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星と石ころ日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2006-04-16

LOST IN TIME「時計」TOUR 2006 ファイナル@日比谷野外大音楽堂 (4/15)


とまどった。


思い出した。


じわじわ感動が押し寄せてきた。素晴らしいライブだった。




ステージに海北くんひとりがアコギを持って登場。


「あけましておめでとう」

と笑顔。大きな拍手、みんなすでにスタンディング状態。


01. (タイトル不明) “さあ旅を始めよう…”という歌詞の曲。


聴いたことのない曲だった。今回のライブのために作ったんだろうか。1曲目というよりプロローグと言ったほうが相応しい曲。


「これから速くなるからついてきてね」


源ちゃん、榎本さんもステージに。


源ちゃんの「さ、やろうか」

の言葉を合図に始まった。


02.ココロノウタ

03.証し

04.残像


ツアー中も5曲くらいは連続で演奏するから、いつものペースで聴いていた。

壁や屋根のない野外だから、海北くんの声がどこまでも響いていく。


05.柊

06.秘密


曲と曲の間の拍手が間に合わないくらい速いテンポで次の曲へと進む。

いつMC入るんだろうと、わたしの周りのひとたちもとまどい気味。

遠くてよく見えないけど、いつものように海北くんは汗びっしょりなんだろうな。



07.誰かはいらない


源ちゃんのスティックが飛んだ。

もしかしてこのままノンストップ?まさか・・・


ここから『冬空』の曲がアップテンポで続く。ついていかなくちゃ。


08.通り雨

09.失敗


「失敗」は初めてライブで聴いた。

少しずつ上がる拳が増えていく。


10.翼

11.花

12.線路の上


気づいたら泣きそうになっていた。

一緒に来て遠くの席にいたアッコさんは、「通り雨」のへんから涙が止まらなかった、とあとで聞いた。


もう間に拍手するのも忘れてただただ圧倒されていた。


13.約束


「ラストー!!」と海北くんが叫ぶ。


14.手紙


最後のフレーズ、“信じ合った君よ 僕は忘れない 親愛なる君よ 幸せであれ・・”アカペラで海北くんが唄う。まさに全身全霊、鳥肌が立った。



深々とお辞儀をしてステージを降りる3人。海北くんはふらふらで倒れそうな足取りだ。


MCなし、13曲をノンストップで唄いきった。こんなライブ見たことない・・・開演から1時間と少し。


後ろの男の子たちが、“MCなしかよ”“まだ「はじまり」聴いてない!”と口々につぶやいた。


アンコール、というより、もっと姿を見せてよ、という感じの拍手。みんなのとまどいを感じた。


すぐ3人が再び登場。



〈En〉

01.蛍

02.はじまり


「あなたに伝えたい曲ができました」


03.告白(新曲)


“迷路の出口は新たな入り口で、その理由はあなたの笑顔”

“このうたが君に届くか不安だけど、僕はうたを歌いたい”(うろ覚えの歌詞です)


「告白」って、シングル「蛍」のトレーをはずしたところにあった言葉だ。何かつながりがあるんだろうか・・・すごく歌詞がよくて、早く音源が聴きたいと思った。



Wアンコールでもう一度ステージへ。演奏なしで挨拶だけだった。


海北くん、客席を指差し「僕も8年前、そのへんにいたんです。今度はこの中の誰かかもしれません」と。


ライブ翌日アッコさんにその頃の話を教えてもらい、あとになって甦ってきた言葉。


野音はロストにとって、とても大切な場所だったんだね。


源ちゃんがマイクなしで「ありがとうー!!」と叫んでライブが終わった。




ライブ直後はいつもと違うスタイルにとまどっていた。


でも、今までのツアーのことを思い出した。

ロストにとってはひとつひとつのライブが、対バンの相手が、場所が意味のあるものだった。

それはここ野音でも同じはず。


音楽堂を出てからアッコさん、kanaさん、それに知り合ったばかりのmiyuさんと話していても、ずっとそのことを考えていた。



海北くんのMCは、雄弁ではないけれどとても心に沁みる。それは彼らにとってひとつの武器だ。(彼らはそんなことを意識していないだろうけど)


だからいつもライブでは、海北くんからどんな言葉が聞けるか期待してしまう。この日も、少なくともわたしはそうだった。



でもそのMCを一切なしにして、本編の13曲もの曲をノンストップで演奏したこの日のライブに、彼らの音楽に対する強い覚悟のようなものを感じた。


もちろんこれからもそうするというわけではないだろう。

「元旦」「はじまり」と位置づけたこの野音で、全身全霊を音楽に傾けたんだと思う。


すごいライブを見てしまったのかもしれない。



この場にいられてよかった。




そんな思いを抱きながら、今も海北くんの声を聴いている。