジャーナリストはどの国の国民であっても同じですよ。

 極限の危機に置かれた人々が生きる場に入り、その現実を世界に伝える。ジャーナリズムの重い責務を改めてかみしめる。

 フリーランスになって活動してはどうかな。

 ⇒戦場で死ぬ日本人ジャーナリストはなぜフリーランスばかりなのか - 竹田圭吾blog.

152 : Lesson

The power of decision is my own.

 内容がテキストに近いせいか、知的に理解しても、レッスンとしてなかなか納得できない。

暑い

 このところ無意識が荒れているのか、また深夜に目覚める。さすがに絶叫はなかったが、不快・不愉快・嫌悪感みたいなものが固まって苦しくて目覚める。シャワーを浴び、外の空気を吸うと夜気は涼しい。なにが不快だったのか意識を辿ることもしなかった。体調ということでもないだろう。世情に対する怒りのようなものだったりするのかもしれない。

 台風沖縄に接近している。いままで見たことないくらい大きく、予想だとソウルをかする。昨年の洪水ほどではないが今年も浸水しているのでまたソウルで被害が出るのではないかと思った。今朝方進路予想を見ると、少し逸れて弱まっている。ここでソウルに人道危機でもあったらろくでもない。

2012-08-25

安倍政権時の「閣議決定」について

 まず⇒安倍首相の「慰安婦」問題への認識に関する質問主意書

 でこれ⇒衆議院議員辻元清美君提出安倍首相の「慰安婦」問題への認識に関する質問に対する答弁書

 で、「質問主意書」に対する答弁だが。

 ⇒質問主意書 - Wikipedia

 作成された答弁案は、原則として、仮転送から2ないし3日(営業日ではなく、休日・祝日を含む暦日。以下同じ)で、執筆した各省庁の法令担当課及び内閣法制局において、質問に対する適確さ、現行法令との整合性、用語・用字などにわたる審査と修正を終了する必要がある。その後、内閣総務官室、与党国会対策委員長への内容説明などののち、仮転送から6ないし7日後の閣議決定を経て、正式な答弁書として提出議院の議長に提出される。

 なお、答弁作成のために大量の資料を要するなどの事情があって、上述の期限内に答弁できない場合は、その理由と答弁することができる期限を、閣議決定のうえ、議長に対して文書で通知しなければならない。

 ということで、「質問主意書」は自動的に「閣議決定を経て」ということになる。

 なので、安倍政権時のこの件については、閣議決定として扱えそう。

社説動向

 つまらない話題ばかりだった印象。

日経 拉致問題解決への糸口探れ  :日本経済新聞

 日朝協議を重ねながら、金正恩体制の安定度や政治・経済改革の行方を探ることも重要だろう。

 とはいえ、北朝鮮への経済制裁を緩和したり、食糧などの経済支援に安易に応じたりするのは控えるべきだ。北朝鮮が核兵器ミサイル開発を着実に進めていることを忘れてはいけない。

 日本の対北朝鮮政策の柱である核、ミサイル、拉致問題の包括的な解決を粘り強く訴えていくことがなにより肝要だ。

 核問題もお忘れなく。

毎日 社説:日韓摩擦 頭を冷やして考えよう− 毎日jp(毎日新聞)

竹島をめぐる摩擦は、東アジアを混乱させ、日米韓の連携を台無しにしてまで激化させるべきものか。両国指導者は考えてほしい。

 これは変に考えず、普通の外交でよいと思うが。

読売 原発と活断層 甚大な被害の防止に力を注げ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 しかし、国会の混乱で委員長や委員の人事に同意が得られていない。原発を安全に利用するには、規制委の早期発足が必要だ。

 暫定だと思うのだが。

朝日 中3の労災死―進学せぬ子に支援を : 朝日新聞デジタル:社説

 知らなかったので驚いた。仔細は社説からはわからない。

朝日 日本と韓国―非難の応酬に益はない : 朝日新聞デジタル:社説

 こんな不毛な非難の応酬を続けていて、いったいだれが得をするというのだ。

 李大統領と北朝鮮

 そんな売りことばに買いことばのようなことを繰り返していたら、問題の本質とはかけ離れたところで両国民の感情に火がつきかねない。

 ので日本政府はそれをただちにやめた。

 領土をめぐる対立が、両国関係全体や東アジアの安定を壊す愚を犯してはならない。むしろこれを奇貨として、戦後の日韓関係に刺さったままのトゲを抜く方向に進めることである。

 がんばれ、朝日新聞

151 : Lesson

All things are echoes of the Voice for God.

炎天続く・ログイン

 暑い。

 昨晩、寝つかれず、眠ったと思ったら、また自分の絶叫で目覚める。今度は窒息みたいな感じの恐怖系。シャワーを浴びて、さてと思ったが、さすがに思い出すのもうんざりした。時計は三時ごろだったか。恐怖について無意識に根はあるのだろうが、探る気力もない。うんざり感でぼうっとしていたら眠ったらしい。朝が来ていた。

 恐怖を抱えた無意識について、まあ、自己責任みたいなものだろうが、いかんともしがたい。

2012-08-24

ブログサバト

 金曜日。

 旧暦で今日は七夕だったか。

社説動向

 どうもバランスに欠く議論が多い印象。もっと足で稼ぐとか世界を見渡した広い視点も必要だと思う。

産経 【主張】干魃と不作 食糧危機の足音が近づく - MSN産経ニュース

 大筋ではそうだけど、短絡的な議論だなと思う。

 日本人の台所や食卓への影響も心配だ。日本政府は今後の穀物不作の頻発、価格高止まりはもちろん、食糧危機の到来も念頭に置いて、調達先の多様化や、40%を切った食料自給率の回復に取り組む必要がある。

 これは議論は違うでしょ。

産経 【主張】都の尖閣調査 上陸許可が抑止力になる - MSN産経ニュース

 産経だからというのはあるけど、あほくさい議論だなあと思う。ショーアップは一切不要。明確な防衛力が中国の軍人に伝わればいいだけのこと。

毎日 社説:地方公務員給与 自主的な抑制努力を− 毎日jp(毎日新聞)

 倫理の問題じゃなくて制度の問題にしたほうがいい。

 原則論からいえば、よい地域運営をしている地域政権の公務員給料は高くてもよいと思う。

読売 竹島・尖閣審議 民主は「配慮外交」を反省せよ  : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 そんなことは不要で、普通の外交的対応をすればいいだけのこと。そして普通の外交的対応した結果、韓国がどう反応するのかを国際社会に開示していけばいいだけのこと。それ以上のことをする必要はないよ。

朝日 ベトナムに原発―国益不明の輸出やめよ : 朝日新聞デジタル:社説

 一党独裁のベトナムでは、言論や表現の自由が制限されている。他の事業以上に求められる原発建設の透明性はまったく担保されていない。

 導入可能性調査は日本原子力発電随意契約で受注したが、調査結果は契約上、非公開という。費用20億円は全額日本政府の負担だが、日本国民はその内容を知ることもできない。

 メディア研究者がニントアン省の予定地を訪れることさえベトナム政府はほとんど認めない。原発反対の署名を呼びかけたブログは一時閉鎖された。

 両国民に必要な情報も開示されない事業は打ち切るべきだ。

 コーヒー吹いた

 ご参考までに⇒UK nuclear policy looks to China - FT.com

Before any decisions are made, and more bids solicited, the government should set out to the public and any bidders where the red lines lie. Some hard truths now would avoid friction in future. It would be a real own-goal were disappointments in the power sector to deter desired and much-needed investment in non-sensitive areas.

朝日 衆院定数是正―いつまでサボるのか : 朝日新聞デジタル:社説

 とはいえ、残された会期は短い。ここはもう、違憲状態の解消を最優先にするしかない。

 今国会では、やむをえない緊急の措置として、自民党の対案を受け入れ、「0増5減」の先行実施で歩み寄るべきだ。

 もちろん、それで一件落着とはいかない。

 抜本改革は、首相の諮問機関選挙制度審議会を立ち上げてじっくり取り組めばいい。

 というわけで、輿石先生の思惑に沿うといいんじゃないですか。まったく諸悪の根源みたいな人だったなあ。本人が悪いわけでもないんだろうけど、支援組織と公の関係が党派性に正義が固着してある効率を求めるとこうなっちゃうという自然経過でもある。

150 : Lesson

(139) I will accept Atonement for myself.

(140) Only salvation can be said to cure.

残暑続く

 ぼそぼそと昔の本を読んでいる。以前よりいろいろわかる。面白いといえば面白いのだけど、ネットに書いて関心をひくタイプの話題でもないだろうな。

 というあたりで、じりじりと自分が老いていくのを感じる。

 昨晩も寝つかれず。簡単なプラナヤマなどをする。プラナヤマについては、とても簡単なレベルがとても大切なんだというのがよくわかってきた。プラナヤマというのは、なにか手順に従って呼吸をするということではないんだなというか。その意識の持ち方自体の問題なんだということだが、いわゆる意識ではなくて、自律神経系の動きを自然にさせること。

 プラナヤマとか呼吸法とかの本もよく読んだ部類だし、知識もいろいろ見てきたが、本当のところが実にわからないものだと思った。腹式呼吸なんたらとかいうのは、ほとんどデタラメだと言っていいと思うのだけど、なぜそれがデタラメなのかというのは、簡単にこれが真実と提示できるものではない。というか、ようやくフェルデンクライスが伝えたかったことが少しわかってきた。もっと早くにわかればよかったのだけどと思うけど、そうもいかないものだ。

 なぜ禅なのか、なぜYoga Nidraなのか。これ骨格構造と筋肉の反応が呼吸の自律神経と関係があるから。

2012-08-23

「何という愛」コーリー・テン・ブーム

cover
何という愛

 コーリー・テン・ブームの「わたしの隠れ場」を読もうとしたのだけど、絶版らしく、現在購入可能な、「何という愛」を読んだ。小冊子なので、数時間で読めると思う。人によっては圧倒的な感動を受けると思う。

 邦訳書は三部構成で、第一部は病む人や死を恐れる人に向けた短い説教。これはけっこう自分にそのままつきささる話。第二部はコーリーの収容所体験に関連した話。「わたしの隠れ場」と重なるのではないかと思う。手短に書かれているが恐ろしい話と感動的な話が書かれている。第三部はアフリカを含め各刑務所で死刑囚などと対話した話。これもインパクトがある。

 ざっと読むと、いわゆる福音派の普通の信仰のように思えるし、以前の自分なら、史実は参考になるけど、信仰は、まあ、こういうのあるよねくらいで読み飛ばしたかもしれない。今の自分からすると理解の補助になっている部分がけっこうあって驚いた。もちろん、福音派的な信仰と自分の理解と異なるところもあるが、それでも、贖罪については、コーリーのこれでもよいんじゃないかと思えた。

 シンプルにキリスト教の信仰のエッセンスが描かれていて、こういう信仰にすっと入ってすごされている方は恵まれているのだろう。私は複雑になりすぎた。

 話が前後するがコーリー・テン・ブーはこういう人⇒コーリー・テン・ブーム - Wikipedia

コーリー・テン・ボーム(Cornelia Johanna Arnolda ten Boom、Corrie ten Boom、1892年4月15日 - 1983年4月15日)は、第二次世界大戦中に多くのユダヤ人ナチスから助けたオランダクリスチャンホロコースト生残者である。テン・ブームはその体験を、同名の映画にもなった自伝『わたしの隠れ場』の共著で著した。1967年12月に、イスラエルから諸国民の中の正義の人の栄誉を受けた。

 偶然だろうけど、コーリー・テン・ブームは誕生日に死んでいる。

 他にこれに詳しい⇒テン・ブーム博物館

 ⇒テン・ブーム一家

 ウィレム・テン・ブームは1837年に時計店を開きました。この一家は敬虔なクリスチャンで、その時計店の上の階を必要がある人々のための[オープンハウス]としていました。

 1844年、霊感に満たされたオランダ改革派のある礼拝後、ウィレムは毎週ユダヤ人とエルサレムの平和のために祈る(詩篇122篇:6節)の祈り会を持ち始めました。 彼の息子キャスパーは自分の家族と共に一家の伝統である祈りを継続しました。この祈り会は、1944年2月28日にナチスの兵士にキャスパーとその一家全員が「ユダヤ人をかくまった」罪で逮捕されるまで、100年間続けられました。

 世界第二次大戦中は、テン・ブーム家はクリスチャンとしての信仰を、自宅をナチスによって追われていたユダヤ人や地下運動員のための逃れの場、また隠れ家として提供することによって表明していました。

 実際には、福音派というより、オランダ改革派なのでカルバンに系譜なのだろうか。彼女の信仰を見るかぎり、予定説的なものはないようだが。

 「わたしの隠れ場」の経緯。

 1943年から1944年にかけては、テン・ブーム家にはたいてい7人もの不法のユダヤ人や地下運動員が暮らしていました。それ以上の逃れ場の必要な人々はテン・ブーム家に数時間、または数日の間、別の「安全な家」が見つかるまで滞在していました。コーリーはハールレムの地下運動のネットワークのリーダーになりました。コーリーと「ベジェのグループ」は逃れている人々を受け入れる勇気あるオランダ人の家族を探しました。コーリーは一旦隠れるようになった人々の世話をするためにほとんどの時間を費やしました。 これらの活動を通して、テン・ブーム一家とその多くの友人たちはおよそ800人のユダヤ人の命を救い、地下運動員を保護しました。

 1944年2月28日、キャスパーの家族は裏切られ、ゲシュタポ(ナチスの秘密警察)が家を強制捜査しました。ゲシュタポはわなを仕掛けて1日中待ち、その家に来た人を残らず逮捕しました。夕方までに20人以上の人が監禁されました! キャスパー、コーリー、べッツィは皆、逮捕されてしまいました。コーリーの兄ウィレム、姉ノーリー、それに甥のぺーターもその日はその家にいたので、牢獄に連行されました。.

そういえば

 眠れないときは苦しむことにしている。二時間くらい続くならしかたないと思う。三時間くらいになるとけっこう苦しい。ただ、最近そこまではなく、未明を見ることもない。睡眠は浅いが、眠るには眠っている。

 眠る兆候は、普通の人は「眠い」ということなんだろうが、私の場合、ある奇妙な不快感がある。何にも関わりたくない。思念に関わりたくない。不愉快だみたいな感覚から意識が眠りに消えていく。この不愉快な感じが苛立ちなのかそうではないのかというのがよくわからない。ただ、そういう傾向がある。

 が、昨晩、眠れないでいたのだが、ふっと静かい意識が弱く、安らかに消えていく感じがあった。ああ、これは死ぬんだろうなとそのとき思った。私にとって死の恐怖はなんども書いてきたが強烈なものだ。だが、昨晩はそうでもなかった。静かに自分の意識が黒い小さな点のようになって死んでいく感じだった。痛くもないし、もう生きていてもさして意味もないから、このまま静かに死んでいくのもいいんじゃないかというとの、恐怖ともちょっと違うがやだなあ、もう死んじゃうのか僕はという葛藤が起きたい。どっちにするか心が揺れているなかで、一端意識を覚醒させ、不愉快のレベルに戻した。しばらくして寝た。あの小さな黒い点のように意識が縮退していく感じはなんだったのだろうか。また来るんだろうか。

社説動向

 難問に見える問題は問題だけを見れば、解法の原則ははっきりしているので切り分けて整理は可能。ただ、日本人は、事実をそれ自体で扱えず、その政治効果と混乱し、解法をイデオロギー同値するから、こうしたタイプの難問は解けない。私にしてみると、ああ、これは解けないのだろうなで、終わり。私は現下の人権問題以外に、最初にイデオロギーの視点はもたないし。

産経 【主張】竹島提訴拒否 韓国はなぜ背向けるのか+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 韓国はなぜ背向けるのかというと、従来からそうしてきたので新しい事態に対処できないからではないのか。

毎日 社説:邦人記者殺害 シリア報道への脅迫か− 毎日jp(毎日新聞)

 近年の紛争地では記者と知りながら攻撃する傾向も目立つ。政府軍と反体制派が情報戦を展開するシリアにあって、反体制派と一緒にいた外国人記者たちが問答無用とばかり銃撃された可能性は大いにある。仮に山本さんが意図的に殺されたのなら、ジャーナリズム全体への卑劣な脅迫というべきである。

 それはそうなんじゃないの。

 一瞬にして状況が変わる戦地の恐ろしさは山本さん自身がよく承知していたはずだ。それでも死を避けることができなかったことを、重い教訓として受け止めたい。報道関係者の死を防ぐためにも、経験豊富な敏腕記者がなぜ死に追い込まれたのかを厳密に検証する必要がある。それこそが山本さんの遺志にかなうことだと考えたい。

 そこは逆で殺されるとわかって戦場に入っていくのが欧米のジャーナリストだと思うが。

読売 首相と反原発派 禍根残す面会パフォーマンス : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 むろん国民の多様な意見を聞くことは重要だが、首相はこれまでも国会論戦や記者会見などを通じてさまざまな意見に接し、国民の疑問に丁寧に答えている。

 枝野経済産業相は、首相とデモ代表との面会について「直接に誰かだけとやれば誤解を招く」として、パブリックコメント(意見公募)や討論型世論調査などを活用すべきだと主張している。

 まあ、そうでしょう。

朝日 竹島提訴―大局に立つ日韓関係を : 朝日新聞デジタル:社説

 日本政府は1965年の日韓協定で解決済みとの立場だが、93年の官房長官談話で旧日本軍の関与を認め、謝罪した。民間主導のアジア女性基金を通じ、償い事業も行った。

 そうした努力自体は韓国の人たちにも理解してもらいたい。その上で、まだ出来ることがあるのか、両国で考えればいい。

 すまん、コーヒー吹いた。「両国で」って、中国様、出てますって。ここは日本の朝日新聞ですよ。

 残念なのは、日本側で歴史認識への疑問を呼び覚ますような言動が繰り返されることだ。

 2007年には当時の安倍晋三首相が、当局が無理やり連行する「狭義の強制性」はなかったと主張。米下院が日本に謝罪を求める決議を採択するなど、国際社会で強い批判を浴びた。

 これねえ。

 ⇒衆議院議員辻元清美君提出安倍首相の「慰安婦」問題への認識に関する質問に対する答弁書

一の1から3までについて

 お尋ねは、「強制性」の定義に関連するものであるが、慰安婦問題については、政府において、平成三年十二月から平成五年八月まで関係資料の調査及び関係者からの聞き取りを行い、これらを全体として判断した結果、同月四日の内閣官房長官談話(以下「官房長官談話」という。)のとおりとなったものである。また、同日の調査結果の発表までに政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかったところである。

 これ、安倍元首相の創見ではなく、平成五年時点の政府見解を問われて明瞭化したというだけの話に読めるが。つまり、安倍元首相が変更したというより、政府側はそう認識していたということではないのか、いずれ官僚答弁だろうし。

 「米下院が日本に謝罪を求める決議を採択」は、広義の「強制性」ということで、これはこれで正しいで、朝日新聞のこの議論は噛み合っていない。というか、

 なによりも、「残念なのは、日本側で歴史認識への疑問を呼び覚ますような言動が繰り返されることだ」というけど、日本政府の立場は河野談話から実は一歩も動いていない。安倍政権以降の福田首相時代でもそう。

 余談だけど、河野談話は閣議決定ではない

三の1について

官房長官談話は、閣議決定はされていないが、歴代の内閣が継承しているものである。

三の2について

 政府の基本的立場は、官房長官談話を継承しているというものであり、その内容を閣議決定することは考えていない。

 この問題だけど、広義の「強制性」という点で日本政府は認めており、それに道義的な対応をしてきたのが経緯。それを法的に扱うかについてはまた別の議論で、これについては未決。また、「狭義の強制性」があるかについても議論の経緯ではあまり明確になっていない。

 韓国側での最高裁判決が韓国政府に行動を促している点については、日本政府も配慮しないといけないが(自民党政権だったら対処していたのではないかな)、これは竹島問題とは別。日本側としては戦争に関連する賠償は済んだとしているが、韓国司法判断は異なるのでこれについては韓国政府と協議する必要はある。その場合、「強制性」がどうとかいう議論ではなく、敗戦処理の一環になる。

 だから朝日新聞社説のこれ

 日本政府は1965年の日韓協定で解決済みとの立場だが、93年の官房長官談話で旧日本軍の関与を認め、謝罪した。民間主導のアジア女性基金を通じ、償い事業も行った。

 そうした努力自体は韓国の人たちにも理解してもらいたい。その上で、まだ出来ることがあるのか、両国で考えればいい。

 「その上で」というのは旧来からの日本の立場の押しつけになってしまうのだけど。

 余談。

 ちなみに、国連=連合国の扱いからわかるが、戦中までの朝鮮は日本の一部なので、基本的に日本国民に対する補償を、その後の韓国独立に合わせての外交手順になるのではないかと思う。とすると、国内補償との釣り合いが問われるように思うが、日本人慰安婦についてはどういう補償だったのだろうか。ついでに連想だが、台湾人の戦死兵に対して日本政府は補償してなかったと記憶している。90年代にこれも問題化して、弔慰金になった。こうした問題はまず、台湾兵への補償から始めてはどうかと思う。

朝日 首相との対話―開かれた政治の一歩に : 朝日新聞デジタル:社説

 両者の溝は埋まらなかった。それでも意義は小さくない。

 デモ側がばらばらでしゃべりまくりでは無理でしょ。意思統一してきちんと要点を整理して野田ちゃんに語らせて、噛み合わせないと。

 経済団体や労働組合に属さぬ「組織されない市民」が首相に直接訴えるのは異例だ。これまでの政治の意思決定の仕方や、政治文化を変える可能性をはらんでいる。評価したい。

 逆だと思うよ。そのうち、ネットウヨさんとかが同じことをやりだしたときも朝日新聞さん、評価してあげてくださいね。

 これを、開かれた政治への一歩とすべきである。

 開かれた一歩にするには、首相というリソースを効率よく使うシステムを考えるべきですよ。日本は大国でスイスの村じゃないんだし。

149 : Lesson

(137) When I am healed I am not healed alone.

(138) Heaven is the decision I must make.

暑い

 フランスパンを作ろうかと気温を見て断念。まだまだなあ。

2012-08-22

社説動向

 朝日と毎日が、中間貯蔵施設に必死なのはなぜなんだろうという違和感は残った。

日経 個人の開業増やす支援策を  :日本経済新聞

 自営業というのは弁護士や医師のような国家保護の独占がないとひどいもんですよ。歯科医を見るとわかると思うけど。

日経 竹島問題提訴を韓国の猛省促す機会に  :日本経済新聞

 韓国に「猛省」を求めるというのがまさに日本的。これは形をきちんとすればよいだけのこと。

朝日 中間貯蔵施設―前に進むために必要だ : 朝日新聞デジタル:社説

 避難生活が続く地元の人たちが、受け入れ要請に怒りや疑問を感じるのは当然だ。だれにとっても難しい選択になる。

 だが、前に進むにはどこかに造るしかないのも事実だ。政府と福島県と3町は、候補地の地質や放射線量などの調査に向け、協議を始めるべきだ。

 朝日がこういう論法をするとは、へえという感じ。

朝日 中国大使交代―民間起用の芽を摘むな : 朝日新聞デジタル:社説

 原則はそうだけど、現状がその原則で当てはまるかはよくわからない事例。議論の流れがおかしいと思う。

148 : Lesson

(135) If I defend myself I am attacked.

(136) Sickness is a defense against the truth.

暑い

 睡眠が不安定。

2012-08-21

社説動向

 世界は少しずつ新しい現実に向かっている。社説を書く人たちも新しい世界のフレームワークを見つめつつ、過去を顧みたほうがいいと思う。

 現下、イスラエルが戦争を起こしかねない状況になってきて、その時に驚いたではすまされない。この問題だが、実際にはすでに戦争は始まってきているとも取れる。

産経 【主張】尖閣反日デモ 勝手な主張は許されない+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 朝日や毎日と鏡像。日本ができる余地は少ないのに日本を基軸に考えてもしかたがない。

毎日 社説:シリア監視団撤収 国連の機能停止を憂う− 毎日jp(毎日新聞)

 03年のイラク戦争時、米国が求める武力行使容認決議の採択に、フランスロシア拒否権行使をちらつかせて反対した。当時の米ブッシュ政権は「安保理の機能停止」と批判したが、後に誤った情報に基づいて戦争を始めたことを認めている。仏露の反対はそんな戦争にブレーキをかけたのであり、その意味で安保理は機能したといえよう。

 これは話が逆。クルド人自治区では虐殺が進み、また他地域では国連制裁で不正利益と病死者が増えていた。静かなる虐殺と国際不正が進行していた。そして、イラク制裁はブッシュ以前からチェイニーグループがサウジとの関係で決めていたので、大量破壊兵器については名目に過ぎなかった。実際のところ、現在のシリア問題も背後で動いているのはサウジである。ただ、これがイラクと異なりサウジの安全保障には直結しない。

 「その意味で安保理は機能したといえよう」ということはない。これがもっともペテンのように動いたのがリビアだった。

 現下のシリア問題を国連の枠で見るなら、中露が悪玉に仕上がるが、実際のところリビアのようにNATOがなんらかの形で動くという動機はない。トルコクルド問題を抱えている。露中もブラヒミ氏の調停工作はアナン氏と同じことになるだろう。

 イラク戦争はそう簡単に割り切れる戦争ではないのは、この結果、クルドが事実上独立し、そして石油がサウジを離れて動きだしたこともある。

 ⇒「イラク石油開発 日本は出遅れ」:MSN産経ニュース

読売 福島の除染 中間貯蔵施設の実現は急務だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 これは仔細の部分がわからない。議論としては政府の方針で正しいだろうとは思う。

朝日 尖閣と竹島―政治が対立をあおるな : 朝日新聞デジタル:社説

 日中の貿易総額が年間27兆円余りとなるなど、相互依存は強まるばかりなのに、きわめて残念だ。粗暴な行いが国際社会でのイメージ悪化にもつながることを中国は知るべきである。

 ただ、反日に過剰に反応するべきではない。

 今回の事態で問題なのは日本側の反応ではなく、中国の政局のほう。

 日本の立場を表明することは大事だが、あたかも制裁のように関係のない問題を持ち出すのはいかがなものか。韓国経済の不安定化は、日本にとってもマイナスになりかねない。

 安住氏は、今月下旬の日韓財務対話への出席も取りやめた。だが、こういうときこそ、韓国としっかり話し合うべきだ。

 これも逆。話合いが通じないだから、ここは普通の国の外交的な態度を示さないとますます日本が謎の国になる。

 今回の事態は、どちらも中韓に非があるので、旧来の朝日新聞的なスタンスでは対応できない。

暑い

 早朝に起きてフォカッチャを焼く。

 昨日、セブンイレブンおでんが出ていた。晩秋となり。

2012-08-20

社説動向

 特になし。

 三年前の夏、日本が大きく誤ったなあ。

産経 【主張】尖閣慰霊祭 なぜ日本人を上陸させぬ+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 まあ、慰霊したい宗教の人々やその慰霊を嫌がる同じく霊魂信仰のかたがたもよく議論してください。

毎日 社説:外交シンクタンク 世界レベルに育てよう− 毎日jp(毎日新聞)

 まあ、がんばってください。

 微力ながら、気がついたことはブログに書くようにしますから。

毎日 社説:社会保障国民会議 もう政争の具にしない− 毎日jp(毎日新聞)

 麻生政権のときに言ってほしかった。

 麻生政権でバッシングするマスコミもそれを真に受ける国民もひどかった。

読売 穀物価格高騰 食料危機の再燃は防ぎたい : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 実はそのために先物があり、そのおかげで安定している面もあるのだけど。

 新興国で食肉消費が増え、飼料用を含む穀物需要は飛躍的に伸びている。各国は、生産性を向上させる技術革新農業投資の促進などの課題にも取り組むべきだ。

 食肉を減らしてはどうかな。

朝日 認知症政策―入院より在宅めざせ : 朝日新聞デジタル:社説

 モデルの一つは英国だ。09年に「国家認知症戦略」を策定して初期対応に力を入れた結果、質の高い在宅生活が続けられるようになってきている。

 さらりとこう書いちゃうのはしかたないんだろうなあ。基本の制度の差とかレクチャー受けているのかな。

147 : Lesson

(133) I will not value what is valueless.

(134) Let me perceive forgiveness as it is.

暑い

 8月20日。終われ夏、夏の恋……それはないが。

2012-08-19

社説動向

 朝日新聞社説が目も当てられないほどひどかった。

産経 【主張】アーミテージ報告 同盟強化へ日本は奮起を+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 そうであるなら、きちんと普天間問題に取り組むこと。つまり、沖縄に押しつけたのでは問題は解決しないと本土側で責務を分散すること。

毎日 社説:視点・柳田国男没後50年 現代照らす豊かな物語− 毎日jp(毎日新聞)

 というわけで、柳田の文書がフリーになる。

 明治三陸大津波(1896年)を題材にした物語もある。遠野から、現在の岩手県山田町にむこ入りした男は大津波で妻子を失った。翌年の夏の夜、霧の中から男女2人が近づいてくる。女は妻で、男は自分がむこ入りする前に妻が心を通わせていたと聞いた男だった。

 複雑な味わいがあり、一筋縄では解釈できない。ただ、男が妻の死とまともに向き合い、生きていくうえでの心の整理を求めていることは確かだろう。

 実はこの男の4代後の子孫になる男性が山田町に暮らしていて、昨年の大津波で母を亡くした。本紙の取材に、血の通った物語を語り継ぐことの大切さを語っている。「遠野物語」は今も現に生きているのだ。

 柳田も「遠野物語」も「一筋縄では解釈できない」というのを結果的に示してしまった社説

 どっかに答があるか、誰かが答を持っているかと検索しまくる現代人に、わかるわけもない。

毎日 社説:終盤国会 解散前にすべきことは− 毎日jp(毎日新聞)

 民主党に何を期待しても無駄だと思うが。せめて形の上でも無政府状態にならないならもうそれでいい。

読売 社会保障会議 終盤国会で設置の道筋つけよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 新年金制度については、民主党はかつて「全額税方式」と喧伝していたが、今は「保険料を財源とする共通年金が制度の主役」と修正した。保険料方式の現行制度を改良すべきだと主張する自公両党と基本線は一致してきた。

 ただし、共通年金を補完する月7万円の「最低保障年金」を提唱している。これを税財源で賄うと消費税率をさらに最大7・1%引き上げる必要がある。

 この試算はよくわからない。もっと借金返済を含めると上がるのではないか。

 後期高齢者医療制度について民主党は、「廃止して新制度を作る」と主張している。その「新制度」は、後期高齢者医療費を財政上は別枠とし、都道府県単位で膨張抑制に取り組む、とする。現行制度と共通した考え方だ。

 「後期高齢者」という名称への感情的反発が和らいだことも勘案すれば、あえて廃止してまで制度を見直す必要はあるまい。求められているのは、より良い改善策を探る議論である。

 この問題は民主党めちゃくちゃ。ただし、国民にも非がある。

 ⇒過ぎ去った後期高齢者医療制度についての麻生失言を振り返る: 極東ブログ

朝日 油症救済法―超党派の動きを生かせ : 朝日新聞デジタル:社説

 私は昭和な人なのでこの事件は知っているが現在の状況については知らない。

朝日 社会保障改革―孫の顔を思い描けば : 朝日新聞デジタル:社説

 年金生活を送る皆さん。

 お盆で、久しぶりに子どもや孫の顔をみて喜んだ方も多いのではないでしょうか。

 これはひどいなと思った。なにかとてつもない勘違いがベースにあるのだろう。

 年金額の引き下げや窓口負担増に敏感になるのは、よくわかります。もう自ら働いて稼ぐのは難しい。病院に通う回数も多くなりますから。

 しかし、子や孫の生活も考えてみましょう。リストラ給与削減、住宅ローンや教育費で苦しんでいないか。その割に税金や保険料の負担が重くないか。国の借金をこれ以上増やすと、孫の世代に大増税が必要になるのではないか――。

 「しょっちゅう、小遣いを渡している」だけでは、社会全体には広がりません。

 まあ、これは悪質なデマと言ってもよいと思う。

 今回の5%増税の4%は借金返済。つまり、現状の老人優遇の制度維持に当てられる。朝日新聞が言う「孫」に当てられる制度改革の部分は1%。つまり、ほとんど何もない。社会保障の一体改革というのは実態はゼロに等しい。

 しかも、この借財に充てる4%は今後15%くらいまで上げないと対応できない(なお、このあたりの試算は正確ではないかもしれない)。いずれにせよ、税制の一体改革がないと社会保障は実現できない。で、この税制の基本は、日本の経済成長に関わっていて、なかでも名目成長が重要になる。最低でも2%成長がないと維持できない。

 落胆するのだが、朝日新聞がこんな社説を書いている時点で日本は終わっている。残念。

146 : Lesson

(131) No one can fail who seeks to reach the truth.

(132) I loose the world from all I thought it was.

晴れ

 8月19日。8月も半ばを過ぎる。暑いけれど、夜風は涼しくなってきている。

2012-08-18

社説動向

 まあ、各紙社説の行き詰まりを感じる。

 尖閣問題は疑似問題だし、竹島問題は残念ながら日韓関係の悪化はどうしようもない。

 とか言って国内に閉鎖していくうちに、イスラエルが相当にやばくなってきた。

 ⇒東京新聞:イスラエル 単独攻撃 観測強まる:国際(TOKYO Web)

毎日 社説:来年度予算編成 増税決定の重み念頭に− 毎日jp(毎日新聞)

 本来なら、国家戦略室のような場で、日本の農林漁業の強化を促すプログラムを決め、そのために予算をいくら投入するか決めるべきだ。その上で財源確保のため優先度の低い政策分野の予算を削る。政権の優先順位を鮮明にしたトップダウン方式で行うのが、政治主導だろう。

 だが実際は、再生戦略の中身も財源も各省に委ねるいつものボトムアップ方式だ。結果、戦略のメニューに、2年前の「新成長戦略」で成果が上がらなかった施策まで並ぶことになったが、そうしたものが「重点」扱いされるようではいけない。

 政策として見れば、もはや日本は無政府状態。

毎日 社説:尖閣諸島と竹島 冷静かつ賢明な対処を− 毎日jp(毎日新聞)

 竹島問題では、韓国側にも大統領の振る舞いを人気取りのポピュリズムと批判する声があるという。日本側には通貨交換(スワップ)協定の拡大措置見直しをはじめ、一層の強硬対応を求める動きがあるが、通貨外交や他の政治案件をからめ、対抗手段をエスカレートさせるのはいかがなものか。ICJへの提訴で竹島問題を国際社会の判断にゆだねる構えをとるのであれば、日韓2国間ではいたずらに対立をあおることなく、冷却期間を置きつつ、関係改善の糸口を探ることも考えるべきだ。

 具体的にいかように?

読売 「竹島」提訴へ 日本領有の正当性を発信せよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 特に意味なし。

 日韓関係が決定的に悪化しないように、政府間で冷静に対話を重ねることも重要である。

 それはそうだけど、すでに韓国側から決定的に悪化された以上、国際的常識に従う以外に選択肢もない。

朝日 予算編成―政権の覚悟が見えない : 朝日新聞デジタル:社説

 この政権はもう暫定政権だから、とやかく政策を議論しても無駄。

 増税だけでは、財政は安定しない。民主党政権は、マニフェストに掲げた予算の全面組み替え・財源捻出が果たせていないことを、どれほど自覚しているのだろうか。

 とか指摘しても、基本デフレの構造に言及しない時点で意味なし。

Lesson

 継続。

晴れ・ログイン

 午前中に雷雨あり。千葉からじんわり雨雲が北上していた。

 昨晩寝つかれず。悩むというほどでもない。逆に、トラウマの一部が解体したような感じもする。

2012-08-17

社説動向

 尖閣問題については朝日・毎日が一定の質を維持。まあ、どうでもいい茶番。

産経 【主張】社保国民会議 今国会で早く発足させよ+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 これ、実質政党から議論が離れている。テクニカルでしかたないとしても、理念部分は市民の政党議論に戻さないといけない。

毎日 社説:尖閣不法上陸 挑発の背後を見極めよ− 毎日jp(毎日新聞)

 大筋そのとおり。朝日より質が高い。

 今年に入って、すでに台湾の保釣団体の船が尖閣諸島沖に接近している。中国本土の保釣船も2、3度、出港を試みて中国当局に制止されたという。香港当局も保釣船の出港を阻止してきた。

 ところが7月、親中国系の梁振英氏が香港特別行政区行政長官に就任してから風向きが変わった。出港が許可されただけでなく、長官が保釣船を励ました。船には親中国系の衛星テレビ局の記者が乗り、尖閣上陸を中継した。このニュースを中国国内の新聞、テレビがトップニュースで報じた。共産党中央宣伝部の指示がなければできないことだ。

 上陸の当日、北京などで中国保釣団体の反日デモがあった。小規模だったが、7月7日の盧溝橋事件75年デモと同じ団体だ。胡錦濤国家主席が結んだ、東シナ海日中ガス田協議の合意破棄を要求していた。反日デモの形をとった反胡デモだ。

 中国の様子がおかしい。秋の共産党大会で党や軍の指導部が変わる。保守派代表と見られた薄熙来・前重慶市党委員会書記の失脚以来、胡主席の共産主義青年団派との人事抗争が激化した。いま人事調整の天王山といわれる北戴河会議の最中だ。この時期に反胡運動にもつながる保釣運動がなぜ起きたのか。保釣船の挑発の背景に中国国内の権力闘争があると疑う必要もあるだろう。

 疑うどころか、べたにそうでしょ。そのあたりが、朝日新聞とかに裏ルートで流れているのだろうと「疑う必要もあるだろう。」

読売 米有識者提言 幅広い協力重ねて同盟深化を : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 まあさらに日本は衰退してひどいことになるだろうと思う。やれやれ。

朝日 エジプト大統領―文民統制に国民と歩め : 朝日新聞デジタル:社説

 よくこのネタに食いついたものだ。

 ムルシ大統領の決断は、文民による軍統制の第一歩とみることができる。しかし、いきなり大統領令で片をつける手法には危うさも感じる。

 議会を開くことができない以上、このやりかたも仕方なかったのかもしれない。しかし、民主的な手続きは他にもある。

 これ、形式的にはクーデターです。朝日新聞もそのあたりうっすらわかっているので、濁った書き方になっている。ただ、朝日新聞がわかっていないのは、「議会を開くことができない以上」というけど、あの同胞団議会は違憲。そもそも開けるものではなかった。

 まあ、みなさんエジプト革命民主化の夢を見たいのがわかるけど、先日のガザ騒動を見るかぎり、軍内のシナリオとして動いたと見るほうが現状は妥当。別の言い方をすると、エジプト軍はイスラエル・テストをクリアした。これでIMFなども動きだした。

 ⇒エジプト、IMFとの融資交渉再開へ - WSJ日本版 - jp.WSJ.com

 重要なのは、ここでも指摘されているが。

しかし、エジプトの政治的な緊張は続いている。最高憲法裁が選挙法違反で一部議席を無効とした議会については、新たな選挙は新憲法制定以降になるとみられており、数カ月間かかかる可能性がある。またムスリム同胞団は、財政赤字などに対処するための包括的な経済再建策をまだ発表していない。同胞団当局者は、IMFに提示する経済再建計画を策定中としているが、その詳細については明らかにしていない。そうした中で、同国の外貨準備は減少しており、エジプトにとってこれが最も緊急の課題になっている。

 裏で米国が動いたと見るのが妥当。

 これで同胞団側が軍と妥協して安定に向かえば、当初の目的だったムバラク派利権の排除が達成され、事実上の新ムバラク体制になる。

朝日 尖閣上陸―混乱招かぬ備えを : 朝日新聞デジタル:社説

 活動家らは、普段から過激な民主化運動で知られる「筋金入り」の人たちだ。中国共産党の一党支配に抵抗もしている。中国政府と直接のつながりはないものの、親中派実業家の資金援助も受けている。

 香港政府はこれまで、船の不正改造などを理由に出航を阻んできたが、今回は止めなかった。上部の中国政府の意向を受けた、との見方がある。

 ただ、合流を目指した中国本土のグループは船が手配できなかった。香港の活動家は中国政府が阻止したと受け止める。

 中国政府は、本土の動きは抑えて日中関係の過度な悪化を防ぎつつ、香港での動きを黙認することで、一定のガス抜きを図った可能性がある。

 朝日新聞にしてはよく書けている。これに先日の香港との関係が指摘できれば朝日新聞としては80点くらいかな。

 7月2日⇒CNN.co.jp : 香港返還から15年 市民が抗議デモ、中国への反発強める

 つまり、香港の反愛国主義的な傾向を御得意の反日で薄めるといったところ。むしろ、中国としては、韓国竹島暴発で変な文脈が載せられてしまったので、ここは抑制的。

 尖閣上陸運動は基本的には歴史的に見ても台湾ネタなのだが、今回は台湾側は沈静していた。

 一方で、中国は監視船を尖閣近海に繰り返し、送り込んでいる。膨張を続ける海軍も懸念材料である。

 日本としては、領土を守る備えを静かに強めるべきだ。海上保安庁の警備体制が十分かどうか、不断に見直す必要がある。

 これがどのくらい朝日新聞の独自見解なのかわからない部分。基本的に中国はこの海域の覇権を狙っているのは確かだが、フィリピンベトナムでこけてしまった。一番痛いのは空母の構成が米側で警戒されたことだろう。

 ただ、どれも基本的にまいどのとおり、これは中国の国内問題。共青同側がだいぶ巻き返しているが、その巻き返しも含めて不安定化している。そうした本流から見れば、今回の事態は中国としても下手を打っているし、実際のところ、今回は日本側にも情報をよく流して両国ともに歌舞伎といったところ。

145 : Lesson

(129) Beyond this world there is a world I want.

(130) It is impossible to see two worlds.

暑い

 朝から一段の蒸し暑さ。

 このところの悪夢はなかったみたいだ。

2012-08-16

社説動向

 新しい事態に目新しい視点はない。

読売 危険運転罪 事故抑止へ適用要件見直しを : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 これはよくわからない。自分の頭で考えるタイプの問題でもないように思う。

朝日 日朝協議再開―対話の窓を広げよ : 朝日新聞デジタル:社説

 対話はあるべきだろうけど、

 拉致問題や核とミサイルの問題を解決し、国交を正常化すれば経済協力への道が開ける。

 政府は、そんな説得を続けていくしかない。

 それもそうだが、その過去を振り返ってどれほど空しかったかを考え直してもいいだろう。

朝日 近隣と靖国―互いにいがみ合う時か : 朝日新聞デジタル:社説

 この問題はもう関心がない。

 一方で、靖国神社には先の大戦の指導者であるA級戦犯が合祀(ごうし)されている。

 靖国神社は単立、つまり新興宗教と同じである。どっかの新興宗教が鉄人28号を祀ったとしてそれを私人が参拝したとして、その人の勝手という他はない。そもそも「祀る」というのは、朝日新聞さんは、死後の霊魂の存在を信じているし、みんなそれを信じていると信じているということだろうか。

 いや、死者の名誉の問題なのだといえば、何に対する名誉なのか。その価値観はその新興宗教の信念体系のなかにしかなく、公ではない。さらに公としては戦犯の裁判は終わっている。

144 : Lesson

(127) There is no love but God's.

(128) The world I see holds nothing that I want.

晴れ

 夏空。蝉が騒がしいが、8月も16日。晩夏の風情はある。

 昨晩は寝つかれなかった。眠ることの恐怖がじわじわと押し寄せてくるという感じだった。じっとそれに向き合っていると、なかなか形にならない悲痛感の核のようなものが心にある。おそらく泣くなりといった感情的な放出が必要なのかもしれないし、それがその前の恐怖の夢だったのかもしれない。

 ラジオを聞き音楽を聴いた。しばらくして瞑想でもするかと思ったが、奇妙な不快感があり、やめてしばらくすると眠ったのだろう。朝起きたが、夢の記憶もない。睡眠も浅く爽快ということはないが、トラウマを自分が維持しているということを自覚するなにかがあった。

2012-08-15

社説動向

 毎年吉例以上にはないようだが、韓国右傾化を併せてはいる。まあ、特に論点はない。

日経 エジプトは民主化の加速を  :日本経済新聞

 社説が出て来て驚いたが、内容はとくになし。

 軍に近いとされる司法の出方にも不安は残る。モルシ大統領は新しい宣言を出身母体のイスラム組織、ムスリム同胞団による権力の独占に使ってはならない。

 軍に近いというより、近代国家は基本世俗派ということ。そして、「権力の独占に使ってはならない」ならどういうことが問題。

朝日 戦後67年の東アジア―グローバル化と歴史問題 : 朝日新聞デジタル:社説

 きのうはさらに天皇訪韓の可能性に触れ、「独立運動で亡くなった方々を訪ね、心から謝るなら来なさいと(日本側に)言った」と語った。

 大統領の行動や発言の真意は不明だ。

 真意がよければそうした言動をしていいということはありませんよ。

 日中韓は経済的に深く結びつき、多くの観光客が互いを行き来している。韓流ドラマが日本のテレビで放映されない日はないし、日本製アニメ大衆文化中韓に浸透している。お互いに安定した関係を必要としているのだ。

 ところが、歴史や領土となると、とたんにいがみ合う。

 それを加速させているのが、グローバル化の進展だ。ヒトやカネが国境を越えて行き交う時代には、競争の激化や格差の拡大を前に、一国単位の政治は限界がある。手詰まりになった政治家たちが、人々の不満の矛先を「外」に向けようとする。

 国境を低くするはずのグローバル化の進展が、ナショナリズムを刺激する逆説である。

 いがみ合いにだいぶ推進に寄与したのは朝日新聞さんでしょ。そういう自覚はないでしょうが。

 国内にナショナリズムの世論が高まったとき、それを沈静化させることこそ政治家の役割である。ところが、経済や文化の交流の太さにタカをくくり、無警戒になっていないか。

 ましてや、政治的な思惑から世論をあおったりするのは論外である。

 歴史認識の問題に、社会として取り組むことも必要だ。

 この問題はアルメニア虐殺問題を見ても、米国原爆意識を見ても、「歴史認識の問題に、社会として取り組むことも必要だ」で解ける問題ではない。

 歴史は、一方が正しく一方が間違っているという二元論ではとらえきれない。かといって、国家の数だけ歴史観が存在するといった相対主義に閉じこもっては、多様な人々が共存する世界は実現できない。

 それが騒ぎ立てる国に理解されるまで続く。そして今回の事態は明白に韓国に問題がある。

 歴史認識を近づけることは容易ではない。長く厳しい道のりを覚悟せねばならない。

 というふうに欧州など他国が進んでいるわけでもない。

 大切なのは、二世代もたったら憎悪を継承するのではなく、和解をつないでいくことだろう。

 ⇒英の反日退役軍人が和解式典 - MSN産経ニュース

ロンドン=内藤泰朗】第二次大戦中、インド北東部インパール付近で日本軍と死闘を繰り広げた英国の退役軍人らが12日、ロンドン近郊で慰霊式を行い、かつての「敵国日本」に和解のメッセージを伝えた。反日最強硬派の退役軍人グループが日本との和解を打ち出したのは初めて。戦闘から68年が経過し関係者らは和解進展に期待している。

143 : Lesson

(125) In quiet I receive God's Word today.

(126) All that I give is given to myself.

曇り

 蒸し暑い。

 夜中、自分が絶叫して目覚めた。汗だらけでシャワーを浴びて着替えた。時計を見るのが怖いというかうっとおしいので何時だったは覚えていない。その後、しばらく考えて、眠った。

 もうその恐怖についてはあまり覚えていない。が、しばらく考えたときの記憶から構成すると、夢の中の私は、恋人か妻かわからないが、愛した女性から捨てられ、私を見捨てないでくれ、と叫んでいたようだった。

 そういう経験はない。私は、私を捨てていった女性を感情を込めて呼び止めたことはない。もともとあなたはそういう人だし、この世界はそういう人に向いているのだから、自分らしく、そしてこの世界に帰っていくのがいいだろうし、そういう時期なのでしょう、と私を捨てた人について思って過ごしてきた。

 しかし、そのことで内面に悲痛感はあり、身体的にも痛みがあり、それが今でも肉体に潜んでいることを知っている。それが夢の形で表出したものだと考えるのが一番妥当なのだろう。

 が、寝つかれずその恐怖を考えて思ったのは、これはおそらく幼児期のトラウマだろう、ということだった。私の記憶が定かではない時期の母子関係の影響があり、むしろ、恋愛の失敗はその母子関係の反映かもしれない。

 むずかしいのは、私の母親が私を虐待していたか、ということだが。これが事実認定がむずかしい。証拠はほとんどない。実際に生きている老婆を見てもわからない。

 おそらく彼女自身に虐待の自覚はなかったのだろう。しかし、結果的に虐待だったのではないかというあたりになりそうなので、母親を憎んでもしかたないし、あまりフェアなことではない。

 それでも、私は私の身体に残る、母親が原因の傷痕があるのだが、それについて、母親は私に対して罪責感はないのだなと奇妙に思っている。若い頃問いだしたとき、いかにお前を守って必死だったかということを語るのだが、それはどうも彼女が外部からバッシングされたことの意識しかないようだった。まあ、そういう人が母親なのだろうと諦めた。

 だが、それもまた心の奥では悲痛な叫びになっているのだろう。

 Acimでは赦しということを言う。これがとんでもなく難しい問題だというのはレッスンを続けていくとわかる。意識として合理的な帰結として赦しということは可能だが、心の奥底にそれが行き渡るわけではない。まして、その深奥の近くには自我の基本構造があり、むずかしい。そのため、Acim的な赦しは欺瞞になりやすく、そのことをAcimも理路正しく説明している。

 Acim的に透かしてみるなら、私のトラウマは私が無意識に作り出したものだし、そう捉えたときに私はそれを棄却できるだろう。私が私の心のなかの悲痛を作り出したのか。それはそうなのだというのは、Acimを鵜呑みにするのではなく理路としてはわかる。

 こうしたものを見つめたとき、Be here now、今を生きる、ということではどうしようもないものが心の仕組みにあるがわかるし、今を大切にするKもそのあたりは別の説明をしている。

 こうして書きながら、心のなかに悲痛感はない。母親のことを書くのはよくないかとも思うが、意識的にはほとんど罪責感はない。

 それでも生きるのはつらい、きついというの明確にあり、それが内面のトラウマと関係していることはわかるので、まだまだ絶叫して目覚める夜はあるのだろう。

 そういうトラウマのない人生というのはうらやましいとも思うが、それなくして生きているのは他者であって、私ではない。私は私のこのつらい人生を生きるしかないし、「つらい人生」という欺瞞にけりを付けるが私の人生に課せられた私だけの意味なのだろう。

2012-08-14

エジプト・メモ

 ⇒東京新聞:エジプト国防相解任 軍側の出方 焦点:国際(TOKYO Web)

 【カイロ=今村実】軍幹部らの解任に踏み切ったエジプトのモルシ大統領は十二日、暫定憲法「憲法宣言」の新たな改正令を公布した。立法権や予算承認権、新憲法制定の主導権を軍から奪還する内容で十三日、発効した。憲法宣言でモルシ政権の骨抜きを狙ったが、手痛い反撃を受けた軍の出方が焦点となる。

 軍は新大統領が就任する直前の六月、先手を打ち憲法宣言を一方的に改正し、立法権などを掌握。だが、地元メディアによると、モルシ氏は軍の改正を無効化し、代わりの改正令を出して広範な権限を軍から奪った。新憲法制定については、現行の起草委員会が行き詰まれば、軍に代わり、大統領が新たな委員会を任命すると規定。憲法制定から二カ月以内に人民議会選の手続きを始める、と定めた。

 モルシ氏が国防相から解任したタンタウィ氏は約二十年間、同職にあった軍の最高実力者。今月、新内閣で再任されたばかりで屈辱的な解任劇と言える。

 アルジャジーラ報道ではタンタウィは合意の上とのこと。タンタウィのシナリオの可能性はある。この場合、問題は、暫定憲法改正令で国会がどのようになるかという点。自然に放置すれば、国会はイスラム色となり、SCAFの利権が奪われる。それをSCAFが見逃すわけはないので、タンタウィとモルシーの密約があればそこの時点で明確になる。

 タンタウィがSCAFで孤立していた可能性、つまり、軍内部が分裂していた可能性はある。この場合は、火だねが残る。

 背景にあるのは、経済の困窮と対イスラエル。その点で重要なのは、先日のガザ問題。

 ⇒エジプト シナイ半島で襲撃、警備兵16人死亡 モルシー大統領に打撃 - MSN産経ニュース

 エジプトは、イスラエルのガザ封鎖政策に協力してきたムバラク政権崩壊後の昨年5月、国民に根強い反イスラエル感情に背中を押される形でラファハを開放。ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとの関係が深いムスリム同胞団出身のモルシー氏も就任後、ガザ支援の強化を打ち出した。

 しかし、シナイ半島では昨年以来、エジプトからイスラエルに天然ガスを供給するパイプラインの爆破事件などが頻発。イスラエルは、ガザとシナイ半島の過激派の連携が強まり、同半島が不安定化することに懸念を強めていた。

 対ガザ政策の見直しに積極的なモルシー氏にとって今回の事件は、軍部から批判を浴びて政治的な打撃となる可能性がある。

 本来なら、これはモルシー側の失点になるはずだったし、モルシーはハマスとの関係を重視するはずだった。

 ところが⇒エジプト大統領、国防相と参謀総長を解任 権力闘争激化へ - MSN産経ニュース

 突然の解任理由は不明。表向きには、東部シナイ半島で今月5日、パレスチナ自治区ガザ地区から侵入したとされる武装集団の襲撃でエジプト兵16人が死亡した事件の責任を問われた可能性がある。

 モルシーは意外にも強行にガザを叩き、責任を軍部に押しつけた。

 これはイスラエルの思惑でもあった⇒エジプト軍、シナイ半島空爆 報復の連鎖懸念+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

イスラエルはもともと、エジプト最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団出身であるモルシー大統領が、同胞団を源流とするハマスへの支援強化の姿勢を見せていることを警戒していることから、事件を機にモルシー氏に政策転換を促す思惑があるとみられる。

 これに対しモルシー氏は事件後、シナイでのテロ掃討を約束、ラファハ検問所の無期限封鎖も決めるなど政策の修正を余儀なくされつつある。そこにはイスラエルとの関係が深い軍部からの圧力も働いているとの指摘もある。

 こうした中、モルシー氏は7日、事件で殺害された兵士らの軍葬を欠席した。「警備上の問題」としているが、国家元首が軍葬に参加しないのは異例で、同氏と軍部の対立関係が背景にあるとの見方が一般的だ。同胞団関係者は「(一連の事件で)大統領は十分な情報を得ていない」と軍部を批判、今後、両者の緊張が強まる可能性は高い。

 形の上からすると、モルシーは、実際には、軍部とイスラエルの動向に従って動いたことになる。

 陰謀論めくがこの背景に⇒米国務長官:イスラエル首相らと会談 中東歴訪終える− 毎日jp(毎日新聞)

エルサレム花岡洋二】クリントン米国務長官は16日、エルサレムでイスラエルのネタニヤフ首相らと会談し、14日から3日間に及んだ中東歴訪を終えた。クリントン長官はイスラエル側に対して、エジプトのモルシ大統領が対イスラエル平和条約を守る意向であることを伝える一方、イスラエルと敵対するイラン核兵器保有は断固阻止すると強調。中東不安定化に対するイスラエルの懸念の緩和に努めた。

 クリントン長官は14日、穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団を支持母体とするモルシ大統領に「平和条約の順守が国益にかなう」と説いた。エジプトの民主化プロセスについては「全ての国民、特に少数者の人権を守り、法の支配を確立しなければならない」と指摘し、米国の支援を約束した。モルシ大統領との権力争いが深まっている軍最高評議会のタンタウィ議長には15日、「国の安全保障を担う役割」に専念するよう求め、政治介入をけん制した。

 陰謀論めくが、シナリオをすべて米国が書いたとすると整合的ではある。

 だが、今回の事実上のモルシーのクーデターは司法がこれを是認するかという問題が残る。

 前回の司法による議会の取り消しだが、一部でSCAFの意向と見る向きが大かったし、SCAFが利用した側面はあるが、エジプトは司法の独立性があり、そう簡単ではない。その意味で、司法がどう動くかも重要な焦点。

 現状どう見るかなのだが、概ねのところ、カネをちらつかせる米国+イスラエルの意向を、モルシーとタンタウィが飲んだという形になっている。これが結局のところ、軍産体にもっとも利権がある。

 問題はこれを同胞団が飲んでいるのか?だが、飲んでいる可能性はある。

 これで、軍部内の奇妙な動き、または司法の動きがなければ、壮大な茶番で、米国外交の勝利といったところ。

社説動向

 オリンピック関係の社説が多かったが、特に気になる見解もなかった。

 田村さん⇒日本を道連れに自沈する野田政権、せめて「超円高」の是正を+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 超円高は日本の主力艦隊を自沈させる。ゴールドマン・サックス(GS)の7月27日付リポートによると、日本の株価は円・韓国ウォン相場に強く相関する。GSの分析によれば、ウォンの対円相場の下落幅以上に日本株が下方に振れるのは電気機器や鉄鋼である一方、自動車など輸送機器はほぼ同じ割合で変動する。電機産業は韓国のサムスンを筆頭に、半導体、液晶、携帯電話など一部は日本企業に追いつき追い越す具合で、製品品質の区別がつかない。残る国際競争条件の差異は価格に絞られるのだから、為替相場が決定要因になる、と日本株投資家の多数が受け止める。

 まあ、そういうことなんだがなあ。

 変な制裁するより日銀が動けば韓国はぎゅっーとなるのだが。

日経 介護保険は給付費の膨張に歯止めを  :日本経済新聞

 自民党が普通に取り組んでいた問題を民主党政権でしっちゃかめっちゃかにしてしまったのだから、そう簡単には元には戻らないでしょう。

毎日 社説:天然ガス 調達戦略に手を尽くせ− 毎日jp(毎日新聞)

 原発がゼロないし非常に低い稼働率に落ち込む中で、大停電なしにやってこられたのは、天然ガスの調達がスムーズにできたからだ。米国向けのカタール産天然ガスがそっくり日本に回った。米国はいわゆるシェールガス革命で自国産が急増し不要になったからだ。まことに綱渡りであった。だが、こうした偶然に今後も頼るわけにはいかない。

 これは重要な指摘。さらに含みもあるんだが。

 化石燃料の輸入代金は12年度、天然ガスの輸入急増などで福島原発事故以前の10年度に比べ4.6兆円の増加が見込まれる。貿易収支は赤字がちになってきた。少子高齢化が進んでおり数年後は経常赤字への転落が不可避であろう。国債市場の波乱が懸念される。天然ガスを筆頭にエネルギーの輸入価格は1円でも引き下げておきたい。

 実際は総合的に考えたほうがいいのだけど。

朝日 米大統領選―争点がはっきりした : 朝日新聞デジタル:社説

 大きな政府か、小さな政府か。富裕層への増税か、財政削減か――。

 これは共和党バッシング側のありがちな見方で実際はそうでもないんだけど。

 ライアン氏の財政削減策には、高齢者向け医療保険費の大幅削減など、中間層にとっても抵抗が強い内容が含まれる。これを嫌って穏健な支持層が離れる恐れもある。

 民主党は早速、「歳出削減は富裕層減税のためで、中間層には増税になる」「高齢者は大幅負担増になる」と批判し、揺さぶりをかけている。

 というけど、民主党側にビジョンがあるわけでもない。

 陣営にはブッシュ政権を支えたタカ派外交ブレーンに入っており、米国の単独行動主義が再び顔を出すのかどうかが気がかりなところだ。

 いや、気がかりなのはオバマさんの及び腰と裏での暗躍(ロボット殺人)などのアンバランスが奇妙な問題を引き起こさないかということ。

 朝日新聞としてはなにげにリベラルだから共和党バッシング的な論調なんだろうと思うが、そう簡単な見立てでわかる問題ではないよ。

 ただ、結論ははっきりしていて、よほどのことがなければ、ロムニーが当選する見込みはない。

 その意味でいうなら、継続するオバマ政権がどうなるのかという視点で見るのが本来の社説なんだけど。

142 : Lesson

 復習。

(123) I thank my Father for His gifts to me.

(124) Let me remember I am one with God.

曇り

 西日本で豪雨らしい。関東は湿度高し。東京は人けが少ないものの、食事とかに出るとそれなりに混んでいる。

2012-08-13

社説動向

 オリンピックネタは明日なんだろうな。

 特に気になる話題はない。イデオロギーから素人議論を導く社説が目立つ。ちゃんと取材して裏付け取って書けばいいのに。

日経 サービス業はもう一段の国際化を  :日本経済新聞

 なんとなく笑った。

 日本の民間セクターは国家の浸蝕がなければそれだけで強いですよ。強すぎるかもしれないくらい。

産経 【主張】iPS細胞 応用研究の加速期待する+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 気持ちとしてはわかるが、科学研究としてどうなのかよくわからない。

産経 【主張】日朝赤十字協議 「拉致」棚上げは許されぬ+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 この問題も構図がよくわからない。

日朝間には遺骨問題のほか、日本人妻の一時帰国問題などもあるが、拉致問題を優先すべきだ。

 日本人妻の一時帰国問題は御得意な朝日新聞とかに尽力してもらうとよいのでは。

毎日 社説:脱法ハーブ 横行許さぬ対策を急げ− 毎日jp(毎日新聞)

 この問題は今一つわからない。「包括指定」でよいとは思うが。

朝日 エネルギー政策―もっと熱に目を向けよう : 朝日新聞デジタル:社説

 エネルギー政策については、社説に素人見解を載せるもんじゃないですよ。

141 : Lesson

My mind holds only what I think with God.

 復習。

晴れ

 朝、テレビを付けると、ロンドンオリンピックの閉会式が放映されていたので、朝食を食べながらなんとなく見た。ブライアン・メイが出ていた。

2012-08-12

社説動向

 日韓問題だが、しばらくはどうしようもない。奇っ怪な事件が起きないことを祈るばかり。

日経 韓国大統領の竹島訪問の愚  :日本経済新聞

 大統領一期制がまずいというのはあるけど。

日経 日本企業は業績向上へ改革をさらに速く  :日本経済新聞

 よくわからん。文章自体、よく理解できなかった。

産経 【主張】学力テスト 理科の醍醐味を伝えたい+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 理科の教育を進めたかったら、子供にセンス・オブ・ワンダーに触れさせることですよ。わからない、なんて宇宙は神秘なんだという感性ですよ。既成の科学知識で無知な人をバッシングするくだらないゲームをやめて理科教師自身が可能なかぎり、不思議な現象にきちんと取り憑かれることですよ。教師が本気で取り組む。その態度の過程で科学方法論が子供に明示される。そういう教育をしないと科学の面白さなんて伝わらない。

毎日 社説:銀のなでしこ フェアプレーは金− 毎日jp(毎日新聞)

 女子サッカーの特徴は「クリーンなプレー」にある。男子のようにフリーキックやペナルティーキックをもらうためにわざと倒れたり、主審の見えないところで相手のユニホームをつかんだりすることはめったにない。中でも日本は反則が少ないことで知られている。

 それは見事なほど。

毎日 社説:竹島問題 深いトゲをどう抜く− 毎日jp(毎日新聞)

 今回の事態を招いたことは、日本外交の反省点にすべきだ。韓国に日本の立場や譲れない一線を理解してもらい、竹島問題での対立が日韓関係全体を悪化させないよう、十分に取り組んできたとは言いがたい。

 特に民主党がまずかった。

読売 大統領竹島入り 日韓関係を悪化させる暴挙だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 日本が劣化したともいえるし韓国が劣化したとも言える。双方劣化したとはいえるが、これは韓国があきらかに日本を読み違えている。

 従軍慰安婦問題については普通の日本人は自国民の慰安婦の歴史を忘れてしまってはいるものの、戦時下だからということで朝鮮人の慰安婦に対しては罪責感を持っている。可能な限り対処したいものだと大衆的にも思っているし、韓国人の暴挙にも見える対応もしかたないだろうと思っている。竹島問題については、日本人の大半は地図を見て、日本と韓国と等距離にあり、両国その間にさしたる諸島もないことからこれは中間だなと思っている。中間というのは、揉める理由が双方にあることだと思ってる。これを争えば喧嘩両成敗だと思っている。そして日本人はこういうとき、相手が騒いでも喧嘩両成敗に立ち入るのは下品なことだと思っている。で、どうなるか。ある程度揉めるのはしかたがないから、一定の礼節を守ろうとする。相手もその礼節が守られているなら、それはそれでしかたないと感じる。というあたりの日本国民の暗黙の総意があって竹島問題は事実上看過されてきたのだが、今回の李大統領はこの日本人の暗黙の総意を破ってしまった。そのことがまずいことを引き起こすだろうと思う。問題は、こうした日本人の大衆心理を韓国人が理解していないことだ。日本人の利益になびけというのではなく、そのあたりのころあいを見て日本人を操縦したほうが韓国の利益になるという意味でもある。昔の韓国人ならそのあたりの機微がわかっていた。どうせ隣国同士、最終的には日本と韓国が仲良く折り合っていくしか半島の運命はないことがわかるだけの知性が政治的に機能していた。もちろん、それは支配の知性でもあり諸手で賛成できるものでもない。ただ、現実問題としてそのあたりにしか落としどころはなく、できるだけ安定して未来につなげたいとしてきた。詳細に見ると李大統領がその機微をわかっていないでもないようなのだが、とても困った事態になった。

朝日 石綿公害判決―住民の健康調査を急げ : 朝日新聞デジタル:社説

 この問題は被害者の救済を第一とするとして、その先についてはこうした粗雑な議論ではどうにもならない。

140 : Lesson

Only salvation can be said to cure.

Atonement does not heal the sick, for that is not a cure. It takes away the guilt that makes the sickness possible. And that is cure indeed. For sickness now is gone, with nothing left to which it can return.

贖罪は病人を治療しません。贖罪は治療ではありません。贖罪は病気を可能にしている罪責感覚を除去します。この除去が真の治療です。かくして病気はもはやここにありません。罪責感がしがみつくものは何も残されていません。

 意訳。Acimは病気の陰に隠れる罪責感を除去しようとする。それによって、身体的な病気が身体のレベルで癒されるかというと、その点についてはそれほど明言していない(寿命を全うして終わるという程度)。というか、身体についてAcimは関心を持っていない。身体が自分であると思い、その病気によって孤立していると感じる感性のほうに関心を向けている。

So do we lay aside our amulets, our charms and medicines, our chants and bits of magic in whatever form they take. We will be still and listen for the Voice of healing, which will cure all ills as one, restoring saneness to the Son of God. No voice but this can cure. Today we hear a single Voice which speaks to us of truth, where all illusions end, and peace returns to the eternal, quiet home of God.

だから私たちは、縁起物、お守り、薬、祈りといった各種の形態の魔術を脇によけます。私たちは静かに癒しの声を聞くようにします。その声が神の子たる正気を回復させて、一斉にすべての病を癒すでしょう。治療ができるのはこの声だけのです。私たちは今日真理が私たちに語りかける一つだけの声を聞きます。そこで幻想はすべて終わり、静謐なる神の家としての永遠に平和が訪れます。

 Acimは偶像を敵視しないが無視はする。そのため、一見呪術的に見えながらもっとも合理的な理性を打ち立てようとする。

曇り

 蒸し暑い。セミがよく鳴いている。世間は閑散とした感じ。日曜日。

2012-08-11

社説動向

 東京新聞がかろうじてまともな以外、大手紙全滅の構図。まあでも、世の中ってこうやって動いて庶民はどうともできない。それをもって無力と見るか、吉本隆明のように政治なんてそういうものだと大衆の原像へ思索を深めるか。

東京 東京新聞:消費税増税法が成立 「代議」機能せぬ危機:社説・コラム(TOKYO Web)

 こういう社説があることに安堵する。

 本格的な少子高齢化を迎え、社会保障を持続可能な制度に抜本改革する必要はある。国の借金が一千兆円に上る財政事情への危機感は国民も共有しているだろう。いずれ増税が避けられないとの覚悟も多くの国民にあるに違いない。

 とはいえ、誰がどうやって税金を負担するのかというルールづくりは、議会制度の成り立ちをひもとくまでもなく、民主主義の存立にかかわる重大な問題だ。公約違反の一方的な課税は国民の納税者意識を蝕(むしば)みかねない。

 これを国会で議論せず、党派の密談でやってしまったんだよ。民主主義の自殺

 この状況を、国民が政治の「劣化」と切り捨てるのは簡単だが、それだけで政治は変わらない。街角で声を上げることは重要でも、その声が為政者や議員に届かなければ政治を動かせない。

 代議制を鍛え直し、政治を国民の手に取り戻すには、選挙で意思を示し、議員や政権を厳選するしかない。

 消費税は一四年四月に8%、一五年十月には10%に引き上げられる。それ以前、現衆院議員の任期満了の一三年八月までに必ず衆院選は行われる。消費税増税の是非を国民が選択する最後の機会だ。

 消費税増税に納得できれば、賛成の政党、候補を、できなければ反対の政党、候補を選べばいい。

 これは自分でできる範囲できっちりやりたい。

日経 この増税を次の改革につなげたい  :日本経済新聞

 まじめに書かれているんだけど、内容はジョークなんだよ。名目金利が上がらなければすべて画餅。

読売 一体改革法成立 財政健全化へ歴史的な一歩だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 本当に歴史的な一歩だと思う。むかし、むかし、「たま」というグループの歌にあったみたいに。

朝日 竹島への訪問―大統領の分別なき行い : 朝日新聞デジタル:社説

 近隣諸国との懸案を一向に解決できない日本政治の弱さも、放っておけない。どの政党も、これを政局の材料にすることなく、冷静にこの問題にあたるべきである。

 東京韓国のポップスターの公演に数万の日本人が集い、ソウル繁華街では地元の店員が日本語で観光客を迎える。市民レベルの交流は空前の活況だ。

 それを政治が後戻りさせることは、許されない。

 民間交流と国家のありかたは別という基本がわかってないご様子。というかあえてごっちゃにしているのだろうと思う。

 今回の李大統領の竹島訪問は大失敗だったと思う。騒いでいる日本人より騒いでいない日本人の心にある決定的な変化をもたらしてしまってと思う。これはいずれ顕現するだろうし、もうどうしようもないんじゃないかと思った。まあ、無益な争いにならないように政治が配慮すべきだろうけど。

朝日 一体改革成立―「新しい政治」の一歩に : 朝日新聞デジタル:社説

 なんかすごい社説。もはや今の民主党は政権交代時の民主党でもないし、そのことは野田首相がマニフェスト反故にしたと明確にした点でも明らか。では今の政治って何、と考えると、どう考えても、政権交代は間違いだったとしか読めないのだが。

 国民に負担を求める政策の実行がいかに困難か。一体改革をめぐる協議で、両党は身をもって学んだだろう。

 ここはチャンスである。

 政党同士、建設的な批判は大いにしあうのは当然だ。ただし、不毛な政争はやめ、協力すべきは協力する。

 一体改革関連法の成立を、そんな新しい政治文化をつくる一歩ととらえたい。

 政党政治を無化する、ものすごいご意見なんだが。

曇り・ログイン

 西日本では雨。蒸し暑い。

 8月11日、土曜日。そろそろ東京も閑散化してくるだろうと思ったが、微妙。交通量は少ないようだが流れが偏る。昼飯にうどん屋に行ったら驚くほど混んでいた。残った人々はうどん屋に来るしかないのか、とって、私も。

2012-08-10

社説動向

 特になし。なでしこの話は明日だろう。

日経 東電は作業員の被曝隠しを繰り返すな  :日本経済新聞

 これ、ジャーナリズムも同罪だと思う。隠されていたというのでもなく、調べる気がなかった。

毎日 社説:警察不祥事 身内意識は信頼を失う− 毎日jp(毎日新聞)

 昔からこんなもんだったと言えないこともないが。それでももみ消したり、社会の側で支援したりもしたのだろうな。警察が機能化したから機能できない部分が露出したということかもしれない。

読売 一体法案成立へ 首相の求心力回復が急務だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 それと谷垣さんね。お二人が孤立しているというか、隠れた枢密院的な権力の表出。陰謀論というわけではなく、森さんとか官僚とかの意向

139 : Lesson

I will accept Atonement for myself.

But you have split your mind into what knows and does not know the truth. You are yourself. There is no doubt of this. And yet you doubt it.

 

But you do not ask what part of you can really doubt yourself. It cannot really be a part of you that asks this question. For it asks of one who knows the answer. Were it part of you, then certainty would be impossible.

 

しかしあなたは自分の心を、真理を知っている部分と真理がわからない部分とに分裂させている。このことに疑う余地はない。にもかかわらず、あなたはそれを疑っている。

 

しかし、あなたは分裂した自分の心のどれが疑念を持つのか気がついていない。この疑問を持つのがあたなの一部であるはずはない。それは答えを知る者に依存しているからです。それがあなたの部分であれば、確かなものなどなにもありません。

 ちょっと意訳。このあたり、ヘレンとイエスの関係を物語ってもいると思うし、およそ人の心にイエスが存在する仕組みについても語っている。

 およそ生命は自己の存在を疑うことがない、とするなら、たしかにこの、イエスの帰結になる。というか、人の心のなかにイエスは常にいてそれを呼びかける。

 ヘレンの心のなかでそれが特異な形で顕現した、というのがワプニクの考え方でもあった。

 今日のレッスンの主眼はそこではなく、"Atonement"にある。「贖罪」である。Acimは、パウロやアウグスチヌス的な原罪と贖罪の関係は否定しているかに見えるが、実際の構造は同じ。acimでは原罪の実在性が、身体のフィルターによる仮現だとしている。が、身体のフィルターの下にある人間の知覚では、真理は「贖罪」として表れる。Acimの文脈でいうなら、「自分とは何者か?」という不安について、「神の被造物である」ということになる。Acimでの意味はそれは無罪であり完全であるということになる。身体の仮現でいえば、自己を探す必要もなく、罪に悔やむ必要もないということになる。だが、そこでは、パウロやアウグスチヌス的な原罪と贖罪の関係が逆転しているかに見える。キリスト者は主の贖いを受け入れつつ、原罪も保持しようとする。Acimはそれを贖いの受容は原罪の消滅であり、今ここで消滅するとする。終末といった時間は否定されるし、異端的でもある。Acimでは時間は終末ではなく、救いの達成の過程の仮現性だとする。人々はみな救われるのだが、その救済の知覚変化のために時間が必要であるかのように見える、ということ。このため、Acimでは仮現的に輪廻が隠れる。

 Acimのロジックは非常に単純だが、これは通常の世界観からは受け入れがたいし、キリスト教とも反するように見える。

暑い日が続く

 蝉が鳴いている。8月10日。

2012-08-09

社説動向

 まあ、こうなるだろうという以上の話はなかった。

毎日 社説:電力制度改革 競争と安定の両立図れ− 毎日jp(毎日新聞)

 まあ、机上の議論として特に異論のない作文、と。

毎日 社説:党首会談合意 自民の譲歩を歓迎する− 毎日jp(毎日新聞)

 これ「野田首相の寝言を歓迎する」なんだろうな。

 ⇒不信任案の否決に全力、解散時期「寝言でも言わない」=野田首相 | マネーニュース | 最新経済ニュース | Reuters

 戻して。

 民主党内は敗北を恐れ、「解散先送り」の一点張りだ。今回の混乱劇の最中も、首相が法案成立を優先して早期解散に踏み切るのを恐れ、「野田おろし」の動きさえ出始めていた。党分裂の末に決定した消費増税法案だ。所属議員が本当に増税が必要だと考えているのなら、正々堂々と総選挙で訴え、有権者の理解を求めるのが政権与党の責任であろう。

 だったら、マニフェストに掲げて問うべきなのですが。

読売 発達障害判決 厳罰より支援の拡充が大切だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 おや、今頃。

 刑務所においても、発達障害に対応した矯正プログラムなどの整備を検討すべきではないか。

 厳罰よりも、障害者への理解をさらに深め、社会全体で支えていく姿勢が何より大切である。

 で、このケースはどうすんのというところで出て来た奇妙な判決だったので、この社説門前のまま。

読売 民自公党首合意 一体改革の再確認を評価する : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 野田首相は、低支持率にあえぎながらも、消費増税を実現し、国民に信を問おうとしている。党内外の妨害にひるむことなく、その信念を貫くべきである。

 これ、普通に読めばジョークなんだが。

朝日 原発比率ゼロ―大阪の案を見てみたい : 朝日新聞デジタル:社説

 いろいろな試みがあってもよいと思うが。

 気がかりなのは橋下市長の決意がどこまで本物か、だ。

 ではなくて、合理的になにが妥当かということ。

朝日 一体改革成立へ―解散前にやるべきこと : 朝日新聞デジタル:社説

 有権者の目には、この国の将来よりも、自分たちの議席政権奪取の方が大事なのだとしか映らないだろう。

 率直にいうと朝日の論説も同じに見える。昨日の会議も密室だった。「近いうちに」というのは外部には玉虫色なのに彼らが合意できたのは、その内実の合意が密約になっているという意味以外はない。これは民主主義の熟議ではないのですよ。しかも、この政策も明確になっていない。

138 : Lesson

Heaven is the decision I must make.

明け方はひんやり

 そして猛暑。夏だし。9日。

 昭和の時代は右翼がよく騒いでいた。

2012-08-08

社説動向

 政局絡みの話は皆目わからん。

日経 不十分な東電の事故映像公開  :日本経済新聞

 あれはよくわからなかったな。

 個人的にはこの映像よりも物理学的な解明を優先してもいいかと思う。この事故、いまだにごく基本的なことがまるで解明されていない。

毎日 社説:風力発電 潜在力もっと生かそう− 毎日jp(毎日新聞)

 頭で書いている作文という印象。

 産業界の中には過大な期待との声もあるが、今はマイナス面よりプラス面を考える時だ。後発の利点を生かし海外の事例にも学びたい。

 ではご参考までに⇒The BBC steadfastly avoids the facts about the wind farm scam - Telegraph

読売 内閣不信任案 一体改革を党利党略で弄ぶな : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 公明党が「一体改革を政局の道具にすべきでない」として自民党と一線を画し、法案成立を優先しているのは、妥当な姿勢だ。今の方針を堅持してもらいたい。

 公明党は公明党のご事情でそうなっているだけだと思いますよ。どっかにひっついてないといけないので、距離が大切になるし、内部にいろいろ問題抱えているし。

朝日 民・自対立―3党合意に立ちかえれ : 朝日新聞デジタル:社説

 首相と谷垣氏に念を押しておこう。

 政治の仕事は問題を解決することである。問題をつくることではない。

 日米開戦とかもそうだけど、この三党合意が問題を作ることになるんだけど、実際そうなってみないとわからないと思うので、談合を望む朝日さんも、今日の社説を覚えておくとよいと思いますよ。

137 : Lesson

When I am healed I am not healed alone.

And as you let yourself be healed, you see all those around you, or who cross your mind, or whom you touch or those who seem to have no contact with you, healed along with you. Perhaps you will not recognize them all, nor realize how great your offering to all the world, when you let healing come to you. But you are never healed alone. And legions upon legions will receive the gift that you receive when you are healed.

そしてあなたが自分を癒すままにするなら、身の回りすべてであたなともに癒されることを知ります。あなたの心によぎる人に、あなたが触れた人に、あなたと会ったことはない人にです。あなたが癒されるがままにしているときでも、もしかするとそれをあなたは全然理解できないかもしれませんし、あなたがこの世界に捧げたものすばらしさも理解できないかもしれません。しかし、あなた一人が癒されるのではありません。あなたが癒されるときあなたがうけとった賜物を数限りない人が受け取ることになります。

曇り

 暑さが少し和らぐのだけど、不快な暑さではあるなあ。8月8日水曜日。

2012-08-07

社説動向

 新聞各紙、増税法案成立に必死。

産経 【主張】広島原爆の日 政治色薄い式典歓迎する+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 そろそろ式典は終わりにしてもいいのではないかな。あるいは縮小するとか。あるいは世界の核を削減するカンファレンスにするとか。

読売 東電事故映像 条件付き情報公開は不信招く : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 菅さんの発言が消えていた。菅さんが全部公開しろと息巻いてた。まあ、ほんとね。

朝日 新型世論調査―熟議へ改良を重ねよう : 朝日新聞デジタル:社説

 「対象者に予断を与えない」というのは、正しいやり方かもしれない。

 だが、国民的議論には、世論の動向を探るだけでなく、政策決定に国民が「かかわったと実感できる」仕組みづくりという目的もあるはずだ。

 そう考えれば、米国方式にこだわらず、議論をより深めるため、参加者を支援する仕組みをもっと組み込む会議のやり方を考えてもいい。

 という新手法はちゃんと学者が検討してから提言してくださいね。

136 : Lesson

Sickness is a defense against the truth.

Such is the simple truth. It does not make appeal to might nor triumph. It does not command obedience, nor seek to prove how pitiful and futile your attempts to plan defenses that would alter it. Truth merely wants to give you happiness, for such its purpose is. Perhaps it sighs a little when you throw away its gifts, and yet it knows, with perfect certainty, that what God wills for you must be received.

これは単純な真実です。それは力も勝利もうたいあげません。命令もしなければ従うことも求めません。それを変えようと計画をしても、嘆かわしいとも無駄なことだともしません。真実はあなたを幸福を贈りたいと望んでいるだけです。それが目的だからです。あなたがその贈り物を投げ捨てたらちょっとため息をつくかもしれませんが、それでも必ずや神の意志が届くことを知っています。

暑い日が続く。

 火曜日。

2012-08-06

社説動向

 テンプレ地雷の多い話が多かった。

 それにしても、日本がずいぶん内向きな国になったなと思う。

日経 日米の連携で核兵器廃絶を  :日本経済新聞

 とかいうなら、ちゃんと日本が国際外交で機能しないとね。

日経 欧州・新興国経済の不安映す米企業業績  :日本経済新聞

 日本でも生産や販売の比重を一段と海外に移す企業が増えている。国際展開を加速させるための企業買収も目立つ。そんな今だからこそ、米企業の業績が映す世界経済の不透明感の高まりに十分な注意が必要となる。

 で?

毎日 社説:原爆の日 「核との共存」問い直そう− 毎日jp(毎日新聞)

日本は、核兵器の恐ろしさだけでなく、原発事故の経験や被害の実相を世界に伝えていく責任を担っている。「核と人類は共存できない」という言葉の重みを今一度かみしめたい。その原点に立ち、平和利用も含めた原子力の問題を根本から議論していく必要がある。

 中国北朝鮮イランへも。

朝日 核廃絶と脱原発―破滅リスクのない世界へ : 朝日新聞デジタル:社説

 軍事用であれ民生用であれ、核エネルギーへの依存をできるだけ早くなくすことで、リスクのない平和と繁栄の姿へと変えていく。

 そうした未来像を、核惨事を知る日本から発信してこそ、世界は耳を傾ける。

 ⇒トルコ、原発建設計画上積みへ 東芝など受注目指す  - SankeiBiz(サンケイビズ)

135 : Lesson

If I defend myself I am attacked.

The "self" that needs protection is not real. The body, valueless and hardly worth the least defense, need merely be perceived as quite apart from you, and it becomes a healthy, serviceable instrument through which the mind can operate until its usefulness is over. Who would want to keep it when its usefulness is done?

防御を必要とする「自己」は実在ではありません。価値もなく防衛する意味もない身体に必要なのは、それがあたなとはまったく別のものだと知覚されることだけです。それで身体は健康になり、心が利用する道具として使用期限まで役立ちます。使用期限が終わったのにまだ使いたいと望む人がいるでしょうか。

蒸し暑い

 まだまだ夏は続く。

2012-08-05

社説動向

 特に目新しい話はない。なんかお先真っ暗な日本という感じがするばかり。まあ、しかし、庶民の生活がお先真っ暗というわけでもないでしょうから。

日経 製造業の未来を切り開くために  :日本経済新聞

 よくわからないのだが、現行のエネルギー政策で製造業の未来ってあるのか。

産経 【主張】日米防衛相会談 対中共同行動を強めたい+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 とりわけオスプレイの導入は、沖縄を拠点とする米海兵隊の能力や日米同盟抑止力を高める上で不可欠であり、中国に備える観点からも緊急性が高い。日米が協力して安全性を確保しつつ、配備を着実に進めてもらいたい。

 というのだけど、実はその内実を日本政府は知らされていない。

毎日 社説:オスプレイ 「10月配備」は白紙に− 毎日jp(毎日新聞)

 溝は深くなるばかりだ。沖縄の信頼を取り戻すには、「10月配備」をいったん白紙に戻すしかない。

 そうやって「沖縄の信頼」っていうふうに沖縄に責任を押しつけるから話が解けない。国防は国家の問題で、論じる毎日新聞日本国の関係でまず解き明かし、そして毎日新聞という日本国民沖縄県民という日本国民に問わないといけない。というか、そういう構図がいつも回避されてしまう。

読売 自動車海外生産 成長市場の攻略が勝ち抜く道 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 これも論旨が理解できなかった。

 まず、超円高を阻止する為替介入を検討すべきだ。電力不足解消へ、原子力発電所の再稼働を急ぐことも不可欠だ。日本は環太平洋経済連携協定(TPP)への交渉参加を決断し、自由貿易の推進を追い風にしなければならない。

 全然具体的なイメージがわかないのだが。

朝日 ゆりかご5年―命を救う場をもっと : 朝日新聞デジタル:社説

 望まない妊娠をした女性たちが相談できる窓口を全国で充実させ、養子縁組などにつなぐ。一時的に母子を受け入れる場所ももっと必要だ。

 そのためには、こうのとりのゆりかごのような民間の慈善団体がもっと活躍できるように、国家のほうを縮小すべきなんですよ。

朝日 オスプレイ―普天間移設の道筋示せ : 朝日新聞デジタル:社説

 現行機に比べ速度や航続距離が格段に向上するオスプレイが海兵隊に配備されるなら、沖縄駐留にこだわる必要はないと指摘する専門家もいる。

 誰でしょ?

 日米両政府が普天間の新たな移設先を真剣に探り、将来の確実な返還への道筋を示す。

 それなくしては、どんなに安全を「確認」しようとも、不信と不安は消え去らない。

 鳩山さんにまた一肌脱いで貰うとか。

Lesson 継続。

 きつい。

暑かった

 日記を書きそびれそうになった。日曜日だった。ファイブレインは見たが、清盛はまだ見てない。

2012-08-04

社説動向

 朝日のそして言及しなかったが東京の、「発達障害の四十代の男に大阪地裁」問題は、依然難問だなという印象。「障害者への差別」というのはそのとおりなのだが、それだけで割り切れる問題もなさそうだ。

日経 減災は大震法の見直しから  :日本経済新聞

 しかし、地震の場所や規模、時間を数日前に予測する直前予知ができる科学的な根拠は乏しい。昨年の震災では長期の地震予測すらあてにならないことも浮かび上がった。予知や予測に頼る防災をこれ以上続ける弊害は大きい。

 まあ、よくない比喩だが「原子力村」みたいなものにもなっているので、難しいだろうな。

産経 【主張】ツアーバス事故 形式的監査は意味がない - MSN産経ニュース

 まあ、指摘されているとおりなんだが机上の空論臭い。あの事故についていえば、人災という指摘はその通りでもあるんだが、ブラックスワン的な要素もあり、そのリスクで成り立っていた産業かもしれない。もちろん、そんなふうに維持すべきではないのは確かなのだが、さて、では今後どうなるかというとそのビジョンが見えなければ、また同じ均衡に戻る。

毎日 社説:障害者雇用 「合理的配慮」を職場に− 毎日jp(毎日新聞)

 企業にとっては厳しい内容に思えるかもしれないが、リーマン・ショック以前から障害者雇用は少しずつではあるが着実に伸びている。特に知的障害者精神障害者の伸びが著しく、大企業が障害特性に合った労働内容の特例子会社を作って受け入れるケースが目立つ。就労を柱にした障害者自立支援法の影響も大きく、精神障害者の求職者数は急増している。今回の制度改革は当然だ。

 一部実態を知っているので、この指摘が正しいというのがわかる。

 この問題はけっきょく大企業のお目こぼし的な救済策なんで、今後大企業が細っていくなかで維持できるとも思えない。

 この議論の裏には、実は、団塊世代が抱えている中年の障害者問題がある。誰かテーマにしているかわからないが、休日の公園でも行けば、老夫婦が中年の障害者を支えている光景は目に付く。

毎日 社説:東電テレビ会議 報道規制は筋違いだ− 毎日jp(毎日新聞)

 これは外交問題でもないし、規制する必要はないんじゃないか。

読売 閣議の議事録 後世の検証が可能な制度築け : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

民主党が、政治主導の名の下に官僚を政策決定の場から排除したことも一因だろう。

 結果として民主党のほうが密室政治を推進たなと思う。

読売 エネルギー戦略 現実的な電源構成案に改めよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 この問題は現段階ではどうしようもないと思うが、毎度の繰り返しだが。

朝日 求刑超え判決―障害への偏見が過ぎる : 朝日新聞デジタル:社説

 この問題に触れたかあという感慨。

 この障害だからといって反社会的な行動に必ずしも結びつくわけではなく、すぐにも再犯に走るような発想は差別を助長するものだ。偏見が過ぎる判決としかいいようがない。

 これは執筆子が考えているかどうかわからないけど、両刃の剣ということになりかねないので、「差別を助長する」という一面があるのだけど、それだけで論じられない。

 そうした実情も見据えて、裁判員の市民や裁判官が「受け皿がない」としたのだろうか。弁護側も社会での更生が可能との立証を尽くしたとは言い難い。

 これは机上で考えるとその通りなのだが、実際的に受け皿がどう想定されているのかという、この具体事例で即した評価がよくわからないとなんとも言えない。別の言い方をすれば、理想論社会問題と、この具体事例をどう扱うのかという問題。

 総じて言うと、この問題を社説で扱った蛮勇は評価するけど、あまり創見とも言い難いように思った。

朝日 社会保障と税―五輪開会式から考える : 朝日新聞デジタル:社説

 ロンドン五輪の開会式では、英国の歴史・文化を彩る出来事や人物が次々と登場した。ひときわ異彩を放った場面がある。

 青い光のなか、320の病院ベッドが並び、患者役の子どもと看護師600人が踊る。浮かび上がったのは「NHS」という文字だった。

 「国民保健サービス」の略称だ。英国に住む人なら原則、だれでも無料で医療を受けられる制度のことである。1948年に創設され、「ゆりかごから墓場まで」の言葉を生んだ。

 実はこの場面だけは見た。というか、いちろう録画してあるので、あとでこの部分だけじっくり見た。

 その流れは、増税と歳出削減に取り組む保守党のキャメロン政権下でも変わらず、NHSは予算が増える数少ない分野となっている。

 ここの詳細をたぶん執筆子は知らないだろうと思う。そういう簡単な話ではないからだ。

 もし東京で五輪があったとして、医療保険を祝う開会式など考えつくだろうか。

 米国に対するアイロニーを日本が発信することはないでしょという意味でないでしょ。

 あと、あのシーンで美しかったのは、看護師や医師が踊っていたことだ。実際の看護師や医師も含まれていたらしい。日本の病院がああいうシーンを演出できたらいいのだけど。あと、このシーンの前に小児病棟があった。

 私たちだけでなく、未来を生きる世代のためにも、財源不足で「空気」を薄くするようなことはしまい。その決意がいま、問われている。

 いや、決意ではなく、医療政策の具体性が問われているのですよ。ジャーナリストさんたちは「クオリ」という概念について勉強しておくとよいですよ。

 ⇒Quality Adjusted Life Years

Lesson 継続

 無意識の反発感がまた強くなっている。頭でわかっていても、感情的な部分でやっかいなものがある。

曇り・ログイン

 蒸し暑い。

 昨日の温泉でちょっと身体がほぐれたような、でももっとほぐすと風邪でも引きそうなというか。

2012-08-03

ブログサバト

 金曜日。

 郊外の温泉でも行ってくるかな。

社説動向

 なんか冗談みたいな社説が多かった。なんか常識のネジが飛んでいるんじゃないだろうか。

日経 政府はまず原子力政策の進路示せ  :日本経済新聞

 こういう議論は非常時には意味ないと思う。とりあえずは弥縫策を繰り返すしかない。

産経 【主張】原子力規制委 田中氏でどこが悪いのか+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

原子力ムラ」の一員という烙印(らくいん)を押す態度は公正を欠き、民主主義にも反するものだろう。

 でも、「原子力ムラ」そのものなんじゃないの。NRC的にこういう人選はないと思うけど。

毎日 社説:内村選手金メダル 「美しい体操」の体現者− 毎日jp(毎日新聞)

 全種目でただ一人15点以上を記録したのが内村選手で、バランスのよさが際立つ。人間のあらゆる可能性に光を当てたルネサンスの時代であれば「万能の天才」と言えるだろう。

 ルネサンス時代の「万能」とは違うように思うけど。

毎日 社説:省エネ・節電 成長との両立を目指せ− 毎日jp(毎日新聞)

 しかし、最先端省エネ技術は、国内に新規需要を生み出すだけでなく、海外市場への展開も期待できるはずだ。そうした技術開発に前向きに取り組んでほしい。

 例えば、電気の利用効率を上げるには、使用量が少ない夜間にため、昼間に使うための蓄電池が有効だ。小型大容量の蓄電池開発を急ぐ必要がある。蓄電池の技術は電気自動車にも応用可能で、自動車メーカーの国際競争力向上にも資する

 ITを活用し、最適な電力量を調整できる次世代送電網(スマートグリッド)の普及も電力利用を効率化するための鍵を握ると思われる。

 数値で議論してね。以上。

朝日 東電ビデオ―公共財との認識をもて : 朝日新聞デジタル:社説

 菅さんのクライマックスが見たいものだ。

 まず3月15日で区切るのが理解できない。それ以降も、放水活動の難航や4号機の使用済み燃料プールの温度上昇への対応など、検証すべき状況が続く。速やかな開示を求める。

 そこもあれれと思う。

朝日 原子力規制委―候補にもっと聞きたい : 朝日新聞デジタル:社説

 いつまでこれやっているんだろう。

 田中氏は国際基準を上回る規制も積極的に採用すべきだと語っている。それだけに、具体的な所見を聞きたい。

 具体的にはNRCを学ぶしかないのだから、さっさと体制を作るほうがいいと思う。

134 : Lesson

Let me perceive forgiveness as it is.

晴れ

 暑い日が続くが今が山場か。

2012-08-02

社説動向

 オリンピックの金で浮かれてないだけましなのかもしれないが、なんとも浅薄な風景だなと思う。まあ、社説を書く人が娑婆のこと知らないせいもあるんだろうな。

 まあ、しかし、そういう生活感の欠落と言論の浮薄なところが問題だし、その座席には自分も座っていそうな気はするな。

日経 中国で高まる「環境」リスク  :日本経済新聞

 大筋ではそうだが、現下の社説としては論点がずれているような。この話題、BBCなど海外でも取り上げられたが日本の文脈はなかった。

日経 規律とメリハリのある来年度予算案を  :日本経済新聞

 話がどんどん明後日に爆走していく今日この頃。

産経 【主張】京大元教授逮捕 不正許さぬ研究費運用を+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

 これが皆目わからない。そんな大きな事件なのか特例なのかがまずわからない。

毎日 社説:ビートルズ50年 美しく常識を破った− 毎日jp(毎日新聞)

 社説の体をなしてなくてとほほ。

 今、さらに市場のグローバル化が進み、ネットが世界を覆っている。新しいスーパースターがそんな環境から生まれるのかもしれない。音楽に限らず、自由で多彩な表現を間口を広げて迎えたい。それがビートルズの教えてくれたことの一つだ。

 まさかね。

読売 いじめ対策 教育委員会の在り方問い直せ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 この件について、詳細な情報を知っているわけではないので口をつぐんでいるのだが、おそらく問題はこの社説の逆の点にある。簡単にいうと、「教育委員会の存在意義が厳しく問われている」状況が、この悲惨を生み出す構造と同一なのだ。こんなこと、現場の教育委員会と警察との関連のPTAの内情を知っている人ならみんなわかりきったことだろうし、今回の事件もまさにその内部から発生している。構造的な問題なのだ。これをバッシングのバカ騒ぎ祭にしている現状ではどうにもならない。

朝日 武器貿易条約―強い内容での採択を : 朝日新聞デジタル:社説

 条約が結ばれれば、一般的な武器を幅広く規制する初の国際約束となる。紛争に苦しむアフリカや、麻薬がらみの組織犯罪が多い南米諸国が熱心に取り組み、武器輸出大国の米国中国ロシアなどは慎重だった。

 これ、一種の詐術のようなもの。

 どこが問題かというと、近年の世界紛争を深刻にしたのは「武器輸出」というざっぱくなくくりではなく、通常兵器というか小型兵器。別の言い方をすると、正規軍でなくても利用できるようなもの。で、その最大の源は中国。そしてロシア。米国は国家戦略上の兵器が多い。

 それでも米国が「まだ時間が必要」と言いだし、ロシアなども同調した結果、採択は先送りされた。

 問題は陰で黙っている中国なんだが。

 米中ロは、国連安全保障理事会の常任理事国である。紛争を防ぎ、犠牲者を減らす試みでは、特別の責任があることを自覚する必要がある。

 でもそれはそうなんで、こうした議論はもっと緻密に行うほうがいいし、詐術めいた社説をばらまくことではないよ。

 ネットの「暴力装置」の馬鹿さわぎでも、暴力というのが国家の本質であるということは、国家が諸暴力を独占管理する(装置化する)という意味なのだが、まったくわかってない人が多かった。

朝日 市民と政治―分断か対話か瀬戸際だ : 朝日新聞デジタル:社説

 敵だ味方だと壁をつくらず、対話しよう。

 だといいんですけどね。

 自民党などの原発推進派も臆せずに、抗議の市民と同じテーブルに着いてはどうか。

 って、「市民」に同じテーブルに着くことを「臆せず」に来た東電の社員を叩きのめそうとしたのは、だれなのやら。

 ってなこというとブコメすら付くんだぜ。敵だ味方だと壁をつくらず、対話しよう。

133 : Lesson

I will not value what is valueless.

 

 acimのロジックとは直接関係なのだが(正確にいうととても関係あるのだが)、この切り出しは面白い。ヘレンの無意識なのかよくわからないが。

Sometimes in teaching there is benefit, particularly after you have gone through what seems theoretical and far from what the student has already learned, to bring him back to practical concerns.

特に学習を理詰めでやり過ごしたあとや、学習済み事項から逸脱してしまったあと、学生を実践的な関心に引き戻すことが学習過程でときおり有益である。

 ではなにが具体的なのか。

You do not ask too much of life, but far too little. When you let your mind be drawn to bodily concerns, to things you buy, to eminence as valued by the world, you ask for sorrow, not for happiness.

あなたは人生から多くのものを求めすぎているのではない。少なすぎるのだ。身体的な関心、購入するもの、世界から称賛されること、あなたがこんなことに心惹かれているとき、あなは悲しみを求めているのであって、幸せを求めてはいない。

晴れ

 夏らしい雲が朝から。今日は満月旧暦盆かと思ったがまだ6月であった。ちなみにというまでもないが、お盆というのは7月に行う。「7月」がお盆の代名詞でもよいくらいだ。

2012-08-01

広告がきもいので有料プランに変えました

 きもい広告消えているでしょうかね。

こんなえげつない広告が出るようならはてなやめようかな

 こんなの。

 ↓

f:id:finalvent:20120801112351j:image:medium

非モテの僕でも無料でカップルになれました。」

社説動向

 取り上げられた話題がつまらない。

 消費税の捕捉がまずいという問題をテーマにして、増税前にこれを改善しようみたいな社説は出てきませんか。そうですか。

日経 国有東電は計画上回る再建策の実行を  :日本経済新聞

 まあ、そうでしょ。くらい。

 いまさらその議論かあと思うけど。

毎日 社説:防衛白書 懸念される中国軍動向− 毎日jp(毎日新聞)

 そのためにも日中の防衛当局による対話、交流促進が重要だ。10年の尖閣諸島沖衝突事件後、停滞していた交流はほぼ事件前の水準に回復した。不測の事態に備えた中国軍当局と海上自衛隊の「海上連絡メカニズム」構築を急ぐとともに、相互理解の増進に一層、力を入れるべきだ。

 逆で、今は怠らず静観すればいい。この時期に下手に交流促進すれば、外交能力のない日本は足を掬われるだけ。

読売 防衛白書 中国軍の活動に警戒を怠るな : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 無駄な挑発をせず、日本の国益になるようにその統治機構にくさびを入れていくこと。

朝日 電力の選択―単なる先送りはだめだ : 朝日新聞デジタル:社説

 頭が冷えるまで、この政権が終わるまで先送りでいいよ。

132 : Lesson

I loose the world from all I thought it was.

The world is nothing in itself.

世界はそれ自体としては無である。

It is not pride which tells you that you made the world you see, and that it changes as you change your mind.

あなたに見えている世界をあなたが作ったのだと告げるのは、高慢ではありません。あなたが思いを変えると世界も変わるのだと告げるのも高慢ではありません。

But it is pride that argues you have come into a world quite separate from yourself, impervious to what you think, and quite apart from what you chance to think it is.

あなたが本来の自分から離れてこの世界に来てしまったと説得しているのが、高慢なのです。その世界は、自分がどう考えようが変わらないものだし、予期せず思ったものともかけ離れたものだいうのです。

But healing is the gift of those who are prepared to learn there is no world, and can accept the lesson now. Their readiness will bring the lesson to them in some form which they can understand and recognize. Some see it suddenly on point of death, and rise to teach it. Others find it in experience that is not of this world, which shows them that the world does not exist because what they behold must be the truth, and yet it clearly contradicts the world.

癒しは世界の不在を学ぼうとする人への贈り物です。その人は今この課題を受け入れることができます。学ぼうとするなら、課題は理解可能で認識可能な形になるでしょう。死を面前にして突然理解し、それを教えようと起き上がる人もいます。この異世界の経験にそれを見出す人もいます。そこで見たものが真理であり、それがこの世界とは明白に矛盾しているために、世界は存在しないのだということがその体験でわかるのです。

The sick are healed as you let go all thoughts of sickness, and the dead arise when you let thoughts of life replace all thoughts you ever held of death.

病についての思いを解き放てば病は癒されます。これまで死について思ったことすべてを生命の思いに入れ替えるとき、死者はよみがえります。

晴れ

 明け方涼しかったが、すでに暑い。8月になった。

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