星と石ころ日記

神戸在住。風の吹くまま気の向くまま。

DICE PROJECT presents "DICE PLAY! #30" -soulkids TOUR 2010 初恋の嵐-@神戸スタークラブ(3/22)


出演:soulkids/No Regret Life/ゆれる/明日、照らす

最初はこのブログに、誰かの検索で来てくれたのがはじまりだったと思う。


もうずいぶん長い付き合いになってしまった友人が、“3月22日、ヒマだったら「明日、照らす」のライブを観てください、スタクラでライブがあるので”というメールをくれたのは、2月15日だった。


その頃のわたしは、3月のお彼岸前の3連休、ロックの学園にも行けないし、22日のサヌキロックにも行けないし、なんと3連休の真ん中が仕事になっちゃって、ちょっとグレかけていた。


だから、3連休の最後の日である22日、絶対ヒマなのはわかっていたけど、「行けたら行く」と気のない返事をしてしまった。


そのわりには早くにチケットを取って、家族に根回しもして、実は行く気満々だったのだ。



そして当日、遠征してきた友人ともうひとりの大阪の友人と三宮で落ち合って、ガッツリ食事をしてからスタークラブへ。


地元の大好きなライブハウスなのに、来るのは去年の8月以来。

そして出演4バンドの中で唯一知っているバンド、No Regret Lifeノーリグ)のライブを観るのは2008年8月の、松健aniki祭@神戸スタクラ以来だった。(そのときの出演は、つばき/LUNKHEADNo Regret Life/シュノーケル/OA・chaqq)


遠征もいいが、地元のライブハウスも大事にせねば。


4バンドも出演するライブを観るのもひさしぶりだったので、気合を入れて開演を待った。

およそ15分遅れて開演。




明日、照らす


01.ショートチューン
02.ビタミン
03.西海岸マーチ
04.マリッジブルー
05.浮雲
06.MiD
07.あの娘を返せ
08.643(ロクシタン
09.燃える夏



愛知県在住の3ピースバンド・・・と思いきや、去年7月にドラムの方が脱退されて、今のドラムはサポートの方だそうだ。



1曲めが始まる前に、ボーカルの村上さんがアカペラ風に1フレーズ歌われたが、まずその声にドキッとした。

よく通る声で、がんがん直球を投げられている感じ。


メロディは素直に耳に入ってきて、けれどサビの部分は切なくなるような響き。


おもしろいのは歌詞。
日常のひとコマを切り取って、うんうん、ってうなずきたくなる歌詞なのに、すごく新鮮。


わたしにしては珍しくまったく予習をしないで来たから初めて聴く曲ばかりだけど、歌詞がすぐ覚えられるくらい印象的だった。



 スーパードライはいつだって週末だけ
 あなたと過ごす週末だけ
 平日はちゃんと発泡酒でいい子にしてます

   (マリッジブルー



わが家は週末も発泡酒だー(笑)とか、



 あなたが使うボディソープ 一人の夜に使ったりする
 バラの香りがいい感じ 今僕とあなたは同じ香り

   (643)


そういうロマンチックはしばらく忘れてたなーとか。


そして、“浮雲”という曲が素敵だった。

そのときはタイトルがわからなかったけれど、この曲が入っているCDを、絶対買って帰ろう!と思った。


ラストの“燃える夏”では、ちょっと泣きそうになった。



ライブが終わったあと友人がもらったセトリの紙。


MCについては触れないでおこう(笑)


ただ、「名古屋のバンドにとっては、soulkidsのレコ発に呼んでもらえるのはとても嬉しいこと」と言われていた。




ゆれる


3ピースでガンガン攻めてくる爆音ロック。

ギターボーカルの人の前髪が長くてほとんど顔が見えない。時折髪の間から見える目が笑っていた。


前半でギターの弦が切れて、張り替える間ベースさんがマイクレスでがんばってMCをされていた。

soulkidsノーリグも、18歳の頃よく聴いていたバンドで、対バンができて嬉しい、と言われ、「え?君たちいくつなの?」と思った。(21歳らしい。恐るべし)


「さっきやった曲が入ったデモ音源を無料配布しています。」と紹介されて、その曲のタイトルを言われた。

“夜のキャベツ畑”


!!どのへんが?

曲とタイトルのギャップがおかしくて、しばらく笑いを抑えるのに必死になった。


“カエルの(なんとか)”という曲もあった。





No Regret Life


01.メロディー
02.西向き
03.憧れの果て
04.オレンジ
05.Empty Bottle
07.Day by Day
08.Wonderfull World
09.アンダンテ



1年半ぶりくらいのノーリグ


大好きな“メロディー”から始まった。

ライブ前に友人ふたりがそれぞれ、「“西向き”聴きたい!」、「“オレンジ”聴きたい!」と話していたので、イントロが聴こえてきたときはテンション上がった。


最近の曲を聴いていなかったのでわからない曲もあったから、セットリストは友人に教えてもらった。


“Wonderfull World”が聴けて嬉しかった。


ノーリグはやっぱりスタクラやファンダンゴが似合うなあ。




soulkids


遠征してきた友人が最終の新幹線で帰るので、スタクラの前で見送った。

そのあと再びスタクラの中へ。

翌朝も仕事で早いので途中で帰るつもりだった。

初めて観るsoulkidsだったので、2・3曲You Tubeで聴いて予習してきた。

そのうちの1曲、“アネモネ”を聴いたら帰ろうと思っていたのに・・・・


慧さんの声がしなやかで温かくて気持ちいい。


本編が終わったら帰ろう、と思い直したが、結局アンコールまで観た。

アンコールでは、新曲と“アイマイミー”を。新曲もよかった!


あ、そうそう(追記)

慧さんがスタクラの悪いところ(汚いとか)を言ったらいきなりステージのライトが全部消えて真っ暗に。

きれいって言い直したらいっぱいライトが点いて、キラキラ点滅。


松原さ〜〜ん!!(笑)


それと同時に「もう帰れ!」とヤジを飛ばしたり、「また来てねー」と勧誘したり。

頭の上から声が降ってきた。


店長さ〜〜〜ん!!(笑)



スタクラ名物、バンドいじり?が久しぶりに見られた。




4バンドともよくて、気持ちを入れて観たので終わったら関節痛が・・(笑)

このイベントに誘ってくれてありがとう、と友人にお礼を言わなくちゃ。


「楽しかったよ!ありがとう。」