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星と石ころ日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2010-01-25

sleepy.ab “paratroop tour”ワンマン@東京キネマ倶楽部(1/24)



「東京キネマ倶楽部」という名前に興味を惹かれながらも、次の週も遠征するのですっかりあきらめていたこのライブ。


それが、このライブを知った東京の友人から「開演時間も早いし駅から近いから、日帰りできるよきっと。」と教えてもらって、ムクムク行きたい気持ちが(笑)


結局行くことに決めてチケット探し。

これに行ったらスリーピーのワンマンツアー、仙台以外は観ることに。どんだけ好きやねん。



そして譲っていただいたチケットは素晴らしく良番だった。ありがとうございます!

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「鶯谷(うぐいすだに)」という、なんとか読めても書けない地名の街に初めて足を踏み入れた。


別の友人から教えてもらったキネマ倶楽部への道を行くと陸橋があり、その下には9本くらいの線路が並んでいた。

しばらく覗きこんでいると、いろんな電車が通り過ぎていった。1日中、ここで時間がつぶせそう。


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さらに陸橋をすすむと「東京キネマ倶楽部」の看板が見えてきた。


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めっちゃ近い。日帰りする身にはありがたかった。





陸橋の階段を降りて高架をくぐると、ダンスホールやパチンコ屋と並んで東京キネマ倶楽部のあるビルが目の前にあった。


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ヒマだったので、キネマ倶楽部のある6階まで上がってみた。



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赤い絨毯が、ちょっとゴージャスな感じ?(笑)




そのあと友人と落ち合って、食事をしてから再びキネマ倶楽部へ。



ビルの1階入り口に整理番号順に並び、スタッフさんの誘導で、10人ずつエレベーターに乗り込んで6階へ。

わたしの前の人が来られなくて、結局1番で入場。



ロビーで受付をして中に入ったら、正面のドアの向こうにテーブルと一人がけのチェアが並んでいるのが見えた。

思わずまっすぐ進みそうになったが、どう考えてもそこはスタンディングじゃない。

「スタンディング→」とドアの横に貼ってあったので、それに従って右にある階段を降りた。



フロアは天井が高く、ステージも高くフロア全体が横長。迷わず最前列へ。

フロアから2階を見上げたら(さっきドアから見えていたところ)、半円形にせり出していてステージを向いてチェアが並べてあって、そこだけ見たらオペラハウスのよう。


ステージしもてには8段くらいの小さいらせん階段がセットされている。ここはお芝居にも使うのかな?



フロア後方とステージ両側、ステージと最前列の柵の間のそれぞれに、TV撮影用のカメラがスタンバイされていた。(2/4にM-ONで放映あり)

写真を撮るカメラマンの方も準備されていて、なかなか大掛かりだ。

わたしの斜め前におられたカメラマンの方が目薬をさされるが見えて、もうすぐ開演だ!と思うと緊張してきた(笑)



客電が消えて“mori”が流れてきた。


メンバーはどっちから出てくるのかな?と思って待っていたら・・・・


なんと!ステージにある階段を降りてきた!


降りながら成山くんが右手を上げた。ごめん、笑っちゃった。

だってスターみたいだったから(宝塚みたい 笑)



メンバーがそれぞれ楽器をスタンバイしたとき、初めてステージ後ろに大きな白いスクリーンがあるのに気づいた。



<セットリスト>


(SE.mori)

01.ダイバー 

02.四季ウタカタ

03.inside

04.夢の花

05.アクアリウム   

06.インソムニア 

07.ナハト・ムジィク

08.unknown

09.なんとなく

10.メロウ 

11.ドレミ

12.メリーゴーランド

13.メロディ

14.sonar

15.flee

16.メトロノーム


En1

01.雪中花

02.ねむろ



En2

03.24




セットリスト自体は、大阪・名古屋と同じだったけど、1曲目が始まったらスクリーンに映像が映し出された。


最初は『sleepy.ab』のおなじみのロゴが大写しされた。

そのあと“ダイバー”が始まって、青い背景を降下していく何か、そして一面の泡。

水の中に潜っていくようだ。



次の“四季ウタカタ”では木漏れ日?らしき映像のあとは抽象的な映像。

“アクアリウム”はPVの、成山くんの姿を消して編集したような映像。


“ナハト・ムジィク”まで映像は映し出されていたけど、最前で見上げる形になると途中で乗り物酔いのような感覚になってきたので、あまり凝視しないようにした。


きっと後ろや2階から見たら綺麗だったと思う。



“unknown”の前に、そのスクリーンを隠すように幕が下りてきて、しばらくは映像なしで。


“flee”の前後あたり?から、下りた幕の上にまた抽象的な映像が映されていた。





覚えている限りのMC。(うろ覚え・順不同)


●東京キネマ倶楽部は独特の雰囲気のあるライブハウスで、そこでライブが出来て嬉しいです、という意味のことを田中くんが言われた。

成山「来たときどうしよう、と思いましたよ、ね?(田中くんを見て)


“鶯谷”ですよ。まず読めないっつー話で。」(笑)



●田中「僕たちのライブは、みなさんそれぞれ好きなように楽しんでもらえたらいいので・・・気分悪くなった方は手を上げてくださいね。」


成山「そうそう。(客のほうを指差して)あ!そこだ!みたいな。」(笑)


そう言って成山くんはすました顔でうつむいてチューニングに入ったが、その言い方があまりにおかしくてみんなクスクス笑っているし、田中くんは半ばあきれた表情で成山くんを見つめていて。

その気配を感じたのか、成山くん顔を上げて、


「ん?」(笑)



成山くんと田中くんの会話の間(ま)が、妙におかしかった。



アンコールのときに本当に気分悪くなった人がいて、おそらく隣にいた人?が手を上げた。


「大丈夫ですか?」と田中くんが心配して、成山くんは「・・・そこだっ、なんて言えないよね?」(反省? 笑)




●田中「今回“paratroop tour”ということで、今まで行ったことのない街にも行けて嬉しかったです。」


成山「“来てくれてありがとう!4年間ずっと待ってました!”って言われて、“札幌にも来てください”って言ったり。」(笑)



そして、山内くんは函館出身で、イカは函館が一番!って思ってるんだよね?って成山くんに聞かれた山内くん、にこっと笑って「うん。」と。


成山「“さかなになって”って曲にはイカの鳴き声が入っているんだけど、あれ、函館のイカだよね?」


山内「うん、そうだよ。」



このツアーで甲信越をまわってイカを食べる機会があったそうだ。それがおいしかったらしく、


成山「イカランキングってのがあったんだけど・・・・函館のは4位だった!(笑)


“さかなになって”は4位の音が入ってるんだね?」


山内「それは今まで食べたことがなかったから、」


成山「(山内くんの言葉を遮って)訛ってるよ!」(笑)


最初の、ツアーまわって、のいい話が、いつのまにかイカの話と山内くんいじりに(笑)




●ここでもAIR DO(北海道国際航空)の話を。


カウントダウンでは出演が1月1日の2時過ぎだった。

それが終わって、北海道に帰るために朝6時の飛行機に乗るはずだったが、悪天候のため飛ぶか飛ばないかわからない。

空港で待たされたとき、「空港で元旦を過ごすのか〜まだ実家にも帰ってないのに。」と思ったそうだ。


そして無事に飛んで、機内のイヤホンで音楽番組を聴いていたら、さだまさしさんの次にスリーピーの“メロウ”が流れてきて感動した話をされて、


成山「いいお正月だった・・・・とご報告します。」(笑)


「みなさんもぜひAIR DOで札幌へ!」


やっと共感してもらえた?(大阪・名古屋では、“飛んでなーい!”とみんなに突っ込まれたから)




●この日は最初から照美さん(マトリョーシカの中にテルミンを入れたもの)が山内くんの後ろに置かれていた。


その話に触れるとき、成山くんは、「照美さんがステージにいたら落ち着くよね?」って言われていた。スリーピーのご本尊?(笑)



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 左から二人目:山内くんと照美さん(絵・ななおさん)



●田中「今回のツアーで、大人気のグッズがあります。


それは・・・・ケンスペバッジです!」


おおっ(笑)今日は山内くん、襟にケンスペバッジとparatroopバッジを1個ずつつけている。


成山「ケンスペバアッジ!」(笑)



田中くんにテルミンを演奏しているところの絵だよね、と振られた山内くんが、後ろに置いてあった照美さんを持って説明しようとすると、


成山「せっかくだから何かやったら?


あ、今日誕生日の人、いるかな?(後ろのほうでひとり挙手)


いたねー。山内くんも3日前誕生日だったよね?」


大きな拍手。


成山「じゃあ、誕生日の人と自分のために。」


山内くん、照美さんを持って立ち上がり演奏し始める。その曲は・・・


“Happy Birthday to You”


うまい!(拍手〜)


曲が終わったら田中くんに、

「そのバッジ、見せてよ。」

と言われ、襟につけているバッジを持って田中くんに近寄る山内くん。


え!?そっちじゃないよ、こっちこっち!!



田中「俺に見せてどーする!!」(爆)



山内「あ・・・」


成山「イタイ子になってるよ。」(笑)



えーっとスリーピーさんの名誉のために言いますと、メンバーはみんな仲良しです(笑)



お客さんのほうにちらっとバッジを見せたあと、すとんと椅子に座る山内くん。


成山「役目を終えた、って感じだね。」(笑)


山内「うん。」(笑)


成山「汗かいてるね(笑)ギター弾いてても汗かかないのにね。」


山内「うん。」(笑)



山内くんのかわいさが炸裂してました(笑)


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●“メトロノーム”の前のMCでは、4人で千歳から札幌に帰る車の中で、みんなで見た風景や感じたことを曲にした、と説明された。


成山「これからも札幌でやっていこう、という意志表明ができて・・・よかったです。」


と言われたときにはじーんとした。



●成山「俺たち・・・(メンバーのほうを見て)もう12年目?12年って、凄いね!


12年って言ったら、小中高卒業できちゃうんだよ!?・・・・ごめんなさあい!」(爆)


しょうもない比喩をしたって感じ?


成山「津波の冷たい視線を感じたのでやめます・・・」(笑)


津波「なんか、無意味な時を過ごしたみたいで切なくなった・・・」(笑)



このときの成山くんの「ごめんなさあい」には萌えました(笑)



●田中「このツアーが終わったら、レコーディング・・・じゃなかった、曲作りに入ります。」


次のアルバムを年内に出すのが目標、という話になって、


成山「今日、それ言ったら・・・(TVカメラのほうを見て)証拠になっちゃうよ?」


田中「あー、ほんとだ・・」(笑)



成山「年内・・・もしくは・・・」


もしくは?(←小さく声に出して復唱してしまった)


成山「もしくは・・じゃだめか・・・年内・・・か、来年の今日・・・」(笑)


と、言いつつ、年内に出せるようにがんばります!と。



ついツッコミを入れてしまうけど、自分たちのペースで納得がいくように作ったらいいと思います。


時間がかかっても待ってるよ。



●“24”の前に田中くんと成山くんが締めのMCをしているときに、なにやらそわそわとしている山内くん。


成山「(MCの途中)・・・なので・・・山内くん、どうしたの!?」(笑)



山内「ぼっこがない!」



成山「ぼっこって・・・・棒のことだね?方言だし!(笑)

せっかくいい感じで締めようとしてたのに・・・だいたいそれ、棒じゃないし!」(爆)


田中くんが山内くんの椅子の下にあったそれを探しあてた。


ボトルネックとかいうやつ?


その光景がおもしろくて、せっかくのいい話の記憶がない(笑)




そして“24”


今までで聴いた中で一番よかった。


どんどん演奏のテンションが上がってくる中、身体中の血液が逆流するみたいだった。


「14!」で山内くんが立った。


アウトロで、山内くんがぼっこ・・じゃない、ボトルネックを弦の上をスライドさせていき、最後の一音が消えるまで息を止めていた。


そして、音が消えたら、ため息みたいな深呼吸をした。







日帰りのため、最終の新幹線に間に合うかドキドキしていたが、最後まできっちり聴けてよかった。



ライブの様子というより、MC特集みたいになってしまったけど、やっぱり“インソムニア”〜“ナハト・ムジィク”の流れは鳥肌モンだったし、


“unknown”の美しさったらない。それもただ美しいだけじゃなくて、歪んだ感じのギターの音が好きだ。



“メトロノーム”では今日も泣きそうになったし、“雪中花”や“ねむろ”は、アルバム『archive』にしか収録されていないとは思えないほど、存在感のある曲だ。



この日はいつもと違い、映像を後ろに映し出す演出で、おもしろかったし美しかったと思う。


キネマ倶楽部という独特の雰囲気を持ったライブハウスは、想像以上にスリーピーに似合っていた。




ただ・・・単に好みの問題かもしれないけど、わたしは、スリーピーのライブに映像はいらんかな?と思った。


目の前で映像にされると、イメージが限定されてしまう。


それよりは、自分の中で曲を聴きながらイメージを膨らませるほうがいいな。



変なたとえだけど彼らの音楽は、TVドラマではなくて小説的というのか、聴き手が行間を読んでイメージを膨らませる部分を残してほしい、という感じ?

自分がそういう聴き方が好き、というだけのことだと思うけど。



スリーピーの音楽は、映像が無くてもその世界を十分表現していると思えて、やっぱり凄いバンドだ!と認識したライブだった。






さあ、あとは1月30日の札幌ファイナルだ!



ライブの神様、ちゃんと飛行機飛ばせてくださいね。

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