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星と石ころ日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2010-01-16

 sleepy.ab “paratroop tour”ワンマン@大阪・umeda AKASO



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“umeda AKASO”は、昨年9月にオープンしたばかりのライブハウス。


と言っても、元はバナナホール

いろいろあって一旦閉館したが、経営母体を変え、名前を変えて、再オープンした。


“AKASO”は“OSAKA”を逆さに並べたもの。

「大阪がひっくり返るくらい元気になってほしい」という思いからつけた、と何かに書かれていた。


経営母体は・・・神戸チキンジョージ〜ウィンターランドと同じなのでしょうか。

スタッフさんのフード付きパーカーの胸には“AKASO”の名前と“ウィンターランド”の名前が並んでいた。



(↓下にセトリ、ネタバレあります)





バナナホール時代の2007年に一度行っただけの場所だったので、友人と落ち合ってから早めにAKASOへ。


外にあるロッカールームは「開場の約1時間前に開けます」とのことだったので、真向かいにある喫茶店でお茶しながら待機。

お茶を飲みながらライブハウスの様子が見えるのでとても便利。

お店を出て荷物をロッカーに入れて、メール予約だったチケットを引き換えて、またお店に戻ってコーヒーを飲んだ。



チケットを引き換えた頃から変に緊張してきた。

久しぶりのスリーピーワンマン。そして何より今年初めてのライブ。

わたしが緊張してどうする!(笑)





準備が遅れているとのことで開場が10分ほど遅れて、開演も同じくらい遅れた。





<セットリスト>


(SE.mori)

01.ダイバー 

02.四季ウタカタ

03.inside

04.夢の花

05.アクアリウム   

06.インソムニア 

07.ナハト・ムジィク

08.unknown

09.なんとなく

10.メロウ 

11.ドレミ

12.メリーゴーランド

13.メロディ

14.sonar

15.flee

16.メトロノーム


En1

01.雪中花

02.ねむろ


En2

03.24



“ダイバー”のイントロが少し変わっていた?最初のほう音が拾いにくかった。



1曲終わって、「こんばんは。札幌から来たスリーピーです。よろしくお願いします。」と成山くん。





“inside”のアウトロの津波くんのドラムが凄い迫力で、終わってすぐ次の曲にいくような感じはしたけど思わずみんな拍手を。

すぐ次の曲を歌おうとしていた成山くんが、一呼吸おいて歌いだされたのは“夢の花”




ステージに近い前のほうにいると、やたら音が大きかったりこもって聴こえたりするハコが多いけど、AKASOはとても聴きやすかった。


スリーピーの音の中に身を投げ出しているような感覚に何度も襲われた。





●田中くんのMCは4曲くらい終わってからかな?


自分で言うのもなんですけど、いいアルバムができました、と。


あと、大阪や東京でいいライブができて札幌に帰ったら、なんとも言えず落ち着く、みたいなことを言われていた。


それから「paratroopってどういう意味?」と田中くんが成山くんに問いかけて、「落下傘部隊」と答えられたら、次はparatroopはどこで切るのかという質問を。


成山「パラト・ループ?いや、パラ・トループ!」


「そうそう」とうなずく津波くん(笑)


成山「間違ってたら・・・ヤバイよね?」(笑)





“インソムニア”


不眠症という意味らしい。

昔成山くんが不眠症の時期があったので、眠れるように曲を作った、と誰かに教えてもらったことがあるけど本当かしら。


この曲はとにかく音も歌もかっこいい。ゆらゆら揺れながら聴いた。



曲が終わる。


数秒の無音のあと始まった田中くんのベース。


“ナハト・ムジィク”だ!


ベースの音に鳥肌が立って「はっ!」と小さな声を漏らしてしまって隣のひとに謝った(笑)



 窓を繋げて君に触ろう

 見つめるだけで満たして


成山くんの声に再び鳥肌が立った。





“unknown”


美しい光が暗闇の向こうから溢れてくる。


前の2曲との対比がおもしろかった。




“なんとなく”


 なんとなく生きている

 自由のせいにして


この部分の成山くんの歌い方を、「声を置いてくる感じ」と以前書いたことがあったが、今日は違った。


水面を滑らせる感じ?


もはや声ではなくて楽器みたいだ。それか飛び道具?(笑)


強力な武器です。





●グッズの話を田中くんが。

田中「今回面白いグッズを持ってきてます。アロマキャンドル・・(両手で大きさを示して)これくらいの入れ物にろうそくが入っていて・・・(自分の手を見て)見る距離で大きさが違いますけど」(笑)

成山「面白い?その話。」(爆)


田中「いや、グッズが面白いと。」


成山「今、心が折れそうになってるでしょ。」(笑)


田中「いや、大丈夫。」(笑)






●山内くんがシャツの襟につけている缶バッジ(マトリョーシカのバッジ)を見て、


成山「山内、今日バッジつけてるよね。それは何なの?そこ、追求してみよう。かわいいって言われたいの?」(笑)


山内「いやいやいや。」


田中「(後ろに)見えないんじゃない?」


ギター抱えたまま立ち上がる山内くん。



山内「(左襟につけたバッジを見せながらしどろもどろに)マトリョーミンっていうマトリョーシカの形したテルミンがあるんですよ。

それの絵を自分で画用紙に描いて、バッジにしたんです。」



田中「演奏するときにかざす手も描いてあるんだよね?」



成山「で、なんでそこに?」

山内「いやここにつけたほうが見えやすいかなと思って。」

成山「かわいいって言われたいんでしょ。」(笑)

山内「(成山くんを見て)楽屋で耳に刺せばいいのにって言ってたよね。」(笑)

成山「そうそう、ピアスみたいにね。って俺どんだけドSなんだっていうね。」(爆)



成山くんのドSっぷりに磨きがかかってる!(笑)




●成山「この時期って怖いんですよね。カウントダウンの時も札幌に帰るのに飛行機出ないかもってなって。」

元旦の6時の便だったんだけど。5時半にならないと分からない、みたいな。」

成山「帰りの飛行機の中でスリーピーの曲が流れたの!!

機内でイヤホンして聴いていたら、さだまさしさんの『北の国から』が流れてて、そのあとに!

なんか聴いたことあんなと思ったら自分たちの曲だったっていう。」 (笑)



成山「“スリーピーが流れてる!”って言ってるのにみんな“ハイハイ”みたいな。」(笑)

田中「いやいや」

成「“うざい”みたいなね。」(笑)




後半、“メロウ”〜“ドレミ”そして“メリーゴーランド”、音がとてもきれいで、気持ちよく音の中を遊泳した。



●田中「このツアーが終わったら・・・曲作りに入る予定です。」


おお!


できたら年内にアルバムを出したい、1年に1回のペースで出せたら、と。拍手が起きる。



成山「今回2年半かかっちゃったもんね。このペースだと次は・・・35歳になっちゃう。」(笑)


田中「だから・・・もうちょっと焦らなきゃ。」


成山「焦らないといけない・・・か。」


山内「(マイクなしで)そうだね。」(笑)



1年に1回ペースで音源を出したい、と言われる田中くんに対して同意した山内くん。成山くんは、


「来年の今の時期でもいいわけだよね?今から1年!」


津波「もはや年内じゃなくなってるよ?」(笑)



唯一4人が会話したシーンだった(笑)





“flee”


圧巻だった。


『paratroop』収録の曲たちがライブに加わってから、ライブ自体の深みが増したように思う。うまく表現できないけど。





●“メトロノーム”は、新千歳空港に降りてから4人で同じ車に乗って、札幌に向かうときに感じたことを書いた曲で・・と珍しく曲の説明をする成山くん。


「旅のイメージ・・・みなさんもよい旅を・・・何が言いたいのかわからなくなったけど・・」と苦笑いしながら、


「とにかく、アルバムの最後にこの曲を入れたかった。」と。



言いたいこと、伝わったよ。多分。



スリーピーがメジャーデビューするって聞いて、根拠のない不安を感じてしまった頃、京都で空中ループとの対バンライブを観て「あ、大丈夫」と安心した。


そのあとリリースされた『paratroop』の歌詞カードで“メトロノーム”の歌詞を読んで、成山くんの気持ちがほんの少しだけど理解できた気がした。



 僕らの今いる場所が まだ見ぬ座標になってゆく




札幌で音楽を続けていくことを大切にしているスリーピー。


 僕らの今いる場所が 確かな座標になってゆく



いいさ。遠距離恋愛でもガンバル。


ってわけのわかんないことを思って胸がいっぱいになって、気づいたら泣いていた。






アンコール。



成山「アンコール、嬉しいです!」



「アンコールありがとう」じゃなく「嬉しいです」だったのに、胸がキュンとした(何じゃそりゃ 笑)





田中「さっきから札幌札幌って言ってますけど、大阪もかなり好きなんですよ!」


成山「今言う!?」(笑)



田中「大阪に行けるってなるとテンション上がるよね?」


成山「上がるよね!・・・・テンション上がってるふうに見えないと思うけど。」(笑)




成山「大阪は街にパワーがあって、ミナホにもずっと出させてもらって嬉しいです。


街のパワーに感化されるんですよ・・・・感化されてるように見えないと思うけど。」(爆)




“雪中花”と“ねむろ”


今の季節にぴったりすぎる。






Wアンコール。


“24”


タイトルを言われて小さくガッツポーズした(笑)

久しぶりに聴けて嬉しい!




成山くんが「1」から「24」までカウントする。


曲もどんどん高揚してきて、自分の脈が速くなってドキドキして身体が熱くなってくる。



今日は「17!」のあと山内くんが立ちました。


何度見ても感動してしまうのはなんでだ?




終演。





一緒にライブを観た友人は、今日が初めてのsleepy.abのライブだったので、


「なんで成山くんはあんなに山内くんをいじめるんですか?」


と聞かれて返答に困った。



なんて説明しましょうか?成山くん(笑)





今年初めてのライブが、今日のライブでよかった。



 新しい 僕達の道は 

 苦しいから笑おうよ

 真っ直ぐに ただ真っ直ぐな道を

 真っ直ぐ歩きたいね 

 

  (メロディ/sleepy.ab)





今年も1年が始まりました。